JPH0579115A - 屋根パネルの取り付け装置 - Google Patents
屋根パネルの取り付け装置Info
- Publication number
- JPH0579115A JPH0579115A JP3268927A JP26892791A JPH0579115A JP H0579115 A JPH0579115 A JP H0579115A JP 3268927 A JP3268927 A JP 3268927A JP 26892791 A JP26892791 A JP 26892791A JP H0579115 A JPH0579115 A JP H0579115A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truss
- roof panel
- roof
- bolts
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 屋根パネルのボルトでの取り付けを、少ない
工数で短時間で行えるようにする。 【構成】 互いに隣接する屋根パネルのフレーム５を、
トラスの取り付け部２５を挟んで設置するとともに、そ
れらの取り付け部２５とフレーム５を貫通して差し込ん
だボルト１８で、両フレームを同時に固定する。
工数で短時間で行えるようにする。 【構成】 互いに隣接する屋根パネルのフレーム５を、
トラスの取り付け部２５を挟んで設置するとともに、そ
れらの取り付け部２５とフレーム５を貫通して差し込ん
だボルト１８で、両フレームを同時に固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄骨フレームを備え
た屋根パネルを屋根トラスへ取り付けるための取り付け
装置に関するものである。
た屋根パネルを屋根トラスへ取り付けるための取り付け
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】鉄骨フレームを備えた屋根パネルを躯体
ヘ取り付けて、屋根を構成する工法は公知であるが、そ
のような屋根パネルを予め取り付けた鉄骨トラスへ取り
付けることが考えられている。この場合、屋根パネル
は、桁方向に複数に分割した大きさのものを工場で製作
し、これを、現場でトラス上に吊上げて配置しながら順
次ボルトで固定するようにしている。
ヘ取り付けて、屋根を構成する工法は公知であるが、そ
のような屋根パネルを予め取り付けた鉄骨トラスへ取り
付けることが考えられている。この場合、屋根パネル
は、桁方向に複数に分割した大きさのものを工場で製作
し、これを、現場でトラス上に吊上げて配置しながら順
次ボルトで固定するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、鉄骨フ
レームのトラスへの固定は、それら鉄骨フレームとトラ
スに形成したボルト穴を利用して行うようにしている
が、かかるボルトでの固定作業は、各パネルごとに行う
必要があり、それだけ作業の工数が増大し、施工時間が
長くなるとともに、ボルトの本数も多くなるという欠点
があった。この発明は、このような欠点を解決して、屋
根パネルのボルトでの取り付けを、少ない工数で短時間
で行えるようにすることを目的としている。
レームのトラスへの固定は、それら鉄骨フレームとトラ
スに形成したボルト穴を利用して行うようにしている
が、かかるボルトでの固定作業は、各パネルごとに行う
必要があり、それだけ作業の工数が増大し、施工時間が
長くなるとともに、ボルトの本数も多くなるという欠点
があった。この発明は、このような欠点を解決して、屋
根パネルのボルトでの取り付けを、少ない工数で短時間
で行えるようにすることを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、互いに隣接する屋根パネルのフレー
ムを、トラスの取り付け部を挟んで設置するとともに、
それらの取り付け部とフレームを貫通して差し込んだボ
ルトで、両フレームを同時に固定するものである。
め、この発明では、互いに隣接する屋根パネルのフレー
ムを、トラスの取り付け部を挟んで設置するとともに、
それらの取り付け部とフレームを貫通して差し込んだボ
ルトで、両フレームを同時に固定するものである。
【０００５】
【作用】上記のように、一本のボルトで二つのパネルの
フレームを同時に固定するので、作業工数が少なく、か
つ、ボルトの本数も少なくて済むことになる。
フレームを同時に固定するので、作業工数が少なく、か
つ、ボルトの本数も少なくて済むことになる。
【０００６】
【実施例】図８及び図９は、この発明の屋根パネルを用
いた屋根の施工方法を示し、まず、図８のように、壁躯
体１上に鉄骨製のトラス２、２…を取り付け、しかる
