JP4716587B2 - 額装品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術】
本発明は野外や浴室等にでも展示することができる額装品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の額装品は室内に展示することを前提に作られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の額装品を野外や浴室に展示すると、湿気や雨水が額縁内に浸入し、額縁内の絵等の額装品本体を損傷させるため、野外や浴室に展示することができないという欠点があるとともに、どうしても展示する場合には全体を透明な防湿袋で覆わなければならず、その作業が大変であるとともに、額装品本体がきれいに見えなくなるという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、野外や浴室に展示しても、雨水や湿気によって額装品本体が損傷するのを効率よく防止するとともに、見ずらくなったり、紫外線等によって額装品本体が劣化するのを効率よく阻止することができる額装品を提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は防水処理あるいは溌水処理された額縁本体と、この額縁本体内に収納されるくもり防止あるいは無反射処理されたガラス板あるいはアクリル板等の透明板、この透明板の背面に配置された絵や押し花飾り等の飾り、この飾りを前記透明板の背面に密封状態で固定する、該透明板の外周部に固定された防湿シートと、この防水シートの外周部にしわが生じないように固定された枠状のしわ防止板とからなる額装品本体とで額装品を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図7に示す本発明の第1の実施の形態において、1は浴室に展示することができる本発明の額装品で、この額装品1は防水処理あるいは溌水処理された額縁本体2と、この額縁本体2内に収納されるくもり防止あるいは無反射処理されたガラス板あるいはアクリル板等の透明板3に防湿可能に取付けられた飾り4と、前記額縁本体2の背面開口部5を開閉可能に覆う防水処理された押え板6と、前記額縁本体2に取付けられた吊り下げ具7とで構成されている。
【0009】
前記額縁本体2は防水塗料や溌水塗料で塗装されたものを使用したり、防水可能な合成樹脂材や金属材で形成されたものが使用される。
【0010】
前記飾り4は前記額縁本体2の前面開口部8を覆うように、該額縁本体2内に収納されるくもり防止あるいは無反射処理されたガラス板あるいはアクリル板等の透明板3と、この透明板3の背面に配置される台紙9上に配置された押し花10と、この押し花10が配置された台紙9を前記透明板3の背面に密封状態で固定する、該透明板3の外周部に接着剤や粘着剤11で外周部が固定される固定部が額縁本体2の前面開口部8よりも外側に位置するように固定された防水シート12と、この防水シート12の外周部の接着あるいは粘着部にしわが生じないように接着剤や粘着剤13で固定される防湿材で枠状に形成されたしわ防止板14と、前記防湿シート12と前記透明板3との間に必要に応じて内装される乾燥剤15や脱酸素剤16とで構成されている。
【0011】
上記構成の額装品1は台紙9に押し花10が配置された飾り4は、透明板3と防湿シート12とで密封されているため、浴室の湿気が多い所に展示しても押し花10が劣化したり、損傷したりするのを防止できるとともに、飾り4の透明板3がくもり防止あるいは無反射処理されているので、くもるのを防止してきれいに見せたり、照明等が透明板3で反射されるのを防止することができる。
【0012】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図8ないし図13に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0013】
図8ないし図10に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、前面開口部8の背面周縁部にリング状のシール材17を支持する支持溝18を形成するとともに、背面の押え板6を支持する押え板支持部19にリング状のシール材20を支持する支持溝21を形成した額縁本体2Aを用いた点で、このように形成した額縁本体2Aを用いて構成した額装品1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、額縁本体2A内への雨水や湿気の浸入を効率よく阻止することができる。
【0014】
図11ないし図13に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と主に異なる点は、紫外線カットガラス等の透明板3Aを用いて形成した飾り4Aを用いた点で、このように形成された飾り4Aを用いて構成した額装品1Bは、前記本発明の第2の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、野外にでも損傷することなく展示することができる。
なお、本発明の実施の形態では無反射処理された紫外線カットできる透明板を用いてもよい。
【0015】
なお、前記本発明の各実施の形態では飾り4として、台紙9に配置した押し花10を用いたものについて説明したが、本発明はこれに限らず、絵や彫刻、その他の飾り物を密封状態にした飾りを用いてもよい。
【0016】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0017】
(1)防水処理あるいは溌水処理された額縁本体と、この額縁本体内に収納されるくもり防止あるいは無反射処理されたガラス板あるいはアクリル板等の透明板、この透明板の背面に配置された絵や押し花飾り等の飾り、この飾りを前記透明板の背面に密封状態で固定する、該透明板の外周部に固定された防湿シートと、この防水シートの外周部にしわが生じないように固定された枠状のしわ防止板とからなる額装品本体とで構成されているので、浴室や野外に展示しても、飾り内に雨水や湿気が浸入するのを確実に阻止することができる。
したがって、飾り内の絵や押し花を損傷させたり、劣化させたりすることなく展示することができる。
【0018】
(2)前記(1)によって、透明板はくもり防止あるいは無反射処理されているので、くもるのを防止できる、あるいは照明光や太陽光が反射して見ずらくなるのを確実に防止することができる。
【0019】
(3)前記(1)によって、展示場所の拡大を図ることができ、額装品の利用拡大を図ることができる。
【0020】
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の使用状態の説明図。
【図2】図1の2−2線に沿う拡大断面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の分解図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の飾りの正面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の飾りの背面図。
【図6】図4の6−6線に沿う拡大断面図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の飾りの分解斜視図。
【図8】本発明の第2の実施の形態の正面図。
【図9】図8の9−9線に沿う拡大断面図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の額縁本体の説明図。
【図11】本発明の第3の実施の形態の正面図。
【図12】図11の12−12線に沿う拡大断面図。
【図13】本発明の第3の実施の形態の飾りの分解斜視図。
【符号の説明】
1、1A、1B:額装品、 2、2A:額縁本体、
3、3A:透明板、 4、4A:飾り、
5:背面開口部、 6:押え板、
7:吊り下げ具、 8:前面開口部、
9:台紙、 10:押し花、
11:接着剤や粘着剤、 12:防湿シート、
13:接着剤や粘着剤、 14:しわ防止板、
15:乾燥剤、 16:脱酸素剤、
17:シール材、 18:支持溝、
19:押え板支持部、 20:シール材、
21:支持溝。
Claims (2)
- 防水処理あるいは溌水処理された額縁本体と、この額縁本体内に収納されるくもり防止あるいは無反射処理されたガラス板あるいはアクリル板等の透明板、この透明板の背面に配置された絵や押し花飾り等の飾り、この飾りを前記透明板の背面に密封状態で固定する、該透明板の外周部に固定された防湿シートと、この防水シートの外周部にしわが生じないように固定された枠状のしわ防止板とからなる額装品本体とからなることを特徴とする額装品。
- 防水処理あるいは溌水処理された額縁本体と、この額縁本体内に収納される紫外線カットガラス等の透明板、この透明板の背面に配置された絵や押し花飾り等の飾り、この飾りを前記透明板の背面に密封状態で固定する、該透明板の外周部に固定された防湿シートと、この防水シートの外周部にしわが生じないように固定された枠状のしわ防止板とからなる額装品本体とからなることを特徴とする額装品。
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