JP5280572B1 - パウチフィルム - Google Patents
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Abstract
【課題】模様を、熱ラミネート前は読み取ることができ、かつ、熱ラミネート後は読み取ることができないようにすることができるパウチフィルムを提供する。
【解決手段】基材と熱融着層の二層構造を有する表面フィルム1及び裏面フィルム2を有し、前記表面フィルムの基材12が透明で前記表面フィルムの熱融着層11が半透明であって、前記表面フィルム1と前記裏面フィルム2とを互いの熱融着層側を内側にして上下に重ね、一端を熱融着で結合して一体とし、前記表面フィルム1と前記裏面フィルム2との間に被覆物を挟むために他端を開閉自在とし、前記表面フィルム1に透かし3を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】基材と熱融着層の二層構造を有する表面フィルム1及び裏面フィルム2を有し、前記表面フィルムの基材12が透明で前記表面フィルムの熱融着層11が半透明であって、前記表面フィルム1と前記裏面フィルム2とを互いの熱融着層側を内側にして上下に重ね、一端を熱融着で結合して一体とし、前記表面フィルム1と前記裏面フィルム2との間に被覆物を挟むために他端を開閉自在とし、前記表面フィルム1に透かし3を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、パウチフィルムに関し、特に、メニューシートなどを2枚のフィルムの間に挟んで熱ラミネートして用いることができるパウチフィルムに関する。
従来、メニューシートなど使用頻度が高い紙片や薄いカード類を水濡れ・汚れ・破れ・偽造等から保護するため、あるいはクリーンルームにおいてマニュアル等の紙片からの埃発生を防止するためなど、様々な場面でパウチフィルムが用いられてきた(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来のパウチフィルムでは、全体が半透明であるので、間にメニュー等を挟もうとするときに、開け口が分かりにくいという問題がある。また、全体が半透明であるので、商品名や製造元などが表示されていないので、出所や商品名等識別しにくいという問題がある。これらは、特許文献1に示したように、表面に使い方のイラストや商品名等の文字で着色印刷やエンボス加工・凹凸型を施せば解決できるが、そうすると、今度は、メニュー等の内容物を挟んで熱ラミネートした後も、イラストや地紋や文字(以下、まとめて「模様」という。)が内容物の表面に出てしまい、見栄えが悪く、またメニュー等の内容物の表面又は裏面の一部が隠れてしまうという視覚的問題が生じてしまう。特に熱ラミネートして使用するメニューなどは両面利用したい場合も多く、また、パウチフィルムの製造元の文字が残っているとメニューを提供している会社名と誤解されるおそれもあるという問題がある。また、フィルム表面への印刷で印刷縁部分が窪み、フィルム表面が凸凹になってしまうという問題がある。そのうえにさらにフィルムを設けて多層構造にするとコスト高となるという問題がある。
そこで、本発明は、模様を、熱ラミネート前は読み取ることができ、かつ、熱ラミネート後は読み取ることができないようにすることができるパウチフィルムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、基材と熱融着層の二重構造を有する表面フィルム及び裏面フィルムを有し、前記表面フィルムの基材が透明で前記表面フィルムの熱融着層が半透明であって、前記表面フィルムと前記裏面フィルムとを互いの熱融着層側を内側にして上下に重ね、一端を熱融着で結合して一体とし、前記表面フィルムと前記裏面フィルムとの間に被覆物を挟むために他端を開閉自在とし、前記表面フィルムに透かしを設けてあるものであって、前記透かしが、前記表面フィルムの熱融着層を前記表面フィルムの基材に押出ラミネートした後に透かしの形の金型を接触させて金型部分のみ加熱することによって、前記表面フィルムの熱融着層の一部のみを透明化して形成してあり、かつ、前記透かしが、前記表面フィルムと前記裏面フィルムとの間に被覆物を挟んで熱ラミネートをすると同時に消失するものであることを特徴とするパウチフィルムを提供する。本願において、透明には、無色透明の他、着色透明を含む。
本発明のパウチフィルムは上述したように構成されており、本発明のパウチフィルムによれば、模様を、熱ラミネート前は読み取ることができ、かつ、熱ラミネート後は読み取ることができないようにすることができる。
