JP2798195B2 - 装飾品ならびにその製造方法 - Google Patents

装飾品ならびにその製造方法

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JP2798195B2
JP2798195B2 JP3339437A JP33943791A JP2798195B2 JP 2798195 B2 JP2798195 B2 JP 2798195B2 JP 3339437 A JP3339437 A JP 3339437A JP 33943791 A JP33943791 A JP 33943791A JP 2798195 B2 JP2798195 B2 JP 2798195B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙、布、皮革等の如く
通気性がある素材で構成されている薄い材料に、例えば
乾燥押し花の如き装飾部材を一体に取付けた装飾品およ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、布等に乾燥押し花の如き装飾
部材を固着して装飾効果を与えることは知られている。
例えば、特公昭63ー239091号公報には、平板状
の基材の上に押し花を載せ、その上に透明な熱可塑性樹
脂フィルムと半透明な薄葉紙とを重ねたものを載せ、全
体を加圧加熱して一体とした筆記可能なカードが示され
ている。また、特開昭62ー231091号公報には、
押し花を2枚の低融点フィルムで挾み、これを布に重ね
た後、アイロンを用いて加圧加熱して全体を一体とする
ことが述べられている。これらの公知例によれば、紙、
或は布にたいし押し花を固着することは一応可能であ
る。しかしながら用いている装飾部材が押し花であるこ
とを考慮した場合、これらの公知技術で得られるもの
は、極めて短期間の使用に供するものしか有効ではな
い。
【0003】すなわち、特公昭63ー239091号公
報記載のものにおいては、筆記可能ではあっても、押し
花を基材と薄葉紙との間に押し込めてはいるが、押し花
は単に薄葉紙と平板状基材挾まれているにすぎないの
で、短期間に変色腿色してしまい折角の花の使用が効果
を失い、かえって見苦しいものとなる。すなわち、押し
花は、主として基材側からの空気の侵入に曝されている
ので、潤沢に新しい空気と接触することになる。このた
め数週間で花の色が変わってしまい、加工したときに持
っていた花の美しさはなくなってしまう。
【0004】さらに、特開昭62ー231091号公報
の場合は、押し花を布生地に接着することは一応考えら
れるが、接着はあまり有効ではなく脱落しやすいもので
ある。 従って、布が折り曲げられたり揉まれたりした
場合は、花が形を崩したりまた変色腿色して花が美麗で
ある期間は短いものとなる。すなわち、布に対する押し
花の接着は、布の片側における低融点フィルムの接着で
あるから、布が揉まれたり折り曲げられたりを繰り返し
た場合は、フィルムと布とでは同じ荷重が与えられたと
きの伸び等の挙動が異なるので、揉まれたりする度に剥
離が進んで行き簡単に脱落してしまう。加えて、剥離現
象は同時にフィルムの破損をともなうので、中の押し花
は簡単に空気に触れることになり、変色や腿色を進行さ
せて短期間に美麗さを失うものである。従って、これら
公知例において示された従来技術によっては、押し花の
如く活性を持っている装飾部材の使用は、極めて限定的
な短期間の装飾効果しか得られていない。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】本発明においては、か
かる従来技術の欠点を補い、装飾部材が押し花あるいは
乾燥押し花といわれるもののように活性を持っているも
の、あるいは写真のように時間とともに変色しやすいも
のであっても、長期間にわたり美麗さを保持したまま
紙、布、皮革といったような通気性のある基材に固定さ
れた装飾品を得ることならびにその製造方法を得ること
を可能にするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の装飾品の製造方
法は、以下の1〜8に記載される構成を具備することを
要件とするものである。
【0007】.通気性基材の裏側に低融点フィルムま
たは裏装飾部材と低融点フィルムまたは低融点フィルム
