JPH06343816A - 吸湿シート - Google Patents
吸湿シートInfo
- Publication number
- JPH06343816A JPH06343816A JP5158017A JP15801793A JPH06343816A JP H06343816 A JPH06343816 A JP H06343816A JP 5158017 A JP5158017 A JP 5158017A JP 15801793 A JP15801793 A JP 15801793A JP H06343816 A JPH06343816 A JP H06343816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- moisture
- hygroscopic
- hygroscopic agent
- honeycomb structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シート状物中に含まれる吸湿剤の量が多く吸
湿性能の大きい、特に取付け取外しなどに当って取扱い
が容易な、空調システム等の吸湿装置への利用に適した
吸湿シートを得る。 【構成】 シート部材の少なくとも一面にハニカム構造
体を固着し、該ハニカム構造体の各空間内に吸湿剤微粒
子を充填すると共に、表面を通気性シートで被覆した。
湿性能の大きい、特に取付け取外しなどに当って取扱い
が容易な、空調システム等の吸湿装置への利用に適した
吸湿シートを得る。 【構成】 シート部材の少なくとも一面にハニカム構造
体を固着し、該ハニカム構造体の各空間内に吸湿剤微粒
子を充填すると共に、表面を通気性シートで被覆した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は吸湿シート、特に空調シ
ステム等の吸湿装置に使用することのできる吸湿シート
に関する。
ステム等の吸湿装置に使用することのできる吸湿シート
に関する。
【０００２】
【従来の技術】空調システム等の吸湿装置に使用する吸
湿シートとしては、例えばシリガゲルやゼオライト等の
吸湿剤微粒子を繊維物質と共に抄造して得られる特公平
５−２１０２４号に開示されたようなシート状物、或い
は袋状布帛の中に前記したような吸湿剤微粒子を収容し
キルティングを施した薄い布団状のシート状物などが用
いられている。
湿シートとしては、例えばシリガゲルやゼオライト等の
吸湿剤微粒子を繊維物質と共に抄造して得られる特公平
５−２１０２４号に開示されたようなシート状物、或い
は袋状布帛の中に前記したような吸湿剤微粒子を収容し
キルティングを施した薄い布団状のシート状物などが用
いられている。
【０００３】然しながら前記抄造方式によるものはシー
ト状物中に含有される吸湿剤の量が少いため吸湿力に乏
しく、又袋状布帛方式によるときは吸湿剤の量が多く、
吸湿力は認められるが、キルティングにより形成された
個々の区劃内において吸湿剤の片寄り現象が認められ、
シート状物表面が平面状態を保ち難いだけでなく、空調
システム等の吸湿装置への取付け取外しが簡単に出来な
いなどの一長一短が認められた。
ト状物中に含有される吸湿剤の量が少いため吸湿力に乏
しく、又袋状布帛方式によるときは吸湿剤の量が多く、
吸湿力は認められるが、キルティングにより形成された
個々の区劃内において吸湿剤の片寄り現象が認められ、
シート状物表面が平面状態を保ち難いだけでなく、空調
システム等の吸湿装置への取付け取外しが簡単に出来な
いなどの一長一短が認められた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シート状物
中に含まれる吸湿剤の量が多く吸湿性能の大きい、特に
取付け取外しなどに当って取扱いが容易な、空調システ
ム等の吸湿装置への利用に適した吸湿シートを得ること
を目的とする。
中に含まれる吸湿剤の量が多く吸湿性能の大きい、特に
取付け取外しなどに当って取扱いが容易な、空調システ
ム等の吸湿装置への利用に適した吸湿シートを得ること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】シート部材の少なくとも
一面にハニカム構造体を固着し、該ハニカム構造体の各
空間内に吸湿剤微粒子を充填すると共に、表面を通気性
シートで被覆した。
一面にハニカム構造体を固着し、該ハニカム構造体の各
空間内に吸湿剤微粒子を充填すると共に、表面を通気性
シートで被覆した。
【０００６】
【作用】本発明の吸湿シートは上記構成からなるもので
あるから、吸湿シート表面に沿って流れる湿潤空気中の
湿気を通気性シートを通して内部に吸収し、ハニカム構
造体の各空間に充填された吸湿剤により吸収し脱湿する
ことができる。
あるから、吸湿シート表面に沿って流れる湿潤空気中の
湿気を通気性シートを通して内部に吸収し、ハニカム構
造体の各空間に充填された吸湿剤により吸収し脱湿する
ことができる。
【０００７】又、シート部材を把持して空調システム等
