JP2008301621A - モータ - Google Patents

モータ Download PDF

Info

Publication number
JP2008301621A
JP2008301621A JP2007144990A JP2007144990A JP2008301621A JP 2008301621 A JP2008301621 A JP 2008301621A JP 2007144990 A JP2007144990 A JP 2007144990A JP 2007144990 A JP2007144990 A JP 2007144990A JP 2008301621 A JP2008301621 A JP 2008301621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
armature
yoke
bearing
rotating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007144990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4940022B2 (ja
Inventor
Katsuhiko Torii
勝彦 鳥居
Hiroaki Yamamoto
博昭 山本
Tomoki Yamashita
友騎 山下
Shusuke Ishihara
秀典 石原
Nakayasu Shirai
中庸 白井
Toshio Yamamoto
敏夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2007144990A priority Critical patent/JP4940022B2/ja
Publication of JP2008301621A publication Critical patent/JP2008301621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4940022B2 publication Critical patent/JP4940022B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

【課題】小型に構成可能なモータを提供する。
【解決手段】整流子25を有する電機子20は、巻線24が巻装された電機子コア23がヨーク14の外側面に配置したマグネット15の径方向外側に配置されるとともに、該ヨーク14の径方向内側には、電機子20の回転軸21の基端部を支持するラジアル軸受16及びスラスト軸受としてのボール17が収容配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブラシ付き直流モータに関するものである。
従来、ブラシ付き直流モータは、例えば特許文献1にて示されているように、有底円筒状のヨークハウジングの内周面にマグネットが固着されて固定子側が構成され、回転軸に固定されたコアに巻線が巻回されてなる回転子としての電機子(アーマチャ)がマグネットの内側に収容されてなる。電機子は、その回転軸の所定部位がモータ内に配設された軸受にて回転可能に支持され、その中でも回転軸の基端部がヨークハウジング底部の軸受保持部にて保持された軸受にて支持される構成が従来の一般的なものとなっている。
特開2001−103702号公報
しかしながら、上記構成のモータでは、コア内の磁気回路への影響やコアと回転軸との固定強度、更にはコア材を複数枚積層してなるコアを用いた場合のその構造等を考慮し、軸受にて支持される部分が回転軸のコアから軸方向に突出した部分に設定されている。そのため、その突出分に対応して軸受を軸方向外側に配置すべく、該軸受を保持する円筒状の軸受保持部をヨークハウジングの底部から突出させて構成する必要があり、このことがモータを軸方向に大型化させ、小型化を図る上での弊害の一つとなっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、小型に構成可能なモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、給電ブラシが摺接する整流子を有した電機子がヨークに固着されたマグネットと対向配置され、前記電機子が前記給電ブラシからの給電に基づき回転駆動するブラシ付き直流モータであって、前記ヨークの外側面には前記マグネットが配置され、そのマグネットの径方向外側に前記電機子を構成すべく巻線が巻装された電機子コアが配置されるとともに、前記ヨークの径方向内側には、前記電機子の回転軸の基端部を支持する軸受が収容配置されたことをその要旨とする。
この発明では、整流子を有する電機子は、巻線が巻装された電機子コアがヨークの外側面に配置したマグネットの径方向外側に配置されるとともに、該ヨークの径方向内側には、電機子の回転軸の基端部を支持する軸受が収容配置される。即ち、このようなヨークでは、磁気回路を好適に形成しつつも径方向内側においてスペースの確保が容易である。そのため、ヨークの径方向内側に軸受が配置可能となり、これにより軸受部分の軸方向への突出が抑えられ、モータの小型化が可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記軸受は、前記電機子の回転軸を回転可能に支持するラジアル軸受、若しくは前記電機子の回転軸をスラスト方向に支持するスラスト軸受であることをその要旨とする。
