JP3001324U - パチンコ発射機構造 - Google Patents
パチンコ発射機構造Info
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- JP3001324U JP3001324U JP1994001033U JP103394U JP3001324U JP 3001324 U JP3001324 U JP 3001324U JP 1994001033 U JP1994001033 U JP 1994001033U JP 103394 U JP103394 U JP 103394U JP 3001324 U JP3001324 U JP 3001324U
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- hammer
- shaped
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案はパチンコ発射機構造に関し、特に、
アウタロータ型有限角トルカを用いてハンマを駆動する
小型かつ安価とすることを目的とする。 【構成】 本考案によるパチンコ発射機構造は、電磁型
のアウタロータ型有限角トルカの輪状ロータ(10)の外周
にハンマ(8)を直結させ、この輪状ロータ(10)を回転し
た後に自重又はばねで戻る力により打玉をハンマ(8)で
発射する構成である。
アウタロータ型有限角トルカを用いてハンマを駆動する
小型かつ安価とすることを目的とする。 【構成】 本考案によるパチンコ発射機構造は、電磁型
のアウタロータ型有限角トルカの輪状ロータ(10)の外周
にハンマ(8)を直結させ、この輪状ロータ(10)を回転し
た後に自重又はばねで戻る力により打玉をハンマ(8)で
発射する構成である。
Description
【0001】
本考案は、パチンコ発射機構造に関し、特に、電磁型のアウタロータ型有限角 トルカを用いてハンマを駆動する小型で簡単な構成を得るための新規な改良に関 する。
【0002】
従来、用いられていたこの種のパチンコ発射機構造としては、例えば、図6に 示す構造が用いられている。 すなわち、図6において符号20で示されるものはカム21を有するシンクロ ナスモータであり、このカム21に対応してハンマ8が軸支部22を介して矢印 Aの方向に回動自在に設けられている。 前記ハンマ8に接続された復帰ばね23はプーリ24を介して操作ハンドル2 5に接続され、このプーリ24は付勢ばね26によって付勢されている。 従って、前述の構成において、回転中のカム21によりハンマ8が矢印Aの方 向に往復回動され、操作ハンドル25の操作によってハンマ8の打ち強度が調整 されるように構成されていた。
【0003】
従来のパチンコ発射機構造は、以上のように構成されていたため、次のような 課題が存在していた。 すなわち、カムによってハンマを打っていたため、シンクロナスモータとカム が必要であり、構造が複雑で、小型化、低価格化することが極めて困難であった 。
【0004】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、電磁型 のアウタロータ型有限角トルカを用いてハンマを駆動する小型で簡単な構成のパ チンコ発射機構造を提供することを目的とする。
【0005】
本考案によるパチンコ発射機構造は、回動自在に設けられたハンマを用いて打 玉を発射するようにしたパチンコ発射機構造において、前記ハンマをその外周に 取付けた輪状ロータと、前記輪状ロータを軸受を介して回転自在に保持すると共 に輪状ロータの内側に位置する固定軸体と、前記固定軸体に設けられ前記輪状ロ ータの内側に位置するステータと、前記ステータの外周に設けられ前記輪状ロー タと対応するステータコイルとを備えた構成である。
【0006】 さらに詳細には、前記固定軸体の一端に結合され断面コの字形をなす固定カバ ー体を有し、前記固定カバー体は取付板に固定されている構成である。
【0007】 さらに詳細には、前記輪状ロータに形成された1個又は複数のロータ歯と、前 記輪状ステータに形成され前記各ロータ歯と対応する1個又は複数のステータ歯 とからなる構成である。
【0008】
本考案によるパチンコ発射機構造においては、ハンマをロータの外周に一体状 に結合させているため、ステータコイルを励磁するごとにロータ用磁性体を介し て輪状ロータが所定角度のみ回転し、この輪状ロータと一体にハンマが回転する ことにより玉を打つことができる。従って、従来のようなカムを必要とせず、全 体構成の小型化及び低価格化を達成することができる。
【0009】
以下、図面と共に本考案によるパチンコ発射機構造の好適な実施例について詳 細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明する 。 図1において符号30で示されるものは後述の構成によるアウタロータ型有限 角トルカであり、このアウタロータ型有限角トルカ30の図3に示す輪状ロータ 10の外周には、ハンマ8が一体状に直結して設けられている。このハンマ8は 図1の構成の場合、その自重により元の位置に戻る構成である。また、図2に示 す他の構成は、ハンマ8が復帰ばね40によって元の位置に戻るように構成され ている。
【0010】 前記アウタロータ型有限角トルカ30は、図3及び図5に示すように構成され ている。 すなわち、図3及び図5において符号1で示されるものは、取付板(パチンコ 機側に設けられている)2に設けられた断面コの字形をなす固定カバー体50の 固定軸体6に固定された輪状ステータであり、この輪状ステータ1の外周に形成 された輪状の凹溝3内には励磁用のステータコイル4が多段状に整列して巻回さ れている。
【0011】 前記固定軸体6の外周に互いに軸方向に離間した状態で設けられた一対の軸受 5の外側には、全体形状が輪状をなす輪状ロータ10が前記固定軸体6に対して 回転自在に設けられており、この輪状ロータ10の外周には、パチンコ機の打玉 用のハンマ8が一体状に直接設けられている。従って、前記輪状ロータ10の内 側に前記輪状ステータ1が位置している。