の間に裏装飾部材を挟んだものを載せ、加熱加圧して低
融点フィルムまたは低融点フィルムと裏装飾部材とを通
気性基材に貼着する第1工程と、通気性基材の表側にお
いて裏側の低融点フィルムに対応する位置に、表装飾部
材を置きその上に低融点フィルムを載せた後、加熱加圧
して表装飾部材と低融点フィルムとを通気性基材に貼着
する第2工程とからなることを特徴とする装飾品の製造
方法。
【0008】.通気性基材の裏側に低融点フィルムま
たは裏装飾部材と低融点フィルムまたは低融点フィルム
の間に裏装飾部材を挟んだものを載せ、加熱加圧して低
融点フィルムまたは低融点フィルムと裏装飾部材とを通
気性基材に貼着する第1工程と、通気性基材の表側にお
いて裏側の低融点フィルムに対応する位置に、低融点フ
ィルムを置きその上に表装飾部材を置きさらに低融点フ
ィルムを載せた後、加熱加圧して表装飾部材と低融点フ
ィルムとを通気性基材に貼着する第2工程とからなるこ
とを特徴とする装飾品の製造方法。 .通気性基材の表側および裏側に低融点フィルムを貼
着するにあたり、通気性基材の表側およびまたは裏側の
低融点フィルムの最外側に、低融点フィルムと共にカバ
ーフィルムを置き、低融点フィルムと共に遮断シートを
構成させることを特徴とする上記または上記の装飾
品の製造方法。
【0009】.通気性基材の裏面およびまたは表面に
低融点フィルムを貼着した後、裏側およびまたは表面の
低融点フィルムの最外層にカバーコーティングを施し、
低融点フィルムとカバーコーティングによる被覆層とで
遮断シートを構成させることを特徴とする上記または
上記の装飾品の製造方法。 .低融点フィルムの上に装飾部材を置き、その上に低
融点フィルムおよびまたはカバーフィルムを載せ、全体
を加熱加圧して装飾部材を密封した密封部材を得る第1
工程と、通気性基材の一側に第1工程で得た密封部材を
密封部材の低融点フィルムが通気性基材を向くように配
置し、通気性基材の他の側において密封部材に対応する
位置に、低融点フィルムまたは低融点フィルムとカバー
フィルムまたは第1工程で得た密封部材を低融点フィル
ムが通気性基材を向くように配置する第2工程と、通気
性基材の両側に配置されたものを通気性基材と共に加熱
加圧して通気性基材と一体にする第3工程とからなるこ
とを特徴とする装飾品の製造方法。
【0010】.低融点フィルムの上に装飾部材を置
き、その上に低融点フィルムを載せ、全体を加熱加圧し
て装飾部材を密封した密封部材を得る第1工程と、通気
性基材の一側に第1工程で得た密封部材を配置し、通気
性基材の他の側において、密封部材に対応する位置に、
低融点フィルムまたは第1工程で得た密封部材を配置す
る第2工程と、通気性基材の両側に配置されたものを通
気性基材と共に加熱加圧して通気性基材と一体にする第
3工程とからなり、第1工程終了前または後、またはお
よび第2工程終了後またはおよび第3工程終了後に、通
気性基材にたいし最外側に位置する低融点フィルムの外
側にカバーコーティングを施すことを特徴とする装飾品
の製造方法。
【0011】.通気性基材の両側の相対峙する位置
に、一枚または複数枚の低融点フィルムを配置し、通気
性基材の少なくとも一側に装飾部材を配置する第1工程
と、配置された状態で配置物を加熱加圧し全部の配置物
を一体に固定する第2工程とからなり、通気性基材にた
いし最外層に位置する低融点フィルムの外側に、第1工
程終了前または後、およびまたは第2工程終了後カバー
コーティングを施すことを特徴とする装飾品の製造方
法。 .上記1ないし7のいずれかの製造方法における第1
工程およびまたは第2工程およびまたは第3工程におけ
る加熱加圧を行なうにあたり、加熱加圧を充分な減圧雰
囲気下で行なうことを特徴とする装飾品の製造方法。
【0012】本発明においては、通気性基材が使用され
る。ここで通気性基材とは例えば紙、布、皮革のように
それ自体としては通気性があるものであって、一般的に
は柔軟性を持っているシート状物である。従ってプラス
チックシートであっても通気性の与えられたものは紙、
布、皮革等と同様に使用できる。またカバーフィルムが
使用される。ここでカバーフィルムとは、透明で表面が
引っ掻き等の傷の着きにくい、例えば延伸されたポリエ
チレンテレフタレートフィルムのようなプラスチックフ
ィルムのことである。プラスチックの素材は特に限定さ
れず、透明性があり表面に傷の着きにくいものであれば
