JP3130284U - 写真保護および装飾用シール - Google Patents

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Abstract

【課題】製造が容易であり、フレーム部分に相当する箇所には装飾用の印刷が簡単に行うことができ、写真などを任意の箇所に簡単に貼付けることができ、貼付けた状態での写真などを確実に保護できる写真保護および装飾用シールを提供する。
【解決手段】写真保護および装飾用シールが透明な第1フィルム1と透明な第2フィルム2とからなり、前記第1フィルムは片面の周縁部に印刷層11を有する共に、反対側の面に透明な粘着剤層を有し、第2フィルムは粘着剤層に貼着されており且つ切込み21により周縁部22と保護部23とに区画され、第2フィルムの周縁部は使用時に第1フィルムより剥され、保護部は前記第1フィルムに貼着したままである。
【選択図】図1

Description

本考案は写真などを任意の物品に貼付けるための写真保護および装飾用シールに関するものである。
従来、写真をアルバムに貼るときはアルバムの台紙に糊が線状に設けられており、それに写真を貼付け、その上から薄いフィルムで覆うようにしたものが多い。このようなものでは単に写真が貼ってあるだけで面白味がない。
写真の回りを縁取りしたりするために、例えば、特許文献1(特開2001−10265号公報)には、板状の発泡体に四角な孔を穿ち、台紙とその板状発泡体の間に写真を挟み込むことにより写真にフレームを付けた状態とすることが提案されている。
特許文献2(登録実用新案第3040665号公報)には、写真装飾用シールが開示されており、この写真装飾用シールでは剥離紙に貼着された粘着剤付きシートを環状の分離溝により窓枠片とマスコット片とに分断し、使用するときに真中のマスコット片を取除き、このマスコット片は別に図柄などを書いておくことにより別の箇所に貼付け、フレームとなる窓枠片により写真などを台紙に固定することが提案されている。
特許文献3(登録実用新案第3047596号公報)には、印画紙の裏面に粘着面を形成し、剥離紙で被覆し、これにデジタル的に撮った写真を焼付け、これにデジタル的に形成されている飾り縁をデジタル画像処理により合成した飾り縁付きフォトシールシートが提案されている。
特許文献4(特開2005−274778号公報)には、任意の外形形状を有し且つ任意の透孔を設けたシール本体の裏面に粘着剤を塗布し、透孔部分に透明なフィルムを貼付けて、透孔を塞ぎ、粘着剤面に離型紙を貼着した粘着シールが提案されている。
特開2001−10265号公報 登録実用新案第3040665号公報 登録実用新案第3047596号公報 特開2005−274778号公報
前述したような各種の写真のフレームの形成の仕方には種々の問題がある。例えば、特許文献1に開示されているアルバムの台紙においては、単に四角な穴が開いているだけであり、装飾的な価値が極めて低い。また、このようなものではアルバムとしてはよいが、任意の貼付け対象物(或いは対象箇所)に写真等を貼付けることができない。
また、特許文献2のものでは、窓枠片の内側に位置するマスコット片は貼付けるときに取除かれるので、窓枠片により貼付けた写真は外部に晒されたままであり、保護することができないという問題がある。
特許文献3に開示されているものは、自動撮影装置とシール作製装置を組合わせて撮影した写真をその場で加工している所謂プリクラ(登録商標)と同様なものであり、このものは写真と図柄が一体的なものとして作成されるものである。従って、既存の写真などをそのまま任意の箇所に貼着したりすることには適していないものである。
また、特許文献4のものは写真用飾りフレームと写真を保護するフィルムとからなる粘着シールであり、写真などの保護と任意の箇所に貼付けられるという利点はある。しかし、このようなものを製造する場合は、透孔を穿ってフレームとなるシール本体を製造し、そして透孔の箇所にフィルムを置き、更に透孔に合わせた大きさの離型紙を貼ることになる。従って、このようなものを実際に製造しようとすると、1つ1つ手作業になる状態でしか製造することができない。また、例えば粘着剤が塗布されているシール本体と離型シートとを貼合せたシートに打抜きにより透孔を形成したとしても、透孔を塞ぐためのフィルムを貼るためには離型紙を一旦剥がしてからでないと貼ることができない。このような手間の掛る作業があるため簡単に製造することができず、特許文献4の粘着シールは製造コストが掛かり、高価なものになってしまうという問題がある。
本考案は、このような従来の粘着シールなどの問題点に鑑みて、製造が容易であり、フレーム部分に相当する箇所には装飾用の印刷が簡単に行うことができ、写真などを任意の箇所に簡単に貼付けることができ、貼付けた状態での写真などを確実に保護できる写真保護および装飾用シールを提供することを目的とするものである。
