JP2895819B2 - 窓付き封筒用窓材 - Google Patents

窓付き封筒用窓材

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JP2895819B2
JP2895819B2 JP9109462A JP10946297A JP2895819B2 JP 2895819 B2 JP2895819 B2 JP 2895819B2 JP 9109462 A JP9109462 A JP 9109462A JP 10946297 A JP10946297 A JP 10946297A JP 2895819 B2 JP2895819 B2 JP 2895819B2
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美夫 中本
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NAKASHIN INSATSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓付き封筒用窓部
材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に窓付き封筒は、例えば紙製の封筒
基材に窓孔を形成する一方、該窓孔を覆う窓材を透明の
樹脂シートから別途形成して、この窓材を封筒基材の内
側面に接着剤を介して張りつけるようにしているのであ
って、通常は、この窓材の封筒基材への貼り付け作業を
専用の貼着機械により自動的に行っている。
【0003】しかしながら以上の方法では、専用の機械
により窓材を封筒基材に貼り付けるので、その貼り付け
作業が高速に行えて、窓付き封筒を大量に制作出来る反
面、例えば特注の少量の窓付き封筒を製造する場合には
不向きであってコスト高となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため従来では、少
量の窓付き封筒を制作する場合には、手作業により、先
ず封筒基材の内側面における前記窓孔の外周りに接着剤
を塗布して、別途形成した窓材を封筒基材の内側面に前
記接着剤を介して貼り付けるようにしているが、以上の
ような手作業による窓の形成方法では、窓材の封筒基材
への貼着が確実に行えなくて、封筒基材に対する窓材の
貼り付け位置が一定せず、例えば封筒基材に貼り付けた
窓材に皺が発生したり、あるいは接着剤が窓材から一部
露出して封筒基材同士が貼り付いてしまう等の問題があ
るし、また窓材の封筒基材への貼着作業に手間を要する
ものでもある。
【0005】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、手作業による窓材の封
筒基材に対する貼り付け作業がスムーズに行えて、しか
も窓材を封筒基材の所定位置に確実に貼着することの出
来る窓付き封筒用窓材を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、封筒基材1に開設した窓
孔2a・2bを覆う窓付き封筒用窓材が、一側面に粘着
層4を設けた透視性を有する第1シート31と、この第
1シート31の一側面に前記接着層4を介して剥離可能
に貼着した透視性を有する第2シート32とから成り、
この第1シート31と第2シート32の少なくとも一方
に、封筒基材1の窓孔2a・2bの大きさに対応する目
印4を設けると共に、第2シート32における前記目印
4の外周に、該第2シート32における前記目印4と対
応する部位とその外周りとを分離可能とする切り込み5
を設けたのである。
【0007】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の窓材において、第1シート31の一側面の一端部に、
剥離用紙片7を貼着したのである。
【0008】
【発明の実施の形態】図において符号1で示す封筒基材
は、厚手の用紙を、箱型の封筒を展開した形状にプレス
装置で打ち抜いたものであって、図1に概略的に示すよ
うに、封筒の前面を構成する表片11と、この表片11
の幅方向両側縁に一体形成されて、封筒の側面を構成す
る一対の側片12及びこの側片12に連続して封筒の裏
面側を構成する一対の裏片13と、表片11の下端に一
体形成されて封筒の底面を構成する底片14と、封筒の
上部開口を閉鎖するための蓋片15とを備え、表片11
の中央には、矩形の窓孔2a・2bを開設し、この窓孔
2a・2bを、別途形成した窓材3a・3bにより閉鎖
するようにしている。
【0009】図に示す窓材3a・3bは、対応する各窓
孔2a・2bよりも一回り大きく形成されているのであ
って、具体的には、薄肉透明の合成樹脂シート材より形
成した第1シート31と、同じく薄肉透明の合成樹脂シ
ート材より形成して、第1シート31の一側面に貼着す
る第2シート32とから成り、第1シート31の一側面
全域に接着剤を塗布して、該第1シート31の一側面全
面に接着層33を形成し、この第1シート31の一側面
に第2シート32を接着層33を介して剥離可能に貼着
している。
【0010】そして図2から図5に示す実施形態では、
前記した各窓材3a・3bを構成する第2シート32
に、各窓孔3a・3bの大きさに対応する目印4、具体
的には、前記窓孔2a・2bよりも一回り大きくて、該
窓孔2a・2bを囲むラインから成る目印4を印刷して
いる。また型抜き装置により、前記第2シート32にお
ける前記目印4の外周に、該第2シート32における前
記目印4と対応する部位P1、即ち第2シート32の前
記目印4を含むその中央部位P1と、その外周りの部位
P2、即ち第2シート32の前記目印4のラインよりも
外周りの部位P2とを分離可能とする線状の切り込み5
を形成すると共に、実施形態では、更に第2シート32
における前記外周りの部位P2に、該外周り部位P2の
