JP2883717B2 - 屋根パネル及びその施工法 - Google Patents

屋根パネル及びその施工法

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JP2883717B2 JP2288463A JP28846390A JP2883717B2 JP 2883717 B2 JP2883717 B2 JP 2883717B2 JP 2288463 A JP2288463 A JP 2288463A JP 28846390 A JP28846390 A JP 28846390A JP 2883717 B2 JP2883717 B2 JP 2883717B2
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は縦桟と横桟とを枠状に組んだ骨枠組に野地板
及び屋根仕上材を張設して構成した屋根パネル及びその
屋根パネルの施工法に係るものである。
<従来の技術> 従来のこの種の屋根パネル及び屋根パネルの施工法に
関する技術としては、特開昭59−102043号公報、同59−
106651号公報、同62−153446号公報、同62−153447号公
報、実開昭59−30421号公報、同59−51909号公報、同59
−157016号公報等に示す技術が公知でる。
上述の従来の技術に係る屋根パネル構造は、木材、或
いは鋼材を長方形の枠状に組んだ骨枠組に野地板及び屋
根仕上材を張設したもの、或いは屋根タルキの下側に断
熱材を取り付けると共に、その屋根タルキの上に野地板
を張設したもの等が一般的であった。
<発明が解決しようとする課題> 然るに、前述の従来の技術に於いては、予め屋根パネ
ルが仕上げられているので、現場作業が少なく、作業性
は極めて良いが、この屋根パネルを建物駆体側の軒げた
に取付ける作業が比較的面倒で熟練を要する問題があっ
た。
特に、前述の如く構成された屋根パネルを軒げたに取
付ける際の正確な位置決めが困難であり、作業性が悪い
問題があった。
本発明は上述の従来の問題点を根本的に改善する技術
であって、特に枠状に組み込んだ骨枠組に野地板と屋根
仕上材とを順に張設して構成した屋根パネルの縦桟の下
面所定位置に切欠を穿設し、かつ、該切欠につなぎ材を
取付け、このつなぎ材を利用することによって屋根駆体
の軒げたに屋根パネルを位置決めしながら簡単かつ正確
に取付けられるようにした屋根パネルの構成及びその施
工法である。
<課題を解決するための手段> 本発明に係る屋根パネルは、前述の従来の問題点を根
本的に改善した技術であって、その要旨は、縦桟と横桟
とが枠状に組み込まれた骨枠組上に野地板と屋根仕上材
とを順に張設してなる屋根パネルに於いて、前記骨枠組
の縦桟の先端部の下面に設けられた切欠の基部起立面に
つなぎ材が取付けられて構成されたものである。
また、本発明に係る屋根パネルの施工法の要旨は、縦
桟の先端部の下面に設けられた切欠の基部起立面につな
ぎ材が取付けられて構成された前記屋根パネルを施工す
る方法に於いて、前記屋根パネルのつなぎ材を屋根駆体
の軒げたの内側面に当接すると共に該つなぎ材を軒げた
に固定して屋根パネルを施工するものである。
<作用> 本発明に係る屋根パネルは、縦桟と横桟とを枠状に組
み込んで骨枠組を形成すると共に、この骨枠組上に野地
板と屋根仕上材とを順に張設し、前記骨枠組の縦桟の先
端部の下面に切欠を穿設し、かつこの切欠の基部起立面
につなぎ材を取付けて構成したので、屋根パネルを屋根
駆体の軒げたに取付ける際に、前記つなぎ材を軒げたに
当接することによって、屋根パネルの取付位置を正確に
規定することが出来る。
また、本発明に係る屋根パネルの施工法は、骨枠組の
縦桟下面に設けられた切欠につなぎ材を取付けて構成し
た後で、このつなぎ材を屋根駆体の軒げたの内側面に当
接しながら屋根パネルの全体を吊り下げて該つなぎ材を
軒げたに固定するので、屋根パネルの位置決めを容易か
つ正確に行うことが出来、更に施工の作業性を著しく向
上せしめることが出来る。
<実施例> 図により本発明に係る屋根パネル及びその施工法につ
いて説明すると、第1図は本発明に係る屋根パネルの骨
組の要部の斜視図、第2図はその完成後の一部断面説明
図、第3図は本発明の屋根パネルを施工した屋根の平面
図、第4図乃至第7図は夫々第3図の屋根の要部の説明
図、第8図及び第9図は夫々屋根パネルの連結目地部の
断面説明図、第10図(A),(B)は他例の屋根パネル
を示す平面説明図である。