以下、本発明のパウチフィルムの一実施形態について、図面を参照し実施例を用いて具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1のパウチフィルムの全体構成を示す図である。(a)は実施例1のパウチフィルムの正面図、(b)は実施例1のパウチフィルムのA−A´線断面図である。本発明の実施例1のパウチフィルム6は、表面フィルム1及び裏面フィルム2を有する。
図1は、本発明の実施例1のパウチフィルムの全体構成を示す図である。(a)は実施例1のパウチフィルムの正面図、(b)は実施例1のパウチフィルムのA−A´線断面図である。本発明の実施例1のパウチフィルム6は、表面フィルム1及び裏面フィルム2を有する。
本発明の実施例1のパウチフィルム6は、表面フィルム1に透かし3を設けてある。本実施例では、「SOLAR」という文字の透かしであるが、文字に限らず、イラストや図形等であってもよい。あるいは文字やイラストや図形等の模様部分が透かしでない部分とし、模様部分以外を透かしとするものであってもよい。
表面フィルム1は、表面フィルム基材12の一方の面側全体に表面フィルム熱融着層11を積層してなる。裏面フィルム2は、裏面フィルム基材22の一方の面側全体に裏面フィルム熱融着層21を積層してなる。表面フィルム基材12は透明で、表面フィルム熱融着層11は、透かし3を除き半透明である。透かし3は透明である。裏面フィルム基材22及び裏面フィルム熱融着層21は透明又は半透明又は不透明である。表面フィルム基材12及び裏面フィルム基材22は、本実施例ではPETフィルムであるが、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等、パウチフィルムに使用する他の一般的フィルムでもよい。本実施例では、表面フィルム1及び裏面フィルム2は100μm厚で、表面フィルム基材12及び裏面フィルム基材22は50μm厚であるが、厚さはこれに限らない。表面フィルム1及び裏面フィルム2は、基材と熱溶着層との間に、接着力を高めるためアンカーコート(接着層)を設けてもよい。
本発明の実施例1のパウチフィルム6は、表面フィルム1と裏面フィルム2とを互いの熱融着層側を内側にして上下に重ね、一端を熱融着で結合して一体としてある。この結合部分を結合部5として、表面フィルム1と裏面フィルム2との間に被覆物4を挟むために他端を開閉自在としてある。
表面フィルム基材12及び裏面フィルム基材22は、本実施例ではクリアタイプであるが、艶消しタイプ等他のタイプでもよい。表面フィルム熱融着層11及び裏面フィルム熱融着層21は、加熱前は半透明である。表面フィルム熱融着層11及び裏面フィルム熱融着層21は、本実施例では、ポリエレンを主体とする接着剤であるが、パウチフィルムに使用する他のヒートシール樹脂接着剤でもよい。
本実施例で用いる表面フィルム基材12は、たとえ厚さが1mmのシート状にしても裏面においた文字が読み取れるほどの透明性があるものであり、これに半透明の表面フィルム熱溶着層12を設けて全体として半透明となる表面フィルム1は、基材のみよりも透明性が低いが、すりガラスのようにシート裏面においた被覆物の形状は視認できる。
表面フィルム基材12に表面フィルム熱融着層11を押出ラミネートして表面フィルム1を製造する。表面フィルム熱融着層11の押出ラミネートは、例えば、溶融押し出し成型によってすることができる。溶融押し出し成型による場合、例えば、溶融押し出し部の温度が200〜350度、スピードが20〜200m/分で成型するが、使用材料や機械等により最適な温度やスピードは異なる。表面フィルム基材12に接着剤を塗って、表面フィルム熱融着層11を貼り付けることにより、フィルム1を製造してもよい。
本発明の実施例1のパウチフィルム6の透かし3は、パウチフィルム6の製造過程で、例えば、冷却ロールの刻印によって設けたり、マットフィルムを使用して設けたり、加熱工程で設けたりすることができる。
冷却ロールの刻印による場合、表面フィルム熱融着層11を押出ラミネートする際、フィルムを巻き取るロールにエンボス面(マット面)とフラット面(鏡面)を彫刻しておき、表面フィルム熱融着層11側がロール側になるようにして、半透明にしたい部分をエンボス面に、透かしにしたい部分をフラット面に接触するように巻きつける。従来はフィルムと被覆物との密着強度を上げるため及びシールの有無を簡単に確認できるようにするために冷却ロールの表面は全面マット状にしてあるが、本実施例のパウチフィルム6の製造では、透かし3となる部分の冷却ロール表面を鏡面とすることで、その部分のみ透明な透かしが入る。
マットフィルムを使用する場合、表面フィルム基材12の表側を下にして、上に溶解した接着剤液を押し出して塗布し、そのうえにマットフィルム、本実施例ではマットなPETフィルム、を置いて接着剤液からなる表面フィルム熱溶着層11をサンドする。エンボス面(マット面)とフラット面(鏡面)の彫刻が施されたマットフィルムを、表面フィルム熱融着層11側の半透明にしたい部分をエンボス面に、透かしにしたい部分をフラット面に接触するように巻きつける。表面フィルム基材12と表面フィルム熱溶着層11の間にアンカーコート(接着層)をあらかじめ押出ラミネートしておき、マットフィルムと表面フィルム熱溶着層11の間にはアンカーコートを設けない。サンドして透かしを作った後に、マットフィルムを剥離する。マットフィルムは表面フィルム熱溶着層11から容易に剥離することができる。なお、表面フィルム基材12と表面フィルム熱溶着層11の間にアンカーコートを塗布しなくてもよい。
