JPH0579116A - 屋根パネルの取付け装置 - Google Patents

屋根パネルの取付け装置

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Publication number
JPH0579116A
JPH0579116A JP3268928A JP26892891A JPH0579116A JP H0579116 A JPH0579116 A JP H0579116A JP 3268928 A JP3268928 A JP 3268928A JP 26892891 A JP26892891 A JP 26892891A JP H0579116 A JPH0579116 A JP H0579116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
roof panel
roof
pin
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3268928A
Other languages
English (en)
Inventor
Yatsuhiro Nakaya
八博 中屋
Hiromi Shima
裕美 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP3268928A priority Critical patent/JPH0579116A/ja
Publication of JPH0579116A publication Critical patent/JPH0579116A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 屋根パネルのフレームと屋根トラスのボルト
穴の位置決めを容易に行うことができ、また、その後の
ボルト締め作業も容易に行えるようにした屋根パネルの
取付け装置を提供する。 【構成】 屋根トラスのパネル受け部29の上面にピン
30を突接するとともに、上記フレーム7に形成したピ
ン挿入穴21へ、このピン30を挿入して位置決めす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋根パネルを屋根ト
ラスへ取り付けるための取付け装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】鉄骨フレームと野地板などを予め工場で
一体に製作し、これを現場に搬入して予め取付けた屋根
トラスに固定する工法が考えられている。
【0003】この場合の施工は、まず、図6のように壁
躯体1上に屋根トラス2を取付け、しかる後、図7のよ
うに、屋根パネル3をクレーンで吊上げて、トラス2上
に載置するとともに、その屋根パネル3のフレームをボ
ルトでトラスの固定部へ固定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の工法において、
従来においては、トラス2上に載置した屋根パネル3を
そのトラス2上で上下左右に移動させながら、屋根パネ
ル3のフレームのボルト穴とトラス2のボルト穴を一致
させるための位置決め作業が必要であり、この位置決め
は、高所での作業であることから、作業が困難で手間を
要するのみならず、転落の危険さえあるという問題があ
った。
【0005】この発明の目的は、上記従来の欠点を解消
して、屋根パネルのフレームと屋根トラスのボルト穴の
位置決めを容易に行うことができ、また、その後のボル
ト締め作業も容易に行えるようにした屋根パネルの取付
け装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、上記のような構造の取付け装置にお
いて、屋根トラスのパネル受け部の上面にピンを突接す
るとともに、上記フレームに形成したピン挿入穴へ、こ
のピンを挿入して位置決めするものである。
【0007】
【作用】上記のように、クレーンで吊上げた屋根パネル
を、そのピン挿入穴へトラスのピンを挿入して設置する
ことで、同時に位置決めでき、また、この位置決めした
状態で移動することなく保持されるので、その後のボル
ト締作業も容易となる。
【0008】
【実施例】図5は、上記この発明の屋根パネル3の構造
を示している。図において、5は、溝形鋼からなる左右
一対の縦枠、6は、同じく上下一対の溝形鋼からなる横
枠で、これらが、その溝部が内向きとなるようにして互
いに方形に接合されて、フレーム7を構成している。こ
のフレーム7内の空間に、各コーナー部間を対角状に連
結するようにして、2本のターンバックル型のブレース
8、8が取り付けられている。また、縦枠5、5の軒先
側の先端には、軒先側に突出する腕木9、9の先端が、
その上面に重ねて溶接されている。同じく縦枠5、5の
上面には、長手方向に適宜間隔をおいて、垂直な固定片
10、10…が予め溶接してあり、この固定片10の側
面に、木製の母屋11端部を当接して、ビス、ボルト或
いは釘打ちなどによって固定するようにしている。
【0009】そして、この母屋11の上に、野地板12
を乗せ、上方から釘打ちして固定するものである。更
に、野地板12の上面には、予めゴムルーフィング13
を取り付けるようにしてある。野地板12は、上記フレ
ーム7から腕木9の先端までを覆うようにして取り付け
られ、腕木9の先端面には、予めその先端に溶接したプ
レート14を介して、軒先母屋15を取り付けている。
16は、野地板の先端より斜め下方に向けて突出した水
切り板である。このようにして、フレーム7、腕木9、
ブレース8、野地板12及びゴムルーフィング13等を
予め工場で一対化し、この状態で前記のように現場に搬
入して、図7のように、トラス2へボルト18で取り付
けるものである。
【0010】上記縦枠には、長手方向の間隔をおいて、
そのためのボルト穴19、19…をウエブの部分に形成
している。更に、前記縦枠5の先端部近傍には、下側の
フランジに、一個の位置決め用のピン挿入穴21を形成
している。
