JPH0579411U - 計測用ジグ - Google Patents

計測用ジグ

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JPH0579411U
JPH0579411U JP5984591U JP5984591U JPH0579411U JP H0579411 U JPH0579411 U JP H0579411U JP 5984591 U JP5984591 U JP 5984591U JP 5984591 U JP5984591 U JP 5984591U JP H0579411 U JPH0579411 U JP H0579411U
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center
distance
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JP5984591U
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新二 伊藤
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大川トランスティル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄骨製品の柱及び梁のような被測定物に形成
されたボルト孔の中心間の距離を正確に、また簡単に測
定する。 【構成】 一対の湾曲部9,9より孔4,5に対して嵌
入可能な支持片6の上面水平部7に中心線10を有するス
ケール部11を設け、ジグ本体12を構成する。 【効果】 ジグ本体12をスケール板11の底面11Aがフラ
ンジ部3に当接する位置まで孔4,5に挿入する。この
とき、孔4,5の中心はスケール部11の中心線10の中心
点10Aと一致するため、この中心点10A間に直尺13を当
てて、又は三次元測定機を使用して、孔4,5間の距離
を簡単に測定することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として鉄骨製品の全長、階高、仕口長、仕口対角長、成などを検 査時などに測定するために用いられる計測器用ジグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビル建設などに用いる鉄骨製品の柱・梁などは工場内において単体で製 作し、建築工事場でそれらの単体の鉄骨製品を柱と梁とを継ぎ組立てて、建築物 にしている。柱・梁などを継ぐために、鉄骨製品には継手孔が形成されている。
【0003】 このような鉄骨製品の品質管理を行うために、柱・梁などの全長、階高、仕口 長、仕口対角長、成などを、孔の中心間を基準として各部位を計測している。そ して、この被測定物の孔心間を測定するためには、孔の両側の接点に鉛直な垂線 を罫書き、この垂線の上下の適所において各垂線の中心を中心点とするとともに 、この中心点を結んだ罫書線を孔の中心として求め、直尺を当てて前記中心点を 結んだ罫書線間の長さを読み取っていた。また、光波距離計を備えた三次元測定 機による測定の場合には、前記各孔心上に十字中心線を有する反射器を固着し、 前記反射器の中心点に対して近赤外光を照準して、この各反射器からの反射光よ り反射器本体間の距離を算出するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来例では、孔の中心を求める毎にいちいち罫書線を記入しなければなら ず、煩わしい作業と労力を伴うばかりでなく、罫書線の精度が人によって異なり 正確な孔心間の距離が測定できないといった問題を有していた。
【0005】 本考案は前記問題点を解決して正確に、しかも安価な計測用ジグを提供するこ とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は被測定物に間隔をおいて形成された継手孔に嵌入可能な支持部と、こ の支持部の上面に形成された中心線を有するスケール部とを具備したものである 。
【0007】 また本考案は被測定物の継手孔間の距離を測定する測定装置からの光を反射す るために支持部と、この支持部の上面に形成された中心線を有するスケール部を 形成したものである。
【0008】
【作用】
前記構成により、各継手孔に支持部を挿入することにより、各スケール部の中 心点間に直尺等を当てて測定する。また、光波距離計などの測定装置によりスケ ール部の中心点に光を当て、この反射部からの反射光に基づきスケール部の中心 点間の距離を測定する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1乃至図3は本考案 の第1実施例を示しており、同図において被測定物たる鉄骨製品の梁1はウェブ 板2の両側にフランジ部3が設けられており、このフランジ部3にはボルト止め などのための孔4,5を複数形成している。一方、本考案の計測用ジグにおいて 、6は上面に形成された矩形状の水平部7に中心位置を示す十字中心線8を記入 した板ばね状の弾性部材からなる支持部たる支持片であり、この支持片6は前記 水平部7の両端より一対の湾曲部9,9を前記被測定物たる鉄骨製品の梁1の孔 4,5に嵌入可能となるように形成している。そして、上面に中心位置を示す十 字中心線10を記入した透明アクリル製のスケール部11は、この中心線10と中心線 9とを一致させるようにして支持片6の水平部8上に一体に設けるようにし、前 記支持片6とスケール部11とによりジグ本体12を構成する。
