JP2015052400A - 冷蔵庫および冷蔵庫の製造方法 - Google Patents

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Atsushi Kobayashi
敦 小林
祐之 山崎
Yusuke Yamazaki
祐之 山崎
鈴木 剛
Takeshi Suzuki
鈴木  剛
佐久間 隆
Takashi Sakuma
隆 佐久間
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【課題】凝縮器の性能向上が可能な冷蔵庫および冷蔵庫の製造方法を提供する。【解決手段】放熱パイプ22Bに、断面視扁平の扁平筒形状部22a〜22cと、断面視円形の円筒形状部22d〜22gとを交互に形成し、扁平筒形状部22a〜22cを放熱パイプ22Bを真っ直ぐに配置する領域R1〜R3に適用し且つ扁平筒形状部22a〜22cの平面を外箱12に接触させ、円筒形状部22d〜22gを放熱パイプ22Bを曲げて配置する領域R4〜R7に適用する。【選択図】図5

Description

本発明は、筐体から放熱させる冷媒凝縮器構造を備えた冷蔵庫および冷蔵庫の製造方法に関する。
近年、環境意識が一般にも広く浸透し、二酸化炭素排出量削減を目的とした省エネ性能の高い家電製品が求められている。よって、冷蔵庫においても、より省エネ性能が高く、より少ない材料で構成された環境負荷の少ない製品開発が求められている。
省エネ性能を向上させる一つの手段として、冷凍サイクルを見直す方法がある。凝縮器を冷蔵庫の筐体の外側を覆っている鋼板に密着させて放熱させることで、冷媒温度を下げるという技術は広く知られ、実際に冷蔵庫に用いられている。
また、凝縮器から蒸発器に移行する前に、冷媒温度をできるだけ大きく下げることが、性能向上に寄与することも知られている。例えば、凝縮器の冷媒管を扁平管とし、扁平管の平坦面を鋼板に密着させることで放熱性能を高める技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−165545号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術において、凝縮器の冷媒管の全体を扁平管にすると、冷媒管を曲げて配置する領域において扁平管がつぶれて扁平管の流路抵抗が増大し、凝縮器の性能が低下する問題がある。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、凝縮器の性能向上が可能な冷蔵庫および冷蔵庫の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の冷蔵庫は、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器と、前記凝縮器で凝縮された冷媒を減圧する減圧装置と、前記減圧装置で減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器と、を順に接続してなる冷凍サイクル部と、前記冷凍サイクル部を収容する箱体と、を備え、前記箱体は、外郭を構成する外箱を備え、前記凝縮器は、前記外箱の少なくも一部に接して配置される冷媒管を含み、前記冷媒管は、断面視円形の円筒形状部と、断面視扁平の扁平筒形状部とを有し、前記円筒形状部は、前記冷媒管を曲げて配置する領域に適用され、前記扁平筒形状部は、前記冷媒管を真っ直ぐに配置する領域に適用され、かつ、当該扁平筒形状部の平坦面が前記外箱と接していることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫の製造方法は、冷凍サイクル部を収容する箱体の外郭を構成する外箱に、凝縮器の一部である冷媒管を接して配置する際、前記冷媒管を前記外箱に載置する形状に曲げる前に、コイル状に巻回された断面視円形の管を引き延ばしながら前記管を押圧することで断面視扁平の扁平筒形状部とし、前記冷媒管に断面視円形の円筒形状部と前記扁平筒形状部とを交互に形成することを特徴とする。
