JPH0527442Y2 - - Google Patents

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JPH0527442Y2
JPH0527442Y2 JP5229889U JP5229889U JPH0527442Y2 JP H0527442 Y2 JPH0527442 Y2 JP H0527442Y2 JP 5229889 U JP5229889 U JP 5229889U JP 5229889 U JP5229889 U JP 5229889U JP H0527442 Y2 JPH0527442 Y2 JP H0527442Y2
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JP
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mount
drying
layer
sheet material
hygroscopic layer
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は押し花電報、押し花しおり等のように
乾燥押し花を台紙に貼付した構造の押し花カード
に関する。
(従来の技術) 従来の押し花カードは台紙の表面に乾燥押し花
を配置し、同表面を透明シートで被覆したものが
多かつた。ところがこの台紙は通気性を有してい
るため、台紙上の乾燥押し花は台紙裏面側から空
気中の湿気を吸収したり、空気中の酸素と結合し
て酸化してしまうことがあつた。この乾燥押し花
が吸湿、酸化等により退色したり、変質したりし
やすいという欠点があつた。
従来の押し花カードでは、このような乾燥押し
花の吸湿を防止するため乾燥押し花を貼付してい
る台紙の裏面に近接して乾燥剤を配置したものが
あつた。また押し花カードを保存する場合は、密
閉袋または乾燥室内に入れておくものであつた。
しかし乾燥剤の部分だけ厚みが増してしまうた
め、積み重ねて保管するときにはカサばるという
欠点や非通気性袋内に封入するか又は乾燥室内に
保管しておかなければ退色、変質しやすいという
欠点があつた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案が解決しようとする課題は、従来の押し
花カードに改良を加え、シンプルな構造で保管時
も場所をとらず、吸湿や酸化による押し花の退色
や変質等がなくて長期間美観を失わない押し花カ
ードを提供することにある。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決した本考案の要旨は、 1 紙系の台紙の表面に乾燥押し花を配置し、同
表面を広い面積の非通気性透明シートで同乾燥
押し花が同台紙表面に密着状態になるように被
覆し、同台紙の裏面には乾燥力のある吸湿性層
及び非通気性層とから成る広い面積の乾燥シー
ト材を、同吸湿性層が同台紙の裏面に密着する
ように貼付したことを特徴とする押し花カード 2 乾燥シート材の乾燥力のある吸湿性層が乾燥
剤を混練した合成樹脂の通気性のある網状構造
から成ることを特徴とする請求項1記載の押し
花カードにある。
(作用) 本考案では台紙の表面に乾燥押し花を配置し、
同表面を広い面積の非通気性透明シートで被覆し
ている。同透明シートには通気性がないので、同
乾燥押し花は同透明シートを通して吸湿したり、
空気中の酸素を吸収したりすることはないように
なつている。同台紙の裏面には乾燥力のある吸湿
性層及び非通気性層とから成る乾燥シート材を、
同吸湿性層が同台紙の裏面に密着するように貼付
している。同乾燥シート材は吸湿性層を有してお
り、同吸湿性層は同台紙の裏面に密着しているの
で、同台紙及び同台紙の表面に貼付した乾燥押し
花の水分を吸収し、乾燥状態を保ようになつてい
る。また同乾燥シート材は非通気性層を有してい
るので空気中の湿気及び酸素の浸入を阻止し、湿
気が同乾燥押し花に吸収されたり、酸素によつて
酸化されるのを防止するようになつている。
本考案はこのように乾燥押し花を貼付した台紙
の裏面側には乾燥剤を含有した吸湿性層があり、
さらに同台紙の両面を非通気性層で覆つた構造と
なつている。従つて、同乾燥押し花は極めて良好
な乾燥状態に保たれることになり、水分吸収や酸
化による同乾燥押し花の退色や変質等を防止する
ことができる。本考案では、乾燥シート材の乾燥
力のある吸湿性層が乾燥剤を混練した合成樹脂の
通気性のある網状構造から成るものもある。通気
性のある網状構造にすることにより効率的な吸湿
作用を持たせたものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は実施例1の斜視図、第2図は同一部切
欠断面図、第3図は同一部切欠断面図、第4図は
実施例2の一部切欠斜視図である。
実施例1の押し花カード1では台紙2の表面に
乾燥押し花3を配置し、同表面を透明シート4で
被覆している。透明シート4には通気性がないの
で、乾燥押し花3は透明シート4を通して空気中
の湿気及び酸素を吸収することはないようになつ
ている。
台紙2の裏面には乾燥剤5を含有した吸湿性層
6及び非通気性層7とから成る乾燥シート材8を
吸湿性層6が台紙2の裏面に密着するように貼付
している。乾燥シート材8は吸湿性層6を有して
おり、吸湿性層6は台紙2の裏面に密着している
ので台紙2及び台紙2の表面に貼付した乾燥押し
花3の水分9を吸収し、乾燥状態を保つようにな
つている。また乾燥シート材8は非通気性層7を
有しているので、空気中の湿気、酸素の浸入を阻
止し、湿気、酸素が乾燥押し花に吸収されるのを
防止するようになつている。
実施例1はこのように乾燥押し花3を貼付した
台紙2の裏面側には乾燥剤5を含有した吸湿性層
6があり、さらに台紙2の両面を非通気性層7と
透明シート4とで覆つた構造となつている。従つ
て乾燥押し花3は極めて良好な乾燥状態に保たれ
ることになり、水分や吸収や酸化による乾燥押し
花3の退色や変質等を防止することができる。
尚、実施例1では台紙2の裏面に貼付した乾燥
シート材8の吸湿性層6を乾燥材5として硫酸マ
グネシウムを混練させたポリプロピレンによつて
通気性のある網状構造に作成したところ良好な結
果が得られた。乾燥材5としてはこの他にも塩化
カルシウム、シリカゲル等を使用することがで
き、適当な合成樹脂等に混練させて非通気性層7
の面に通気性のある網状に付着させる等の方法で
乾燥シート材8を作成することもできる。
実施例2は第4図に示すように押し花電報10
に応用したものである。台紙11の表面に乾燥押
し花12を配置し、同表面を非通気性の透明シー
ト13で被覆している。台紙11の裏面には乾燥
剤を含有した吸湿性層14及び非通気性層15と
から成る乾燥シート材16を、吸湿性層14が台
紙11の裏面に密着するように貼付している。
(考案の効果) 本考案により、シンプルな構造で、吸湿による
押し花の退色や変質等がなくて長期間美観を失わ
ない押し花カードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の斜視図、第2図は同一部切
欠断面図、第3図は同一部切欠断面図、第4図は
実施例2の一部切欠斜視図である。 1……押し花カード、2……台紙、3……乾燥
押し花、4……透明シート、5……乾燥剤、6…
…吸湿性層、7……非通気性層、8……乾燥シー
ト材、9……水分、10……押し花電報、11…
…台紙、12……乾燥押し花、13……透明シー
ト、14……吸湿性層、15……非通気性層、1
6……乾燥シート材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 紙系の台紙の表面に乾燥押し花を配置し、同
    表面を広い面積の非通気性透明シートで同乾燥
    押し花が同台紙表面に密着状態になるように被
    覆し、同台紙の裏面には乾燥力のある吸湿性層
    及び非通気性層とから成る広い面積の乾燥シー
    ト材を、同吸湿性層が同台紙の裏面に密着する
    ように貼付したことを特徴とする押し花カー
    ド。 2 乾燥シート材の乾燥力のある吸湿性層が乾燥
    剤を混練した合成樹脂の通気性のある網状構造
    から成ることを特徴とする請求項1記載の押し
    花カード。
JP5229889U 1989-05-02 1989-05-02 Expired - Lifetime JPH0527442Y2 (ja)

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JPH02142401U JPH02142401U (ja) 1990-12-03
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JP2798195B2 (ja) * 1991-11-29 1998-09-17 三枝子 酒井 装飾品ならびにその製造方法
JP5266435B2 (ja) * 2008-03-28 2013-08-21 杉野 泰雄 押花絵及び押花絵の製造方法

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