JP2003300400A - 装飾片被覆用フイルム並びにその装飾片被覆用フイルムを使用した装飾体の製造法 - Google Patents

装飾片被覆用フイルム並びにその装飾片被覆用フイルムを使用した装飾体の製造法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装飾片2を、装飾片被覆フイルム1と基材3
間に空気を介在させることなく、装飾片の凹凸に沿って
簡単に立体的に被覆でき、またこの装飾片被覆フイルム
1を使用して基材独自の模様32と装飾片2とを組み合
わせた立体感に優れた装飾模様も表現できる装飾体を提
供しようとするものである。 【解決手段】 装飾片被覆用フイルム1を、装飾片被覆
面10に多数の微細な凹凸模様111.111...を
有する透明性熱溶着性フィルム11で構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、装飾片被覆フイ
ルム並びにその装飾片被覆フイルムを使用した装飾体の
製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特公平5−68358号によって
半透明の薄葉紙の裏面に透明な熱可塑性合成樹脂フィル
ムをラミネ−トした押花被覆フイルムが提案されてい
る。
【0003】しかしながら、この押花被覆フイルムで形
成された押花シ−トは、その表面に筆記することが出来
るが、この押花被覆フイルムを使用して押花シ−トを製
造する場合、薄葉紙の裏面にラミネ−トされた透明な熱
可塑性合成樹脂フィルムが非通気性であるため、台紙の
上に押花を配置してその上に押花被覆フイルムを被覆
し、これをアイロン等で加熱加圧して押花被覆シ−トと
台紙とを熱溶着する際、押花被覆フイルムと台紙間に空
気が介在密封されていた。このため押花被覆フイルムと
押花と台紙間の溶着が阻害されるとともに、介在密封さ
れた空気によって押し花が短期間に変色していた。特に
押花が厚手で立体的なものである場合は、押花に隣接し
て図8に示すように、押花被覆シ−トと台紙間に空気だ
まりが形成され、押花の形状に沿って押花被覆シ−トと
台紙とを溶着することが出来なかった。このため空気だ
まりにより押花の立体感が著しく阻害されるとともに押
花が短期間に急速に変色してしまう欠点があった。従っ
て従来の押花被覆フイルムを使用して押花シ−トを製造
する場合、押花としては花びら、葉等の比較的に薄手の
ものを部分的に選定し組み合わせて使用しなければなら
ず、種々の押花を自由自在に台紙に配置し、その上に押
し花被覆フイルムを被覆溶着して、変化に富んだ立体感
に優れた押花シ−トを形成することは不可能であつた。
【0004】さらにまた特許第2798185号によっ
て、透明な合成樹脂フイルム間に紙や布のような通気性
基材を介在ささせて、押花を封入した装飾体の製造法が
提案されている。
【0005】しかしながら、介在された通気性基材に吸
収された空気によって押花が変色されたり、木目模様等
基材独自の模様と押花とを組み合わせて表現しようとす
る場合は、通気性基材によって基材独自の模様が遮蔽さ
れてしまい基材独自の模様と押花とを組み合わせた変化
に富んだ装飾体模様を表現出来なかった。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】この発明が解決しょう
とする問題点は、装飾片被覆フイルムと基材間に空気を
介在密封させることなく、装飾片を装飾片の凹凸に沿っ
て簡単に立体的に被覆でき、さらにはこの装飾片被覆フ
イルムを使用して基材独自の模様と装飾片とを組み合わ
せた立体感に優れた装飾模様も表現できる装飾体を提供
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、装飾片被覆
面10に多数の微細な凹凸模様111.111...を
有する熱溶着性の透明性フィルム11からなることを特
徴とする装飾片被覆フイルムを請求項1の発明とし、請
求項1の発明において、微細な凹凸模様111.11
1...の粗さが80〜800メッシュであることを特
