JP2006341584A - 押花装飾額 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】額枠側に配置する透明パネルと、透明パネルの裏面側に配置する押し花と梨地透明フィルムと掲示物配置部と防湿部材とを備え、透明パネルの裏面には、押し花を挟んで梨地透明フィルムを密着してあり、梨地透明フィルムとその裏側に配置する防湿部材との間に掲示物配置部を形成してあることを特徴とする。
なお、梨地透明フィルムの代りに水分非浸透性フィルムを用いると、その裏側の防湿部材が不要になる。
【選択図】 図1
Description
最近では、遺影の周囲を押し花等で飾るニーズが増している。
また、スナップ写真を額に入れて押し花で飾るニーズもある。
この場合に、厚みのある押し花又は押し花に葉を部分的に重ねて立体的に飾ったり、花や葉の色合いを長期にわたって維持する必要がある。
これでは押し花の配置に制限できるだけでなく、PETの表面の凹凸による反射光にて押し花の色合いが充分に発揮されない問題がある。
また、PETには透湿性がないが隙間から湿気が浸入する恐れがあり、押し花の乾燥状態を長期に維持するのに必要とされる乾燥剤を2枚のPETの間に入れるのは難しい。
なお、本発明においては額の正面を表側とする。
透明パネルは、ガラス板や透明な樹脂板他等の略矩形の板である。
梨地透明フィルムとは、フィルム表面に微少の凹凸を形成することで光が散乱し、すりガラス調に仕上げた樹脂フィルムをいい、梨地透明フィルムを一枚単独で透かして見ると白っぽくくもっているが、パネル材等に密着すると透明に見える性質を有する。
従って、透明パネルの裏面に押し花を挟むように梨地透明フィルムを密着させると、押し花の出っ張りを包むように透明パネル側に貼り付く。
この際に、梨地透明フィルムは表面光沢が無いので、押し花の周囲に押し花の隆起に沿って押し花がぼけるような反射光が生じることが無くなる。
換言すると、例えば、ポリエチレンフィルムのように表面が滑らかなフィルムで物品を包むと、フィルムの凹凸面に光の反射光(反射模様)が現れるが、梨地透明フィルムでは光が散乱して特定の反射光が生じないようになることをいう。
この場合に、減圧等により梨地透明フィルムが透明パネルに密着すると同時に、押し花を透明パネル側に均一に押し付けるので押し花が表から綺麗に映る。
また、押し花がある程度うすい場合には、透明パネルと梨地透明フィルムの間に押し花を挟んでラミネート装置に通してもよい。
この場合にも透明パネルがガラス板や厚さのある透明樹脂にすることで、梨地透明フィルムが押し花の隆起に追随するので額にした状態で表面側は平滑に仕上がる。
これにより、押し花が吸湿するのを防ぐ。
また、押し花の初期乾燥を目的とする場合には、中枠の裏側に乾燥剤を配設してもよい。
この場合には、透明パネルと水分非浸透性フィルムの間に押し花等を挟み込むことになる。
水分非浸透性フィルムを透明パネルに密着する方法には、減圧やラミネート加工等を用いることができる。
また、梨地透明フィルムの代りに水分非浸透性フィルムを用いると防湿部材が不要になる。
木製、樹脂製、金属製等の額枠1に透明パネル2を嵌装する。
透明パネル2は、透明である程度剛性があればガラス板、樹脂板等、材質を問わない。
梨地透明フィルム5の表面に、直接、押し花3を配置してもよいが、中枠(台紙)4を梨地透明フィルム5の表側に配設し、押し花3で飾り付ける。
中枠4の中央部には開口部4aを形成し、この開口部4aに写真6が臨むように梨地透明フィルム5の裏側に写真6を配置する。
なお、写真6は遺影でもスナップ写真でもよく、掲示物であれば画でもよい。
写真6の裏側には、板状又は厚みのうすい乾燥剤7を配置し、その裏側から防湿部材8で押し花3の配置部を包み込むようにして透明パネル2の外周側縁部と接着する。