この発明では、ヨークの径方向内側に、電機子の回転軸を支持するラジアル軸受、若しくはスラスト軸受が収容され、これによりモータの小型化が図られる。特に、ラジアル軸受とスラスト軸受とをともにヨークの径方向内側に収容する構成とすれば、モータのより小型化が図られる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のモータにおいて、前記ヨークの径方向内側には、前記軸受を保持する軸受保持部材が挿入配置されたことをその要旨とする。
この発明では、ヨークの径方向内側に、軸受を保持する軸受保持部材が挿入配置される。これにより、ヨークにて軸受を保持する構成を考慮しなくて済む。つまり、ヨークは磁性金属にて形成されることからその形状が簡単であることが望ましく、軸受保持部材を別途設けてヨークに挿入する構成とすれば、ヨーク形状が簡素化される。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のモータにおいて、前記軸受保持部材には、前記電機子の回転軸のスラスト荷重を受けるスラスト軸受が保持されたことをその要旨とする。
この発明では、軸受保持部材にスラスト軸受が保持されるため、複雑な構成となりがちなそのスラスト軸受を、ヨークではない軸受保持部材にて容易に保持可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のモータにおいて、前記軸受保持部材には、前記ヨークが外嵌され支持されたことをその要旨とする。
この発明では、軸受保持部材にはヨークが外嵌されて支持されることから、ヨークを支持する手段を別途設ける必要がなく、モータの部品点数を低減できる。
請求項6に記載の発明は、請求項3〜5のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記電機子、前記ヨーク及び前記マグネットを少なくとも収容するハウジング部材を有し、前記軸受保持部材は、前記ハウジング部材に一体に設けられたことをその要旨とする。
この発明では、軸受保持部材はハウジング部材に一体に設けられることから、モータの部品点数を低減できる。
本発明によれば、小型に構成可能なモータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のモータを示す。本実施形態のモータ10は、自動車のウインドガラスを自動開閉するパワーウインド装置の駆動源として用いられるものである。このモータ10は、直流モータにて構成されるモータ部11と、該モータ部11にて生じた回転を減速して出力する減速部12とが一体に組み付けられて構成されている。
図2及び図4に示すように、モータ部11は、樹脂材料にて有底円筒状に形成されるモータハウジング13を有し、該ハウジング13の底部13a中央には、その底部13a内側面から軸方向に沿って延びる支持筒部13bが備えられている。支持筒部13bは、モータハウジング13の軸方向長さの約3分の1の長さで六角筒状に形成されている(図4参照)。支持筒部13bには、磁性金属にて六角筒状に形成されるヨーク14が外嵌され支持されている。
ヨーク14は、モータハウジング13の軸方向長さの約2分の1の長さで形成され、支持筒部13bの先端より突出している。また、ヨーク14は、平面よりなる6つの外側面14aを有し、6個のマグネット15のそれぞれがヨーク14の各外側面14aに固着されている。各マグネット15は、ヨーク14との固着面がそのヨーク14の外側面14aに対応して平面状をなすとともに、各マグネット15の外側面が同心円若しくはその同心円に準じた曲面状に形成されている。因みに、本実施形態のマグネット15は、小型で強力な磁力が得られる希土類磁石にて構成され、特に本実施形態のようにマグネット15側よりも電機子20側(ロータ側)を径方向外側に配置するアウタロータ型のモータに用いると好適である。
ヨーク14の前記支持筒部13bより突出する部分の内周面には、電機子20の回転軸21の基端外周面に当接し該基端部をラジアル方向にて支持するラジアル軸受16が固着されている。また、支持筒部13bの内側には、電機子20の回転軸21の基端端面に当接し該基端部をスラスト方向に支持するスラスト軸受としてのボール17が収容されている。即ち、回転軸21の基端部は、軸受16にて回転可能に支持されるとともに、ボール17にて点接触でスラスト荷重が受けられている。また、ボール17の奥側には金属製のプレート18が、更にプレート18の奥側には弾性部材よりなるスラスト調整部材19がそれぞれ収容されており、該スラスト調整部材19は、プレート18を介してボール17に弾性力を付与して、回転軸21のスラスト方向のがたつきを防止している。
回転軸21の中央部には、電機子コア23を固定するための固定用カラー22が固定されている。固定用カラー22は、非磁性材料、例えばステンレス製で有底円筒状に形成されており、該カラー22の開口側がモータハウジング13の底部13aに向けられて配置されている。固定用カラー22の底部22a中央には、該カラー22の開口側に向けて軸方向に円筒状に延出する固定部22bが設けられている。固定用カラー22は、その固定部22bが回転軸21に圧入され、該回転軸21と一体回転可能に取着される。
