JPH0348014Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0348014Y2 JPH0348014Y2 JP1986108075U JP10807586U JPH0348014Y2 JP H0348014 Y2 JPH0348014 Y2 JP H0348014Y2 JP 1986108075 U JP1986108075 U JP 1986108075U JP 10807586 U JP10807586 U JP 10807586U JP H0348014 Y2 JPH0348014 Y2 JP H0348014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging material
- suction
- suction pad
- cutting
- packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 claims description 30
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 3
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、枚葉紙、各種枚葉シートを多数重ね
た積層物を包装材で包装した包装体の包装材を自
動的に切断する装置に係る。
た積層物を包装材で包装した包装体の包装材を自
動的に切断する装置に係る。
（従来技術）
枚葉紙、枚葉シート等の包装体、例えば印刷に
供される印刷用紙の包装体に使用される包装材は
耐温処理された比較的強度ある包装材がよく用い
られ、素手で包装材を破り包装体を開封すること
は困難であり、通常ナイフを用いて手動で包装材
を切断していた。しかし、高速印刷機を使用して
いる印刷工場においては、この包装解体作業が頻
繁となり大変面倒なものとなつている。
供される印刷用紙の包装体に使用される包装材は
耐温処理された比較的強度ある包装材がよく用い
られ、素手で包装材を破り包装体を開封すること
は困難であり、通常ナイフを用いて手動で包装材
を切断していた。しかし、高速印刷機を使用して
いる印刷工場においては、この包装解体作業が頻
繁となり大変面倒なものとなつている。
この手作業を改善するため、本願出願人は、先
の出願（実開昭58−137526号）において上記従来
方法の欠点を解消する為の自動化装置を提案し
た。この先願の考案装置は吸着パツドの内側にナ
イフを設けた構造であり、ナイフは吸着パツドに
より吸い上げられた包装材に突き刺さり穴をあけ
る。その為に時々該ナイフによりあけられた穴を
通じて減圧空気が内部の印刷紙を吸い上げ、その
結果印刷紙がナイフにより傷付けられるという好
ましくない状況を呈することが判明した。
の出願（実開昭58−137526号）において上記従来
方法の欠点を解消する為の自動化装置を提案し
た。この先願の考案装置は吸着パツドの内側にナ
イフを設けた構造であり、ナイフは吸着パツドに
より吸い上げられた包装材に突き刺さり穴をあけ
る。その為に時々該ナイフによりあけられた穴を
通じて減圧空気が内部の印刷紙を吸い上げ、その
結果印刷紙がナイフにより傷付けられるという好
ましくない状況を呈することが判明した。
（考案が解決しようとする問題点）
枚葉印刷用紙を取り扱う印刷工場において印刷
機の進歩、高速化に比較し、用紙の準備、段取り
作業の合理化が遅れており、その自動化高速化が
要望されている。
機の進歩、高速化に比較し、用紙の準備、段取り
作業の合理化が遅れており、その自動化高速化が
要望されている。
本考案装置は、用紙の準備、段取り作業のうち
印刷用紙を包んでいる包装材を自動的に開封する
一連の装置を構成する包装体の包装材を自動的か
つ内部の印刷紙を全く傷つけることなく切断する
装置を提供することにある。
印刷用紙を包んでいる包装材を自動的に開封する
一連の装置を構成する包装体の包装材を自動的か
つ内部の印刷紙を全く傷つけることなく切断する
装置を提供することにある。
（問題点を解決する為の手段）
上記問題点を解決する為、本考案装置は包装材
を吸着、吸い上げるための吸着パツドを先端に有
するサクシヨンシリンダー、 吸着パツドの外方に設けられ刃の下端が吸着パ
ツドの下端よりもやや下方に位置するように設け
られた吸い上げられた包装材を切断するためのロ
ータリーカツター、 サクシヨンシリンダー及びロータリーカツター
を包装材の切断に適した位置に移動するための駆
動手段、 サクシヨンシリンダー動作用空圧手段より成る
ことを特徴とする包装体の包装材切断装置。
を吸着、吸い上げるための吸着パツドを先端に有
するサクシヨンシリンダー、 吸着パツドの外方に設けられ刃の下端が吸着パ
ツドの下端よりもやや下方に位置するように設け
られた吸い上げられた包装材を切断するためのロ
ータリーカツター、 サクシヨンシリンダー及びロータリーカツター
