JPH0578202A - 乾燥押し花密封品の製造法 - Google Patents

乾燥押し花密封品の製造法

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JPH0578202A
JPH0578202A JP13531691A JP13531691A JPH0578202A JP H0578202 A JPH0578202 A JP H0578202A JP 13531691 A JP13531691 A JP 13531691A JP 13531691 A JP13531691 A JP 13531691A JP H0578202 A JPH0578202 A JP H0578202A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】乾燥押し花を、損傷せず、長期間優美さを保持
する押し花密封板の製造法を得る。 【構成】柔軟基材と空気遮断性フィルムとを、接着して
一体とする第1工程と、第1工程を終わった後の空気遮
断性フィルムの上に、乾燥押し花ならびに必要によりホ
ットメルトフィルム、カバーフィルムを載せ、接着、必
要によりホットメルトフィルムを用いたときは雰囲気を
減圧状態にして、加圧加熱し、2枚のフィルムの間に、
乾燥押し花を密封し全体を一体とする第2工程とからな
る製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維製布帛、紙製シー
ト、カード等柔軟で通気性のある基材に、乾燥押し花を
接着して、主として装飾用に使用する、乾燥押し花密封
品の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乾燥押し花は、そのまま飾られたり、
紙、フィルム等の上に貼付たり、薄紙と厚紙との間、或
は、フィルムの間にに挾んだり、さらに、布に付けたり
して使用されている。乾燥押し花を、各種基材に取り付
けて使用するとき、基材が紙、布、柔らかいフィルム等
の場合、基材が柔らかであるので、如何に上手に取り付
けても、基材が揉まれたり、折り曲げられたりすれば、
乾燥押し花も、同じように揉まれ折り曲げられることに
なる。従って、基材が柔らかいときは、基材の使用に当
り、なるべく揉まれないような位置に押し花が位置する
よう工夫することで、乾燥押し花の損傷を防いでいる。
【0003】一方、基材が固い板状物である場合は、単
に糊付けするか、少なくとも片方をガラス板として、乾
燥押し花を挾み込んで使用している。この場合、乾燥押
し花は、単に挾まれているか、或は、簡単な糊付けをさ
れているだけなので、位置がずれたり、乾燥押し花が、
形を崩されたりしてしまうことはあっても、乾燥押し花
が揉まれてしまうことはない。
【0004】さらに、ホットメルトフィルムを使用し
て、基材に乾燥押し花を固着することも、特開昭63ー
239091号等によって知られているが、ホットメル
トフィルムを使用するかぎり、加熱工程は避けて通れな
い。従って花にとっては必ずしも好ましい処理法ではな
い。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は、上述の如き
従来技術の状況に対し、乾燥押し花の損傷をなるべく軽
減した、乾燥押し花密封品の製造法を提供しようとする
ものである。さらに詳しくは、柔軟な基材を使用し、乾
燥押し花を密封状態で基材の上に固定し、固定された乾
燥押し花が、優美性を長期間保持できるような、乾燥押
し花密封品の製造法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1.柔軟基材上に、空気遮断性フィルムを接着する第1
工程と、第1工程を終った空気遮断性フィルムの上に、
乾燥押し花を接着する第2工程とからなることを特徴と
する乾燥押し花密封品の製造法。 2.第1工程が、柔軟基材上にホットメルトフィルムを
載せ、雰囲気を減圧状態にして加熱加圧し、柔軟基材上
にホットメルトフィルムを密着する第1工程であること
を特徴とする上記1記載の乾燥押し花密封品の製造法。 3.第1工程の終った空気遮断性フィルムの上に、乾燥
押し花、及びその上にホットメルトフィルムを載せ、雰
囲気を減圧状態にして加熱加圧し、乾燥押し花をホット
メルトフィルムで密封する第2工程とからなることを特
徴とする上記1、又は上記2、記載の乾燥押し花密封品
の製造法。 4.ホットメルトフィルムの乾燥押し花と反対の側に、
カバーフィルムを重ねて第2工程を行うことを特徴とす