徴とする請求項1記載の装飾片被覆フイルムを請求項2
の発明とし、請求項1又は2の発明において微細な凹凸
模様111.111...の深さが3〜150υm以上で
あることを特徴とする装飾片被覆フイルムを請求項3の
発明とし、請求項1〜3いずれかに記載の発明におい
て、装飾片2が押花であることを特徴とする装飾片被覆
フイルムを請求項4の発明とし、装飾片被覆面10に多
数の微細な凹凸模様111.111...を有する透明
性熱溶着性フィルムからなる装飾片被覆フイルム11
を、その凹凸模様111.111...面を予め装飾片
2が配置された基材3に対向させて重ねて加熱加圧し、
この装飾片被覆フイルム1と基材3間に介在された空気
を、その凹凸模様111.111...を通して排出さ
せて、装飾片被覆フイルム1と基材3とを溶着させるこ
とを特徴とする装飾体の製造法を請求項5の発明とし、
装飾片被覆面10に多数の微細な凹凸模様111.11
1...を有する透明性熱溶着性フィルム11からなる
装飾片被覆フイルム1を、その凹凸模様111.11
1...面を予め装飾片2が配置された基材3に対向さ
せて重ねかさねて加熱加圧し、この装飾片被覆フイルム
1と基材3間に介在された空気を、その凹凸模様11
1.111…を通して排出させ、凹凸模様111.11
1...を溶融平坦化させて装飾片被覆フイルム11と
基材3とを溶着させることを特徴とする装飾体の製造法
を請求項6の発明とし、請求項5又は6記載の発明にお
いて、微細な凹凸模様111.111...の粗さが8
0〜800メッシュであることを特徴とする装飾片の製
造法を請求項7の発明とし、請求項5〜7いずれかに記
載の発明において、微細な凹凸模様111.11
1...の深さが3〜150υm以上であることを特徴と
する装飾片の製造法を請求項8の発明とし、請求項5〜
8いずれかに記載の発明において、装飾片2が押花であ
ることを特徴とする装飾片の製造法を請求項9の発明と
するものである。
【0008】
【発明の実施形態】この発明において、装飾片被覆フイ
ルム1は、装飾片2が例えば押花のように熱変色性のも
のである場合は、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、
EVA系等のポリオレフィン系フィルム、アイオノマ
−、エチレンメタアクリル酸コポリーマー、エチレンア
クリル酸コポリマー等のアクリル系フイルム、あるいは
これらの2種以上のラミネートフイルム等で、熱接着温
度が70℃〜150℃の低温ヒートシール性の透明性熱溶着
フイルム11で構成されていることが好ましい。そして
その厚みについては特に限定はない。そして必要によっ
ては、この低温ヒートシール性の透明性熱溶着フイルム
11にポリ塩化ビニ−ル等のビニ−ル系のフィルム、ナ
イロン等のポリアミド系、ポリカーボネート系、ポリエ
ステル系、熱可塑性ゴム系等の透明性フィルム、透明性
の薄用紙等の可撓性材からなる補強材12を上貼りして
装飾片被覆フイルム1を構成しても良い。そしてこれら
の透明性熱溶着性フィルム11の片面、即ち装飾片被覆
面10には、艶消し模様、エンボス模様、梨地模様等の
微細な凹凸模様111.111...が形成されてい
る。
【0009】この発明において、凹凸模様111.11
1...の粗さと深さについては特に制限はないが、そ
の凹凸模様111.111...がエンボス模様である
場合は、介在される空気の排出という観点からして、好
ましくはその粗さが30〜1000メッシュ、特に好ま
しくは80〜800メッシュのものが使用され、溶融平坦
化という観点からして、好ましくはその深さが2〜20
0υm、特に好ましくは深さが3〜150υmのものが
使用される。この発明において、凹凸模様111.11
1...の粗さが80〜800メッシュで、その深さが
3〜150υmのものを使用すれば加熱加圧時におい
て、装飾片被覆フイルム1と基材3との間に介在された
空気の排出と、凹凸模様111.111...の溶融平
坦化による透明化を同時に行うことが出来好都合であ
る。というのは粗さがそれ以下で深さがそれ以上となれ
