JPH07203654A - ギヤモータ - Google Patents

ギヤモータ

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JPH07203654A
JPH07203654A JP2584494A JP2584494A JPH07203654A JP H07203654 A JPH07203654 A JP H07203654A JP 2584494 A JP2584494 A JP 2584494A JP 2584494 A JP2584494 A JP 2584494A JP H07203654 A JPH07203654 A JP H07203654A
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JP
Japan
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internal gear
gear
output shaft
boss
hollow
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Pending
Application number
JP2584494A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kiyofuji
芳男 清藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】出力軸がモータの両端面に突出可能で、且つ出
力軸の中心が中空に出来る構造のギヤモータを提供する
ことを目的とするものである。 【構成】回転磁界を発生する界磁用固定子3と、それと
作用して回転する回転子13と、回転子13の内部にあ
って、回転子13の中心に対し偏心した中心を持ち回転
自在に支持されている内歯歯車43と、内歯歯車43と
噛み合う外歯歯車42と、中空出力軸41とケース1と
ブラケット2,4を備えたブラシレスギヤモータにおい
て、ブラケット2にボス45を設け、ボス45の端面に
複数の円形の凹部44を設けその凹部44に鋼球16を
配置し、中空出力軸41をブラケット両端面に突出せし
めたことを特徴としたギヤモータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[産業上の利用分野]本考案は円形の界磁
用固定子と回転子からなる低速大トルク用のギヤ付きブ
ラシレスモータに関する。本考案は、ロボットや自動
車、工作機械、など種々の産業分野に適用することがで
きる。
【0002】
【従来技術】一般の低速大トルク用の減速機付きモータ
は、外部に突出した出力軸を持つモータと、減速機ボッ
クスに収納された減速機を組み合わせて、減速機付きモ
ータとして使用している。このような従来の減速機付き
モータモータにかわるものとして、安価で、小型、軽
量、薄型で効率のよい低速大トルクモータを開発し、特
願平−101558及び特願平−226333として開
示した。このギヤモータでは回転子とギヤ部が一体とな
っていてモータの中にギヤ部が組み込まれている。
【0003】例えば、図1に示すようなギヤモータで
は、円筒状モータケース22の内部に円筒状の界磁用固
定子21を設置して、その界磁用固定子21の内側に永
久磁石23と磁性材より成る回転子24を設け、回転子
24の内周面に回転子24の中心に対し偏心した軸受2
5を設け、軸受25の内周面に内歯歯車26を設置す
る。内歯歯車26は、ケース部より突出したケーシング
軸36に固着され、且つ内歯歯車26と歯数差の異なる
固定外歯歯車27と噛み合い、この2つの歯車で遊星歯
車減速機を形成している。内歯歯車26の端面には、円
状に複数の鋼球37が組み込まれ、鋼球37は各々対面
する出力軸端面の円形の凹部38の底部と接している。
上記のように構成し、界磁用固定子21の内部に回転子
24を収納し、ブラシレスモータとして回転させると、
回転子24の内側にある内歯歯車26に回転力が働く。
しかし、回転子24との間には軸受25が設置してあ
り、且つ、固定外歯歯車27と噛み合っているので、内
歯歯車26は回転子24と一緒には回転しない。内歯歯
車26は内部に設置された固定外歯歯車27と常に一部
で噛み合い、その噛み合わせ箇所は固定外歯歯車27の
外周に沿って順次移動し、噛み合い箇所が一周した時、
固定外歯歯車27には内歯歯車26と固定外歯歯車27
の歯数差分だけ一定方向に回転力が発生するが、固定外
歯歯車27は回転せずに内歯歯車26が回転子24と反
対方向に偏心揺動しながら回転する。内歯歯車25の偏
心揺動回転力は内歯歯車26の端面に組み込まれた複数
の鋼球37から出力軸30の端面の円形の凹部38をへ
て、出力軸30に伝達される。この時の減速比は(内歯
歯車の歯数−固定外歯歯車の歯数)/(固定外歯歯車の
歯数)で表せる。例えば、内歯歯車の歯数を61固定外
歯歯車の歯数を60とすれば、減速比は60分の1とな
る。
【0004】[発明が解決しようとする課題]ところ
が、先行技術として開示したギヤモータにおいて、固定
外歯歯車27がケース部から突出したケーシング軸36
に固定されている為、出力軸30が片側のみに突出して
いるので、両軸使用の用途には適さないという欠点があ
る。又、出力軸30を中空にしてその中に相手機器の駆
動軸を挿入固定してカップリングのスペースを省略し機
器の小型化を計る、あるいは中空軸の中の空間に配線を
通して配線の引き回しを簡略して機器を組立易くする等
が出来ないという欠点がある。
【0005】[発明の目的]本考案は、このような問題
点に着目してなされたものであり、出力軸がモータの両
端面に突出可能で、且つ出力軸の中が中空に出来る構造
のギヤモータを提供することを目的とするものである。
【0006】[課題を解決するための手段]上記目的を
達成する為の手段を、以下、実施例に対応する5図を用
いて説明する。尚、実施例は、ブラケット部より突出し
たボスの端面に設けられた複数の円形の凹部と、出力軸
以外は先行技術を示す1図及び2図及び3図及び4図と
同じ構成である。又、第3図は1図のA−A´面から見
た図であり、第4図は1図のB−B´より見た図であ
る。このギヤモータは円筒状モータケース1の内側に円
