JPS627993Y2 - - Google Patents

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JPS627993Y2
JPS627993Y2 JP13549382U JP13549382U JPS627993Y2 JP S627993 Y2 JPS627993 Y2 JP S627993Y2 JP 13549382 U JP13549382 U JP 13549382U JP 13549382 U JP13549382 U JP 13549382U JP S627993 Y2 JPS627993 Y2 JP S627993Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
box
wall
groove
heat insulating
pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP13549382U
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JPS5938678U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、凝縮器の一部を、断熱箱内に配設し
た冷蔵庫、シヨーケース等の断熱箱に関するもの
である。
従来例の構成とその問題点 従来、出願人が断熱箱への凝縮器の取付方法と
して先に提案している特願昭54−77435号明細書
には、第6図に示すように断熱箱を形成する外箱
100の前縁開口に2重フランジからなる凹溝1
01を形成し、この凹溝内に配設した凝縮パイプ
102は、予め偏平にしたパイプを凹溝101に
挿入し、内箱103の前縁104を凹溝101に
係合し、両箱100,103間に発泡断熱材10
5を充填した後に、偏平したパイプを拡管するも
のであつた。しかし、所定の拡管圧力を加えた
時、この凝縮パイプ102がふくらむことによ
り、凹溝101を形成する外箱の発泡断熱材10
5と反対側に位置する壁106が外側に変形し、
凹溝101に係合していた内箱103の前縁10
4との間に隙間107ができ、隙間107より発
泡断熱材105が吸水することがあつた。また、
壁106がふくらむと、扉のガスケツトの当りが
不完全となり、冷蔵庫であれば冷気もれになる危
険があつた。
考案の目的 本考案は偏平にした凝縮パイプに所定の拡管圧
力を加えても、凹溝を形成する外箱の発泡断熱材
と反対側の外壁が外側に変形することをなくし、
従来例のような発泡断熱材の吸水という問題点を
解消することを目的とする。
考案の構成 本考案は拡管により凝縮パイプが密接する外箱
の凹溝を構成する内壁・外壁のうち、外壁を内壁
より強度大ならしめ、かつ内壁と内外箱間に充填
した発泡断熱材との間に軟質の緩衝材を設けるこ
とによつて、上記パイプの拡管による凹溝の変形
を内壁側に起させるものである。
実施例の説明 以下に本考案の一実施例を第1図〜第5図にし
たがい説明する。1は、冷蔵庫等に用いる断熱箱
で、鋼板からなる外箱2と、合成樹脂製の内箱3
と、両箱2,3間に充填された発泡断熱材4とか
ら成る。前記断熱箱1は、上部に冷凍室5、下部
に冷蔵室6を形成し、両室5,6間には、両室
5,6を仕切る仕切壁7を設けている。8,8′
は、前記外箱2の前面開口縁、後面開口縁に沿つ
て端部をU字状に折曲して形成した凹溝であり、
その外壁を二重に密着させ、内壁8b,8b′を一
重にしている。このことにより凹溝8を形成する
外側の壁8a,8a′が内側の壁8b,8b′より厚
くなる。そして、この凹溝8,8′内に冷却シス
テムの凝縮パイプ9を配設している。この凝縮パ
イプ9は、予め丸管を偏平にしたパイプを凹溝
8,8′内に挿入し、この凹溝8に、前記内箱3
の前縁3aをフオーム材17を介して係合して、
前記発泡断熱材4を充填した後に、凝縮パイプ9
内を加圧して、拡管し前記凹溝8の壁に密着させ
るものである。また、凝縮パイプ9は内壁8bに
取付られるクランパー18で位置決めがされてい
る。
10は、前記凝縮パイプ9の90゜の曲げ部であ
り、丸管のままで凹溝8のコーナに配設されるも
のであり、そして曲げ部10の近傍から偏平にし
た偏平部11を連続して形成している。また、前
記曲げ部10の丸管から、偏平部11に移行する
部分では、曲げ部10と偏平部11とが、同一平
面12を有し、偏平部11は、この同一平面12
を基準面として、偏平にしている。また曲げ部1
0から偏平部11に移行する部分で、同一平面1
2と反対側の段差部13はなだらかな傾斜をもつ
て連続して形成している。従つて、前記同一平面
12は、前記外箱2に連続して接触させることが
できる。なお前記凹溝8,8′は、前記曲げ部1
0の配置されるコーナ部分で、前記同一平面12
に対向する側の壁を除いている。14,15は、
前記凹溝8を形成する内外壁8a,8bのうち、