本発明によれば、凝縮器の性能向上が可能な冷蔵庫および冷蔵庫の製造方法を提供できる。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す外観斜視図である。 図1のA−A線矢視断面図である。 冷蔵庫の背面側を示す斜視図である。 冷凍サイクル部を示す構成図である。 放熱パイプの配置図である。 放熱パイプの加工方法を説明する概略図である。 放熱パイプの配置等を示す概略平面図である。 図5のB−B線矢視断面図である。 (a)は曲げて配置される領域の放熱パイプを示す断面図、(b)は真っ直ぐに配置される領域の放熱パイプの断面図である。 放熱パイプの徐変形状部を示し、(a)は側面図、(b)は平面図である。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫について詳細に説明する。また、以下では、6ドアタイプを例に挙げて説明するが、5ドア以下など他のドア枚数の冷蔵庫に適用してもよい。
図1は本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す外観斜視図である。
図1に示すように、冷蔵庫1は、冷蔵室2、製氷室3、上段冷凍室4、下段冷凍室5および野菜室6を備えている。
冷蔵室2は、左右に分割された回転式(観音開き式)のドア2a,2bを備えている。ドア2a,2bは、断熱箱体10(箱体)の上部に設けられたドアヒンジ(不図示)を介して断熱箱体10に回転自在に支持されている。製氷室3、上段冷凍室4、下段冷凍室5および野菜室6は、それぞれ引出し式のドア3a,4a,5a,6aを備えている。
図2は図1のA−A線矢視断面図である。
図2に示すように、冷蔵庫1は、内部に発泡断熱材Uを充填することで構成された断熱箱体10を備えている。断熱箱体10は、上面に位置する上面壁10a、左右の側面に位置する側面壁10b,10c(図1参照)、背面に位置する背面壁(後面壁)10dおよび底面に位置する底面壁10eを備えている。各壁10a,10b,10c,10d,10eは、冷蔵庫1の内部と外部とを断熱区画する断熱壁として機能している。
また、断熱箱体10は、冷蔵室2と、製氷室3および上段冷凍室4(図1参照)との間に、冷蔵温度帯の冷蔵室2と冷凍温度帯の製氷室3および上段冷凍室4(図1参照)とを区画断熱する断熱仕切壁11aを備えている。また、断熱箱体10は、下段冷凍室5と野菜室6との間に、冷凍温度帯の下段冷凍室5と、冷凍温度帯よりも高い貯蔵温度帯の野菜室6とを区画断熱する断熱仕切壁11bを備えている。また、断熱箱体10は、製氷室3、上段冷凍室4(図1参照)および下段冷凍室5を同一の冷凍温度帯の空間とし、仕切断熱壁ではなく単なる仕切りである仕切壁11cを備えている。
また、断熱箱体10は、外郭を成す外箱12と、冷蔵室2、製氷室3、上段冷凍室4(図1参照)、下段冷凍室5、野菜室6の食品等を貯蔵する各貯蔵室を構成する内箱13とを有している。断熱箱体10は、外箱12と内箱13との間の充填空間に発泡ウレタン(硬質ウレタンフォーム)からなる発泡断熱材Uを発泡、充填させることで構成されている。
外箱12は、上面に対応する上板12a、右側面に対応する右側板12b(図3参照)、左側面に対応する左側板12c(図3参照)、背面に対応する背板12dおよび底面に対応する底板12eを有している。右側板12b、左側板12c、背板12dおよび底板12eは、板厚が0.3〜0.5mm程度の薄い鉄板(鋼板)などで構成されている。なお、以下では、右側板12bおよび左側板12cを、側板12b,12cと略記する。
内箱13は、例えば合成樹脂製(ABS樹脂など)のものであり、当該内箱13と外箱12とで内部に発泡断熱材Uが充填される充填空間が形成されるように構成されている。なお、本実施形態での上板12aおよび側板12b,12c(図3参照)は、外箱12の一部に対応する。
製氷室3、下段冷凍室5、野菜室6には、ドア3a,5a,6aと一体に収納容器3b,5b,6bが設けられており、ドア3a,5a,6aを手前側に引き出すことにより、収納容器3b,5b,6bを引き出せるようになっている。なお、上段冷凍室4(図1参照)においても、ドア4a(図1参照)と一体に収納容器が設けられている。また、ドア3a,4a,5a,6aには、断熱箱体10の前面と密着させて製氷室3、上段冷凍室4(図1参照)、下段冷凍室5、野菜室6の気密性を確保するパッキン(不図示)が設けられている。
