JP3043746U - フォトフレーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案の目的は、写真を立体的なフレームで装
飾し、そのフレームをあらゆる分野の平面は勿論、曲面
や可撓面等の被貼着物にも貼着できる立体感を備えたフ
ォトフレームを提供するするものである。 【構成】本考案の構成は、底面と中央辺に写真用窓部と
を備えたフレームを可撓性の合成樹脂で形成し、フレー
ムの上面に装飾面を形成すると共に底面へは貼着面を設
けたものであり、更に、底面と中央辺に写真用窓部とを
備えたフレームを可撓性の合成樹脂で形成し、フレーム
の上面に装飾面を形成すると共に底面へは貼着面を設
け、貼着面を貼着させるシール用貼着面を設けたフォト
フレームシートを具備したものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はフォトフレームに関するものであり、更に詳細には、あらゆる分野の 平面及び曲面、或いは、可撓面等の被貼着物に立体感を有して写真を貼着できる フォトフレームに関するものである。

【０００２】

【従来技術】

従来、この種のフォトフレームは額縁や写真立てが主流であり、夫々フレーム の上面に装飾を施して壁面に掛けたり机の上等に載置して用途に合わせて用いら れており、又、写真の裏面に貼着面を有したものはそのままシールを貼るように 直接貼付しており、更には、裏面に貼着面を有していない写真はコーナー等を介 して貼付するか、写真の裏面にノリを付けて直接貼付している。

【０００３】

【解決しようとする課題】

然し乍、昨今、生活の多様化、或いは、システムノート等の普及、又は、プリ ントクラブの爆発的な人気等によって、単にアルバム等に貼るだけ写真、或いは 、装飾的に飾るだけのフォトフレームから、あらゆる分野の平面は勿論、曲面や 可撓面にも貼着でき、且つ、立体感を備えたフォトフレームが求められている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、前述の課題に鑑みて、鋭意研鑽の結果、底面と中央辺に写真用窓部 とを備えたフレームを可撓性の合成樹脂で形成し、フレームの上面に装飾面を形 成すると共に底面へは貼着面を設けたものであり、更に、底面と中央辺に写真用 窓部とを備えたフレームを可撓性の合成樹脂で形成し、フレームの上面に装飾面 を形成すると共に底面へは貼着面を設け、貼着面を貼着させるシール用貼着面を 設けたフォトフレームシートを具備したものである。

【０００５】

【考案の目的】 従って、本考案の目的は、写真を立体的なフレームで装飾し、そのフレームを あらゆる分野の平面は勿論、曲面や可撓面等の被貼着物にも貼着できる立体感を 備えたフォトフレームを提供するものである。

【０００６】

【考案の作用】

本考案のフォトフレームのフレームは可撓性の合成樹脂で形成すると共に、底 面へは貼着層を設けたことにより、更に、上面にフレームの貼着面を貼着させ下 面にシール用貼着面を設けたフォトフレームシートを備えたことによって、写真 を写真用窓部から露出させてあらゆるものの平面は勿論のこと、曲面や可撓面等 の被貼着物に貼着面を貼付することができるもので、曲面には曲がりに沿ってフ ィットし、可撓面では被貼着物の撓みに合わせてフォトフレームも撓むものであ り剥離することも皆無なものである。

【０００７】

【実施例】

以下、実施例の図面により本考案のフォトフレームを具体的に説明する。

【０００８】 図１は本考案のフォトフレームの実施例の概要平面図であり、図２は本考案の フォトフレームの実施例の分解断面図であり、図３は本考案のフォトフレームの 実施例の貼着状態を表す断面図であり、図４は本考案のフォトフレームの次実施 例の概要平面図であり、図５は本考案のフォトフレームの次実施例の分解断面図 であり、図６は本考案のフォトフレームの次実施例の貼着状態を表す断面図であ る。

【０００９】 本考案はフォトフレームに関するものであり、更に詳細には、あらゆる分野の 平面及び曲面、或いは、可撓面等の被貼着物Ａに立体感を有して写真Ｆを貼着で きるフォトフレームに関するものであり、請求項１に記載のフォトフレームは、 平坦状の底面１ａと中央辺に開口した写真用窓部１ｂとを備えたフレーム１をエ ポキシ樹脂等の可撓性の合成樹脂で形成し、該フレーム１の上面に装飾面１ｃを 形成すると共に底面１ａへは貼着層を備えた貼着面１ｄを設けたものであり、更 には、請求項２に記載のフォトフレームは、平坦状の底面１ａと中央辺に開口し た写真用窓部１ｂとを備えたフレーム１をエポキシ樹脂等の可撓性の合成樹脂で 形成し、該フレーム１の上面に装飾面１ｃを形成すると共に底面１ａへは貼着層 を備えた貼着面１ｄを設け、該貼着面１ｄを上面に貼着させる下面にシール用貼 着層を備えたシール用貼着面２ａを設けたフォトフレームシート２を具備したも のである。

【００１０】 即ち、本考案のフォトフレームのフレーム１は実施例の図面に図示する如く、 フレーム１の底面１ａを平坦状に形成すると共に若干の厚みを有し、中央辺には 開口した後述する写真Ｆを露出させる写真用窓部１ｂを形成しているものである 。

【００１１】 そして、フレーム１は可撓性を有するエポキシ樹脂等の合成樹脂で形成してい るもので、その外形状は任意なものであり、図１に図示する如く、略Ｈ字状でも 、円形状でも、ハート形状等でも構わないものであり、写真用窓部１ｂの形状も 少なくとも写真Ｆの外周辺の若干巾を覆い、写真Ｆの要部が露出する形状であれ ば特に限定するものでは無いものである。