何でも使用できる。カバーフィルムが紫外線吸収剤を含
んでいたり酸化防止剤を含んでいることは好ましいこと
である。さらに、カバーフィルムに代えてカバーコーテ
ィングが使用される。カバーコーティングした場合、透
明な表面に傷の着きにくい被覆が構成される必要があ
る。コーティング剤はこのような被覆が得られるかぎり
材料に特に限定はない。また、コーティング剤中に紫外
線吸収剤や酸化防止剤が含まれていることは、カバーフ
ィルムの場合と同様好ましいことである。
【0013】さらに装飾部材が使用される。装飾部材と
しては何でも使用できるが、特に本発明においては、乾
燥押し花のように空気と接触した場合、或は太陽光線に
よって、色や光沢の変化しやすいものを使用することが
できる。紙等に焼き付けられた写真等も変化しやすいも
のといえる。さらに本発明において用いる遮断シートと
は、一枚或は複数枚のシートであって最外側にカバーコ
ーティングが施されている場合も含まれる。シートが複
数枚の場合同一素材または異なった素材からなる複数の
シートであって、まず空気の侵入を防ぐものである。ま
た、水、水蒸気ガス等の侵入を防ぐものである。この場
合空気、水、水蒸気、ガス等の全てについて完全な遮断
が行なわれることは最も好ましいことではあるが、その
一部のものについて侵入が容易でない条件を持っていれ
ば使用できる。遮断シートのうち装飾部材よりも外側に
位置するものは装飾部材が見えるように透明でなければ
ならない。低融点フィルムは、使用する通気性基材に悪
影響のない範囲の低い温度の加熱で溶融し、温度が常温
に低下すれば再び膜を構成するもので、膜は透明でなけ
ればならない。
【0014】以下図面を用いて詳細説明する。図1乃至
図4は本発明にかかる装飾品を示している。図5乃至図
13は本発明装飾品の製造方法を説明するための説明図
である。図1には本発明装飾品の一実施例が示されてい
る。図1において、1は通気性基材である。2は裏遮断
シート、3は表遮断シートである。4は装飾部材であ
る。図1には本発明装飾品の最低必要構成要素のみから
なる装飾品が示してある。すなわち、通気性基材に対し
相対峙する両側に遮断シートが貼着しており、表側にお
いては表遮断シートは装飾部材を貼着している。
【0015】図2は、図1とは別の実施態様の本発明装
飾品を示している。図2において5は布であり通気性基
材として使用されている。6、7、8、は低融点フィル
ムである。9はカバーフィルムである。10は乾燥押し
花である。布5の片側にある低融点フィルム6は一枚で
裏遮断シートを構成している。低融点フィルム7、およ
び8ならびにカバーフィルム9は3枚で表遮断シートを
構成している。乾燥押し花10は装飾部材として用いら
れている。カバーフィルム9に代えてカバーコーティン
グを施してあっても差し支えない。
【0016】この実施態様においても布5は両側に相対
峙して低融点フィルムおよび低融点フィルムとカバーフ
ィルムまたは低融点フィルムとカバーコーティングによ
る被覆が設けられている。かつ、布に接触しているのは
低融点フィルムであり、布に対する貼着にあたっては低
融点フィルムを加熱加圧して貼着している。従って低融
点フィルムの一部は、布の中に滲みこみ布の厚さ方向に
おける布だけの部分を極めて僅かなものにしている。従
って乾燥押し花に空気や水蒸気が侵入することは、仮に
乾燥押し花が図1における装飾部材のように布に接触す
るように位置していても非常に困難になる。布の組織が
粗い場合とか布の厚さが薄いときは、表裏の低融点フィ
ルムは互いに接触し一体になりその中に布を埋め込んだ
ようになる。この場合は布の厚さ方向において布だけの
部分は存在しない。従って乾燥押し花が仮に布に直接接
触していても空気や水が乾燥押し花に侵入する怖れは無
くなる。
【0017】図2においては乾燥押し花は予め低融点フ
ィルムによって挾まれた状態に置かれている。従って布
側から仮に空気や水蒸気の侵入があったとしても固く守
られていることになる。さらに、図2においてはカバー
フィルム9あるいはカバーコーティングによる層が最外
側に使用されている。従って、乾燥押し花10は上から
傷のないフィルムを通して見ることになり、長期間あり
のままに、かつ美麗なまま見ることができる。
【0018】後述の説明のように、製造にあたり低融点
フィルムを溶かすために該当部分を加熱加圧するにあた