【0012】 前記輪状ステータ1の外周1aには、図3及び図5で示すように、その中心間 の間隔が120度に設定された3個のステータ歯1Aず突出して形成され、前記 輪状ロータ10の内周10aには前記各ステータ歯1Aと対応しかつ同数のロー タ歯10Aが内方に向けて突出して形成されている。なお、前記輪状ロータ10 は、前記軸受5と直結したロータ基部9とこのロータ基部9にボルト9aを介し て取付けられた3個のロータ磁性体10bとからなり、このロータ磁性体10b に前記ロータ歯10Aが形成されている。また、前記ステータコイル4のコイル は、前記輪状ロータ10の端壁10Bの開口10Cを介して固定カバー体50の 外部に導出されており、この開口10Bは輪状ロータ10の回転にコイル4aが 障害とならないように所定の角度範囲で形成されている。
【0013】 従って、前述の構成において、ステータコイル4を励磁すると、ステータ歯1 Aとロータ歯10Aによって形成される磁路を介して輪状ロータ10及びハンマ 8は、60度だけ急速回転し、この回転によりハンマ8は60度だけ、図1の場 合にはハンマ8の自重に抗し、図2の場合にはばね40のばね力に抗して、回転 することになり、この状態でステータコイル4への通電を切ることによって、ハ ンマ8は、その自重又はばね力によって打玉を発射することができる。
【0014】 なお、前述の輪状ロータ10の回転の有効角は、各ロータ歯10A又はステー タ歯1A間の角度120度の約半分である60度であり、ハンマ8の自重又はば ね力によってハンマ8が戻っている停止状態では、図5に示すように、各ステー タ歯1Aと各ロータ歯10Aは互いに対向している状態である。
【0015】 また、前述の図2の実施例では、ばね40によってハンマ8を引く構成とした 場合について述べたが、例えば、図4に示すように、輪状ロータ10の外周にこ のばね40を巻付けて前述と同じハンマ8の打玉発射動作を行うように構成する こともできる。なお、前述の各ロータ歯10A及びステータ歯1Aは、1個又は 複数とすることができ、さらに、ロータ歯10Aは内方に突出することなく、輪 状ロータ10内に埋設した構成とすることもできる。
【0016】
本考案によるパチンコ発射機構造は、以上のように構成されているため、次の ような効果を得ることができる。 すなわち、アウタロータ型有限角トルカの輪状ロータの外周にハンマを直結し ているため、従来のカム等を用いることなくハンマの直動を得ることができ、パ チンコ発射機の小型化及び低価格化を容易に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるパチンコ発射機構造を示す概略構
成図である。
成図である。
【図2】本考案によるパチンコ発射機構造を示す概略構
成図である。
成図である。
【図3】図1及び図2のアウタロータ型有限角トルカを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】図3の他例を示す断面図である。
【図5】図3及び図4の要部を示す断面図である。
【図6】従来のパチンコ発射機構造を示す構成図であ
る。
る。
1 輪状ステータ 1A ステータ歯 2 取付板 4 ステータコイル 5 軸受 6 固定軸体 8 ハンマ 10 輪状ロータ 10A ロータ歯 50 固定体
Claims (3)
- 【請求項1】 回動自在に設けられたハンマ(8)を用い
て打玉を発射するようにしたパチンコ発射機構造におい
て、前記ハンマ(8)をその外周に取付けた輪状ロータ(1
0)と、前記輪状ロータ(10)を軸受(5)を介して回転自在
に保持すると共に輪状ロータ(10)の内側に位置する固定
軸体(6)と、前記固定軸体(6)に設けられ前記輪状ロータ
(10)の内側に位置する輪状ステータ(1)と、前記輪状ス
テータ(1)の外周に設けられ前記輪状ロータ(10)と対応
するステータコイル(4)とを備え、前記ハンマ(8)と輪状
ロータ(10)とが一体状に結合した構成よりなることを特
徴とするパチンコ発射機構造。 - 【請求項2】 前記固定軸体(6)の一端に結合され断面
コの字形をなす固定カバー体(50)を有し、前記固定カバ
ー体(50)は取付板(2)に固定されていることを特徴とす
る請求項1記載のパチンコ発射機構造。 - 【請求項3】 前記輪状ロータ(10)に形成された1個又
は複数のロータ歯(10A)と、前記輪状ステータ(1)に形成
され前記各ロータ歯(10A)と対応する1個又は複数のス
テータ歯(1A)とからなることを特徴とする請求項1又は
2記載のパチンコ発射機構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994001033U JP3001324U (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | パチンコ発射機構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994001033U JP3001324U (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | パチンコ発射機構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3001324U true JP3001324U (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=43137307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994001033U Expired - Lifetime JP3001324U (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | パチンコ発射機構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001324U (ja) |
-
1994
- 1994-02-23 JP JP1994001033U patent/JP3001324U/ja not_active Expired - Lifetime
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