JP2008079442A - ギアードモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】歯車輪列の軸受けを形成することができる比較的広いスペースを確保し、歯車輪列の配置の自由度を向上させたギアードモータを提供する
【解決方法】 複数の極歯とコイルを有するステータを有するクローポール型のモータと、該モータの回転を減速する減速機構とを有するギアードモータにおいて、モータMの補極16bが形成されている側のステータコア32に減速機構Gの歯車輪列の歯車の軸を保持する軸受け用孔22a〜22eを配置する。
【選択図】図1

Description

本発明はギアードモータに関し、さらに詳しくは、主に洗濯機の排水弁や換気扇の開閉シャッタ等の駆動機構に好適に用いられるギアードモータに関する。
従来、モータと歯車輪列とが一体的に設けられたギアードモータが知られている。例えば特許文献1に記載のギアードモータにはAC同期モータが適用されており、このAC同期モータは複数の極歯を有するステータを備えている。これら複数の極歯は、略同一形状の複数の主極と、この主極より若干小さい複数の補極とからなり、起動性確保のため磁界のバランスを崩すように、略等間隔に整列された主極の間に所々補極が介設されている。
特開2002―262491号公報
一方、ギアードモータには、薄型化を図るため、歯車輪列の軸受けとなるプレートを省いてステータコアの極歯を切り起こし形成した残りの部分に歯車輪列の軸受けを形成するものがあるが、特許文献1に記載のモータのように、補極同士が互いに対向する位置に配置されていると、面積の大きい主極が集まって、面積の小さい補極が離ればなれに形成されるため、歯車輪列の軸受けを形成することができる位置が離散され、歯車輪列の配置可能な範囲が限定される、または補極を避ける歯車輪列の配置にしなくてはならない。そのため所望のギア比を得るための歯車輪列の配置を設計するのが困難になるといった問題があった。
そこで、本発明の解決しようとする課題は、歯車輪列の軸受けを形成することができる比較的広いスペースを確保し、歯車輪列の配置の自由度を向上させたギアードモータを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1記載のように、複数の極歯とコイルを有するステータを有するクローポール型のモータと、該モータの回転を減速する減速機構とを有するギアードモータにおいて、前記複数の極歯は、主極と補極で構成されるとともに、対向する2枚の板状の磁性体の一部を磁性体と直交する方向に切り起こすことにより構成され、前記極歯は前記コイルより発生する磁束の磁路を形成し、前記主極を通る前記磁束の量と前記補極を通る前記磁束の量とが異なるように構成され、前記磁性体の一方は前記減速機構を形成する歯車輪列の軸の保持する軸受けを備えたプレートであって、前記補極は前記プレートに構成されていることを要旨とするものである。
また、請求項2に記載のように前記ギアードモータにおいて前記補極は前記主極より面積が小さく形成されていると良い。
さらに、請求項3に記載のように、前記ギアードモータにおいて、前記プレートには前記補極が複数構成され、該補極は前記モータ回転軸を中心に対向することがなく、周方向に連続して配置されていると好ましい。
本発明の請求項1記載に係るギアードモータによれば、補極を通る磁束の量と主極を通る磁束の量とを異ならせているため、この補極が形成される側の磁性体には、前記主極のみが形成される側の磁性体よりも、前記減速機構の歯車輪列の軸を保持する軸受けを形成するために利用できるスペースが広く形成される。そして、前記対向する2枚の磁性体のうち、この補極が形成される側の磁性体に、前記軸受けが形成されるので、前記軸受けの配置の自由度が向上する。
このとき請求項2に記載のように、前記補極が、前記主極よりも小さく形成されていれば、前記対向する2枚の板状磁性体のうち、この補極が形成される側の磁性体に、前記歯車輪列の軸を保持する軸受けを形成するために利用できるスペースをより広く設けることができる。
また、請求項3記載に記載のように、前記補極をモータ回転軸の周方向に連続して形成して、補極をまとめて配置することにより、補極周辺にまとまったスペースを確保することができ、軸受けの配置の自由度がより向上する。
以下に本発明の一実施形態に係るギアードモータについて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係るギアードモータ10の概略構成を示す分解斜視図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るギアードモータ10は、ロータ軸12の周りにマグネットが設けられてなるロータRと、このロータRの外周面を取り囲むように複数の極歯16,16,・・・が配置され、これら極歯16,16,・・・のさらに外周にコイル18が設けられてなるステータSとからなるクローポール型のモータM、および、このモータMのロータ軸12の回転を出力軸Oまで減速して伝達するように複数の複合歯車20a,20b,20c,20dを有する減速機構が、本体ケース内30a,30bに納められてなる。このギアードモータ10は、モータMから供給される回転を減速し回転力を増加させて出力軸Oから出力を行なうものである。
