JP2014171365A - ステータ、電動モータ、及び減速機付モータ - Google Patents
ステータ、電動モータ、及び減速機付モータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014171365A JP2014171365A JP2013043193A JP2013043193A JP2014171365A JP 2014171365 A JP2014171365 A JP 2014171365A JP 2013043193 A JP2013043193 A JP 2013043193A JP 2013043193 A JP2013043193 A JP 2013043193A JP 2014171365 A JP2014171365 A JP 2014171365A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- brush holder
- brush
- electric motor
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】剛性を高めるとともに、ブラシの共振による振動(作動音)を抑制した、ステータとこれを備えた電動モータ、及び減速機付モータを提供する。
【解決手段】有底円筒状のヨーク部8と、ヨーク部8の開口側に一体に設けられた横断面略長円形状で筒状のブラシホルダ収容部9と、を有するステータ50である。ヨーク部8内に円筒状のリングマグネット10を収容している。
【選択図】図4
【解決手段】有底円筒状のヨーク部8と、ヨーク部8の開口側に一体に設けられた横断面略長円形状で筒状のブラシホルダ収容部9と、を有するステータ50である。ヨーク部8内に円筒状のリングマグネット10を収容している。
【選択図】図4
Description
本発明は、ステータ、電動モータ、及び減速機付モータに関する。
電動モータとしては、例えば、有底筒状のヨークの内周面にセグメント型の永久磁石(マグネット)を複数配置し、この永久磁石よりも径方向内側にアーマチュアを回転自在に設けたブラシ付きの電動モータがある。アーマチュアは、回転軸に外嵌固定されたアーマチュアコアと、複数のセグメントが配設されたコンミテータとを有している。アーマチュアコアには、径方向外側に向かって延びる複数のティースが設けられ、これらティース間に軸方向に長いスロットが複数形成されている。このスロットから巻線が挿通され、各ティースに集中巻や分布巻にて巻線が巻装されている。
巻線は、コンミテータのセグメントに導通している。各セグメントは給電を行うためのブラシに摺接しており、このブラシを介して巻線に電流が供給されるようになっている。
巻線に電流が供給されると磁界が形成され、この磁界と永久磁石との間に生じる磁気的な吸引力や反発力により、アーマチュアが回転する。
巻線に電流が供給されると磁界が形成され、この磁界と永久磁石との間に生じる磁気的な吸引力や反発力により、アーマチュアが回転する。
ところで、セグメント型の永久磁石を用いる場合、各永久磁石間に空隙が形成されるので、永久磁石の周方向両端を境にして磁束の変化が大きくなる。このため、各ティースが永久磁石の両端を通過する際、各ティースに対する磁気的な吸引力や反発力が大きく変化してコギングトルクが大きくなる。
そこで、軸方向平面視略6角形状、すなわち略6角筒状の周壁を有するヨークと、前記ヨークの内周面に固定された6つの平板形状のマグネット(永久磁石)と、を有する6極マグネットステータを備えることにより、コギングトルクを減少させた電動モータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そこで、軸方向平面視略6角形状、すなわち略6角筒状の周壁を有するヨークと、前記ヨークの内周面に固定された6つの平板形状のマグネット(永久磁石)と、を有する6極マグネットステータを備えることにより、コギングトルクを減少させた電動モータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記の6極マグネットステータでは、ヨークとマグネットとを一体とみた場合のステータの肉厚が、周方向においてマグネット間で薄くなるため、ステータに剛性の低い箇所が形成されている。また、このステータに振動エネルギーが伝わると、前記の剛性が低い箇所に振動4次モードによる変形方向が近くなり、振幅が大きくなる。さらに、ヨークの固有振動が低いため、ブラシの共振周波数と一致し、振動(作動音)が大きくなる懸念がある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、剛性を高めるとともに、ブラシの共振による振動(作動音)を抑制した、ステータとこれを備えた電動モータ、及び減速機付モータを提供することにある。
本発明のステータは、有底円筒状のヨーク部と、該ヨーク部の開口側に一体に設けられた横断面略長円形状で筒状のブラシホルダ収容部と、を有し、前記ヨーク部内に円筒状のリングマグネットを収容したことを特徴とする。
このステータによれば、有底円筒状のヨーク部内に円筒状のリングマグネットを収容したので、ヨーク部とマグネットとを一体とみた場合のステータの肉厚が、ヨーク部の筒部の周方向において均一になる。したがって、ステータに剛性の低い箇所が形成されず、ステータ全体の剛性が高まる。また、剛性が低い箇所が形成されないため、振動エネルギーが伝わった際の振動4次モードに起因して振幅が大きくなることが抑制され、大きな振動が生じることが抑制される。さらに、ステータの共振振動数を上げることにより、ブラシの振動に共振することによる振動(作動音)を低減することができる。
また、前記ステータにおいては、前記ブラシホルダ収容部の横断面形状における長径の長さ方向に沿う周壁部が、平面部と曲面部とからなり、前記曲面部が、前記ヨーク部の周壁の曲面形状に連続した横断面円弧状の曲面形状に形成されていることが好ましい。
横断面略長円形状のブラシホルダ収容部の、長径の長さ方向に沿う周壁部における曲面部が、ヨーク部の周壁の曲面形状に連続した曲面形状に形成されているので、リングマグネットをブラシホルダ収容部側からヨーク部内に収容する際、リングマグネットの外周を前記曲面部に通すことで、ヨーク部内へのリングマグネットの収容を容易に行うことができる。また、このように前記曲面部によってリングマグネットをヨーク部内に収容できることから、前記平面部を、リングマグネットの収容に干渉しない範囲で前記曲面部より内側に位置させることが可能になり、これによってブラシホルダ収容部を小型・軽量化することが可能になる。さらに、このようにブラシホルダ収容部の周壁部に平面部と曲面部とを形成したことにより、これらの境界部がリブとして機能し、したがってこの境界部がステータ全体の剛性を高めようになる。
横断面略長円形状のブラシホルダ収容部の、長径の長さ方向に沿う周壁部における曲面部が、ヨーク部の周壁の曲面形状に連続した曲面形状に形成されているので、リングマグネットをブラシホルダ収容部側からヨーク部内に収容する際、リングマグネットの外周を前記曲面部に通すことで、ヨーク部内へのリングマグネットの収容を容易に行うことができる。また、このように前記曲面部によってリングマグネットをヨーク部内に収容できることから、前記平面部を、リングマグネットの収容に干渉しない範囲で前記曲面部より内側に位置させることが可能になり、これによってブラシホルダ収容部を小型・軽量化することが可能になる。さらに、このようにブラシホルダ収容部の周壁部に平面部と曲面部とを形成したことにより、これらの境界部がリブとして機能し、したがってこの境界部がステータ全体の剛性を高めようになる。
本発明の電動モータは、前記のステータと、回転軸を有し、前記リングマグネットの内側に回転自在に支持されたアーマチュアと、前記アーマチュアに給電を行うためのブラシと、前記ブラシを保持するブラシホルダと、を備えたことを特徴とする。