固定用カラー22の筒状部22cの内周面には、電機子コア23が固着されている。電機子コア23は、磁性金属板よりなるコア材を複数枚積層して構成されるものであり、円環状をなす外輪部23aと該外輪部23aの内周縁から径方向内側に延びるティース23bとを有し(図4参照)、該ティース23bは、周方向に等間隔に8個設けられている。各ティース23bには、巻線24が巻装されている。
尚、本実施形態の電機子コア23は、外輪部23aが各ティース23b間の中間部分で分割された分割コア23xとして構成され、隣り合う分割コア23xの連結部分が回動可能に構成されている。そして、ティース23bへの巻線24の装着時に、各ティース23b先端部が隣り合うティース23bとの間隔を拡開するように各分割コア23xが直線的、若しくはティース23bが外側を向くように略環状に並べられて、各ティース23bへの巻線24の巻装が行い易い構成とされている。各ティース23bへの巻線24の装着が終了すると、各ティース23bが内側となるように外輪部23aが環状とされ、その電機子コア23の外輪部23aが固定用カラー22の筒状部22cの内周面に固着される。
電機子コア23の外輪部23aの外周縁には、等間隔に複数個(8個)の位置決め凹部23cが設けられており、固定用カラー22の筒状部22cの内周面に等間隔に複数個(8個)設けられる位置決め突起22dがその凹部23cに嵌合し、固定用カラー22に対する電機子コア23の周方向の位置決め(位置ズレ防止)がなされている。そして、このように回転軸21に対して固定用カラー22にて固定された電機子コア23は、前記マグネット15に径方向において対向するように配置される。
回転軸21の中央部における固定用カラー22よりも先端側には、整流子25が固着されている。整流子25は、円盤状をなし、回転軸21の先端側の軸直交平面よりなる摺接面25a上に周方向に複数個のセグメント(図示略)が配設されて構成されている。各セグメントには、固定用カラー22の底部22aに設けられる複数個の貫通孔(図示略)を介して導出された巻線24の端末24aが接続されている。
モータハウジング13の開口部13cには、図5に示すようなブラシホルダ30が嵌着されている。尚、図5に示すブラシホルダ30は、モータ部11側から見た平面図である。ブラシホルダ30の中央部には回転軸21の先端部をラジアル方向にて支持する軸受31が装着されるとともに、その中央部から径方向外側にオフセットした位置の同心円上に一対の給電ブラシ32が所定間隔を有して保持されている。各給電ブラシ32は、回転軸21の軸方向に沿ってスライド移動可能に保持されるとともに該ブラシ32の後端面にスプリング33の付勢力が付与され(図2参照)、該ブラシの先端部が整流子25の摺接面25aに押圧接触されている。
各給電ブラシ32は、後端側が直方体状、先端側の接触部32aが台形柱状の2段形状とされている。即ち、給電ブラシ32と接触する各セグメントは、隣り合うセグメントの間隔が径方向において等間隔となるように扇形状をなしていることから、その扇形状に対応して給電ブラシ32先端の接触部32aが断面台形状とされるとともに、残りの部分は直方体状としてブラシホルダ30にて支持し易い形状とされている。給電ブラシ32は、後述するギヤハウジング40に装着されるコネクタ部34と電気的に接続され、そのコネクタ部34を介して外部から供給される駆動電源を整流子25を介して電機子20に供給する。電機子20は、整流子25を介した給電に基づいて回転する。
モータハウジング13の開口部13cには、軸線を挟んだ対向位置のそれぞれに取付部13dが径方向外側に向けて延出形成されている。モータハウジング13は、各取付部13dを介在したネジ35のギヤハウジング40への螺着にて該ギヤハウジング40に対し固定される。また、モータハウジング13は、樹脂製であることから、図2及び図3に示すように、その外側面に補強リブ13eが立設されている。補強リブ13eは、底部13a中央から筒状部分を介して開口部13c側にそれぞれ設けられる各取付部13dに向けてそれぞれ4つが略等角度間隔に放射状に連続して延び、モータハウジング13の剛性を高くして、駆動時のモータ部11から生じる振動及び騒音を抑制している。
図1に示すように、減速部12は、樹脂材料よりなるギヤハウジング40を有し、該ギヤハウジング40は、ウォーム軸41、ウォームホイール42及びクラッチ43を収容可能な所定形状に形成されている。ギヤハウジング40には、ウォーム軸41がクラッチ43を介してモータ部11の回転軸21と同軸上に配置され、該クラッチ43にて両軸41,21が駆動連結されている。ウォーム軸41の中央部には、ウォーム41aが形成されており、該ウォーム41aの両端部がギヤハウジング40に設けられる一対の軸受44,45にて回転可能にラジアル方向にて支持されている。ウォーム軸41の先端部には、該軸41のスラスト荷重を受けるボール46が配設されている。この場合、前記モータ部11に備えられるスラスト調整部材19の弾性力が回転軸21及びクラッチ43を介してウォーム軸41に伝達され、前記回転軸21とともに該ウォーム軸41のスラスト方向のがたつきも防止している。