る上記1、又は上記2、又は上記3、記載の乾燥押し花
密封品の製造法。 5.最外層を形成しているホットメルトフィルム又はカ
バーフィルムに又は乾燥押し花に、被覆樹脂を被覆する
第3工程を行うことを特徴とする上記1、又は上記2、
又は上記3、又は上記4、記載の乾燥押し花密封品の製
造法。 によって目的を達成するものである。
【0007】以下図面を用いて詳細説明する。図1は、
本発明乾燥押し花密封品の製造法の、第1工程説明図で
ある。図2は、同じく第2工程の説明図である。図3
は、本発明製造法の図1、図2とは別の実施態様を説明
する工程説明図である。図4は図1乃至図3とは別の実
施態様における本発明製造法の製品の断面図である。1
は柔軟基材、2は空気遮断性フィルム、3は乾燥押し
花、4はホットメルトフィルム、5はカバーフィルム、
6は被覆樹脂である。
【0008】柔軟基材1は、例えば紙、各種繊維からな
る布帛等の柔軟性を持つ材料より形成されている。これ
らの材料よりなる基材は、それ自体として柔軟であり、
形態保持が困難であるのみならず、空気を又は水分を通
し、或は時に空気や水分を自ら保持してしまったりす
る。乾燥押し花を使用するに当たって、外部から揉まれ
たりする機械的な力が加わったり、水分と接触したりす
ることは、最も好ましくない環境である。柔軟な基材の
使用はこの点からは好ましい条件ではないが、繊維製品
や紙製カードと共に使用して、ブラウス等をより美しく
し或はカードをより華やかにする必要性からは、避けて
通れない事項である。
【0009】空気遮断性フィルム2は、柔軟基材1と接
着し易いものであり、気密性があれば、広く選択するこ
とができる。従って、例えば、ポリプロピレン、エチレ
ン酢酸ビニル、ポリアミド、ポリエステル、等、安定な
ものであれば材質は何でもよく、いわゆるホットメルト
フィルムとよばれる低融点フィルムであってもよい。厚
さも比較的自由に柔軟基剤の状態や乾燥押し花の大きさ
等の条件にあわせて選ぶことができる。第2工程におい
て乾燥押し花の上にホットメルトフィルム4を用いる場
合は、透明であることが必要である。また、紫外線を吸
収する性質を付与されていることは好ましいことであ
る。このため、紫外線吸収剤をフィルム中に混入した
り、フィルムに塗布したりしてあることは、好ましいこ
とである。
【0010】ホットメルトフィルム4の材質も厚さも、
上記の性質を持つ範囲で、広い範囲から選択することが
できる。しかしながら、ホットメルトフィルム4の場合
は、花の種類にもよるが、融けたとき花を空気遮断性フ
ィルムと共に十分に包み込むだけの厚さが必要である。
さらに、比較的早く融けるものであることは、花に取っ
て好ましいことである。もし、空気遮断性フィルムにホ
ットメルトフィルムを用いた場合、空気遮断性フィルム
であるホットメルトフィルムの表面が融けた状態になっ
たとき、素速く融けて上下が一体になるような性質を持
っているものの中の範囲で選ぶべきである。
【0011】乾燥押し花3の製造法は特に限定されな
い。一般的には、シリカゲルの如き乾燥剤を入れた箱の
中に、生花を紙で挾んで、通気性のクッション材と共に
重ねておき、箱内の空気を抜きながら、2乃至7日経た
後、取り出すことで製造が行われる。この場合、得られ
た乾燥押し花は、水分が減少しているが、乾燥が不十分
であると、密封しても変色し易く、あまり乾燥が進みす
ぎると、取扱いが困難となるが製品の変色を避けるため
には、水分は少ないほど好ましい。したがって、乾燥押
し花を工程に投入する前に十分乾燥させることが必要で
あり、乾燥機に一日程度入れたものを取り出した後直ち
に工程に投入するのがよい。
【0012】カバーフィルムを用いる場合は、カバーフ
ィルム5は、ホットメルトフィルム4の外側に位置して
おり、ホットメルトフィルムを保護すると共に、時には
模様を与えるために使用される。カバーフィルム5は透
明である必要がある。また、ホットメルトフィルムが融
ける温度において、形態を保持していなければならな
い。このような性質を持っているものであればよいの
で、選択の幅は広く、各種の樹脂の中から選択できる。
【0013】被覆樹脂を用いる場合す、被覆樹脂6は、
ホットメルトフィルム4の上から、或は、カバーフィル
ム5の上から、或はさらに、乾燥押し花3の上から、柔
軟基材1の上表面、或は必要により、側面まで、すべて
を包むように設けられる。被覆樹脂を構成するために、
既にフィルム状になっている樹脂を、最外側の上に載
せ、一部を柔軟基材の上表面、或は必要により側表面に
接触させた状態で、全体に軽く圧力を加えながら、加熱
