JPH05260697A - ギヤモータ - Google Patents

ギヤモータ

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JPH05260697A
JPH05260697A JP10155892A JP10155892A JPH05260697A JP H05260697 A JPH05260697 A JP H05260697A JP 10155892 A JP10155892 A JP 10155892A JP 10155892 A JP10155892 A JP 10155892A JP H05260697 A JPH05260697 A JP H05260697A
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JP
Japan
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gear
rotor
internal gear
bearing
fixed
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JP10155892A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kiyofuji
芳男 清藤
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 減速機付きモータの小型、薄型、軽量化を目
的とする。 [構成] 回転磁界を発生する界磁用固定子21と、そ
れと作用して回転する永久磁石24を備えた回転子25
と、出力軸と、ケース部を備えたブラシレスモータにお
いて、回転子に軸受けと内歯歯車を偏心させて組み込
み、内歯歯車をケース部と一体化された軸に固定された
平歯車と噛み合わせることにより、内歯歯車を偏心揺動
させ、内歯歯車から減速された回転力を取り出すことに
より、減速機付きモータを小型、薄型、軽量化したこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 [0001] [産業上の利用分野]本考案は円形の界磁用固定子と回
転子からなる低速大トルク用のギヤ付きブラシレスモー
タに関する、 [0002] [従来技術]一般の低速大トルク用の減速機付きモータ
は、外部に突出した出力軸を持つモータと、減速機ボッ
クスに収納された減速機を組み合わせて、減速機付きモ
ータとして使用している。このモータ出力軸にはピニオ
ンギヤが取り付けられており、ピニオンギヤはギヤボッ
クス内の歯車と噛み合い、噛み合う歯車の数を増減する
ことにより必要な減速比を得ている。 [0003]例えば、図1に示すような減速機付きモー
タでは、円筒状モータケース1の内部に円筒状の界磁用
固定子2が設置され、その界磁用固定子2の内部に永久
磁石4と磁性材よりなる回転子5が設置され、その回転
子5の出力軸6にピニオンギヤ7が取り付けられてい
る。ピニオンギヤ7は平歯車8と噛み合い、平歯車8と
平歯車9は共通の軸11に固着されている。平歯車9は
出力軸12をもつ平歯車10と噛み合っている。 この
ように構成して、モータを回転させると、モータの回転
トルクは、モータの出力軸6に取り付けられたピニオン
ギヤ7から、これと噛み合っている平歯車8に伝達さ
れ、平歯車8て減速されて平歯車8と共通の軸をもつ平
歯車9から平歯車9と噛み合っている平歯車10に伝達
され、平歯車10で減速されて平歯車10に固着された
出力軸に伝達される。このようにして最終的に減速され
た回転トルクが出力軸に発生する。 [発明が解決しようとする課題] [0004]この場合、歯車の数を増加していくことに
より大きな減速比を得ることができるが、部品数が増加
し、ギヤの効率が悪化し、大型に成ってしまうという欠
点が有る。又、歯車の数を増加しないで大きな減速比を
得る為に歯車8の歯数を増加しても歯車8の外径が大き
くなり、やはり大型に成ってしまうという欠点がある。
このように従来の減速機付きモータて低速大トルクを得
ようとすると、モータの外部で、且つ、出力軸に減速機
を取り付ける構造なので、歯車の支持機構、あるいはギ
ヤボックスが必要になり、部品数も増加し、従って大型
になり易く重量も増し、特にスペースの少ない小型機器
に組み込むには不適当であった。 [発明の目的] [0005]このような従来の減速機付きモータに変わ
るものとして、安価で、小型、軽量、薄型て効率の良
い、低速大トルクモータを提供することを目的とするも
のである。 [課題を解決するための手段] [0006]上記目的を達成する為の手段を、以下実施
例に対応する第2図及び第3図をもちいて説明する。こ
のギヤモータは円筒状モータケース20の内部に円筒状
の界磁用固定子21を設置して、その界磁用固定子21
の内部に永久磁石23と磁性材より成る回転子24を設