ウォームホイール42は、ギヤハウジング40内に回転可能に支持されており、該ホイール42の中心部にて出力軸47と一体回転するように連結されている。ウォームホイール42はウォーム軸41に設けられたウォーム41aと噛合され、前記モータ部11の駆動によるウォーム軸41側からの回転力がウォームホイール42にて減速されて出力軸47から出力され、該出力軸47の駆動に基づいてウインドガラスが開閉するようになっている。
また、ウォーム軸41及び回転軸21間に設けられたクラッチ43は、モータ部11の駆動に基づく回転軸21の回転をウォーム軸41に伝達する一方、出力軸47側から入力されるウォーム軸41の回転を阻止するよう構成されている。これにより負荷側からの出力軸47の空転が阻止され、ウインドガラスの自重による不意な落下の防止や外部から手動の開作動を防止(盗難防止)等がなされている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、整流子25を有する電機子20は、巻線24が巻装された電機子コア23がヨーク14の外側面14aに配置したマグネット15の径方向外側に配置されるとともに、該ヨーク14の径方向内側には、電機子20の回転軸21の基端部を支持するラジアル軸受16及びスラスト軸受としてのボール17が収容配置されている。即ち、このようなヨーク14では、磁気回路を好適に形成しつつも径方向内側においてスペースの確保が容易であるため、本実施形態のようにヨーク14の径方向内側に軸受(軸受16、ボール17)が配置可能である。これにより、モータハウジング13の軸受部分の軸方向への突出を抑えることができ、モータ10の小型化を図ることができる。
因みに、本実施形態のようにヨーク14を電機子20の内側に配置する構成とすることで、モータハウジング13の材質を磁性金属とする必要がなく、また形状も適宜変更可能となり、設計の自由度が向上する。例えば、モータ部11の駆動時に生じる騒音の周波数をモータハウジング13の材質や形状にて容易に調整することもできる。
(2)本実施形態では、ヨーク14の径方向内側に電機子20の回転軸21を支持するラジアル軸受16及びスラスト軸受(ボール17)がともに収容されることから、いずれか一方を収容する態様と比べて、よりモータ10の小型化が図られている。
(3)本実施形態では、ヨーク14の径方向内側にスラスト軸受(ボール17)を保持する支持筒部13b(軸受保持部材)が挿入配置されている。これにより、ヨーク14にて軸受(ボール17)を保持する構成を考慮しなくて済む。つまり、ヨーク14は磁性金属にて形成されることからその形状が簡単であることが望ましく、別途設けた支持筒部13bをヨーク14に挿入する本実施形態の構成では、ヨーク14の形状の簡素化を図ることができる。
(4)本実施形態では、支持筒部13bにスラスト軸受(ボール17)が保持されるため、プレート18やスラスト調整部材19等を用いて複雑な構成となりがちなそのスラスト軸受であるボール17を、ヨーク14ではない支持筒部13bにて容易に保持することができる。
(5)本実施形態では、支持筒部13bにはヨーク14が外嵌されて支持されていることから、ヨーク14を支持する手段を別途設ける必要がなく、モータ10の部品点数を低減することができる。
(6)本実施形態では、支持筒部13bがモータハウジング13に一体に設けられることから、モータ10の部品点数を低減することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ヨーク14にてラジアル軸受16を、モータハウジング13の支持筒部13bにてスラスト軸受(ボール17)をそれぞれ保持する構成としたが、ヨーク14にてラジアル軸受16及びスラスト軸受(ボール17)をともに保持する構成や、支持筒部13bにてその両軸受を保持する構成としてもよい。また、モータハウジング13に一体に設けられる支持筒部13bに軸受を保持する構成としたが、この支持筒部13bを軸受保持部材としてモータハウジングと別部材で構成してもよい。このようにすれば、モータハウジングの形状の自由度が向上する。
・上記実施形態では、ヨーク14の径方向内側に、ラジアル軸受16及びスラスト軸受(ボール17)をともに収容配置する構成であったが、例えばラジアル軸受16のみというようにいずれか一方の軸受のみを収容配置する構成としてもよい。
・上記実施形態では、スラスト軸受であるボール17を収容する支持筒部13bを六角筒状としたが、他の多角筒形状や円筒形状としてもよい。この場合、支持筒部13bの形状に合わせてヨーク14の形状を変更する。また、このヨーク14を、筒状でなく軸方向に凹設した形状とし、その凹設部内に軸受を収容配置する構成としてもよい。
・上記実施形態では、固定用カラー22の筒状部22cの内周面で電機子コア23を固定する構成としたが、図6に示すように、固定用カラー22の筒状部22cの外周面で電機子コア23を固定する構成としてもよい。このようにすれば、巻線24が整流子25側に露出することから、巻線24の端末24aと整流子25との接続が容易となる。
・上記実施形態では、整流子25の摺接面25aを軸直交平面とし、給電ブラシ32をその摺接面25aに軸方向に接触させる構成としたが、図7に示すように、整流子25の外周面を摺接面25aとし、給電ブラシ32をその摺接面25aに径方向に接触させる構成としてもよい。