の吸湿装置に対する取付け取外しを容易に行なうことが
でき、更に吸湿剤に対し湿分が飽和したときは、加熱乾
燥することにより容易に湿分を除去することができる。
の吸湿装置に対する取付け取外しを容易に行なうことが
でき、更に吸湿剤に対し湿分が飽和したときは、加熱乾
燥することにより容易に湿分を除去することができる。
【０００８】
【実施例】以下図面と共に本発明の実施例を説明する。
【０００９】本発明の吸湿シート１は、シート部材２の
表面にハニカム構造体３を接着その他適宜手段により固
着し、更に該ハニカム構造体３の表面に通気性シート４
を接合被覆してなるものであって、前記ハニカム構造体
３の各空間５内にはシリカゲルやゼオライト等の吸湿剤
微粒子６が充填されている。
表面にハニカム構造体３を接着その他適宜手段により固
着し、更に該ハニカム構造体３の表面に通気性シート４
を接合被覆してなるものであって、前記ハニカム構造体
３の各空間５内にはシリカゲルやゼオライト等の吸湿剤
微粒子６が充填されている。
【００１０】シート部材２は木質，金属，合成樹脂等の
適宜材質から、又ハニカム構造体３は金属ハニカム，合
成樹脂ハニカム，ペーパーハニカム等任意材質からな
り、ハニカム構造体３の空間部は図示された亀甲形のも
のに限らず、格子状，その他適宜形状のもので差支えな
い。更に通気性シート４は不織布，織目の緻密な通気性
布帛，通気性合成樹脂フィルム等が用いられる。
適宜材質から、又ハニカム構造体３は金属ハニカム，合
成樹脂ハニカム，ペーパーハニカム等任意材質からな
り、ハニカム構造体３の空間部は図示された亀甲形のも
のに限らず、格子状，その他適宜形状のもので差支えな
い。更に通気性シート４は不織布，織目の緻密な通気性
布帛，通気性合成樹脂フィルム等が用いられる。
【００１１】前記構造からなる本発明の吸湿シート１
は、例えば吸湿装置内部にその複数枚を互いに並列状態
に置き、その間隙に除湿すべき空気を通過させ、該吸湿
シート１表面に沿って流れる湿潤空気中の湿気を通気性
シート４を通してハニカム構造体３の各空間５に充填さ
れた吸湿剤６により吸収し脱湿する。
は、例えば吸湿装置内部にその複数枚を互いに並列状態
に置き、その間隙に除湿すべき空気を通過させ、該吸湿
シート１表面に沿って流れる湿潤空気中の湿気を通気性
シート４を通してハニカム構造体３の各空間５に充填さ
れた吸湿剤６により吸収し脱湿する。
【００１２】そして湿剤６が、湿分により飽和状態に達
したときは前記除湿すべき空気の流れを止め乾燥加熱空
気を該部に流入させ或いは別途加熱乾燥することにより
吸湿剤６の湿分を除去し再び使用する。なお上記実施例
においてはシート部材２の片面にハニカム構造体３を取
付けるものとして図示し、かつ説明したがシート部材２
の表裏両面にハニカム構造体３を設けても良いことは勿
論である。
したときは前記除湿すべき空気の流れを止め乾燥加熱空
気を該部に流入させ或いは別途加熱乾燥することにより
吸湿剤６の湿分を除去し再び使用する。なお上記実施例
においてはシート部材２の片面にハニカム構造体３を取
付けるものとして図示し、かつ説明したがシート部材２
の表裏両面にハニカム構造体３を設けても良いことは勿
論である。
【００１３】
【発明の効果】以上詳細に述べた通り本発明の吸湿シー
トは、シート部材の少なくとも一面にハニカム構造体を
固着し、該ハニカム構造体の各空間内に吸湿剤微粒子を
充填すると共に、表面を通気性シートで被覆したもので
あるから、吸湿シート表面に沿って流れる湿潤空気中の
湿気を通気性シートを通して内部に吸収し、ハニカム構
造体の各空間に充填された吸湿剤により吸収し脱湿する
ことが出来る。
トは、シート部材の少なくとも一面にハニカム構造体を
固着し、該ハニカム構造体の各空間内に吸湿剤微粒子を
充填すると共に、表面を通気性シートで被覆したもので
あるから、吸湿シート表面に沿って流れる湿潤空気中の
湿気を通気性シートを通して内部に吸収し、ハニカム構
造体の各空間に充填された吸湿剤により吸収し脱湿する
ことが出来る。
【００１４】そして本発明の吸湿シートにおけるハニカ
ム構造体はシート部材に取付けられているため、シート
部材を把持し装置内へ挿入或いは引出すことにより空調
システム等への取付け取外しも極めて容易であり、吸湿
剤はハニカム構造体の各空間内に多量に充填されている
ため使用中に片寄ってしまったり、表面の通気性シート
を押出して表面の平滑性を阻害することもなく、吸湿性
が大であるばかりか湿分が飽和に達する迄の期間も長
く、湿分が飽和したときは加熱乾燥等により容易に湿分
を除去し再使用することができる等すぐれた効果を得る
ことができた。
ム構造体はシート部材に取付けられているため、シート
部材を把持し装置内へ挿入或いは引出すことにより空調
システム等への取付け取外しも極めて容易であり、吸湿
剤はハニカム構造体の各空間内に多量に充填されている
ため使用中に片寄ってしまったり、表面の通気性シート
を押出して表面の平滑性を阻害することもなく、吸湿性
が大であるばかりか湿分が飽和に達する迄の期間も長
く、湿分が飽和したときは加熱乾燥等により容易に湿分