【0011】図4で示すように、トラス2は、断面逆T
字形の下弦材21、Cチャンネルからなる上弦材22、
同じくCチャンネルからなる束材23と腹材24からな
り、これらが、それぞれガセットプレート25〜27を
介して、そのガセットプレートの一方の側面側におい
て、互いに接合されている。上弦材22と他の部材を接
合するガセットプレート25〜27は、その上弦材22
より上方に突出し、この突出部に、前記フレーム7のボ
ルト穴19に適合するボルト穴28を形成している(図
1)。更に、図3のように、軒側ガセットプレート27
の上弦材22を溶接した面とは反対側の面には、その上
弦材22の端部に対応するようにして、同じく上弦材2
2と同断面の単尺なパネル受け部材29を予め溶接して
ある。なお、図示していないが、棟側のガセットプレー
ト25においても、同様に上弦材22とは反対側の面に
パネル受け材が溶接される。そして、軒側のパネル受け
材29と上弦材22の先端には、共に1個の位置決めピ
ン30、30が予め一体に、上方に突出するようにして
固着されている。
【0012】上記ガセットプレート25〜27には、そ
のガセットプレート25〜27を挟んで互いに隣接する
屋根パネル3のフレーム7が固定されるが、まず、図1
のように、パネル受け材29上に一方の屋根パネル3の
フレーム縦枠5を載せ固定する。このとき、縦枠5のピ
ン挿入穴21に受け材29のピン30を挿入しながら設
置することで、両者のボルト穴19、28が一致するよ
う自動的に位置決めされ、さらに、このピン30によっ
て、傾斜方向及び左右方向に移動することなく保持され
るので、屋根パネル3を特別に支えておく必要なく、後
のボルト締作業を行うことができる。このようにして、
一方の屋根パネル3を設置してボルトの締め付けを行う
前に、他方の屋根パネル3を上弦材22の上に、前記と
同様にして、上弦材22上の位置決めピン30をピン挿
入穴21に挿入して位置決めしながら、設置する。しか
る後、互いに一致する各屋根パネル3、3のボルト穴1
9とガセットプレート25〜27のボルト穴28を貫通
して、ボルト31を差し込んで、締め付け固定するもの
である。
【0013】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、屋根パ
ネルのフレームに形成したピン挿入穴へトラスの位置決
めピンを挿入して設置することで、設置と同時に位置決
めでき、位置決め作業が非常に容易となるのみならず、
この位置決めした状態で移動することなく保持されるの
で、その後のボルト締め作業も容易となり、短時間で作
業できるとともに、転落などの危険性も減少するという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における屋根パネル取付け方
法の要部の斜視図である。
【図2】トラスの軒側の先端部の側面図である。
【図3】図2とは反対側から見たトラスの軒側の先端の
側面図である。
【図4】屋根パネルの取付け方法を示す全体斜視図であ
る。
【図5】屋根パネルの分解斜視図である。
【図6】トラスの取付け方法を示す建物の全体斜視図で
ある。
【図7】トラスへの屋根パネルの取付け方法を示す建物
の全体斜視図である。
【符号の説明】
2 屋根トラス 3 屋根パネル 7 フレーム 21 ピン挿入穴 22 上弦材 29 パネル受け材 30 位置決めピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根トラスのパネル受け部に屋根パネルの
    鉄骨フレームを載置して固定する屋根装置において、前
    記パネル受け部の上面にピンを突接するとともに、上記
    フレームに形成したピン挿入穴へ、このピンを挿入して
    位置決めしてあることを特徴とする屋根パネルの取付け
    装置。
  2. 【請求項2】パネル受け部がトラス上弦材である請求項
    1記載の屋根パネルの取付け装置。
JP3268928A 1991-09-19 1991-09-19 屋根パネルの取付け装置 Pending JPH0579116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3268928A JPH0579116A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 屋根パネルの取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3268928A JPH0579116A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 屋根パネルの取付け装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0579116A true JPH0579116A (ja) 1993-03-30

Family

ID=17465230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3268928A Pending JPH0579116A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 屋根パネルの取付け装置

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JP (1) JPH0579116A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018162796A1 (en) * 2017-03-08 2018-09-13 Vetokatto Oy Method for building a roof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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