【0010】 次に、上記構成につきその作用を説明する。
【0011】 まず、鉄骨製品の梁1の一側に設けられた孔4に対して、ジグ本体12を支持片 6の湾曲部9,9を押圧しながらこの湾曲部9,9から挿入すると、孔4に対し て径大なスケール部11の底面11Aがフランジ部3に当接して仮固定状態となる。 同様に他側に孔5に別のジグ本体12を支持片6の湾曲部9,9から挿入すると、 スケール部11の底面11Aがフランジ部3に係合して仮固定状態となり、このとき 各孔4,5の中心位置は支持片6の中心線8が交叉する中心点8A、すなわちス ケール部11の中心線10の中心点10Aと一致する。この状態において、前記一対の スケール部11の中心点10A間に直尺13を当てて、孔4,5間の長さを正確に測定 することができる。
【0012】 以上のように、上記実施例によれば孔4,5に対して支持片6を挿入するだけ で、作業者の熟練度などに左右されることなく各孔4,5の中心を簡単に求める ことができるため、従来例のように罫書線を記入するなどの煩わしい作業は不要 となり、正確に孔4,5の中心間の距離を測定することが可能となる。
【0013】 また、各孔4,5に挿入される支持片6の湾曲部9,9は弾性を有するため、 孔4,5の径が種々違っていても対応することが可能となる。
【0014】 図4及び図5は本考案の第2実施例を示しており、前記第1実施例と同一部分 には同一符号を付し、その構成の共通する説明を省略する。
【0015】 本実施例において、21は中心位置を示す中心線22を表面に印刷し、かつ近赤外 線領域の光線を反射することの可能なシート状に形成されたスケール部たる反射 板であり、この反射板21は中心線22を前記スケール部11の中心線10と一致させる ようにして、このスケール部11の表面11B上に設けられている。そして、各孔4 ,5にジグ本体23を湾曲部9,9より挿入し、三脚24に回動可能に載置され光波 距離計を備えた測定器本体25より近赤外線光を各反射器21の中心点22Aに照射す るだけで、この反射板21からの反射光を前記測定器本体25により検知し、この測 定器本体25に接続され各孔4,5の中心座標値を算出記憶するデータコレクタ26 と、作表分析を行うコンピュータ装置27とを備えた三次元測定装置28によりデー タ処理を行って、複数の孔4,5間の長さを相互にかつ正確に測定することがで きる。 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例えば支持片の形状は孔 の大きさ等に応じて適宜に変更することが可能である。また、支持片とスケール 部とを別体とせずに一体に形成したり、支持片の上面に中心線を形成した反射板 を直接設けることも可能である。
【0016】
【考案の効果】
本考案は被測定物に間隔をおいて形成された継手孔に嵌入可能な支持部と、こ の支持部の上面に形成された中心線を有するスケール部とを具備したものであり 、また本考案は被測定物の継手孔間の距離を測定する測定装置からの光を反射す るために支持部と、この支持部の上面に形成された中心線を有するスケール部を 形成したものであり、いずれも各孔の中心間の距離を正確に、しかも安価な計測 用ジグを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示すジグ本体の分解斜視図であ
る。
【図2】第1実施例を示す要部の斜視図である。
【図3】第1実施例を示す斜視図である。
【図4】第2実施例を示す要部の切欠斜視図である。
【図5】第2実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 H型鋼(被測定物) 4,5 孔(継手孔) 6 支持片(支持部) 10 中心線 11 スケール部 21 反射板(スケール部) 22 中心線 28 三次元測定装置(測定装置)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物に間隔をおいて形成された継手
    孔に嵌入可能な支持部と、この支持部の上面に形成され
    た中心線を有するスケール部とを具備したことを特徴と
    する計測用ジグ。
  2. 【請求項2】 被測定物の継手孔間の距離を測定する測
    定装置からの光を反射するために支持部と、この支持部
    の上面に形成された中心線を有するスケール部を形成し
    たことを特徴とする計測用ジグ。
JP1991059845U 1991-07-30 1991-07-30 計測用ジグ Expired - Lifetime JP2500107Y2 (ja)

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JPH0579411U true JPH0579411U (ja) 1993-10-29
JP2500107Y2 JP2500107Y2 (ja) 1996-06-05

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