溶融して、樹脂で全体を密封することが実用的である。
或は、最外側の上から、一度圧力をかけて全体を平滑に
した後、溶融した樹脂を塗付し、或は吹き付けて、全体
を密封一体化することもできる。このため、被覆樹脂は
取扱いの便利さと、塗布或は吹き付けた後の好ましい状
態等の条件のものの中から選択される。例えばポリアミ
ド、ポリプロピレン、ポリエステル等の系の中から適宜
選択される。この被覆樹脂の中に、紫外線吸収材が混入
してあることは、好ましいことである。
【0014】製造は先ず第1工程が行われる。第1工程
の主たる目的は、柔軟基材を空気水等を通過しないよう
にすることにある。仮に基材が水を含んでも、それが乾
燥押し花に影響しないような遮断膜をもうけることであ
る。第1工程は柔軟基礎材に空気遮断性フィルムを接着
することで行われる。接着は接着剤を用いて行ってもよ
い。必要なことはこの工程の完了により柔軟基材が不分
的に空気遮断性をもつようにされることであり、さら
に、この間、乾燥押し花は何等第1工程には関係せず、
隔離されていることである。空気遮断性フィルムとして
ホットメルトフィルムを使用することは好ましいことで
ある。この場合は柔軟基材1の上に空気遮断フィルムで
あるホットメルトフィルム2を載せ、全体の雰囲気を減
圧状態にする。ここで減圧状態とは、なるべく高い減圧
が好ましく、真空ポンプのゲージの表示は大気圧が76
0であるとき、少なくとも200以下でなければならな
い。この状態でホットメルトフィルムを加圧しながら加
熱することで、ホットメルトフィルムを融かして柔軟基
材表面に圧着する。次いで加圧と加熱を止め、雰囲気を
開放する。この結果ホットメルトフィルムの表面は瞬間
的に温度が低下し、固まった状態になる。柔軟基材は熱
容量があまり大きくないので温度低下が始まる。
【0015】次いで第2工程が始められる。第2工程に
おいては、乾燥押し花を第1工程で出来上がった柔軟基
材の空気遮断個所に固定することである。接着剤を用い
て、乾燥押し花を空気遮断性フィルムの上に接着しただ
けでも、第2工程の最小要件は満たしている。乾燥押し
花と共に、ホットメルトフィルムを用いることは好まし
いことである。或は、ホットメルトフィルムに代えて、
通常のカバーフィルムを使用すること、また、ホットメ
ルトフィルムの他に、カバーフィルを使用すること、は
何れもさしつかえなく第2工程に含まれる。
【0016】第1工程で、柔軟基材と一体に空気遮断性
フィルムとしてホットメルトフィルムを用いた場合、第
2工程で再びホットメルトフィルムを使用する場合につ
いて説明する。第1工程で柔軟基材と一体にされた空気
遮断性フィルムの上に、十分な乾燥状態にされた乾燥押
し花及びホットメルトフィルムが重ねられる。この状態
で再び雰囲気を減圧状態にする。そこで、ホットメルト
フィルム4の上から加圧しながら、加熱を行うとホット
メルトフィルムは、上下共に融けて一体となり、乾燥押
し花は完全に封じ込まれる。必要により、ホットメルト
フィルム4の上にカバーフィルム5を重ねておき、一挙
にホットメルトフィルムによって全体を一体化すること
ができる。或は、予めホットメルトフィルム4とカバー
フィルム5とを一体化しておいて、これを使用すること
もできる。
【0017】第2工程においてもホットメルトフィルム
を使用するかぎり、第1工程の時と同様に、加圧加熱を
行う前から雰囲気は減圧状態におかれる。この減圧雰囲
気は極めて有効で、これによりフィルムと固形基板、あ
るいはフイルムとの間に、真空に近い状態ができ、細か
い夾雑物や、水分や、空気を完全に取り去ってしまう。
また、乾燥押し花の表面からも、同様に、水分や、空
気や、夾雑物を取り去ることになる。従って、ホットメ
ルトフィルムが融けて、固形基板と接触し、或はホトメ
ルトフィルム相互が接触し、或はさらに、ホットメルト
フィルムとカバーフィルムとが接触し、また、ホットメ
ルトフィルムと乾燥押し花とが接触したとき、夫々の接
触点には、何らの邪魔ものも介在せず、直接完全に接触
することになる。
【0018】この結果、出来上がった製品は全体が強固
に一体化しており、中に空気や水分が存在する確率はほ
とんどない。従って、製品の中に気泡があったり、花弁
が融けていたり、部分的に変色していたりすることはな
い。工程を2段階にしていることは重要なことである。
柔軟基材は一般に熱容量があまり大きくはないので、加
熱しても昇温に時間がかかることはない。しかしながら
乾燥押し花に取って加熱工程はできたら避けてすませた
いものである。