発泡断熱材4側の内壁8b,8b′に設けたフオー
ム等の緩衝材であり、この緩衝材14は、前記硬
化した発泡断熱材4よりも軟質なものである。
このように外箱2に形成した凹溝8,8′に、
予め偏平にしたパイプを発泡断熱材4を充填した
後に拡管する凝縮パイプ9を配設し、かつ凹溝
8,8′を形成する外箱2の発泡断熱材4側の壁
8a,8b′に、この発泡断熱材4よりも軟質な緩
衝材14,15を設けたことによつて、発泡断熱
材4の発泡後、偏平な凝縮パイプ9を拡管して
も、この拡管力により一重の内壁8b,8b′が緩
衝材14の作用で内方へ変形し、二重の外壁8
a,8a′は外方へ変形しない。したがつて、凹溝
8に係合していた内箱3の前縁3a、そして外壁
8a′と背面板16との間に隙間ができないため、
発泡断熱材4が吸水したり、扉の外壁8aとの当
りが密接しなくなるといつた問題点を解消するこ
とができる。
考案の効果 以上の説明からも明らかなように、本考案は外
箱に形成し、かつ外側が内側より強い内外壁の凹
溝と、この凹溝内に、凹溝内で拡管する凝縮パイ
プを配設し、上記凹溝を形成する内壁と発泡断熱
材との間にこの発泡断熱材よりも軟質の緩衝材を
設けたもので、凝縮パイプを拡管しても、凹溝の
内外壁は、緩衝材のある発泡断熱材側の内壁が変
形し、外壁は変形せず、凹溝に係合していた内箱
の前縁あるいは背面板等との間に隙間ができない
ため、発泡断熱材が吸水したりすることはなくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す断熱箱の斜
視図、第2図は、第1図のA−A線における断面
図、第3図は、第1図のB−B線における断面
図、第4図は、第1図のC部拡大分解斜視図、第
5図は、第4図の凝縮パイプのD矢視図、第6図
は従来例を示す断熱箱の要部断面図である。 1……断熱箱、2……外箱、3……内箱、4…
…発泡断熱材、8,8′……凹溝、9……凝縮パ
イプ、14,15……緩衝材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外箱と、この外箱に内装した内箱と、この両箱
    間に充填した発泡断熱材と、外箱に形成し、かつ
    内箱の前縁、あるいは背面板等の部材が嵌合し、
    かつ外側より内側が強度大なる外壁、内壁よりな
    る凹溝と、この凹溝内に配設し、拡管する凝縮パ
    イプと、凹溝の内壁と発泡断熱材との間に配設
    し、この発泡断熱材よりも軟質の緩衝材とを備え
    た断熱箱。
JP13549382U 1982-09-06 1982-09-06 断熱箱 Granted JPS5938678U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13549382U JPS5938678U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 断熱箱

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JP13549382U JPS5938678U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 断熱箱

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Publication Number Publication Date
JPS5938678U JPS5938678U (ja) 1984-03-12
JPS627993Y2 true JPS627993Y2 (ja) 1987-02-24

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ID=30304947

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JP13549382U Granted JPS5938678U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 断熱箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015052401A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP2015052400A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫および冷蔵庫の製造方法

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JPS5938678U (ja) 1984-03-12

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