JPH0579003A - 鉄道線路のレールを取り替えるための方法及び装置 - Google Patents

鉄道線路のレールを取り替えるための方法及び装置

Info

Publication number
JPH0579003A
JPH0579003A JP3266723A JP26672391A JPH0579003A JP H0579003 A JPH0579003 A JP H0579003A JP 3266723 A JP3266723 A JP 3266723A JP 26672391 A JP26672391 A JP 26672391A JP H0579003 A JPH0579003 A JP H0579003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
rails
carrier
new
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3266723A
Other languages
English (en)
Inventor
Antoine P Scheuchzer
アントワーヌ、パスカル シヨイヒツアー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FILS AUGUSTE SCHEUCHZER SA
FUISU DE GIYUSUTO SHIYUUKUZERU
LES FUISU DE-GIYUSUTO SHIYUUKUZERU SA
Original Assignee
FILS AUGUSTE SCHEUCHZER SA
FUISU DE GIYUSUTO SHIYUUKUZERU
LES FUISU DE-GIYUSUTO SHIYUUKUZERU SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from CH186891A external-priority patent/CH685779A5/fr
Application filed by FILS AUGUSTE SCHEUCHZER SA, FUISU DE GIYUSUTO SHIYUUKUZERU, LES FUISU DE-GIYUSUTO SHIYUUKUZERU SA filed Critical FILS AUGUSTE SCHEUCHZER SA
Publication of JPH0579003A publication Critical patent/JPH0579003A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B29/00Laying, rebuilding, or taking-up tracks; Tools or machines therefor
    • E01B29/16Transporting, laying, removing, or replacing rails; Moving rails placed on sleepers in the track
    • E01B29/17Lengths of rails assembled into strings, e.g. welded together
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B31/00Working rails, sleepers, baseplates, or the like, in or on the line; Machines, tools, or auxiliary devices specially designed therefor
    • E01B31/02Working rail or other metal track components on the spot
    • E01B31/18Reconditioning or repairing worn or damaged parts on the spot, e.g. applying inlays, building-up rails by welding; Heating or cooling of parts on the spot, e.g. for reducing joint gaps, for hardening rails

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 古いレールと新しいレールとを、自動的に
交換する。 【構成】 敷設される新しいレールRは、中立化のた
めに連続的に加熱される。その目的で、レールは持ち上
げられ、古いレール上を連続的に走行する搬送体1上に
取り付けられた2ケの加熱用トンネル15の形状をとる
熱源にさらされる。新しいレールの各1本が各加熱用ト
ンネル15を通過する。同時に、古いレールRは、枕
木から取り外され、前記搬送体の通過後、線路に沿って
置かれるかまたは除去される。加熱用搬送体の後には組
み立て用搬送体2が続き、この組み立て用搬送体によっ
て、熱して中立化の温度に保たれている新しいレールが
連続的に枕木上に敷設され固定される。加熱用搬送体の
前には、古い線路上に、新しいレールを溶接するための
溶接用搬送体が配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道線路のレールを取
り替えるための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】今日まで、同じ枕木を使用して
レールを取り替える作業は、大部分は手作業で行われ、
かつ、長い時間を要する作業と考えられてきた。実際、
レールを取り替えるためには、はじめに古いレールを枕
木から取り外した後、線路の脇へ移し、さらに除去する
ことが必要となる。そして、次に、あらかじめ線路に沿
って配置した新しいレールを敷設して枕木上に固定しな
ければならない。
【0003】それに続いて、新しいレールの「中立化」
(neutralisation)と、呼ばれる作業が
行われる。この中立化を行う目的は、レールの敷設を、
レールを加熱することによって中立化が起こる特定の平
均温度(例えば25℃)で行うか、あるいは中立化の作
業が行われるこの平均温度でのレールの伸張に対応する
レールの膨張を利用して行うかして、レールを最も伸張
しにくい状態で固定することにある。このようにしてレ
ールを中立化させることにより、前記レールが寒気の中
で破断する危険や暑さで歪む危険はかなり減少する。
【0004】枕木に敷設された新しいレールの加熱は、
通常、エア・ブロワーを用い、線路上を該エア・ブロワ
ーを規則的に動かし、2本のレールを同時に処理するこ
とによって行う。通常、加熱は、レールの自由端部から
固定点までレールに沿って連続的にエア・ブロワーを動
かし、さらに逆方向に戻る作業を繰り返すことによって
行われる。この加熱作業中、レールは、その支えからわ
ずかに持ち上げられ、レールが加熱点と自由端部の間で
連続的に自由に伸長できるようにされる。そして所定の
伸長が得られたら、ただちに、止め金具の締め付けを行
わなければならない。レールの温度の測定は、少なくと
も2ケの磁石温度計を用いて行い、又、この測定は、少
なくとも5分間継続して行う必要がある。しかし、この
ように測定しても、きわめて正確な結果が得られるまで
には至らない。
【0005】この作業は、すべて、レールの部分ごと