を包装材の切断に適した位置に移動するための駆
動手段、 サクシヨンシリンダー動作用空圧手段より成る
ことを特徴とする包装体の包装材切断装置。
（作用）
本考案装置における包装材切断工具を吸着パツ
ドの外方に設けたため、切断工具によつてあけら
れた穴部はサクシヨンシリンダーの減圧空気とは
連通せず、従つて不用意に印刷紙を吸い上げ傷付
けることがない。
ドの外方に設けたため、切断工具によつてあけら
れた穴部はサクシヨンシリンダーの減圧空気とは
連通せず、従つて不用意に印刷紙を吸い上げ傷付
けることがない。
（実施例）
第１図は本考案の一実施例を示すサクシヨンシ
リンダーと切断工具の非作動時の状態における断
面図、第２図は同実施例における作動時における
断面図を夫々示しており、本装置において使用さ
れるサクシヨンシリンダーＡは、枚葉印刷機の給
紙装置によく使われるもので、シリンダーケース
１、ピストン２、スプリング３、中空のピストン
ロツド４、弾力性に富んだ吸着パツド５、空圧手
段としての真空ポンプ６等により成り、バキユー
ム圧、大気圧、スプリング圧のバランスにより包
装材７を吸着、吸い上げを行なうものである。
リンダーと切断工具の非作動時の状態における断
面図、第２図は同実施例における作動時における
断面図を夫々示しており、本装置において使用さ
れるサクシヨンシリンダーＡは、枚葉印刷機の給
紙装置によく使われるもので、シリンダーケース
１、ピストン２、スプリング３、中空のピストン
ロツド４、弾力性に富んだ吸着パツド５、空圧手
段としての真空ポンプ６等により成り、バキユー
ム圧、大気圧、スプリング圧のバランスにより包
装材７を吸着、吸い上げを行なうものである。
切断工具としてのロータリーカツター９は、吸
着パツド５の最高位置点（一点鎖線で示す位置は
最底位置点）において、吸着パツド５の外方でか
つ下端面よりやや下方位置にロータリーカツター
９の下端がくるように駆動モーター１０に軸着さ
れている。サクシヨンシリンダーＡと切断工具Ｂ
とは図示しない同じブラケツトに取り付けられて
おり、ガイドに沿つて平行的に上下左右に移動可
能である。
着パツド５の最高位置点（一点鎖線で示す位置は
最底位置点）において、吸着パツド５の外方でか
つ下端面よりやや下方位置にロータリーカツター
９の下端がくるように駆動モーター１０に軸着さ
れている。サクシヨンシリンダーＡと切断工具Ｂ
とは図示しない同じブラケツトに取り付けられて
おり、ガイドに沿つて平行的に上下左右に移動可
能である。
以下、第１図及び第２図に従つて本考案装置の
動作について説明する。
動作について説明する。
第１図の状態において、バキユームポンプ６を
ON、或いは図示しない開閉バルブを開にする
と、シリンダーケース１内のピストン２の上部１
１は大気圧のままであり、下部１２は真空圧とな
り、ピストン２に作用する大気圧により該ピスト
ン及びピストンロツド４はスプリング３の圧力に
抗して押し下げられ、その結果吸着パツド５が包
装体の包装材７に押しつけられる（一点鎖線で示
す位置）。吸着パツド５が包装材７に押し付けら
れると、シリンダーケース１内の上部１１はその
下部１２と同様に真空圧となり、スプリング３の
圧力によりピストン２及びピストンロツド４は上
方に押し上げられる。そのとき包装材７は第２図
に示す如く、吸着パツド５に吸い上げられる。そ
の状態でロータリーカツター９をモーター１０に
より回転すると包装材７は切断される。
ON、或いは図示しない開閉バルブを開にする
と、シリンダーケース１内のピストン２の上部１
１は大気圧のままであり、下部１２は真空圧とな
り、ピストン２に作用する大気圧により該ピスト
ン及びピストンロツド４はスプリング３の圧力に
抗して押し下げられ、その結果吸着パツド５が包
装体の包装材７に押しつけられる（一点鎖線で示
す位置）。吸着パツド５が包装材７に押し付けら
れると、シリンダーケース１内の上部１１はその
下部１２と同様に真空圧となり、スプリング３の
圧力によりピストン２及びピストンロツド４は上
方に押し上げられる。そのとき包装材７は第２図
に示す如く、吸着パツド５に吸い上げられる。そ
の状態でロータリーカツター９をモーター１０に
より回転すると包装材７は切断される。
更に、第２図の状態のまま、サクシヨンシリン
ダーＡ及び切断工具Ｂをロータリーカツター９に
よる切断線方向に移動すれば、吸着パツド５は包
装材７に対しすべりながら順次吸い上げ、ロータ
リーカツターは必要な方向に必要な長さ包装材７
を連続的に切断することができる。
ダーＡ及び切断工具Ｂをロータリーカツター９に
よる切断線方向に移動すれば、吸着パツド５は包
装材７に対しすべりながら順次吸い上げ、ロータ
リーカツターは必要な方向に必要な長さ包装材７
を連続的に切断することができる。
包装材７を切断した際に生じる切り粉１６を周
囲にまき散らさない為に、カバー１３、吸入管１
４、バキユーム１５を設けることは好ましい。
囲にまき散らさない為に、カバー１３、吸入管１