【0019】本発明においては、工程を2段にすること
により、第1工程で柔軟基材と空気遮断性フィルムとの
接着は、完全に乾燥押し花に関係ない状態で行われる。
従って、第1工程で、例え加熱が行われても、或は花に
とって有害な接着剤や溶剤が用いられても、乾燥押し花
は何等の影響を受けないことになる。第2工程において
は、仮に加熱工程を含むとしても、柔軟基材と空気遮断
性フィルムとの接着は既に完了している。従って、必要
とされる加熱はフィルム相互を接着するためのフィルム
の熔融のための加熱に留まるので、時間も熱量もさした
るものではない。従って、乾燥押し花が高い温度に曝さ
れる時間を極小にすることができるものである。このこ
とは乾燥押し花にとって、最も好ましいことである。
【0020】本発明においては、第2工程の後に、最外
層に樹脂被覆を行う第3工程を行うことがある。樹脂被
覆は、外部を丁寧に被覆してカバーフィルムやホットメ
ルトフィルムを機械的な損傷から防護するためと、最外
層に艶や艶消しを与えて、外観をより美しくし、乾燥押
し花をより引き立たせるためと、時に、内部への光、特
に紫外線の侵入を防ぎ、乾燥押し花の変色を遅くさせる
ため、等の目的で必要に応じて行われる。このため、フ
ィルム状になっている樹脂を上に載せ、一部を固形基板
の側面にかけた状態で、全体に軽く圧力をかけながら、
樹脂を加熱熔融して全体を一体に密封したり、或は、最
外層に熔融している樹脂を塗布又は吹き付けて、全体を
一体にすることで行われる。被覆樹脂は、先に述べた目
的を達成するものであれば、適宜の材料が使用できる。
この被覆樹脂の中に、紫外線吸収剤が混入してあること
は、好ましいことである。
【0021】このように構成された本発明製造法を用い
て得られた乾燥押し花密封品は、乾燥押し花が空気遮断
性フィルムに取り付けられているので柔軟基材が空気や
水分を通過させ或は含んでもその影響から避けることが
できるものである。さらにホットメルトフィルムやカバ
ーフイムを用いて乾燥押し花を封じ込んだ場合は全体が
一体に密封されるので、乾燥押し花は外部からの引っ掻
きその他の悪影響から完全に保護されている。また、外
部から空気や水分が侵入することがないので、乾燥押し
花は長くその優美さを保持することができる。カバーフ
ィルム、或は、被覆樹脂に紫外線吸収部剤を混入してお
けば、光による乾燥押し花の劣化に対しても、より長く
抵抗することができる。
【0022】製造に当り、工程を2分したので、この部
分の工程で乾燥押し花が熱の影響を受けることは極小化
され、花の美しさの寿命を長期化することができるもの
である。柔軟基材は、空気や水の通過に対しては抵抗力
がない。また形態的にも不安定である。しかしながら、
空気遮断性フィルムの存在は、空気や水の通過にたいし
乾燥押し花の部分だけ抵抗して通過させず、従って乾燥
押し花の優美さを保持することに貢献する。従って一体
に固定された乾燥押し花は、形態的にも保護されて安定
であり、かつ、化学的にも極めて安全な好ましい状態に
おかれることになる。乾燥押し花の上側はホットメルト
フィルムで、或はさらに、カバーフィルムで保護するこ
とができ、加えてさらに、その上を被覆樹脂で基材と一
体に密封固定することができるので、極めて強固に基材
と一体化され、かつ、その状態を確保しやすくなってい
る。したがって、長期間の使用に当たっても、乾燥押し
花が損傷されたり位置をずらせたりしない。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述の如く、長期間にわたり、
乾燥押し花の優美さを維持することが可能な乾燥押し花
密封品を得ることができるものであり、その製造法にお
いて、簡単な手順で、乾燥押し花に対し、熱の悪影響を
極小化して、完全な密封を可能にし、工程を完了するこ
とができるので、成功率の高い製造法を提供するもので
ある。このように本発明は、実用性の高い、優れた効果
をあげることができるものである。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明製造法の第1工程説明図である。
【図2】同じく第2工程の説明図である。
【図3】図1図2とは別の実施態様における本発明製造
法の説明図である。
【図4】図1乃至図3とは別の実施態様における本発明
製造法による製品の正面断面図である。
【記号の説明】
1:柔軟基材 2:空気遮断性フィルム 3:乾燥押し花 4:ホットメルトフィルム 5:カバーフィルム 6:被覆樹脂
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維製布帛、紙製シー