に、また1本1本レールの全長にわたって行わなければ
ならず、非常に時間のかかる作業である。今日まで、こ
の作業が機械化のテーマとして扱われることはなかっ
た。
【0006】例えばEP−B−4985やEP−B−1
9984に記載されている鉄道線路更新列車は、レール
のみでなく、枕木や道床も取り替えるためのものとして
提案されており、又、新しいレールの中立化のための設
備は備えていない。
【0007】本発明の目的は、機械化されたレールの取
り替え及び中立化のための方法および装置を作り出すこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明にもとづく方法は、あらかじめ現場に搬入さ
れた新しいレールを中立化のために持ち上げて連続的に
加熱する一方、連続的に動かされる熱源に当てて古いレ
ールを枕木から取り外して、線路に沿って置くかまたは
除去し、この後、中立化の温度に維持された新しいレー
ルを搬入して、連続的に枕木の上に敷設し、枕木に固定
したことを特徴とするものである。
【0009】この方法を実施するための装置は、請求項
4の少なくともほぼ一定の距離を置いて前後して線路上
を走行する少なくとも2つの作業ユニットで構成される
列車からなり、古いレール(R1)上を走行する加熱用
搬送体(1)である前方ユニットは、新しいレール(R
2)を中立化させ、列車の進行中に該新しいレール(R
2)が通過するように構成された少なくとも1ケの加熱
用トンネル(15)及び該新しいレール(R2)の温度
を測定し制御するための手段と、あらかじめ現場に搬入
された新しいレール(R2)を前記トンネル(15)の
中に導入するため前部に配置される該新しいレール(R
2)をつかむ手段(14)と、枕木から古いレール(R
1)を取り外すための作業台(18、19、23、2
4、26)と、取り外された古いレール(R1)を案内
するための手段(29、31、32、65)とを有して
構成されていると共に、上記枕木上に敷設された新しい
レール(R2)上を走行する組み立て用搬送体(2)で
ある後部ユニットは、枕木上で新しいレール(R2)を
案内しその上に敷設するための手段(47、48)を備
えた前部が片持ちされた車枠(40)と、所望温度に加
熱された新しいレール(R2)を枕木上に固定させるた
めの作業台(54、55、58)と、を有して構成され
ていることを特徴とするものである。
【0010】本発明の本質的な利点は、単一の工程で、
しかも機械的に、レールの取り替えと中立化の双方を行
うことができることにある。従って、時間と労力をとも
に節減できる。
【0011】本発明の他の利点は、加熱すべき新しいレ
ールを、枕木の止め金具で止める前に、加熱作業が高周
波誘導によって容易に、かつ、連続的に行えるという事
実から生じる。線路から離された状態にあるため、新し
いレールはより容易に熱源にあてることができる。さら
に、新しいレールは自由に「浮遊する」ため、金属の伸
長が制約なしに行われる。
【0012】本発明に基づく連続加熱システムは、さら
に、処理されたレールを縦方向に移動させる必要がない
という利点を有する。新しいレールが持ち上げられてい
る間に取り替えのために前進するのは列車のほうであ
る。加熱および処理されたレールの温度は、それぞれ、
直接線路上で、機械化されない現在のシステムよりはる
かに容易にしかも正確に制御および測定することができ
る。
【0013】本発明のさらに他の利点は、新しいレール
を加熱している間に、古いレールが取り外され、解放さ
れるという事実から生じる。これにより、時間が更に節
減できる。
【0014】本発明により、レールの取り替えおよび中
立化は、工事が許される夜間の僅かな時間に、平均毎時
300mないし400mの速度、従って一夜に約1.5
km乃至2kmの割合で行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づき、この
発明を詳細に説明する。
【0016】図1乃至図5に示す列車によって形成され
るレールの取り替えおよび中立化のための装置は、古い
レールR1を線路から取り除き、中立化された新しいレ
ールR2をその代わりに敷設するものである。
【0017】敷設される新しいレールR2は、ほぼ敷設
場所の線路の両側または中央にあらかじめ配置される。
古いレールを片付け、新しいレールを加熱して敷設する
作業は、すべて連続的に、例えば、平均毎時300乃至
400mの速度で行われる。
【0018】図1乃至図5を参照して、矢印の方向に進
行する列車は、加熱用の搬送体1およびその後に続く組
み立て用搬送体2の2ケの作業ユニットを有する。
【0019】搬送体は、古いレールR1上を走行し、新
しいレールR2を持ち上げて加熱すると同時に、古いレ
ールR1を止め金具から外す。搬送体2は、新しいレー
ルR2上を走行し、新しいレールR2を敷設すると同時
に、古いレールR1を除去する。この取り替え作業中、
新しいR2および古いレールR1も、縦方向の移動は行
わず、いわば同じ位置にとどまっている。列車は、単
に、レールを持ち上げ、固定されているレールに比して
徐々に横方向に動かすだけである。
【0020】搬送体1は、3ケの区画1a、1b、1c
からなり、これらは3及び3’で連結され、また、先導
ボギー5、中間車軸8および10、ならびに後方ボギー
12上を走行する。この搬送体1の縦方向に沿って、2
本のレールのために管の形状をした2ケの加熱用トンネ
ル15が設置される。これらのトンネル15は、主とし
て車枠6によって支えられ、上方に向かって僅かに湾曲
し、したがって約30乃至40cmの高まりを示す円蓋
状となっている。トンネル15を形成する管は、僅かに
可撓性のある材料で作られまたは連接されている。
【0021】搬送体1の本体4内に配設される前方コン
パートメント内には、駆動モーターおよびトンネル加熱
用発電機が配置され、搬送体1の後部には制御室13が
配置される。
【0022】搬送体1の前部には、新しいレールR2を
つかんで加熱用トンネル15の前端部15c内に導入す
るためのレールつかみ手段が夫々設置される。これらレ
ールつかみ手段は、連接式レバー14bの端部に取り付
けられ、ジャッキ14cで調節可能なレール・リフター
14aで構成される。新しいレールR2は、連続した即
ち、継ぎ目なしのレールを形成するためにあらかじめ溶
接される。
【0023】そのため、作業場で溶接された3本のレー
ルで構成される、例えば長さ108mの長いレールが線
路に沿って配置され、これらの長いレールが、取り替え
用列車が近づくのに応じて、機械で徐々に溶接される。
このようにして、2本の連続するレールが2ケの加熱用
トンネル15の中に導入され、加熱される。
【0024】トンネル15内では、その前部35で予備
加熱が行われ、中立化のための所望温度値の制御は、搬
送体1の後部のトンネルの部分35’で行われる。
【0025】このように構成されたトンネル15内を通
過する間、上記レールは、ローラー上を浮遊するよう
に、つまり、金属が制約なしに伸長できるように支持さ
れる。そのため、新しいレールR2は支持ローラーおよ
び/または案内ローラーで支持または案内されるように
することができる。必要な場合には、例えば、敷設作業
の開始時に、モーター駆動式ローラーの付いたつかみ具
を古いレールに合わせて調節するため、縦方向に変位可
能とすることもできる。
【0026】図3及び図4に示すごとく、各加熱用トン
ネル15の後部は、搬送体1の後部の先まで延設され、
