JPH0578161U - モータ - Google Patents

モータ

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JPH0578161U
JPH0578161U JP1461892U JP1461892U JPH0578161U JP H0578161 U JPH0578161 U JP H0578161U JP 1461892 U JP1461892 U JP 1461892U JP 1461892 U JP1461892 U JP 1461892U JP H0578161 U JPH0578161 U JP H0578161U
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JP
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bearing
housing
motor
peripheral surface
outer diameter
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JP1461892U
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正人 岩田
恭一 下村
博之 椎名
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Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数の低減化,製作工程の簡素化,低コ
スト化を図ることができるモータを提供する。 【構成】 プレス成型されたハウジング2およびこのハ
ウジング2から突出されている偏心カム8を有するモー
タ1であって、ポンプ本体11のハウジング11Aが嵌
合される前記ハウジング2のインロー部13の外周面に
沿って段差13Aが形成され、この段差13Aによって
前記インロー部13の内周面側の軸受ハウジング14の
内径が前記偏心カム8の軸受15の外径と略同一径とさ
れて該軸受15が該軸受ハウジング2内に収容されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はモータに関し、特に、たとえば、プランジャポンプなどを駆動させる モータなどに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、図2に示すように、プランジャポンプなどを駆動させるモータ21 は、通常、プレス成型されたハウジング22およびこのハウジング22から突出 されている回転駆動軸20が偏心カム23ないし偏心軸(図示せず)のような偏 心部を有する構造とされ、ハウジング22のインロー部25にポンプ本体24が 嵌合されて結合されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記したようなモータ21において、ポンプ本体24をハウジング 22のインロー部25に嵌合させて組み込むためには、ハウジング22のインロ ー部25の外径ΦAとカムベアリング26の外径ΦBと偏心カム23ないし偏心 軸(図示せず)の偏心量Cとは次の関係でなければならない。
【0004】 ΦA>ΦB+2C すなわち、このような関係式が成立しない場合には、ポンプ本体24のハウジ ング22の内周面にカムベアリング26が接触してポンプ本体24のプランジャ 27の作動などが妨げられる。
【0005】 ここで、このようなモータ21のハウジング22は、前記したように、通常、 プレス成型されて製作される。
【0006】 このため、ハウジング22のインロー部25の外径ΦAが大きい場合には、こ の外径ΦAに比例してインロー部25の内周面側の軸受ハウジング22aの内径 ΦDも大きくなり、この軸受ハウジング22aに収容されるベアリングも外径の 大きなものが要求される。
【0007】 他方、このような大きな外径のベアリングを用いずに、外径の小さいベアリン グを用いる場合には、軸受ハウジング22aの内周面とベアリング27の外周面 との間にブッシュ28を介在させて該ベアリング27を軸受ハウジング22aに 収容する。
【0008】 このように、インロー部25の外径ΦAの種々な相違に対応してベアリングを 軸受ハウジング22aに収容するためには、そのインロー部25の外径ΦAに対 応した外径のベアリングを用いて調整する方法があるが、この調整法においては コスト高となる。特に、外径の大きなベアリングを用いた場合には、その増加分 、コスト高となる。
【0009】 他方、ブッシュ28を用いた調整法は、部品点数の増加,製作工程の煩雑化, コスト高となる。
【0010】 本考案の目的は、部品点数の低減化,製作工程の簡素化,低コスト化を図るこ とができるモータを提供することにある。
【0011】 本考案の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述添付図面 から明らかになるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される考案のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば 、次のとおりである。
【0013】 すなわち、本考案のモータの構造は、プレス成型されたハウジングおよびこの ハウジングから突出されている偏心軸ないし偏心カムを有するモータであって、 所定のアクチュエータが嵌合される前記ハウジングのインロー部の外周面に沿っ て段差が形成され、この段差によって前記インロー部の内周面側の軸受ハウジン グの内径が前記偏心軸ないし偏心カムの軸受の外径と略同一径とされて該軸受が 該軸受ハウジング内に収容されている構造としたものである。
【0014】
【作用】
前記した本考案のモータの構造によれば、回転駆動軸の偏心量の変化に伴って ハウジングインロー部が外径が変化したとしても、ハウジングのインロー部の外 周面に沿って形成された段差によってインロー部の内周面側の軸受ハウジングの 内径が偏心軸ないし偏心カムの軸受の外径と略同一径とされて該軸受が該軸受ハ ウジング内に収容されていることにより、種々な大きさのベアリングによる調整 が不要とされ、また、より小さな外径のベアリングの使用が可能となるため、コ ストの低減化を図ることができ、さらに、ブッシュによる調整が不要とされるた め、部品点数の低減化,製作工程の簡素化,低コスト化を図ることができる。
【0015】
【実施例】
図1は本考案の一実施例であるモータを示す断面図である。
【0016】 本実施例におけるモータ1は、プランジャポンプなどを駆動させるモータに適 用され、図1に示すように、プレス成型によって製作されたハウジング2内には 、コイル3が巻装されている鉄心4,回転駆動軸5,この回転駆動軸5を軸受け している軸受6,軸受15,磁石7などが収容されている。
【0017】 前記回転駆動軸5はハウジング2外に突出され、この回転駆動軸5には、カム ベアリング9,バランサ10が嵌装されている。
【0018】 カムベアリング9には、ポンプ本体11(アクチュエータ)のプランジャ12 が接触されていて、カムベアリング9の回転にしたがってプランジャ12が直線 往復運動され、このプランジャ12の直線往復運動によって発生した圧力により ポンプ本体11の弁(図示せず)が開閉作動されるようになっている。
【0019】 一方、本実施例においては、ハウジング2のインロー部13の外周面に沿って 段差13Aが形成されている。そして、このインロー部13の段差13Aにより 、該インロー部13の内周面側の軸受ハウジング14の内径が回転駆動軸5の軸 受15の外径と略同一径とされて該軸受15が該軸受ハウジング14内に収容さ れている。
【0020】 また、ポンプ本体11のハウジング11Aがハウジング2のインロー部13の 基端側の大径部に嵌合されてモータ1とポンプ本体11とが互いに結合されてい る。
【0021】 次に、本実施例の作用について説明する。
【0022】 本実施例のモータ1は、前記したような構造とされている。
【0023】 この場合に、本実施例のモータ1によれば、ハウジング2のインロー部13の 外周面に沿って形成された段差13Aによってインロー部13の内周面側の軸受 ハウジング14の内径が偏心カム8の軸受15の内径と略同一径とされて該軸受 15が該軸受ハウジング14内に収容されていることにより、種々な大きさのベ アリングによる調整が不要とされ、また、より小さな外径のベアリングの使用が 可能となるため、コストの低減化を図ることができる。さらに、ブッシュによる 調整が不要とされるため、部品点数の低減化,製作工程の簡素化,低コスト化を 図ることができる。
【0024】 以上、本考案者によってなされた考案を実施例に基づき具体的に説明したが、 本考案は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種 々変更可能であることはいうまでもない。
【0025】 たとえば、前記実施例においては、プランジャポンプなどを駆動させるモータ 1などに適用されているが、本考案においては、その他のアクチュエータを駆動 させるモータなどに適用することが可能である。
【0026】 また、前記実施例においては、回転駆動軸5(ストレートシャフト)に偏心カ ムを設けたものであるが、偏心カムの代わりに偏心軸を設けたものでも良い。
【0027】
【考案の効果】
本願によって開示される考案のうち、代表的なものによって得られる効果を簡 単に説明すれば、以下のとおりである。
【0028】 (1) 本考案のモータの構造によれば、ハウジングのインロー部の外周面に沿って 形成された段差によってインロー部の内周面側の軸受ハウジングの内径が回転駆 動軸の軸受の外径と略同一径とされて該軸受が該軸受ハウジング内に収容されて いることにより、種々な大きさのベアリングによる調整が不要とされ、また、よ り小さな外径のベアリングの使用が可能となるため、コストの低減化を図ること ができ、さらに、ブッシュによる調整が不要とされるため、部品点数の低減化, 製作工程の簡素化,低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるモータを示す断面図で
ある。
【図2】従来のモータを示す断面図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 ハウジング 3 コイル 4 鉄心 5 回転駆動軸 6 軸受 7 磁石 8 偏心カム 9 カムベアリング 10 バランサ 11 ポンプ本体 11A ハウジング 12 プランジャ 13 インロー部 13A 段差 14 軸受ハウジング 15 軸受 20 回転駆動軸 21 モータ 22 ハウジング 22a 軸受ハウジング 23 偏心カム 24 ポンプ本体 25 インロー部 26 カムベアリング 27 ベアリング 28 ブッシュ ΦA インロー部の外径 ΦB カムベアリングの外径 ΦD 軸受ハウジングの内径 C 偏心カムの偏心量