図2は、このギアードモータ10に備えられたモータMのステータSの分解斜視図である。ステータSは、対向して配置される略円形状の2枚の板状の磁性体(以下、ステータSコアと称す。)の間にコイル18が介設されて構成される。
尚、このステータコア32,34としては、例えば鉄やニッケル等の磁性鋼板等が好適に用いられる。また、このコイル18は、例えば銅線あるいはアルミクラッド線等が略円筒形状に巻き回されて形成されたものである。
この対をなす略円形状のステータコア32,34の中心付近には、各ステータコア32,34(板状の磁性体)を部分的にコイル18の方に切り起こして形成された4枚の極歯16が立設されている。
ここで、一方のステータコア34(図2ではコイル18の下方に配置されている側のステータコア)には、コイル18の内径より僅かに小さい径を有する円周上に、面積の略等しい4枚の極歯(主極)16aが略等間隔に並んで起立形成されている。この一方のステータコア34は、外周縁に、コイル18の外径より僅かに大きい内径と、コイル18の高さとほぼ同じ高さを有する円筒状の壁34aが一体的に設けられており、コイル18の外側を覆うケースの機能も兼ねている。
そして、他方のステータコア32(図2ではコイル18の上方に配置されている側のステータコア)にも、同じくコイル18の内径より僅かに小さい径を有する円周状に、4枚の極歯16が切り起こされて設けられている。この他方のステータコア32に形成された極歯16は、一方のステータコア34に形成された極歯16aと略等しい大きさの2枚の極歯(主極)16a,16aと、他の極歯より若干面積が小さく形成された2枚の極歯(補極)16b,16bとから構成されている。これら主極16a,16a同士および補極16b,16b同士は互いに隣り合うように配置されている。
この、他方のステータコア32の中心にはロータRを挿入するための略円形状の開口部32aが設けられている。また、このステータコア32の外周端縁にはステータSを本体ケース30bに固定するためのネジ穴30b,30bを有する取り付け部30c,30cが設けられている。
この、若干小さく形成された2枚の極歯(補極)は、コイル18への通電により発生する磁界のバランスを崩すために主極16bと異なる大きさに形成されており、モータMの起動性を確保するために、電源投入時に起動トルクが発生しやすいようにするためのものである。
この他方のステータコア32は、主極16aおよび補極16bが切り起こされた残りの部分に軸受け用孔36a〜36eが形成され、ギアードモータ10の減速機構Gを構成する歯車輪列の軸を保持する軸受けを備えたプレートとしての機能も有している。
対をなすステータコア32,34のそれぞれに備えられた極歯16は、略同一径を有する円周上の互い違いの位置に形成されている。すなわち、コイル18にこれらの対をなすステータコア32,34を装着すると、コイル18の内周面にそれぞれのステータSの極歯16が互い違いに並ぶように配置される。これら極歯16のさらに内周にロータRが配置される(図1参照)。
そして、コイル18をステータコア32,34で挟み込むようにして固定し、コイル18の内周面に極歯16が配置され、そのさらに内周にロータRが装着された状態で、端子38等を介してコイル18に電流を通電すると、コイル18が励磁され、ロータRのマグネット14の磁力との相互作用によってトルクが発生し、ロータRが回転する。
このとき、ステータコア32,34に設けられた極歯16はコイル18から発生する磁束の磁路を形成するが、前記他方のステータコア32(図2ではコイル18の上方に配置されている側のステータコア)に設けられた極歯16は、主極16aと補極16bとで面積が異なるため、この主極16aを通る磁束の量と、補極16bを通る磁束の量が異なる。
従って、コイル18の内周に、略同じ大きさの主極16aと、大きさの異なる補極16bとが入り交じって配置されることにより、コイル18への通電により発生する磁界の分布がロータRのマグネット14の周囲(コイル18の内周)で均一にならず、ロータR(図1参照)の起動トルクが発生しやすくなる。
図3は、図2に示したステータSを組み立て、その中心に円周上に配列された極歯16,16,・・・の内周にロータRを装着した状態の上面図である。ステータコア32の開口部32aの外周側には、4枚の極歯16を切り起こした際に極歯16の大きさに相当する穴16’が形成されている。このステータコア32の極歯16を切り起こした残りの部分には、ギアードモータ10の減速機構Gを構成する歯車輪列の軸を保持する軸受け用孔36a〜36eが形成されている。