り、雰囲気を充分な減圧状態で行なうことにより、低融
点フィルムと低融点フィルムまたは布または乾燥押し花
またはカバーフィルムの間、および乾燥押し花の中にあ
る細かい夾雑物や水分や空気は完全に除去され、低融点
フィルムが固化した場合、乾燥押し花の内部まで充分に
浸透し、フィルム相互と共に完全な結合が行なわれ強固
な密封状態ができる。この状態では内部にも空気や水蒸
気がないので外側からの侵入を防止すれば乾燥押し花の
美麗さは極めて長期間維持することが可能となる。
【0019】布に対し両側から挾み着け或は一体化が行
なわれていることはこの部分での布とフィルムの動きが
同じであることになり、フィルムと布とが別々に動くこ
とはできない。従って布とフィルムとの間に剥離作用が
生じないので布、フィルム共に長くその形態を保持する
ことができフィルム破れによる空気や水蒸気の侵入の機
会を生じない。従ってこの点からも本装飾品は長期間の
しように耐えるものである。
【0020】図3は、図1および図2とは別の実施態様
を示している。11は薄紙である。6、7、8、は低融
点フィルムである。9はカバーフィルムである。10は
乾燥押し花である。通気性基材が図2においては布であ
ったが図3においては薄い紙である以外は図2と同様で
ある。しかし図3においては低融点フィルム6と薄紙1
1との間に乾燥押し花12が置かれており、低融点フィ
ルム6の外側にもカバーフィルム13が設けられてい
る。なお通気性基材として、薄紙に代えて薄い布を用い
ることもできる。また、カバーフィルム9、13の何れ
か一方または双方を、カバーコーテイングを施すことで
代えることができる。
【0021】この実施態様においては、外部からの空気
や水蒸気の侵入は、図2の場合以上に強固に防ぐことが
できる。すなわち、通気性基材が薄いので低融点フィル
ム6と低融点フィルム7とは容易に一体化できる。さら
に低融点フィルムの外側にもカバーフィルムまたはカバ
ーコーティングによる被覆が存在するので、外部からの
空気や水蒸気の侵入は非常に困難である。薄紙11が、
両側からフィルムで一体化されていることは、図2の場
合と同様である。従って、紙とフィルムとが剥離しにく
いことも、図2の場合と同様である。
【0022】図3においては、薄紙の両側に乾燥押し花
10、12が置かれている。従って押し花の状態を適宜
選ぶことにより、片側から見たときは乾燥押し花10が
鮮やかにそして乾燥押し花12が影絵の如く見ることが
できるので深味のある形を提供することができる。反対
側においても絵柄は異なるが鮮やかな部分と影絵の如き
部分を逆にして見ることができる。この実施態様を用い
れば、紙或は布の薄さと装飾部材の相互の係りあいを利
用することにより、多様な模様を提供することが可能で
ある。
【0023】図4は図1乃至図3とは別の実施態様を示
している。通気性基材を用いて装飾品を製造する場合、
例えば被服の一部を構成する布に装飾部材を取り付ける
ことは勿論可能であるが、洗濯頻度の高いもののような
場合には、装飾部材を取り付けた部分と他の部分とが固
さやしなやかさが異なるので、取り付けた部分の境界線
付近の布に傷みを生じやすい。また、一度取り付けたも
のは、強固に取り付けられているので取り外すことはで
きない。そこでこれらの問題を解決するために図4の装
飾品が得られた。
【0024】図4においては、通気性基材に対する遮断
シートや装飾部材の取付は図1乃至図3の何れであって
も、あるいは本発明装飾品の何れであっても差し支えな
い。14は通気性基材を構成する布である。15は表遮
断シートを構成するカバーフィルムである。表裏の遮断
シートは同じ大きさであり、重ねた状態で布14に取り
付けられている。16は遮断シートの外側に設けられた
耳部である。従って図4においては耳部16は布14の
みで構成されている。17はカバーフィルム15を含む
遮断シートによって保護され封入されている乾燥押し花
である。なお、カバーフィルムはカバーコーティングに
よる被覆に代わっていても差し支えないものである。
【0025】図4に示した本発明装飾品は、装飾部材を
含んでおり、かつ、耳部があるので耳部を利用して、例
えば被服を構成している布に、簡単に縫い着けあるいは
接着することができる。例えば耳部の裏側にループを構
成した布フアスナーの片側を取付、フアスナーの他の側
