JPH0579999U - チップ状回路部品吸着ノズルの吸着位置修正装置 - Google Patents

チップ状回路部品吸着ノズルの吸着位置修正装置

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JPH0579999U
JPH0579999U JP2716592U JP2716592U JPH0579999U JP H0579999 U JPH0579999 U JP H0579999U JP 2716592 U JP2716592 U JP 2716592U JP 2716592 U JP2716592 U JP 2716592U JP H0579999 U JPH0579999 U JP H0579999U
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chip
shaped circuit
circuit component
suction nozzle
suction
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JP2716592U
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英児 麦谷
弘幸 大塚
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太陽誘電株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 チップ状回路部品aの寸法に或る程度のばら
つきがあっても、チップ状回路部品を正確にテンプレー
ト上の案内ケースの中心に修正する。 【構成】 アクチュエーター31、32により、一対の
板体82a、82bを吸着ノズル81の中心軸を対称と
して互いに反対方向に同じ距離だけスライドさせて、吸
着ノズル81の先端に吸着されたチップ状回路部品aを
両側から挟持し、その後、板体82a、82bを戻すこ
とで、チップ状回路部品aを吸着ノズル81の先端中心
に位置修正することができる。また、他の板体82c、
82dについても、前記板体82a、82bをスライド
させたのと直交する方向に同様にして板体82c、82
dをスライドさせれば、その方向のチップ状回路部品a
の吸着位置の修正が可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 本考案は、容器に収納されたチップ状回路部品を回路基板の所定の位置にマウ ントする装置において、吸着ノズルの先端に吸着されたチップ状回路部品の吸着 位置を修正する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来において、回路基板の所定の位置にチップ状回路部品を搭載する場合、図 3で示すような自動マウント装置を用い、次のような方法で行なわれていた。す なわち、チップ状回路部品をバルク状に収納した容器1が複数配置され、この下 にディストリビューター2が配置されている。このディストリビューター2は、 チップ状回路部品を案内、搬送する複数本の案内チューブ21が配管されており 、この案内チューブ21に部品排出パイプ10を介して前記の各容器1からチッ プ状回路部品が送り出される。 前記テンプレート2の下にテンプレート枠65に載せられたテンプレート6が 挿入され、固定される。このテンプレート6は、チップ状回路部品の回路基板へ の搭載位置に合わせてベースボード60上に収納凹部61を配設したものである 。そして、このテンプレート6がディストリビューター2の直下に挿入されたと き、前記ディストリビューター2の案内チューブ21の下端がテンプレート6の 各々の収納凹部61の上に位置する。
【0003】 またこのとき、テンプレート6の下にバキュームケース4が当てられ、テンプ レート6の下面側が負圧に維持される。このため、案内チューブ21から収納凹 部61の底部に開設された通孔を通して、テンプレート6の裏面側に空気が引き 込まれ、空気の流れが形成される。ここで各容器1側から送られてきたチップ状 回路部品aが、その重力と前記空気の流れとにより、ディストリビューター2の 案内チューブ21を通って送られ、テンプレート6の収納凹部61の中に収納さ れる。一方、このチップ状回路部品を搭載すべき回路基板9は、コンベアー7に より、サクションヘッド8の直下に搬送され、停止される。
【0004】 チップ状回路部品がテンプレート6の各々所定の収納凹部61に収受された後 、前記テンプレート枠65に載せられたテンプレート6がスライド機構66によ り、サクションヘッド8の直下に移動する。そこで、図4に示すように、サクシ ョンヘッド8が下降すると共に、その真空室84が負圧にされ、同サクションヘ ッド8の吸着ノズル81の先端に案内ケース61の中のチップ状回路部品aが各 々吸着される。その後、サクションヘッド8が上昇し、テンプレート6がサクシ ョンヘッド8の下から退避した後、サクションヘッド8が再び下降し、その吸着 ノズル81の先端に吸着したチップ状回路部品を回路基板9の上に当てて、搭載 する。回路基板9には、チップ状回路部品を搭載すべき位置に予め接着剤を塗布 しておき、搭載された前記回路部品をこの接着剤で仮固定した状態で、半田付け する。
【0005】 チップ状回路部品は、これに施される塗料の塗布厚のばらつき等により、或る 程度の外形寸法のばらつきを有する。また、ディストリビュータの案内チューブ に沿って送られてくるチップ状回路部品は、前記テンプレートの上に配置された 案内ケースに縦に落下して収受されるため、これを振動や前記案内ケースの底部 に開設した貫通孔から吸引する空気の流れにより、案内ケースの中で倒して横に することが行なわれる。このため、図4に示すように、前記案内ケース61の内 側寸法は、チップ状回路部品aの寸法に対して或る程度の余裕が与えられている 。
【0006】 ところが、このように案内ケース61の寸法に余裕があると、吸着ノズル81 でチップ状回路部品aを吸着保持する際に、チップ状回路部品aの中心がずれて 案内ケース61に収受されることがある。このチップ状回路部品aを吸着ノズル 81が吸着、保持して、そのまま回路基板9に移動し、配設すると、チップ状回 路部品aが回路基板上に搭載すべき所定の位置からずれてマウントされてしまう ことになる。
【0007】 そこで従来では、次のような位置修正方法が提案されていた。すなわち図4は 、角柱状のチップ状回路部品aの吸着位置の修正の例を示すものである。まず、 チップ状回路部品aを吸着ノズル81の先端に吸着、保持し、僅かに持ち上げた 後、同図に矢印で示すように、サクションヘッド8を図において左右方向に所定 の距離移動させる。その後、サクションヘッド8を原点位置に戻し、続いて同図 に矢印で示したのと直交する方向にサクションヘッド8を所定距離往復移動させ る。これにより、吸着ノズル81に対してずれて吸着、保持されたチップ状回路 部品aを案内ケース61の内壁面に当てて、そのずれを修正する。
【0008】
【考案が解決しようとしている課題】
しかしながら、チップ状回路部品aは、可及的一定の寸法になるように作られ てはいるが、実際は標準寸法に対して或る程度の寸法のばらつきを有している。 このため、吸着ノズル81でチップ状回路部品aを吸着したサクションヘッド8 を往復させて、案内ケース61の対向する内壁面に交互に当てる位置修正手段で は、チップ状回路部品aの許容寸法誤差の約1/2の位置ずれが最大誤差として 残ってしまう。 本考案は、前記従来の問題を解消し、チップ状回路部品aの寸法に或る程度の ばらつきがあっても、チップ状回路部品を正確にテンプレート上の案内ケースの 中心に修正することが可能なチップ状回路部品吸着ノズルの吸着位置修正装置を 提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案は、前記目的を達成するため、負圧により先端にチップ状回路 部aを吸着、保持する吸着ノズル81と、該吸着ノズル81の先端に吸着したチ ップ状回路部品aを挟持してその吸着位置を修正する挟持機構とを備えるチップ 状回路部品吸着ノズルの吸着位置修正装置において、前記吸着ノズル81の先端 位置に対応する位置にチップ状回路部品aより大きな通孔87を有し、互いに重 ね合わせられた複数の板体82a〜82dと、これら板体82a〜82dをスラ イドさせるアクチュエーター31、32とを備えることを特徴とするチップ状回 路部品吸着ノズルの吸着位置修正装置を提供する。
【0010】
【作用】
前記本考案によるマウント方法と装置では、アクチュエーター31、32によ り、一対の板体82a、82bを吸着ノズル81の中心軸を対称として互いに反 対方向に同じ距離だけスライドさせて、吸着ノズル81の先端に吸着されたチッ プ状回路部品aを両側から挟持し、その後、板体82a、82bを戻すことで、 チップ状回路部品aを吸着ノズル81の先端中心に位置修正することができる。 また、他の板体82c、82dについても、前記板体82a、82bをスライド させたのと直交する方向に同様にして板体82c、82dをスライドさせれば、 その方向のチップ状回路部品aの吸着位置の修正が可能である。従って、チップ 状回路部品aの吸着位置が吸着ノズル8の中央に正確に修正される。
【0011】
【実施例】
次に、本考案の実施例について、図面を参照しながら具体的に説明する。 図1と図2は、本考案の実施例によるチップ状回路部品aの吸着位置修正装置 を示す。ここでは、4枚の板体82a〜82dが互いにスライド自在に重ね合わ せられると共に、ガイド88によりガイドされ、各板体82a〜82dが各々板 面方向にスライド自在に保持されている。前記4枚の板体82a〜82dのうち 、板体82aは、他の板体82b〜82dより図1において左側にややずれて配 置され、板体82bは、これとは逆に図1において右側にずれて配置されている 。また、板体82cは、他の板体82a、82b、82dより図2において左側 にややずれて配置され、板体82dは、これとは逆に図2において右側にずれて 配置されている。
【0012】 さらに、各板体82a〜82dが各々の方向にずれて突出した側にアクチュエ ーター31、31、32、32が取り付けられている。これらアクチュエーター 31、31、32、32は、図1(b)及び図2(b)に示すように、各板体8 2a〜82dの突出した側の縁部を他の板体82a〜82dの中に押し込む方向 にスライドさせ、戻すことができるようになっている。 前記板体82a〜82dには、各チップ状回路部品aの回路基板9への搭載位 置に合わせて通孔87が設けられ、図1(a)及び図2(a)の状態で、重ね合 わせられた板体82a〜82dの通孔87は、それらの縁が上下に揃っている。 この通孔87は、そこに吸着ノズル81の先端に吸着されるチップ状回路部品a の縦横の寸法よりやや大きく設定されている。
