JP2005090811A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】省電力化を図った直冷式の冷蔵庫を提供すること
【解決手段】可燃性冷媒を使用し、圧縮機12と凝縮器14と、冷蔵室1を直冷式により冷却するための冷蔵室用蒸発器6と、冷凍室2を直冷式により冷却するための冷凍室用蒸発器8とを環状に接続して冷媒回路を構成し、冷媒回路を切替えて冷蔵室用蒸発器6と冷凍室用蒸発器8を通して冷媒を流したり、冷凍室用蒸発器8のみに冷媒を流す流路切替弁11を冷媒流路に介設し、各部屋に庫内温度を検出する温度センサー34とを備え、冷蔵室用蒸発器6と冷凍室用蒸発器8の少なくとも一つ以上の蒸発器の冷媒管内面に管長方向に連続した多数の溝を形成したことにより、蒸発器の冷媒管内表面積が増加し、冷媒管内熱伝達量の増加、冷却量の増加により冷蔵庫の運転率が減少し省電力化となる。
【選択図】図1
【解決手段】可燃性冷媒を使用し、圧縮機12と凝縮器14と、冷蔵室1を直冷式により冷却するための冷蔵室用蒸発器6と、冷凍室2を直冷式により冷却するための冷凍室用蒸発器8とを環状に接続して冷媒回路を構成し、冷媒回路を切替えて冷蔵室用蒸発器6と冷凍室用蒸発器8を通して冷媒を流したり、冷凍室用蒸発器8のみに冷媒を流す流路切替弁11を冷媒流路に介設し、各部屋に庫内温度を検出する温度センサー34とを備え、冷蔵室用蒸発器6と冷凍室用蒸発器8の少なくとも一つ以上の蒸発器の冷媒管内面に管長方向に連続した多数の溝を形成したことにより、蒸発器の冷媒管内表面積が増加し、冷媒管内熱伝達量の増加、冷却量の増加により冷蔵庫の運転率が減少し省電力化となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、直冷式により冷却される冷蔵室と冷凍室を有する冷蔵庫の省電力化に関するものである。
従来の直冷式の冷蔵庫においては、一般に圧縮機から吐出された冷媒が凝縮器、キャピラリー、冷凍室蒸発器、冷蔵室蒸発器を通り、再び圧縮機に戻る冷凍サイクルを構成し、冷蔵室蒸発器に設置された温度センサーから検知された温度値により圧縮機を冷凍室と冷蔵室を温度制御している(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このような構成のものは冷凍室と冷蔵室の各室の温度制御を精度良く行うことが難しかった。そこで近年、間冷式冷蔵庫においては、冷蔵室を冷却するための冷蔵室用蒸発器と、冷凍室を冷却するための冷凍室用蒸発器とを設け、流路切替弁により圧縮機からの冷媒を分配する冷蔵庫が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示し、図9は冷凍サイクルを示す。図8、図9に示すように、冷蔵庫の外観を形成するキャビネット35と、冷凍室36と冷蔵室37を各々形成するインナーケース37,38と、前記キャビネット35とインナーケース37,38との間に充填された断熱材39と、冷媒を圧縮させる圧縮機40と、圧縮機40を通過した冷媒ガスを凝縮させる凝縮器41と、凝縮器41を通過した冷媒を減圧させるキャピラリー42と、冷凍室36のインナーケース37と熱交換されて冷凍室36を冷却する冷凍室蒸発器43と、冷蔵室37のインナーケース38と熱交換されて冷蔵室37を冷却する冷蔵室蒸発器44と、前記冷蔵室蒸発器44の温度を測定する温度センサー45と、前記断熱材39から冷蔵室蒸発器44に熱伝達を促進させる熱伝達促進手段46と、前記温度センサー45から感知された温度値によって前記圧縮機40をON/OFFさせる制御部47とを含めて構成されている。
特開2003−28565号公報
特開平11−304332号公報