この電動モータによれば、前記ステータを備えているので、ステータの剛性を高くすることができ、また、振動エネルギーが伝わった際に大きな振動が生じることを抑制することができ、さらに、ブラシの振動に共振することによる振動(作動音)を低減することができる。
この電動モータによれば、前記ステータを備えているので、ステータの剛性を高くすることができ、また、振動エネルギーが伝わった際に大きな振動が生じることを抑制することができ、さらに、ブラシの振動に共振することによる振動(作動音)を低減することができる。
本発明の減速機付モータは、前記の電動モータと、減速機構と、を備えたことを特徴する。
この減速機付モータによれば、前記電動モータを備えているので、ステータの剛性を高くすることができ、また、振動エネルギーが伝わった際に大きな振動が生じることを抑制することができ、さらに、ブラシの振動に共振することによる振動(作動音)を低減することができる。
この減速機付モータによれば、前記電動モータを備えているので、ステータの剛性を高くすることができ、また、振動エネルギーが伝わった際に大きな振動が生じることを抑制することができ、さらに、ブラシの振動に共振することによる振動(作動音)を低減することができる。
本発明によれば、ヨーク部とマグネットとを一体とみた場合のステータの肉厚を、ヨーク部の筒部の周方向において均一にしたので、ステータの剛性を高くすることができる。また、振動エネルギーが伝わった際に大きな振動が生じることを抑制することができ、さらに、ブラシの振動に共振することによる振動(作動音)を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明のステータ、電動モータ、及び減速機付モータを詳しく説明する。
図1は減速機付モータの斜視図、図2は減速機付モータの分解斜視図、図3(a)、(b)は電動モータを示す図であって、(a)は分解斜視図、(b)は(a)のアーマチュアの拡大図、図4(a)〜(c)はステータを示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図、(c)はA−A線矢視した斜視図である。
図1は減速機付モータの斜視図、図2は減速機付モータの分解斜視図、図3(a)、(b)は電動モータを示す図であって、(a)は分解斜視図、(b)は(a)のアーマチュアの拡大図、図4(a)〜(c)はステータを示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図、(c)はA−A線矢視した斜視図である。
図1〜図4に示すように減速機付モータ1は、例えば車両のパワーウインドウ装置の駆動源として用いられるもので、電動モータ2と、電動モータ2の回転軸12に連結されるウォーム減速機構(減速機構)3とを備え、電動モータ2とウォーム減速機構3との間に、電動モータ2に電力を供給するためのコネクタユニット4を設けている。
(電動モータ)
図3(a)に示すように電動モータ2は、有底筒状のモータケース5内にアーマチュア6が回転自在に設けられ、モータケース5の開口部5a側にブラシホルダユニット7が内嵌固定されたものである。
図3(a)に示すように電動モータ2は、有底筒状のモータケース5内にアーマチュア6が回転自在に設けられ、モータケース5の開口部5a側にブラシホルダユニット7が内嵌固定されたものである。
(ステータ)
ここで、モータケース5は、金属板をプレス加工等によって深絞り成型したもので、図3(a)、図4(a)〜(c)に示すように有底円筒状のヨーク部8と、ヨーク部8の開口部8a端に一体形成された横断面視(軸方向視)略長円形状のブラシホルダ収容部9とによって構成されている。つまり、ブラシホルダ収容部9の開口部がモータケース5の開口部5aになっている。
ここで、モータケース5は、金属板をプレス加工等によって深絞り成型したもので、図3(a)、図4(a)〜(c)に示すように有底円筒状のヨーク部8と、ヨーク部8の開口部8a端に一体形成された横断面視(軸方向視)略長円形状のブラシホルダ収容部9とによって構成されている。つまり、ブラシホルダ収容部9の開口部がモータケース5の開口部5aになっている。
ヨーク部8の筒部である周壁81は、円筒状に形成されている。この周壁81の内側には、その内周面上に円筒状のリングマグネット(永久磁石)10が嵌め込まれており、これによってヨーク部8内には、リングマグネット10が収容されている。このような構成によってヨーク部8の周壁81は、リングマグネット10とともに磁路を形成する役割を有している。リングマグネット10としては、例えばネオジム等の希土類磁石が用いられ、その周方向に複数(例えば6つ)の磁極が着磁されていることにより、極異方性を有している。
ヨーク部8の底壁82には、図4(b)に示すように径方向略中央に軸方向外側に向かって突出する軸受け部11が一体形成されている。軸受け部11は有底円筒状に形成され、かつ底壁11aが外側を向くように形成されている。軸受け部11は、回転軸12の一端を回転自在に支持するものである。なお、底壁82は、軸受け部11の周囲に略円形に形成された平面により形成されている。
軸受け部11の内部には、底壁11aにスラストプレート13が載置されている。また、軸受け部11の内周面11bには、すべり軸受け14が圧入固定されている。さらに、軸受け部11の内部には、スラストプレート13とすべり軸受け14との間にスチールボール15が設けられている。そして、回転軸12のスラスト荷重は、スチールボール15を介してスラストプレート13で受けるようになっている。
なお、ヨーク部8には、周壁81と底壁82との接続部分に丸面取り部16が形成されている。
なお、ヨーク部8には、周壁81と底壁82との接続部分に丸面取り部16が形成されている。
ヨーク部8の開口部8a側に一体形成されたブラシホルダ収容部9は、図3(a)、図4(a)に示すように横断面略長円形状、すなわち軸方向視略長円形状に形成されたもので、ヨーク部8の中心軸と同じ中心軸を有して形成された筒状のものである。ブラシホルダ収容部9は、その筒部(周壁部)に、横断面形状(軸方向視形状)である略長方形状の長径の長さ方向に沿う一対の長径部(周壁部)91、91と、これら長径部91、91の周方向に連続してこれらの間を連結する短径部92、92とを有している。
長径部91は、その周方向の中央部に外側に凸となる曲面部91aを有し、この曲面部91aの周方向両側に、それぞれ平坦部からなる平面部91bを有している。曲面部91aは、ヨーク部8の周壁81に連続して形成され、したがって周壁81の曲面形状に連続した、横断面視円弧状の曲面形状に形成されている。このような構成によってモータケース5は、ブラシホルダ収容部9側からヨーク部8内にリングマグネット10を通してここに嵌め込み、収容する際、リングマグネット10の外周の相対向する両側を曲面部91、91にそれぞれ通すことにより、ヨーク部8内へのリングマグネット10の嵌め込み・収容が支障なく容易に行えるようになっている。
また、平面部91bは、曲面部91aの周方向の端縁に連続してその側方に延びて形成された平坦な部位である。すなわち、平面部91bは、その外面が、隣接する曲面部91aの横断面視(軸方向視)したときの頂点の接線方向に沿って、該曲面部91aの端縁から側方に延びて形成されたもので、これによって曲面部91の頂点より内側(反対側の長径部91側)に形成配置されている。
また、前記短径部92、92は、図4(c)に示すように対向する長径部91のそれぞれの平面部91bに連続してこれらの間に形成配置されたもので、横断面視(軸方向視)円弧状に形成された曲面状の周壁部である。
このような短径部92、92および長径部91、91の平面部91bと、ヨーク部8の周壁81との間には、段差壁93が形成されている。この段差壁93により、ヨーク部8の周壁81からブラシホルダ収容部9の短径部92および平面部91bに至る間が、連続形成された状態になっている。
このような短径部92、92および長径部91、91の平面部91bと、ヨーク部8の周壁81との間には、段差壁93が形成されている。この段差壁93により、ヨーク部8の周壁81からブラシホルダ収容部9の短径部92および平面部91bに至る間が、連続形成された状態になっている。
