JPS61204101A - 押し花の製作法 - Google Patents

押し花の製作法

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JPS61204101A
JPS61204101A JP3137585A JP3137585A JPS61204101A JP S61204101 A JPS61204101 A JP S61204101A JP 3137585 A JP3137585 A JP 3137585A JP 3137585 A JP3137585 A JP 3137585A JP S61204101 A JPS61204101 A JP S61204101A
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flowers
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flexible
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Yayoi Nakase
中瀬 弥生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は押し花の製作法の改良に関する。
(従来技術) 押し花は古くから周知のように本や新聞紙の間に草花の
花弁あるいは葉を挟んでおき、上から長期間、重しをか
けておくことにより作っていた。
しかしながら、この古典的な手段により得られる押し花
は一様に干からび、その草花の花弁や葉の色素が脱色あ
るいは褪色して色褪せて褐色がかった色合いのものに仕
上がりがちで、その花や葉が具有する本来の色合い(原
色)に仕上げるのは不可能であった。
この点を解決したものとして、つまり、花や葉など草花
の具有する本来の色合い(原色)をそのままに保持した
押し花をという目的でなされた技術としてつぎのような
ものがある。すなわち、第2図ならびに第3図に示すよ
うな押し花器具を使って押し花を製作する手段がそれで
ある。図面に添って説明すると、第3図に示すように、
まず、■多孔性金属板11の上にウレタンフオームシー
ト12を敷(。■その上に二つ折にした半紙13をのせ
、その間に押し花の対象となる花14を挟み込む。■さ
らに、その上からウレタンフオームシート12°を載せ
る。このようにウレタンフオームシート−半紙(花を介
在)−ウレタンフオームシートが順次、積層されたもの
を一組とし、これを複数脂分積層した上に多孔性金属板
11゛ をのせて係止部材17にて同多孔性金属板11
”を係止して押圧状態でセントする。符号Bはこのセン
トしたものを示す。■かくして、第2図に図示するよう
に、セットしたものBをシリカゲルなどの乾燥剤15を
底に入れたケース16の中に収納する。■次いで、その
上から前記と同様の乾燥剤15′をのせてから蓋18を
して押圧密封する。■そして、所定時間以上経過して後
に前記孔14を取り出す。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述押し花製作手段では草花の種類によ
ってはその自然のままの色合い(原色)で仕上がりにく
いものや押し花梨作中に葉や花の色が薄くなるもの(褪
色あるいは変色)があり、原色仕上げの押し花の製作手
段とはいいがたかった。したがって、草花の種類やその
他の条件にかかわらず、いかなる条件でも草花が本来、
具有する自然のままの色合いで仕上げることができるか
ということが今後の技術課題といえるべきものであって
、植物学者、押し花愛好家のみならず、一般の人々にと
って望まれるところであった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点に鑑み、発明されたものであって
、草花の種類やその他の条件にかかわらず、押し花にし
ようする草花の変色、褪色などが全くなく、草花の具有
する自然のままの色合いを保持した押し花を製作できる
方法を提供しようというものである。
以下、本発明の構成について説明する。
すなわち、本発明の構成要旨とするところは、密閉容器
の中で乾燥剤の存在下、柔軟で通気性吸湿性のあるシー
トの間に介装した草花を緩衝材を介して押圧状態におく