ここで、前述のように、本実施形態では補極16bは主極16aより面積が小さく形成されているので、対をなすステータコア32,34の補極16bが設けられている側のステータコア32には、主極16aのみが形成される側のステータコア34に比べ、複数の極歯16,16,・・・を切り起こした残りの部分の面積が大きく、軸受け用孔を形成するために利用できる広いスペースを確保することができる。
更に、本実施形態ではステータコア32に補極16b同士が隣り合って配置されている。面積の小さい補極16bが集まって配置されることで、この補極16bを切り起こした穴の周辺に、軸受け用孔を形成するためのまとまったスペースを確保することができる。
そして、これらの軸受け用孔36a〜36eに減速機構Gを構成する歯車輪列の各複合歯車20a〜20d,26の軸22a〜22eが取り付けられ(図1参照)、各複合歯車20a〜20d,26が噛み合わされて配置される。
次に、この減速機構Gについて図面を参照して説明する。図4は、図3に示したステータSに歯車輪列が取り付けられた状態を示す上面図である。図5は、ケース本体30a,30b内に納められた減速機構Gの各歯車の軸を繋ぐ断面を示した輪列展開図である。
尚、図面では省略したが、各複合歯車20a〜20d,26の外周面には歯車の歯が形成されており、それぞれの複合歯車20a〜20d,26が互いに噛み合って、回転を伝達することができるように構成されている。また、これらの複合歯車は合成樹脂材料による射出成形などにより形成される。
図4および5に示すように、歯車輪列の軸受け用孔36a〜36eが形成されたステータコア32の中心には、マグネット14が取り付けられたロータ軸12が突出して設けられており、ロータ軸12のマグネットの上部にはロータピニオン24が取り付けられて、ロータ軸14とともに回転する。
このロータピニオン24に噛み合うように、第1の複合歯車20aが第1の軸22aに取り付けられて配置されている。第1の複合歯車20aは径の大きい下層の歯車と、径の小さい上層の歯車とが一体的に形成されて、径の大きい歯車がロータピニオン24に噛合し、径の小さい歯車に第2の複合歯車20bが噛合して、ロータピニオン24の回転を減速して第2の複合歯車20bに伝達する。
第2の複合歯車20bも径の大きい下層の歯車と、径の小さい上層の歯車とが一体的に形成されており第2の軸22bに取り付けられている。この第2の複合歯車20bの径の大きい歯車が第1の複合歯車20aに噛合し、径の小さい歯車に第3の複合歯車20cが噛合して、ロータピニオン24の回転を更に減速して第3の複合歯車20cに伝達する。
第3の複合歯車20cも同様に、径の大きい歯車が第2の複合歯車20bに噛合し、径の小さい歯車に第4の複合歯車20dが噛合するように第3の軸22cに取り付けられている。第4の複合歯車20dも、径の大きい歯車が第3の複合歯車20cに噛合し、径の小さい歯車に出力歯車26が噛合するように、第4の軸22dに取り付けられている。
このようにして、ロータピニオン24の回転は、第1〜第4の複合歯車20a〜20dを介して減速されて出力歯車26に伝達される。
尚、図1に示すように、第1の複合歯車20aが取り付けられている第1の軸22aには、逆回転防止部材28が設けられている。この逆回転防止部材28は、ロータピニオン24の歯に引っ掛かる突起28aが設けられた円盤28bと、該円盤28bを軸方向に付勢することにより、前記複合歯車20aと前記円盤28bにフリクションを発生させる板バネ28cとからなる。ロータピニオン24が正規の方向に回転するときは、円盤28bの突起28aロータピニオン24の歯から外れ、ロータピニオン24が反対方向に回転するときは、円盤28bの突起28aロータピニオン24の歯に引っ掛かってロータピニオン24の回転が規制される。
(第1歯車の下に配置された突起を有する円盤と、第1歯車の上に配置された小さいリング状の部材とでロータピニオンの逆回転を防止すると思うのですが、上の小さい部材がどのように働くのかよくわかりません。申し訳ないですが、ご説明いただくか、空欄を埋めていただきますようお願い申し上げます。)
このように構成された減速機構Gの上に、図1および図5に示すようにロータ軸12とステータコア32に取り付けられた第1〜第4の軸22a〜22dの先端側の軸受けが設けられた中板40が取り付けられる。中板40には、出力歯車26の上部に設けられた出力軸Oが挿通される貫通孔40aが設けられている。
また、図1に示すように、中板40には、ステータSのコイル18に電流を供給する端子38が取り付けられている。更に、中板40の側部には、ケース本体30bと中板40とを係止するための係止部40bが設けられており、この係止部40bにはネジ42を挿通するネジ穴40cと係止爪40dが設けられている。この係止爪40dが本体ケース40bの被係止部(図示せず)に係止し、かつ、ネジ42によってネジ止めされて、モータMと減速機構Gをケース本体30b内に固定する。
ギアードモータ10はこのようにしてケース本体30bと中板40との間にモータMと減速機構Gとが固定され、その更に上からケース本体30aで覆われてなるものである。