を被服に取付けておけば、洗濯に際し装飾品を被服から
簡単に外すことができ、洗濯後簡単に取り付けることが
できる。また、このようにして、同じ被服に異なった装
飾品を交換して取付使用することもできる。なお、耳部
は必ずしも表シートの外側全部に設ける必要はなく、そ
の一部だけシートから突出していればよい。また耳部は
布のみで構成されなくても、薄いフィルム例えばカバー
フィルムと一部あるいは全部重なっていても差し支えな
い。
【0026】図5以下の図面を用いて本発明にかかる装
飾品の製造方法について説明する。図5と図6とは本発
明製造方法の一実施態様を示している。図5は通気性基
材1の裏側に裏遮断シート2が配置された状態を示して
いる。この状態から裏遮断シート2を通気性基材1に貼
付ることで裏側が完成し第1工程が完了する。図6は第
2工程に進む状態を示している。すなわち、第1工程で
得た裏遮断シートを貼着された通気性基材1の表側に装
飾部材4、表遮断シート3が配置された状態を示してい
る。この状態から表側に配置したものを通気性基材に貼
付ると第2工程が完了し、図1に示す装飾品が得られ
る。この実施態様においては、まず裏側を完成させる第
1工程と表側を完成させる第2工程とに工程が区分され
ている。
【0027】図7と図8とは図5、図6とは別の実施態
様を説明している。図7では通気性基材として布5が用
いられている。布5の裏側に低融点フィルム6が配置さ
れている。この状態から布5および低融点フィルム6を
充分な減圧状態に置くため、図示していないが、布およ
び低融点フィルムを載せた台を、ゴムシートのように通
気性のないシートで包み、その中を真空ポンプによって
減圧し、充分な減圧状態にする。この状態で布と低融点
フィルムとを載せた台が加熱器となるようにしておき、
加熱しながら全体を加圧する。かくして低融点フィルム
6は、布5に一体にされる。これで第1工程が終了す
る。
【0028】第1工程が完了した布5の表側に、低融点
フィルム7、乾燥押し花10、低融点フィルム8、カバ
ーフィルム9としてポリエチレンテレフタレートフィル
ムを用いて配置する。図8はこの配置状態を示してい
る。第1工程で、加熱加圧を充分な減圧状態で行なった
と同様に、図8の配置状態で、全体をゴムシートで包
み、真空ポンプで減圧して、加熱加圧して表側のフィル
ムと乾燥押し花を布5に貼付る。これで第2工程が完了
し図2に示す装飾品が得られる。
【0029】図7、図8で示した方法においては、まず
裏側の貼着を行ない、次いで表側の貼着を行なう点では
図5、図6の場合と同様であるが、加熱加圧を充分な減
圧状態の雰囲気下で行なっている。この結果、布5と低
融点フィルム6との間にあった夾雑物、埃、空気、水蒸
気等は完全に除かれた状態で、低融点フィルムの溶融貼
着が行なわれるので、布5と低融点フィルム6とは完全
に一体となり、接着個所に空気や水蒸気等が存在しな
い。従って、接合状態は極めて強固である。同様なこと
が、布5、低融点フィルム7、乾燥押し花10、低融点
フィルム8、カバーフィルム9のそれぞれ、およびそれ
ぞれの間について行なわれるので、布5の両側に極めて
強固な接着状態が得られることになる。
【0030】なお、図8の配置においてカバーフィルム
9を省略して工程を進行させ、減圧下の加熱加圧が完了
した後において、低融点フィルム10の外表面にカバー
コーティングを施すことがある。この場合もカバーフィ
ルムを用いたときと同様に優れた装飾品を得ることがで
きる。この場合得られる装飾品は図2におけるカバーフ
ィルム9をカバーコーティングによる被覆に置き換えた
ものが得られる。カバーフィルムを用いた場合もカバー
コーティングを施した場合も得られたものは、布5の表
裏に対峙して低融点フィルムが貼着されているので、布
5を揉んだりしてもこの接着部分は揉まれにくく、表裏
何れの側も脱落する心配はない。この脱落の心配がない
ことは装飾品の用途や使用の方法を著しく広げることが
できるものである。しかも、カバーフィルム或はカバー
コーティングによる被覆の存在により、表面が傷つかな
いので、乾燥押し花は何時でも美麗に見ることができ
る。従って、得られた装飾品は、長期間にわたり美しい
まま布に着いた状態で楽しむことができる。
【0031】図9、図10には図5、図6ならびに図
7、図8とは別の実施態様を示している。すなわち、ま
ず裏側を加工し、次いで表側を加工する点では図5、図