を除去し再使用することができる等すぐれた効果を得る
ことができた。
【図１】本発明吸湿シートの部分切欠斜視図である。
１ 吸湿シート ２ シート部材 ３ ハニカム構造体 ４ 通気性シート ６ 吸湿剤微粒子
Claims (1)
- 【請求項１】 シート部材の少なくとも一面にハニカム
構造体を固着し、該ハニカム構造体の各空間内に吸湿剤
微粒子を充填すると共に、表面を通気性シートで被覆し
たことを特徴とする吸湿シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5158017A JPH06343816A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 吸湿シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5158017A JPH06343816A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 吸湿シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06343816A true JPH06343816A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15662457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5158017A Pending JPH06343816A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 吸湿シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06343816A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09122433A (ja) * | 1995-11-08 | 1997-05-13 | Techno Green:Kk | 吸湿パネル及び吸湿体、並びに吸湿シート |
| JP2006263508A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Seiichiro Deguchi | 吸湿器、乾燥箱、空気乾燥装置及び空調装置 |
| CN102783707A (zh) * | 2011-05-16 | 2012-11-21 | 湖南华望熏蒸消毒有限公司 | 一种烟叶贮藏醇化过程使用的气调养护剂及其制作方法 |
| WO2015012398A1 (ja) * | 2013-07-25 | 2015-01-29 | 国立大学法人岡山大学 | 吸放湿性膜を備えたデバイス及び吸放湿性膜を備えたデバイスを備えた水蒸気分離器及び熱交換器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6130610A (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-12 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 高炉操業法 |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP5158017A patent/JPH06343816A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6130610A (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-12 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 高炉操業法 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09122433A (ja) * | 1995-11-08 | 1997-05-13 | Techno Green:Kk | 吸湿パネル及び吸湿体、並びに吸湿シート |
| JP2006263508A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Seiichiro Deguchi | 吸湿器、乾燥箱、空気乾燥装置及び空調装置 |
| CN102783707A (zh) * | 2011-05-16 | 2012-11-21 | 湖南华望熏蒸消毒有限公司 | 一种烟叶贮藏醇化过程使用的气调养护剂及其制作方法 |
| WO2015012398A1 (ja) * | 2013-07-25 | 2015-01-29 | 国立大学法人岡山大学 | 吸放湿性膜を備えたデバイス及び吸放湿性膜を備えたデバイスを備えた水蒸気分離器及び熱交換器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960123 |