筒状の界磁用固定子3を設置して、その界磁用固定子3
の内側に永久磁石14と磁性材より成る回転子13を設
け、回転子13の内周面に回転子13の中心に対し偏心
した軸受8を設け、軸受8の内周面に内歯歯車43を設
置する。内歯歯車43は中空出力軸41に固着された歯
数差の異なる外歯歯車42と噛み合い、中空出力軸41
はブラケット2のボス45の中を通り、且つ両ブラケッ
トの中心に設けられた軸受9,12,10に支持されて
いる。内歯歯車43の端面には円状に複数の鋼球16が
組み込まれ、この鋼球16は対面するブラケット2のボ
ス端面の円形の凹部44の底部と接している。円形の凹
部44の直径は内歯歯車43の揺動運動による偏心半径
の2倍に鋼球16の直径を加えた値にする。又、円形凹
部44の形状は円筒形あるいは鋼球16の半径と同一の
曲面からなる鍋底状とし、又、対面する各々の端面同士
が衝突しないようギャップを設ける。
【0007】[作用]上記のように構成し、ブラシレス
モータとして回転させると、内歯歯車43は外歯歯車4
2の外周を公転(偏心揺動運動)しながら、該外歯歯車
42との歯数差分だけ公転方向と反対の方向に自転す
る。内歯歯車43の端面には円状に複数の鋼球16が組
み込まれ、鋼球16は各々対面するブラケット2のボス
端面の円形の凹部44の底部と接しているので、鋼球1
6は底部のR面に沿って、滑りながら転がり、公転によ
る偏心距離を半径とする円運動をして、内歯歯車43の
自転による減速回転のみが外歯歯車42から中空出力軸
41に伝達され、減速出力のみを取り出すことができ
る。又、中空出力軸41は両ブラケットの端面より突出
しているので、両軸駆動及び中空軸の構成が可能とな
る。
【0008】[実施例]以下、添付図面に基づいて本発
明の実施例を説明する。第4図は本発明を適用したギヤ
モータの内部構造を示すものである。図中、1はケー
ス、3は6極の磁極鉄心から成る円筒状の界磁用固定
子、 15は界磁用固定子3の磁極鉄心にに巻かれた巻
線、14は4極の円筒状永久磁石、13は回転子で、軸
受10と軸受け11で支持されている。42は外歯歯車
で中空出力軸41に固着されている。42は端面に複数
の鋼球16が組み込まれた内歯歯車、8は軸受である。
軸受け8とその内周面に収納されている内歯歯車43は
回転子軸中心に対し、偏心している。2はボス付きブラ
ケットでボスの端面に円形で底部がR面の凹部44を複
数備えている。4はブラケットで軸受け9を介して中空
出力軸41を支持している。12は軸受けで中空軸41
を支持している。
【0009】[効果]本発明によれば、ブラケットにボ
スを設け、該ボスの端面と内歯歯車との間に鋼球を配置
することにより、ブラケットの両端面に出力軸を突出せ
しめ、両軸駆動が可能となり、且つ出力軸を中空にし
て、機器の小型、薄型化、軽量化、配線作業の簡略化に
貢献することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【第1図】第1図は本発明の先行技術を示す断面図であ
る。
【第2図】第2図は本発明の先行技術を示す説明図であ
る。
【第3図】第3図は本発明の先行技術を示す説明図であ
る。
【第4図】第4図は本発明の先行技術を示す断面図であ
る。
【第5図】第5図は本発明の実施例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】 1,22 ケース 3,21 界磁用固定子 15,31 巻線 14,23 永久磁石 13,24 回転子 30 出力軸 27 固定外歯歯車 4,35 ブラケット 8,9,10,11,12,25,32,33,34 軸受け 26,43 内歯歯車 36, ケーシング軸 16,37 鋼球 38,44 円形の凹部 2 ボス付きブラケット 41 中空出力軸 5,6,7 ネジ 45 ブラケットのボス 42 外歯歯車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周上に配列された複数の励磁磁極を有
    する界磁用固定子と、界磁用固定子との間に均一なエア
    ギャップを保ち、回転する回転子と、回転子の内周面に
    回転子の中心に対し偏心した軸受けを配置し、その軸受
    けの内周面に内歯歯車を配置し、内歯歯車と噛み合い且
    つ出力軸に固着された歯数の異なる外歯歯車を配置した
    ブラシレスモータにおいて、前記内歯歯車の端面とブラ
    ケットより突出したボスの端面に複数の円形の凹部を設
    け、その凹部間に鋼球を配置したことを特徴としたギヤ
    モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1において出力軸が中空であるこ
    とを特徴とするギヤモータ。
JP2584494A 1994-01-10 1994-01-10 ギヤモータ Pending JPH07203654A (ja)

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JP2584494A JPH07203654A (ja) 1994-01-10 1994-01-10 ギヤモータ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2341731A (en) * 1998-09-16 2000-03-22 Michael John Flowerday Motor/gear drive arrangement of the planetary type
JP2011002062A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Yaskawa Electric Corp 減速機構内蔵アクチュエータおよびこれを用いた多関節ロボット
US20110031829A1 (en) * 2007-12-04 2011-02-10 Wittenstein Ag Drive unit having at least one transmission stage
CN107804164A (zh) * 2016-09-09 2018-03-16 行安机电股份有限公司 马达减速机模块

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