ケーブル34によって入り子式片持ちばり33に片持ち
されている。即ち、このケーブル34は、加熱されたレ
ールR2が収納されているトンネル後端15sを保持す
る。
【0027】トンネル15内での加熱は、好ましくは、
誘導によって行う。レールを包む多数の磁場を生成する
ことによってレールの芯まで急速に加熱することがで
き、この加熱量は、電流の強度によって制御することが
できる。加熱前および加熱中のレールの温度の制御およ
び加熱の強さの調節は、外部温度及び機械の前進の関数
として扱われる。列車が中間点で停車する場合には、停
車期間のいかんにかかわらず、加熱は、所定温度(原則
的には25℃)を維持するように調節される。この操作
は、新しいレールの後端部がトンネルを通過して、現在
あるレール、例えば、前夜に敷設されたレールの前端部
に溶接されるような場合には、作業の開始後に行われ
る。この最初の溶接作業期間中には、数分間作業が停止
されることになる。しかし、この時点でこの溶接作業を
行わずに、新しいレールを枕木上に固定した後で行うこ
とも可能である。
【0028】加熱および案内用のトンネルの配置にあた
っては、古いレールR1の取り外しに一定のスペースが
必要であると共に、新しいレールR2が敷設箇所の垂直
上方に移されれば枕木上で拘束なしに配置することがよ
り容易になるということがともに考慮される。このこと
は、加熱および案内用トンネルが線路上のレール間隔と
ほぼ同じ間隔で配設されることを意味する。
【0029】もちろん、2本のレールを単一の加熱用ト
ンネルの中で加熱することも可能である。しかし、この
構造上の簡素化は、各レールの温度制御を別々に行うこ
とができず、また、前記レールが動く経路を、敷設に先
だって矯正する必要があるという欠点をともなう。
【0030】搬送体1は、新しいレールR2を加熱する
ばかりでなく、同時に、古いレールR1を取り外すため
にも用いられる。これら2つの機能は、機械の実際の構
造としても明確に分離されている。
【0031】やや円蓋状の2ケの上記加熱用トンネル1
5は、搬送体の上部に延びているのに対して、古いレー
ルを取り外すための作業台は、上昇・下降運動のために
ジャッキ17、22、28によって引き込み可能に構成
されていると共に、加熱用トンネル下方で枠7、9、1
1から懸架されるプラットホーム16、21、25、2
7上に配設されている。作業中、これらプラットホーム
は線路上を走行することができ、特に、カーブ上で、取
り外しおよび固定用の装置および/または工具を正しく
配置することができる。
【0032】プラットホーム16上には、作業員用の可
動座席19を備えた取り外し作業台が設けられており、
該作業台は、自動枕木用ねじ回し18、および止め金具
を取り除き取り付け具をはずすことができるように構成
されている。また、プラットホーム21上には、手動枕
木用ねじ回し作業用可動座席23および手動取り外し作
業用の可動座席24が配設される。
【0033】他のプラットホーム25、27には、自動
取り外し装置26および線路のレール上に留まることを
可能にする車輪25a、27aが配設される。これによ
り、自動取り外し装置26の正確な位置決めが容易とな
り、カーブ上での上昇は無視できる程度となる。したが
って、搬送体1の作業用プラットホームにより、手動ま
たは自動で枕木ねじ止め作業および取り付け具の除去ま
たは取り外し作業を行うことが可能となる。
【0034】止め金具を完全に除去する必要がある場合
には、これら金具は回収されて搬送体1の取り外し作業
台から輸送システムにより搬送体2の固定作業台へと送
られる。該輸送システムは、幾つかの区画20、20
a、20b、20c、20d、20eで構成され、この
うち区画20、20b、20c、20d、20eは水平
ベルトコンベヤーを、区画20aは、上昇輸送機を、ま
た区画20dは下降輸送機を夫々示している。
【0035】古いレールR1は、取り外された後、搬送
体1の後部に配設された調節可能な支持部31上に取り
付けられてなるレール案内29およびレール・リフター
32によって捕捉される。該支持部は、また、取り外さ
れたレールの間隔をあけ、レールを保持するためのステ
ー30も有する。
【0036】レール・リフター32は、レールの案内が
搬送体1の前進のみによって行われるように配置され
る。古いレールは、持ち上げられ、搬送体2へ、移され
た後、特別の輸送車へ直接乗せられて除去されるか、ま
たは線路の中央あるいは側部に置かれる。
【0037】搬送体1の後部には、止め金具の輸送シス
テムの区画20bを乗せた入り子式はり33及び各加熱
用トンネル15の後端部15aが配設されている。該後
端部は、前記ケーブル34によって懸架されていると共
に、各トンネルを離れる新しいレールR2が所定の位置
で枕木上に敷設され、固定されるように配置されてい
る。
【0038】組み立て用の搬送体2は、先導ボギー43
と、中間車軸60及び後方ボギー61(一部のみを図
示)を有する主枠51と前部の片持ちにされた入り子式
はり43を有する車枠60と、同様に片持ちされた車枠
41と、から構成されている。入り子はり43は、フツ
ク44から懸架された止め金具の輸送システムの区画2
0を搭載する。
【0039】車枠40には、古いレールR1用のレール
案内を備えた調節可能な支持部45と、加熱用トンネル
15を出る新しい予備加熱されたレールR2用のレール
・リフター48を備えた調節可能な支持部47と、が固
定される。 古いレールR1は、水平軸または垂直軸上
のローラー59によって主枠51上に支持されると共
に、その上を案内されて搬送体2の背後で線路の中央ま
たは側部に置かれる。
【0040】新しいレールR2は、レール・リフター4
8によって枕木上に置かれ、搬送体2の前でボギー42
を通過する前に予備固定される。
【0041】搬送体2は、搬送体1の取り外し用プラッ
トホームに似た固定用プラットホーム53、57を備え
る。これらのプラットホーム53、57は、枠52及び
56内に取り付けられ、ジャッキ62、63によって同
様に引き込み可能であり、また、新しいレールR2の取
り付け具の受け取り、配置、固定を、行うことができ
る。このように構成された搬送体2は、新しいレールR
2の上を走行する。図5に示すように、プラットホーム
53は、例えば、自動枕木用ねじ回し54および可動座
席55を有し、また、プラットホーム57は、可動座席
58の形態の複数の手動枕木ねじ回し装備を備える。
【0042】したがって、この新しいレールR2を固定
させる作業は、手動または自動で行われる。好ましく
は、搬送体1および搬送体2のプラットホームには、そ
れぞれレールの取り付け具の取り外し及び自動固定のた
めのコンピューター制御ロボット機械を配設する。
【0043】片持ちされた枠41は、引き込み可能で溶
接作業台50を備えたプラットホーム49を積載する。
この溶接装置は、加熱された新しいレールR2を枕木に
固定させて取り付ける直前の作業開始時、即ち、搬送体
2の前で行われる最初の溶接に用いられる。
【0044】図6乃至図10は、この発明の第2実施例
に係るレール取り替え及び中立化のための列車を示して
いる。
【0045】これらの図では、主要部分のみが記号で示
されている。図1乃至図5の第1実施例で示された部分
に対応する部品は、同一の記号で示し、ここでは繰り返
して説明しない。第1実施例に比して修正された部分は
次の通りである。
【0046】搬送体1の前で新しいレールR2をつかむ