ことより押し花を製作する方法において、前記柔軟で通
気性吸湿性のあるシートの外側に吸水マットを添接させ
、容器を密閉する直前に脱酸素剤を介在せしめることを
特徴とする押し花の製作法にある。
ここで、本発明において使用する吸水マットとしては、
市販の中厚の吸取紙を用いればよ(、また、脱酸素剤と
しては、空気中の酸素と容易に結合、酸化される物質で
あればなんでもよく、たとえば、亜ジチオン酸塩、活性
金属粉末、ビタミンC1アルカリを加えたグリコース、
油脂、果糖、NaH3O5、FeSO4などであるが、
特に好ましくは活性酸化鉄粉がよい。
なお、緩衝材としては、たとえば、連続気泡のウレタン
フオームシートなどを用い、乾燥剤としては、たとえば
、シリカゲル(特に、粒状物が最適)やシリカアルミナ
ゲルなどを用い、柔軟で通気性吸湿性のあるシートとし
ては、たとえば、市販のチリ紙、不織布などを用いる。
つぎに、本発明による押し花の製作法の一実施例を添付
図面に基づいて説明する。
第1図は本発明方法の実施の状態を説明するための一部
切欠断面図であって、以下、この図面に基づいて説明す
る。
(alまず、底面ならびに側面に多数の孔aが穿孔され
た底トレー1にフラットな面をもつウレタンフオームシ
ート2を敷く。
(blつぎに、前記シート2の上に柔軟で通気性吸湿性
のあるシート4 (たとえば、市販のちり紙)を敷く。
なお、シート4を敷く前に必要に応じて吸取り紙などの
吸水マット(図示せず)を介装しておいても差支えない
Ic)この柔軟で通気性吸湿性のあるシート4の上に押
し花の対象にしようとする草花Aを前記シート4の上に
ほぼ均一に分散させて並べる。
(dlそして、この草花Aの上にさらに柔軟で通気性吸
湿性のあるシート4を被せ、さらに、吸水マット3を載
せる。
(Q)このようにウレタンフオームシート−柔軟で通気
性吸湿性のあるシート−草花−柔軟で通気性吸湿性のあ
るシート−吸水マットが順次、積層されたものを一組と
し、これを複数脂分積層したものの上に多数の孔aが設
けられた多孔性金属板5を載せ、全体を好ましくは2ケ
所以上から緊締用バンド6でもって束縛する。
(flついで、このようにして束縛したものを底にシリ
カゲルなどの乾燥剤7を入れた不透明で紫外線などを透
過せしめないような容器8に収納する。
(酌量後に、蓋を閉じる直前に最上層の空間に脱酸素剤
9を適当量、散在せしめる。なお、この脱酸素剤9をか
ならずしも最上層の空間ではなくてもよく、側部などに
介在せしめても差支えない。
最後にMloを被せて完全に密閉して草花の種類に応じ
て2〜20日位の間そのままの状態で放置する。なお、
bはパツキンであり、容器の気密性は完全である。
かくて、所定日数が経過してのち、蓋10を開けて押し
花となった草花Aを取り出す。取り出された草花は含有
水分がほぼ完全に抜け、本来の原色を保持した押し花に
仕上がる。
ここで、本発明において、脱酸素剤は密閉容器中に残存
する酸素で草花が酸化されるのを防止する役割のために
使用する。また・吸水マットを配装しておくのは、草花
に含まれる水分がよりはやく抜けるようにするためであ
る。さらに、粒状シリカゲルなどの乾燥剤は草花に含有
される水分を化学的に吸着せしめるために使用する。
(作用) かくのごとく構成される本発明は上述のように密封容器
の中で押圧乾燥される際、草花に含有される水分は容器
の中で経時的に拡散していくが、この水分が柔軟で通気
性吸湿性のあるシートを透過して経時的かつすみやかに
吸水マットに吸収分散されていき、さらに、同水分は柔
軟で通気性吸湿性のあるシートならびにウレタンフオー
ムシートの微孔をすみやかに透過して粒状シリカゲルな
どの乾燥剤によって吸着されると同時に容器内の残存空
気の酸素も脱酸素剤によってすみやかに吸着される。か
くて、容器内の空気中の酸素も極減していくので草花も
酸化されることなく、押し花の対象とした草花に含有せ
ろ水分は急速に脱水され、乾燥されることになる。
(実験例) つぎに、本発明による方法による効果を比較例(本発明
方法から特定の構成要素が欠如したもの)ならびに従来
例との対比による実験により説明する。
押し花にすべき対象の草花として水仙の葉を用い、本発
明による方法で押し花とした。一方、従来例(前述した
