JPH06401Y2 - 押葉プレスフイルム - Google Patents

押葉プレスフイルム

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JPH06401Y2
JPH06401Y2 JP6039786U JP6039786U JPH06401Y2 JP H06401 Y2 JPH06401 Y2 JP H06401Y2 JP 6039786 U JP6039786 U JP 6039786U JP 6039786 U JP6039786 U JP 6039786U JP H06401 Y2 JPH06401 Y2 JP H06401Y2
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JP
Japan
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pressed
transparent film
leaf
film
leaves
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JP6039786U
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JPS6338175U (ja
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真 矢敷
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真 矢敷
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、押葉を長期的に保存が出来、且つ多用途に利
用出来る押葉プレスフィルムに関するものである。
(従来の技術) 従来、押葉は草木の葉や花を紙等の間に挟んで押圧し乾
燥させてしおりや標本として利用しているものであり、
草木を平面的に創作し美観を起こさせたものを保存する
ものとしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の押葉は草木の水分を乾燥させて保
存が効くようにしているものの、しおりとして使用する
場合は非常に早く傷みやすく折角の押葉による美観が損
なわれるものとなっていた。又、押葉を板紙等に糊着し
ているしおりも同様に美観を損ねるものである。更に、
現在押葉は標本としての他にはしおり程度にしか利用出
来ず、日常生活において、押葉が持つ美しさを生かしき
れていないのが実状であった。又、幾通りかの押葉を重
合して一枚の完成した押葉とすることは無理であった。
本考案は、上記の点に鑑みなされたものであって、押葉
をフィルム間に固定する如く配置させ更外気に触れる事
がなく長期保存に耐え得るようように成形し、且つ、一
体或いは複数の押葉を配置する事で美観を有させる押葉
プレスフィルムを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案の要旨とするところ
は、透明フィルム(2)片面に接着液を塗布し、該透明フ
ィルム(2)片面上に一個或いは複数個の押葉(1)を配置
し、押葉(1)上面側より片面に接着液を塗布した透明フ
ィルム(3)を圧着加工し押葉(1)を密閉状態になる如く成
形したことを特徴とする押葉プレスフィルムにある。
(作用) 以上のように本考案の押葉プレスフィルムは、透明フィ
ルム(3)上面より内部の押葉(1)を透視した時に通常の押
葉と同じものであり、尚且つ、透明フィルム(2)と透明
フィルム(3)により押葉(1)は密閉されるので外気に触れ
ず酸化される事はない。又、押葉(1)の形状及び配置に
よつて常に異なる美観を有させ、透明フィルム(2)(3)に
より電灯の笠等にも使用出来るものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の透明フィルム(3)を一部捲上した状態
を示す斜視図、第2図は本考案の透明フィルム(3)の圧
着段階を示す断面図、第3図は第2図のロール部を示す
部分拡大断面図である。
図面において、(1)は押葉で、予め紙等の間に挟んで押
圧乾燥させたもので、透明フィルム(2)の上面の適宜位
置に配するものである。尚、押葉(1)は同種、或いは異
種のものを複数個透明フィルム(2)上に配する事が可能
である。透明フィルム(2)は、透明な合成樹脂製のフィ
ルムであり、片面に接着液を塗布し、フィルム接着面(2
a)を形成するものである。透明フィルム(3)も透明フィ
ルム(2)と同様に合成樹脂よりなる透明なフィルムで、
片面に接着液を塗布し、フィルム接着面(3a)を形成す
る。(4)は和紙で、押葉(1)のみでなく、和紙(4)をフィ
ルム接着面(2a)に接着させ、和紙(4)上に押葉(1)を配置
する事で、押葉(1)を際立たせる効果を奏するが、和紙
(4)だけでなく洋紙や布等でも別に構わず、又、背景と
してだけでなく各種伝達事項を予め記載しておき伝言板
とする事も可能である。尚、本実施例では、和紙(4)を
使用したが、押葉(1)だけでも何等構わない。(5)は上ロ
ール、(5)′は下ロールで、透明フィルム(2)、和紙
(4)、押葉(1)、透明フィルム(3)の順番で重合状態にあ
るものを加熱しながら空気が入らないように圧着加工し
送り出す装置で各々逆方向に回転するものである。押葉
(1)及び和紙(4)を配置した個所では3層或いは4層とな
るが、周縁部分は透明フィルム(2)(3)が一体化して1層
となる。又、ロール装置によるフィルム圧着加工だけで
なく、押葉(1)が密閉状態でフィルム内にあり、空気の
触れる事が無いよう成形する装置であれば特に限定され
るものではない。更に、圧着加工時に多少残る空気を除
外する為に真空状態で加工を行えば良い。
(考案の効果) 以上説明してきた如く本考案によれば、従来しおり程度
にしか利用出来なかった押葉が各種用途(例えば電灯の
笠や窓ガラス)に利用出来、押葉特有の美観を色々な個
所で生かす事が出来その効果は非常に高いものである。
又、各種押葉を任意に配置して且つ透明フィルム間で圧
着固定させるものであるから美術品としての価値も有す
るものであり、更に、外気との通気を遮断した事によっ
て、上記美観を長時間損ねることなく保存出来るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の透明フィルム(3)を一部捲上した状態
を示す斜視図、第2図は本考案の透明フィルム(3)の圧
着段階を示す断面図、第3図は第2図のロール部を示す
部分拡大断面図。 1…押葉 2…透明フィルム 2a…フィルム接着面 3
…透明フィルム 3a…フィルム接着面 4…和紙 5…
上ロール 5′…下ロール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明フィルム(2)片面に接着液を塗布し、
    該透明フィルム(2)片面上に一個或いは複数個の押葉(1)
    を配置し、押葉(1)上面側より片面に接着液を塗布した
    透明フィルム(3)を圧着加工し押葉(1)を密閉状態になる
    如く成形したことを特徴とする押葉プレスフィルム。
JP6039786U 1986-04-21 1986-04-21 押葉プレスフイルム Expired - Lifetime JPH06401Y2 (ja)

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JPS6338175U JPS6338175U (ja) 1988-03-11
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JP2799641B2 (ja) * 1991-11-08 1998-09-21 泰造 吉川 葉脈を用いた装飾片及びその製造方法及び装飾片の生地への固着方法
JP2798195B2 (ja) * 1991-11-29 1998-09-17 三枝子 酒井 装飾品ならびにその製造方法
JP5226821B2 (ja) * 2011-04-01 2013-07-03 直子 ▲吉▼井 奥行き学習教材

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