加熱工程による場合、表面フィルム熱融着層11を表面フィルム基材12に押出ラミネートした後に透かしの形の金型を表面フィルム熱融着層11側に接触させて金型部分のみ加熱する。
すなわち、透かし3は、表面フィルム熱融着層11の一部の表面を平滑とし、他部分の表面を凸凹とすることにより形成してあるものでもよく、表面フィルム熱融着層11の一部を、加熱して透明化して形成してあるものであってもよい。
図2は、本発明の実施例1のパウチフィルムの使用方法を示す図である。まずは、図2の左側に示したように、本実施例のパウチフィルム6の表面フィルム1と裏面フィルム2との間に被覆物4を挟む。被覆物4はメニューやマニュアル等の紙片やカード類といった薄いシート状のものが適する。被覆物4はパウチフィルム6からはみ出さないようにしっかり挟んで熱融着すなわち加熱シール(熱ラミネート)を行う。熱ラミネートは、例えば、150度で約2秒、圧力20psiといった条件で行うことができるが、温度、加工時間、圧力の組み合わせはこれに限らず、被覆物4がパウチフィルム6内に密閉され保持されるように熱ラミネートする。熱ラミネートにより、表面フィルム熱融着層11全体が加熱されて溶けるので、透かし部分だけでなく全体が均一な透明性を示すことになる。図2の右側はパウチフィルム6の間に被覆物4を挟んで熱ラミネートして一体となったパウチ済み製品7を示す。熱ラミネートにより透かし3は消失している。なお、「透かし」とは、本願では、当てた光によって文字や模様の部分だけ明るく又は暗く現れることにより周囲と区別でき文字又は模様が判別できる部分のほか、透明性がある物において、文字や模様の部分だけ比較的曇りが少なく(透明性が高く)て周囲の部分が曇って(透明性が低く)、又は、文字や模様の部分だけ曇って(透明性が低く)て周囲の部分が比較的曇りが少なく(透明性が高く)て、文字や模様を視認できる部分も含む。
図3は、本発明の実施例1のパウチフィルムを使用したパウチ済み製品を示す図である。(a)は実施例1のパウチフィルムを使用したパウチ済み製品7の正面図、(b)は実施例1のパウチフィルムを使用したパウチ済み製品7のA−A´線断面図である。図3に示したパウチ済み製品7では、加熱前に表面から見えていた透かしが加熱により消えて、表面フィルム熱融着層11と裏面フィルム熱融着層21が溶けて被覆物4を挟んで一体化している。加熱により透かしと透かしでない部分との境界がなくなり均一になる。すなわち、本実施例では、透かし3が、表面フィルム1と裏面フィルム2との間に被覆物4を挟んで熱融着をすると同時に消失する。
したがって、被覆物4の表面は、イラストをはじめ全面隅々までクリアーに視認できる。
本実施例によれば、模様を、熱ラミネート前は読み取ることができ、かつ、熱ラミネート後は読み取ることができないようにすることができる。よって、例えば、パウチフィルムの使用方法や被覆物の入れる方向など、使用前は必要な情報であるが、使用後は表面に表れてほしくない情報を、透かしで入れることができる。また、パウチフィルムの商品名や特徴などはパウチフィルムの使用者には必要な情報であるが、パウチ後のパウチ済み製品を使用する者には必要ない情報であるため、従来はパウチフィルムそのものには入れられず、パウチフィルムだけでは他社の製品と識別が難しかったが、本実施例によれば、透かしで商品名等を入れることによって、他社との識別などを容易にしつつ、かつ、パウチ済み製品においては表示されないで済む。したがって、差別化が図れ、製品価値が高まると同時に、使用後に被覆物の表示内容を隠す悪影響を与えないため利便性が高い。またフィルムを多層構造にする必要がなく大きなコストがかからなくて済む。
(比較例1)
図4は、比較例1のパウチフィルムの全体構成を示す図である。(a)は比較例1のパウチフィルムの正面図、(b)は比較例1のパウチフィルムのA−A´線断面図である。比較例1のパウチフィルム60は、表面フィルム10及び裏面フィルム20を有するが透かしはない。表面フィルム10は、表面フィルム基材120の一方の面側全体に表面フィルム熱融着層110を積層してなる。裏面フィルム20は、裏面フィルム基材220の一方の面側全体に裏面フィルム熱融着層210を積層してなる。表面フィルム10と裏面フィルム20とを互いの熱融着層側を内側にして上下に重ね、一端を熱融着で結合した結合部50を有する。