ば、装飾体を製造する際、基材3の上に装飾片2を配置
して、装飾片被覆フイルム1でこれを被覆して加熱加圧
する場合、凹凸模様111.111...を完全には溶
融消失できず、装飾片被覆フイルム1の透明性が阻害さ
れるきらいがあり、さらにまた装飾片被覆フイルム1と
基材3との溶着面積が小さくなり、装飾片2に対する保
形性と支持性が低下するきらいがある。またその粗さが
それ以上で深さがそれ以下となれば、装飾片被覆フイル
ム1と基材3間に介在された空気を凹凸模様111.1
11...通して充分には排出、即ち脱気することがで
きず、装飾片2の形状に沿って装飾片被覆フイルム1を
充分にはなじませることが出来ず、装飾片2の立体感が
低下するきらいがあり、特に装飾片2が押花である場合
は、装飾片被覆フイルム1と基材3間に介在された空気
によって押花が変色される惧れがある。
【0010】この発明において装飾片2としては、押
花、紙片、布片等種々のものが使用される。装飾片が押
花2である請求項4.9の発明において押し花として、
装飾片被覆フイルムと相融性のある樹脂で表面処理した
もを使用すれば、加熱加圧時に装飾片被覆フイルム1と
押花装飾片2が相互溶着されるので、装飾片被覆フイル
ム1と押花装飾片2との接着性を強化できる。
【0011】この発明において、基材3としては和紙、
用紙、印刷紙、筆記用紙、板紙等の紙類、織布、編布、
不織布等の布帛類、皮革、合成樹脂シ−ト等の可撓性材
料またはこれらの積層体で構成されていてもよいし、木
材、合成樹脂、金属、ガラス、陶磁器の固形材によって
構成されていてもよい。必要によっては基材3の表面に
透明性熱溶着性フイルム31(11)を上貼りしておけ
ば、装飾片2と基材3ととの接着性を増強することも出
来る。装飾片2として押花のような厚みのある立体的な
ものを使用し、基材3として木材、合成樹脂、金属、陶
磁器等の固形材を使用する場合、基材3表面に上貼りす
る透明性熱溶着性フイルム31(11)として厚手のも
のを使用すれば、装飾体成形時の加熱加圧によって、装
飾片2を透明性熱溶着性フイルム31(11)中に偏平
化することなく立体的に埋設することが出来、好都合で
ある。
【0012】この発明において基材3として装飾片被覆
フイルム1を使用し、この装飾片被覆フイルム1と1の
凹凸模様111.111...面と111.11
1...面とを相対向させて、装飾片被覆フイルム1,
1間に装飾片2を介在させて、これを加熱加圧すれば、
対向された凹凸模様111.111...面と111.
111...面との双方から介在された空気を排出出
来、空気の排出が極めて容易であり、しかも成形された
装飾体は装飾片2が表裏表面から装飾片被覆フイルム
1,1に溶着されているため、接着性が増強され、その
保形性、支持性が強化されるとともに表裏両面から装飾
片2を透視でき、障子紙、電灯の笠張り等インテリア材
としても利用できる。
【0013】この発明において加熱加圧はアイロン、ゴ
ムロ−ル、真空プレス、加熱プレス等適宜手段によって
行うことができる。加熱加圧は装飾片2が押花のように
立体的で熱変色性のものである場合は70℃〜150℃で、1
〜10kg/cm2で行うことが好ましい。基材3として和
紙、用紙、印刷紙、筆記用紙、板紙等の紙類、織布、編
布、不織布等の布帛類、皮革、合成樹脂シ−ト等の可撓
性材料を使用する場合、アイロンを使用しで行えば、手
軽で簡単である。アイロンで行う場合、通常家庭で使用
されているクッション材を上張りしたアイロン台上に、
基材3、装飾片2、次に装飾片被覆フイルム1の凹凸模
様111.111...面を基材3と装飾片2に対向さ
せて、装飾片被覆フイルム1を重ね、必要によってはさ
らにその上に離形紙、クッション材を重ね、その上から
アイロンで加熱加圧すれば、加圧の際、装飾片2を基材
3を介してアイロン台のクッション性によってアイロン
台中に沈み込ませた状態で位置させ装飾片被覆フイルム
1を平坦に位置させてアイロン掛けが出来、便利であ
り、しかもアイロンの加圧を解除すれば、アイロン台の
クッション性によって装飾片被覆フイルム1まだ軟化状
