JP3078834U - 畳床構造 - Google Patents

畳床構造

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JP3078834U
JP3078834U JP2001000042U JP2001000042U JP3078834U JP 3078834 U JP3078834 U JP 3078834U JP 2001000042 U JP2001000042 U JP 2001000042U JP 2001000042 U JP2001000042 U JP 2001000042U JP 3078834 U JP3078834 U JP 3078834U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、畳表に大きな重量が加わっても破
損する恐れのない、強度的に優れ、かつ芯材の収納筒に
消臭剤又は芳香剤を充填した畳床構造を提供することを
目的とする。 【解決手段】 本考案の畳床構造1は、図1に示すよう
に、穴明け形成された収納筒2を有する芯材3を補強材
4a及び裏面材4bで上下に挟んで畳糸5で一体に縫着し
た上に畳表6が被覆され、更に左右側に縁(へり)7を
取り付けている。そして、畳床構造1を縦方向に斜めに
立てた状態で収納筒2に消臭剤、例えば粉粒状のセラミ
ック炭12を充填し、充填が完了したら収納筒2の開口
部に中間層9と同質材料からなる栓13を詰めて蓋を
し、同様にして反対側の収納筒2にもセラミック炭12
を詰める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、畳床の中にセラミック炭、竹炭、備長炭、ゼオライト等の消臭剤又 はハーブ、ラベンダー、ヒバなどの芳香剤を挿入した畳床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、炭を利用して防カビ、エチレンやアセトアルデヒドなどの悪臭ガスの吸 着、室内の調湿、遠赤外線及びマイナスイオンの放出などが行われるので、心身 の健康の促進を図ることが可能な畳構造は、特開2000−265648号公報 により公知の技術である。 この公知技術は、畳表の下層のボードに複数の凹所を設け、これらの凹所に炭 を収容するものであった。 そのため、粉粒状の備長炭や竹炭を収容する凹所の部分が強度的に若干弱くな らざるを得なかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は、畳表に大きな重量が加わっても破損する恐れのない、強度 的に優れ、かつ芯材の収納筒に消臭剤又は芳香剤を充填した畳床構造を提供する ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そのために、本考案の畳床構造は、芯材を補強材及び裏面材で上下に挟んで畳 糸で一体に縫着した上に畳表が被覆され、更に左右側に縁を取り付けている畳に おいて、前記芯材は、繊維樹皮を圧縮成型した硬質繊維板からなり、前記芯材に は上下の端から中央に向かう水平状の収納筒が畳糸の縫い孔を避けて多数個穴明 け形成されたものである。 さらに、前記芯材には上下の端から中央に向かう水平状の収納筒に替えて、左 右の縁から中央に向かう水平状の円筒収納孔を畳糸の縫い孔を避けて多数個穴明 け形成したものである。 また、前記芯材をわら床又は発泡スチロール板にしたものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 本考案の畳床構造1は、図1に示すように、穴明け形成された収納筒2を有す る芯材3を補強材4a及び裏面材4bで上下に挟んで畳糸5で一体に縫着した上に 畳表6が被覆され、更に左右側に縁(へり)7を取り付けている。 なお、畳サイズは、広さに合わせて適宜選択することができる。