しかしながら、上記従来の直冷式の冷蔵庫の構成では、冷凍室蒸発器43と冷蔵室蒸発器44を直列に配設し、冷蔵室蒸発器44に温度センサー45が設置されているため、周囲温度、扉開閉による負荷変動に対応できず、所定の設定温度にコントロールできない。さらに、従来の直冷式は、容量200Lクラスまでの小型、中型冷蔵庫に採用されており、安価で冷却サイクルを構成することができるためコスト重視であり、省電力化に取組まれていないという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、精度良い庫内温度コントロールが可能な直冷式冷蔵庫において、省電力化を図った直冷式の冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の直冷式の冷蔵庫は、可燃性冷媒を使用し、圧縮機と凝縮器と、冷蔵室を直冷式により冷却するための冷蔵室用蒸発器と、冷凍室を直冷式により冷却するための冷凍室用蒸発器とを環状に接続して冷媒回路を構成し、冷媒回路を切替えて前記冷蔵室用蒸発器と前記冷凍室用蒸発器を通して冷媒を流したり、前記冷凍室用蒸発器のみに冷媒を流す切替弁を冷媒流路に介設し、各部屋には庫内温度を検出する温度センサーを設けた直冷式冷蔵庫において、前記冷蔵室用蒸発器と前記冷凍室用蒸発器の少なくとも一つ以上の蒸発器の冷媒管内面に管長方向に連続した多数の溝を形成したものである。
これによって、蒸発器の冷媒管内表面積が増加し、冷媒管内熱伝達量の増加、冷却量の増加により冷蔵庫の運転率が減少し省電力化となる。
また、本発明の直冷式冷蔵庫は、凝縮器の冷媒管内面に管長方向に連続した多数の溝を形成したことしたものである。
これによって、凝縮器の冷媒管内表面積が増加し、冷媒管内熱伝達量の増加、放熱量の増加により冷蔵庫の運転率が減少し省電力化となる。
また、本発明の直冷式冷蔵庫は、冷凍室用蒸発器の冷却板と冷媒管に波状冷却板を配設したものである。
これによって、冷凍室用蒸発器の冷媒管と冷却板の接触面積および冷凍室用蒸発器の冷媒管外表面積が増加し、冷凍室用蒸発器の冷媒管外熱伝達量の増加、冷却量の増加により、冷蔵庫の運転率が減少し省電力化となる。
本発明の直冷式の冷蔵庫は、蒸発器冷媒管内熱伝達量の増加、冷却量の増加により冷蔵庫の運転率が減少し省電力化を図ることができる。
また本発明の直冷式の冷蔵庫は、凝縮器冷媒管内熱伝達量の増加、放熱量の増加により冷蔵庫の運転率が減少し省電力化を図ることができる。
また本発明の直冷式の冷蔵庫は、冷凍室用蒸発器冷媒管外熱伝達量の増加、冷却量の増加により、冷蔵庫の運転率が減少し省電力化を図ることができる。
請求項1に記載の発明は、可燃性冷媒を使用し、圧縮機と凝縮器と、冷蔵室を直冷式により冷却するための冷蔵室用蒸発器と、冷凍室を直冷式により冷却するための冷凍室用蒸発器とを環状に接続して冷媒回路を構成し、冷媒回路を切替えて前記冷蔵室用蒸発器と前記冷凍室用蒸発器を通して冷媒を流したり、前記冷凍室用蒸発器のみに冷媒を流す切替弁を冷媒流路に介設し、各部屋には庫内温度を検出する温度センサーが設けられている冷蔵庫において、前記冷蔵室用蒸発器と前記冷凍室用蒸発器の少なくとも一つ以上の蒸発器の冷媒管内面に管長方向に連続した多数の溝を形成することにより、蒸発器の冷媒管内表面積が増加し、冷媒管内熱伝達量の増加、冷却量の増加により冷蔵庫の運転率が減少し省電力化を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の冷蔵庫を、凝縮器の冷媒管内面に管長方向に連続した多数の溝を形成することにより、凝縮器の冷媒管内表面積が増加し、冷媒管内熱伝達量の増加、放熱量の増加により冷蔵庫の運転率が減少し省電力化を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の冷蔵庫を、冷凍室用蒸発器の冷却板と冷媒管に波状冷却板を配設することにより、冷凍室用蒸発器の冷媒管と冷却板の接触面積が増加し、冷凍室用蒸発器の冷媒管外熱伝達量の増加、冷却量の増加により、冷蔵庫の運転率が減少し省電力化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における直冷式の冷蔵庫の断面図を示すものである。図2は本発明の実施の形態1による直冷式の冷蔵庫の冷凍サイクル図である。図3は本発明の実施の形態1における蒸発器の冷媒管の断面図である。
図1は本発明の実施の形態1における直冷式の冷蔵庫の断面図を示すものである。図2は本発明の実施の形態1による直冷式の冷蔵庫の冷凍サイクル図である。図3は本発明の実施の形態1における蒸発器の冷媒管の断面図である。
