JPH0578639A - 感圧接着剤 - Google Patents

感圧接着剤

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JPH0578639A
JPH0578639A JP23995791A JP23995791A JPH0578639A JP H0578639 A JPH0578639 A JP H0578639A JP 23995791 A JP23995791 A JP 23995791A JP 23995791 A JP23995791 A JP 23995791A JP H0578639 A JPH0578639 A JP H0578639A
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Yoshiyuki Harano
芳行 原野
Souzou Ikui
創三 生井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】溶液型アクリル感圧接着剤の欠点を改良した、
耐候性がよく、低温架橋性のよい、溶液型アクリル感圧
接着剤を提供する。 【構成】(a) 下記一般式(I) で表わされる水酸基を有す
るビニル系単量体組成物を重合して得られる重合体、ま
たは、下記一般式(I) 《ただし、R1 、Ra 、およびRb は水素、または、ア
ルキル基。R2 は有機化合物残基。c は4〜8の整数、
n は0以上の整数》で表わされる水酸基を有するビニル
系単量体組成物とビニル系単量体を共重合して得られる
共重合体、(b) エポキシ基を2個以上有するエポキシ樹
脂組成物、(c) カチオン重合開始剤を必須成分とするこ
とを特徴とする感圧接着剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐候性の優れた感圧接
着剤を提供することができる、水酸基を含有する重合体
とエポキシ樹脂およびカチオン重合開始剤を含むことを
特徴とする感圧接着剤に関する。
【0002】
【従来技術】溶液型アクリル感圧接着剤の架橋方法とし
て、一般的には、カルボキシル基を有するアクリル重合
体とエポキシ樹脂の架橋や、水酸基を有するアクリル重
合体とイソシアネ−ト化合物の架橋などが種々の用途に
開発され実用的に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カルボキシル
基を有するアクリル重合体とエポキシ樹脂の架橋を利用
した溶液型アクリル感圧接着剤は、使用するエポキシ樹
脂にベンゼン環があり耐候性が悪い。ベンゼン環のない
エポキシ樹脂、例えば、一般式(V) や一般式(VIII)で表
わされる脂肪族環状エポキシ樹脂など使用した場合は、
架橋するのに高い温度を必要とする。
【0004】また、水酸基を有するアクリル重合体とイ
ソシアネ−ト化合物の架橋を利用した溶液型アクリル感
圧接着剤は、使用するイソシアネ−ト化合物が水と反応
しやすく、安定性が悪い。また、イソシアネ−ト化合物
は毒性が強いので使用しにくい。このような状況の中
で、耐候性がよく、低温架橋性のよい、溶液型アクリル
感圧接着剤の開発が望まれている。
【0005】
【発明の目的】本発明は、このような溶液型アクリル感
圧接着剤の欠点を改良した、耐候性がよく、低温架橋性
のよい、溶液型アクリル感圧接着剤を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記事情
に鑑み優れた耐候性を有する感圧接着剤の開発を鋭意研
究した結果、本発明の水酸基を有する重合体とエポキシ
樹脂およびカチオン重合開始剤を含むことを特徴とする
感圧接着剤組成物を用いることにより、耐候性の優れ
た、低温架橋性のよいアクリル感圧接着剤を得るに至っ
た。
【0007】すなわち、本発明は、耐候性の優れた、低
温架橋性のよい、水酸基を有する重合体とエポキシ樹脂
およびカチオン重合開始剤を含むことを特徴とする感圧
接着剤を提供するものである。
【0008】次に、本発明について、さらに詳しく説明
する。
【0009】一般式(I) においてR1 、は水素、また
は、一般的には1〜9個の炭素原子を含有するアルキル
基である。たとえば、アクリル酸エステルの場合はR1
は水素であり、メタクリル酸エステルの場合はR1 はメ
チル基である。
【0010】RおよびRは水素原子、または一般に
は1〜9個の炭素原子を含有するアルキル基であるが、
これは原料のラクトンに依存する。
【0011】たとえば、ε−カプロラクトンを原料とし
た場合Ra およびRb はすべて水素である。また、β−
メチル−δ−バレロラクトンを用いたときはRa および
b はメチル基および水素、3−エチル−カプロラクト
ンを用いた場合にはRa およびRb はエチル基および水
素になる。
【0012】またc は4〜8の整数であるが、これも原
料ラクトンにより決まる。
【0013】たとえば、ε−カプロラクトンの場合c =
5、バレロラクトンの場合c =4、シクロオクタノンラ
クトンの場合c =7である。
【0014】n は0以上の整数を表わすが、付加したラ
クトンのモル数である。
【0015】たとえばラクトンが全く付加していないと
きはn =0、5モル付加のときはn=5である。
【0016】また、一般式(I) で表わされる組成物にお
いてn は単一の整数である必要はなく、一般式(I) で表
わされる組成物はn の異なる混合物であってもよい。
【0017】一般式(I) で表わされる組成物は、特開昭
57−185236号に示されている合成方法によって
合成することができる。また、これらの市販品として
は、たとえば、ダイセル化学工業社製PLACCEL
FM−1、PLACCEL FM−2、PLACCEL
FM−3、PLACCEL FM−4、PLACCE
L FM−5、PLACCEL FA−1、PLACC
ELFA−2、PLACCEL FA−3、PLACC
EL FA−4、PLACCEL FA−5などが有
り、それらを使用することができる。
【0018】また、n =0の場合、一般式(I) で表わさ
れる組成物の例としては、2−ヒドロキシエチルアクリ
レ−ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレ−ト、2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレ−ト、4−ヒドロキシブチルアクリレ−
ト、4−ヒドロキシブチルメタクリレ−ト、2−ヒドロ
キシブチルアクリレ−ト、2−ヒドロキシブチルメタク
リレ−トや、日本油脂社製ブレンマ−PPシリ−ズ、ブ
レンマ−PEシリ−ズ、ブレンマ−PEPシリ−ズ、ブ
レンマ−PETシリ−ズ、ブレンマ−PMEシリ−ズ、
ブレンマ−GLM、などがある。
【0019】さらに、一般式(I) で表わされる組成物
は、1種類のみ、または、2種類以上を同時に用いても
よい。
【0020】このような一般式(I) で表わされる組成物
を、ラジカル重合開始剤を用いて、ラジカル重合し、本
発明の成分である水酸基を含有する重合体を得ることが
できる。また、必要に応じて溶剤を用いる。
【0021】一般式(I) で表わされる組成物のみをラジ
