JPH0579378U - 冷蔵庫の中仕切 - Google Patents
冷蔵庫の中仕切Info
- Publication number
- JPH0579378U JPH0579378U JP1593192U JP1593192U JPH0579378U JP H0579378 U JPH0579378 U JP H0579378U JP 1593192 U JP1593192 U JP 1593192U JP 1593192 U JP1593192 U JP 1593192U JP H0579378 U JPH0579378 U JP H0579378U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition
- front cover
- refrigerator
- lower surfaces
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中仕切の変形を押さえ、中仕切の前面カバー
とのすき間の発生をなくすことにより意匠的品質を向上
させることができる冷蔵庫の中仕切を得る。 【構成】 中仕切5の上下面7a,7bの内側に中仕切
5と一体で成形したL形の引掛部13bを持つ係止爪1
3を形成し、前面カバー8挿入の際、このL形の引掛部
13bに前面カバー8の上下フランジ8a,8bに穿設
した係止穴12が引掛る構成とする。
とのすき間の発生をなくすことにより意匠的品質を向上
させることができる冷蔵庫の中仕切を得る。 【構成】 中仕切5の上下面7a,7bの内側に中仕切
5と一体で成形したL形の引掛部13bを持つ係止爪1
3を形成し、前面カバー8挿入の際、このL形の引掛部
13bに前面カバー8の上下フランジ8a,8bに穿設
した係止穴12が引掛る構成とする。
Description
【0001】
この考案は各温度帯を仕切り、断熱扉のマグネットガスケットを接触、固定さ せる前面カバーを有した冷蔵庫の中仕切に関するものである。
【0002】
図3、図4は例えば従来の冷蔵庫の中仕切を示す要部断面図と要部正面図であ り、図において、1は冷蔵庫本体、2は外箱、3は内箱、5は冷蔵庫本体1を上 下に区画する中仕切で、内箱仕切部6と前部中仕切7で構成されている。8はこ の前部中仕切7の凹部に収納された前面カバー、9は前面カバー8の露付きを防 ぐ防露パイプ、10は防露パイプ9を前面カバー8に密着させる為のスチロフォ ーム製のクッション、4は外箱2と内箱3の間及び庫内を形成する内箱3によっ て形成された内箱仕切部6の空間に充填された発泡断熱材、11は前面カバー8 を前部中仕切7に挿入する際のガイド、13は前面カバー8が前部中仕切7に固 定され、前方へ浮き出ない為の係止爪で、前面カバー8の係止穴12に係合して いる。
【0003】 次に動作について説明する。内箱仕切部6に前部中仕切7が取付けられ、次に この前部中仕切7の内部にクッション10が取付けられ、このクッション10の 上に防露パイプ9が配設される。そして、前面カバー8が前部中仕切7に挿入さ れ、ガイド11によって一度、前部中仕切7の最奥端面まで、押し込まれる。押 し込まれた前面カバー8は、係止爪13を乗り越えると、ガイド11の傾斜によ って、前方へ押し出され、その力を係止爪13によって押さえ込み、係止穴12 に入り前面カバー8は前部中仕切7に固定される。最後に内箱3によって形成さ れた内箱仕切部6の空間に断熱材4が充填発泡される。
【0004】
従来の冷蔵庫の中仕切は以上のように構成されているので、前面カバー8の前 方への浮き出しは防止されているが、中仕切5の前部の上下面が庫内の温度変化 等で変形した場合、図4の一点鎖線に示す様にその変形を防止出来ず、中仕切の 上下面と前面カバー8の間にすき間が出来るという問題があった。また、冷蔵庫 の発泡断熱材4の発泡の際、その発泡圧力によって中仕切5が変形し、中仕切5 の上下面と前面カバー8の間にすき間が発生する為、それを防止するために前面 カバー8を中仕切5にテープ等で固定する必要があるなどの問題点があった。
【0005】 この考案は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、中仕切の 上下面と前面カバーのすき間の発生を防止できるとともに、冷蔵庫の発泡断熱材 の充填発泡時に前面カバーをテープ等で中仕切に固定する必要のない冷蔵庫の中 仕切を得ることを目的とする。
【0006】
この考案に係る冷蔵庫の中仕切は、前面カバーの上下フランジにそれぞれ穿設 した係止穴と、中仕切の上下面にそれぞれこの係止穴に係合する係止爪を一体に 形成して前面カバーの前方への移動を阻止し、かつこの係止爪に上下フランジを 拘束する引掛部を設け、中仕切上下面の前面カバーからの浮き上がりを阻止した ものである。
【0007】