ここで、本実施形態では、ブラシホルダ収容部9側からヨーク部8内にリングマグネット10を通す際、平面部91bがリングマグネット10に干渉しないように、その位置が設計されている。このような構成によって本実施形態では、ブラシホルダ収容部9を小型・軽量化している。すなわち、通常はリングマグネット10を通す必要から、曲面部91の頂点に合わせて長径部を一つの平坦面(平坦部)とし、ブラシホルダ収容部を形成する。これに対して本実施形態では、前記したように曲面部91の頂点に対して平面部92を内側に配置しているので、小型・軽量化が可能になっている。
さらに、このようにブラシホルダ収容部9の筒部(周壁部)に平面部91bと曲面部91aとを形成したことにより、これらの境界部がリブとして機能する。したがって、この境界部がモータケース5全体の剛性を高めるようになる。
ここで、このような構成のモータケース5と、そのヨーク部8に収容されたリングマグネット10とにより、本発明に係るステータ50が構成されている。
ここで、このような構成のモータケース5と、そのヨーク部8に収容されたリングマグネット10とにより、本発明に係るステータ50が構成されている。
このような構成のステータ50にあっては、特に有底円筒状のヨーク部8内に円筒状のリングマグネット10を収容したので、ヨーク部8とマグネット10とを一体とみた場合のステータ50の肉厚が、ヨーク部8の筒部(周壁81)の周方向において均一になっている。したがって、ステータ50に従来のような剛性の低い箇所が形成されず、ステータ50全体の剛性が従来に比べ高まっている。
また、剛性が低い箇所が形成されないため、後述するように振動エネルギーが伝わった際の振動4次モードに起因して振幅が大きくなることが抑制され、大きな振動が生じることが抑制されている。さらに、ステータ50の共振振動数が従来の6極マグネットステータに比較して高くなることにより、後述するブラシの振動に共振することによる振動(作動音)を低減することができる。
ブラシホルダ収容部9の開口部(モータケース5の開口部5a)端には、図4(a)、(c)に示すように電動モータ2をウォーム減速機構3に締結固定するための外フランジ部17が形成されている。この外フランジ部17は、ブラシホルダ収容部9の長径方向に沿って長くなるように軸方向平面視略5角形状に形成され、さらに、頂点となる部分のうちの3箇所から長径方向に延出して、それぞれ取付片19が形成されている。取付片19には、それぞれボルト孔18が形成されている。
ここで、外フランジ部17とブラシホルダ収容部9の短径部92、92との接続部には、その内面側にそれぞれ2箇所ずつ凹部(図示せず)が形成されている。これら凹部は、回転軸12を中心にして所定の位置に形成配置されたもので、ブラシホルダユニット7の位置決めを行うためのものである。
ここで、外フランジ部17とブラシホルダ収容部9の短径部92、92との接続部には、その内面側にそれぞれ2箇所ずつ凹部(図示せず)が形成されている。これら凹部は、回転軸12を中心にして所定の位置に形成配置されたもので、ブラシホルダユニット7の位置決めを行うためのものである。
(アーマチュア)
図3(a)、(b)に示すように、ステータ50(モータケース5)内に回転自在に設けられたアーマチュア6は、回転軸12のヨーク部8に対応する位置に外嵌固定されたアーマチュアコア61と、アーマチュアコア61に巻装されたアーマチュアコイル62と、回転軸12の他端側に配置され、かつブラシホルダ収容部9に対応する位置に外嵌固定されたコンミテータ63とを備えている。アーマチュアコア61は、リング状の金属板64を軸方向に複数枚積層したものである。
図3(a)、(b)に示すように、ステータ50(モータケース5)内に回転自在に設けられたアーマチュア6は、回転軸12のヨーク部8に対応する位置に外嵌固定されたアーマチュアコア61と、アーマチュアコア61に巻装されたアーマチュアコイル62と、回転軸12の他端側に配置され、かつブラシホルダ収容部9に対応する位置に外嵌固定されたコンミテータ63とを備えている。アーマチュアコア61は、リング状の金属板64を軸方向に複数枚積層したものである。
金属板64の外周部にはT字型の9つのティース65が周方向に沿って等間隔で放射状に形成されている。ティース65の先端部は周方向に沿って延在しており、アーマチュアコア61の外周部を形成している。すなわち、ティース65の先端部は、ヨーク部8の周壁81内に配設されているリングマグネット10の内面10a(図4参照)に径方向で対向した状態になっている。
ここで、ティース65の先端部は軸方向平面視で円弧状に形成されており、この円弧状の先端部は、リングマグネット10の内面(内周面)10aにほぼ対応して形成されている。すなわち、この円弧状の先端部とこれが対向するリングマグネット10の内面(内周面)10aとの間隔は、それぞれの周方向においてほぼ均一になるように形成配置されている。このため、リングマグネット10とアーマチュアコア61との間のエアギャップは、ほぼ均一になっている。
このように構成されたティース65には、インシュレータ67が装着されている。インシュレータ67は、アーマチュアコイル62とアーマチュアコア61とを絶縁するためのものであって、断面略コの字状に形成されている。そして、1つのティース65の軸方向両端側から2つのインシュレータ67を装着し、ティース65の先端部を除いた全体をインシュレータ67によって被覆するようになっている。
また、複数枚の金属板64を回転軸12に外嵌固定することにより、アーマチュアコア61の外周には、隣接するティース65間に、軸方向に沿って延びる蟻溝状のスロット66が9つ形成されている。
これらスロット66間にエナメル被覆の巻線62aを挿通し、ティース65に絶縁材であるインシュレータ67を介して巻線62aが巻装される。これにより、アーマチュアコア61の外周に、複数のアーマチュアコイル62が形成される。
これらスロット66間にエナメル被覆の巻線62aを挿通し、ティース65に絶縁材であるインシュレータ67を介して巻線62aが巻装される。これにより、アーマチュアコア61の外周に、複数のアーマチュアコイル62が形成される。
コンミテータ63は、回転軸12の他端側に外嵌固定されている。コンミテータ63の外周面には、導電材で形成されたセグメント68が9枚取り付けられている。
セグメント68は軸方向に長い板状の金属片からなり、互いに絶縁された状態で周方向に沿って等間隔に並列に固定されている。
したがって、本実施形態の電動モータ2は、例えば6極のリングマグネット10と、スロット66が9つ、セグメント68が9枚の6極9スロット9セグメントで構成された電動モータとなっている。
セグメント68は軸方向に長い板状の金属片からなり、互いに絶縁された状態で周方向に沿って等間隔に並列に固定されている。
したがって、本実施形態の電動モータ2は、例えば6極のリングマグネット10と、スロット66が9つ、セグメント68が9枚の6極9スロット9セグメントで構成された電動モータとなっている。
各セグメント68のアーマチュアコア61側の端部には、外径側に折り返す形で折り曲げられたライザ69が一体成形されている。ライザ69には、アーマチュアコイル62の巻き始め端部と巻き終わり端部となる巻線62aが掛け回わされ、巻線62aはヒュージングによりライザ69に固定されている。これにより、セグメント68とこれに対応するアーマチュアコイル62とが導通される。
(ブラシホルダユニット)
図5は、ブラシホルダユニット7の平面図である。
ここで、図3(a)、(b)、図5に示すようにセグメント68には、ブラシホルダ収容部9に収納されているブラシホルダユニット7に設けられたブラシ22が摺接されている。ブラシホルダユニット7は、開口部70aを有する箱状のユニット本体70を有している。ユニット本体70は、開口部70aをアーマチュアコア61側に向けた状態でブラシホルダ収容部9に収納されている。
図5は、ブラシホルダユニット7の平面図である。