ト、カード等柔軟で通気性のある基材に、乾燥押し花を
接着して、主として装飾用に使用する、乾燥押し花密封
品の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乾燥押し花は、そのまま飾られたり、
紙、フィルム等の上に貼付たり、薄紙と厚紙との間、或
は、フィルムの間にに挾んだり、さらに、布に付けたり
して使用されている。乾燥押し花を、各種基材に取り付
けて使用するとき、基材が紙、布、柔らかいフィルム等
の場合、基材が柔らかであるので、如何に上手に取り付
けても、基材が揉まれたり、折り曲げられたりすれば、
乾燥押し花も、同じように揉まれ折り曲げられることに
なる。従って、基材が柔らかいときは、基材の使用に当
り、なるべく揉まれないような位置に押し花が位置する
よう工夫することで、乾燥押し花の損傷を防いでいる。
【0003】一方、基材が固い板状物である場合は、単
に糊付けするか、少なくとも片方をガラス板として、乾
燥押し花を挾み込んで使用している。この場合、乾燥押
し花は、単に挾まれているか、或は、簡単な糊付けをさ
れているだけなので、位置がずれたり、乾燥押し花が、
形を崩されたりしてしまうことはあっても、乾燥押し花
が揉まれてしまうことはない。
【0004】さらに、ホットメルトフィルムを使用し
て、基材に乾燥押し花を固着することも、特開昭63ー
239091号等によって知られているが、ホットメル
トフィルムを使用するかぎり、加熱工程は避けて通れな
い。従って花にとっては必ずしも好ましい処理法ではな
い。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は、上述の如き
従来技術の状況に対し、乾燥押し花の損傷をなるべく軽
減した、乾燥押し花密封品の製造法を提供しようとする
ものである。さらに詳しくは、柔軟な基材を使用し、乾
燥押し花を密封状態で基材の上に固定し、固定された乾
燥押し花が、優美性を長期間保持できるような、乾燥押
し花密封品の製造法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1.柔軟基材上に、空気遮断性フィルムを接着する第1
工程と、第1工程を終った空気遮断性フィルムの上に、
乾燥押し花を接着する第2工程とからなることを特徴と
する乾燥押し花密封品の製造法。 2.第1工程が、柔軟基材上にホットメルトフィルムを
載せ、雰囲気を減圧状態にして加熱加圧し、柔軟基材上
にホットメルトフィルムを密着する第1工程であること
を特徴とする上記1記載の乾燥押し花密封品の製造法。 3.第1工程の終った空気遮断性フィルムの上に、乾燥
押し花、及びその上にホットメルトフィルムを載せ、雰
囲気を減圧状態にして加熱加圧し、乾燥押し花をホット
メルトフィルムで密封する第2工程とからなることを特
徴とする上記1、又は上記2、記載の乾燥押し花密封品
の製造法。 4.ホットメルトフィルムの乾燥押し花と反対の側に、
カバーフィルムを重ねて第2工程を行うことを特徴とす
る上記1、又は上記2、又は上記3、記載の乾燥押し花
密封品の製造法。 5.最外層を形成しているホットメルトフィルム又はカ
バーフィルムに又は乾燥押し花に、被覆樹脂を被覆する
第3工程を行うことを特徴とする上記1、又は上記2、
又は上記3、又は上記4、記載の乾燥押し花密封品の製
造法。 によって目的を達成するものである。
【0007】以下図面を用いて詳細説明する。図1は、
本発明乾燥押し花密封品の製造法の、第1工程説明図で
ある。図2は、同じく第2工程の説明図である。図3
は、本発明製造法の図1、図2とは別の実施態様を説明
する工程説明図である。図4は図1乃至図3とは別の実
施態様における本発明製造法の製品の断面図である。1
は柔軟基材、2は空気遮断性フィルム、3は乾燥押し
花、4はホットメルトフィルム、5はカバーフィルム、
6は被覆樹脂である。
【0008】柔軟基材1は、例えば紙、各種繊維からな
る布帛等の柔軟性を持つ材料より形成されている。これ
らの材料よりなる基材は、それ自体として柔軟であり、
形態保持が困難であるのみならず、空気を又は水分を通
し、或は時に空気や水分を自ら保持してしまったりす
る。乾燥押し花を使用するに当たって、外部から揉まれ
たりする機械的な力が加わったり、水分と接触したりす
ることは、最も好ましくない環境である。柔軟な基材の
使用はこの点からは好ましい条件ではないが、繊維製品
や紙製カードと共に使用して、ブラウス等をより美しく