また、冷蔵庫1は、冷却器収納室14を備えている。この冷却器収納室14内には、冷却器(蒸発器)15、庫内冷気循環ファン16が配置されている。
冷却器15は、冷凍サイクル部20(図4参照)の一部を構成するものであり、下段冷凍室5の略背部に設けられている。
庫内冷気循環ファン16は、冷却器収納室14における冷却器15の上方に配置され、冷却器15で熱交換により生成された冷気を、冷蔵室2、製氷室3、上段冷凍室4(図1参照)、下段冷凍室5に送るようになっている。なお、冷蔵室2、製氷室3、上段冷凍室4(図1参照)、下段冷凍室5および野菜室6は、例えば、温度センサ(不図示)の検出値に基づいて、ダンパ(不図示)を開閉させることで、それぞれ設定温度に冷却される。
庫内の温度は、断熱箱体10の上面壁10aに収納された制御基板(不図示)によって制御される。制御基板は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、インタフェース回路などを備え、メモリ(ROM)に記憶された制御プログラムにしたがって冷凍サイクル部20および送風系の制御を実行する。
図3は冷蔵庫の背面側を示す斜視図である。図3では、断熱箱体10内への発泡ウレタンの発泡、充填方法について説明する。
図3に示すように、断熱箱体10の背板12dには、複数のウレタン注入口12d1,12d1,12d2,12d2が形成されている。ウレタン注入口12d1は、背板12dの上部に位置し、ウレタン注入口12d2は背板12dの下部に位置している。
断熱箱体10を背板12dが上向きとなるように寝かせた状態において、各ウレタン注入口12d1,12d2から、外箱12と内箱13(図2参照)との間の充填空間にウレタンフォーム原液(発泡断熱材原液)を注入する。注入されたウレタンフォーム原液は、断熱箱体10の外箱12と内箱13との間の断熱空間全体に回り込み、注入完了後、発泡が開始されて充填される。
図4は冷凍サイクル部を示す構成図である。
図4に示すように、冷凍サイクル部20は、例えば、圧縮機21、凝縮器22、キャピラリチューブ23および冷却器15を含んで構成され、圧縮機21、凝縮器22、キャピラリチューブ23、冷却器15の順に冷媒が循環するように構成されている。圧縮機21および凝縮器22の一部は、断熱箱体10の背面下部に設けられた機械室17(図2参照)に設けられている。
凝縮器22は、機械室17(図2参照)に機械室凝縮器22Aが配置されるとともに、放熱パイプ22Bと結露防止パイプ22Cとを含んで構成されている。なお、機械室凝縮器22Aは、例えば、銅製のパイプに冷却フィンを取り付けたものである。結露防止パイプ22Cは、庫内と外気との境界に発生する露付きを防止するものであり、例えば、断熱仕切壁11a,11bおよび仕切壁11cの内部の前端に配設されている(図2参照)。
すなわち、圧縮機21から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、凝縮器22を通ることで冷却されて液化が促進される。液化した冷媒は、キャピラリチューブ23を通ることで減圧され、気液二相の冷媒となる。気液二相の冷媒は、冷却器15を通って蒸発することで庫内を通る空気が冷却され、低温・低圧のガス冷媒となって圧縮機21に戻る。
冷媒としては、例えば、イソブタン(R600a)が用いられる。なお、冷媒としては、他の冷媒を用いてもよいが、イソブタンは、廃棄した場合にオゾン層を破壊しない、温暖化係数が低いなどの利点があることから、イソブタンを冷媒として用いることが望ましい。
図5は放熱パイプの配置図である。なお、図5では、側板12cの一部の図示を省略しているが、側板12cは側板12cと左右対称に構成されているものであるので、側板12c側の放熱パイプ22Bの配置についての説明を省略する。
外箱12(上板12a、側板12b,12c)の内面には、凝縮器22として機能する放熱パイプ22Bが取り付けられている。すなわち、放熱パイプ22Bは、上板12aに沿って左右方向に延びて配置され、側板12b,12cに沿って上下方向に延びるとともに上端部および下端部において折り返すようにして配置されている。