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス成型されたハウジングおよびこの
    ハウジングから突出されている回転駆動軸が偏心部を有
    するモータであって、所定のアクチュエータが嵌合され
    る前記ハウジングのインロー部の外周面に沿って段差が
    形成され、この段差によって前記インロー部の内周面側
    の軸受ハウジングの内径が軸受の外径と略同一径とされ
    て該軸受が該軸受ハウジング内に収容されていることを
    特徴とするモータ。
JP1992014618U 1992-03-18 1992-03-18 モータ Expired - Lifetime JP2583852Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992014618U JP2583852Y2 (ja) 1992-03-18 1992-03-18 モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992014618U JP2583852Y2 (ja) 1992-03-18 1992-03-18 モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0578161U true JPH0578161U (ja) 1993-10-22
JP2583852Y2 JP2583852Y2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=11866194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992014618U Expired - Lifetime JP2583852Y2 (ja) 1992-03-18 1992-03-18 モータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021162913A1 (en) * 2020-02-12 2021-08-19 Forum Us, Inc. Electrically driven power end apparatus and methods

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JPS4859910U (ja) * 1971-11-09 1973-07-30
JPS52156911U (ja) * 1976-05-24 1977-11-29
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US11757339B2 (en) 2020-02-12 2023-09-12 Forum Us, Inc. Electrically driven power end apparatus and methods

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JP2583852Y2 (ja) 1998-10-27

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