・上記実施形態では、補強リブ13eをモータハウジング13の底部13aから開口部13c側の取付部13dまで連続して設けたが、例えば図8(a)のように、補強リブ13eをモータハウジング13の筒状部分の一部に設けてもよく、また図8(b)のように、補強リブ13eをモータハウジング13の底部13a部分と開口部13c部分(取付部13付近)とに個々に設けてもよい。つまり、補強リブ13eの形状を適宜変更し、モータ部11の剛性のみならず、その駆動時に生じる騒音の周波数を調整することもできる。
また、補強リブ13eをモータハウジング13の底部13a中央から開口部13c側の各取付部13dに向けてそれぞれ4つを略等角度間隔に設けたが、その数及び形状を適宜変更してもよい。例えば図9(a)のように、モータハウジング13の底部13a中央から全周に亘って複数の補強リブ13eを放射状に等間隔に設けてもよい。また図9(b)のように、4つの補強リブ13eを互いに平行に設けてもよい。また図9(c)のように、4つの補強リブ13eでモータハウジング13の底部13aを囲むように設けてもよい。このようにしてモータ部11の剛性の向上を図るとともに、その駆動時に生じる騒音の周波数を調整することもできる。また、モータハウジング13を有底円筒状に形成したがこれに限らず、例えばモータ冷却用の孔を形成してもよい。
・上記実施形態では、モータ部11と減速部12とを一体に組み付けてなる減速機構付きのモータ10に適用したが、例えばリンク機構内蔵のモータや、減速部を有していないモータに適用してもよい。
本実施形態におけるモータの構成図である。 モータ部の断面図である。 モータ部の底部側から見た平面図である。 モータ部の軸直交方向の断面図である。 ブラシホルダのモータ部側から見た平面図である。 別例におけるモータ部の断面図である。 別例におけるモータ部の断面図である。 (a)(b)は各別例におけるモータ部の断面図である。 (a)〜(c)は各別例におけるモータ部の底部側から見た平面図である。
符号の説明
10…モータ、13…モータハウジング(ハウジング部材)、13b…支持筒部(軸受保持部材)、14…ヨーク、14a…外側面、15…マグネット、16…ラジアル軸受、17…ボール(スラスト軸受)、20…電機子、21…回転軸、23…電機子コア、24…巻線、25…整流子、32…給電ブラシ。

Claims (6)

  1. 給電ブラシが摺接する整流子を有した電機子がヨークに固着されたマグネットと対向配置され、前記電機子が前記給電ブラシからの給電に基づき回転駆動するブラシ付き直流モータであって、
    前記ヨークの外側面には前記マグネットが配置され、そのマグネットの径方向外側に前記電機子を構成すべく巻線が巻装された電機子コアが配置されるとともに、前記ヨークの径方向内側には、前記電機子の回転軸の基端部を支持する軸受が収容配置されたことを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記軸受は、前記電機子の回転軸を回転可能に支持するラジアル軸受、若しくは前記電機子の回転軸をスラスト方向に支持するスラスト軸受であることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1又は2に記載のモータにおいて、
    前記ヨークの径方向内側には、前記軸受を保持する軸受保持部材が挿入配置されたことを特徴とするモータ。
  4. 請求項3に記載のモータにおいて、
    前記軸受保持部材には、前記電機子の回転軸のスラスト荷重を受けるスラスト軸受が保持されたことを特徴とするモータ。
  5. 請求項3又は4に記載のモータにおいて、
    前記軸受保持部材には、前記ヨークが外嵌され支持されたことを特徴とするモータ。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記電機子、前記ヨーク及び前記マグネットを少なくとも収容するハウジング部材を有し、
    前記軸受保持部材は、前記ハウジング部材に一体に設けられたことを特徴とするモータ。
JP2007144990A 2007-05-31 2007-05-31 モータ Expired - Fee Related JP4940022B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007144990A JP4940022B2 (ja) 2007-05-31 2007-05-31 モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007144990A JP4940022B2 (ja) 2007-05-31 2007-05-31 モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008301621A true JP2008301621A (ja) 2008-12-11
JP4940022B2 JP4940022B2 (ja) 2012-05-30

Family