この考案における中仕切は、中仕切の内側に中仕切と一体成形された係止爪に 引掛部を有したことにより、その係止爪に前面カバーの係止穴がはまりこみ、そ のため、前面カバーの前方への浮き出しはもちろん中仕切部の変形が係止爪の引 掛部が前面カバーに掛っていることから抑制され、意匠的に品質を確保出来る。 また、冷蔵庫の発泡断熱材の発泡時にテープ等で前面カバーを中仕切に固定する 必要がなくなる。
【0008】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1、図2において、従来 の技術と同一符号は同一、または相等部分を示す。図において、1は冷蔵庫本体 、2は外箱、3は内箱、4はこの外箱2と内箱3間に充填した発泡断熱材である 。5はこの冷蔵庫本体1を複数の部屋に区画する中仕切で、この実施例では上下 に区画している。6はこの中仕切5の後部を形成する内箱仕切部で、内箱3によ り形成され、内部に発泡断熱材4が充填されている。7は中仕切5の前部を形成 する前部中仕切で、内箱仕切部6の前面に固定され、かつ前方を開口して上下面 7a,7bと後面7cとで断面略コ字状に形成している。
【0009】 8は中仕切5の前面を形成する前面カバーで、中仕切5内に挿入され、すなわ ち中仕切5の上下面である前部中仕切7の上下面7a,7bにそれぞれ重合する 上下フランジ8a,8bを備え、断面略コ字状に形成されており、鋼板部材等に より形成されて扉(図示せず)のマグネットガスケットが磁着する。9はこの前 面カバー8への露付きを防ぐ防露パイプ、10は防露パイプ9を前面カバー8に 密着させるための発泡プラスチック部材等よりなるクッションである。
【0010】 11は前部中仕切7の後面7cの上下に形成したガイドで、前面カバー8の上 下フランジ8a,8bの先端を開く方向へ案内する。12はこの上下フランジ8 a,8bにそれぞれ穿設した係止穴で、例えば左右と中央の3箇所づつ上下に6 箇所設けられている。13はこの係止穴12に対応してそれぞれ前部中仕切7の 上下面7a,7bに一体に突出形成した係止穴12に係合する略L字形状の係止 爪で、前面カバー8が前部中仕切7の前方へ浮き上がらないように阻止している 。13aはこの係止爪13の傾斜面で、上下フランジ8a,8bの先端をそれぞ れ閉じる方向へと案内する。13bはこの係止爪13の先端を突出形成した引掛 部で、それぞれ前面カバー8の上下フランジ8a,8bを前部中仕切7の上下面 7a,7bとで拘束し、中仕切5の前部の上下面である前部中仕切7の上下面7 a,7bを前面カバー8から浮き上がらないように阻止している。
【0011】 次に動作について説明する。内箱仕切部6に前部中仕切7が取付けられ、次に この前部中仕切7の内部にクッション10が取付けられ、このクッション10の 上に防露パイプ9が配設される。次に前面カバー8が前部中仕切7に挿入され、 上下フランジ8a,8bは傾斜面13aを乗り越え、さらにガイド11によって 一度前部中仕切7の最奥端面部の後面7cまで押し込まれる。その際、前面カバ ー8の係止穴12は係止爪13部分を乗り越える。そして、前面カバー8は、ガ イド11の傾斜によって、前方へ押し出され、その前方への押し出す力を係止爪 13の引掛部13bで受けとめ、前面カバー8は前部中仕切7に係止爪13と係 止穴12が係合し、固定される。そして、最後に内箱3によって形成された内箱 仕切部6の空間に断熱材4が充填される。
【0012】 このように、係止爪13の引掛部13bによって中仕切5の前部の中仕切7の 上下面7a,7bが、前面カバー8の上下フランジ8a,8bに確実に固定され ているので、庫内の温度変化や、発泡断熱材4の充填発泡時に上下面7a,7b が変形して前面カバー8から浮き上がることがなく、このため発泡断熱材4の充 填発泡の際にテープ等を用いて前面カバー8を前部中仕切7などに固定する必要 がない。
【0013】 なお、上記実施例では、冷蔵庫本体1を上下に区画する中仕切5について説明 したが、この方向に限定されるものでなく、例えば左右に区画する中仕切であっ てもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0014】 また、上記実施例では、中仕切5を内箱仕切部6と前部中仕切7とで分割形成 したものを示したが、一体に形成したものであってもよく、上記実施例と同様の 効果を奏する。
【0015】
以上のように、この考案によれば前面カバーの係止穴に係合する中仕切の上下 面の係止爪に、前面カバーの上下フランジを拘束する引掛部を設けて構成したの で、前面カバーの前方への浮き出しはもちろん、中仕切の変形も中仕切の引掛部 が前面カバーに引掛っていることから、抑制され、中仕切の上下面と前面カバー のすき間は発生しなくなり、意匠的な品質が向上するという効果がある。また、 冷蔵庫の発泡断熱材の充填発泡時に前面カバーをテープ等で固定する必要がなく なるものが得られる効果がある。
【図1】この考案の一実施例による中仕切を備えた冷蔵
庫の要部斜視図である。