一部P3を該外周り部位P2に対して分離可能とする切
り込み6を形成して、外周り部位P2を第1シート31
から剥離する際、かかる切り込み6を介して前記外周り
部位P2並びにその一部P3が第1シート31から簡単
に剥離し得るようにしている。しかして以上の窓材3a
・3bにより、封筒基材1の窓孔2a・2bを覆って窓
を形成するには、先ず、第2シート32における外周り
部位P2並びにその一部P3を第1シート31から剥離
して、図4に示すように、これら外周り部位P2並びに
その一部P3で覆われていた接着層33を露出させる。
【0011】次に図5に示すように、目印4のライン内
に各窓孔2a・2bが納まるように前記窓材3a・3b
を窓孔2a・2bに対して位置合わせした上で、かかる
窓材3a・3bを封筒基材1における表片11の内側面
に、露呈した接着層33を介して貼着すればよいのであ
る。斯くして、第2シート32の外周り部位P2並びに
その一部P3の剥離に伴い、目印4のラインよりも外方
の接着層33が露出する一方、封筒基材1の窓孔2a・
2bは、目印4のライン内に納まっているので、窓材3
a・3bを封筒基材1における表片11の内側面に確実
に貼着させることが出来て、前記接着層33が例えば窓
孔2a・2bに露出するようなことがないし、また封筒
基材1の外側面側からは、第2シート32に印刷した目
印4のラインが隠れてしまので、かかる封筒基材1によ
り封筒を完成させた段階では、封筒の外に目印4が露呈
することがない。
【0012】また第1シート31に貼着している第2シ
ート32の目印4を含むその中央部位P1の周縁部は、
第1シート31と封筒基材1における窓孔2a・2bの
外周り部とにより挟まれて、第1シート31から不用意
に剥離する恐れがない。以上の実施形態では、各窓材3
a・3bを構成する第2シート32に目印4を印刷した
が、第1シート31に前記目印4を印刷してもよい。ま
た以上の実施形態では、窓孔2a・2bを囲むライン状
の目印4を第2シート32に印刷したが、これに限定さ
れるものではなく、例えば図6において斜線で示す範
囲、即ち前述の第2シート32における図2で示した目
印4のラインよりも外方を着色して、該着色部の内周縁
を前記目印4としてもよいし、あるいは図7において斜
線で示す範囲、即ち前述の第2シート32における図2
で示した目印4のライン内のみを透視可能に着色して、
かかる着色部の外周縁を前記目印4としてもよい。
【0013】また以上の実施形態では、第2シート32
における前記外周りの部位P2に、該外周り部位P2の
一部P3を該外周り部位P2に対して分離可能とする切
り込み6を形成して、かかる切り込み6を介して前記外
周り部位P2並びにその一部P3を第1シート31から
容易に剥離出来るようにしたが、図8に示すように、前
記切り込み6に分離された外周り部位P2の一部P3を
取り除いて、別途形成した紙製の剥離用紙片7を剥離可
能に第1シート31に接着してもよく、斯く構成するこ
とで、第2シート32の外周り部位P2を第1シート3
1からより簡単に剥離させることが出来る。
【0014】また以上の実施形態では、封筒基材1に2
つの窓孔2a・2bを設けたが、これに限定されるもの
ではなく、例えば一つの窓孔を設けた封筒基材1でも適
用できることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上のごとく、請求項1記載の発明によ
れば、窓材3a・3bを封筒基材1に貼り付けるに際し
て、切り込み5により分離可能な第2シート32の外周
り部位P2を第1シート31から剥離させるだけで、第
1シート31における目印4の外回りに接着層33を露
出させて、封筒基材1の一側面に確実且つ容易に貼着す
ることが出来る。
【0016】また請求項2記載の発明によれば、請求項
1記載の窓材において、第1シート31の一側面の一端
部に、剥離用紙片7を貼着したことにより、第2シート
32の外周り部位P2を第1シート31からより簡単に
剥離させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 展開した封筒基材の背面図。
【図2】 窓材の正面図。
【図3】 図2におけるX−X線拡大断面図。
【図4】 第2シートの外周り部位を剥離した窓材の断
面図。
【図5】 封筒基材の内側面に窓材を貼着した状態を示
す説明図。
【図6】 窓材の他の実施形態を示す正面図。
【図7】 窓材の他の実施形態を示す正面図。
【図8】 窓材の他の実施形態を示す正面図。
【符号の説明】
1 封筒基材 2a・2b 窓孔 3a・3b 窓材 31 第1シート 32 第2シート 33 接着層 4 目印 5 切り込み

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】封筒基材1に開設した窓孔2a・2bを覆
    う窓付き封筒用窓材であって、一側面に粘着層(33)
    を設けた透視性を有する第1シート(31)と、この第 1シート(31)の一側面に前記接着層(33)を介し
    て剥離可能に貼着した透視性を有する第2シート(3
    2)とから成り、この第1シート(31)と第2シート
    (32)の少なくとも一方に、封筒基材(1)の窓孔
    (2a)(2b)の大きさに対応する目印(4)を設け
    ると共に、第2シート(32)における前記目印(4)
    の外周に、該第2シート(32)における前記目印
    (4)と対応する部位とその外周りとを分離可能とする
    切り込み(5)を設けていることを特徴とする窓付き封
    筒用窓材。
  2. 【請求項2】第1シート(31)の一側面の一端部に、
    剥離用紙片(7)を貼着している請求項1記載の窓付き
    封筒用窓材。
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