ID=40174598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007144990A Expired - Fee Related JP4940022B2 (ja) 2007-05-31 2007-05-31 モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4940022B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011074656A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Mitsuba Corp 車両用自動開閉装置
JP2016125512A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社ミツバ ブレーキ用アクチュエータおよびブレーキ装置
JP2018521896A (ja) * 2015-07-17 2018-08-09 ユーシン ドイチュラント ツーガングスジュステーメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 自動車用の電動ステアリングコラムロック装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001286091A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Seigo Yamada アウターロータモータ、該モータを用いたアウターロータ振動モータ、および該アウターロータ振動モータを具備する電子機器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001286091A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Seigo Yamada アウターロータモータ、該モータを用いたアウターロータ振動モータ、および該アウターロータ振動モータを具備する電子機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011074656A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Mitsuba Corp 車両用自動開閉装置
JP2016125512A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社ミツバ ブレーキ用アクチュエータおよびブレーキ装置
JP2018521896A (ja) * 2015-07-17 2018-08-09 ユーシン ドイチュラント ツーガングスジュステーメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 自動車用の電動ステアリングコラムロック装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4940022B2 (ja) 2012-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6701803B1 (en) Reduction gears-integrated actuator
JP3690355B2 (ja) 回転電機のステータ支持構造
JP5354888B2 (ja) ブラシレスモータ
JP5814249B2 (ja) 電動モータ組み立て体
JP2010263689A (ja) 電動モータ、および減速機付モータ
JP4543709B2 (ja) アキシャルギャップ回転電機
JP4940022B2 (ja) モータ
JP2014171365A (ja) ステータ、電動モータ、及び減速機付モータ
JP2006304558A (ja) モータ組込みハイポサイクロイド減速機
JP2005318745A (ja) 電動モータ及び電動パワーステアリング装置
JP2007288903A (ja) 電動機
JP2008079442A (ja) ギアードモータ
JP6848495B2 (ja) モータ
JP7330010B2 (ja) ロータ、モータ及びブラシレスワイパーモータ
JP7330011B2 (ja) ロータ、モータ及びブラシレスワイパーモータ
JP2006042582A (ja) ブラッシュレス直流モーター
JP5026157B2 (ja) 電機子及びモータ
JP5044263B2 (ja) モータ装置
WO2021090577A1 (ja) 電動アクチュエータ
JP5335341B2 (ja) モータ
JP5393291B2 (ja) モータ装置
JP2010068587A (ja) 回転電機
JP2009005433A (ja) モータ
JP2002010604A (ja) 電動機
JP2007135296A (ja) 回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120227

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4940022

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees