JPH0825669B2 - シ−トの位置決め方法 - Google Patents

シ−トの位置決め方法

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JPH0825669B2
JPH0825669B2 JP62201699A JP20169987A JPH0825669B2 JP H0825669 B2 JPH0825669 B2 JP H0825669B2 JP 62201699 A JP62201699 A JP 62201699A JP 20169987 A JP20169987 A JP 20169987A JP H0825669 B2 JPH0825669 B2 JP H0825669B2
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JP
Japan
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positioning
green sheet
sheet
pin
green
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雅代 加藤
徹夫 三好
毅 白羽
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Hitachi Ltd
Shinmaywa Industries Ltd
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Hitachi Ltd
Shinmaywa Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、柔らかく損傷し易いシートの自動搬送・位
置決め装置に係り、シートを損傷することなく高精度な
位置決めをする方法に関する。
〔従来の技術〕
従来公知になっている装置は、特開昭54−84269号に
記載されているように、シートを位置決めピンに挿入す
るときシートの上下の空気圧力を調節して、シートを浮
遊させた状態にして位置決めピンを下から上昇させて位
置を整合する方式になっていた。しかし、このような機
能をもたせるためには、装置の構造が複雑になるという
問題があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、装置の構造が複雑で大きくなるとい
う問題があった。
本発明の目的は、シートを位置決めピンに挿入する方
式として、シートを浮遊させる等の複雑な機能を装置に
持たせずに、シートを位置決めピンに整合し挿入するこ
とができる方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、弾頭型の位置決めピンの上で粗位置決め
したシートを搬送ヘッドから自然落下させ、シートの位
置決め用穴がピンに入るように位置整合した後に、搬送
ヘッドで所定回数少しずつ押さえ込むことにより達成さ
れる。
〔作用〕
位置決め部の位置決め用弾頭型ピンは、粗位置決めし
たシートを0〜2mm程度上方から自然落下させると、シ
ートの位置決め用穴をピン位置に呼びこみその位置を整
合する作用がある。
この作用により、シートは位置決め用ピンに挿入され
るが、精位置決めするためにピンとシートの位置決め用
穴のクリアランスは20μm程度と小さいため、シートの
摩擦によってピンの途中で、シートが止まる場合が発生
する。これをピンの根本まで挿入するために、搬送ヘッ
ドで少しずつ3〜5回程度押さえこむ方法をとると、シ
ートの位置決め用穴を損傷することなく、目的を達成す
ることができる。この場合装置の構造としては、位置決
め部に位置決め用の弾頭型ピンと搬送ヘッドが設けられ
ていればよく、装置が複雑な構造とならない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す装置の斜視図であ
る。5は厚さが0.25mm程度のセラミックのグリーンシー
トである。7はグリーンシート5のコーナーに設けられ
た位置決め用の穴である。1はグリーンシート5が積み
重ねて載置されるシート供給部である。2はシート位置
決め部であり、平旦な台であり、そのコーナーには弾頭
型の位置決めピン6が直立している。3はグリーンシー
ト5を積層するために使用される作業台であり、8はグ
リーンシート5の穴7を案内するガイドピンである。4
はグリーンシート5をシート供給部1からシート位置決
め部2へ、またシート位置決め部2から作業台3へと搬
送するとともに、グリーンシート5をシート位置決め部
2上に位置決めする搬送ヘッドである。
グリーンシート5はシート供給部1に50枚程度重ねて
セットされる。シート供給部1は、グリーンシート5の
外形より1mm程度内径が大きいため、外形合わせにより
グリーンシート5は±0.5mmの粗位置決めがされる。
搬送ヘッド4は、真空吸引により、グリーンシート5
を吸着して搬送する。搬送ヘッド4は、まずシート供給
部1の上へ移動してグリーンシート5の0〜1mm上まで
下降し、真空吸引することにより一番上のグリーンシー
ト1枚のみを吸い上げる。これをシート位置決め部2へ
搬送し、位置決めピン6の上0〜2mm程度まで下降さ
せ、真空吸引を切る。シート位置決め部2での動作の詳
細を第2図により説明する。
(a)は、シート搬送ヘッド4がグリーンシート5を
真空吸着して、シート位置決め部2の上に移動し、位置
決めピン6の上0〜2mm程度まで下降した状態を示して