手段14は、異なる構成を持つ。搬送体1は、3ケのボ
ギー5、8’、12の上のに乗せられ、その中央3’の
ところで連接され、したがって2ケの連接された区画1
a、1b、を有する。搬送体1は、同様にまた、新しい
レールR2を加熱するための2ケの加熱用トンネル1
5、および古いレールR1を取り外すための作業用プラ
ットホーム16、21、25、27を備える。図には新
しいレール用の支持ローラー37を示すために部分的に
段面で示されているが、各加熱用トンネル15は、区画
15’により古いレールと新しいレールの臨界交差域内
に延び、そのため、新しいレールがこのトンネルを出る
瞬間と止め金具の固定によって加熱されたレールがロッ
クされる瞬間との間には僅か数分の経過しか必要としな
い。
【0047】加熱用トンネルのこの区画15dは、懸架
装置66’によって搬送体2の入り子式はり43から懸
架され、また加熱用トンネルの前の区域は、懸架装置6
6によって搬送体1の入り子はり33から懸架される。
【0048】搬送体2は、ボギー42、61上を走行
し、また、片持ちにされた枠41’を有し、そこから溶
接作業台50が懸架され、またさらに、片持ちにされた
車枠40を有し、そこから第一のボギー42の前に置か
れた引き込み可能なプラットホーム67が懸架され、該
プラットホーム67は、止め金具の輸送用システム上に
到着した止め金具の処理に用いられる。
【0049】この輸送システムは、7ケの区画20、2
0a、20b、20’b、20c、20d、20eを有
する。更に、上記プラットホーム67は、他のプラット
ホーム53、57と同様、枕木ねじによる固定にも用い
ることができる。第1実施例と同様、これらプラットホ
ームは、好ましくは、レールの取り付け具の取り外しお
よび自動固定のための、コンピューター制御によるロボ
ット機械を備える。
【0050】古いレールR1を案内するため、入り子式
はり43から懸架されたレール・リフター46’、支持
ローラー59、逆ローラー59a、ならびにレールR1
を直接特別車両上に移すために搬送体2後部のレール案
内68が、夫々配置されている。もちろん、代わりに、
レールR’1で示すごとく、これらのレールを線路の中
央に置くこともできる。
【0051】加熱用トンネルは、必ずしも連続する管で
なくともよく、連接されあるいは連接されない管状区画
を有するものであればよい。これら管状区画は、互いに
一定の距離をおいて配置され、各々が加熱装置を備え、
また、好ましくは熱を保持するためにカバーまたはスリ
ーブによって相互に接続される。
【0052】図11乃至図13は、この発明の第3実施
例に係る互いに連結されたレール取り替え用列車を示す
が、この列車には、加熱用搬送体1の前に、新しいレー
ルを中立化する前に溶接するための溶接用搬送体80が
連結される。更に、搬送体1の加熱用トンネルは、より
短く構成され、かつ、より下方に設置されており、レー
ルの進行経路が、ボギーの車軸下方、例えば、道床から
20ないし40cm、好ましくは25ないし30cmの
距離に来るように配設される。このような配置により、
レールをきわめて高く、車軸より上まで特に持ち上げる
必要がなくなり、レールの加工および案内が容易とな
る。
【0053】加熱用搬送体1の部分中、前記第1実施例
に対応する部分は、同一の記号で示す。
【0054】搬送体1(図12)は、先導ボギー5と後
方ボギー12を備え、古いレールR1を走行し、本体4
を有する。本体4は、キャビン4aと、各加熱用トンネ
ルの誘導子に高周波の電力を供給するインバーターを収
容するコンパートメント4bと、誘導子を冷却するため
の冷却機セットを収容するコンパートメント4cと、燃
料油用タンク4dと、インバーターに電力を供給する発
電機セット4c及び誘導子に接続されるコンデンサー・
セット4fと、を有する。あらかじめ線路の中央に置か
れた新しいレールR2は、搬送体1の前部でつかみ手段
8によって捕捉され、案内ローラー64上に置かれる。
これら案内ローラー64は、搬送体の枠に固定され、ま
た、新しいレールR2がそれに沿って車軸5a、12a
の下方であってボギー5、12の車輪の間を通過できる
ように配置される。
【0055】加熱用トンネルは、搬送体1の後端部の線
路の中央にある共通のホールダー36の中に設置される
(図6)。この実施例では、トンネルは、枠7に固定さ
れた2つの部分15a,15bに分割されており、1つ
は後方ボギー12の前、もう1つは、後方ボギー12の
後ろに配置される。部分15aは、各長さ1mの2ケの
誘導子ユニット76を有し、したがってその長さはわず
かに2mであるのに対して、部分15bは、長さ1mの
1ケの誘導子ユニットのみを有する。各誘導子76は、
一巻きコイルで形成され、また、一組のコンデンサー・
セットに接続される。このコイルおよび前記コンデンサ
ーにによって構成される発振回路には、インバーターか
ら電力が供給される。トンネルの長さが短いために、レ
ールR2は、トンネル内部では案内される必要がなく、
自由にその中を通り抜けることができる。もちろん、各
トンネル部分は、部分15a、15a’に関して図12
に示すように、2本のレールの、各々のためのお互いに
横に並んだ2ケの区画を有し、また、これら区画には、
2本のレールを取り囲む誘導子76が配設される。正し
く中心を通って案内が行われるように、トンネルの各部
分には、その部分を通るレールR2の上に乗って走るロ
ーラー37aを配設することができる。尚、これらロー
ラーは、それぞれ誘導子の前後および誘導子の間に配設
される。これらトンネル部分は、自分の位置を調節でき
るように、枠7に対して僅かに移動可能に枠7から懸架
される。
【0056】図15のバリエーションもとづけば、各レ
ール用に配設されるトンネルの2つの区画15a、15
a’は、互いに間隔をおいて配置され、横木36aによ
って連結されていると共に、ジャッキ7aによって枠7
から懸架されている。したがって搬送体が軽装で走行す
るときには上方への持ち上げが可能となる。各トンネル
には、レールR2の上に乗るローラー37aのみでな
く、レールの両側にも側方案内のためのローラー37b
が配設される。
【0057】古いレールR1を取り外すために、枠7か
ら懸架された2基のプラットホーム16上に取り外し装
置が配設される。これらプラットホームには、取り付け
具を分解するための工具、例えば、自動枕木用ねじ回し
が配備され、また、レールR1を走行するための車輪1
6aが配設される。
【0058】搬送体1の後部に、取り外された古いレー
ルR1用のレール案内29と、レールR1を持ち上げ
(図12)わきへと動かす(図12a)レール・リフタ
ー32を備えてなる調節可能な支持部31が積載された
片持ち状の車枠38と、レールR1を持ち上げている間
に枕木が道床から離れるのを防ぐために枕木上を走行す
る無限軌道コンベヤー39と、を備える。車枠38は、
枠7上の滑り棒上を走行するローラー38aにより搬送
体内部に向けて移動させることができる。
【0059】また、搬送体2(図13)は、ボギー4
2、61を有し、ボギー42より前方の枕木上の正しい
位置に敷設された新しいレールR2上を走行する。その
ため、この搬送体の前部には、図13aに示すように、
レールR2を固定位置へ向けてわきへ動かすためのレー
ル・リフター48をのせた調節可能な支持部47を有す
る片持ち状の車枠40が配設される。この車枠40は、
枠52の滑り棒上を走行するローラー40aにより、搬
送体の内部に向けて移動させることができる。
【0060】搬送体2の枠52の下方には、搬送体の前
部に置かれて上端からレールR2を覆う補助加熱用トン
ネル15cおよびレールR2を枕木T上に置くための他
のレール・リフター69が取り付けられる。この補助加
熱用トンネル15cは、固定に先だって既にトンネル1
5a、15bを離れたレールR2を再加熱するために作
業が中断された後はじめて作動する。
【0061】搬送体1及び搬送体2の間の接続部36’
は、電線と冷却用ダクトを有し、トンネルの前記の部分
15bに電力を供給する。
【0062】搬送体2は、さらに、前部キャビン70お
よび後部キャビン71と、発電機セット72と、2基の
プラットホーム53上の組み立て作業台と、を備える。
これらプラットホームは、枠52から懸架され、取り付
け具の組み立て用工具、特に自動枕木用ねじ回し54並
びにレールR2上を走行するための車輪53aを備え
る。古いレールR1は、案内ローラー65によって案内
され、図13aに示すごとく線路脇に置かれる。
【0063】搬送体2の後部には、搬送体1の取り外し
装置によって分解されて線路上に置かれた止め金具を収
拾するための手段73が配設される。これら止め金具コ
ンベアー73aによって収拾された止め金具は、貯蔵部
74へ送られ、また、コンベヤー75によってプラット
ホーム53上の止め金具ユニットへ送られる。
【0064】搬送体1の前では、溶接用の搬送体80
(図11)が、古いレールR1上を走行して新しいレー
ルR2を溶接し、溶接を行った後は、次の溶接のための
場所へ進む。
【0065】この搬送体80は、前部にレール・クレー
ン81およびキャビン82を有し、また、枠80aから
懸架された状態のフラッシュ・バット溶接ユニット83
を有すると共に、溶接されるレールの位置決め用手段8
4、および溶接部の機械加工用研磨装置85を有する。
後部には、発電機セット86が配置される。枠から懸架
された案内ローラー87は、手段84による位置決め前
であって、溶接後レールR2を案内する。搬送体80の
不使用時には、溶接ユニットは、図11に破線で示す待
機位置83’で待機する。この主として自動的に作動す
る搬送体80により、新しいレールR2は搬送体2を通
過する前に接合点のないレールとなる。図11に示すご
とく、前記手段84および装置83、85は、先導ボギ
ーと後部ボギーとの間に配設される。この配置により、
既知の溶接装置よりも正確な位置決めと早急な処理を行
うことができる。
【0066】各溶接作業の作業時間は、約1.5分ない
し2分である。位置決め、研磨、ならびに搬送体80の
前進を含む全作業は、約18分で終わる。例えば、レー
ルの長さが108mとすると、搬送体1および搬送体2
の列車は、連続的に約360m/時の速度で前進する。
【0067】レールR2の操作を容易にするために、レ
ールは、2本の枕木の間に置かれる小さな支持部を有
し、ローラーの付いた小さな線路敷設用トローリー90
の上に載せられる。このトローリーの上では、レールR
2は、溶接の前の位置決め作業中や固定されるまでの溶
接作業中に容易に縦方向に動くことができる。 そのた
め、溶接用搬送体80の前に置かれる新しいレールR2
は、案内ローラー87によって再び取り上げられるま
で、この小さなトローリーを90上に置かれ、又、搬送
体80の先でも、上記レールR2は、搬送体1の案内ロ
ーラー64によって再び取り上げられるまで、再度この
小さなトローリー90の上に置かれる。これら小さなト
ローリー90は、搬送体80の前の支持部88上に格納
して置くことができ、また、レールが搬送体1の案内ロ
ーラー64によって取り上げられて、該トローリーを使
用しなくなったときには、搬送体2の前部の支持部79
上に置くことができる。これらトローリー90は、古い
レールR1上を走行する敷設用トローリーによって搬送
体1の前部に配置される。
【0068】尚、本発明は、上記各実施例に限定される
ものではなく、多くのバリエーションを実現することが
可能である。
【0069】
【発明の効果】本発明の本質的な利点は、単一の工程
で、しかも機械的に、レールの取り替えと中立化の双方
を行うことができることにある。従って、時間と労力を
ともに節減できる。
【0070】本発明の他の利点は、加熱すべき新しいレ
ールを、枕木の止め金具で止める前に、加熱作業が高周
波誘導によって容易に、かつ、連続的に行えるという事
実から生じる。線路から離された状態にあるため、新し
いレールはより容易に熱源にあてることができる。さら
に、新しいレールは自由に「浮遊する」ため、金属の伸
長が制約なしに行われる。
【0071】本発明に基づく連続加熱システムは、さら
に、処理されたレールを縦方向に移動させる必要がない
という利点を有する。新しいレールが持ち上げられてい
る間に取り替えのために前進するのは列車のほうであ
る。加熱および処理されたレールの温度は、それぞれ、
直接線路上で、機械化されない現在のシステムよりはる
かに容易にしかも正確に制御および測定することができ
る。
【0072】本発明のさらに他の利点は、新しいレール
を加熱している間に、古いレールが取り外され、解放さ
れるという事実から生じる。これにより、時間が更に節
減できる。
【0073】本発明により、レールの取り替えおよび中
立化は、工事が許される夜間の僅かな時間に、平均毎時
300mないし400mの速度、従って一夜に約1.5
km乃至2kmの割合で行うことができる。
【図面の箭単な説明】
【図1】乃至
【図5】列車の形態を取るレールの取り替えおよび中立
化のための第一の装置を、連続する5つの部分に分けて
示した図である。
【図6】乃至
【図9】この発明の第2実施例を示す図である。
【図10】同様な列車の全体像を示す図である。
【図11】乃至
【図13】溶接用搬送体を有し、また加熱用搬送体が好
ましい形状をこの発明の第3実施例を示す図である。
【図11a】乃至
【図13a】古いレールR1および新しいレールR2の
位置、取り替え作業中のそれらの横への移動、および図
11乃至図13の搬送体の若干の構成部分を示す図であ
る。
【図14】乃至
【図15】第2実施例を示す図12の搬送体1のトンネ
ルの拡大断面図である。にする。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ現場に搬入された新しいレー
    ルを、中立化のために持ち上げて連続的に動かされる熱
    源に当てて、連続的に加熱する一方、古いレールを枕木
    から取り外して、線路に沿って置き、または除去した
    後、中立化の温度に維持された新しいレールを搬入して
    連続的に、枕木の上に敷設し、枕木に固定したことを特
    徴とする鉄道線路のレールを取り替えるための方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、熱源が
    古いレール上を走行する搬送体上に取り付けられ、該古
    いレールは前記搬送体の通過中に取り外されることを特
    徴とする鉄道線路のレールを取り替えるための方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の方法にお
    いて、新しいレールが、加熱される前に、レールを継ぎ
    目なしに溶接すると共に、この継ぎ目なしのレールを枕
    木に固定される前または後に、現存のレールの前端に溶
    接することを特徴とする鉄道線路のレールを取り替える
    ための方法。
  4. 【請求項4】 少なくともほぼ一定の距離を置いて前後
    して線路上を走行する少なくとも2つの作業ユニットで
    構成される列車からなり、古いレール(R1)上を走行
    する加熱用搬送体(1)である前方ユニットは、新しい
    レール(R2)を中立化させ、列車の進行中に該新しい
    レール(R2)が通過するように構成された少なくとも
    1ケの加熱用トンネル(15)及び該新しいレール(R
    2)の温度を測定し制御するための手段と、あらかじめ
    現場に搬入された新しいレール(R2)を前記トンネル
    (15)の中に導入するため前部に配置される該新しい
    レール(R2)をつかむ手段(14)と、枕木から古い
    レール(R1)を取り外すための作業台(18、19、
    23、24、26)と、取り外された古いレール(R
    1)を案内するための手段(29、31、32、65)
    とを有して構成されていると共に、上記枕木上に敷設さ
    れた新しいレール(R2)上を走行する組み立て用搬送
    体(2)である後部ユニットは、枕木上で新しいレール
    (R2)を案内しその上に敷設するための手段(47、
    48)を備えた前部が片持ちされた車枠(40)と、所
    望温度に加熱された新しいレール(R2)を枕木上に固
    定させるための作業台(54、55、58)と、を有し
    て構成されていることを特徴とする鉄道線路のレールを
    取り替えるための装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、前記ト
    ンネル(15)は、線路上のレールとほぼ同じ間隔を有
    する新しいレールを敷設するための場所の少なくともほ
    ぼ垂直上方に少なくとも2ケ配置されていることを特徴
    とする鉄道線路のレールを取り替えるための装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5のいずれかに記載され
    た装置において、前記トンネル(15)が加熱用搬送体
    (1)の本体(4)下方に配置されていると共に、新し
    いレール(R2)が加熱用搬送体(1)の車軸(5a,
    12a)の下方で車輪の間を通過するように構成されて
    いることを特徴とする鉄道線路のレールを取り替えるた
    めの装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の装置において、トンネ
    ル(15)が、加熱用搬送体(1)の後端域内の線路の
    レールの間に配置され、かつ、好ましくは2つの部分に
    分けられて構成されており、一方が上記搬送体(1)の
    後方ボギーの前に、他方が後方ボギーの後に配置されて
    いることを特徴とする鉄道線路のレールを取り替えるた
    めの装置。
  8. 【請求項8】 請求項4ないし請求項7のいずれか一項
    に記載の装置において、各新しいレール(R2)のため
    の加熱用トンネル(15、15’)を配設すると共に、
    前記トンネル(15、15’)が単一のホールダー(3
    6)内に横に並んで設置されることを特徴とする鉄道線
    路のレールを取り替えるための装置。
  9. 【請求項9】 請求項4ないし請求項8のいずれか一項
    に記載の装置において、組み立て用搬送体(2)の前に
    補助の加熱用トンネル(15c)が設置されることを特
    徴とする鉄道線路のレールを取り替えるための装置。
  10. 【請求項10】 請求項4乃至請求項9のいずれか一項
    に記載の装置において、加熱用搬送体(1)の後に片持
    ちにされた車枠(38)が配設され、この車枠は、レー
    ルを案内するためのレール・リフター(32)を備えた
    調節可能な支持部(31)を搭載していることを特徴と
    する鉄道線路のレールを取り替えるための装置。
  11. 【請求項11】 請求項4乃至請求項10のいずれか一
    項に記載の装置において、前記片持ちされた車枠(3
    8、40)が、関係する搬送体の内部に向けて移動可能
    なことを特徴とする鉄道線路のレールを取り替えるため
    の装置。
  12. 【請求項12】 請求項4乃至請求項11のいずれか一
    項に記載の装置において、古いレール(R1)を取り外
    して新しいレール(R2)を固定させるための作業台
    が、前記搬送体の枠(7、9、11、52、56)から
    引き込み可能に懸架されるプラットホーム(16、2
    1、25、27、49、53、57)上に設置され、該
    プラットホームは、古いレールと新しいレール上を走行
    できるように配置されることを特徴とする鉄道線路のレ
    ールを取り替えるための装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の装置において、前
    記プラットホームが、それぞれレール取り付け具の取り
    外しおよび自動固定のためのコンピューター制御ロボッ
    ト(18、54)を備えていることを特徴とする鉄道線
    路のレールを取り替えるための装置。
  14. 【請求項14】 請求項4乃至請求項13のいずれか一
    項に記載の装置において、加熱用搬送体(1)の作業台
    で分解された止め金具を組み立て用搬送体(2)の固定
    用作業台まで搬送するための輸送システム(20、20
    a、20b、20c、20d、20e;73、74、7
    5)が配設されることを特徴とする鉄道線路のレールを
    取り替えるための装置。
  15. 【請求項15】 請求項4乃至請求項14のいずれか一
    項に記載の装置において、組み立て用搬送体(2)の前
    部にレールの溶接のための作業台(50)が配設される
    ことを特徴とする鉄道線路のレールを取り替えるための
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項4乃至請求項15のいずれか一
    項に記載の装置において、各トンネル(15,15a、
    15b)に支持又は案内(37、37a)ローラが配備
    されることを特徴とする鉄道線路のレールを取り替える
    ための装置。
  17. 【請求項17】 請求項4乃至請求項16のいずれか一
    項に記載の装置において、各トンネル(15、15a、
    15b)に、誘導による加熱のための設備が配備される
    ことを特徴とする鉄道線路のレールを取り替えるための
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項4乃至請求項17のいずれか一
    項に記載の装置において、上記列車には、古いレール上
    を加熱用搬送体(1)の前を走行し、かつ、溶接される
    新しいレール(R2)の位置決め手段(84)を備えた
    溶接用搬送体(80)と、新しいレール(R2)の隣接
    する端部を溶接するための溶接ユニット(83)と、研
    磨装置(85)とを有していることを特徴とする鉄道線
    路のレールを取り替えるための装置。