図1において、冷蔵室1と冷凍室2とが上下に区画形成され、キャビネット3と、冷蔵室1を形成する内箱4と、前記キャビネット3と前記内箱4との間に充填された断熱材5と、冷蔵室1の背面に配設された冷蔵室用蒸発器6と、冷凍室2の各引き出し式容器7の上下に冷凍室用蒸発器8と、前記冷蔵室1内に冷蔵室温度センサー9と、前記冷凍室2内に冷凍室温度センサー10と、これら温度センサーにより流路切替弁11を開閉させ、圧縮機12をON/OFFさせる制御手段13を備えている。
また、図2に示すように、直冷式の冷蔵庫の冷凍サイクルは、圧縮機12、凝縮器14、ドライヤー15、流路切替弁11、第一のキャピラリー16、第二のキャピラリー17、冷蔵室用蒸発器6、冷凍室用蒸発器8及びこれらを接続する配管で形成されている。
そして図3に示すように、蒸発器22の冷媒管18は、冷媒管18内面に管長方向に連続した多数のV字状の溝19を形成し、可燃性冷媒20と圧縮機用冷凍機油21が前記冷媒管18内を流れるよう構成している。
そして図3に示すように、蒸発器22の冷媒管18は、冷媒管18内面に管長方向に連続した多数のV字状の溝19を形成し、可燃性冷媒20と圧縮機用冷凍機油21が前記冷媒管18内を流れるよう構成している。
また、圧縮機12は例えばインバーターによる回転数制御で冷媒循環量を制御し冷凍能力を変化させることができる能力可変型としてある。
また、流路切替弁11は例えばパルスモータにより作動するものであり開閉の動作中のみ通電されるものである。
以上のように構成された直冷式の冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、圧縮機12停止中に、冷蔵室1および冷凍室2の温度検知手段である冷蔵室温度センサー9もしくは冷凍室温度センサー10のうちいずれか一方が、予め設定された所定の温度以上を検知すると制御手段13はこの信号を受け、例えば冷蔵室1の冷蔵室温度センサー9の温度検知手段が予め設定された所定の温度以上を検知すると圧縮機12が作動し、流路切替弁11を第一のキャピラリー16側に開放し冷蔵室1および冷凍室2の冷却を開始する。圧縮機12の動作により吐出された高温高圧の可燃性冷媒20は、凝縮器13にて放熱して凝縮液化し、流路切替弁11を経て第一のキャピラリー16で減圧されて冷蔵室用蒸発器6に至る。冷蔵室1内の空気と熱交換した可燃性冷媒20は冷蔵室用蒸発器6内で蒸発気化し、冷蔵室1内の空気が冷却される。気化した可燃性冷媒20と気化しなかった可燃性冷媒20が、冷凍室用蒸発器8に至り、冷凍室2の空気と熱交換した可燃性冷媒20が冷凍室用蒸発器8内で蒸発気化し、冷凍室2内の空気が冷却される。気化した可燃性冷媒20は圧縮機12に吸入される。
冷蔵室1冷却中に冷蔵室温度センサー9が予め設定された所定の温度以下かつ冷凍室温度検知手段である冷凍室温度センサー10が予め設定された所定の温度以上を検知すると制御手段13はこの信号を受け、流路切替弁11を第二のキャピラリー17側に開放し冷凍室2の冷却を開始する。圧縮機12の動作により吐出された高温高圧の可燃性冷媒20は、凝縮器14にて放熱して凝縮液化し、流路切替弁11を経て第二のキャピラリー17で減圧されて冷凍室用蒸発器8に至る。冷凍室2内の空気と積極的に熱交換した可燃性冷媒20は冷凍室用蒸発器8内で蒸発気化し、熱交換した空気はより低温の空気となって冷凍室2を冷却し、気化した可燃性冷媒20は圧縮機12に吸入される。
以上のように冷蔵室温度センサー9および冷凍室温度センサー10により流路切替弁11で冷媒の流れを、冷蔵室1と冷凍室2冷却回路または冷凍室2冷却回路に切り替え、精度良く温度コントロールする。
ここで、冷蔵室用蒸発器6または冷凍室用蒸発器8の冷媒管18内面に管長方向に連続した多数のV字状の溝19を形成することにより、蒸発器22の冷媒管内表面積が増加し、冷媒管内熱伝達量の増加、冷却量の増加により、冷蔵室1または冷凍室2の冷却時間が短縮され、冷蔵庫の運転率が減少する。