し或はカードをより華やかにする必要性からは、避けて
通れない事項である。
【0009】空気遮断性フィルム2は、柔軟基材1と接
着し易いものであり、気密性があれば、広く選択するこ
とができる。従って、例えば、ポリプロピレン、エチレ
ン酢酸ビニル、ポリアミド、ポリエステル、等、安定な
ものであれば材質は何でもよく、いわゆるホットメルト
フィルムとよばれる低融点フィルムであってもよい。厚
さも比較的自由に柔軟基剤の状態や乾燥押し花の大きさ
等の条件にあわせて選ぶことができる。第2工程におい
て乾燥押し花の上にホットメルトフィルム4を用いる場
合は、透明であることが必要である。また、紫外線を吸
収する性質を付与されていることは好ましいことであ
る。このため、紫外線吸収剤をフィルム中に混入した
り、フィルムに塗布したりしてあることは、好ましいこ
とである。
【0010】ホットメルトフィルム4の材質も厚さも、
上記の性質を持つ範囲で、広い範囲から選択することが
できる。しかしながら、ホットメルトフィルム4の場合
は、花の種類にもよるが、融けたとき花を空気遮断性フ
ィルムと共に十分に包み込むだけの厚さが必要である。
さらに、比較的早く融けるものであることは、花に取っ
て好ましいことである。もし、空気遮断性フィルムにホ
ットメルトフィルムを用いた場合、空気遮断性フィルム
であるホットメルトフィルムの表面が融けた状態になっ
たとき、素速く融けて上下が一体になるような性質を持
っているものの中の範囲で選ぶべきである。
【0011】乾燥押し花3の製造法は特に限定されな
い。一般的には、シリカゲルの如き乾燥剤を入れた箱の
中に、生花を紙で挾んで、通気性のクッション材と共に
重ねておき、箱内の空気を抜きながら、2乃至7日経た
後、取り出すことで製造が行われる。この場合、得られ
た乾燥押し花は、水分が減少しているが、乾燥が不十分
であると、密封しても変色し易く、あまり乾燥が進みす
ぎると、取扱いが困難となるが製品の変色を避けるため
には、水分は少ないほど好ましい。したがって、乾燥押
し花を工程に投入する前に十分乾燥させることが必要で
あり、乾燥機に一日程度入れたものを取り出した後直ち
に工程に投入するのがよい。
【0012】カバーフィルムを用いる場合は、カバーフ
ィルム5は、ホットメルトフィルム4の外側に位置して
おり、ホットメルトフィルムを保護すると共に、時には
模様を与えるために使用される。カバーフィルム5は透
明である必要がある。また、ホットメルトフィルムが融
ける温度において、形態を保持していなければならな
い。このような性質を持っているものであればよいの
で、選択の幅は広く、各種の樹脂の中から選択できる。
【0013】被覆樹脂を用いる場合す、被覆樹脂6は、
ホットメルトフィルム4の上から、或は、カバーフィル
ム5の上から、或はさらに、乾燥押し花3の上から、柔
軟基材1の上表面、或は必要により、側面まで、すべて
を包むように設けられる。被覆樹脂を構成するために、
既にフィルム状になっている樹脂を、最外側の上に載
せ、一部を柔軟基材の上表面、或は必要により側表面に
接触させた状態で、全体に軽く圧力を加えながら、加熱
溶融して、樹脂で全体を密封することが実用的である。
或は、最外側の上から、一度圧力をかけて全体を平滑に
した後、溶融した樹脂を塗付し、或は吹き付けて、全体
を密封一体化することもできる。このため、被覆樹脂は
取扱いの便利さと、塗布或は吹き付けた後の好ましい状
態等の条件のものの中から選択される。例えばポリアミ
ド、ポリプロピレン、ポリエステル等の系の中から適宜
選択される。この被覆樹脂の中に、紫外線吸収材が混入
してあることは、好ましいことである。
【0014】製造は先ず第1工程が行われる。第1工程
の主たる目的は、柔軟基材を空気水等を通過しないよう
にすることにある。仮に基材が水を含んでも、それが乾
燥押し花に影響しないような遮断膜をもうけることであ
る。第1工程は柔軟基礎材に空気遮断性フィルムを接着
することで行われる。接着は接着剤を用いて行ってもよ
い。必要なことはこの工程の完了により柔軟基材が不分
的に空気遮断性をもつようにされることであり、さら
に、この間、乾燥押し花は何等第1工程には関係せず、
隔離されていることである。空気遮断性フィルムとして
ホットメルトフィルムを使用することは好ましいことで
ある。この場合は柔軟基材1の上に空気遮断フィルムで
あるホットメルトフィルム2を載せ、全体の雰囲気を減
圧状態にする。ここで減圧状態とは、なるべく高い減圧
が好ましく、真空ポンプのゲージの表示は大気圧が76
0であるとき、少なくとも200以下でなければならな
