JPH0344434Y2 - - Google Patents

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JPH0344434Y2
JPH0344434Y2 JP1985065228U JP6522885U JPH0344434Y2 JP H0344434 Y2 JPH0344434 Y2 JP H0344434Y2 JP 1985065228 U JP1985065228 U JP 1985065228U JP 6522885 U JP6522885 U JP 6522885U JP H0344434 Y2 JPH0344434 Y2 JP H0344434Y2
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JP
Japan
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rod
screw
suction sleeve
reciprocating
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Prior art date
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JP1985065228U
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JPS61181620U (ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、吸引スリーブによりチヤツク爪に保
持されたねじを吸引してこれを所定作業位置に締
付けるねじ締めユニツトに関する。
従来技術 従来、吸引式のねじ締め機では第4図に示すよ
うに、モータ(図示せず)の回転を受けて回転す
るドライバビツト14とこれを囲むように配置さ
れた吸引スリーブ15とをシリンダ(図示せず)
により一体にまたはドライバビツト14単独で移
動するように構成されている。また、この吸引ス
リーブ15はねじ19を保持するチヤツク爪17
を有するチヤツクユニツト16内を貫通して、チ
ヤツク爪17に保持されたねじ19を吸引してド
ライバビツト14の先端に吸着するように構成さ
れている。
考案が解決しようとする問題点 このねじ締め機では、チヤツク爪17に保持さ
れたねじ19を吸引スリーブ15により吸引する
場合、吸引スリーブ15はシリンダの作動により
待機位置から下降してチヤツク爪17を押開き、
ねじ19を所定のねじ締め位置へ案内する間に、
ねじ19が吸引スリーブ15内に吸引されるよう
に構成されている。そのため、吸引スリーブ15
がねじ19を吸引する直前に、チヤツク爪17を
押開くこととなるので、その吸引力によつてねじ
19が先に吸引スリーブ15から脱落することが
あり、確実なねじ締めを行うことができない等の
欠点が生じいる。
問題点を解決するための手段 本考案は上記欠点の除去を目的とするもので、
回転自在に配置されたドライバビツト14とこれ
を囲むように配置された吸引スリーブ15とを有
するドライバ本体12が往復移動源のロツドの昇
降により移動自在にかつ吸引スリーブ15はドラ
イバビツト14に対して後退自在に配置されてい
る。また、前記吸引スリーブ15はねじ19が保
持されるチヤツク爪17に対応して配置されてお
り、チヤツク爪に保持されたねじを吸引するよう
に構成されている。
前記往復移動源は、2段ストロークで移動する
とともに1段目のストロークと2段目のストロー
クとの間で停止するロツドを有し、前記往復移動
源の1段目のストロークの下限位置は吸引スリー
ブ15の下端がチヤツク爪17に当接する直前の
位置となるように構成されている。
また、前記往復移動源は第1シリンダ8とその
ロツド8aの移動にともなつて一体に移動する両
ロツドシリンダ9とから構成してもよく、この場
合この両ロツドシリンダ9の上ロツド9aにはス
トツパ10が取付けられ、下ロツド9bが往復移
動源のロツドとなるように構成される。
作 用 前記往復移動源が作動し、そのロツドが1段目
のストローク移動すると、吸引スリーブとドライ
バビツトとは一体に下降し、そのストロークの下
限位置で停止する。この時、吸引スリーブの先端
はねじを保持するチヤツク爪を押開ける直前に位
置しているので、ねじが吸引スリーブ内に確実に
吸引され、ドライバビツトの先端に吸着される。
この時点から、さらに往復移動源が作動し、そ
のロツドが2段目のストローク下降し、吸引スリ
ーブおよびドライバビツトがさらに下降する。そ
のため、吸引スリーブがチヤツク爪を押開きなが
ら下降し、ワークに当接してその下降を停止す
る。吸引スリーブ停止の間も、ドライバビツトは
下降し、ねじをワークに締付ける。
実施例 以下、実施例を図面に基づき説明する。第1図
ないし第3図において、1は、多関節型ロボツト
(図示せず)のアーム(図示せず)の先端に固定
されるねじ締めユニツトであり、アームに固定さ
れる補助アーム2を有している。この補助アーム
2には、固定シヤフト3がその取付け位置を変更
可能に固定されており、この固定シヤフト3には
その上下に上ブラケツト4および下ブラケツト5
が固定されている。この上ブラケツト4と下ブラ
ケツト5との間には2本のガイドシヤフト6が平
行に固定されており、このガイドシヤフト6にシ
リンダ台7を摺動自在に案内している。このシリ
ンダ台7には前記上ブラケツト4に固定された第
1シリンダ8のロツド8aが固定されており、こ
の第1シリンダ8の作動によりシリンダ台7を昇
降させるように構成されている。また、前記シリ
ンダ台7には、上ロツド9aおよび下ロツド9b
を有する両ロツドシリンダ9が固定されている。
この上ロツド9aには所定間隔をおいて樹脂でな
るストツパ10が固定されており、これにより後
記チヤツク爪17までの距離に応じて後記する吸
引スリーブ15がチヤツク爪17に当接する直前
で停止するように両ロツドシリンダ9の下限位置
が決められている。この両ロツドシリンダ9は前
記第1シリンダ8とともに2段のストロークを有
する往復移動源を構成しており、両ロツドシリン
ダ9が作動して後所定時間経過後に第1シリンダ
8が作動するように構成されている。また、前記
下ロツド9bにはドライバ台11が連結されてお
り、このドライバ台11には、ドライバ本体12
が固定されている。このドライバ本体12はモー
タ13の回転を受けて回転するドライバビツト1
4およびこれを囲むように配置された吸引スリー
ブ15を有し、ドライバビツト14はドライバ本