【００１２】 更に、フレーム１の上面には印刷、型押し、金型等の手段によって装飾面１ｃ を形成しているものであり、装飾面１ｃは印刷によって多彩な彩りを施しても、 意匠的なデザインの絵柄を施しても、又、型押し、金型等によって凹凸を有する 立体的なデザインを施すこともできるものであり、加えて、フレーム１は若干の 厚みを有しており、厚みによって形成される外側面、或いは、写真用窓部１ｂを 形設するための内側面へ装飾面１ｃと同様に装飾を施すものである。

【００１３】 次いで、平坦状のフレーム１の底面１ａへは接着剤等で貼着層を備えた貼着面 １ｄを設けているものであり、未使用状態でのフレーム１の貼着面１ｄには剥離 紙（図示しない）を貼着させているものである。

【００１４】 そして、本考案の請求項１に記載の実施例に用いる写真Ｆはプリントクラブ等 のように写真Ｆの裏面に接着層Ｆａを有しているものを使用するものであり、つ まり、被貼着物Ａの希望する位置に接着層Ｆａによって写真Ｆを貼着し、次いで 、本考案の実施例のフレーム１の剥離紙を剥離させ、写真Ｆの要部をフレーム１ の開口した写真用窓部１ｂから露出するようにすると共に、写真Ｆの外周の若干 巾をフレーム１で押さえるようにして貼着面１ｄで貼付するものである。

【００１５】 更には、本考案の請求項２に記載の次実施例のフォトフレームでは、前述のフ レーム１に加えて、フレーム１の底面１ａに設けた貼着面１ｄを貼着させるフォ トフレームシート２を具備したものであり、つまり、フォトフレームシート２の 下面には被貼着物Ａの希望する位置に貼付するための接着剤等から成るシール用 貼着層を備えたシール用貼着面２ａを形成しているものであり、フォトフレーム シート２の上面には写真Ｆを介してフレーム１を貼着させるものであり、フォト フレームシート２のシール用貼着面２ａにも未使用状態では剥離紙（図示しない ）を貼着させているものである。

【００１６】 前記本考案の次実施例に用いられる写真Ｆは裏面に接着層Ｆａを有していない 通常の写真Ｆで実施するものであり、使用時は、先ず、フォトフレームシート２ の剥離紙を剥がして、被貼付物の写真Ｆを貼付したい位置にフォトフレームシー ト２のシール用貼着面２ａによって貼着し、そして、写真Ｆをフォトフレームシ ート２の上面の略中央に載置し、写真Ｆの要部をフレーム１の開口した写真用窓 部１ｂから露出するようにすると共に、写真Ｆの外周の若干巾をフレーム１で押 さえるようにして、フレーム１の貼着面１ｄをフォトフレームシート２の上面に 貼着させるものである。

【００１７】 本考案のフォトフレーム１は可撓性の合成樹脂で形成されているため、被貼着 物Ａが平面であるものは勿論、曲面であっても、或いは、可撓面であっても貼着 できるものであり、例えば、車両のダッシュボードや、携帯電話の外装等のよう に微妙に曲がった面、或いは、可撓性を有するシステムノートの枚葉紙等にも貼 着が可能なものである。

【００１８】

【考案の効果】

以上の如く構成される本考案のフォトフレームは、可撓性の合成樹脂で形成さ れて、且つ、写真のサイズに合わせて形成されるため、あらゆるサイズの写真を 貼着できると共に、被貼着物が平面は勿論、曲面であっても、或いは、可撓面で あっても貼着でき、更に、フレームの底面には貼着面を設けたことによって、又 、下面にシール用貼着面を設けたフォトフレームシートを具備したため、裏面に 接着層を有した写真でも、裏面に接着層を有していない写真でも、被貼着部を問 わず貼着できるもので、極めて画期的な効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本考案のフォトフレームの実施例の概要
平面図である。

【図２】図２は本考案のフォトフレームの実施例の分解
断面図である。

【図３】図３は本考案のフォトフレームの実施例の貼着
状態を表す断面図である。

【図４】図４は本考案のフォトフレームの次実施例の概
要平面図である。

【図５】図５は本考案のフォトフレームの次実施例の分
解断面図である。

【図６】図６は本考案のフォトフレームの次実施例の貼
着状態を表す断面図である。

【符号の簡単な説明】

１ フレーム １ａ 底面 １ｂ 写真用窓部 １ｃ 装飾面 １ｄ 貼着面 ２ フォトフレームシート ２ａ シール用貼着面 Ａ 被貼着物 Ｆ 写真 Ｆａ 接着層

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】平坦状の底面と中央辺に開口した写真用窓
   部とを備えたフレームをエポキシ樹脂等の可撓性の合成
   樹脂で形成し、該フレームの上面に装飾面を形成すると
   共に底面へは貼着層を備えた貼着面を設けたことを特徴
   とするフォトフレーム。
2. 【請求項２】平坦状の底面と中央辺に開口した写真用窓
   部とを備えたフレームをエポキシ樹脂等の可撓性の合成
   樹脂で形成し、該フレームの上面に装飾面を形成すると
   共に底面へは貼着層を備えた貼着面を設け、該貼着面を
   上面に貼着させる下面にシール用貼着層を備えたシール
   用貼着面を設けたフォトフレームシートを具備したこと
   を特徴とするフォトフレーム。