図4は、比較例1のパウチフィルムの全体構成を示す図である。(a)は比較例1のパウチフィルムの正面図、(b)は比較例1のパウチフィルムのA−A´線断面図である。比較例1のパウチフィルム60は、表面フィルム10及び裏面フィルム20を有するが透かしはない。表面フィルム10は、表面フィルム基材120の一方の面側全体に表面フィルム熱融着層110を積層してなる。裏面フィルム20は、裏面フィルム基材220の一方の面側全体に裏面フィルム熱融着層210を積層してなる。表面フィルム10と裏面フィルム20とを互いの熱融着層側を内側にして上下に重ね、一端を熱融着で結合した結合部50を有する。
図5は、比較例1のパウチフィルムの使用方法を示す図である。図5の左側は熱ラミネート前でパウチフィルム60に被覆物40を入れる段階、右側は熱ラミネート後でパウチフィルム60と被覆物40が一体となったパウチ済み製品70を示す。比較例1のパウチフィルム60では、全体が透明で、被覆物40を入れるところがわかりにくいし、使い方や商品名や特徴などの情報もフィルムからはわからない。
図6は、比較例1のパウチフィルムを使用したパウチ済み製品を示す図である。(a)は比較例1のパウチフィルムを使用したパウチ済み製品70の正面図、(b)は比較例1のパウチフィルムを使用したパウチ済み製品70のA−A´線断面図である。熱ラミネート後は、図3に示したパウチ済み製品7と同様な構成となる。
(比較例2)
図7は、比較例2のパウチフィルムの使用方法を示す図である。比較例2のパウチフィルム60は、比較例1とほぼ同じ構成で、表面に文字が印刷してある点のみ異なる。図7に示した比較例2では、「S」の文字を箔押し印刷してある。比較例2では、熱ラミネート後も、「S」の文字が表面に残ってしまうため、文字の下敷きになる被覆物の文字やイラストが読みにくくなったり、箔押し印刷の文字も被覆物の印刷の一部と勘違いされる恐れが生じる。
図7は、比較例2のパウチフィルムの使用方法を示す図である。比較例2のパウチフィルム60は、比較例1とほぼ同じ構成で、表面に文字が印刷してある点のみ異なる。図7に示した比較例2では、「S」の文字を箔押し印刷してある。比較例2では、熱ラミネート後も、「S」の文字が表面に残ってしまうため、文字の下敷きになる被覆物の文字やイラストが読みにくくなったり、箔押し印刷の文字も被覆物の印刷の一部と勘違いされる恐れが生じる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、その発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々と変形実施が可能である。
1,10 表面フィルム
11,110 表面フィルム熱融着層
12,120 表面フィルム基材
2,20 裏面フィルム
21,210 裏面フィルム熱融着層
22,220 裏面フィルム基材
3 透かし
4,40 被覆物
5,50 結合部
6,60 パウチフィルム
7,70 パウチ済み製品
11,110 表面フィルム熱融着層
12,120 表面フィルム基材
2,20 裏面フィルム
21,210 裏面フィルム熱融着層
22,220 裏面フィルム基材
3 透かし
4,40 被覆物
5,50 結合部
6,60 パウチフィルム
7,70 パウチ済み製品
Claims (1)
- 基材と熱融着層の二重構造を有する表面フィルム及び裏面フィルムを有し、前記表面フィルムの基材が透明で前記表面フィルムの熱融着層が半透明であって、前記表面フィルムと前記裏面フィルムとを互いの熱融着層側を内側にして上下に重ね、一端を熱融着で結合して一体とし、前記表面フィルムと前記裏面フィルムとの間に被覆物を挟むために他端を開閉自在とし、前記表面フィルムに透かしを設けてあるものであって、前記透かしが、前記表面フィルムの熱融着層を前記表面フィルムの基材に押出ラミネートした後に透かしの形の金型を接触させて金型部分のみ加熱することによって、前記表面フィルムの熱融着層の一部のみを透明化して形成してあるものであって、かつ、前記透かしが、前記表面フィルムと前記裏面フィルムとの間に被覆物を挟んで熱ラミネートをすると同時に消失するものであることを特徴とするパウチフィルム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107406177A (zh) * | 2015-12-17 | 2017-11-28 | 通用接头制造公司 | 含有在反射光中不可见的水印的透光垫片 |
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2012
- 2012-09-05 JP JP2012195607A patent/JP5280572B1/ja not_active Expired - Fee Related
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