【0013】 このチップ状回路部品の吸着位置修正装置では、板体82a〜82dの各々2 枚を一組とし、各組の板体82a〜82dをアクチュエーター31、32により 、互いに反対方向に各々同じ距離だけスライドさせて、吸着ノズル81の先端に 吸着されたチップ状回路部品aをその中で両側から挟持する。これにより、チッ プ状回路部品aを吸着ノズル81の先端中央に移動させる。 例えば図1は、吸着ノズル81の先端に吸着されたチップ状回路部品aの長手 方向の位置を修正する場合である。すなわち、図1(a)で示す状態から同図( b)で示すように、アクチュエーター31、31で一対の板体82a、82bを 互いに反対方向に同じ距離だけ移動させる。これにより、吸着ノズル81の先端 に吸着されたチップ状回路部品aがその中で両側から挟持され、チップ状回路部 品aが吸着ノズル81の先端中央に移動される。その後、アクチュエーター31 、31で板体82a、82bを図1(a)で示す元の位置に後退させる。
【0014】 また図2は、吸着ノズル81の先端に吸着されたチップ状回路部品aの幅方向 の位置を修正する場合である。この場合は、図2(b)で示すように、アクチュ エーター32、32で一対の板体82c、82dを前記とは直交する方向に互い に反対方向に同じ距離だけ移動させて戻す。これにより、吸着ノズル81の先端 に吸着されたチップ状回路部品aが同様にして吸着ノズル81の先端中央に移動 される。 こうして、チップ状回路部品aの中央を吸着ノズル8の中央位置に移動するよ う、正確に修正することができる。 なお、前記の動作では、アクチュエーター31、32で板体82a〜82dを 押して吸着ノズル81の先端に吸着されたチップ状回路部品aの位置を修正した が、図1(a)及び図2(a)で示す状態から、板体82a〜82dを図1(b )、図2(b)で示す方向と反対側に引いても、板体82a〜82dで吸着ノズ ル81の先端に吸着されたチップ状回路部品aを挟持することが可能である。こ れにより、同様にしてチップ状回路部品aを吸着ノズル81の先端中央に移動さ せて、位置修正をすることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によれば、チップ状回路部品aの寸法に或る程度の ばらつきがあっても、チップ状回路部品を正確に吸着ノズルの先端中心に修正す ることが可能なチップ状回路部品吸着ノズルの吸着位置修正装置を提供すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のチップ状回路部品吸着ノズル
の吸着位置修正装置を示す縦断側面図である。
【図2】本考案の実施例のチップ状回路部品吸着ノズル
の吸着位置修正装置を示す縦断正面図である。
【図3】本考案が適用されるチップ状回路部品のマウン
ト装置の全体を概念的に示す斜視図である。
【図4】従来例によりチップ状回路部品の吸着位置を修
正するための吸着ノズルと収納凹部との相対往復動作を
示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 ディストリビュータ 9 回路基板 31 アクチュエーター 32 アクチュエーター 81 吸着ノズル 82a 板体 82b 板体 82c 板体 82d 板体 87 通孔 a チップ状回路部品

Claims (1)

    【整理番号】 0031059−01 【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負圧により先端にチップ状回路部(a)
    を吸着、保持する吸着ノズル(81)と、該吸着ノズル
    (81)の先端に吸着したチップ状回路部品(a)を挟
    持してその吸着位置を修正する挟持機構とを備えるチッ
    プ状回路部品吸着ノズルの吸着位置修正装置において、
    前記吸着ノズル(81)の先端位置に対応する位置にチ
    ップ状回路部品(a)より大きな通孔(87)を有し、
    互いに重ね合わせられた複数の板体(82a)〜(82
    d)と、これら板体(82a)〜(82d)をスライド
    させるアクチュエーター(31)、(32)とを備える
    ことを特徴とするチップ状回路部品吸着ノズルの吸着位
    置修正装置。
JP2716592U 1992-03-31 1992-03-31 チップ状回路部品吸着ノズルの吸着位置修正装置 Pending JPH0579999U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56160098A (en) * 1980-03-26 1981-12-09 Pioneer Electronic Corp Method of correcting mounting position of chip part
JPS63129699A (ja) * 1986-11-20 1988-06-02 松下電器産業株式会社 電子部品装着装置

Patent Citations (2)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970826