JP3048029U - 押し花用板ガラス - Google Patents

押し花用板ガラス

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JP3048029U
JP3048029U JP1997009611U JP961197U JP3048029U JP 3048029 U JP3048029 U JP 3048029U JP 1997009611 U JP1997009611 U JP 1997009611U JP 961197 U JP961197 U JP 961197U JP 3048029 U JP3048029 U JP 3048029U
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flower
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JP1997009611U
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達也 加藤
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達也 加藤
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 押し花愛好家に押し花への興味を一層高めら
れる押し花用板ガラスを提供する。 【解決手段】 透明板ガラス2の中央と周縁にそれぞれ
島状鏡部分3と枠状鏡部分4を設けて押し花用板ガラス
1とした。押し花用板ガラス1より小さめの透明台紙D
を用意し、島状鏡部分3と枠状鏡部分4の間の透明部分
5に対応する部分に草花Fを置き、押し花用板ガラス1
を載せて台紙の周縁を接着テープで封止する。こうする
ことで鏡付きの押し花すなわち押し花で飾った鏡が得ら
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、押し花用板ガラスに関し、詳しくは、花、草木の葉、果実などを押 し花(押し葉)とし、これをそのまま観賞できるようにするため、草花など(以 下、草花という)を台紙若しくは敷き板(以下、台紙という)に配置し、その上 から押え付けるのに用いられる押し花用板ガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、台紙に草花を配置し、その上に透明板ガラスを載せ、要すれば乾燥剤や 防虫剤を加え、台紙とガラスとの間を封止(密封)しつつそのガラスによって押 え付けることでそのまま観賞できる押し花をつくる趣味を楽しむ、押し花愛好家 が増えている。このような押し花は、愛好家において壁に掛けたり、或いは額に 入れて掛け、観賞用や室内装飾用に用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このようにして作られる押し花は、あくまで観賞用或いは室内装飾 用のものであり、それ自体とくに実用的な用途はもたない。このため、ややもす るとその創作意欲或いはそれへの興味が薄れがちとなるといった問題があった。 そこで本考案は、このような従来の押し花に鑑み、その愛好家において押し花に ついての興味が一層高められる押し花用板ガラスを提供することをその目的とす る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解消するために本考案の押し花用板ガラスは、透明板ガラスの 一部若しくは大部分を鏡としてなることにある。ここに透明には、同ガラスに草 花が略当接或いは略密着された際に、それらをガラスを透して外部から略視認で きる程度の透明性があればよい。したがって、透明板ガラスの両主面のうち草花 が接触する面つまり鏡の反射層の形成面側がつや消し状に加工されていても良い 。このようにつや消し状に加工或いは処理されているガラスでも、そのつや消し 面側を草花に略当接させた際には、その反対面側から見た際には透明板ガラスと 略同様に押し花を透視できるからである。
【0005】 このような、一部若しくは大部分(部位)が鏡とされてなる透明板ガラスで押 し花をする際には、その鏡の反射層の形成面側のうちの透明部分に対応する位置 にある草花が外部から観賞でき、それ以外の部分にある草花は外部から見ること ができない。したがって、押し花用板ガラスの鏡を成している部分、或いはその 透明部分の配置や大きさを考慮して台紙上に草花を配置し、その上に同ガラスを 重ねる。こうすることで、透明部分において押し花を観賞できるのみならず、そ の他の鏡の部分は姿見や顔見などとして利用できるため、実用品としての利用価 値がえられることになる。
【0006】 すなわち、本考案に係る押し花用板ガラスによれば、鏡という実用品としての 使用価値があるものでありながら、その透明部分に対応する部分に、裏面から台 紙などに配置した草花を張り付けることで、鏡を所望とするデザインの押し花で 飾り付けることができる。すなわち、押し花愛好家においては、単に観賞に用い る押し花作りを目的とする板ガラスとは異なり、独自の押し花のデザインで飾り 付けた鏡を得ることができるなどの面白みがあることから、押し花への興味を一 層深めることができる。
【0007】 なお、本考案に係る押し花用板ガラスは、透明板ガラスを前面に有してなる押 し花用額において、その透明板ガラスに代えて用いることもできる。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の一実施形態例について、図1および図2を参照して詳細に説明する。 図中1は、本例に係る押し花用板ガラスであり、このものは、方形(四角形)の 板ガラス2の中央に同芯状で島状をなす鏡部分(島状鏡部分ともいう)3が形成 されており、また、周縁に沿っては所定の幅Wで枠状を成すように鏡部分(枠状 鏡部分ともいう)4が形成されている。これにより、本例では内外の両鏡部分3 ,4の間の四角の枠状部分が透明(ガラス)部分5とされている。
【0009】 このような押し花用板ガラス1を使用して押し花をする際には、図3に示した ように、例えばそれよりやや小さめ四角の台紙(厚紙)Dを用意し、その押し花 用板ガラス1の四角の枠状の透明部分5に対応して、草花Fを配置する。そして 、図4,5に示したように、その上に本例の押し花用板ガラス1をその鏡部分3 ,4の反射層3a,4aの形成面が当接するようにして重ねる。この際、要すれ ば防虫剤や乾燥剤をいれ、台紙Dの周縁に沿い、台紙Dと押し花用板ガラス1と の間を接着テープ(粘着テープ)Sを張り付け、内部の草花Fを封止(密封)す る。