後、図９のように、このトラス２の上に屋根パネル３を
載せて固定するものである。
いた屋根の施工方法を示し、まず、図８のように、壁躯
体１上に鉄骨製のトラス２、２…を取り付け、しかる
後、図９のように、このトラス２の上に屋根パネル３を
載せて固定するものである。
【０００７】図６は、上記この発明の屋根パネルの構造
を示している。図において、５は、Ｃチャンネルからな
る左右一対の縦枠、６は、同じく上下一対のＣチャンネ
ルからなる横枠で、これらが、その溝部が内向きとなる
ようにして互いに方形に接合されて、フレーム７を構成
している。このフレーム７内の空間に、各コーナー部間
を対角状に連結するようにして、２本のターンバックル
型のブレース８、８が取り付けられている。また、縦枠
５、５の軒先側の先端には、軒先側に突出する腕木９、
９の先端が、その上面に重ねて溶接されている。
を示している。図において、５は、Ｃチャンネルからな
る左右一対の縦枠、６は、同じく上下一対のＣチャンネ
ルからなる横枠で、これらが、その溝部が内向きとなる
ようにして互いに方形に接合されて、フレーム７を構成
している。このフレーム７内の空間に、各コーナー部間
を対角状に連結するようにして、２本のターンバックル
型のブレース８、８が取り付けられている。また、縦枠
５、５の軒先側の先端には、軒先側に突出する腕木９、
９の先端が、その上面に重ねて溶接されている。
【０００８】同じく縦枠５、５の上面には、長手方向に
適宜間隔をおいて、垂直な固定片１０、１０…が予め溶
接してあり、この固定片１０の側面に、木製の母屋１１
端部を当接して、ビス、ボルト或いは釘打ちなどによっ
て固定するようにしている。そして、この母屋１１の上
に、野地板１２を乗せ、上方から釘打ちして固定するも
のである。更に、野地板１２の上面には、予めゴムルー
フィング１３を取り付けるようにしてある。野地板１２
は、上記フレーム７から腕木９の先端までを覆うように
して取り付けられ、腕木９の先端面には、予めその先端
に溶接したプレート１４を介して、軒先母屋１５を取り
付けている。１６は、野地板の先端より斜め下方に向け
て突出した水切り板である。
適宜間隔をおいて、垂直な固定片１０、１０…が予め溶
接してあり、この固定片１０の側面に、木製の母屋１１
端部を当接して、ビス、ボルト或いは釘打ちなどによっ
て固定するようにしている。そして、この母屋１１の上
に、野地板１２を乗せ、上方から釘打ちして固定するも
のである。更に、野地板１２の上面には、予めゴムルー
フィング１３を取り付けるようにしてある。野地板１２
は、上記フレーム７から腕木９の先端までを覆うように
して取り付けられ、腕木９の先端面には、予めその先端
に溶接したプレート１４を介して、軒先母屋１５を取り
付けている。１６は、野地板の先端より斜め下方に向け
て突出した水切り板である。
【０００９】このようにして、フレーム７、腕木９、ブ
レース８、野地板１２及びゴムルーフィング１３等を予
め工場で一対化し、この状態で前記のように現場に搬入
して、図７のように、トラス２へボルト１８で取り付け
るものである。上記縦枠５、５には、長手方向の間隔を
おいて、そのためのボルト穴１９、１９…をウエブの部
分に形成している。同様に腕木９にもボルト穴２０を形
成している。
レース８、野地板１２及びゴムルーフィング１３等を予
め工場で一対化し、この状態で前記のように現場に搬入
して、図７のように、トラス２へボルト１８で取り付け
るものである。上記縦枠５、５には、長手方向の間隔を
おいて、そのためのボルト穴１９、１９…をウエブの部
分に形成している。同様に腕木９にもボルト穴２０を形
成している。
【００１０】トラス２は、断面逆Ｔ字形の下弦材２１、
Ｃチャンネルからなる平行な２本の上弦材２２、２２、
同じくＣチャンネルからなる束材２３と腹材２４からな
り、一対の上弦材２２、２２は、その溝部分が外向きと
なるようにして、水平方向に二重に配置されて、その頂
部と軒側の先端において、両者間に差し込んで溶接した
ガセットプレート２５、２６を、軒先側においては、図
５のように、その下端を下弦材２１に溶接し、頂部にお
いては、図４のように、束材２３を溶接して接合してい
る。また、上弦材２２の中間部においても、同様にして
両者間に溶接したガセットプレート２７に束材２３もし
くは腹材２４を溶接して接合している（図７）。更に、
これらガセットプレート２５、２６、２７の上端を上弦
材２２よりも上方に突出させるとともに、この突出部
に、前記フレーム７のボルト穴１９に適合するボルト穴
２８と腕木９のボルト穴２０に適合するボルト穴２９を
形成している。図２のように、上弦材２２の外側面に
は、中央よりも頂部寄りの位置において、屋根パネル３
の水平方向の位置決めプレート３０が、上方に突出する
