JP3055956U - 防湿額用乾燥剤 - Google Patents

防湿額用乾燥剤

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Publication number
JP3055956U
JP3055956U JP1998005853U JP585398U JP3055956U JP 3055956 U JP3055956 U JP 3055956U JP 1998005853 U JP1998005853 U JP 1998005853U JP 585398 U JP585398 U JP 585398U JP 3055956 U JP3055956 U JP 3055956U
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JP
Japan
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moisture
proof
work
frame
desiccant
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Application number
JP1998005853U
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English (en)
Inventor
一郎 伊藤
Original Assignee
株式会社アイディ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作品に合った好みの額縁を自由に選ぶことを
可能にすると共に、作品、額縁、防湿フィルム等が損傷
するのを防止し、それに、防湿密閉も極めて容易な作業
で、且つ完全にでき、作品の価値を長期間保持できる防
湿額用乾燥剤を提供する。 【解決手段】 シート状に成形する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として押し花や乾燥野菜等のように湿気に弱い作品を入れて掲げ る防湿額に使用される乾燥剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、押し花や乾燥野菜等のように比較的高度な熟練を要することなく、自分 だけのオリジナルでユニークな美しい作品を作れるものが、時間消費型商品、ア メニティ商品として注目を集めており、これらの作品には、湿気に弱いものがあ り、防湿対策を行わないと、短時間のうちに退色したり、変色したり、或いは虫 害等によって、作品としての価値を失ってしまうことになる。
【0003】 そのことから、防湿が必要で額に入れなければならない押し花、乾燥野菜、そ の他の見本、標本等の作品は、図2に示すように、額縁10内の後側に配置され る額裏板11、防湿フィルム12と、前記額縁10内の中間側に配置される台紙 13との間にシリカゲル、石灰、ゼオライト等の袋入りの乾燥剤14を装眞し、 そして、前記台紙13の前側に作品Aを好みの形にアレンジして接着剤等で固定 し、この作品Aの前側にガラスや透湿率の低いアクリル樹脂等の透明板15を、 これの外周部と前記防湿フィルム12の外周部との相互間にアルミテープ等の防 湿テープ16を介して張り合わせて、防湿密閉するのが一般的であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、袋入りの乾燥剤14が嵩張るために、前後方向の厚みの容量・容積 が大きい額縁10を選ばねばならず、作品Aに合った好みの額縁10を選ぶこと ができないことや、この袋入りの乾燥剤14を額縁10に装眞すると一部に圧力 がかかって作品A及び額縁10を損傷させる虞があることや、この作品Aの損傷 を防ぐのに袋入りの乾燥剤14との間にクッション性のある台紙13を入れなけ ればならないことや、防湿密閉のための作業に手間がかかって作業性が悪いこと や、防湿密閉が不完全になりやすいことや、防湿フィルム12が作業中や作業後 の衝撃等で損傷し、防湿性能を失う虞がある等の諸問題があった。
【0005】 そこで、本考案の課題は、上述のような観点に鑑みて案出されたもので、作品 に合った好みの額縁を自由に選ぶことができるようにするばかりでなく、作品、 額縁、防湿フィルム等が損傷するのを防止し、それに、防湿密閉も極めて容易な 作業で、且つ完全にできるようにし、作品の価値を長期間保持することができる ような防湿額用乾燥剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の防湿額用乾燥剤は、上述のような課題を解決するために、シート状に 成形したものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態として、押し花や乾燥野菜等のように湿気に弱い作 品を入れて掲げる防湿額に使用する状態を図面に基づいて説明する。
【0008】 本考案の防湿額用乾燥剤3は、図1に示すように、シート状に成形したことを 特徴とするものである。
【0009】 即ち、本考案の防湿額用乾燥剤3は、シート状に成形して、額縁1内の後側に 配置されるアルミフィルム等の防湿フィルム2の前面と、前面に作品Aを接着す る有孔フィルム等の透湿フィルム4の後面との間に張り合わせ、そして、作品A を入れる場合には、前記透湿フィルム4の前面と、額縁1内の前側に配置したガ ラスや透湿率の低いアクリル樹脂等の透明板5との間に作品Aを挟んで接着して 、防湿フィルム2の外周部と透明板5の外周部との相互間をアルミテープ等の防 湿テープ6にて塞いで止めるようにする。
【0010】 この時、本考案の乾燥剤3と作品Aとの間に、好みの色や意匠を施した台紙や 薄紙等を入れるのが一般的であるが、クッション性の無いものを入れたり、或い は何も入れなくても良い。
【0011】 また、本考案の乾燥剤3、前記防湿フィルム2、前記透湿フィルム4は、前記 防湿フィルム2の後側に配置される額裏板7や前記透明板5と同じサイズに合わ せて作っても良いばかりでなく、場合によってはその額裏板7や透明板5よりも 小さなサイズに作っても良い。
【0012】
【考案の効果】
本考案の防湿額用乾燥剤3は、上述のように、シート状に成形したから、使用 時に、額縁1内の後側に配置される防湿フィルム2の前面と、前面に作品Aを接 着する透湿フィルム4の後面との間に張り合わせることによって、本考案の乾燥 剤3が従来の袋入りの乾燥剤より遥かに嵩張らないため、従来のように前後方向 の厚みの容量・容積が大きい額縁を選ぶことなく、作品Aに合った好みの額縁1 を自由に選ぶことができると共に、本考案の乾燥剤3を額縁1に入れる際に、余 計な力が掛らず、一部に力が集中することもないので、作品A、額縁1、防湿フ ィルム2等が損傷するのを防止することができる。
【0013】 それに、本考案の乾燥剤3が嵩張らないことによって、前述のように作品A、 額縁1、防湿フィルム2等が損傷しないことと、防湿フィルム2の外周部と透明 板5の外周部との相互間をアルミテープ等の防湿テープ6にて塞いで止めるのみ の操作であることとが相俟って、防湿密閉も極めて容易な作業で、且つ完全にで き、作品Aの価値を長期間保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の防湿額用乾燥剤を防湿額に入れた状態
を示す縦断端面図である。
【図2】従来の防湿額用乾燥剤を防湿額に入れた状態を
示す縦断端面図である。
【符号の説明】
1 額縁 2 防湿フィルム 3 乾燥剤 4 透湿フィルム 5 透明板 6 防湿テープ 7 額裏板 A 作品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状に成形したことを特徴とする防
    湿額用乾燥剤。
JP1998005853U 1998-07-17 1998-07-17 防湿額用乾燥剤 Expired - Lifetime JP3055956U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010202573A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Sugino Oshibana Kenkyusho:Kk 押花絵及び押花絵の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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