ここで、図3(a)、(b)、図5に示すようにセグメント68には、ブラシホルダ収容部9に収納されているブラシホルダユニット7に設けられたブラシ22が摺接されている。ブラシホルダユニット7は、開口部70aを有する箱状のユニット本体70を有している。ユニット本体70は、開口部70aをアーマチュアコア61側に向けた状態でブラシホルダ収容部9に収納されている。
一方、ユニット本体70の底壁71は、ブラシホルダユニット7がブラシホルダ収容部9に収納された状態でブラシホルダ収容部9の開口部(5a)を閉塞している。ユニット本体70の底壁71は、ブラシホルダ収容部9の横断面形状(軸方向視形状)に対応するように長円形状に形成されており、1対の平坦辺71aと1対の弧状辺71bとを有している。
弧状辺71bには、ブラシホルダ収容部9に形成された凹部(図示せず)に対応する位置に、凸部72が4箇所形成されている。
弧状辺71bには、ブラシホルダ収容部9に形成された凹部(図示せず)に対応する位置に、凸部72が4箇所形成されている。
これら凸部72は、前記凹部に係止可能な大きさに形成されており、周方向の幅は凹部の幅よりもやや短く設定されている。すなわち、ブラシホルダユニット7は、凸部72がブラシホルダ収容部9の凹部に載置され係止されることにより、軸方向の位置決めがなされるようになっている。
また、ユニット本体70の底壁71には、短手方向略中央であって、長手方向両端側に、ブラシホルダ部73が設けられている。ブラシホルダ部73は、略直方体の箱状に形成されたものであって、長手方向両端が開口されている。そして、ブラシホルダ部73は、長手方向が径方向に沿うような向きで配置されている。
また、ユニット本体70の底壁71には、短手方向略中央であって、長手方向両端側に、ブラシホルダ部73が設けられている。ブラシホルダ部73は、略直方体の箱状に形成されたものであって、長手方向両端が開口されている。そして、ブラシホルダ部73は、長手方向が径方向に沿うような向きで配置されている。
ブラシホルダ部73には、ブラシ22が径方向中央に向かって出没自在に内装されている。このため、ブラシ22は、ユニット本体70の長手方向両側に、回転軸12を中心して対向配置された状態になっている。
ブラシ22は、コンミテータ63のセグメント68に摺接し、アーマチュアコイル62に電流を供給するためのものである。ブラシ22は、ブラシホルダ部73の短手方向に隣接配置されたコイルスプリング23によって、セグメント68側に向かって付勢されている。
ブラシ22は、コンミテータ63のセグメント68に摺接し、アーマチュアコイル62に電流を供給するためのものである。ブラシ22は、ブラシホルダ部73の短手方向に隣接配置されたコイルスプリング23によって、セグメント68側に向かって付勢されている。
また、ブラシホルダ部73には、底壁71とは反対側の面(図5における手前側の面)に、スリット74が長手方向に沿うように形成されている。各ブラシ22には、スリット74を介してピグテール24の一端が接続されている。ピグテール24は、ブラシ22から底壁71の外周部に沿うような形で平面視略L字状に配索されている。そして、各ピグテール24の他端は、底壁71の平坦辺71a側に設けられた給電部25に接続されている。この給電部25は、コネクタユニット4と電気的に接続されるようになっている。
なお、図5において特に図示しないが、ブラシ22と給電部25との間に配索されたピグテール24上に、供給される電流を平滑化する平滑コンデンサや、チョークコイルなどを設けてもよい。
なお、図5において特に図示しないが、ブラシ22と給電部25との間に配索されたピグテール24上に、供給される電流を平滑化する平滑コンデンサや、チョークコイルなどを設けてもよい。
また、ユニット本体70の底壁71には、中央部に軸方向外側に向かって、つまり、アーマチュアコア61とは反対側に向かって膨出するように、膨出部75が形成されている。この膨出部75の中央には、略球状の断面を有する軸受け部76が一体成形されている。
この軸受け部76は、回転軸12の他端側を回転自在に支持するためのものであって、すべり軸受け26が圧入されている。すべり軸受け26は、外形が略球形状をしており、軸受部76に組み付けられた状態で傾動することができる。すべり軸受け26が傾動することで、回転軸12が軸ずれをした場合でも対応可能となる。また、軸受け部76の周壁には、複数のスリット76aが周方向に等間隔で形成されており、軸受け部76の内径とすべり軸受け26の外径の製作誤差をある程度許容できるようになっている。
この軸受け部76は、回転軸12の他端側を回転自在に支持するためのものであって、すべり軸受け26が圧入されている。すべり軸受け26は、外形が略球形状をしており、軸受部76に組み付けられた状態で傾動することができる。すべり軸受け26が傾動することで、回転軸12が軸ずれをした場合でも対応可能となる。また、軸受け部76の周壁には、複数のスリット76aが周方向に等間隔で形成されており、軸受け部76の内径とすべり軸受け26の外径の製作誤差をある程度許容できるようになっている。
一方、ユニット本体70の周壁77は、底壁71の外周部から立ち上がり形成されている。周壁77は、ブラシホルダ収容部9の内周面に沿うように、1対の平坦部77aと、これら平坦部77aを連結する1対の弧状部77bとが一体成形されたものである。すなわち、周壁77は、ブラシホルダユニット7をモータケース5のブラシホルダ収容部9にインロー嵌合するためのインロー部としての役割を有している。
弧状部77bの周方向中央、つまり、弧状部77bのブラシホルダ部73に対応する位置には、開口部78が形成されている。開口部78が形成されることによって、ブラシホルダ部73へのブラシ22の組み付け作業が容易化されている。
弧状部77bの周方向中央、つまり、弧状部77bのブラシホルダ部73に対応する位置には、開口部78が形成されている。開口部78が形成されることによって、ブラシホルダ部73へのブラシ22の組み付け作業が容易化されている。
ここで、回転軸12の他端は、ブラシホルダ部73に設けられたすべり軸受け26を介してウォーム減速機構3側に向かって突出している。この突出した回転軸12の他端には、三つ又状に形成されたジョイントモータ27が取り付けられている。
ジョイントモータ27は、ウォーム減速機構3に回転軸12の回転力をウォーム減速機構3に伝達するジョイントユニット29の一方を構成するものであって、略円板状の本体部51を有している。本体部51の径方向中央には、この大部分に角孔52が形成されている。
ジョイントモータ27は、ウォーム減速機構3に回転軸12の回転力をウォーム減速機構3に伝達するジョイントユニット29の一方を構成するものであって、略円板状の本体部51を有している。本体部51の径方向中央には、この大部分に角孔52が形成されている。
一方、回転軸12の他端には、二方面取り部53が形成されており、この二方面取り部53がジョイントモータ27の本体部51の角孔52に圧入されるようになっている。これにより、回転軸12とジョイントモータ27とが相対回転不能、かつ軸方向に移動可能に連結される。
本体部51の外周面には、軸方向平面視略扇状の凸部54が径方向外側に向かって3箇所設けられている。これら凸部54がジョイントユニット29の他方を構成する後述のジョイントフレーム28に着脱自在に係合することにより、回転軸12の回転力がウォーム減速機構3に伝達される。
本体部51の外周面には、軸方向平面視略扇状の凸部54が径方向外側に向かって3箇所設けられている。これら凸部54がジョイントユニット29の他方を構成する後述のジョイントフレーム28に着脱自在に係合することにより、回転軸12の回転力がウォーム減速機構3に伝達される。
(コネクタユニット)
このように構成された電動モータ2は、図1に示すようにコネクタユニット4を間に挟んでウォーム減速機構3にボルト105を介して締結固定されている。