6、図7、図8と同じであり、加熱加圧を充分な減圧状
態で行なう点では図7、図8と同じであるが、裏側の加
工にあたり、裏側にも乾燥押し花が配置される点で今ま
でのものと異なっている。図9には、この配置状態が示
されている。布5の裏側に低融点フィルム6、乾燥押し
花12、カバーフィルム13が配置される。この配置状
態で充分な減圧雰囲気下に、全体が加熱加圧されて一体
にされ、布5に乾燥押し花12が低融点フィルム6、カ
バーフィルム13を遮断シートとして貼着される。この
状態が第1工程の終了した状態である。
【0032】次いで図10の配置が行なわれる。すなわ
ち、図9の配置で第1工程を完了した布5の表側に、低
融点フィルム7、乾燥押し花10、低融点フィルム8、
カバーフィルム9を配置し、この配置状態で全体を充分
な減圧状態にして、加熱加圧し一体にする。すなわち第
2工程を行うものである。かくして図3の装飾品を得る
ことができる。図10の配置においてカバーフィルム9
を省略し、加熱加圧した後、低融点フィルム8の外側に
カバーコーティングを施し低融点フィルム8の外表面に
透明被覆を構成してもよい。この場合図3におけるカバ
ーフィルム9はカバーコーティングによる被覆に代替さ
れたものが得られる。得られた装飾品は、表裏に乾燥押
し花が配置されており、カバーフィルムあるいはカバー
コーティングによる被覆を通して直接一つの花を見ると
ともに、布を通して別の花も見ることができるので、花
の位置や形を選び組み合わせることで、多彩な模様を提
供することができる。
【0033】図11、図12には、図5乃至図10で示
したものとは別の実施態様が示してある。ここに示した
ものは全工程が3工程である。図11は第1工程のため
の配置状態を示している。低融点フィルム7の上に乾燥
押し花10が置かれている。その上に低融点フィルム8
が置かれさらにカバーフィルム9が置かれる。この状態
で全体を充分な減圧状態下で加熱加圧してカバーフィル
ム9から低融点フィルム7までが完全に密着し乾燥押し
花が密封される。これが第1工程である。
【0034】ついで第1工程で得たものの低融点フィル
ム側を布5に向けて配置する。第1工程で得たものに対
峙して、布5の反対側に低融点フィルム6が配置され
る。この配置が第2工程であり、図12に示してある。
次いでこの配置状態で全体を充分な減圧状態下におき、
加熱加圧して全体を一体にする。この加熱加圧するのが
第3工程である。
【0035】また、第1工程において図11の配置でカ
バーフィルム9を省略し、低融点フィルム7、乾燥押し
花10、低融点フィルム8、のみを加熱加圧して一体と
した後、カバーコーティングを低融点フィルム8の外表
面に施して第1工程を終了してもよい。あるいは第1工
程ではカバーフィルムを省略したまま工程を終了し、全
ての加熱加圧による貼着が終了した後、低融点フィルム
8の外表面あるいはさらに必要により低融点フィルム6
の外表面もカバーコーティングを施して工程を完了して
もよい。かくして図11、図12の配置あるいは、その
代替形で得られるものは図2の装飾品である。図11に
おける配置の内カバーフィルムを省略した場合は図2に
おけるカバーフィルム9はカバーコーティングによる被
覆に置き換えられる。
【0036】図12における低融点フィルム6に代え
て、図11の配置状態で加熱加圧したものを用いること
もできる。このとき得られる装飾品は、布5にたいし表
裏の構成が同じものが得られることになる。低融点フィ
ルムに代えて他のものも本発明装飾品の構成の範囲内で
変更することができることはいうまでもない。予め乾燥
押し花を含む片側の部材を加熱加圧してしまうのは乾燥
押し花の状態や花の配置がデリケートである場合等丁寧
な加工が要求される場合等に適している。また、乾燥押
し花の密封と布への接着とは条件が異なるので工程を区
別するすなわち主として加熱条件を区別することによ
り、花への影響を少なくすることができるものである。
【0037】図13には、図5乃至図12で示したもの
とは別の実施態様を示している。図13に示したもの
は、加熱加圧は1回ですませる場合である。すなわち、
布5の片側に低融点フィルム6を配置する。布の反対側
の低融点フィルム6に対峙する位置に、低融点フィルム
7、乾燥押し花10、低融点フィルム8、カバーフィル
ム9を配置する。この配置状態が図13に示してある。
この状態で全体を充分な減圧状態下で加熱加圧する。こ
の一回の加熱加圧で全体を一挙に一体にするものであ
る。布5の片側に配するものは、図示したものに限定さ
れず、本発明装飾品の構成の範囲内で、適宜変更できる
ことはいうまでもない。また、加熱加圧前の配置にはカ
バーフィルムを省略し、加熱加圧が終了した後、低融点
フィルム8の外表面に、あるいはさらに低融点フィルム
6の外表面も加えてカバーコーティングを施すことで被
覆を構成することもできる。この場合は得られる装飾品
はカバーフィルムがカバーコーティングによる被覆に代
替したものである。この方法の優れている点は乾燥押し
花に対する加熱が一回しか行なわれないことであり、特
定の乾燥押し花の如く、熱に対し鋭敏なものの場合は、
装飾品を得るために優れた方法である。
【0038】
【発明の効果】本発明は、通気性基材を用いて装飾品を
得るにあたり、通気性基材の両側の相対峙する部分に遮
断シートを配置することにより、通気性基材に対する遮
断シートの接合状態を強固なものとし、基材が揉まれて
も剥離しにくいものとすることができる。さらに低融点
フィルムを含む遮断シートの使用により、遮断シートと
通気性基材との接着を一体的な充分なものとすることが
できる。また、低融点フィルムを通気性基材の両側に用
いることにより、接合をさらに強固にすることができ
る。また、カバーフィルムあるいはカバーコーティング
による被覆を装飾部材のある側、あるいは必要によりな
い側に使用することにより、強固に長期間保持される装
飾品を、長期間美麗に見ることができると共に、水蒸気
等の侵入をより強く防止できるので全体の接着をより長
期化し、装飾品の劣化をより防止できる。またさらに、
耳部を遮断シートの外側に設けることで、装飾品と装飾
品を取り付けるものとの接離を容易にし、接離に伴う装
飾品の損傷を防止することができる。
【0039】加えて、装飾品の製造にあたり、まず裏側
に遮断シートを含む部材を貼着し、次いで表側に同じく
遮断シートを含む部材を貼着し、或は、片側の部材を予
め一体に密封して貼着、或はさらに全体を一挙に通気性
基材に貼着すことができるので、装飾品あるいは通気性
基材の状態や加工条件に多様に対応することができ、各
種の条件下の各種の材料を無理なく加工することができ
るものである。このように本発明は、工業上大きい効果
を上げることができるものである。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装飾品の一実施態様における要部側面
図。
【図2】同じく図1とは別の実施態様における要部側面
図。
【図3】同じく図1、図2とは別の実施態様における要
部側面図。
【図4】同じく図1、図2、図3とは別の実施態様にお
ける要部平面図。
【図5】本発明製造方法の一実施例における前段工程説
明図。
【図6】同じく図5に示す工程の後段工程説明図。
【図7】同じく図5、図6とは別の実施態様における前
段工程説明図。
【図8】同じく図7に示す工程の後段工程説明図。
【図9】同じく図5乃至図8とは別の実施態様における
前段工程説明図。
【図10】同じく図9に示す工程の後段工程説明図。
【図11】同じく図5乃至図10とは別の実施態様にお
ける前段工程説明図。
【図12】同じく図11に示す工程の後段工程説明図。
【図13】同じく図5図乃至図12都は別の実施態様に
おける工程説明図。
【0041】
【符号の説明】
1:通気性基材 2:裏遮断シート 3:表遮断シート 4:装飾部材 5:布 6:低融点フィルム 7:低融点フィルム 8:低融点フィルム 9:カバーフィルム 10:乾燥押し花 11:薄紙 12:乾燥押し花 13:カバーフィルム 14:布 15:カバーフィルム 16:耳部 17:乾燥押し花

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性基材の裏側に低融点フィルムまた
    は裏装飾部材と低融点フィルムまたは低融点フィルムの
    間に裏装飾部材を挟んだものを載せ、加熱加圧して低融
    点フィルムまたは低融点フィルムと裏装飾部材とを通気
    性基材に貼着する第1工程と、通気性基材の表側におい
    て裏側の低融点フィルムに対応する位置に、表装飾部材
    を置きその上に低融点フィルムを載せた後、加熱加圧し
    て表装飾部材と低融点フィルムとを通気性基材に貼着す
    る第2工程とからなることを特徴とする装飾品の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 通気性基材の裏側に低融点フィルムまた
    は裏装飾部材と低融点フィルムまたは低融点フィルムの
    間に裏装飾部材を挟んだものを載せ、加熱加圧して低融
    点フィルムまたは低融点フィルムと裏装飾部材とを通気
    性基材に貼着する第1工程と、通気性基材の表側におい
    て裏側の低融点フィルムに対応する位置に、低融点フィ
    ルムを置きその上に表装飾部材を置きさらに低融点フィ
    ルムを載せた後、加熱加圧して表装飾部材と低融点フィ
    ルムとを通気性基材に貼着する第2工程とからなること
    を特徴とする装飾品の製造方法。
  3. 【請求項3】 通気性基材の表側および裏側に低融点フ
    ィルムを貼着するにあたり、通気性基材の表側およびま
    たは裏側の低融点フィルムの最外側に、低融点フィルム
    と共にカバーフィルムを置き、低融点フィルムと共に遮
    断シートを構成させることを特徴とする請求項1または
    記載の装飾品の製造方法。
  4. 【請求項4】 通気性基材の裏面およびまたは表面に低
    融点フィルムを貼着した後、裏側およびまたは表側の低
    融点フィルムの最外側にカバーコーティングを施し、低
    融点フィルムとカバーコーティングによる被覆層とで遮
    断シートを構成させることを特徴とする請求項1または
    記載の装飾品の製造方法。
  5. 【請求項5】 低融点フィルムの上に装飾部材を置き、
    その上に低融点フィルムおよびまたはカバーフィルムを
    載せ、全体を加熱加圧して装飾部材を密封した密封部材
    を得る第1工程と、通気性基材の一側に第1工程で得た
    密封部材を密封部材の低融点フィルムが通気性基材に向
    くように配置し、通気性基材の他の側において密封部材
    に対応する位置に、低融点フィルムまたは低融点フィル
    ムとカバーフィルムまたは第1工程で得た密封部材を低
    融点フィルムが通気性基材に向くように配置する第2工
    程と、通気性基材の両側に配置されたものを通気性基材
    と共に加熱加圧して通気性基材と一体にする第3工程と
    からなることを特徴とする装飾品の製造方法。
  6. 【請求項6】 低融点フィルムの上に装飾部材を置き、
    その上に低融点フィルムを載せ、全体を加熱加圧して装
    飾部材を密封した密封部材を得る第1工程と、通気性基
    材の一側に第1工程で得た密封部材を配置し、通気性基
    材の他の側において、密封部材に対応する位置に、低融
    点フィルムまたは第1工程で得た密封部材を配置する第
    2工程と、通気性基材の両側に配置されたものを通気性
    基材と共に加熱加圧して通気性基材と一体にする第3工
    程とからなり、第1工程終了前または後、または及び第
    2工程終了後または及び第3工程終了後に、通気性基材
    に対し最外側に位置する低融点フィルムの外側にカバー
    コーティングを施すことを特徴とする装飾品の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 通気性基材の両側の相対峙する位置に、
    一枚または複数枚の低融点フィルムを配置し、通気性基
    材の少なくとも一側に装飾部材を配置する第1工程と、
    配置された状態で配置物を加熱加圧し全部の配置物を一
    体に固定する第2工程とからなり、通気性基材に対し最
    外層に位置する低融点フィルムの外側に、第1工程終了
    前または後、およびまたは第2工程終了後カバーコーテ
    ィングを施すことを特徴とする装飾品の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかの製造方法
    における第1工程およびまたは第2工程およびまたは第
    3工程における加熱加圧を行うにあたり、加熱加圧を充
    分な減圧雰囲気下で行うことを特徴とする装飾品の製造
    方法。
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