ようにして溶接してある。図５の３１は、軒側ガセット
プレート２６の突出部より両側方に突出させて設けたプ
レート状のストッパーである。
Ｃチャンネルからなる平行な２本の上弦材２２、２２、
同じくＣチャンネルからなる束材２３と腹材２４からな
り、一対の上弦材２２、２２は、その溝部分が外向きと
なるようにして、水平方向に二重に配置されて、その頂
部と軒側の先端において、両者間に差し込んで溶接した
ガセットプレート２５、２６を、軒先側においては、図
５のように、その下端を下弦材２１に溶接し、頂部にお
いては、図４のように、束材２３を溶接して接合してい
る。また、上弦材２２の中間部においても、同様にして
両者間に溶接したガセットプレート２７に束材２３もし
くは腹材２４を溶接して接合している（図７）。更に、
これらガセットプレート２５、２６、２７の上端を上弦
材２２よりも上方に突出させるとともに、この突出部
に、前記フレーム７のボルト穴１９に適合するボルト穴
２８と腕木９のボルト穴２０に適合するボルト穴２９を
形成している。図２のように、上弦材２２の外側面に
は、中央よりも頂部寄りの位置において、屋根パネル３
の水平方向の位置決めプレート３０が、上方に突出する
ようにして溶接してある。図５の３１は、軒側ガセット
プレート２６の突出部より両側方に突出させて設けたプ
レート状のストッパーである。
【００１１】図１及び図２は、屋根パネル３の棟側の取
り付け構造を示している。まず、互いに隣接する屋根パ
ネル３、３のフレーム縦枠５を、前記ガセットプレート
２５の突出部両側において、それぞれ平行なトラス上弦
材２２に載置して、それらのボルト穴１９と突出部のボ
ルト穴２８を合致させ、この状態でボルト１８を側方よ
り挿入して、締め付け固定するものである。このとき、
縦枠５が、図のように、位置決めプレート３０とガセッ
トプレート２５との間にはまり込むような状態となっ
て、水平方向に移動することなく保持される。また、ボ
ルトの締め付け作業は、屋根パネル３の下方より作業で
き、危険な屋根上での作業を行う必要がない。図３は、
軒側の取り付け構造であって、同様にして、両パネル
３、３のフレーム縦枠５を固定している。更に、フレー
ムより突出する軒先腕木９が、ガセットプレート２６突
出部の別のボルト穴２９を介して、同様に共締めされて
いる。このとき、縦枠５の軒側の先端が前記ガセットプ
レートの側方に突出するストッパー３１端面に当接し
て、軒側に滑り落ちるのを防止して、位置決めを行なう
ようにしている。
り付け構造を示している。まず、互いに隣接する屋根パ
ネル３、３のフレーム縦枠５を、前記ガセットプレート
２５の突出部両側において、それぞれ平行なトラス上弦
材２２に載置して、それらのボルト穴１９と突出部のボ
ルト穴２８を合致させ、この状態でボルト１８を側方よ
り挿入して、締め付け固定するものである。このとき、
縦枠５が、図のように、位置決めプレート３０とガセッ
トプレート２５との間にはまり込むような状態となっ
て、水平方向に移動することなく保持される。また、ボ
ルトの締め付け作業は、屋根パネル３の下方より作業で
き、危険な屋根上での作業を行う必要がない。図３は、
軒側の取り付け構造であって、同様にして、両パネル
３、３のフレーム縦枠５を固定している。更に、フレー
ムより突出する軒先腕木９が、ガセットプレート２６突
出部の別のボルト穴２９を介して、同様に共締めされて
いる。このとき、縦枠５の軒側の先端が前記ガセットプ
レートの側方に突出するストッパー３１端面に当接し
て、軒側に滑り落ちるのを防止して、位置決めを行なう
ようにしている。
【００１２】
【発明の効果】以上のように、この発明では、互いに隣
接する屋根パネルを、側方から差し込んだボルトで同時
に締め付けて固定するので、それらのパネルを別々に取
り付ける場合に比較して、作業工数が大幅に減少し、施
工時間を短縮できるのみならず、ボルトの本数も低減で
きるという効果がある。また、トラス側の取り付け部
は、上弦材などの各部材を接合するガセットプレートに
ボルト穴を形成して構成するので、特別の固定用部材が
不要となる。更に、トラスには、そのトラスに載置した
屋根パネルが軒側に下降するのを防止するストッパー
と、水平方向に移動するのを防止する位置決めプレート
とを設けているから、トラスに載置するだけで位置決め
されると共に、移動することなく保持され、作業が非常
に容易となる効果がある。また、ボルトの締め付け作業
は、屋根パネルの下側から作業でき、屋根の上からの作
業と異なって安全性が高く、かつ、作業も楽に行える効
果が得られる。
接する屋根パネルを、側方から差し込んだボルトで同時
に締め付けて固定するので、それらのパネルを別々に取
り付ける場合に比較して、作業工数が大幅に減少し、施