コネクタユニット4は、不図示の外部電源と減速機付モータ1を電気的に接続するためのものである。コネクタユニット4は、図2に示すようにブラシホルダユニット7の底壁71の形状に対応するように長円形状に形成されたベース部41と、ベース部41の一側に突設されたコネクタ部42とで構成されている。
このように構成された電動モータ2は、図1に示すようにコネクタユニット4を間に挟んでウォーム減速機構3にボルト105を介して締結固定されている。
コネクタユニット4は、不図示の外部電源と減速機付モータ1を電気的に接続するためのものである。コネクタユニット4は、図2に示すようにブラシホルダユニット7の底壁71の形状に対応するように長円形状に形成されたベース部41と、ベース部41の一側に突設されたコネクタ部42とで構成されている。
ベース部41には、径方向中央にジョイントモータ27を挿通可能な開口部43が形成されている。また、ベース部41には、開口部43のコネクタ部42側に、ウォーム減速機構3側に向かって略垂直に立ち上がり形成された立ち上がり部44が設けられている。
立ち上がり部44には、基板45が固定されている。
基板45には、コネクタユニット4の回転位置を検出するための検出素子(不図示)が実装されている。この検出素子による検出信号は、コネクタ部42を介して外部制御機器に出力されるようになっている。この検出信号により、電動モータ2の回転制御が行われる。
立ち上がり部44には、基板45が固定されている。
基板45には、コネクタユニット4の回転位置を検出するための検出素子(不図示)が実装されている。この検出素子による検出信号は、コネクタ部42を介して外部制御機器に出力されるようになっている。この検出信号により、電動モータ2の回転制御が行われる。
コネクタ部42は、不図示の外部電源などから延びるコネクタ(不図示)を嵌着可能な筒状の受部46を有している。受部46内には、電源用やセンサ用として用いられる複数の端子47の一端が突設されている。各端子47は、受部46からベース部41を介してウォーム減速機構3側に折り曲げられることで基板45に至るまで延在し、基板45と電気的に接続されているものと、受部46からベース部41を介して電動モータ2側に折り曲げられることでブラシホルダユニット7の給電部25に至るまで延在し、ブラシホルダユニット7の給電部25と電気的に接続されているものとがある。
そして、各端子47のうち、基板45に接続されているものは、センサ用の端子として用いられ、給電部25に接続されているものは、電源用の端子として用いられる。これにより、外部電源の電力がブラシホルダユニット7を介して電動モータ2へと供給される。
そして、各端子47のうち、基板45に接続されているものは、センサ用の端子として用いられ、給電部25に接続されているものは、電源用の端子として用いられる。これにより、外部電源の電力がブラシホルダユニット7を介して電動モータ2へと供給される。
(ウォーム減速機構)
図6は、ウォーム減速機構3の分解斜視図である。
図1、図2、図6に示すように、ウォーム減速機構3は、ギヤケーシング30内に、電動モータ2の回転軸12に連結されるウォーム軸33と、ウォーム軸33に噛合うウォームホイール34と、ウォームホイール34の回転を出力するドライブユニット35とを収納したものである。
ギヤケーシング30は、ウォーム軸33、ウォームホイール34、およびドライブユニット35とを収納するギヤ収納部31と、電動モータ2に対応する部位に配置され、コネクタユニット4のベース部41を受入れ可能な受入れ部48とが一体成形されたものである。
図6は、ウォーム減速機構3の分解斜視図である。
図1、図2、図6に示すように、ウォーム減速機構3は、ギヤケーシング30内に、電動モータ2の回転軸12に連結されるウォーム軸33と、ウォーム軸33に噛合うウォームホイール34と、ウォームホイール34の回転を出力するドライブユニット35とを収納したものである。
ギヤケーシング30は、ウォーム軸33、ウォームホイール34、およびドライブユニット35とを収納するギヤ収納部31と、電動モータ2に対応する部位に配置され、コネクタユニット4のベース部41を受入れ可能な受入れ部48とが一体成形されたものである。
受入れ部48は、電動モータ2側が開口した箱状に形成されたものである。受入れ部48の内周面は、コネクタユニット4のベース部41に対応するように、横断面略長円形状に形成されている。また、受入れ部48の周壁48aには、コネクタユニット4のベース部41とコネクタ部42との接続部分を受け入れる凹部49が形成されている。
ギヤ収納部31は、ウォーム軸33を収納するためのウォーム軸収納部36と、ウォームホイール34、およびドライブユニット35を収納するウォームホイール収納部37とで構成されている。ウォーム軸33には、軸方向略中央の大部分に歯部33aが形成されており、この歯部33aがウォームホイール34に噛合うようになっている。
ギヤ収納部31は、ウォーム軸33を収納するためのウォーム軸収納部36と、ウォームホイール34、およびドライブユニット35を収納するウォームホイール収納部37とで構成されている。ウォーム軸33には、軸方向略中央の大部分に歯部33aが形成されており、この歯部33aがウォームホイール34に噛合うようになっている。
ウォーム軸収納部36は、略円筒状に形成されたもので、回転軸12の軸方向に沿って延在している。ウォーム軸収納部36には、受入れ部48とは反対側端の開口部36aに、この開口部36aを閉塞するエンドナット38が圧入されている。
エンドナット38の内側には、ウォーム軸33の一端を回転自在に支持するためのすべり軸受け101a、およびウォーム軸33のスラスト荷重を受けるためのスチールボール102が設けられている。すべり軸受け101aは、受入れ部48に圧入固定される。スチールボール102は、エンドナット38によってウォーム軸収納部36からの脱落が防止されるようになっていると共に、エンドナット38によってウォーム軸33のスラスト方向への位置調整を行うことができるようになっている。
エンドナット38の内側には、ウォーム軸33の一端を回転自在に支持するためのすべり軸受け101a、およびウォーム軸33のスラスト荷重を受けるためのスチールボール102が設けられている。すべり軸受け101aは、受入れ部48に圧入固定される。スチールボール102は、エンドナット38によってウォーム軸収納部36からの脱落が防止されるようになっていると共に、エンドナット38によってウォーム軸33のスラスト方向への位置調整を行うことができるようになっている。
ウォーム軸収納部36の受入れ部48側端は、この受入れ部48と連通している。また、ウォーム軸収納部36の受入れ部48側端には、ウォーム軸33の他端を回転自在に支持するためのすべり軸受け101bが内嵌固定されている。ウォーム軸33の他端は、すべり軸受け101bを介して受入れ部48側へと突出した状態になっている。このウォーム軸33の他端であって突出した部位には、スプライン加工が施されており、ここにジョイントユニット29の他方を構成するジョイントフレーム28がスプライン嵌合されている。
ジョイントフレーム28は、略円板状に形成された本体部55を有している。本体部55の径方向中央には、ウォーム軸33の他端を挿通可能な挿通孔56が形成されている。
この挿通孔56には、スプライン加工が施されており、これによってジョイントフレーム28とウォーム軸33とがスプライン嵌合されるようになっている。
本体部55の電動モータ2側の面には、軸方向に沿って突出する凸部57が3箇所一体形成されている。
この挿通孔56には、スプライン加工が施されており、これによってジョイントフレーム28とウォーム軸33とがスプライン嵌合されるようになっている。
本体部55の電動モータ2側の面には、軸方向に沿って突出する凸部57が3箇所一体形成されている。
各凸部57は、ジョイントモータ27の3つの凸部54の間に介在するように構成されている。すなわち、電動モータ2が駆動することによりジョイントモータ27が回転すると、ジョイントモータ27の凸部54とジョイントフレーム28の凸部57とが周方向で係合し、両者27、28が一体となって回転する。このように、ジョイントモータ27とジョイントフレーム28は、それぞれ互いに軸方向で着脱自在、かつ回転方向(周方向)で係合可能に形成されており、ウォーム軸33に回転軸12の回転力が伝達されるようになっている。