本考案は、透明な第1フィルムと透明な第2フィルムとからなり、前記第1フィルムは片面の周縁部に印刷層を有する共に、反対側の面に透明な粘着剤層を有し、前記第2フィルムは該粘着剤層に貼着されており且つ切込みにより周縁部と保護部とに区画され、前記第2フィルムの周縁部は使用時に前記第1フィルムより剥され、前記保護部は前記第1フィルムに貼着したままであることを特徴とする写真保護および装飾用シールにより、前記目的を達成した。
前記第1フィルムと第2フィルムが実質的に同一の大きさおよび形状であってもよいし、或いは第1フィルムよりも第2フィルムの方が大きく、第2フィルムの一部分が第1フィルムの輪郭から突出しており、第2フィルムの前記切込みが第1フィルムの輪郭の内側に位置している状態であってもよい。
前記第1フィルムおよび第2フィルムが無色透明であってもよいし、或いは色付き透明であってもよい。
本考案の写真保護および装飾用シールは製造が容易であり、手作業などが不要であり、製造コストを安価とすることができる。
本考案の装飾用シールは、フィルムに最初に印刷をしておくことができるので、どのような色合い・模様のフレーム、或いはどのような形状のフレームをも製作することができ、ビジュアル上の制限がない。
また、本考案の装飾用シールは、写真の表面を透明フィルムで覆うので長期間保存しても写真が汚れたりしない。しかも、写真の表面には粘着剤が直接接触しないので、写真に粘着剤が付着せず、本考案の装飾用シールを剥がして写真を取り出せば、写真は綺麗なままの状態である。
以下、図面に示した実施例に基いて本考案を詳細に説明する。図1(a)は本考案の写真保護および装飾用シールの第1実施例の表側を示す平面図であり、図1(b)は図1(a)の裏側を示す平面図である。図2は図1(a)のII−II線に沿った断面図であり、図3は本考案のシールを用いて写真を貼るときの状態を示す側面図である。なお、図において本考案のシールの厚みは拡大して描いている。
図1および図2に示すように、本考案のシールは第1フィルム1および第2フィルム2とからなるものである。第1フィルム1および第2フィルム2は何れも透明なフィルムであり、材質は特に限定されないが、ポリエステルフィルムであると透明性が高いので好ましい。第1フィルム1および第2フィルム2は無色透明でもよいし、薄い色を着色した状態の色付き透明フィルムでもよい。
第1フィルム1の片面(裏面)には透明な粘着剤層12が設けられており、反対側の面(表面)には装飾用フレームを形成する印刷層11が設けられている。印刷層11は第1フィルムの周縁部に、図示した実施例では額縁状に、設けられているものであり、印刷層11以外の中央部分13は透明な部分として残し、後で写真を貼ったときに写真が見える窓部13となる。印刷層11により周縁部を完全に着色していてもよいし、或いは図や絵、文字等を印刷した状態のものでもよい。また、窓部13の形状は四角形でもよいし、楕円形、ハート型、その他適宜な形状とすることができる。なお、第1フィルムの輪郭も四角形に限られず、円形、楕円形、ハート型、その他適宜な形状とすることができる。
この実施例では第2フィルム2は第1フィルム1と実質的に同一の大きさおよび形状であり、その片面に好ましくは剥離剤が塗布されており、この剥離剤が塗布された面が第1フィルムの粘着剤層12に貼着する面となっている。
第2フィルム2は閉ループを描く切込み21により周縁部22と保護部23に区画されている。切込み21は図2に示すように、第2フィルム2のみに設けられているものであり第1フィルム1にまでは達していない。
保護部23は貼るべき写真などの表面に第1フィルムの粘着剤12が付着しないように保護するものである。そのため、貼着すべき写真と同等或いはそれよりも大きい方が好ましい。従って、切込み21の形状は一般的には四角形が好ましいが、これに限定されるものではない。
前述した実施例の装飾用シールは、片面に透明な粘着剤層を設けた透明フィルム(第1フィルム)と剥離剤が塗布されている透明なフィルム(第2フィルム)とを貼合せた状態の大きなシートから打抜きにより簡単に形成することができる。すなわち、先ず第1フィルム1の表面に写真のフレームとなるように適宜な色合い・模様・図柄などの印刷を施す。次に、第2フィルム2の側から図1(b)および図2に示すように、第1フィルム1および第2フィルム2の輪郭の打抜きと、第2フィルム2のみの切込み21の形成とを同時にトムソン刃などにより行うことができる。これにより本考案のシールを作製できるので極めて製造工程が簡単であり、容易である。この場合、大きなシートの状態で印刷できるので、印刷に制約がなく、任意の模様や図柄に印刷することができ、大きさも種々なものとすることができる。