また、放熱パイプ22Bは、当該放熱パイプ22Bを真っ直ぐに配置する領域R1,R2,R3に断面視扁平の扁平筒形状部22a,22b,22cを有している。また、放熱パイプ22Bは、当該放熱パイプ22Bを曲げて配置する領域R4,R5,R6,R7に断面視円形の円筒形状部22d,22e,22f,22gを有している。
また、放熱パイプ22Bの側板12b側の端部22f2は、機械室凝縮器22Aと接続され、側板12c側の端部(不図示)は、結露防止パイプ22Cと接続されている。なお、放熱パイプ22Bの側板12b側の端部22f2が結露防止パイプ22Cと接続され、側板12c側の端部が機械室凝縮器22Aと接続される構成であってもよい。
このように、放熱パイプ22Bを上下(上端部と下端部)において折り返す配置にすることで(領域R1〜R3)、放熱パイプ22Bを前後(前端部と後端部)において折り返す場合よりも、扁平筒形状部22a〜22cの部分を長く確保することができるので、凝縮器22としての性能をより高めることが可能になる。
ところで、凝縮器22(図4参照)の冷却性能を高めるという目的を達成するためには、放熱パイプ22Bの全体を扁平筒形状部22a〜22cとすることが最も望ましい。しかし、放熱パイプ22Bの両端に位置する他部品との接続部分は、円筒形とすることが望ましく、また、放熱パイプ22Bを曲げて配置する領域R4〜R7では、放熱パイプ22Bが潰れるおそれがあるため、円筒形状部22d〜22gとすることが望ましい。したがって、放熱パイプ22Bは、扁平筒形状部22a〜22cと円筒形状部22d〜22gとをパイプの曲げの状態に応じて適宜選択することが望ましい。
なお、本実施形態では、放熱パイプ22Bを上板12aと側板12b,12cとに設けた場合を例に挙げて説明したが、このような配置に限定されるものではなく、上板12aと側板12b,12cに加えて、背板12dや底壁10eの底板12e(図2参照)に適用するものであってもよい。
また、本実施形態では、図5において、領域R1〜R7に分けた場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、R4,R5,R7の円筒形状部に扁平筒形状部を設けて、領域をさらに細かく分けるようにしてもよい。
また、断熱仕切壁11a,11bおよび仕切壁11cの前面には、パッキンに内蔵された磁石を吸着させるための鉄板が配置されているため、結露防止パイプ22Cに断面視扁平の扁平筒形状部を適用して、扁平筒形状部の平面(平坦部)を鉄板に接するようにしてもよい。
図6は放熱パイプの加工方法を説明する概略図である。
図6に示すように、放熱パイプ22Bの加工装置(製造装置)は、ボビン(不図示)にコイル状に巻回された銅製のパイプ31と、パイプ31を押圧して断面視扁平形状にするプレス装置32と、を含んで構成されている。プレス装置32は、パイプ31を押圧してパイプ31を断面視扁平にするための治具32aを備えている。
このような加工装置では、パイプ31をX方向に引き延ばしながら、プレス装置32の治具32aをZ1方向またはZ2方向に動作させる。すなわち、治具32aをZ1方向に動作させてパイプ31に押圧することにより、パイプ31が扁平筒形状部Fを有する放熱パイプ22Bとなる。また、治具32aをZ2方向に動作させてパイプ31を押圧しないことにより、パイプ31を引き延ばしただけの状態である円筒形状部Cを有する放熱パイプ22Bとなる。
また、扁平筒形状部Fを形成している場合において、パイプ31を引き延ばしながら治具32aをZ1方向からZ2方向に動作させることで、徐変形状部S1を有する放熱パイプ22Bが構成される。また、円筒形状部Cを形成している場合において、パイプ31を引き延ばしながら治具32aをZ2方向からZ1方向に動作させることで、徐変形状部S2を有する放熱パイプ22Bが構成される。
ところで、凝縮器の性能向上を図る手段として、冷媒配管(放熱パイプ)の流路径を細くして冷媒の流速を上げることが代替技術として知られている。しかし、冷媒配管を細くすると、冷凍サイクル部20内の冷媒の内容積が減少することを補完するために、管長を長くする必要があり、大幅な設備改変が必要になる。また、冷媒配管に使用される銅材を大量に消費し、また放熱面積を拡大する目的で凝縮器の上から貼り付けられるアルミニウム製のテープ24も大量に消費されることになり、製造コストが増大する。