カル重合してもよいが、一般的には、一般式(I) で表わ
される組成物とビニル系単量体を共重合して重合体を合
成する。 一般式(I) で表わされる組成物と共重合しう
るビニル系単量体としては、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸
類、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、など
の不飽和カルボン酸エステル類、ビニルエ−テル類、お
よびスチレン誘導体などがある。これらの少なくとも1
種以上の化合物を共重合することができる。
【0022】次に、本発明の(b) 成分であるエポキシ基
を2個以上有するエポキシ樹脂組成物について説明す
る。
【0023】本発明のエポキシ基を2個以上有するエポ
キシ樹脂組成物としては、一般式(IV)および(VIII)で表
わされる脂肪族環状エポキシ樹脂組成物、および、エポ
キシ基とビニル基をそれぞれ1個以上有する化合物を1
個以上の活性水素を有する化合物に開環付加重合させた
ポリエ−テル化合物をエポキシ化して得られるエポキシ
樹脂組成物の他に、イミドエポキシ化合物、ウレタンエ
ポキシ化合物、エポキシ化ポリブタジエン、および、下
式で表わされるエポキシ樹脂などをあげることができ
る。これらは、1種類、または、2種類以上を同時に用
いてもよい。
【0024】 一般式(IV)においてRは1〜30であり、m価の有機化
合物残基である。有機化合物は脂環式あるいは直鎖でも
よく二重結合を有していてもよい。また芳香族化合物で
もよい。Ra およびRb は水素原子、または一般には1
〜9個の炭素原子を含有するアルキル基であるがこれは
原料のラクトンに依存する。
【0025】たとえばε−カプロラクトンを原料とした
場合Ra およびRb はすべて水素である。また、β−メ
チル−δ−バレロラクトンを用いたときはRa およびR
b はメチル基および水素、3−エチル−カプロラクトン
を用いた場合はRa およびRb はエチル基および水素に
なる。またcも原料ラクトンにより決まる。
【0026】たとえば、ε−カプロラクトンの場合c =
5、バレロラクトンの場合c =4、シクロオクタノンラ
クトンの場合c =7である。
【0027】nmは付加したラクトンのモル数である。た
とえばラクトンが全く付加していないときはn1+n2+・
・・+nm=0、5モル付加のときはn1+n2+・・・+nm
=5である。また、一般式(IV)で表わされる組成物にお
いてn1+n2+・・・+nmは単一の整数である必要はな
く、一般式(IV)で表わされる組成物はn1+n2+・・・+
nmの異なる混合物であってもよい。m は多官能脂環式エ
ステルの数であり、用いる原料カルボン酸および酸無水
物の官能基数に対応する。
【0028】一般式(IV)で示される脂肪族環状エポキシ
樹脂としては、例えば、m が1の場合、3,4−エポキ
シシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキ
サンカルボキシレ−トおよびそのカプロラクトン変性物
[一般式(V) ]や、3,4−エポキシシクロヘキシルメ
チル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレ−
トのトリメチルカプロラクトン変性物[一般式(IX)およ
び(IX)′] や、3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘ
キシルメチル−3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘ
キサンカルボキシレ−トのバレロラクトン変性物[一般
式(X) および(X)′]などがあげられる。
【0029】
【化8】
【0030】
【化9】
【0031】
【化10】
【0032】
【0033】
【化11】
【0034】
【0035】m が1の場合、一般式(V) で表わされる組
成物は、特願平2−140732号明細書に示されてい
る合成方法によって合成することができる。また、これ
らの市販品としては、たとえば、ダイセル化学工業社製
Celloxide 2021、Celloxide
2081、Celloxide 2083、Cello
xide 2085などが有り、それらを使用すること
ができる。さらに、一般式(V) で表わされる組成物は、
1種類のみ、または、2種類以上を同時に用いてもよ
い。 また、アジピン酸エステル系の脂肪族環状エポキ
シ樹脂であるユニオンカ−バイド社製ERL−428
9、ERL−4299なども、本発明のエポキシ基を1
個以上有するエポキシ樹脂組成物として使用することが
できる。
【0036】また、m が2の場合の例は、一般式(VI)で
示されるエポキシ樹脂組成物や一般式(XI)で示されるエ
ポキシ樹脂組成物などをあげることができる。
【0037】
【化12】
【0038】
【0039】《ただし、Ph1 はオルト置換のフェニル
基》m が2の場合、一般式(V) で表わされる組成物は、
特願平2−182124号に示されている合成方法によ
って合成することができる。また、これらの市販品とし
ては、たとえば、ダイセル化学工業社製EPOLEAD
GT−300、EPOLEAD GT−301、EP
OLEAD GT−302などが有り、それらを使用す
ることができる。
【0040】また、m が4の場合の例としては、一般式
(VII) で示されるエポキシ樹脂組成物をあげることがで
きる。この場合、一般式(VII) で表わされる組成物は、
特願平2−182124号に示されている合成方法によ
って合成することができる。これらの市販品としては、
ダイセル化学工業社製EPOLEAD GT−400、
EPOLEAD GT−401、EPOLEAD GT
−403などが有り、それらを使用することができる。
【0041】さらに、一般式(IV)、(V) 、(VI)、(VII)
、(IX)、(IX)′、(X) 、(X) ′、(XI)において、Ym
および、
【0042】
【化13】
【0043】
【0044】は、全部がエポキシ基になっているものだ
けでなく、その一部が
【0045】
【化14】
【0046】
【0047】や
【0048】
【化15】
【0049】
【0050】などエポキシ化前のオレフィン、または、
エポキシ基の変性したもの、たとえば
【0051】、
【化16】
【0052】
【0053】などになっていても良い。
【0054】また、本発明に用いることのできる、エポ
キシ基とビニル基をそれぞれ1個以上有する化合物を1
個以上の活性水素を有する化合物に開環付加重合させた
ポリエ−テル化合物をエポキシ化して得られるエポキシ
樹脂組成物は、一般式(XV)で表わされる。
【0055】 《ただし、(XV)式において、Zはエポキシ基とビニル基
をそれぞれ1個以上有する化合物のエポキシ基が開いた
のビニル基をエポキシ化したものであり、RL は1個以
上の活性水素を有する化合物残基である。》活性水素を
有する有機化合物としては、アルコ−ル類、フェノ−ル
類、カルボン酸類、アミン類、チオ−ル類等があげられ
る。
【0056】アルコ−ル類としては、1価のアルコ−ル
でも多価アルコ−ルでもよい。