け、回転子24の内周部に回転子24の中心に対し偏心
した軸受25を設け、軸受25の内周部に内歯歯車26
を設置する。内歯歯車26は、ケース部に固着され突出
したケーシング軸36に固着され、且つ内歯歯車26と
歯数差の異なる固定外歯歯車27と噛み合い、この2つ
の歯車で遊星歯車を形成している。内歯歯車26の端面
側には、出力軸30をもつカップリング28を設置す
る。 [作用] [0007]上記のように構成し、界磁用固定子21の
内部に回転子24を収納し、ブラシレスモータとして回
転させると、回転子24の内部にある内歯歯車26に回
転力が働く。しかし、回転子24との間には軸受25が
設置してあり、且つ、固定外歯歯車27と噛み合ってい
るので、内歯歯車26は回転子24と一緒には回転しな
い。内歯歯車26は内部に設置された固定外歯歯車27
と常に一部で噛み合い、その噛み合わせ箇所は固定外歯
歯車27の外周に沿って順次移動し、噛み合い箇所が一
周した時、固定外歯歯車27には内歯歯車26と固定外
歯歯車27の歯数差分だけ一定方向に回転力が発生する
が、固定外歯歯車27は回転せずに内歯歯車26が回転
子24と反対方向に偏心揺動しながら回転する。内歯歯
車25の偏心揺動回転力は内歯歯車26の端面にあるボ
ス29を伝わり、カップリング28に伝わり、カップリ
ング28に固着された出力軸30を回転させる。 [0008]同様に図4の様に界磁用固定子41の外部
に回転子44を配置し、ブラシレスモータとして回転さ
せても同じ効果が得られる。界磁用固定子41の外側に
回転子44を設置し、回転子44を回転させると、回転
子44の外周部にある外歯歯車46に回転力が発生す
る。 しかし回転子44との間だには軸受45けが設置
してあり、且つ固定内歯歯車47と噛み合っているので
外歯歯車46は回転子44と一緒には回転しない。外歯
歯車46は外部に設置された固定内歯歯車47と常に一
部で噛み合い、その噛み合わせ箇所は固定内歯歯車47
の内周に沿って順次移動し、噛み合い箇所が一周した
時、固定内歯歯車47には外歯歯車46と固定内歯歯車
47の歯数差分だけ一定方向に回転力が発生するが、固
定内歯歯車47は回転せずに外歯歯車46が回転子44
と反対方向に偏心揺動しながら回転する。外歯歯車46
はカップリングと連結されているので偏心揺動回転力は
外歯歯車46からカップリングを通して外部に取り出す
ことができる。 [実施例] [0009]以下、添付図面に基づいて本発明の実施例
を説明する。第2図は本発明を適用したギヤモータの内
部構造を示すものである。又、第3図におけるA−A゛
断面に相当する方向から見た図である。図中、22はケ
ース、21は6極の磁極鉄心から成る円筒状の界磁用固
定子、31は界磁用固定子21の磁極鉄心にに巻かれた
巻線、23は4極の円筒状永久磁石、24は回転子で、
軸受32とケーシング軸36で支持されている。27は
固定外歯歯車てケーシング軸36に固着されている。2
6は端面に6個のボスを備えた内歯歯車、25は軸受で
ある。軸受け25とその内周面に収納されている内歯歯
車26は回転子軸中心に対し、偏心している。28はカ
ップリングで、端面に内歯歯車26のボスに対応する6
個の孔を持ち、出力軸30に固着されている。出力軸3
0は軸受け33、34で支えられている。そこで、巻線
31を3相励磁すると界磁用固定子21には回転磁界が
生じ、永久磁石23に作用し、回転子24が回転する。
回転子24が回転すると、回転子24の内周面の軸受け
25と軸受け25の内周面に設置された内歯歯車26も
回転子24と一緒に回転しょうとするが、内歯歯車24
は固定外歯歯車27と一部で噛み合っているので、内歯
歯車24は回転子24と一緒には回転しない。そして、
軸受け25とその内周面に設置された内歯歯車26は回
転子24の中心に対し偏心しているので、内歯歯車26
は噛み合い箇所が固定外歯歯車27の外周に沿って順次
移動しながら偏心揺動する。その噛み合い箇所が一周し
たとき、内歯歯車26には、内歯歯車26と固定外歯歯
車27の歯数差分だけ回転子24とは反対方向に回転力
が発生し、減速されて回転する。この内歯歯車26の端
面には同一円周上に6個のボスが設けられており、この
ボスはカップリング28の孔に挿入されている。カップ
リング28の孔の内径は偏心寸法を半径とする寸法より
少し大きめにしてあるので、内歯歯車26の偏心揺動運
動を妨げない。従ってカップリング28には内歯歯車2
6の減速された回転力のみが伝達され、カップリング2
8に固着された出力軸30には減速された回転力が発生
する。この時の減速比は(内歯歯車の歯数−固定外歯歯
車の歯数)/(内歯歯車の歯数)で表せる。例えば、内
歯歯車の歯数を60固定歯車の歯数を59とすれば、減
速比は60分の1となる。 [0010]又、第4図も本発明の一実施例を示す説明
図である。これは界磁用固定子と回転子の配置位置を逆