JP3266723A 1990-07-13 1991-07-15 鉄道線路のレールを取り替えるための方法及び装置 Pending JPH0579003A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH235190 1990-07-13
CH2351/90-2 1991-06-25
CH1868/91-8 1991-06-25
CH186891A CH685779A5 (fr) 1991-06-25 1991-06-25 Dispositif pour la substitution des rails des voies de chemins de fer.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0579003A true JPH0579003A (ja) 1993-03-30

Family

ID=25688883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3266723A Pending JPH0579003A (ja) 1990-07-13 1991-07-15 鉄道線路のレールを取り替えるための方法及び装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5181472A (ja)
EP (1) EP0466651B1 (ja)
JP (1) JPH0579003A (ja)
AT (1) ATE127557T1 (ja)
CA (1) CA2046940A1 (ja)
DE (1) DE69112729T2 (ja)
DK (1) DK0466651T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105735064A (zh) * 2014-12-11 2016-07-06 周波 一种大修列车隧道换枕施工方法

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2684396B1 (fr) * 1991-11-29 1994-01-07 Commissariat A Energie Atomique Vehicule de pose automatique d'une voie par un vehicule se deplacant sur cette voie, et voie concue pour etre installee par un tel vehicule.
DE69208857T2 (de) * 1992-01-14 1996-10-24 Scheuchzer Sa Vorrichtung zur Auswechslung und Neutralisierung von Eisenbahnschienen
US5299504A (en) * 1992-06-30 1994-04-05 Technical Rail Products, Incorporated Self-propelled rail heater car with movable induction heating coils
CH689643A5 (fr) * 1994-02-18 1999-07-30 Speno International Installation pour le reprofilage des rails d'une voie ferrée.
IT1268088B1 (it) * 1994-08-26 1997-02-20 Bruno Faroldi Apparecchiatura per il riscaldamento di rotaie durante la loro posa.
DE4431074A1 (de) * 1994-09-01 1996-04-04 Robel Georg Gmbh & Co Schienenverladewagen zum Auf- und Abladen von Langschienen
AT404040B (de) * 1995-07-25 1998-07-27 Plasser Bahnbaumasch Franz Maschine zum auswechseln von schienen eines gleises
ATE187375T1 (de) * 1996-10-11 1999-12-15 Scheuchzer Sa Verfahren zum schweissen mindestens eines schienenstranges und maschine zur anwendung dieses verfahrens
US5927209A (en) * 1997-04-14 1999-07-27 Harsco Corporation Rail heating and clip applicator
US6396020B1 (en) 1997-12-16 2002-05-28 Holland Company Rail welding apparatus incorporating rail restraining device, weld containment device and weld delivery unit
FR2847917B1 (fr) * 2002-12-03 2006-07-14 Geismar Ancien Ets L Procede de pose ou de renouvellement des rails d'une voie de chemin de fer, et installation pour la mise en oeuvre de ce procede
US20050067381A1 (en) * 2003-01-27 2005-03-31 Coomer Daniel J. On-site rail welding apparatus
US7350467B2 (en) * 2004-08-20 2008-04-01 Loram Maintenance Of Way, Inc. Long rail pick-up and delivery system
US7478596B2 (en) * 2005-03-30 2009-01-20 Franz Plasser Bahnbaumaschinen - Industriegesellschaft Gmbh Method and machine for replacing damaged rail sections of a track
US8655540B2 (en) * 2007-08-20 2014-02-18 International Electronic Machines Corp. Rail vehicle identification and processing
US8583313B2 (en) 2008-09-19 2013-11-12 International Electronic Machines Corp. Robotic vehicle for performing rail-related actions
CN102395444B (zh) * 2009-04-16 2015-07-22 达维德·瓦亚 用于导轨焊接的焊接头
ES2361309B1 (es) * 2009-06-23 2012-05-16 Fcc Construccion S.A. Procedimiento de instalación de v�?a férrea, sobre balasto, sin v�?a auxiliar.