４、バキユーム１５を設けることは好ましい。
又、ロータリーカツター９及びモーター１０の
代りに回転しない鋭利なナイフであつてもよい。
代りに回転しない鋭利なナイフであつてもよい。
（効果）
本考案装置はサクシヨンシリンダーの使用によ
り、複雑な機械的機構及び動作を必要とせず、ピ
ストンのストロークを考慮したサクシヨンシリン
ダー及び切断工具の包装材に対する高さのセツト
のみで調整、操作が極めて簡単である。
り、複雑な機械的機構及び動作を必要とせず、ピ
ストンのストロークを考慮したサクシヨンシリン
ダー及び切断工具の包装材に対する高さのセツト
のみで調整、操作が極めて簡単である。
切断工具と吸着パツドを若干離した位置にする
ことにより、吸着パツドで包装紙を吸い上げたと
き、包装されている中味の製品である印刷紙等を
切断工具によつて損傷することがなく、又揃つて
積層された印刷紙のズレを生じることもなく後工
程、作業に支障を来たすこともない。
ことにより、吸着パツドで包装紙を吸い上げたと
き、包装されている中味の製品である印刷紙等を
切断工具によつて損傷することがなく、又揃つて
積層された印刷紙のズレを生じることもなく後工
程、作業に支障を来たすこともない。
第１図は本考案の一実施例を示す装置の要部の
非作動時を示す断面図、第２図は同装置の要部の
作動時を示す断面図である。 １……サクシヨンシリンダーケース、２……ピ
ストン、３……スプリング、４……ピストンロツ
ド、５……吸着パツド、７……包装材、８……積
載枚葉紙、９……ロータリーカツター、１０……
モーター、Ａ……サクシヨンシリンダー、Ｂ……
切断工具。
非作動時を示す断面図、第２図は同装置の要部の
作動時を示す断面図である。 １……サクシヨンシリンダーケース、２……ピ
ストン、３……スプリング、４……ピストンロツ
ド、５……吸着パツド、７……包装材、８……積
載枚葉紙、９……ロータリーカツター、１０……
モーター、Ａ……サクシヨンシリンダー、Ｂ……
切断工具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 包装材を吸着、吸い上げるための吸着パツドを
先端に有するサクシヨンシリンダー、 吸着パツドの外方に設けられ刃の下端が吸着パ
ツドの下端よりもやや下方に位置するように設け
られた吸い上げられた包装材を切断するためのロ
ータリーカツター、 サクシヨンシリンダー及びロータリーカツター
を包装材の切断に適した位置に移動するための駆
動手段、 サクシヨンシリンダー動作用空圧手段より成る
ことを特徴とする包装体の包装材切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986108075U JPH0348014Y2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986108075U JPH0348014Y2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6317009U JPS6317009U (ja) | 1988-02-04 |
| JPH0348014Y2 true JPH0348014Y2 (ja) | 1991-10-14 |
Family
ID=30984935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986108075U Expired JPH0348014Y2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0348014Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6043508B2 (ja) * | 1979-11-28 | 1985-09-28 | ピツフラ−，ルドルフ | 階段用ユニツト部材 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6043508U (ja) * | 1983-09-05 | 1985-03-27 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 包装体の包装材切断装置 |
-
1986
- 1986-07-16 JP JP1986108075U patent/JPH0348014Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6043508B2 (ja) * | 1979-11-28 | 1985-09-28 | ピツフラ−，ルドルフ | 階段用ユニツト部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6317009U (ja) | 1988-02-04 |
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