防湿部材8は、アルミ箔でも樹脂成型体でもよい。
このように配置した押花装飾額の断面図を図2(イ)に示す。
透明パネル2に押し花3を挟むように梨地透明フィルム5を密着するには、隙間から吸引減圧すればよく、その状態を模式的に図3に示す。
梨地透明フィルム5が押し花3の隆起を包み込むように変形するが、梨地になっているので隆起部aに反射光(反射模様)が生じることなく、押し花3の色合いがそのまま押花装飾額正面に現れる。
図1において、梨地透明フィルム5の代りに水分を透過しない水分非浸透性フィルムを用いると、乾燥剤7及び防湿部材8が不要になり構造が簡単になる。
従って、図1において例えば、透明パネル2の裏側に梨地透明フィルムを貼り付け、押し花をパネル側に押える裏側のフィルムはPETの透明フィルムを用いてもよい。
なお、防湿部材8がアルミ箔の場合には、開口部8aを写真6挿入時に切りさき形成し、写真6挿入後にアルミテープ等でシールしてもよく、防湿部材8が樹脂成型体であれば成型時に開口部8aを形成し、アルミテープでシールしてもよい。
また、先に述べたように梨地透明フィルムの代りに水分非浸透性フィルムを用いるとこの防湿材は不要になる。
透明パネル、梨地透明フイルム、防湿部材等の外周部側は相互に接着剤9等で接着する。
なお、図5においても梨地透明フィルム5の代りに水分非浸透性フィルムを用いると裏側の防湿部材8が不要になる。
このように、セット化するとセレモニーセンター等で写真6を入れるだけでよくなり、ニーズへの対応が早くできる。
また、必要に応じて裏板(表示省略)を取り付けてもよい。
この場合には、袋状の裏側の梨地透明フィルム5と透明パネル2とで押し花3を挟み込むように梨地透明フィルム5と透明パネル2の間を減圧することになる。
中枠4を紙等で形成すると接着剤10がしみ込み、表面側に出るので見映えが悪くなることがある。
その場合に、中枠4に接着剤10が付かないようにフィルム11を当ててもよく、額枠1に既設のガラス板等の裏側に、図6(ロ)に示すようにセットする場合には、接着部を隠す隠蔽部材12を配設すると額枠1の内側のかかり幅L1が接着剤の幅L3より小さくても隠蔽部材12の幅L2で隠蔽できるので、各種一般額も使用可能になる。
さらには、写真等を額に入れない場合には、一般的な押し花額としても使用できる。
2 透明パネル
3 押し花
4 中枠(台紙)
4a 開口部
5 梨地透明フィルム
5a、5b 配置部
6 写真
7 板状の乾燥剤
7a 乾燥剤
8 防湿部材
8a 開口部
9、10 接着剤
11 フィルム
12 隠蔽部材
Claims (4)
- 額枠側に配置する透明パネルと、透明パネルの裏面側に配置する押し花と梨地透明フィルムと掲示物配置部と防湿部材とを備え、
透明パネルの裏面には、押し花を挟んで梨地透明フィルムを密着してあり、梨地透明フィルムとその裏側に配置する防湿部材との間に掲示物配置部を形成してあることを特徴とする押花装飾額。 - 梨地透明フィルムの表側に、開口部を有する中枠を設け、中枠の開口部に梨地透明フィルムの裏側から掲示物が臨むようにしたことを特徴とする請求項1記載の押花装飾額。
- 額枠側に配置する透明パネルと、透明パネルの裏面側に配置する押し花と、水分非浸透性フィルムとを備え、透明パネルの裏面に押し花を挟んで水分非浸透性フィルムを密着してあり、この水分非浸透性フィルムの裏側に掲示物配置部を形成してあることを特徴とする押花装飾額。
- 透明パネルの裏面に押し花を挟んで水分非浸透性フィルムを密着させる手段は、減圧又はラミネート加工によるものであることを特徴とする請求項3記載の押花装飾額。
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