ケース本体30bの上面には、中板40の貫通孔40aから突出するように配置された出力軸Oが挿通される出力用開口部46が設けられている。この出力用開口部46内に配置された出力軸Oの先端に牽引部材48、コイルバネ50、ホルダ52等がネジ54を介して取り付けられ、牽引部48aが駆動されることで、洗濯機の排水弁や、換気扇のシャッタ等が駆動される。
また、ケース本体30a,30bの外側面には、係止窓42aと係止片42bが複数組設けられており、ケース本体30a,30b同士を互いに係止する。
さらに、ケース本体30aの上面には、中板40に取り付けられた端子38の一端を収容するコネクタ部44が設けられている。端子38の他端は、中板40とステータSとを互いに固定することで、ステータSに設けられたステータ側コネクタ44S内に配置されコイル18の電線端末に接続されたコイル側端子(図示せず)と接続される。このようにして、コネクタ部44に相手側コネクタが接続されて、コイル18の電源と、コイル18への通電を制御する信号とが入力されることにより、ギアードモータ10が駆動される。
ギアードモータ10の減速機構のギア比等は、モータMの駆動特性(ロータRの回転数およびトルクなど)と出力側に取り付けられる機器との関係で決定されるが、本発明に係るギアードモータによれば、モータMの、補極が形成される側のステータコアに減速機構の歯車輪列の軸受けが設けられているため、軸受けを形成するためのスペースが広く、歯車輪列の配置を設計する際の制約が少ない。そのため、ギアードモータの設計の自由度が向上する。
このように、このギアードモータ10によれば、補極16bを通る磁束の量と主極16aを通る磁束の量とを異ならせているため、この補極16bが形成される側のステータコア32には、主極16bのみが形成される側のステータコア34よりも、減速機構Gの歯車輪列の軸22a〜22eを保持する軸受け36a〜36eを形成するために利用できるスペースが広く形成される。そして、コイル18を介して対向するステータコア32,34のうち、この補極16bが形成される側のステータ湖32に、軸受け36a〜36eが形成されるので、これらの軸受け36a〜36eの配置の自由度が向上する。
このとき、補極16bが、主極16aよりも小さく形成されているため、コイル18を介して対向するステータコア32,34のうち、この補極16bが形成される側のステータコア32に、減速機構Gの歯車輪列の軸22a〜22eを保持する軸受け36a〜36eを形成するために利用できるスペースをより広く設けることができる。
さらに、補極16bをモータMのロータ軸14の周方向に連続して形成して、補極16bをまとめて配置することにより、補極16b周辺にまとまったスペースを確保することができ、軸受け36a〜36eの配置の自由度がより向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることはもちろんである。例えば、上記実施形態では、主極と補極の面積を異ならせて、主極と補極を通る磁束の量を異ならせる例を示したが、主極と補極のコイルの内周面からの距離を異ならせて磁束の量を変化させても良い。また、減速機構の歯車輪列の構成は上記実施形態に限られるものではなく、要求されるギア比等によって適宜調節することができる。
本発明の一実施形態に係るギアードモータの構成を示す分解斜視図である。 図1のギアードモータが備えるモータのステータ示す分解斜視図である。 図2に示したステータの上面図である。 図3に示したステータに減速機構を構成する歯車輪列を取り付けた状態を示す上面図である。 図4に示したモータに取り付けられた減速機構の輪列展開を示す断面図である。
符号の説明
10 ギアードモータ
12 ロータ軸
14 マグネット
16 極歯
16a 主極
16b 補極
18 コイル
20a,20b,20c,20d 複合歯車
24 ロータピニオン
26 出力歯車
30a,30b 本体ケース
32,34 ステータコア
M モータ
G 減速機構
R ロータ
S ステータ

Claims (3)

  1. 複数の極歯とコイルを有するステータを有するクローポール型のモータと、該モータの回転を減速する減速機構とを有するギアードモータにおいて、
    前記複数の極歯は、対向する2枚の板状の磁性体の一部を切り起こして形成された主極と補極で構成されるとともに、 該極歯は前記コイルより発生する磁束の磁路を形成し、前記主極を通る前記磁束の量と前記補極を通る前記磁束の量とが異なるように構成され、前記2枚の磁性体の一方は前記減速機構を形成する歯車輪列の軸を保持する軸受けを備えたプレートであって、前記補極は前記プレートに構成されていることを特徴とするギアードモータ。
  2. 請求項1において、前記補極は前記主極より面積が小さいことを特徴とするギアードモータ。
  3. 請求項1または2において、前記プレートには前記補極が複数構成され、該補極は前記モータの回転軸を中心に対向しないよう周方向に連続して配置されることを特徴とするギアードモータ。
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