しかし、図6に示す方法で放熱パイプ22Bを加工することで、従来の製造設備にプレス装置32を追加するだけで、扁平筒形状部Fと円筒形状部Cとを交互に形成した放熱パイプ22Bを構成できるので、大幅な設備改変が不要になる。
また、円筒形状のパイプ31を扁平筒形状部に加工することで、汎用品のパイプ31を使用することができ、扁平形状の特注品のパイプを購入するよりも製造コストを抑制することができる。また、扁平筒形状のものを円筒形状に加工するのではなく、円筒形状のものを扁平形状に加工するので、加工が容易になる。
図7は放熱パイプの配置等を示す概略平面図である。
図7に示すように、外箱12には、1枚ものの平板状の鋼板に、扁平筒形状部22a〜22cと円筒形状部22d〜22gと交互に加工した放熱パイプ22Bが配置される。そして、放熱パイプ22Bの上から例えばアルミニウム製のテープ24を貼り付けて、放熱パイプ22Bを外箱12(上板12a、側板12b,12c)の内面に固着する。なお、テープ24は、曲げ部分を除く領域に貼り付けてもよいが(図7参照)、放熱パイプ22Bの全体に貼り付けてもよい。
そして、テープ24で固定された放熱パイプ22Bの上から真空断熱材25を積層する。真空断熱材25は、側板12bに配置された放熱パイプ22Bの扁平筒形状部22a〜22cを覆うことができる平面視矩形状を有するものである。また、真空断熱材25は、ウレタン等の発泡断熱材Uより熱伝導率の低い断熱材であり、グラスウールなどの芯材と、この芯材を被覆するガスバリア性の外被材とを有し、内部を減圧密封することで構成されている。
そして、放熱パイプ22Bがテープ24によって固定されるとともに真空断熱材25が固定された状態の外箱12において、上板12aと側板12,12cとの境界に対応する部分に、折り曲げ用の治具を当てながら図7の紙面に対して垂直方向手前側に垂直に折り曲げることで、図5に示す門形の状態となる。
図8は図5のB−B線矢視断面図である。なお、図8では、真空断熱材25を追加した状態の断面を示している。また、図8では、説明の便宜上、放熱パイプ22B(22a〜22c)とテープ24とをあえて離した状態で図示している。
図8に示すように、真空断熱材25は、あらかじめ側板12b側にホットメルトやシール材などにより仮固定され、発泡断熱材Uの発泡による充填により断熱箱体10の内側に固着される。
また、真空断熱材25には、放熱パイプ22B(扁平筒形状部22a〜22c)に対応する位置に凹型の溝25aが形成されている。この溝25aは、放熱パイプ22B(22a〜22c)が真空断熱材25と接触しないように、真空断熱材25を放熱パイプ22Bの上から被せたときに、放熱パイプ22Bと真空断熱材25との間に隙間Pを有するように構成されている。また、真空断熱材25は、扁平筒形状部22a〜22bに対応する位置に設けられている(図7参照)。
このように、真空断熱材25に、放熱パイプ22B(22a〜22c)と隙間Pを介して配置される溝25aを形成することにより、換言すると放熱パイプ22Bから逃げるように真空断熱材25に溝25aを形成する。これにより、冷媒パイプ22Bを通る冷媒の熱が真空断熱材25を介して庫内(冷蔵室2、製氷室3、上段冷凍室4、下段冷凍室5、野菜室6)に伝達されるのを抑制することができる。よって、庫内の冷却効率が低下するのを抑制することができる。また、放熱パイプ22Bの扁平筒形状部22a〜22cを溝25a内に配置することで、溝25aの深さを浅く形成することができるので、真空断熱材25の層を厚くでき、断熱性能を向上させることが可能になる。
なお、図8では、溝25aを前後方向に長い凹型とした場合を例に挙げて説明したが、溝25aが放熱パイプ22Bを逃げる形状であれば、図8に記載の形状に限定されるものではなく適宜変更することができる。
図9(a)は曲げて配置される領域の放熱パイプを示す断面図、図9(b)は真っ直ぐに配置される領域の放熱パイプの断面図である。
図9(a)に示すように、扁平筒形状部22a,22b,22cは、輪切り断面視においてオーバル形状(角丸長方形、トラック形状)であり、例えば、2つの平行な長さの直線を有する平面m,m(平坦部)と、2つの半円の曲線を有する曲面n,nと、で構成される形状である。また、扁平筒形状部22a,22b,22cは、一方の平面mが側板12bと面同士で接触している。
このように、扁平筒形状部22a,22b,22cが側板12bと断面視線接触することで、放熱板として機能する鋼板製の外箱12との接触面積を、放熱パイプ22Bが断面視円形で外箱12と断面視点接触する場合よりも増加させることができ、冷却性能が高められ、凝縮器22としての性能向上を図ることができる。また、放熱パイプ22Bを扁平筒形状部22a,22b,22cとし、平面mが側板12bと接するようにすることで、冷媒が通る流路の側板12bからの距離を短縮できるので、つまり冷媒を放熱板として機能する側板12bに近づけて流すことができるので、この点においても冷媒の冷却性能が高められ、凝縮器22としての性能向上を図ることができる。
図9(b)に示すように、円筒形状部22d,22e,22f,22gは、輪切り断面視において円形状である。例えば、円筒形状部22d〜22gは、外径が3.0〜5.0mm程度であることが望ましい。このような円筒形状部22d〜22gを、放熱パイプ22Bを曲げて配置する曲げ部22d1(図5参照)を有する領域R4(図5参照)、曲げ部22e1(図5参照)を有する領域R5(図5参照)、曲げ部22f1(図5参照)を有する領域R6(図5参照)、曲げ部22g1(図5参照)を有する領域R7(図5参照)に適用する。これにより、図5および図6に示す曲げ加工時に管がつぶれて、冷媒の流路抵抗が増大するといった不都合が生じるのを防止することができる。
また、扁平筒形状部22a〜22cの対向する平面m間の寸法H(図9(a)参照)は、1.6mm以上2.2mm以下に設定することが望ましい。寸法Hが1.6mm以下になると、冷媒の流路抵抗が増加して冷媒の冷却効率が低下する。寸法Hが2.2mm以上になると、例えば、円筒形状の外径が4mmで肉厚0.5mmのものを使用した場合、内径が3.0mm(4mm−(0.5mm×2))となり、平面m間の寸法Hが2.2mmのものと比較したときに有意な差(冷却性能の差)が生まれなくなる。
図10は放熱パイプの徐変形状部を示し、(a)は側面図、(b)は平面図である。
図10(a)および(b)に示すように、放熱パイプ22Bは、扁平筒形状部22a〜22cと円筒形状部22d〜22gとをつなぐ部分に徐変形状部22hを有している。
図10(a)に示すように、徐変形状部22hは、円筒形状部22d〜22gから扁平筒形状部22a〜22cにかけて(または、扁平筒形状部22a〜22cから円筒形状部22d〜22gにかけて)、側板12bと接している側とは逆側が側板12bに近づくように(または、側板12bから離れるように)なだらかに変化する傾斜部(徐変部)22h1を有している。また、徐変形状部22hは、傾斜部22h1と逆側の面22h2が側板12bと接するように構成されている。
図10(b)に示すように、徐変形状部22hは、円筒形状部22d〜22gから扁平筒形状部22a〜22cにかけて幅(外径)Dから幅Wになだらかに広がるように、または、扁平筒形状部22a〜22cから円筒形状部22d〜22gにかけて幅Wから幅(外径)Dになだらかに狭まるように、傾斜部(徐変部)22h3,22h3を有している。
このように、放熱パイプ22Bの扁平筒形状部22a〜22cと円筒形状部22d〜22gとを接続(連接)する部分のつなぎ形状は、冷媒の流路抵抗が過大とならないように、ある程度の距離Sをもってなだらかに徐変させることが望ましい。例えば、距離Sは2mm以上に設定することが望ましい。
以上説明したように、本実施形態に係る冷蔵庫1では、放熱パイプ22Bが扁平筒形状部22a〜22cと円筒形状部22d〜22gとを有し、扁平筒形状部22a〜22cが、放熱パイプ22Bを真っ直ぐに配置する領域R1〜R3に適用され、かつ、扁平筒形状部22a〜22cの平面mが外箱12と接し、円筒形状部22d〜22gが放熱パイプ22Bを曲げて配置する領域R4〜R7に適用される(図5参照)。これによれば、放熱パイプ22Bを曲げて配置する領域R4〜R7において流路抵抗が増大するのを防止して、凝縮器22の性能向上が可能になる。このように凝縮器22の性能向上が可能になることにより、冷蔵庫1の消費電力(圧縮機21の消費電力など)を低下させることが可能になる。