従来の冷蔵庫では、冷凍サイクルの冷媒としてフロン系の、例えばR134aが用いられ、最近は環境保護の観点から、冷凍サイクルの冷媒として、フロン系のものから可燃性がある炭化水素系のものに変換することが考えられている。R134aを用いた冷凍サイクルでは圧縮機用冷凍機油は相溶性の観点から合成エステル油が用いられ、主として圧縮機の耐磨耗性から22mm^2/s程度の動粘度が必要であるが、冷媒として炭化水素系の可燃性冷媒を使用し、圧縮機用冷凍機油は相溶性のある鉱物油においては、10mm^2/s程度の動粘度で圧縮機の耐磨耗性を確保できることから、低粘度の圧縮機用冷凍機油によりオイルリターン性が向上し溝付きの冷媒管を蒸発器に採用することが可能となる。
以上のように、本実施の形態においては、冷蔵室用蒸発器6または冷凍室用蒸発器8の冷媒管18内面に管長方向に連続した多数の溝19を形成することにより、蒸発器22の冷媒管内表面積が増加し、冷媒管内熱伝達量の増加、冷却量の増加により、冷蔵室1または冷凍室2の冷却時間が短縮され、冷蔵庫の運転率が減少し、省電力化を図ることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における冷蔵庫の凝縮器の斜視図である。図5は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の凝縮器の冷媒管の断面図である。
図4は、本発明の実施の形態2における冷蔵庫の凝縮器の斜視図である。図5は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の凝縮器の冷媒管の断面図である。
図4において、凝縮器13は直冷式冷蔵庫のキャビネット3の内面、例えばキャビネット3の左右側面23と、底面24と、背面25と、冷蔵室1と冷凍室2の仕切り部27に配設している。そして図5に示すように、凝縮器13の冷媒管28は、冷媒管28内面に管長方向に連続した多数のV字状の溝29を形成し、可燃性冷媒20と圧縮機用冷凍機油21が前記冷媒管28内を流れるよう構成している。
以上のように構成された直冷式の冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。なお、実施の形態1と同様の動作については説明を省略する。
まず、圧縮機12の動作により吐出された高温高圧の可燃性冷媒20は、凝縮器13にて放熱して凝縮液化する際に、凝縮器13の冷媒管28は、冷媒管28の内面に管長方向に連続した多数のV字状の溝29を形成することにより、凝縮器13の冷媒管内表面積が増加し、冷媒管内熱伝達量の増加、放熱量の増加により、冷蔵庫の運転率が減少する。
以上のように、本実施の形態においては、凝縮器13の冷媒管28の内面に管長方向に連続した多数のV字状の溝29を形成することにより、凝縮器13の冷媒管内表面積が増加し、冷媒管内熱伝達量の増加、放熱量の増加により、冷蔵庫の運転率が減少し、省電力化を図ることができる。また、単位長さ当たりの放熱量増加により、凝縮器13の全長を短くすることができ、例えばキャビネット3の左右側面23に配設した冷媒管を短く、または簡素化でき、キャビネット3に断熱材5を充填発泡する際の冷媒管28によるキャビネット3の変形を抑制することができる。
また、凝縮器13は、放熱板と冷媒管で構成されたプレートコンデンサーまたは螺旋状に形成されたアウターコンデンサーを、冷蔵庫の底面または冷蔵庫背面に配設するとさらに効率よく放熱能力を向上させることができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の冷凍室用蒸発器8の斜視図である。図7は本発明の実施の形態3における冷蔵庫の冷凍室用蒸発器8の断面図である。
図6は、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の冷凍室用蒸発器8の斜視図である。図7は本発明の実施の形態3における冷蔵庫の冷凍室用蒸発器8の断面図である。
図6において、冷凍室用蒸発器8は、冷凍室2の最下段を除く各引き出し式容器7の上下と、最下段の引き出し式容器7の背面に配設したものであり、冷媒管30と冷却板31で構成され、冷却板31からは冷却管30を保持するためのフィン32が形成され、フィン32を冷却管30の円形に沿って折り曲げ、冷却管30を保持している。図7において、冷凍室用蒸発器8の冷媒管30と冷却板31に、波状冷却板33を配設した構成としている。