また、回転軸12とウォーム軸33との間には、スチールボール58が設けられている。このスチールボール58は、回転軸12とウォーム軸33とが直接当接し、各々の摺動抵抗が増大することを防止する役割を有すると共に、各軸12、38の軸方向のずれを規制する役割を有している。
一方、ウォームホイール収納部37は、略有底円筒状に形成されている。ウォームホイール収納部37の底部には、径方向略中央に、裏側(図6における下側)から内部に向かって挿入されたセンターシャフト111が突設されている。ウォームホイール34は、センターシャフト111に回転自在に軸支された状態でウォームホイール収納部37に収納されている。
ウォームホイール34は、略円板状に形成されたものであって、外周面にウォーム軸33に噛合う歯部34aが形成されている。ウォームホイール34の径方向中央には、センターシャフト111を挿通するための挿通孔112が形成されている。センターシャフト111は、ウォームホイール34を貫通し、ウォームホイール34から突出した状態になっている。
また、ウォームホイール34において、ウォームホイール収納部37の底部とは反対側の面には、挿通孔112の周囲に、軸方向平面視略扇状の収納凹部113が3箇所等間隔に形成されている。ウォームホイール34に3箇所収納凹部113が形成されることにより、挿通孔112の周囲には、3つの壁113aが放射状に形成された状態になる。また、各収納凹部113が軸方向平面視略扇状に形成されていることから、各壁113aは、軸方向平面視で径方向内側から径方向外側に向かって末広がり状になっている。
これら収納凹部113には、ゴム製のダンパー114が収納されている。ダンパー114は、周方向に等間隔で配置された6つのダンパー本体115と、これらダンパー本体115の径方向内側に配置され、6つのダンパー本体115を連結するリング部116とで構成されている。
ダンパー本体115は、断面略蒲鉾状に形成されたものであって、ウォームホイール34の1つの収納凹部113に、2つのダンパー本体115が収納可能となる大きさに設定されている。これにより、ダンパー114の回転方向への移動がウォームホイール34の壁113aによって規制される。
ダンパー本体115は、断面略蒲鉾状に形成されたものであって、ウォームホイール34の1つの収納凹部113に、2つのダンパー本体115が収納可能となる大きさに設定されている。これにより、ダンパー114の回転方向への移動がウォームホイール34の壁113aによって規制される。
ダンパー114を挟んでウォームホイール34とは反対側には、ドライブユニット35がセンターシャフト111に回転自在に軸支されている。ドライブユニット35は、略円板状のベースプレート117を有している。ベースプレート117の直径は、ダンパー114のダンパー本体115の端面を被覆可能な大きさに設定されている。
ベースプレート117のダンパー114側の面には、凸部118が3箇所周方向に等間隔で突設されている。そして、各凸部118は、それぞれウォームホイール34の各収納凹部113に収納されている2つのダンパー本体115の間に介在している。
ベースプレート117のダンパー114側の面には、凸部118が3箇所周方向に等間隔で突設されている。そして、各凸部118は、それぞれウォームホイール34の各収納凹部113に収納されている2つのダンパー本体115の間に介在している。
すなわち、ウォームホイール34が回転すると、ウォームホイール34の壁113aとドライブユニット35の凸部118とがダンパー本体115を介して周方向で係合することになる。これにより、ウォームホイール34とドライブユニット35とが一体となって回転する。
また、ウォームホイール34の回転力のドライブユニット35への伝達がダンパー114を介して行われるので、ウォームホイール34、およびドライブユニット35に作用する衝撃を緩和することができるようになっている。
また、ウォームホイール34の回転力のドライブユニット35への伝達がダンパー114を介して行われるので、ウォームホイール34、およびドライブユニット35に作用する衝撃を緩和することができるようになっている。
一方、ベースプレート117のダンパー114と反対の側には、柱状に形成された出力部119が突設されている。出力部119は、円板状のベース部122と、このベース部122上に突設された連結部123とで構成されている。連結部123には、例えば、車両のパワーウインドウ装置(不図示)に連結される。これにより、このパワーウインドウ装置にウォームホイール34の回転が伝達可能になっている。
出力部119、およびベースプレート117には、軸方向に貫通する貫通孔121が形成されている。この貫通孔121にセンターシャフト111が挿通され、ドライブユニット35が回転自在に軸支される。
出力部119、およびベースプレート117には、軸方向に貫通する貫通孔121が形成されている。この貫通孔121にセンターシャフト111が挿通され、ドライブユニット35が回転自在に軸支される。
また、ウォームホイール収納部37には、この開口部37bを閉塞する略円環状のカバー131が設けられている。カバー131は、ウォームホイール収納部37内への塵埃や水滴などの浸入を防止すると共に、ドライブユニット35の抜け方向への移動を規制する役割を有している。カバー131は、略円環状に形成されたカバー本体132を有し、このカバー本体132の中央からドライブユニット35の出力部119が突出するようになっている。
カバー131の内周縁には、ウォームホイール収納部37の内部の密閉性を高めるためにゴム製のシール部材133が設けられている。このシール部材133と出力部119のベース部122とが摺接することにより、ウォームホイール収納部37の内部への塵埃や水滴などの浸入を防止することができる。
一方、カバー131の外周縁には、係止片134が複数設けられている。係止片134は弾性変形可能に形成されたものであって、ウォームホイール収納部37の外周面に沿うようにして、ウォームホイール収納部37の底部37aに向かって延出している。
また、ウォームホイール収納部37の外周面には、係止片134に対応する部位に、係止突起135が形成されている。この係止突起135と係止片134とが係合することで、カバー131が固定されると共に、ドライブユニット35の抜け方向への移動が規制される。
また、ウォームホイール収納部37の外周面には、係止片134に対応する部位に、係止突起135が形成されている。この係止突起135と係止片134とが係合することで、カバー131が固定されると共に、ドライブユニット35の抜け方向への移動が規制される。
この他に、ギヤケーシング30には、ウォーム軸収納部36にボルト座141aが1箇所形成され、ウォームホイール収納部37にボルト座141bが2箇所形成されている。これらボルト座141a、141bは、例えば、不図示のパワーウインドウ装置に減速機付モータ1を締結固定するために用いられるものである。各ボルト座141a、141bには、それぞれ不図示のボルトを挿通するための挿通孔142a、142bが形成されている。これら挿通孔142a、142bには、インサートカラー143が挿入されている。
(作用)
次に、減速機付モータ1の作用について説明する。
電動モータ2に、コネクタユニット4を介して外部電源の電力を供給すると、アーマチュアコア61に磁界が形成され、ヨーク部8に配設されているリングマグネット10との間に磁気的な吸引力や反発力が生じ、アーマチュア6が回転する。
次に、減速機付モータ1の作用について説明する。
電動モータ2に、コネクタユニット4を介して外部電源の電力を供給すると、アーマチュアコア61に磁界が形成され、ヨーク部8に配設されているリングマグネット10との間に磁気的な吸引力や反発力が生じ、アーマチュア6が回転する。