【0057】例えばメタノ−ル、エタノ−ル、プロパノ
−ル、ブタノ−ル、ペンタノ−ル、ヘキサノ−ル、オク
タノ−ル等の脂肪族アルコ−ル、ベンジルアルコ−ルの
ような芳香族アルコ−ル、エチレングリコ−ル、ジエチ
レングリコ−ル、トリエチレングリコ−ル、ポリエチレ
ングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、ジプロピレング
リコ−ル、 1,3−ブタンジオ−ル、 1,4−ブタンジオ−
ル、ペンタンジオ−ル、 1,6−ヘキサンジオ−ル、ネオ
ペンチルグリコ−ル、オキシピバリン酸ネオぺンチルグ
リコ−ルエステル、シクロヘキサンジメタノ−ル、グリ
セリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、トリメチロ−
ルプロパン、トリメチロ−ルエタン、ペンタエリスリト
−ル、ジペンタエリスリト−ルなどの多価アルコ−ル等
がある。
【0058】フェノ−ル類としては、フェノ−ル、クレ
ゾ−ル、カテコ−ル、ピロガロ−ル、ハイドロキノン、
ハイドロキノンモノメチルエ−テル、ビスフェノ−ル
A、ビスフェノ−ルF、4,4'−ジヒドロキシベンゾフェ
ノン、ビスフェノ−ルS、フェノ−ル樹脂、クレゾ−ル
ノボラック樹脂等がある。
【0059】カルボン酸類としてはギ酸、酢酸、プロピ
オン酸、酪酸、動植物油の脂肪酸、フマル酸、マレイン
酸、アジピン酸、ドデカン2酸、トリメリット酸、ピロ
メリット酸、ポリアクリル酸、フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸等がある。
【0060】また、乳酸、クエン酸、オキシカプロン酸
等、水酸基とカルボン酸を共に有する化合物もあげられ
る。
【0061】アミン類としてはモノメチルアミン、ジメ
チルアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、プロ
ピルアミン、モノブチルアミン、ジブチルアミン、ペン
チルアミン、ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、
オクチルアミン、ドデシルアミン、4,4'−ジアミノジフ
ェニルメタン、イソホロンジアミン、トルエンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、キシレンジアミン、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミン、エタノ−
ルアミン等がある。
【0062】チオ−ル類としてはメチルメルカプタン、
エチルメルカプタン、プロピルメルカプタン、フェニル
メルカプタン等のメルカプト類、メルカプトプロピオン
酸あるいはメルカプトプロピオン酸の多価アルコ−ルエ
ステル、例えばエチレングリコ−ルジメルカプトプロピ
オン酸エステル、トリメチロ−ルプロパントリメルカプ
トプロピオン酸、ペンタエリスリト−ルペンタメルカプ
トプロピオン酸等があげられる。
【0063】さらにその他、活性水素を有する化合物と
してはポリビニルアルコ−ル、ポリ酢酸ビニル部分加水
分解物、デンプン、セルロ−ス、セルロ−スアセテ−
ト、セルロ−スアセテ−トブチレ−ト、ヒドロキシエチ
ルセルロ−ス、アクリルポリオ−ル樹脂、スチレンアリ
ルアルコ−ル共重合樹脂、スチレン−マレイン酸共重合
樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステルポリオ−ル樹脂、
ポリエステルカルボン酸樹脂、ポリカプロラクトンポリ
オ−ル樹脂、ポリプロピレンポリオ−ル、ポリテトラメ
チレングリコ−ル等がある。
【0064】また、活性水素を有する化合物は、その骨
格中に不飽和2重結合を有していても良く、具体例とし
ては、アリルアルコ−ル、アクリル酸、メタクリル酸、
3−シクロヘキセンメタノ−ル、テトラヒドロフタル酸
等がある。
【0065】これら活性水素を有する化合物であればど
のようなものでも用いることが出来,それらは2種以上
を混合してもよい。
【0066】エポキシ基とビニル基をそれぞれ1個以上
有する化合物は、一般式(XVI) で表される。
【0067】 《iは1から5の整数、R6 は水素または炭素数が1か
ら50のアルキル基または置換フェニル基、R7 ,R8
は水素または炭素数が1から50のアルキル基であり、
7 ,R8 は環を巻いていてもよい。》一般式(XVI) で
表される化合物の例は、以下に示すような化合物であ
る。4−ビニルシクロヘキセン−1−オキシド、5−ビ
ニルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン−2−オ
キシド、リモネンモノオキシド、トリビニルシクロヘキ
サンモノオキシド、ジビニルベンゼンモノオキシド、ブ
タジエンモノオキシドや1,2−エポキシ−9−デセン
などの一般式(XVII)で表される化合物、アリルグリシジ
ルエ−テルなどの一般式(XVIII) で表される化合物、グ
リシジルスチリルエ−テルなどの一般式(XIX) で表され
る化合物など。
【0068】 (但し、 r0は0から30の整数) (但し、 r1,r2は0から30の整数) さらに、以下の化合物なども用いることができる。
【0069】
【化17】
【0070】
【0071】
【化18】
【0072】
【0073】
【化19】
【0074】
【0075】
【化20】
【0076】
【0077】 これらは、それぞれ単独で用いても、2種以上を同時に
用いてもよい。
【0078】また、必要に応じて、エチレンオキシド、
プロピレンオキシド、シクロヘキセンオキシド,スチレ
ンオキシド、α−オレフィンオキシドなどのモノエポキ
シドや、ビニルシクロヘキセンジオキシド、3,4−エ
ポキシシクロヘキシルメチル3,4−エポキシシクロヘ
キシルカルボキシレ−トなどのジエポキシドなどを、上
記の1分子中に1個のエポキシ基と1個以上のビニル基
を有する化合物と同時に用いてもよい。
【0079】たとえば、活性水素を1個以上有する化合
物としてトリメチロ−ルプロパン、ビニル基とエポキシ
基をそれぞれ1個以上有する化合物として4−ビニルシ
クロヘキセン−1−オキシドを用いた場合、本発明に用
いることのできる、エポキシ基とビニル基をそれぞれ1
個以上有する化合物を1個以上の活性水素を有する化合
物に開環付加重合させたポリエ−テル化合物をエポキシ
化して得られるエポキシ樹脂組成物は、次式のようにな
る。
【0080】 《ただし、一般式(XX)において、Z1 は4−ビニルシク
ロヘキセン−1−オキシドのエポキシ基部分が開環して
生じたエ−テル結合部分で結合した構造であり、 この
場合、n1+n2+n3は反応に用いられるトリメチロ−ルプ
ロパンと4−ビニ ルシクロヘキセン−1−オキシドと
の使用比率によって決まる。》エポキシ化反応の条件に
よって、Z1 は4−ビニルシクロヘキセン−1−オキシ
ド中のビニル基のエポキシ化と同時に原料中の未反応ビ
ニル基を有するシクロヘキサンポリエ−テル構造
【0081】
【化21】
【0082】
【0083】やエポキシ化により生成してくるエポキシ
基を有するシクロヘキサンポリエ−テル構造
【0084】
【化22】
【0085】