庫の要部斜視図である。
【図2】この考案の一実施例を示す図1のII−II線
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図3】従来の冷蔵庫の中仕切を示す要部断面図であ
る。
る。
【図4】従来の中仕切を備えた冷蔵庫を示す要部正面図
である。
である。
1 冷蔵庫本体 5 中仕切 7 前部中仕切 7a 上面 7b 下面 8 前面カバー 8a 上フランジ 8b 下フランジ 12 係止穴 13 係止爪 13b 引掛部
Claims (1)
- 【請求項1】 冷蔵庫を複数の部屋に区画する中仕切の
前面に、この中仕切の前面を形成するとともに中仕切内
に挿入する上下フランジを備えた断面略コ字状の前面カ
バーを有する冷蔵庫の中仕切において、上記前面カバー
の上下フランジにそれぞれ穿設した係止穴と、上記中仕
切の上下面にそれぞれこの係止穴に係合する係止爪を一
体に形成して前面カバーの前方への移動を阻止し、か
つ、この係止爪に上下フランジをそれぞれ拘束する引掛
部を設け、中仕切上下面の前面カバーからの浮き上がり
を阻止したことを特徴とする冷蔵庫の中仕切。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1593192U JPH0579378U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 冷蔵庫の中仕切 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1593192U JPH0579378U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 冷蔵庫の中仕切 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579378U true JPH0579378U (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=11902521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1593192U Pending JPH0579378U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 冷蔵庫の中仕切 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0579378U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100972283B1 (ko) * | 2008-06-23 | 2010-07-23 | 엘지전자 주식회사 | 구획부재를 구비한 냉장고 |
KR20170132636A (ko) * | 2016-05-24 | 2017-12-04 | 주식회사 대유위니아 | 냉장고 격벽장치 |
KR20170132637A (ko) * | 2016-05-24 | 2017-12-04 | 주식회사 대유위니아 | 냉장고 격벽장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53131071A (en) * | 1977-03-07 | 1978-11-15 | Perren Benno | Photoelectric apparatus for detection of existence of liquids |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP1593192U patent/JPH0579378U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53131071A (en) * | 1977-03-07 | 1978-11-15 | Perren Benno | Photoelectric apparatus for detection of existence of liquids |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100972283B1 (ko) * | 2008-06-23 | 2010-07-23 | 엘지전자 주식회사 | 구획부재를 구비한 냉장고 |
KR20170132636A (ko) * | 2016-05-24 | 2017-12-04 | 주식회사 대유위니아 | 냉장고 격벽장치 |
KR20170132637A (ko) * | 2016-05-24 | 2017-12-04 | 주식회사 대유위니아 | 냉장고 격벽장치 |
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