アーマチュア6が回転することにより、ジョイントユニット29を介して回転軸12に連結されたウォーム軸33が回転する。続いて、ウォーム軸33に噛合うウォームホイール34が回転する。ウォームホイール34が回転すると、これと一体となってドライブユニット35が回転する。
したがって、例えばドライブユニット35に不図示のパワーウインドウ装置を連結している場合、このパワーウインドウ装置を駆動することができる。
したがって、例えばドライブユニット35に不図示のパワーウインドウ装置を連結している場合、このパワーウインドウ装置を駆動することができる。
ここで、ステータ50は、円筒状のヨーク部8内に円筒状のリングマグネット10を収容しているので、ヨーク部8とマグネット10とを一体とみた場合のステータ50の肉厚が、ヨーク部8の筒部(周壁81)の周方向において均一になっている。したがって、ステータ50に従来のような剛性の低い箇所が形成されず、ステータ50全体の剛性が従来に比べ高まっている。
また、剛性が低い箇所が形成されないため、振動エネルギーが伝わった際の振動4次モードに起因して振幅が大きくなることが抑制され、大きな振動が生じることが抑制されている。さらに、ステータ50の共振振動数が従来の6極マグネットステータに比較して高くなることにより、ブラシの振動に共振することによる振動(作動音)を低減することができる。すなわち、従来のステータ(電動モータ)におけるブラシの共振周波数は、4000Hz〜8000Hz程度であるのに対し、本実施形態のステータ(電動モータ)の共振振動数は例えば9000Hzを超えているので、前記したようにブラシの振動に共振することによる振動(作動音)を低減することができる。
(実験例)
本実施形態の電動モータの音圧を測定した。また、比較のため、従来の6極マグネットステータを用いた電動モータについても同様の測定を行った。得られた結果を図7に示す。
また、本実施形態のステータ(電動モータ)のブラシの共振周波数と、従来の6極マグネットステータを用いたステータ(電動モータ)のブラシの共振周波数とをそれぞれ測定した。その結果、本実施形態のステータ(電動モータ)は9141.93Hzであり、従来のステータ(電動モータ)は6856.12Hzであった。
さらに、本実施形態の電動モータと、従来の6極マグネットステータを用いた電動モータについて、それぞれを駆動させた際の振動に伴う変位量について調べた。得られた変位量の最大変位量を図8に示す。なお、図8に示す変位量は、絶対値ではなく相対的な値として示している。
本実施形態の電動モータの音圧を測定した。また、比較のため、従来の6極マグネットステータを用いた電動モータについても同様の測定を行った。得られた結果を図7に示す。
また、本実施形態のステータ(電動モータ)のブラシの共振周波数と、従来の6極マグネットステータを用いたステータ(電動モータ)のブラシの共振周波数とをそれぞれ測定した。その結果、本実施形態のステータ(電動モータ)は9141.93Hzであり、従来のステータ(電動モータ)は6856.12Hzであった。
さらに、本実施形態の電動モータと、従来の6極マグネットステータを用いた電動モータについて、それぞれを駆動させた際の振動に伴う変位量について調べた。得られた変位量の最大変位量を図8に示す。なお、図8に示す変位量は、絶対値ではなく相対的な値として示している。
図7に示す結果より、本実施形態の電動モータは、従来のものに比べて音圧はほぼ同じであるものの、ブラシの振動による音高周波音については、従来のものに比べて充分に低減していることが確認された。
図8に示す結果より、本実施形態ではステータ全体の剛性が高まった結果、従来のものに比べて最大変位量が低下していることが確認された。
図8に示す結果より、本実施形態ではステータ全体の剛性が高まった結果、従来のものに比べて最大変位量が低下していることが確認された。
以上説明したように、本実施形態のステータ50にあっては、ヨーク部8とリングマグネット10とを一体とみた場合のステータ50の肉厚を、ヨーク部8の筒部の周方向において均一にしたので、ステータ50の剛性を高くすることができる。また、振動エネルギーが伝わった際に大きな振動が生じることを抑制することができ、さらに、ブラシ22の振動に共振することによる振動(作動音)を低減することができる。
また、ブラシホルダ収容部9の横断面形状における長径の長さ方向に沿う長径部91を、平面部91bと曲面部91aとから構成し、曲面部91aを、ヨーク部8の周壁の曲面形状に連続した横断面円弧状の曲面形状に形成しているので、リングマグネット10をブラシホルダ収容部9側からヨーク部8内に収容する際、リングマグネット10の外周を前記曲面部91aに通すことにより、ヨーク部8内へのリングマグネット10の収容を容易に行うことができる。
また、このように曲面部91aによってリングマグネット10をヨーク部8内に収容できるようにしたので、平面部91bを、リングマグネット10の収容に干渉しない範囲で前記曲面部91aより内側に位置させることが可能になる。これにより、ブラシホルダ収容部9を小型・軽量化し、したがってステータ50を小型・軽量化することができる。さらに、このようにブラシホルダ収容部9の周壁部に平面部91bと曲面部91aとを形成したことにより、これらの境界部をリブとして機能させることができ、したがってこの境界部によりステータ50全体の剛性を高めることができる。
本実施形態の電動モータ2にあっては、前記ステータ50を備えているので、ステータ50の剛性を高くすることができ、また、振動エネルギーが伝わった際に大きな振動が生じることを抑制することができ、さらに、ブラシ22の振動に共振することによる振動(作動音)を低減することができる。
本実施形態の減速機付モータ1にあっては、前記電動モータ2を備えているので、ステータ50の剛性を高くすることができ、また、振動エネルギーが伝わった際に大きな振動が生じることを抑制することができ、さらに、ブラシ22の振動に共振することによる振動(作動音)を低減することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、ブラシホルダ収容部9の横断面形状における長径の長さ方向に沿う長径部91を、平面部91bと曲面部91aとから構成したが、従来と同様に、平坦な平面部のみによって形成してもよい。
また、前記実施形態では本発明のステータや電動モータ、減速機付モータを、車両のパワーウインドウ装置における駆動源に適用した場合について説明したが、本発明は、ウインドウレギュレーターやサンルーフ、電動シートなどの駆動源、さらには、車両以外の電装品など、さまざまな装置にも適用可能である。
例えば、前記実施形態では、ブラシホルダ収容部9の横断面形状における長径の長さ方向に沿う長径部91を、平面部91bと曲面部91aとから構成したが、従来と同様に、平坦な平面部のみによって形成してもよい。
また、前記実施形態では本発明のステータや電動モータ、減速機付モータを、車両のパワーウインドウ装置における駆動源に適用した場合について説明したが、本発明は、ウインドウレギュレーターやサンルーフ、電動シートなどの駆動源、さらには、車両以外の電装品など、さまざまな装置にも適用可能である。
1…減速機付モータ、2…電動モータ、3…ウォーム減速機構(減速機構)、5…モータケース、6…アーマチュア、8…ヨーク部、9…ブラシホルダ収容部、10…リングマグネット、8…アーマチュアコア、22…ブラシ、81…周壁、91…長径部、91a…曲面部、91b…平面部、92…短径部、50…ステータ
Claims (4)
- 有底円筒状のヨーク部と、該ヨーク部の開口側に一体に設けられた横断面略長円形状で筒状のブラシホルダ収容部と、を有し、前記ヨーク部内に円筒状のリングマグネットを収容したことを特徴とするステータ。
- 前記ブラシホルダ収容部の横断面形状における長径の長さ方向に沿う周壁部が、平面部と曲面部とからなり、前記曲面部が、前記ヨーク部の周壁の曲面形状に連続した横断面円弧状の曲面形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のステータ。