FR3009724B1 (fr) * 2013-08-19 2016-02-05 Etf Procede de remplacement de rails et engins ferroviaires associes.
AT520040B1 (de) * 2017-06-06 2021-01-15 Swietelsky Ag Schienenfahrzeug zur Gleisoberbausanierung
CN109989307B (zh) * 2017-12-29 2024-05-17 中国铁建高新装备股份有限公司 一种无缝线路钢轨焊接修复车及修复方法
EP4159921B1 (fr) 2021-10-01 2024-07-24 Scheuchzer S.A. Procédé et train de substitution de rails

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1041516B (de) * 1957-01-23 1958-10-23 Elektro Thermit Gmbh Auf den Schienen laengs bewegliche, tunnelartige Waermekammer zur kuenst-lichen Erwaermung von Schienen, insbesondere bei der Herstellung lueckenloser Gleise
FR1363164A (fr) * 1963-02-06 1964-06-12 Sncf Dispositif pour le chargement et le transport de rails en tronçons longs d'un seul tenant ou en éléments éclissés
US3451470A (en) * 1967-03-28 1969-06-24 New York Central Railroad Co T Rail temperature regulating apparatus
US3566796A (en) * 1967-03-28 1971-03-02 Penn Central Co Rail temperature regulating apparatus
AT305331B (de) * 1967-06-29 1973-02-26 Plasser Bahnbaumasch Franz Vorrichtung zum kontinuierlich fortschreitenden Erneuern von Gleisen
US3896734A (en) * 1967-12-29 1975-07-29 Plasser Bahnbaumasch Franz Apparatus for continuously laying track
US3999276A (en) * 1971-09-16 1976-12-28 Brown Robert M Method of laying railroad rail
DE2410564C3 (de) * 1974-03-06 1978-08-10 Georg Robel Gmbh & Co, 8000 Muenchen Schienenkopf-Nachformschleifmaschine
AT358086B (de) * 1977-05-06 1980-08-25 Plasser Bahnbaumasch Franz Einrichtung zum auswechseln der schienen- befestigungsmittel und gegebenenfalls der schienen eines gleises
AT357594B (de) * 1977-12-28 1980-07-25 Plasser Bahnbaumasch Franz Fahrbare abbrenn-stumpf-schienenschweiss- maschine mit schweisswulst-abtragvorrichtung
GB1592881A (en) * 1978-04-06 1981-07-08 Canron Corp Thermal expansion shifting of rail
CH620005A5 (ja) * 1978-04-19 1980-10-31 Scheuchzer Auguste Les Fils D
AT366435B (de) * 1978-12-12 1982-04-13 Plasser Bahnbaumasch Franz Einrichtung zum auswechseln bzw. erneuern der schienen eines verlegten gleises
SU933855A1 (ru) * 1980-07-21 1982-06-07 Ленинградский Филиал Государственного Института По Проектированию Инженерных Сооружений И Промышленных Предприятий Путевого Хозяйства И Геологическим Изысканиям Устройство дл термообработки рельсовых плетей перед укладкой
IT1201813B (it) * 1986-09-22 1989-02-02 Danieli Off Mecc Dispositivo posizionatore meccanico

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105735064A (zh) * 2014-12-11 2016-07-06 周波 一种大修列车隧道换枕施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0466651B1 (fr) 1995-09-06
US5181472A (en) 1993-01-26
CA2046940A1 (en) 1992-01-14
DE69112729D1 (de) 1995-10-12
DE69112729T2 (de) 1996-05-02
DK0466651T3 (da) 1996-01-02
EP0466651A1 (fr) 1992-01-15
ATE127557T1 (de) 1995-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0579003A (ja) 鉄道線路のレールを取り替えるための方法及び装置
US5237143A (en) Process and installation of on-track neutralization of the rails of a railway with high-frequency heating
US5044825A (en) Method and installation for laying a pipeline
HU209000B (en) Method and machine arrangement for renewing track
US4160418A (en) Mobile apparatus for continuous track renewal
PT933161E (pt) Dispositivo para a montagem de carrocarias de veiculos automoveis por soldadura por pontos
SU1547715A3 (ru) Машина дл замены шпал железнодорожного пути
DK0835712T3 (da) Fremgangsmåde til svejsning af i det mindste en skinnestreng og maskine til udøvelse af fremgangsmåden
CZ281767B6 (cs) Stroj k provádění prací při stavbě koleje
US4270456A (en) Mobile apparatus for receiving and laying an assembled track section
US5127335A (en) Points and crossing changer
CS226178B2 (en) Travelling system for continuously exchanging or renewing rail and sleeper ways
SU1306486A3 (ru) Передвижное устройство дл замены звеньев стрелочных переводов
RU2082847C1 (ru) Шпалоподбивочная машина и способ подбивки рельсового пути
ES2208865T3 (es) Maquina para tender una via.
CZ273487A3 (en) Mobile device for removing or lying, as well as transport of track panels
US4152990A (en) Mobile track tie transport apparatus
RU2671793C1 (ru) Устройство механизированной раскладки шпал на балластную призму
US4201602A (en) Rail hardening machine and method
CA2046942A1 (en) Process and device for the neutralisation of the rails of railway tracks
RU155121U1 (ru) Машина для нагрева рельсовых плетей
RU2431010C2 (ru) Мобильный модульный рельсосварочный комплекс (мрск)
RU8368U1 (ru) Автооператорная рельс-плетегомогенизационная установка
RU2822565C1 (ru) Устройство для постановки рельсовых плетей бесстыкового пути, выгруженных внутри колеи, в расчетный интервал температур закрепления при замене ими инвентарных рельсов
JPH0941306A (ja) 軌道レール交換機