【0010】 しかして、枠状をなす透明部分5に押し花Fが配置される。したがって、これ を壁に掛ければ、枠状の透明部分5に押し花Fのある壁掛けとなるとともに、鏡 部分3,4が壁掛け鏡や壁掛け姿見(鏡)となすことができる。かくして、こう した鏡として使用する際には押し花Fを取り替えることで、自己の嗜好に応じて 飾付けた鏡を得ることができるので、とりわけ女性の押し花愛好家はさらに興味 をもって押し花を楽しむことができる。
【0011】 さらに、このような押し花用板ガラス1は、これを前面に有してなる押し花用 額としても具体化できる。すなわち、前記のようにして押し花を作ってなる押し 花用板ガラスを、図5中の2点鎖線で示したように、押し花が外部から見えるよ うにして額縁Gにはめ込み、敷き板(裏板)Uを裏面側にあてがい、止め具Tで それを止めることで押し花用額となる。このように、押し花用額に具体化する際 でも前記したのと同様の効果がある。すなわち、本考案に係る押し花用板ガラス は、押し花用額のガラスとしても好適である。
【0012】 なお、図6は、別の押し花用板ガラス21を示したものであり、島状鏡部分2 3を透明板ガラス22の中央に形成し、その他の部分を透明部分25としたもの である。このものにおいては、前記形態よりも広いエリアが透明部分25をなす ものであるため、押し花をより広く巡らした鏡とし得るので、押し花愛好家とし ては、いっそう押し花の創作意欲や興味を高められる。
【0013】 また、前記では鏡部分を島状鏡部分としたが、図6と逆に透明部分を島状とし て形成し、ここに押し花を配置するようにしてもよい。図7の押し花用板ガラス 31はその1例であり、透明板ガラス32における大部分を鏡部分33とし、一 部を透明ガラスの透明部分35となすように形成し、鏡としての機能を高めたも のである。姿見など鏡としての機能が多く要求される場合に適する。
【0014】 そして、このような押し花用板ガラスは、従来の鏡を製造するのと略同様の工 程で製造できる。例えば、図1の押し花用板ガラス1は、その反射層3a,4a を成す1主面の透明部分5に枠状にレジストとして樹脂を塗布形成しておく。そ して、このレジストを塗布した側の1主面に硝酸銀水溶液を注ぎ、苛性ソーダな どによってコロイド状の銀(反射層)を同ガラス主面に沈着させる。次に、その 上に保護膜として樹脂層を形成し、レジストを塗布した部分についてそのレジス トと共に余剰の銀及び樹脂層を剥離し除去する。こうすることで、図1に示した ように、島状鏡部分3と枠状鏡部分5を有する押し花用板ガラス1を得ることが できる。
【0015】 なお、その平ガラスの全面が鏡を成すものを形成し、その後、銀などの反射層 をガラスと共に所定厚さ研削盤にて研削して除去することでも形成できる。この 場合には、その研削領域つまり研削されて露出するガラス面部分はいわゆる鏡面 状態とならずザラザラとなるが、これに草花が当接ないし密着状態とされている かぎり、押し花は外部から支障なく観賞できる。
【0016】 本考案に係る押し花用板ガラスは、上記記載のものに限定されるものではなく 、その全体の形状、或いは鏡部分の形状や配置さらにはその面積の割合つまり押 し花用板ガラスの1主面の全面積に対する鏡部分の割合は、適宜に設計すればよ いなど、その要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更して具体化できる。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係る押し花用板ガラスで押し花する際には、鏡の部分があるから、単 に観賞用のみならず、姿見や顔見などの鏡として実用に供することができる。ま た、本考案によれば、鏡に透明部分があることから、その裏面に台紙などに張付 けた草花を表面側から視認できるように張り付けることで、鏡を好みに合わせた 押し花で所望とする形態に飾り付けることができる。しかして、押し花愛好家に おいては、手作り鏡を楽しめるなど、押し花の創作意欲さらにはそれへの興味を 一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る押し花用板ガラスの一実施形態例
を示す平面図。
【図2】図1におけるA−A線断面図。
【図3】図1の実施形態例で押し花をする際において台
紙に花を配置した説明図。
【図4】図3の花を配置した台紙に図1の押し花用板ガ
ラスを重ね封止した平面図。
【図5】図4におけるB−B線拡大断面図。
【図6】本考案に係る押し花用板ガラスの別実施形態例
を示す平面図。
【図7】本考案に係る押し花用板ガラスの別実施形態例
を示す平面図。
【符号の説明】
1,21,31 押し花用板ガラス 2,22,32 透明板ガラス 3,4 鏡部分 5 透明部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明板ガラスの一部若しくは大部分を鏡
    としてなることを特徴とする押し花用板ガラス。
JP1997009611U 1997-10-14 1997-10-14 押し花用板ガラス Expired - Lifetime JP3048029U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997009611U JP3048029U (ja) 1997-10-14 1997-10-14 押し花用板ガラス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997009611U JP3048029U (ja) 1997-10-14 1997-10-14 押し花用板ガラス

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Publication Number Publication Date
JP3048029U true JP3048029U (ja) 1998-05-06

Family

ID=43182322

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JP1997009611U Expired - Lifetime JP3048029U (ja) 1997-10-14 1997-10-14 押し花用板ガラス

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