本考案の装飾用シールを用いて消費者が写真を貼るときには、先ず第2フィルム2の周縁部22を剥がす。このようにすると、第1フィルム1の粘着剤層12が現われるので、写真3を貼着すべき物体4の上に置き、その上から本考案のシールを貼付ければよい。第1フィルム1、粘着剤層12および第2フィルム2が透明であるので、窓部13から写真を見ることができ、写真の周囲には印刷層11によるフレーム状の装飾が施されている。
なお、本考案のシールによって貼着できるものは写真だけではなく、比較的凹凸のない平坦なものであれば、例えば、押し花や図柄が描かれているものなど何でも、貼付けたい箇所に置き、保護部23がその上を覆うようにして第1フィルム1の周縁部を押圧することにより貼付けることができる。貼付ける箇所は所謂台紙などに限られず、比較的平坦なプラスチックの表面や二次元的にカーブした表面など、どのような箇所でもよい。また、本考案のシールは、大きさおよび形状を任意のものとすることができるので、大きなものから小さなものまで、例えば、ノートパソコンに貼付けたり、バッグや手帳に貼付けたりと、任意な箇所に貼付けることができる。
図4(a)は本考案の別の実施例の表側を示す平面図、図4(b)はその裏側の平面図である。図5は図4(a)のV−V線に沿った断面図である。
この実施例が第1実施例と異なっている点は、第2フィルム2が第1フィルム1よりも少なくとも一部分が大きく第1フィルムの輪郭の外側に突出24していることである。その他の点では第1実施例と同じである。
この実施例においては、第2フィルム2の切込み21は第1フィルム1の輪郭よりも内側になるように位置している。この第2実施例のシールは、第2フィルム2が第1フィルム1よりも外側に突出している部分24が設けられているので、消費者が使用する際には突出部24を掴んで簡単に第2フィルム2の周縁部21を剥離することができる。
第2実施例のシールを製作する場合には、片面に粘着剤層を設けた透明フィルム(第1フィルム)と剥離剤が塗布されている透明なフィルム(第2フィルム)とを貼合せた状態の大きなシートを用意する。そして、第1実施例と同様に、先ず第1フィルムの表面に写真のフレームとなる部分11を印刷する。第1フィルム1の輪郭に沿って切込みを入れる。次に、シートをひっくり返した状態で、すなわち、第2フィルムの側から切込みを入れる。この場合、第2フィルムの輪郭となる切込みは好ましくは第2フィルムだけをカットし或いは第1フィルムに達しても完全には切断しないでハーフカット状態とする。他方、第2フィルムの切込み21は第2フィルム2のみをカットするようにトムソン刃により切込みを入れる。そして、大きなシートからこの本考案の装飾用シールを剥がすと、図5に示したような形状のものを製作することができる。
図1(a)は本考案の写真保護および装飾用シールの第1実施例の表側を示す平面図であり、図1(b)は図1(a)の裏側を示す平面図である。 図1(a)のII−II線に沿った断面図である。 本考案のシールを用いて写真を貼るときの状態を示す側面図である。 図4(a)は本考案の別の実施例の表側を示す平面図、図4(b)はその裏側の平面図である。 図4(a)のV−V線に沿った断面図である。
符号の説明
1 第1フィルム
2 第2フィルム
11 印刷層
12 粘着剤層
13 窓部
21 第2フィルムに形成した切込み
22 周縁部
23 保護部
24 突出部

Claims (5)

  1. 透明な第1フィルムと透明な第2フィルムとからなり、前記第1フィルムは片面の周縁部に印刷層を有する共に、反対側の面に透明な粘着剤層を有し、前記第2フィルムは該粘着剤層に貼着されており且つ切込みにより周縁部と保護部とに区画され、前記第2フィルムの周縁部は使用時に前記第1フィルムより剥され、前記保護部は前記第1フィルムに貼着したままであることを特徴とする写真保護および装飾用シール。
  2. 第1フィルムと第2フィルムが実質的に同一の大きさおよび形状であることを特徴とする請求項1記載の写真保護および装飾用シール。
  3. 第2フィルムの一部分が第1フィルムの輪郭から突出しており、第2フィルムの前記切込みが第1フィルムの輪郭の内側に位置していることを特徴とする請求項1記載の写真保護および装飾用シール。
  4. 前記第1フィルムおよび第2フィルムが無色透明であることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の写真保護および装飾用シール。
  5. 前記第1フィルムまたは第2フィルムが色付き透明であることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の写真保護および装飾用シール。
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