い。この状態でホットメルトフィルムを加圧しながら加
熱することで、ホットメルトフィルムを融かして柔軟基
材表面に圧着する。次いで加圧と加熱を止め、雰囲気を
開放する。この結果ホットメルトフィルムの表面は瞬間
的に温度が低下し、固まった状態になる。柔軟基材は熱
容量があまり大きくないので温度低下が始まる。
【0015】次いで第2工程が始められる。第2工程に
おいては、乾燥押し花を第1工程で出来上がった柔軟基
材の空気遮断個所に固定することである。接着剤を用い
て、乾燥押し花を空気遮断性フィルムの上に接着しただ
けでも、第2工程の最小要件は満たしている。乾燥押し
花と共に、ホットメルトフィルムを用いることは好まし
いことである。或は、ホットメルトフィルムに代えて、
通常のカバーフィルムを使用すること、また、ホットメ
ルトフィルムの他に、カバーフィルを使用すること、は
何れもさしつかえなく第2工程に含まれる。
【0016】第1工程で、柔軟基材と一体に空気遮断性
フィルムとしてホットメルトフィルムを用いた場合、第
2工程で再びホットメルトフィルムを使用する場合につ
いて説明する。第1工程で柔軟基材と一体にされた空気
遮断性フィルムの上に、十分な乾燥状態にされた乾燥押
し花及びホットメルトフィルムが重ねられる。この状態
で再び雰囲気を減圧状態にする。そこで、ホットメルト
フィルム4の上から加圧しながら、加熱を行うとホット
メルトフィルムは、上下共に融けて一体となり、乾燥押
し花は完全に封じ込まれる。必要により、ホットメルト
フィルム4の上にカバーフィルム5を重ねておき、一挙
にホットメルトフィルムによって全体を一体化すること
ができる。或は、予めホットメルトフィルム4とカバー
フィルム5とを一体化しておいて、これを使用すること
もできる。
【0017】第2工程においてもホットメルトフィルム
を使用するかぎり、第1工程の時と同様に、加圧加熱を
行う前から雰囲気は減圧状態におかれる。この減圧雰囲
気は極めて有効で、これによりフィルムと固形基板、あ
るいはフイルムとの間に、真空に近い状態ができ、細か
い夾雑物や、水分や、空気を完全に取り去ってしまう。
また、乾燥押し花の表面からも、同様に、水分や、空
気や、夾雑物を取り去ることになる。従って、ホットメ
ルトフィルムが融けて、固形基板と接触し、或はホトメ
ルトフィルム相互が接触し、或はさらに、ホットメルト
フィルムとカバーフィルムとが接触し、また、ホットメ
ルトフィルムと乾燥押し花とが接触したとき、夫々の接
触点には、何らの邪魔ものも介在せず、直接完全に接触
することになる。
【0018】この結果、出来上がった製品は全体が強固
に一体化しており、中に空気や水分が存在する確率はほ
とんどない。従って、製品の中に気泡があったり、花弁
が融けていたり、部分的に変色していたりすることはな
い。工程を2段階にしていることは重要なことである。
柔軟基材は一般に熱容量があまり大きくはないので、加
熱しても昇温に時間がかかることはない。しかしながら
乾燥押し花に取って加熱工程はできたら避けてすませた
いものである。
【0019】本発明においては、工程を2段にすること
により、第1工程で柔軟基材と空気遮断性フィルムとの
接着は、完全に乾燥押し花に関係ない状態で行われる。
従って、第1工程で、例え加熱が行われても、或は花に
とって有害な接着剤や溶剤が用いられても、乾燥押し花
は何等の影響を受けないことになる。第2工程において
は、仮に加熱工程を含むとしても、柔軟基材と空気遮断
性フィルムとの接着は既に完了している。従って、必要
とされる加熱はフィルム相互を接着するためのフィルム
の熔融のための加熱に留まるので、時間も熱量もさした
るものではない。従って、乾燥押し花が高い温度に曝さ
れる時間を極小にすることができるものである。このこ
とは乾燥押し花にとって、最も好ましいことである。
【0020】本発明においては、第2工程の後に、最外
層に樹脂被覆を行う第3工程を行うことがある。樹脂被
覆は、外部を丁寧に被覆してカバーフィルムやホットメ
ルトフィルムを機械的な損傷から防護するためと、最外
層に艶や艶消しを与えて、外観をより美しくし、乾燥押
し花をより引き立たせるためと、時に、内部への光、特
に紫外線の侵入を防ぎ、乾燥押し花の変色を遅くさせる
ため、等の目的で必要に応じて行われる。このため、フ
ィルム状になっている樹脂を上に載せ、一部を固形基板
の側面にかけた状態で、全体に軽く圧力をかけながら、
樹脂を加熱熔融して全体を一体に密封したり、或は、最
外層に熔融している樹脂を塗布又は吹き付けて、全体を