態の時点で、この装飾片被覆フイルム1を介して押花装
飾片2を押し上げて突出させて、装飾片被覆フイルム1
に立体的に装飾片2を固定して、装飾片被覆フイルム1
と装飾片2と基材3とを積層できる。
【0014】この発明において、必要によりさらにこの
装飾片被覆フイルム1の上面に透明性のガラス、透明性
合成樹脂板等の固形板を積層しておいてもよい。
【0015】
【実施例1】装飾片被覆フイルム1を、装飾片被覆面1
0に粗さが200メッシュで、深さが15υmの多数の
微細な凹凸模様111.111...有する厚みが30
υmのポリプロピレンフィルムからなる透明性フイルム
11と補強材12として坪量が20g/m2のレ−ヨン
100%の薄用紙とをラミネ−トしたもので構成し、基
材3としてもこの装飾片被覆フイルム1と同様なものを
使用し、この装飾片被覆フイルム1と1(3)とを微細
な凹凸模様が形成された面10と10とを相対向させ、
その間に百日草を乾燥した押花装飾片2を介在させて、
家庭用のウレタンフォ−ム張りのアイロン台上で、12
0℃で5秒間加熱加圧して、装飾片被覆フイルム1と1
との間に介在された空気を、微細な凹凸模様111.1
11...と111.111...とを通して、その開
放端縁112と112(312)から排出させて装飾片
被覆フイルム1と基材3(1)とを溶着させて障子紙用
の押花装飾体を製造した。この押花装飾体において、押
花装飾片2に隣接して装飾片被覆フイルム1.1間に空
気だまりが形成されることなく、装飾片被覆フイルム押
花被覆シ−ト1.1とを、押花装飾片2の形状に沿って
密着させて、押花装飾片2を押し花被覆フイルム1と1
間に溶着密封した。このようにして表裏両面から押花装
飾片2を立体的に鮮明に透視できる障子紙用の押花装飾
体シ−トを製造することができた。
【0016】
【実施例2】厚み20υmのポリプロピレンフィルムと
厚み50υmEVAフイルムとのラミネートフイルムで透
明性フイルム11を構成し,EVAフイルム側である装飾
片被覆面10に粗さ400メッシュで、深さが30υm
の多数の微細な凹凸模様111.111...を形成し
た総厚み70υmの装飾片被覆フイルム1を準備した。
そしてこれを、その表面に押し花装飾片2が配置され、
しかも表面に正目の木目模様(基材模様)32を有する
厚味5cmの桐板からなり、その表面に粗さ400メッシ
ュで、深さが30υmの微細な凹凸模様111.111
(311.311)...面を有する厚みが70υmの
EVA製の透明性熱溶着性フイルム31を貼り合わせた基
材3に、微細な凹凸模様111.111...面と11
1.111(311.311)...面とを相対向さ
せ、その間に百日草を乾燥した押花装飾片2を介在させ
て重層し、これを加熱プレスによつて110℃で、プレ
ス圧2kg/cm2で加熱加圧して、装飾片被覆フイルム
1と基材3間に介在された空気を、微細な凹凸模様11
1.111...111.111...を通して開放端
縁112と312とから排出させて、装飾片被覆フイル
ム1と基材3とを溶着させた。このようにして押花装飾
片2と入り装飾体において、押花2と基材模様32とを
組み合わせた模様を鮮明に透視できる押花装飾片2入り
装飾体ボードを製造することができた。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、請求項1の発明の装飾片被覆フイルム1は装飾片
被覆面10を基材3に面させて、装飾片被覆フイルム1
と基材3間に装飾片2を介在させて加熱加圧する際、装
飾片被覆フイルム1と基材3間に介在された空気を、装
飾片被覆フイルム1形成された多数の微細な凹凸11
1.111...を通して、その側面11から排出させ
て、装飾片被覆フイルム1を装飾片2の形状に沿って軟
化密着させて溶着できる。したがって、装飾片花2が厚
手で立体的なものであっても、装飾片2に隣接して、装
飾片被覆フイルム1と基材3間に空気が封入されること
なく、装飾片2に対する保形性、保持性が良好で立体感
に優れた装飾体を提供できる。このようにして請求項5
〜9のいずれかによって提供される装飾体は、障子紙、
