JPS611782A - 襖の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は襖の製造方法に関するものであり、詳しくは、
感圧接着型テープを用いて襖紙な位置あわせしながら芯
体表面に接着できるようにしたことを特徴とするもので
ある。

（従来の技術） 簡便に製造できる襖において一襖紙な芯体の表面全面に
接着させると芯体表面の凹凸がそのまま表面にあられれ
、風合が損われたり、又、シワが発生したりして貼るの
が非常にむずかしかった。

又、裏面にタック加工した襖紙では、位置あわせがむず
かしく、（一度貼りつけると襖紙をずらせない）取り扱
いが困難であった。そこで、襖紙の裏面に感熱型接着剤
を予め塗布しておき、後からアイロン等により端部のみ
を接着する方法がとられているが、襖紙の全面九接着剤
を塗布する為接着剤のムダも多く、襖紙として高価なも
のとなっていた。又、感熱型接着剤を塗布し、襖紙に加
工する工程上の制約から、巻取状態で製造された・襖紙
にしか加工できず、手抄きや手書き等の特殊な手法によ
って製造された襖紙には対応できなかった。

（目的） 本発明は以上のような従来技術の欠点を解消しようとす
るものアあって、感圧接着型テープを用いることによっ
て、簡便に、かつ安価に襖を製造できるようにしたもの
である。

（問題点を解決するための手段） 図面に従って本発明の詳細な説明すれば、まず第１図に
示すよ５に感圧接着型テープ（５）を襖の芯体（３）の
端部に貼着し、次いで第２図に示すように裏面に十分水
分を含ませた襖紙（４）を位置合わせをしながら積置し
、次いで襖紙の上からアイロン等で加熱加圧して、襖紙
を乾燥させながら、感圧接着型テープで襖紙と芯体を接
着し、第３図に示すような襖を得る。

感圧接着型テープとしては、アクリル、合成エラストマ
ー、天然ゴム、その他の紙と接着可能な感圧接着型の樹
脂を両面に塗布したポリエステル系、エチレンビニルア
セテート、オレフィン系等のフィルム、および両面貼着
テープ等が使用できる。

（発明の効果） ■　感圧接着型テープを用いて襖紙な接着固定するので
、使用する襖紙に制約がない。

■　加熱して襖紙が乾燥するまでは襖紙が接着テープに
接着されないので位置を自由にかえることができ、位置
合わせのむずかしい柄の襖紙（例えば、奇人襖紙）でも
簡単に貼ることができる。

■　接着に必要な部分にしか感圧接着型樹脂を必要とせ
ず、又、襖紙に特別な加工を施す必要もないので、裏面
処理された襖紙を使用する場合と比較して価格が安くて
すむ。

■　ベタ貼り処理べて仕上り外観が７ラツトでやわらか
く、きれいにできる。

■　感圧接着型テープを使用する為、テープが芯体表面
からずれることがなく、作業性が良好。

（実施例） ハニカムコアを芯材とし、その表面に〔クラフト紙５０
　Ｆｌ／ｍ２／ポリエチレン２０μ／アルミ箔７μ／ポ
リエチレン２０μ／石コウボード用原紙ポリエステルフ
ィルムの両面にアクリル系感圧装着型樹脂を塗布したテ
ープを芯体の端部に貼着し、次いで充分に水分を含ませ
た襖紙な位置合わせをしながら芯体表面に積置し、位置
が決まったところでアイロンを押しあて襖紙を乾燥させ
ながら芯体と襖紙な接着固定し、次いで縁材や引手材を
取り付けて襖を得た。

【図面の簡単な説明】

第１図は、芯体の端部に感圧接着型テープを貼着した状
態、第２図は、その上に襖紙を積置した状態、第３図は
、加熱加圧して芯体と襖紙を接着した状態を各々示す断
面図である。 （１）感圧接着型樹脂　　（２）ベースフィルム（３（
芯体　　　　　　　（４）襖紙 （５）感圧接着型テープ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 襖用の芯体端部に感圧接着型テープを貼着し、その上に
   、該テープに重なる面が十分に水分を含んで容易に感圧
   接着剤で接着しない状態となった襖紙を位置あわせをし
   ながら積置し、次いで襖紙の上から加熱加圧して襖紙の
   水分を蒸発させながら感圧接着型テープで襖紙を芯体端
   部に接着固定することを特徴とする襖の製造方法。