工時間を短縮できるのみならず、ボルトの本数も低減で
きるという効果がある。また、トラス側の取り付け部
は、上弦材などの各部材を接合するガセットプレートに
ボルト穴を形成して構成するので、特別の固定用部材が
不要となる。更に、トラスには、そのトラスに載置した
屋根パネルが軒側に下降するのを防止するストッパー
と、水平方向に移動するのを防止する位置決めプレート
とを設けているから、トラスに載置するだけで位置決め
されると共に、移動することなく保持され、作業が非常
に容易となる効果がある。また、ボルトの締め付け作業
は、屋根パネルの下側から作業でき、屋根の上からの作
業と異なって安全性が高く、かつ、作業も楽に行える効
果が得られる。
【図１】この発明の実施例を示す屋根パネル取り付け部
の要部の横断面図である。
の要部の横断面図である。
【図２】屋根パネルを取り付けたトラスの棟部の側面図
である。
である。
【図３】同じく軒側の側面図である。
【図４】屋根トラスの要部の斜視図である。
【図５】同じく屋根トラスの軒側端部の斜視図である。
【図６】屋根パネルの分解斜視図である。
【図７】屋根パネルの取付け方法を示す要部の斜視図で
ある。
ある。
【図８】トラスの取り付け方法を示す施工状態の全体斜
視図である。
視図である。
【図９】屋根パネルの取り付け方法を示す施工状態の全
体斜視図である。
体斜視図である。
２ 屋根トラス ３ 屋根パネル ５ 縦枠 ７ 鉄骨フレーム １８ ボルト ２１ トラス上弦材 ２５ ガセットプレート ２６ ガセットプレート ２７ ガセットプレート ３０ 位置決め部材 ３１ ストッパー
Claims (3)
- 【請求項１】躯体に取り付けた屋根トラスの上弦材上面
に、互いに隣接する一対の屋根パネルの鉄骨フレーム
を、前記トラス上弦材上方に突出する取り付け部を挟ん
で並べて載せ、これら両鉄骨フレームと取り付け部を貫
通して差し込んだボルトで固定することを特徴とする屋
根パネルの取り付け装置。 - 【請求項２】取り付け部が、屋根トラスの上弦材と腹材
などを接合するガセットプレートである請求項１記載の
屋根パネルの取り付け装置。 - 【請求項３】屋根トラスに、そのトラス上に載せた屋根
パネルの軒側への下降を防止するストッパーと、水平方
向への移動を防止する位置決め部材を設けたことを特徴
とする請求項１又は２記載の屋根パネルの取り付け装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3268927A JPH0579115A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 屋根パネルの取り付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3268927A JPH0579115A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 屋根パネルの取り付け装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579115A true JPH0579115A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17465216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3268927A Pending JPH0579115A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 屋根パネルの取り付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0579115A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100769596B1 (ko) * | 2006-12-05 | 2007-10-23 | 주식회사 케이에스비경영기술연구원 | 디지털 Ｘ-ｒａｙ 필름 이동보관용 냉온케이스 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP3268927A patent/JPH0579115A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100769596B1 (ko) * | 2006-12-05 | 2007-10-23 | 주식회사 케이에스비경영기술연구원 | 디지털 Ｘ-ｒａｙ 필름 이동보관용 냉온케이스 |
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