JPH02107312A - シート状乾燥材 - Google Patents

シート状乾燥材

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Publication number
JPH02107312A
JPH02107312A JP63261044A JP26104488A JPH02107312A JP H02107312 A JPH02107312 A JP H02107312A JP 63261044 A JP63261044 A JP 63261044A JP 26104488 A JP26104488 A JP 26104488A JP H02107312 A JPH02107312 A JP H02107312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
desiccating agent
synthetic resin
moisture
desiccant
Prior art date
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Pending
Application number
JP63261044A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisei Wada
和田 大生
Kaoru Aoki
薫 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritake Co Ltd
Original Assignee
Noritake Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02107312A publication Critical patent/JPH02107312A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は食品、医療品、衣料品その他の収納、包装など
に用途の広いシート状乾燥材に関するものである。
(従来の技術) 食品、医療品、衣料品その他の収納、包装などに用いら
れる乾燥材としては、シリカゲルなどの乾燥剤を袋詰め
した袋詰乾燥材を普通とするが、袋詰乾燥材は高張るう
えに取扱が面倒であり、しかも、袋が破れると安全性に
も問題が生じる。そこで、実開昭62−73936号公
報に見られるように、紙に塩化カルシウムを含浸させた
シート状乾燥材がtl!されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、紙に塩化カルシウムを含浸させたシート
状乾燥材は、塩化カルシウムが潮解性であるうえに低湿
度における吸水能力が劣るものであり、このために用途
が制限されるという問題があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記のような問題点を解決したシート状乾燥材
に関するもので、シート状主体が透湿性のある合成樹脂
と膨潤性、潮解性のない乾燥剤微粉末との混練材料によ
り成形されていることを特徴とするものである。
本発明において主原料の1つとして透湿性のある合成樹
脂を用いるのは、乾燥剤微粉末とともに混練してシート
状とするうえで合成樹脂が好ましいうえに、シート状と
した場合これに混在されている乾燥剤微粉末に雰囲気中
の水分が合成樹脂を透過して吸収されることが必要なた
めであって、使用する透湿性のある合成樹脂としてはポ
リエチレン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリウレ
タン樹脂などが一般的である。また、透湿性のある合成
樹脂とともに主原料の1つとして膨潤性、潮解性のない
乾燥剤微粉末を用いるのは、シート状とした後において
乾燥剤微粉末が膨潤したり潮解したりすると、変形して
一定の形状を保持しにくいうえに取扱上および安全上も
好ましくないからであって、この透湿性のある合成樹脂
と、膨潤性、潮解性のない乾燥剤微粉末とを主原料とし
て組み合わせた点に本発明の大きな特徴がある。なお、
膨潤性、潮解性のない乾燥剤微粉末としては、■型無水
石膏により代表される無水石膏の外、ゼオライト微粉末
やシリカゲル微粉末などがあるが、無水石膏は毒性がな
くて安全であり、しかも、生石灰やシリカゲルに比べて
吸湿能力が高いうえに5μm以下の微粉末としても十分
な吸水性があり、また、合成樹脂との親和性に優れてい
るので、シート状主体を10μm以下の極く肉薄のフィ
ルムとすることも可能で最も好ましい、さらに、シート
状主体を非透湿性合成樹脂シートやアルミニウム箔、段
ボール紙などの包装用のベースシートにラミネートして
おけば、シート状主体を内側としてそのまま包装袋や包
装箱を組み立てることができるし、シート状主体を合成
樹脂フィルムにラミネートする際そのいずれか一方に無
数の中空膨出部を形成しておくことによりクツション材
を兼ねる乾燥材となる。なお、透湿性のある合成樹脂と
膨潤性、潮解性のない乾燥剤微粉末との混練材料により
シート状主体を成形する手段は、公知のキャスティング
法、エキストルージョン法、カレンダー法などでよく、
また、透湿性のある合成樹脂と膨潤性、潮解性のない乾
燥剤微粉末との割合は、90:10〜50:50程度と
する。
(実施例) 実施例1 フィルム成形用低密度ポリエチレン(東ソー社製 商品
名1、DPEベトロセン342) 70部(重量部、以
下同じ)に平均粒径2μmの■型無水石膏30部を添加
して加熱ローラにより混練した混練材料をもってプレス
成形法により1fi厚のシート状主体を成形したのち1
00℃で2時間熱処理して脱水を完全にし、これを11
00X40に裁断して製品とした。この製品の経時変化
による吸湿試験の結果は別表のとおりであった。
実施例2 フィルム成形用低密度ポリエチレン(東ソー社製 商品
名LDPEペトロセン342) 80部(重量部、以下
同じ)に平均粒径1μmの■型無水石膏20部を添加し
て加熱押出機により混練した混練材料をもってインフレ
ーシラン成形法により10IJm厚のフィルム状主体を
成形したのち100℃で2時間熱処理して脱水を完全に
し、これを900×600flに裁断して製品とした。
この製品の経時変化による吸湿試験の結果は別表のとお
りであった。
実施例3 実施例2で得られた製品を片面段ボールの内面にラミネ
ートして900X600mの包装箱素材とし、これを用
いて袋詰め煎茶包装用の段ボール箱とした。このような
段ボール箱に詰められた袋詰め煎茶は1ケ月経過しても
全く湿りがなく、従来の段ボール箱に比べて安心して流
通経路にのせることができることがfi1! 認された
実施例4 実施例2と同様の方法でえられた300X20Qwmの
フィルム状主体に市販のポリエチレンフィルムをラミネ
ートする際該ポリエチレンフィルムに無数の中空膨出部
を形成してクツション材を兼ねる乾燥材とした。このク
ツション材を兼ねる乾燥材はクツキー菓子の包装罐の内
敷としたところ、別に袋詰乾燥材を使用することなく3
ケ月経過しても全く湿ることがなかった。
(発明の効果) 本発明は前記説明から明らかなように、形状がシート状
で高張ることがないうえに弾性および強度的に優れてい
るので取扱上便利なうえに乾燥剤が離脱されないので安
全、性にも優れており、また、膨潤性、潮解性のない乾
燥剤微粉末を使用したので塩化カルシウムなどを乾燥剤
とした場合のような潮解性の問題や低湿度における吸水
能力が劣るという問題もなく、さらに、ベースシートへ
のラミネートなどの加工も容易なため極めて用途が広い
などの利点があり、従来のこの種乾燥剤の問題点を解決
したシート状乾燥材として業界の発展に寄与するところ
大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1および実施例2の経時変化に
よる吸湿試験の結果を一般の合成樹脂シートと比較して
示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シート状主体が透湿性のある合成樹脂と膨潤性、潮
    解性のない乾燥剤微粉末との混練材料により成形されて
    いることを特徴とするシート状乾燥材。 2、乾燥剤微粉末が無水石膏である請求項1記載のシー
    ト状乾燥材。 3、シート状主体がベースシートにラミネートされてい
    る請求項1または請求項2記載のシート状乾燥材。
JP63261044A 1988-10-17 1988-10-17 シート状乾燥材 Pending JPH02107312A (ja)

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