以上のように構成された直冷式の冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。なお、実施の形態1と同様の動作については説明を省略する。
冷凍室用蒸発器8に至った可燃性冷媒20は、冷媒管30と、冷媒管30を保持したフィン32により冷却板31と、波状冷却板33を介して冷凍室2内の空気と熱交換し、冷凍室用蒸発器8内で蒸発気化し、熱交換した空気はより低温の空気となって冷凍室2を冷却する。
以上のように、本実施の形態においては、フィン32による冷媒管30の保持では、フィン32の保持力、自重で接触面積を十分確保できないため、冷凍室蒸発器8の冷媒管30と冷却板31に、波状冷却板33を配設することにより、冷凍室用蒸発器8の冷媒管30と冷却板31の接触面積および冷凍室用蒸発器8の冷媒管外表面積が増加し、冷凍室用蒸発器の冷媒管外熱伝達量の増加、冷却量の増加により、冷蔵庫の運転率が減少し省電力化を図ることができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、蒸発器および凝縮器の管内外表面積を増加させることにより熱交換効率が向上し省電力化が可能となるので、直冷式の蒸発器を備えた冷蔵庫等の冷却機器の技術分野に有用である。
1 冷蔵室
2 冷凍室
6 冷蔵室用蒸発器
8 冷凍室用蒸発器
11 流路切替弁
12 圧縮機
14 凝縮器
18、28、30 冷媒管
19、29 溝
20 可燃性冷媒
31 冷却板
33 波状冷却板
34 温度センサー
2 冷凍室
6 冷蔵室用蒸発器
8 冷凍室用蒸発器
11 流路切替弁
12 圧縮機
14 凝縮器
18、28、30 冷媒管
19、29 溝
20 可燃性冷媒
31 冷却板
33 波状冷却板
34 温度センサー
Claims (3)
- 可燃性冷媒を使用し、圧縮機と凝縮器と、冷蔵室を直冷式により冷却するための冷蔵室用蒸発器と、冷凍室を直冷式により冷却するための冷凍室用蒸発器とを環状に接続して冷媒回路を構成し、冷媒回路を切替えて前記冷蔵室用蒸発器と前記冷凍室用蒸発器を通して冷媒を流したり、前記冷凍室用蒸発器のみに冷媒を流す流路切替弁を冷媒流路に介設し、各部屋には庫内温度を検出する温度センサーが設けられている冷蔵庫において、前記冷蔵室用蒸発器と前記冷凍室用蒸発器の少なくとも一つ以上の蒸発器の冷媒管内面に管長方向に連続した多数の溝を形成したことを特徴とする冷蔵庫。
- 凝縮器の冷媒管内面に管長方向に連続した多数の溝を形成したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 冷凍室用蒸発器の冷却板と冷媒管に波状冷却板を配設したことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
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Cited By (5)
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JP2009249043A (ja) * | 2008-04-05 | 2009-10-29 | Radish Bo-Ya Co Ltd | 給水機 |
KR200460589Y1 (ko) * | 2009-12-09 | 2012-06-04 | 주식회사 파세코 | 직냉식 와인 냉장고 |
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JP2021076267A (ja) * | 2019-11-06 | 2021-05-20 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 冷蔵庫 |
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2003
- 2003-09-16 JP JP2003322674A patent/JP2005090811A/ja active Pending
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