体12に僅かに後退自在に構成されており、しか
も吸引スリーブ15はドライバビツト14に対し
て後退自在に構成されている。
一方、前記下ブラケツト5にはチヤツクユニツ
ト16が固定されており、このチヤツクユニツト
16はねじ19を保持して開閉自在のチヤツク爪
17を有している。しかも、このチヤツクユニツ
ト16には前記吸引スリーブ15が貫通可能に構
成されており、この吸引スリーブ15はその下降
によりねじ供給管18をチヤツク爪17上から離
脱させ、その後チヤツク爪17を押開くように構
成されている。
上記ねじ締めユニツトにおいて、ねじ供給管1
8からチヤツク爪17にねじ19が供給されて
後、両ロツドシリンダ9が作動する。これにとも
ない、上ロツド9aおよび下ロツド9bが移動
し、上ロツド9aのストツパ10が両ロツドシリ
ンダ本体9cに当接して停止すると、下ロツド9
bも停止し、ドライバ本体12がその位置で停止
する。この時、吸引スリーブ15とドライバビツ
ト14が一体に下降し、吸引スリーブ15の下端
はねじ供給管18をチヤツク爪17上から離脱さ
せて後、チヤツク爪17に当接する直前で停止す
る。この状態で、吸引機構(図示せず)が作動
し、吸引スリーブ15内にねじ19が確実に吸引
され、ねじ19はドライバビツト14の先端に吸
着される。その後、第1シリンダ8が作動してシ
リンダ台7がガイドシヤフト6に沿つて下降し、
ドライバ台11も一体に下降する。そのため、吸
引スリーブ15およびドライバビツト14も下降
し、吸引スリーブ15はチヤツク爪17を押開い
て、ねじ19をワータ20上の所定位置まで案内
する。吸引スリーブ15がワーク20に当接して
後、ドライバビツト14はさらに下降するので、
ドライバビツト14がその先端のねじ19を所定
の位置に締付けることができる。
考案の効果 以上説明したように、2段のストロークを有す
る往復移動源によりドライバビツトとこれを囲む
ように配置された吸引スリーブとを移動自在に構
成するとともに吸引スリーブを1段目のストロー
クでその下端がチヤツク爪の直前に位置するよう
に構成しているので、吸引スリーブがチヤツク爪
を押開く前にチヤツク爪に保持されたねじを確実
に吸引スリーブ内に吸引することができ、確実な
ねじ締め作業を行うことができる等の利点があ
る。
なお、実施例では往復移動源として2個のシリ
ンダを使用しているが、2段ストロークシリンダ
1個を用いても同様の効果がある。また、吸引ス
リーブの待機位置は最上昇位置となつているが、
これを1段目のストロークの下限位置とすること
もでき、この場合迅速にねじ締め作業に取りかか
れる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部側面図、第2図は第1図
のA−A線に沿つた要部断面図、第3図は本考案
の動作図、第4図は従来例を示す要部断面図であ
る。 1……ねじ締めユニツト、2……補助アーム、
3……固定シヤフト、4……上ブラケツト、5…
…下ブラケツト、6……ガイドシヤフト、7……
シリンダ台、8……第1シリンダ、8a……ロツ
ド、9……両ロツドシリンダ、9a……上ロツ
ド、9b……下ロツド、9c……両ロツドシリン
ダ本体、10……ストツパ、11……ドライバ
台、12……ドライバ本体、13……モータ、1
4……ドライバビツト、15……吸引スリーブ、
16……チヤツクユニツト、17……チヤツク
爪、18……ねじ供給管、19……ねじ、20…
…ワーク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 回転自在に配置されたドライバビツト14と
    これを囲むように配置された吸引スリーブ15
    とを有するドライバ本体12を往復移動源のロ
    ツドの昇降により移動自在にかつ吸引スリーブ
    15をドライバビツト14に対して後退自在に
    配置するとともに、前記吸引スリーブ15をね
    じ19が保持されるチヤツク爪17に対応して
    配置したねじ締めユニツトにおいて、 往復移動源に2段ストロークで移動するとと
    もに1段目のストロークと2段目のストローク
    との間で停止するロツドを設けるとともに、前
    記往復移動源の1段目のストロークの下限位置
    を吸引スリーブ15の下端がチヤツク爪17に
    当接する直前の位置としたことを特徴とするね
    じ締めユニツト。 2 往復移動源は第1シリンダ8とそのロツド8
    aの移動にともなつて一体に移動する両ロツド
    シリンダ9aとからなり、この両ロツドシリン
    ダ9の上ロツド9aにストツパ10を取付け、
    下ロツド9bを往復移動源のロツドとしたこと
    を特徴とする請求項1に記載のねじ締めユニツ
    ト。
JP1985065228U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH0344434Y2 (ja)

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JP1985065228U JPH0344434Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JPS61181620U JPS61181620U (ja) 1986-11-12
JPH0344434Y2 true JPH0344434Y2 (ja) 1991-09-18

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ID=30597036

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JP1985065228U Expired JPH0344434Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4524769B2 (ja) * 2000-11-30 2010-08-18 テイ・エス テック株式会社 自動ねじ締め機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59156631A (ja) * 1983-02-23 1984-09-05 Nitto Seiko Co Ltd 自動ねじ締め機
JPS6022237B2 (ja) * 1976-12-24 1985-05-31 東レ株式会社 プラスチツクチユ−ブ

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