にしたのみで動作原理は上記実施例図2,3と同様であ
る。図中、48はケース、41は6極の磁極鉄心からな
る界磁用固定子、42は界磁用固定子41の磁極鉄心に
巻かれた巻線、43は4極の円筒状永久磁石、44は回
転子で軸受を介してケーシング軸49で支持されてい
る。45は軸受で回転子44と外歯歯車間にあり回転子
中心に対し偏心している。46は外歯歯車、47は外歯
歯車46と一部で噛み合いこれより歯数が少なくケース
内周面に固着されている固定内歯歯車、48はケースで
ある。そこで、巻線42を3相励磁すると界磁用固定子
41に回転磁界が生じ、永久磁石43に作用し、回転子
44が回転する。回転子44が回転すると固定内歯歯車
47と噛み合っている外歯歯車46は偏心揺動し、回転
子44が一回転すると、外歯歯車46は回転子44の回
転方向と逆方向に歯数差分だけ回転する。この減速され
た回転力を第2図力実施例と同様なカップリングを外歯
歯車に連結して取り出す。 [0011] [効果]本発明によれば、減速機構が回転子の内部、又
は外周部にあり、且つ必要な歯車は外歯歯車と内歯歯車
との2個だけで済み、この2個の歯車で回転子の回転力
を著しく減速することができるので、従来の減速機付き
モータと比較して、小型、薄型化、さらに歯車の数が少
ないので効率が上がり高出力化を計ることができる。さ
らに、部品数も少なくて済み、安価に製造出来るという
利点がある。
【図面の簡単な説明】 [第1図]第1図は、従来技術の一例を示す断面図であ
る。 [第2図]第2図は本発明の一実施例を示す断面図であ
る。 [第3図]第3図は本発明の一実施例を示す説明図であ
る。 [第4図]第4図は本発明の一実施例を示す説明図であ
る。 [符号の説明] 1,18,21,48 ケース 2,21,41 界磁用
固定子 3,31,42 巻線 4,23,43 永久磁
石 5,24,44 回転子 6,11,12,30 軸 7 ピニオ
ン 8,9,10,27,46 外歯歯
車 13,19,35 ブラケ
ット 14,15,17,25,32,33,34 45軸受
け 18 カバー 26,47 内歯歯
車 28 カップ
リング 36 ケーシ
ング軸 29 ボス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [請求項1] 円周上に配列された複数の励磁磁極を有
    する界磁用固定子と、界磁用固定子との間に均一なエア
    ギャップを保ち、回転する回転子と、回転子の内周面に
    回転子の中心に対し偏心した軸受けを設置し、その軸受
    けの内周面に内歯歯車を設置し、内歯歯車と噛み合い、
    且つ、ケース部から突出した軸に固着された歯数の異な
    る外歯歯車を設置したことを特徴とするブラシレスモー
    タ。 [請求項2] 円周上に配列された複数の励磁磁極を有
    する界磁用固定子と、界磁揺固定子との間に均一なエア
    ギャップを保ち外側にあって回転する回転子と、回転子
    の外周面に回転子の中心に対し偏心した軸受けを設置
    し、その軸受けの外周面に外歯歯車を設置し、外歯歯車
    と噛み合い、且つ、ケース部に固着された歯数の異なる
    内歯歯車を設置したことを特徴とするブラシレスモー
    タ。
JP10155892A 1992-03-10 1992-03-10 ギヤモータ Pending JPH05260697A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2339082A (en) * 1998-07-02 2000-01-12 Michael John Flowerday Motor/gear drive arrangement of the cycloid type
KR101241092B1 (ko) * 2011-12-20 2013-03-11 연세대학교 산학협력단 와블모터
JP2018194151A (ja) * 2017-05-22 2018-12-06 Ntn株式会社 電動アクチュエータ
CN110165867A (zh) * 2019-05-24 2019-08-23 安徽沃弗电力科技有限公司 一种转角离合型永磁偶合器

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JP2018194151A (ja) * 2017-05-22 2018-12-06 Ntn株式会社 電動アクチュエータ
CN110165867A (zh) * 2019-05-24 2019-08-23 安徽沃弗电力科技有限公司 一种转角离合型永磁偶合器
CN110165867B (zh) * 2019-05-24 2024-01-26 安徽沃弗永磁科技有限公司 一种转角离合型永磁偶合器

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