- 請求項1又は2に記載のステータと、
回転軸を有し、前記リングマグネットの内側に回転自在に支持されたアーマチュアと、
前記アーマチュアに給電を行うためのブラシと、
前記ブラシを保持するブラシホルダと、を備えたことを特徴とする電動モータ。 - 請求項3記載の電動モータと、減速機構と、を備えたことを特徴する減速機付モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013043193A JP2014171365A (ja) | 2013-03-05 | 2013-03-05 | ステータ、電動モータ、及び減速機付モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013043193A JP2014171365A (ja) | 2013-03-05 | 2013-03-05 | ステータ、電動モータ、及び減速機付モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014171365A true JP2014171365A (ja) | 2014-09-18 |
Family
ID=51693352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013043193A Pending JP2014171365A (ja) | 2013-03-05 | 2013-03-05 | ステータ、電動モータ、及び減速機付モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014171365A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017225290A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 株式会社ミツバ | 電動モータ、及び電動モータの組立方法 |
JP2017225296A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | ミネベアミツミ株式会社 | 回転装置 |
JP2019041573A (ja) * | 2018-09-07 | 2019-03-14 | ミネベアミツミ株式会社 | 回転装置 |
JP2019198222A (ja) * | 2019-07-17 | 2019-11-14 | ミネベアミツミ株式会社 | 回転装置 |
JP2020092602A (ja) * | 2020-03-11 | 2020-06-11 | ミネベアミツミ株式会社 | 回転装置 |
US10876595B2 (en) | 2016-06-17 | 2020-12-29 | Mitsuba Corporation | Speed reducer-attached motor and speed reducer-attached motor assembly method |
-
2013
- 2013-03-05 JP JP2013043193A patent/JP2014171365A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10876595B2 (en) | 2016-06-17 | 2020-12-29 | Mitsuba Corporation | Speed reducer-attached motor and speed reducer-attached motor assembly method |
JP2017225296A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | ミネベアミツミ株式会社 | 回転装置 |
CN107528416A (zh) * | 2016-06-17 | 2017-12-29 | 美蓓亚三美株式会社 | 旋转装置 |
CN111384816A (zh) * | 2016-06-17 | 2020-07-07 | 美蓓亚三美株式会社 | 车辆 |
CN107528416B (zh) * | 2016-06-17 | 2020-11-03 | 美蓓亚三美株式会社 | 旋转装置 |
US10836237B2 (en) | 2016-06-17 | 2020-11-17 | Minebea Mitsumi Inc. | Rotary apparatus |
JP2017225290A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 株式会社ミツバ | 電動モータ、及び電動モータの組立方法 |
CN111384816B (zh) * | 2016-06-17 | 2022-07-15 | 美蓓亚三美株式会社 | 车辆 |
US11472267B2 (en) | 2016-06-17 | 2022-10-18 | Minebea Mitsumi Inc. | Rotary apparatus |
US11820204B2 (en) | 2016-06-17 | 2023-11-21 | Minebea Mitsumi Inc. | Rotary apparatus |
JP2019041573A (ja) * | 2018-09-07 | 2019-03-14 | ミネベアミツミ株式会社 | 回転装置 |
JP2019198222A (ja) * | 2019-07-17 | 2019-11-14 | ミネベアミツミ株式会社 | 回転装置 |
JP2020092602A (ja) * | 2020-03-11 | 2020-06-11 | ミネベアミツミ株式会社 | 回転装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6402915B2 (ja) | ブラシレスモータ及び電動工具 | |
JP2014171365A (ja) | ステータ、電動モータ、及び減速機付モータ | |
WO2010125817A1 (ja) | 電動モータ、および減速機付モータ | |
JP5714917B2 (ja) | 電動モータ | |
JP4697292B2 (ja) | 回転電機の回転子 | |
JP5938892B2 (ja) | ブラシレスモータ及び回転電機の固定子 | |
WO2018128165A1 (ja) | ロータおよび電動モータ | |
KR101172620B1 (ko) | 브러시형 모터 | |
JP2005020914A (ja) | 電動機及びヨークハウジング | |
JP5714871B2 (ja) | 電動モータ、および駆動装置 | |
KR20190074467A (ko) | 분할 고정자를 갖는 모터 | |
JP2008043055A (ja) | 軸方向空隙型電動機 | |
JP4940022B2 (ja) | モータ | |
JP6113526B2 (ja) | 電動モータ、および減速機付モータ | |
JP4358722B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP5256007B2 (ja) | 電機子並びにアキシャルギャップ型回転電機 | |
JP2006271103A (ja) | 小型モータ | |
KR20140145996A (ko) | 전기 모터 | |
KR101597967B1 (ko) | 평판형 모터의 고정자 및 이를 이용한 평판형 모터 | |
KR101104072B1 (ko) | 모터 | |
JP6040014B2 (ja) | モータ | |
JP6873845B2 (ja) | 電動モータ、及び減速機付モータ | |
JP6399070B2 (ja) | 回転電機 | |
JP5451969B2 (ja) | 直流モータ、および減速機付直流モータ | |
JP2015089317A (ja) | 回転電機の電機子及び回転電機 |