従来法の手順による)として、乾燥剤としてシリカゲル
のみを使用した押し花梨作法(当然、本発明における必
須構成要素である脱酸素剤も吸水マットも具備しないも
のである)、また、比較例1として、本発明方法におい
て吸水マントのみを除いた場合の方法、比較例2として
、本発明方法において脱酸素剤のみを除いた場合の方法
によってそれぞれ、押し花を製作した。なお、脱酸素剤
としては、活性酸化鉄粉(市販の商品名「エージレス(
三菱瓦斯化学−の商品)」を使用した。
その結果は次の表に示すとおりであった。
上述の実験結果から明らかなように、本発明による方法
では、水仙の葉の色のグリーンが原色のまま保持された
押し花を作ることが可能であり、しかも短期間で押し花
を製作することが可能であったが、従来例ではもちろん
のこと、比較例のように本発明方法において必須構成要
素としている脱酸素剤や吸水マットが欠如すると原色の
ままの色合いに仕上がらないばかりか、押し花として最
適な乾燥状態となるのに本発明のものに比べて時間(仕
上がり日数)がかかるものであることが理解できる。
(発明の効果) 以上のように構成され作用する本発明によればつぎのよ
うな効果がある。
(11本発明によれば、脱酸素剤を密閉容器内に同封し
であるので、容器内の残存空気はこの脱酸素剤によりす
みやかに吸収され減少していくので、従来のように、草
花の酸化、すなわち、密閉容器内に残存する空気中の酸
素と草花の色素成分とが結合して、有機質の分解がおこ
なわれ、アンモニアが発生することもなく、したがって
、アンモニアに起因する草花の褪色や変色なども起こる
こともない。
(2)また、密閉容器内に吸水マントを同封しであるの
で、押し花にしようとする草花に含有される水分も草花
を介装したちり紙などの柔軟で通気性吸湿性のあるシー
トを透過して一旦、吸水マットにより均一に吸湿されて
から、すみやかに、ウレタンフオームシートなどの気泡
を通過してシリカゲルなど乾燥剤により積極的に吸湿さ
れる。特に、吸水マットは草花を介装した柔軟で通気性
吸湿性のあるシートの上側にも添接しであるので上部側
へ放散される草花の水分も効果的に吸湿されることにな
り、結局、押し花となる草花は上下両方から除湿乾燥を
促進されることになるから、草花の脱水乾燥化はきわめ
てはやく進み、短期間でも草花の乾燥化が可能となる。
(3)このように、押し花にしようとする草花に含有さ
れる水分や密閉容器中に残存する空気は脱酸素剤や吸水
マントを併用したことにより、より速く、しかも完全に
除去されるので、草花、本来、具有する色合い(色素)
はそのまま、残ることになり、草花の種類にかかわらず
、常に原色の押し花を作ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明押し花の製作法の一実施例の手順を説明
するための一部切欠断面図、第2図は従来の方法を示す
説明図、第3図は第2図の要部拡大説明図である。 1・・・底トレー、2・・・ウレタンフオームシート、
3・・・吸水マット、4・・・柔軟で通気性吸湿性のあ
るシート、5・・・多孔性金属板、6・・・緊締用バン
ド、7・・・乾燥剤、8・・・容器、9・・・脱酸素剤
、lO・・・蓋、11.11゛ ・・・多孔性金属板、
12.12゛ ・・・ウレタンフオームシート、13・
・・半!、14・・・花、15.15゛ ・・・乾燥剤
、16・・・ケース、17・・・係止部材、18・・・
蓋、A・・・草花、B・・・セットしたもの、a・・・
孔、b・・・パツキン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 密閉容器の中で乾燥剤の存在下、柔軟で通気性吸湿性の
    あるシートの間に介装した草花を緩衝材を介して押圧状
    態におくことより押し花を製作する方法において、前記
    柔軟で通気性吸湿性のあるシートの外側に吸水マットを
    添接させ、容器を密閉する直前に脱酸素剤を介在せしめ
    ることを特徴とする押し花の製作法。
JP3137585A 1985-02-18 1985-02-18 押し花の製作法 Granted JPS61204101A (ja)

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