第1図及び第2図に於いて、1は本発明に係る屋根パ
ネルであって、縦桟2と横桟3とを縦横に枠状に組み込
んで形成した骨枠組4上に、野地板5と屋根板6とを夫
々順に張設することによって構成している。
また、骨枠組4の縦桟2の先端部の下面に切欠7が設
けられると共に、この切欠7の基部起立面にはつなぎ材
8が釘9を介して取付固定されている。図中10はALC板
を並列して構成した平屋根、11は軒げた、12は束、13は
束受梁、14は束受梁13の枕木である。
次に本発明に係る屋根パネル1の施工方法を第3図乃
至第7図により説明すると次の通りである。
本発明に係る屋根パネル1は上述の如く、骨枠組4の
縦桟2の切欠7の基部起立面につなぎ材8を設けたの
で、施工に当たっては平屋根10に予め固定された軒げた
11の内側面につなぎ材8を当接しながら屋根パネル1の
全体を吊り下げて屋根パネル1の下部の位置決めを行
い、かつ、つなぎ材8を釘又はボルト等によって軒げた
11に取付固定することが出来る。また、屋根パネル1の
頂部は束12及び束受梁13等で平屋根10上に支持されてい
る棟木15又は隅木16で受けることが出来る。
図中17は火灯梁、18は棟木筋違い、19は隅木16を受け
る隅木受けである。
上述の如く屋根駆体上に隣接並列した状態で敷設され
た各屋根パネル1は第8図又は第9図に示す如く、ボル
ト20を介して相互に連結することが出来る。
2枚の屋根パネル1の並列によって形成される目地は
第8図に示す如く、側縁上層の凹凸縁を組み合わせるこ
とによって凹凸目地21aを構成することも、或いは防水
目地材22を両者間に介在させた防水目地21bを構成する
ことも出来る。
上記実施例に於いては屋根パネルの一例の形状につい
て説明したが、屋根パネル1は使用される屋根の位置、
例えば中央部又は隅部に対応して第10図(A),(B)
に示す如き形状を持った屋根パネル1も当然必要であ
る。
<発明の効果> 本発明に係る屋根パネル及びその施工法は上述の如き
構成と作用とを有するので、予め工場等で仕上げされた
屋根パネルを現場で組立てれば良いので、現場作業が少
なく、作業が容易である。
特に、屋根パネルの縦桟の下面先端部の下面に設けら
れた切欠の基部につなぎ材が予め取付けられているの
で、このつなぎ材を軒げたの内側面に当接して釘打ち等
で固定することによって、屋根パネルの取付位置を正確
にかつ容易に固定することが出来る等の特徴を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る屋根パネルの骨組の要部の斜視
図、第2図はその完成後の一部断面説明図、第3図は本
発明の屋根パネルを施工した屋根の平面図、第4図乃至
第7図は夫々第3図の屋根の要部の説明図、第8図及び
第9図は夫々屋根パネルの連結目地部の断面説明図、第
10図(A),(B)は他例の屋根パネルを示す平面説明
図である。 1は屋根パネル、2は縦桟、3は横桟、4は骨枠組、5
は野地板、6は屋根板、7は切欠、8はつなぎ材、9は
釘、10は平屋根、11は軒げた、12は束、13は束受梁、14
は枕木、15は棟木、16は隅木、17は火灯梁、18は棟木筋
違い、19は隅木受け、20はボルト、21aは凹凸目地、21b
は防水目地、22は目地材である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−43652(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 7/02 511

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦桟と横桟とが枠状に組み込まれた骨枠組
    上に野地板と屋根仕上材とを順に張設してなる屋根パネ
    ルに於いて、前記骨枠組の縦桟の先端部の下面に設けら
    れた切欠の基部起立面に軒げた内側面に当接するための
    つなぎ材が取付けられて構成されたことを特徴とした屋
    根パネル。
  2. 【請求項2】縦桟の先端部の下面に設けられた切欠の基
    部起立面につなぎ材が取付けられて構成された前記屋根
    パネルを施工する方法に於いて、前記屋根パネルのつな
    ぎ材を屋根駆体の軒げたの内側面に当接すると共に該つ
    なぎ材を軒げたに固定して屋根パネルを施工することを
    特徴とした屋根パネルの施工法。
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