提灯、電灯の笠張り等のインテリア商品としては勿論、
ハガキ、便箋、封筒等の筆記可能な書紙、カ−ド、シ−
ル、ボード等の装飾品としても有用である。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における装飾片被覆フイルムの見取り
図である。
【図2】実施例1における装飾体の成形状態を示す要部
断面図である。
【図3】実施例1によって成形された装飾体の要部断面
である。
【図4】実施例1によって成形された装飾体の平面であ
る。
【図5】実施例2における装飾体の成形状態を示す要部
断面図である。
【図6】実施例2によって成形された装飾体の要部断面
である。
【図7】実施例2によって成形された装飾体の平面であ
る。
【図8】従来例によって成形された装飾体の要部断面で
ある。
【符号の説明】
1.装飾片被覆フイルム。10...装飾片被覆面。1
1...透明性熱溶着性フイルム。111...微細な
凹凸模様。112...開放端縁。12.補強材。2.
装飾片。3.基材。31...透明性熱溶着性フイル
ム。311.微細な凹凸模様。312...開放端縁。
32.基材模様。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C08L 101:00 C08L 101:00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装飾片被覆面10に多数の微細な凹凸模
    様111.111...有する透明性熱溶着性フィルム
    11からなることを特徴とする装飾片被覆用フイルム。
  2. 【請求項2】 微細な凹凸模様111.111...の
    粗さが80〜800メッシュであることを特徴とする請
    求項1記載の装飾片被覆フイルム。
  3. 【請求項3】 微細な凹凸模様111.111...の
    深さが3〜150υm以上であることを特徴とする請求項
    1又は2記載の装飾片被覆フイルム。
  4. 【請求項4】 装飾片が押花であることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載された装飾片被覆用フイル
    ム。
  5. 【請求項5】 装飾片被覆面10に多数の微細な凹凸模
    様111.111...を有する透明性熱溶着性フィル
    ム11からなる装飾片被覆用フイルム1を、その凹凸模
    様111.111...面を予め装飾片2が配置された
    基材3に対向させて重ねて加熱加圧し、この装飾片被覆
    用フイルム1と基板3間に介在された空気をその凹凸模
    様111.111...を通して排出さて、装飾片被覆
    用フイルム1と基材3とを溶着させることを特徴とする
    装飾体の製造法。
  6. 【請求項6】 装飾片被覆面に多数の微細な凹凸模様1
    11.111...を有する透明性熱溶着性フィルム1
    1なる装飾片被覆フイルム1を、その凹凸模様111.
    111...面を予め装飾片2が配置された基板3に対
    向させて重ねて加熱加圧して、この装飾片被覆用フイル
    ム1と基板3間に介在された空気をその凹凸模様11
    1.111...通して排出させて微細な凹凸模様11
    1.111...を溶融平坦化させ、装飾片被覆用フイ
    ルム1と基材3とを溶着させることを特徴とする装飾体
    の製造法。
  7. 【請求項7】 微細な凹凸模様111.111...の
    粗さが80〜800メッシュであることを特徴とする請
    求項5又は6記載の装飾体の製造法。
  8. 【請求項8】 微細な凹凸模様111.111...の
    深さが3〜150υm以上であることを特徴とする請求項
    5〜7のいずれかに記載された装飾体の製造法。
  9. 【請求項9】 装飾片2が押花であることを特徴とする
    請求項5〜8のいずれかに記載された装飾体の製造法。
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