いる。この状態では、グリーンシート5は±0.5mm程度
の粗位置決めがされているだけなので、シートの位置決
め用穴7は位置決めピン6と位置ずれが生じている。こ
こでシートの位置決め用穴7をφ10とすると、位置決め
ピン6はφ9.9と0.1mmのクリアランスをもつように設計
する。
搬送ヘッド4の真空吸引を切ると、グリーンシート5
は自然落下し、位置決めピン6の弾頭形状にならってす
べり込む。グリーンシート5の位置決め用穴7と位置決
めピン6との間の摩擦、これは特にグリーンシート5の
伸縮により位置決め用穴7のピッチが±0.1mm程度の誤
差を生じることにより生じるものであるが、これにより
グリーンシート5は位置決めピン6の途中で止まり、第
2図(b)の状態になる。これを搬送ヘッド4で押し込
むが、1度に位置決めピン6の根元まで押し込むと、グ
リーンシート5がもろいため、位置決めピン6の弾頭部
に止まっていたり、斜めになっている時に位置決め用穴
7が損傷する場合がある。そこで、例えば位置決めピン
6の直線部の寸法Hが0.5mmのとき第2図(c)に示す
ようにシート位置決め部2とグリーンシートの間の寸法
Gが0.4mmとなる位置まで搬送ヘッド4を下降し、一度
上昇させる。そして再度寸法Gが0.2mmとなる位置まで
下降させ再び上昇させ、さらに第2図(d)に示すよう
に寸法Gが0mmとなる位置まで下降させまた上昇させ
る。このように搬送ヘッド4を3回往復させることによ
り、グリーンシート5に無理な力をかけて損傷すること
なく、スムーズに位置決めピン6の根元まで挿入するこ
とができる。
位置決めが完了すると、搬送ヘッド4が下降し真空吸
引によりグリーンシート5を吸着して、作業台3に搬送
する。本実施例では、作業台3にグリーンシート5が搬
送され、ガイドピン8にグリーンシートの位置決め用穴
7が挿入される。ガイドピン8はこのまま接着プレスに
セットするため、円柱型でφ9.97mmである。グリーンシ
ート5は±0.05mmの精度で位置決めができているため、
容易にガイドピン8に入るはずであるが、摩擦で根元ま
で挿入されない場合もあるため、位置決め部2と同様に
搬送ヘッド4の上下往復動作を行なう。以上の動作を積
層枚数分繰り返す。印刷工程等の場合には、グリーンシ
ート5を作業台3に置いた後、作業を行ない搬出した
後、次のシート供給から繰り返し行なう。
これにより、セラミック多層基板の製造工程中のセラ
ミックグリーンシートの位置決めを必要とする積層工程
等の自動化を装置を複雑にせずに可能とした。
〔発明の効果〕
本発明によれば、損傷し易いシートの精位置決めが簡
単な構造の装置によってでき、シートを取扱かう作業の
自動化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す装置の斜視図、第2
図は、第1図のシート位置決め部2のI−I断面図であ
る。 1……シート供給部 2……シート位置決め部 3……作業台 4……搬送ヘッド 5……グリーンシート 6……位置決めピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白羽 毅 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社機械プラント製作所宝塚工場内 (56)参考文献 特開 昭60−106751(JP,A) 特公 昭61−19031(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位置決め用の穴が設けられたグリーンシー
    トを高精度に作業台上に位置決めする方法であって、複
    数枚のグリーンシートが粗位置決めされた状態で積み重
    ねて載置されたグリーンシート供給部から一番上のグリ
    ーンシート1枚を真空吸引により吸い上げてグリーンシ
    ート位置決め部へ搬送する工程と、該グリーンシート位
    置決め部の台上に直立するよう設けられた弾頭型で前記
    位置決め穴との間で所定のクリアランスをもつ位置決め
    ピンと前記位置決め穴とがほぼ合う位置から前記グリー
    ンシートを落下させた後、上から該グリーンシートを所
    定回数に分けて微少寸法ずつ押圧することにより、該グ
    リーンシートを前記位置決めピンに押し込んで位置決め
    する工程と、該位置決めされたグリーンシートを真空吸
    引により吸い上げて作業台へ搬送する工程と、該作業台
    上に直立するように設けられた前記所定のクリアランス
    より小さいクリアランスをもつガイドピンと前記位置決
    め穴とがほぼ合う位置から前記グリーンシートを落下さ
    せた後、上から該グリーンシートを所定回数に分けて微
    少寸法ずつ押圧することにより、該グリーンシートを前
    記ガイドピンに押し込んで位置決めする工程とからなる
    ことを特徴とするグリーンシートの位置決め方法。
JP62201699A 1987-08-14 1987-08-14 シ−トの位置決め方法 Expired - Fee Related JPH0825669B2 (ja)

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KR101940678B1 (ko) * 2018-02-07 2019-01-21 주식회사 진우엔지니어링 글라스 필름 합지 장치

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