JPH0541766Y2 - - Google Patents
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- JPH0541766Y2 JPH0541766Y2 JP8949085U JP8949085U JPH0541766Y2 JP H0541766 Y2 JPH0541766 Y2 JP H0541766Y2 JP 8949085 U JP8949085 U JP 8949085U JP 8949085 U JP8949085 U JP 8949085U JP H0541766 Y2 JPH0541766 Y2 JP H0541766Y2
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- Japan
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- cardboard
- bag
- moisture
- moisture absorption
- paper
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 考案の目的
イ−1 産業上の利用分野
本考案はシート状乾燥材に関する。
イ−2 従来技術
従来、食品の乾燥材として、石灰を使用するも
のに比べて包装容量の減少、包装の省力化、安全
性の高いシート状乾燥材が使用されてるが、その
シート状乾燥材としては、薄い紙に塩化カルシウ
ムを含浸させた後にその両面を有孔樹脂フイルム
でラミネートしたものであつた。
のに比べて包装容量の減少、包装の省力化、安全
性の高いシート状乾燥材が使用されてるが、その
シート状乾燥材としては、薄い紙に塩化カルシウ
ムを含浸させた後にその両面を有孔樹脂フイルム
でラミネートしたものであつた。
イ−3 本考案が解決しようとする問題点
前記従来のシート状乾燥材においては、その吸
湿紙が薄紙である上に樹脂フイルムの無孔部が吸
湿紙に密着して吸湿作用を阻害し、吸湿量が少な
く、かつ吸湿速度も遅い問題があつた。
湿紙が薄紙である上に樹脂フイルムの無孔部が吸
湿紙に密着して吸湿作用を阻害し、吸湿量が少な
く、かつ吸湿速度も遅い問題があつた。
そこで本考案は吸湿量が多くかつ吸湿速度の速
いシート状乾燥材を提案し、前記の問題点を解決
することを目的とするものである。
いシート状乾燥材を提案し、前記の問題点を解決
することを目的とするものである。
ロ 考案の構成
ロ−1 問題点を解決するための手段
本考案は前記の問題点を解決するために、塩化
カルシウムに吸湿促進用の界面活性剤を添加して
なる吸湿剤を浸潤吸着させた紙を厚紙1とし、該
厚紙1を多孔性の薄膜で作つた袋3に、厚紙と袋
内面との間に空隙dが介在するようにして内装し
たことを特徴とするものである。
カルシウムに吸湿促進用の界面活性剤を添加して
なる吸湿剤を浸潤吸着させた紙を厚紙1とし、該
厚紙1を多孔性の薄膜で作つた袋3に、厚紙と袋
内面との間に空隙dが介在するようにして内装し
たことを特徴とするものである。
ロ−2 実施例
図面に示す実施例において、1は厚紙で、2mm
前後の厚さを有し、これに、20%の塩化カルシウ
ムと0.01%の界面活性剤の混合物の溶液2を吸収
浸潤させ、その後、過剰の溶液を加圧除去し、こ
れを200℃で乾燥して形成したものである。
前後の厚さを有し、これに、20%の塩化カルシウ
ムと0.01%の界面活性剤の混合物の溶液2を吸収
浸潤させ、その後、過剰の溶液を加圧除去し、こ
れを200℃で乾燥して形成したものである。
このとき、該厚紙1が2mm前後の厚さを有して
いるため、塩化カルシウム液を多量にかつ均一に
吸着させることができる。また、吸湿促進用の界
面活性剤としては、サポニン等の天然界面活性剤
を使用する。3は多数の孔4を有する合成樹脂フ
イルムで形成した袋で、該袋3内に前記の厚紙1
を、袋3の内面と接着することなく、厚紙1の両
面と袋3との間に空隙dが発生しうるようにして
内装されている。
いるため、塩化カルシウム液を多量にかつ均一に
吸着させることができる。また、吸湿促進用の界
面活性剤としては、サポニン等の天然界面活性剤
を使用する。3は多数の孔4を有する合成樹脂フ
イルムで形成した袋で、該袋3内に前記の厚紙1
を、袋3の内面と接着することなく、厚紙1の両
面と袋3との間に空隙dが発生しうるようにして
内装されている。
ハ 考案の効果
以上のように本考案は、吸湿剤を吸収させる紙
を厚紙としたので、その吸湿剤の含浸量を多くす
ることができ、吸湿効果を高めることができる。
を厚紙としたので、その吸湿剤の含浸量を多くす
ることができ、吸湿効果を高めることができる。
しかも該厚紙の両面を、安全上より、多孔性の
合成樹脂フイルムで被覆するに当り、該厚紙と合
成樹脂フイルムとを接着することなく、これらの
間に空隙が発生しうるようにしたので、吸湿面で
ある厚紙の両面が、その全面に亘つて空気に露出
することになり、全面的に有効に吸湿する。
合成樹脂フイルムで被覆するに当り、該厚紙と合
成樹脂フイルムとを接着することなく、これらの
間に空隙が発生しうるようにしたので、吸湿面で
ある厚紙の両面が、その全面に亘つて空気に露出
することになり、全面的に有効に吸湿する。
本考案のシート状乾燥材と従来のシート状乾燥
材とを比較した結果、第2図に示す如く、本考案
品イが従来品ロに比べてかなり吸湿率が高い結果
を示した。
材とを比較した結果、第2図に示す如く、本考案
品イが従来品ロに比べてかなり吸湿率が高い結果
を示した。
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は本考案品と従来品の吸湿率を比較する特性図で
ある。 1……厚紙、2……吸着剤、3……袋、4……
孔。
は本考案品と従来品の吸湿率を比較する特性図で
ある。 1……厚紙、2……吸着剤、3……袋、4……
孔。
Claims (1)
- 塩化カルシウムに吸湿促進用の界面活性剤を添
加してなる吸湿剤を浸潤吸着させた紙を厚紙1と
し、該厚紙1を多孔性の薄膜で作つた袋3に、厚
紙と袋内面との間に空隙dが介在するようにして
内装したことを特徴とするシート状乾燥材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8949085U JPH0541766Y2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8949085U JPH0541766Y2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6217322U JPS6217322U (ja) | 1987-02-02 |
JPH0541766Y2 true JPH0541766Y2 (ja) | 1993-10-21 |
Family
ID=30948518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8949085U Expired - Lifetime JPH0541766Y2 (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541766Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0640022Y2 (ja) * | 1988-07-18 | 1994-10-19 | アルパイン株式会社 | 車載用画像装置 |
-
1985
- 1985-06-12 JP JP8949085U patent/JPH0541766Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6217322U (ja) | 1987-02-02 |
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