また、本実施形態では、扁平筒形状部22a〜22cと円筒形状部22d〜22gとをつなぐ徐変形状部22hを備え、徐変形状部22hが軸方向に少なくとも2mm以上の距離を有している。これによれば、冷媒の流路抵抗が増加を抑制することができる。
また、本実施形態では、扁平筒形状部22a〜22c、円筒形状部22d〜22gおよび徐変形状部22hが放熱性を有するテープ24を介して外箱12に固定されている(図7参照)。これによれば、冷媒の熱がテープ24を通して外箱12に伝達されるので、凝縮器22のさらなる性能向上が可能になる。
また、本実施形態では、放熱パイプ22Bを外箱12に載置する形状に曲げる前に、コイル状に巻回された断面視円形のパイプ31を引き延ばしながらパイプ31を押圧することで断面視扁平の扁平筒形状部22a〜22cとし、放熱パイプ22Bに扁平筒形状部22a〜22cと円筒形状部22d〜22gとを交互に形成する(図6参照)。これによれば、従来の製造設備にプレス装置32を追加するだけで、扁平筒形状部Fと円筒形状部Cとを交互に形成した放熱パイプ22Bを構成できるので、大幅な設備改変が不要になる。また、円筒形状のパイプ31を扁平筒形状部に加工することで、汎用品のパイプを使用することができ、扁平形状の特注品のパイプを購入するよりも製造コストを抑制することができる。また、扁平筒形状のものを円筒形状に加工するのではなく、円筒形状のものを扁平形状に加工するので、加工が容易になる。
1 冷蔵庫
10 断熱箱体(箱体)
12 外箱
12a 上板
12b 右側板
12c 左側板
13 内箱
15 冷却器(蒸発器)
20 冷凍サイクル部
21 圧縮機
22 凝縮器
22a,22b,22c 扁平筒形状部
22d,22e,22f,22g 円筒形状部
22A 機械室凝縮器
22B 放熱パイプ(冷媒管)
22C 結露防止パイプ
23 キャピラリチューブ(減圧装置)
24 テープ
25 真空断熱材
25a 溝
31 パイプ(管)
32 プレス装置
m 平面(平坦面)
P 隙間
S,S1,S2 徐変形状部

Claims (4)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器と、前記凝縮器で凝縮された冷媒を減圧する減圧装置と、前記減圧装置で減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器と、を順に接続してなる冷凍サイクル部と、
    前記冷凍サイクル部を収容する箱体と、を備え、
    前記箱体は、外郭を構成する外箱を備え、
    前記凝縮器は、前記外箱の少なくも一部に接して配置される冷媒管を含み、
    前記冷媒管は、断面視円形の円筒形状部と、断面視扁平の扁平筒形状部とを有し、
    前記円筒形状部は、前記冷媒管を曲げて配置する領域に適用され、
    前記扁平筒形状部は、前記冷媒管を真っ直ぐに配置する領域に適用され、かつ、当該扁平筒形状部の平坦面が前記外箱と接していることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記円筒形状部と前記扁平筒形状部とをつなぐ徐変形状部を備え、
    前記徐変形状部は、軸方向に少なくとも2mm以上の距離を有することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記円筒形状部、前記扁平筒形状部および前記徐変形状部は、放熱性を有するテープを介して前記外箱に固定されていることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 冷凍サイクル部を収容する箱体の外郭を構成する外箱に、凝縮器の一部である冷媒管を接するようにして配置する際、前記冷媒管を前記外箱に載置する形状に曲げる前に、コイル状に巻回された断面視円形の管を引き延ばしながら前記管を押圧することで断面視扁平の扁平筒形状部とし、前記冷媒管に断面視円形の円筒形状部と前記扁平筒形状部とを交互に形成することを特徴とする冷蔵庫の製造方法。
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