【0006】 前記芯材3は、図2の断面図に示すように、ヤシ、シュロなどの繊維樹皮を圧 縮成型した硬質繊維板からなる上層8、中間層9、下層10の三層構造からなり 、中間層9が他よりほぼ倍の厚さに形成されている。 そして、該中間層9には、上下の端から中央に向かって水平状の収納筒2が畳 糸5の縫い孔11を避けて多数個穴明け形成される。 なお、この実施例では、収納筒2を円筒状にしたが、収納筒2の断面形状は円 形に限らず、角形、眼鏡状など適宜の形状にすることができる。 したがって、畳床構造1を縦方向に斜めに立てた状態で収納筒2に消臭剤、例 えば粉粒状のセラミック炭12を充填し、充填が完了したら収納筒2の開口部に 中間層9と同質材料からなる栓13を詰めて蓋をし、同様にして反対側の収納筒 2にもセラミック炭12を詰める。 なお、収納筒2には、セラミック炭、竹炭、備長炭、ゼオライト等の消臭剤又 はハーブ、ラベンダー、ヒバなどの芳香剤を適宜選択して充填する。 また、この実施例では、上下の収納筒2を連通させないように形成したが、こ れを連通させても何ら差し支えがない。
【0007】 さらに、この実施例では、芯材3を同質材料で三層構造としたが、図3に示す ように、上層8及び下層10を硬質繊維板、中間層9を発泡スチロール板で三層 構造を形成し、中間層9を他よりほぼ倍の厚さに形成することもできる。 そして、該中間層9には、図1と同様に、上下の端から中央に向かって水平状 の収納筒2が畳糸5の縫い孔11を避けて多数個穴明け形成される。 したがって、畳床構造1を縦方向に斜めに立てた状態で収納筒2に消臭剤、例 えば粉粒状のセラミック炭12を充填し、充填が完了したら収納筒2の開口部に 中間層9と同質材料からなる栓13を詰めて蓋をし、同様な操作を繰り返して反 対側の収納筒2にもセラミック炭12を詰める。 なお、この実施例では、芯材3を同質及び異質材料で三層構造としたが、これ に限らず、単層又は多層とすること、並びに藁床及び藁サンドとすることは、適 宜設計変更可能である。
【0008】 また、この実施例では、図1の畳糸5の縫い孔11が千鳥状に配置されるので 縦方向に収納筒2を穴明け形成したが、畳糸5の縫い孔11が並行に配置される 場合には図4に示すように、横方向、すなわち左右の端から中央に向かって水平 状の収納筒2を畳糸5の縫い孔11を避けて多数個穴明け形成することもできる 。
【0009】
【効果】
本考案の畳床構造は、芯材の中央層に収納筒を穴明け形成するので、表裏どち ら側からも消臭剤又は芳香剤が囲まれているので、消臭剤又は芳香剤が脱落する ことがなく、且つ硬質繊維板の微小隙間を通して通気性があるので、室内の空気 の悪臭を消臭剤が吸着、又は室内の空気を芳香剤が芳香すると共に、湿気が多い ときには消臭剤又は芳香剤が水分を吸収し逆に乾燥すると消臭剤又は芳香剤から 水分が放出されて室内の湿度調整を行うことができる。 また、本考案の畳床構造の消臭剤又は芳香剤は、芯材の中央層に穴明け形成し た収納筒に突き固めた状態で充填されるので、円棒状に収納されて強度的に強く 、畳表に大きな重量が加わっても収納筒が破損する恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の畳床構造の平面図である。
【図2】図1のA-A矢視拡大断面図である。
【図3】他の実施態様における部分拡大断面図である。
【図4】他の実施態様における平面図である。
【符号の説明】
1 畳床構造 2 収納筒 3 芯材 4a 補強材 4b 裏面材 5 畳糸 6 畳表 7 縁(へり) 8 上層 9 中間層 10 下層 11 縫い孔 12 セラミック炭 13 栓

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材を補強材及び裏面材で上下に挟んで
    畳糸で一体に縫着した上に畳表が被覆され、更に左右側
    に縁を取り付けている畳において、前記芯材は、繊維樹
    皮を圧縮成型した硬質繊維板からなり、前記芯材には上
    下の端から中央に向かう水平状の収納筒が畳糸の縫い孔
    を避けて多数個穴明け形成されたことを特徴とする畳床
    構造。
  2. 【請求項2】 前記芯材には上下の端から中央に向かう
    水平状の収納筒に替えて、左右の端から中央に向かう水
    平状の収納筒が畳糸の縫い孔を避けて多数個穴明け形成
    されたことを特徴とする請求項1記載の畳床構造。
  3. 【請求項3】 前記芯材をわら床又は発泡スチロール板
    にしたことを特徴とする請求項1又は2記載の畳床構
    造。
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