一体にすることで行われる。被覆樹脂は、先に述べた目
的を達成するものであれば、適宜の材料が使用できる。
この被覆樹脂の中に、紫外線吸収剤が混入してあること
は、好ましいことである。
【0021】このように構成された本発明製造法を用い
て得られた乾燥押し花密封品は、乾燥押し花が空気遮断
性フィルムに取り付けられているので柔軟基材が空気や
水分を通過させ或は含んでもその影響から避けることが
できるものである。さらにホットメルトフィルムやカバ
ーフイムを用いて乾燥押し花を封じ込んだ場合は全体が
一体に密封されるので、乾燥押し花は外部からの引っ掻
きその他の悪影響から完全に保護されている。また、外
部から空気や水分が侵入することがないので、乾燥押し
花は長くその優美さを保持することができる。カバーフ
ィルム、或は、被覆樹脂に紫外線吸収部剤を混入してお
けば、光による乾燥押し花の劣化に対しても、より長く
抵抗することができる。
【0022】製造に当り、工程を2分したので、この部
分の工程で乾燥押し花が熱の影響を受けることは極小化
され、花の美しさの寿命を長期化することができるもの
である。柔軟基材は、空気や水の通過に対しては抵抗力
がない。また形態的にも不安定である。しかしながら、
空気遮断性フィルムの存在は、空気や水の通過にたいし
乾燥押し花の部分だけ抵抗して通過させず、従って乾燥
押し花の優美さを保持することに貢献する。従って一体
に固定された乾燥押し花は、形態的にも保護されて安定
であり、かつ、化学的にも極めて安全な好ましい状態に
おかれることになる。乾燥押し花の上側はホットメルト
フィルムで、或はさらに、カバーフィルムで保護するこ
とができ、加えてさらに、その上を被覆樹脂で基材と一
体に密封固定することができるので、極めて強固に基材
と一体化され、かつ、その状態を確保しやすくなってい
る。したがって、長期間の使用に当たっても、乾燥押し
花が損傷されたり位置をずらせたりしない。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述の如く、長期間にわたり、
乾燥押し花の優美さを維持することが可能な乾燥押し花
密封品を得ることができるものであり、その製造法にお
いて、簡単な手順で、乾燥押し花に対し、熱の悪影響を
極小化して、完全な密封を可能にし、工程を完了するこ
とができるので、成功率の高い製造法を提供するもので
ある。このように本発明は、実用性の高い、優れた効果
をあげることができるものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柔軟基材上に、空気遮断性フィルムを接着
    する第1工程と、第1工程を終わった空気遮断性フィル
    ムの上に、乾燥押し花を接着する第2工程とからなるこ
    とを特徴とする乾燥押し花密封品の製造法。
  2. 【請求項2】第1工程が、柔軟基材上にホットメルトフ
    ィルムを載せ、雰囲気を減圧状態にして加熱加圧し、柔
    軟基材上にホットメルトフィルムを密着固定する第1工
    程であることを特徴とする請求項1記載の乾燥押し花密
    封品の製造法。
  3. 【請求項3】第1工程を終った空気遮断性フィルムの上
    に、乾燥押し花、及びその上にホットメルトフィルムを
    載せ、雰囲気を減圧状態にして加熱加圧し、乾燥押し花
    をホットメルトフィルムで密封する第2工程とからなる
    ことを特徴とする請求項1、又は請求項2記載の乾燥押
    し花密封品の製造法。
  4. 【請求項4】ホットメルトフィルムの乾燥押し花と反対
    の側に、カバーフィルムを重ねて第2工程を行うことを
    特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、記
    載の乾燥押し花密封品の製造法。
  5. 【請求項5】最外層を形成しているホットメルトフィル
    ム又はカバーフィルム又は乾燥押し花に、被覆樹脂を被
    覆する第3工程行うことを特徴とする請求項1、又は請
    求項2、又は請求項3、又は請求項4、記載の乾燥押し
    花密封品の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114206630A (zh) * 2019-07-30 2022-03-18 A·塔迪奥 用于服装、物品和家具部件装饰目的的脱水、密封和防水的植物组件及其实施/制造方法

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