【0086】なお、エポキシ化剤が過酢酸の場合、4−
ビニルシクロヘキセン−1−オキシドは変性された置換
基を含む下記のようなシクロヘキサンポリエ−テル構造
に変化する。この変性された置換基は生成したエポキシ
基と副生した酢酸から生じる
【0087】。
【化23】
【0088】
【0089】未反応のビニル基 −CH=CH2 、エポ
キシ化反応によって生じたエポキシ 3者の混合物の生成比はエポキシ化剤の種類、エポキシ
化剤とオレフィン結合のモル比、反応条件などによって
定まる。
【0090】一般式(XV)で表わされる組成物は、特開昭
60−16193号および特開昭60−161973号
に示されている合成方法によって合成することができ
る。また、これらの市販品としては、たとえば、ダイセ
ル化学工業社製EHPE−3150、EHPE−115
0、EHPE−3070、EHPE−1030、EHP
E−3100A、EHPE−1100Aなどが有り、そ
れらを使用することができる。さらに、一般式(XV)で表
わされる組成物は、1種類のみ、または、2種類以上を
同時に用いてもよい。
【0091】本発明に用いることのできるウレタンエポ
キシ組成物は一般式(XXI) で表わされ、市販品として
は、たとえば、ダイセル化学工業社製PUE−101、
PUE−105、PUE−106、PUE−107、P
UE−201などが有り、それらを使用することができ
る。
【0092】 《ただし、一般式(XXI) において、Ru は有機化合物残
基》さらに、本発明の硬化性樹脂組成物のもう一つの必
須成分(c)であるカチオン重合開始剤は、カチオンを
発生する物ならどんなものでもよい。本発明に用いうる
カチオン重合開始剤としては、光の照射によってカチオ
ンを発生する光カチオン重合開始剤や、加熱によってカ
チオンを発生する熱カチオン重合開始剤、シラノ−ル基
を有するけい素化合物とアルミニウム化合物の混合物の
他、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ピ
ペラジン等のアミン類、ピリジン類、イミダゾ−ル類等
の有機塩基、テトラブチルアンモニウムブロマイドなど
の4級アンモニウム塩、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、シ
ュウ酸、シタラコン酸、アニコット酸等の有機酸類、硫
酸、塩酸等の無機酸、ナトリウムメチラ−ト等のアルカ
リ金属類のアルコラ−ト類、KOH、NaOH等のアル
カリ類、トリエチルアルミニウム、ジエチル亜鉛等の有
機金属化合物、およびBF3 、ZnCL2 、FeC
3 、ALCL3 、SnCL4 等のルイス酸又はその錯
体類をあげることができる。
【0093】本発明に用いられる光カチオン重合開始剤
としては、下記一般式(XXI) 、(XXIII) で示されるよう
なジアゾニウム塩や、
【0094】
【化24】
【0095】
【0096】
【化25】
【0097】
【0098】下記一般式(XXIV)、 (XXV)、 (XXVI) で示
されるようなスルホニウム塩、
【0099】
【化26】
【0100】
【0101】
【化27】
【0102】
【0103】下記一般式(XXVII) で示されるようなヨ−
ドニウム塩、 R47−I+ −R48MXn - ・・・・・(XXVII) 下記一般式(XXVIII)、(XXIX)で示されるような金属化合
物、
【0104】
【化28】
【0105】
【0106】
【化29】
【0107】
【0108】下記一般式(XXX) 、(XXXI)で示されるよう
なスルホニウムアセトン類などがある。
【0109】
【化30】
【0110】
【0111】
【化31】
【0112】
【0113】R31〜R59は、水素原子、アルキル基、フ
ェニル基、アリ−ル基、およびヒドロキシアルキル基を
示し、同一であっても異なっていても良い。
【0114】MXn はSbF6 、AsF6 、PF6 、B
4 から選ばれる少なくとも1種である。
【0115】これらのカチオン重合開始剤の添加配合量
は、エポキシ樹脂に対し、0.1〜100重量%、好ま
しくは1〜20重量%の範囲である。
【0116】配合量が0.1重量%に満たない場合に
は、充分な硬化特性が得られず、また、100重量%を
超えて用いることも可能であるが、コスト高や触媒成分
の分解生成物が問題の場合があるので好ましくない。
【0117】さらに光照射によってシラノ−ル基を生ず
るけい素化合物とアルミニウム化合物の錯体などの混合
物が光カチオン重合開始剤としてあげられる。
【0118】このようなケイ素化合物としては、ペルオ
キシシラン基、o−ニトロベンジルオキシ基、α−ケト
シリル基のいずれかを有するケイ素化合物であることが
好ましい。
【0119】これらケイ素化合物のうち、ペルオキシシ
ラン基を有するものは次式で示される。
【0120】(Rx1ns−Si(O−O−Rx24-ns 《式中、Rx1、Rx2は同一であっても異なっていてもよ
く、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜5の
アルキル基もしくはアリ−ル基を表わし、nsは0〜3の
整数を表わす》上記式中、炭素数1〜5のアルキル基と
しては、例えば、メチル基、エチル基、イロプロピル
基、n−プロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、s
ec−ブチル基、n−ペンチル基、メトキシ基、エトキ
シ基、クロルメチル基があげられ、アリ−ル基として
は、例えば、フェニル基、ナフチル基、アントラニル
基、ベンジル基があげられ、炭素数1〜5のアルキル基
およびアリ−ル基は、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、メトキシ基等の置換基を有していてもよい。
【0121】このようなケイ素化合物の具体例として
は、次式 [ただし、上記各式において、Bはベンゼン核を表
す。]で表される化合物などである。
【0122】ケイ素化合物のうち、O−ニトロベンジル
オキシ基を有するものは次式で示される。
【0123】
【化32】
【0124】
【0125】《上記式中R61〜R63は同一であっても異
なっていてもよく、それぞれ水素原子、 ハロゲン原
子、ビニル基、アリル基、炭素数1〜10の非置換もし
くは置換ア ルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ
基、非置換もしくは置換アリ−ル基、 アリ−ルオキシ
基、シロキシ基を表わし、R64は水素原子、炭素数1〜
10の 非置換若しくは置換アルキル基、フェニル基、
置換フェニル基を表わし、R65、 R66、R67、R68
同一であっても異なっていてもよく、それぞれ、水素原
子、 ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ基、メルカプト
基、ハロゲン原子、アセチル 基、アリル基、炭素数1
〜5のアルキル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、非
置換若しくは置換アリ−ル基、アリ−ルオキシ基を表わ
し、p、q、rは0≦ p、q、r≦3、1≦p+q+
r≦3の条件を満たす整数を表わす。》炭素数1〜10
の非置換若しくは置換アルキル基としては、メチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、t−ブチル基、ペン
チル基、クロロメチル基、クロロエチル基、フルオロメ
チル基、シアノメチル基などがあげられ、炭素数1〜1
0のアルコキシ基としてはメトキシ基、エトキシ基、n
−プロピキシ基、n−ブトキシ基などがあげられる。
【0126】非置換若しくは置換アリ−ル基としては、
フェニル基、p−メトキシフェニル基、p−クロロフェ
ニル基、p−トリフルオロメチルフェニルビニルメチル
フェニル(o−ニトロベンジルオキシ)シラン、t−ブ
チルメチルフェニル(o−ニトロベンジルオキシ)シラ
ン、トリエチル(o−ニトロベンジルオキシ)シラン、
トリ(2−クロロエチル)−o−ニトロベンジルオキシ
シラン、トリ(p−トリフルオロメチルフェニル)−o
−ニトロベンジルオキシシラン、トリメチル[α−(o
−ニトロフェニル)−o−ニトロベンジルオキシ]シラ
ン、ジメチルフェニル[α−(o−ニトロフェニル)−
o−ニトロベンジルオキシ]シラン、メチルフェニルジ
[α−(o−ニトロフェニル)−o−ニトロベンジルオ
キシ]シラン、トリフェニル(α−エチル−o−ニトロ
ベンジルオキシ)シラン、トリメチル(3−メチル−2
−ニトロベンジルオキシ)シラン、ジメチルフェニル
(3,4,5−トリメトキシ−2−ニトロベンジルオキ
シ)シラン、トリフェニル(4,5,6−トリメトキシ
−2−ニトロベンジルオキシ)シラン、ジフェニルメチ
ル(5−メチル−4−メトキシ−2−ニトロベンジルオ
キシ)シラン、トリフェニル(4,5−ジメチル−2−
ニトロベンジルオキシ)シラン、ビニルメチルフェニル
(4,5−ジクロロ−2−ニトロベンジルオキシ)シラ
ン、トリフェニル(2,6−ジニトロベンジルオキシ)
シラン、ジフェニルメチル(2,4−ニトロベンジルオ
キシ)シラン、トリフェニル(3−メトキシ−2−ニト
ロベンジルオキシ)シラン、ビニルメチルフェニル
(3,4−ジメトキシ−2−ニトロベンジルオキシ)シ
ラン、ジメチルジ(o−ニトロベンジルオキシ)シラ
ン、メチルフェニルジ(o−ニトロベンジルオキシ)シ
ラン、ビニルフェニルジ(o−ニトロベンジルオキシ)
シラン、t−ブチルフェニルジ(o−ニトロベンジルオ
キシ)シラン、ジエチルジ(o−ニトロベンジルオキ
シ)シラン、2−クロロエチルフェニルジ(o−ニトロ
ベンジルオキシ)シラン、ジフェニルジ(o−ニトロベ
ンジルオキシ)シラン、ジフェニルジ(3−メトキシ−
2−ニトロベンジルオキシ)シラン、ジフェニルジ
(3,4−ジメトキシ−2−ニトロベンジルオキシ)シ
ラン、ジフェニルジ(2,6−ジニトロベンジルオキ
シ)シラン、ジフェニルジ(2,4−ジニトロベンジル
オキシ)シラン、メチルトリ(o−ニトロベンジルオキ
シ)シラン、フェニルトリ(o−ニトロベンジルオキ
シ)シラン、p−ビス(o−ニトロベンジルオキシジメ
チルシリル)ベンゼン、1,1,3,3−テトラフェニ
ル−1、3−ジ(o−ニトロベンジルオキシ)シロキサ
ン、1,1,3,3,5,5−ヘキサフェニル−1,5
−ジ(o−ニトロベンジルオキシ)シロキサンおよびS
iCL含有シリコ−ン樹脂とo−ニトロベンジルアルコ
−ルとの反応により生成するケイ素化合物などである。
【0127】さらに、ケイ素化合物のうち、α−ケトシ
リル基を有するものは次式で示され [式中、L1、L2、L3は0、1、2、3の数を表わし、L1
+L2+L3は3を超えることはなく、R71、R72、R73
74は同一であっても異なっていてもよく、それぞれ炭
素数1〜10のアルキル基、アリ−ル基、アリル基、ビ
ニル基などの炭素化水素基、アリ−ルオキシ基、炭素数
1〜10のアルコキシ基を表わし、これらはハロゲン原
子、−NO2 、−CN、−OCH3 などの置換基を分子
内に有していてもよい。]α−ケトシリル基を有する化
合物の具体例は、 《上記各式中、Bはベンゼン核を表す》これらのケイ素
化合物の添加配合量は、エポキシ樹脂に対し、0.1〜
100重量%、好ましくは1〜20重量%の範囲であ
る。
【0128】配合量が0.1重量%に満たない場合に
は、充分な硬化特性が得られず、また、100重量%を
超えて用いることも可能であるが、コスト高や触媒成分
の分解生成物が問題の場合があるので好ましくない。
【0129】また、これらのケイ素化合物と同時に用い
るアルミニウム化合物の具体例としては、トリスメトキ
シアルミニウム、トリススエトキシアルミニウム、トリ
スイソプロポキシアルミニウム、トリスフェノキシアル
ミニウム、トリスパラメチルフェノキシアルミニウム、
イソプロポキシジエトキシアルミニウム、トリスプトキ
シアルミニウム、トリスアセトキシアルミニウム、トリ
スステアラ−トアルミニウム、トリスブチラ−トアルミ
ニウム、トリスプロピオナ−トアルミニウム、トリスイ
ソプロピオナ−トアルミニウム、トリスアセチルアセト
ナ−トアルミニウム、トリストリフルオロアセチルアセ
トナ−トアルミニウム、トリスヘキサフルオロアセチル
アセトナ−トアルミニウム、トリスエチルアセトアセタ
−トアルミニウム、トリスサリチルアルデヒダ−トアル
ミニウム、トリスジエチルマロラ−トアルミニウム、ト
リスプロピルアセトアセタ−トアルミニウム、トリスブ
チルアセトアセタ−トアルミニウム、トリスジピバロイ
ルメタナ−トアルミニウム、ジアセチルアセトナ−トジ
ピバロイルメタナトアルミニウム
【0130】
【化33】
【0131】
【0132】
【化34】
【0133】
【0134】
【化35】
【0135】
【0136】
【化36】
【0137】
【0138】
【化37】
【0139】
【0140】
【化38】
【0141】
【0142】
【化39】
【0143】
【0144】
【化40】
【0145】
【0146】
【化41】
【0147】
【0148】
【化42】
【0149】
【0150】などがあげられる。
【0151】これらのアルミニウム化合物は、1種もし
くは2種以上の混合系で用いてもよく、その添加配合量
は、エポキシ樹脂に対し重量比で、0.001〜100
%、好ましくは1〜10%の範囲である。
【0152】配合量が、0.001重量%に満たない場
合には、皮膜の充分な硬化特性が得られず、また、10
0重量%を超えると、コスト高になるばかりではなく、
耐湿性が低下する傾向が見られるので好ましくない。
【0153】また、アルミニウム化合物の代わりに、同
様の効果を有する、チタン、ジルコニウムなどの有機金
属化合物を用いてもよい。
【0154】本発明の組成物は、基材に塗布した後、常
温光硬化、加熱光硬化、光硬化後のアフタ−キュアなど
の方法によって硬化して実用に供することができる。こ
のとき、照射する光の波長は、組成物の組成によって異
なるが、通常180〜700nmである。とりわけ、紫
外線の照射は効果的である。
【0155】ひかり照射時間は、エポキシ樹脂の組成、
触媒の種類、光源などによって異なるが、通常10秒〜
30分好ましくは20秒〜1分である。
【0156】加熱光硬化する場合の加熱温度は、エポキ
シ樹脂の組成および触媒の種類によって異なるが、通常
20〜200℃、好ましくは60〜100℃である。光
源としては、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、カ−ボ
ンア−クランプ、キセノンランプ、アルゴングロ−放電
管、メタルハライドランプ等を使用できる。
【0157】光硬化後アフタ−キュア−は、エポキシ樹
脂の組成および触媒の種類によって異なるが、通常50
〜200℃、好ましくは100〜180℃にて、通常1
〜10時間、好ましくは2〜5時間行う。
【0158】本発明に用いられる熱カチオン重合開始剤
としては、下記三フッ化ホウ素錯体 、C6 5 NH2 ・BF3 (CH3 2 CH2 NH2 ・BF3
【0159】
【化43】
【0160】
【0161】(C6 5 3 P・BF3 CH3 CH2 NH2 ・BF3
【0162】
【化44】
【0163】
【0164】CH3 CH2 NH3 ・BF4 (sec-Bu)2 NH・BF3 (sec-Bu)2 NH2 ・BF4 CH3 NH2 ・BF3 CH3 NH3 ・BF4 下記金属フッ化錯体 C6 5 NH3 ・AsF6 6 5 NH3 ・BF4 6 5 NH3 ・BF4 6 5 NH3 ・PF6 一般式(XXIV)、 (XXV)、 (XXVI) で示されるようなスル
ホニウム塩、一般式(XXVII)で示されるようなヨ−ドニ
ウム塩、一般式 (XXVIII) 、(XXIX)で示されるような金
属化合物があげられる。
【0165】これらのカチオン重合開始剤の添加配合量
は、エポキシ樹脂に対し、0.1〜100重量%、好ま
しくは1〜20重量%の範囲である。
【0166】配合量が0.1重量%に満たない場合に
は、充分な硬化特性が得られず、また、100重量%を
超えて用いることも可能であるが、コスト高や触媒成分
の分解生成物が問題の場合があるので好ましくない。
【0167】さらに加熱によってシラノ−ル基を生ずる
けい素化合物とアルミニウム化合物の錯体などの混合物
が熱カチオン重合開始剤として使用することができる。
【0168】このようなけい素化合物としては、オルガ
ノシラン、オルガノシロキサンがある。
【0169】このようなオルガノシランは次式で表され
る。
【0170】 [ただし、HyはOH基または加水分解によってOH基
を生成する置換基であり、R75、R76、およびR77は、
同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜5のアルキル
基、アリ−ル基、アラルキル基、アルケニル基、アシル
基などを表わす。]上記式中、炭素数1〜5のアルキル
基としては、例えば、メチル基、エチル基、イロプロピ
ル基、n−プロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、
sec−ブチル基、n−ペンチル基、メトキシ基、エト
キシ基、クロルメチル基などがあげられ、アリ−ル基と
しては、例えば、フェニル基、トリル基、ナフチル基、
アントラニル基などがあげられ、アラルキル基として
は、例えば、ベンジル基、フェネチル基などがあげら
れ、アルケニル基としては、例えば、ビニル基、アリル
基、プロペニル基、フテニル基などがあげられ、アシル
基としては、例えば、アセチル基、ベンゾイル基などが
あげられ、炭素数1〜5のアルキル基、アリ−ル基、ア
ラルキル基、アルケニル基、アシル基は、ハロゲン原
子、ニトロ基、シアノ基、メトキシ基等の置換基を有し
ていてもよい。
【0171】このようなけい素化合物の具体例として
は、例えば、トリフェニルメトキシシラン、ジフェニル
ジメトキシシラン、トリフェニルエトキシシラン、ジフ
ェニルメチルメトキシシラン、フェニルビニルメチルメ
トキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、トリ(パ
ラメトキシフェニル)メトキシシラン、トリアセチルメ
トキシシラン、ジフェニルエチルエトキシシラン、ジフ
ェニルプロピルエトキシシラン、ジフェニルメチルアセ
トキシシラン、ジフェニルジプロピオニルオキシシラ
ン、ジフェニルメチルトリフェニルアセトキシシラン、
トリ(パラニトロフェニル)メトキシシラン、フェニル
ジビニルプロポキシシラン、2−フテニルジフェニルメ
トキシシラン、ジ(2−ペンテニル)フェニルエトキシ
シラン、フェニルジプロピルメトキシシラン、トリ(パ
ラメトキシフェニル)エトキシシラン、パラメチルベン
ジルトリメトキシシラン、トリフルオロアセチルトリメ
トキシシラン、ジ(パラクロルフェニル)ジエトキシシ
ラン、トリエチルメトキシシラン、トリメチルメトキシ
シラン、トリプロピルメトキシシラン、トリブチルエト
キシシラン、トリブチルアセトキシシラン、 およびこれらの加水分解生成物があげられる。
【0172】また、オルガノシロキサンは次式で表され
る。
【0173】 [ただし、R78、R79、R80、R81、R82、およびR83
は、同一でも異なっていてもよく、同時に各々の基に変
えることができ、OH基、加水分解性基、炭素数1〜5
のアルキル基、アリ−ル基、アラルキル基、アルケニル
基、アシル基、および次式で表されるオルガノシロキサ
ン残基 などを表わす。
【0174】特に、構成単位の少なくとも一つがOH基
および加水分解性基の少なくとも一つを含むものであ
る。]上記式中、炭素数1〜5のアルキル基としては、
例えば、メチル基、エチル基、イロプロピル基、n−プ
ロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、sec−ブチ
ル基、n−ペンチル基、メトキシ基、エトキシ基、クロ
ルメチル基などがあげられ、アリ−ル基としては、例え
ば、フェニル基、トリル基、ナフチル基、アントラニル
基などがあげられ、アラルキル基としては、例えば、ベ
ンジル基、フェネチル基などがあげられ、アルケニル基
としては、例えば、ビニル基、アリル基、プロペニル
基、フテニル基などがあげられ、アシル基としては、例
えば、アセチル基、ベンゾイル基などがあげられ、炭素
数1〜5のアルキル基、アリ−ル基、アラルキル基、ア
ルケニル基、アシル基は、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
アノ基、メトキシ基等の置換基を有していてもよい。
【0175】上記オルガノシロキサンのうち、重合度が
50以下でOH基当量もしくは加水分解性基当量が10
00以下のものが本発明に適し、さらにOH基当量が5
0〜500であるものが好ましい。
【0176】このようなオルガノシロキサンの具体例と
しては、例えば、1,3−ジメトキシ−1,3−ジメチ
ル−1,3−ジフェニルジシロキサン、1,5−ジエト
キシ−1,3,5−トリメチル−1,3,5−トリフェ
ニルトリシロキサン、1,7−ジメトキシ−1,3,
5,7−テトラメチル−1,3,5,7−テトラフェニ
ルテトラシロキサン、1,3−ジメトキシテトラフェニ
ルジシロキサン、1,5−ジメトキシ−3,3−ジメチ
ル−1,1,5,5−テトラフェニルトリシロキサン、
1,3,5−トリメトキシペンタフェニルトリシロキサ
ン、1,5−ジメトキシヘキサ(p−メトキシフェニ
ル)トリシロキサン、
【0177】
【化45】
【0178】
【0179】 およびこれらの加水分解生成物があげられ、またQ1−
3037(メトキシ基含有量18重量%、東芝シリコ−
ン社)やSH6018(OH当量約400、東レシリコ
−ン社)等の商品名で入手しうるシリコ−ン樹脂も該当
する。
【0180】また、上記オルガノシラン、オルガノポリ
シロキサン化合物は1種もしくは2種以上の混合系で用
いてもよい。
【0181】また、これらけい素化合物と同時に用いる
アルミニウム化合物としては、前述の光照射によってシ
ラノ−ル基を生ずるけい素化合物と同時に用いるアルミ
ニウム化合物をそのまま用いることができる。
【0182】これらのカチオン重合開始剤の添加配合量
は、けい素化合物、アルミニウム化合物、ともにエポキ
シ樹脂に対し0.001〜100重量%、好ましくは
0.005〜20重量%の範囲である。
【0183】また、この場合の硬化温度は30〜200
℃でよい。
【0184】さらに本発明に用いうるシラノ−ル基を有
するけい素化合物は次式で表されるけい素化合物であ
る。
【0185】 また、これらけい素化合物と同時に用いるアルミニウ
ム化合物としては、前述の光照射によってシラノ−ル基
を生ずるけい素化合物と同時に用いるアルミニウム化合
物をそのまま用いることができる。
【0186】これらのカチオン重合開始剤の添加配合量
は、けい素化合物、アルミニウム化合物、ともにエポキ
シ樹脂に対し0.001〜100重量%、好ましくは
0.005〜20重量%の範囲である。
【0187】また、この場合の硬化温度は0〜200℃
でよい。
【0188】さらに、本発明の感圧接着剤組成物は、必
要に応じて、ロジン化合物や、石油樹脂などの粘着付与
剤および顔料、着色剤、レベリング剤などを添加しても
よい。 次に、実施例をあげて本発明について説明す
る。
【0189】以下、(部)および(%)はそれぞれ重量
基準である。
【0190】
【合成例1】 (部) 2−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト 4.5 n−ブチルアクリレ−ト 47 2−エチルヘキシルアクリレ−ト 47 アクリル酸 0.5 アゾビスイソブチルニトリル 2.0 の混合物をキシレン100部とアゾビスイソブチルニト
リル0.2部の入ったフラスコに、80℃、1時間で滴
下した後、さらに90℃、4時間でラジカル重合させ
た。不揮発分49.9%、GPC平均分子量Mw120
00、ガ−ドナ−粘度(25℃)Y、水酸基価9.6の
樹脂溶液を得た。以下、樹脂溶液[A1]と表す。
【0191】
【合成例2】 (部) 変性2−ヒドロキシエチルアクリレ−ト[A] 10 n−ブチルアクリレ−ト 60 2−エチルヘキシルアクリレ−ト 29 メタクリル酸 1.0 パ−ブチル O 2.0 の混合物をキシレン100部とパ−ブチル Z0.5部
の入ったフラスコに、100℃、2時間で滴下した後、
さらに100℃、5時間でラジカル重合させた。不揮発
分50.2%、GPC平均分子量Mw10000、ガ−
ドナ−粘度(25℃)X、水酸基価11.5の樹脂溶液
を得た。以下、樹脂溶液[A2]と表す。 *変性2−
ヒドロキシエチルアクリレ−ト[A]は一般式IIでn=
1(平均)のものである。
【0192】
【合成例3】 (部) 変性2−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト[B] 40 n−ブチルアクリレ−ト 20 2−エチルヘキシルアクリレ−ト 20 i−ブチルメタクリレ−ト 5 メタクリル酸 1.0 アゾビスイソブチルニトリル 2.0 の混合物をキシレン100部とアゾビスイソブチルニト
リル0.2部の入ったフラスコに、80℃、2時間で滴
下した後、さらに100℃、5時間でラジカル重合させ
た。不揮発分49.7%、GPC平均分子量Mw110
00、ガ−ドナ−粘度(25℃)Y、水酸基価16.0
の樹脂溶液を得た。以下、樹脂溶液[A3]と表す。
【0193】*変性2−ヒドロキシエチルメタクリレ−
ト[B]は一般式III でn=5(平均)のものである。
【0194】
【実施例1〜5】および
【比較例1】水酸基を有する共重合体として、合成例1
〜3で得られた樹脂溶液を、また、エポキシ樹脂組成物
として、一般式V でn=0のエポキシ樹脂(以下、エポ
キシ樹脂[A]と表す)、一般式V でn=3(平均)の
エポキシ樹脂(以下、エポキシ樹脂[B]と表す)、一
般式VIでn=0のエポキシ樹脂(以下、エポキシ樹脂
[C]と表す)、一般式VII でn=3(平均)のエポキ
シ樹脂(以下、エポキシ樹脂[D]と表す)、および一
般式XXでn1+n2+n3=7(平均)のエポキシ樹脂(以
下、エポキシ樹脂[E]と表す)を、さらに、光カチオ
ン重合開始剤として、ケイ素化合物とアルミニウム化合
物の錯体(有機アルミニウム化合物としてトリスアセチ
ルアセトナトアルミニウム(TAAA)トリスエチルア
セトアセタトアルミニウム(TEAACA)有機ケイ素
化合物としてはトリフェニル(o−ニトロベンジルオキ
シ)シラン(TPONBS)t−ブチルジフェニル(5
−メチル−2−ニトロベンジルオキシ)シラン(TBD
PH))、および、Degacure K126(De
gussa社製)を使用し表−1に示した割合で配合
し、リケイ紙上に50g/m2 (Wet)になるように
塗布した後、溶剤を加熱除去し、80W/cmのメタル
ハライドランプ照射距離6.5cmで100秒照射し
た。さらに、55Kの上質紙を貼合わせ1週間室温で養
生した。
【0195】粘着特性評価結果を表−1に示す。粘着特
性評価はJIS Z 0237に準じて行った。
【0196】 表−1 実施例 比較例 1 2 3 4 5 1 樹脂溶液[A1] 200 200 樹脂溶液[A2] 200 樹脂溶液[A3] 200 200 200 エポキシ樹脂[A] 11 エポキシ樹脂[B] 18 18 エポキシ樹脂[C] 12 エポキシ樹脂[D] 13 エポキシ樹脂[E] 16 TAAA 0.5 0.1 TEAACA 0.05 0.1 TPONBS 1.0 0.4 TBDPH 0.4 0.4 Degacure K126 0.5 粘着力(g/cm) 800 750 700 780 650 1000 保持力(分) >120 >120 >120 >120 >120 10 ボ−ルタック(No) 7 6 6 5 7 8 注)粘着力 SUS板 20℃、65%RH 180
度ピ−ル剥離剥離速度 300mm/分 保持力 SUS板 40℃、35%RH 接着面積2
5×25mm2 荷重1kg ボ−ルタック 20℃、65%RH
【0197】
【実施例6〜8】水酸基を有する共重合体として、合成
例1〜3で得られた樹脂溶液を、また、エポキシ樹脂組
成物として、エポキシ樹脂[A]、一般式V でn=5
(平均)のエポキシ樹脂(以下、エポキシ樹脂[F]と
表す)、およびエポキシ樹脂[D]を、さらに、熱カチ
オン重合開始剤として、ケイ素化合物とアルミニウム化
合物の錯体(有機アルミニウム化合物としてトリスエチ
ルアセトアセタトアルミニウム(TEAACA)有機ケ
イ素化合物としてはジフェニルシランジオ−ル)、およ
び、アニリン・三フッ化ホウ素錯体を使用し表−2に示
した割合で配合し、リケイ紙上に50g/m2 (We
t)になるように塗布し、溶剤を加熱(80℃,3分)
除去した後、55Kの上質紙を貼合わせ1週間室温で養
生した。
【0198】粘着特性評価結果を表−2に示す。粘着特
性評価はJIS Z 0237に準じて行った。
【0199】
【比較合成例1】 (部) n−ブチルアクリレ−ト 47 2−エチルヘキシルアクリレ−ト 50.5 アクリル酸 2.5 アゾビスイソブチルニトリル 2.0 の混合物をキシレン100部とアゾビスイソブチルニト
リル0.2部の入ったフラスコに、80℃、2時間で滴
下した後、さらに90℃、5時間でラジカル重合させ
た。不揮発分50.0%、GPC平均分子量Mw130
00、ガ−ドナ−粘度(25℃)Y、酸価9.8の樹脂
溶液を得た。以下、樹脂溶液[B]と表す
【0200】。
【比較例2〜3】カルボン酸を有する共重合体として、
比較合成例1で得られた樹脂溶液を、また、エポキシ樹
脂組成物として、エポキシ樹脂[A]およびN、N、
N′、N′−テトラグリシジルメタキシレンジアミンを
を使用し表−2に示した割合で配合し、リケイ紙上に5
0g/m2 (Wet)になるように塗布し、溶剤を加熱
(80℃、3分)除去した後、55Kの上質紙を貼合わ
せ1週間室温で養生した。
【0201】粘着特性評価結果を表−2に示す。粘着特
性評価はJIS Z 0237に準じて行った。
【0202】 表−2 実施例 比較例 6 7 8 2 3 樹脂溶液[A1] 200 樹脂溶液[A2] 200 樹脂溶液[A3] 200 樹脂溶液[B] 200 200 エポキシ樹脂[A] 11 11 エポキシ樹脂[F] 18 エポキシ樹脂[D] 13 テトラグリシジルメタキシレンジアミン 9 TEAACA 0.05 0.05 ジフェニルシランジオ−ル 0.1 0.1 アニリン・三フッ化ホウ素錯体 0.05 粘着力(g/cm) 750 800 750 900 500 保持力(分) >120 >120 >120 20 >120 ボ−ルタック(No) 8 6 6 6 3 耐候性(変色) ○ ○ ○ ○ × 注)粘着力、保持力、ボ−ルタックの測定は表−1と同
じ。
【0203】耐候性 デュパネル光コントロ−ルウエザ
オメ−タ 60℃ 500時間 (○ほとんど変色しない、×変色有り)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 163/00 JFP 8416−4J

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 下記一般式(I) で表わされる水酸基
    を有するビニル系単量体組成物を重合して得られる重合
    体、または、下記一般式(I) 《ただし、R1 、Ra 、およびRb は水素、または、一
    般的には1〜9個の炭素原子を含有するアルキル基で同
    時に各々の基に換えることができる。R2 は有機化合物
    残基である。c は4〜8の整数、n は0以上の整数を表
    わす》で表わされる水酸基を有するビニル系単量体組成
    物とビニル系単量体を共重合して得られる共重合体、 (b) エポキシ基を2個以上有するエポキシ樹脂組成物、 (c) カチオン重合開始剤を必須成分とすることを特徴と
    する感圧接着剤。
  2. 【請求項2】 一般式(I) で表わされる組成物の一部ま
    たは全部が、一般式(II) で表わされる組成物である請求項1に記載の感圧接着
    剤。
  3. 【請求項3】 一般式(I) で表わされる組成物の一部ま
    たは全部が、一般式(III) で表わされる組成物である請求項1に記載の感圧接着
    剤。
  4. 【請求項4】 エポキシ樹脂組成物の一部または全部
    が、下記一般式(IV) 《ただし、(IV)式において、Wは以下の構造 1 は以下の構造 【化1】 2 は以下の構造 【化2】 m は以下の構造 【化3】 を表わす。Rは炭素数1〜30のアルキル基、Ra 、お
    よびRb は水素、または、一般的には1〜9個の炭素原
    子を含有するアルキル基で同時に各々の基に換えること
    ができる。m 価の有機化合物残基、R11〜Rm9は水素、
    一般的には1〜9個の炭素原子を含有するアルキル基で
    同時に各々の基に換えることができる。nmは0以上の整
    数、m は1以上の整数を表わす。》で表わされる脂肪族
    環状エポキシ樹脂組成物である請求項1に記載の感圧接
    着剤。
  5. 【請求項5】 一般式(IV)で表わされる脂肪族環状エポ
    キシ樹脂組成物の一部または全部が、一般式(V) で表わ
    される組成物である請求項1に記載の感圧接着剤。 【化4】
  6. 【請求項6】 一般式(IV)で表わされる脂肪族環状エポ
    キシ樹脂組成物の一部または全部が、一般式(VI)で表わ
    される組成物である請求項1に記載の感圧接着剤。 【化5】
  7. 【請求項7】 一般式(IV)で表わされる脂肪族環状エポ
    キシ樹脂組成物の一部または全部が、一般式(VII) で表
    わされる組成物である請求項1の感圧接着剤。 【化6】
  8. 【請求項8】 エポキシ基を2個以上有するエポキシ樹
    脂組成物の一部または全部が、一般式(VIII)で表わされ
    る化合物である請求項1に記載の感圧接着剤。 【化7】 《ただし、R3 は一般的には1〜9個の炭素原子を含有
    するアルキル基である。》
  9. 【請求項9】 エポキシ樹脂組成物の一部または全部
    が、エポキシ基とビニル基をそれぞれ1個以上有する化
    合物を1個以上の活性水素を有する化合物に開環付加重
    合させたポリエ−テル化合物エポキシ化して得られるエ
    ポキシ樹脂組成物である請求項1に記載の感圧接着剤。
  10. 【請求項10】 エポキシ基とビニル基をそれぞれ1個
    以上有する化合物の一部または全部が、一般式(IX)で表
    わされる化合物である請求項1に記載の感圧接着剤。
  11. 【請求項11】 エポキシ樹脂組成物の一部または全部
    が、ウレタンエポキシ組成物である請求項1に記載の感
    圧接着剤。
  12. 【請求項12】 エポキシ樹脂組成物の一部または全部
    が、エポキシ化ポリブタジエンである請求項1に記載の
    感圧接着剤。
  13. 【請求項13】 ビニル系単量体の一部または全部が、
    アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、およびス
    チレン誘導体の少なくとも1種以上の化合物である請求
    項1に記載の感圧接着剤。
  14. 【請求項14】 カチオン重合開始剤が、光または熱に
    よってカチオンを発生する化合物である請求項1に記載
    の感圧接着剤。
  15. 【請求項15】 カチオン重合開始剤が、光照射または
    加熱によってシラノ−ル基を生ずるけい素化合物または
    シラノ−ル基を有するけい素化合物と、アルミニウム化
    合物の錯体の混合物である請求項1に記載の感圧接着
    剤。
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