JP6113526B2 - 電動モータ、および減速機付モータ - Google Patents
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Description
そこで、永久磁石の中央から周方向両端に向かうにしたがって徐々に永久磁石とアーマチュアコアとの間のエアギャップを大きくし、各ティースが永久磁石の両端を通過する際の磁気的な吸引力や反発力の変化を小さくする技術が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
しかし、各ティースの先端部で鍔部が張り出すことで、周方向で隣接するティース同士がアーマチュアコアの外周で近接し、通電中のアーマチュアコイルから隣接するアーマチュアコイルへ鍔部を通じて磁束が漏れ易くなる。このような漏れ磁束が増加するとトルク定数に影響するため、漏れ磁束の低減が課題とされる。
そして、周方向で対向する鍔部の間に、ティース本体の周方向幅の少なくとも2倍の隙間を形成することで、通電中のアーマチュアコイルから隣接するアーマチュアコイルへ鍔部を通じて磁束が漏れ難くなり、磁束密度を高めてトルク定数の向上を図ることができる。
また、ティースの先端部で周方向に流れる磁束の量を減らし、通電中のアーマチュアコイルから隣接するアーマチュアコイルへの鍔部を通じた漏れ磁束をより低減させることができる。
この構成によれば、永久磁石の軽量化及び低コスト化を図ると共に、小型化及びモータ特性の向上を図った、減速機付モータを提供することができる。
図1は、減速機付モータ1の斜視図、図2は、減速機付モータ1の分解斜視図、図3は、電動モータ2を示し、(a)は分解斜視図、(b)は(a)のアーマチュア6の拡大図である。
図1〜図3に示すように、減速機付モータ1は、例えば、車両のパワーウインドウ装置の駆動源として用いられるものであって、電動モータ2と、電動モータ2の回転軸12に連結されるウォーム減速機構3とを備え、電動モータ2とウォーム減速機構3との間に、電動モータ2に電力を供給するためのコネクタユニット4が設けられている。
図4はモータケース5を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
図3、図4に詳示するように、電動モータ2は、有底筒状のモータケース5内にアーマチュア6が回転自在に設けられ、モータケース5の開口部5a側にブラシホルダユニット7が内嵌固定されたものである。
ここで、モータケース5は、金属板をプレス加工等によって深絞り成型したものであって、有底筒状のヨーク部8と、ヨーク部8の開口部8a端に一体形成された長円形状のブラシホルダ収納部9とで構成されている。つまり、ブラシホルダ収納部9の開口部9aがモータケース5の開口部5aになっている。
ヨーク部8の周壁81は、軸方向平面視略6角形状に形成されており、6つの平坦部81aと、これら平坦部81aを連結する弧状部81bとで構成されている。各平坦部81aの内面には、それぞれセグメント型の永久磁石10が設けられている。つまり、ヨーク部8の周壁81は、永久磁石10間の磁路を形成する役割を有しており、周壁81には6つの永久磁石10が設けられていることになる。
また、ヨーク部8の弧状部81bは、各永久磁石10の長側面10bの間に形成される空隙Kに対応して設けられた状態になっている。
軸受け部11の内部には、底壁11aにスラストプレート13が載置されている。また、軸受け部11の内周面11bには、すべり軸受け14が圧入固定されている。さらに、軸受け部11の内部には、スラストプレート13とすべり軸受け14との間にスチールボール15が設けられている。そして、回転軸12のスラスト荷重は、スチールボール15を介してスラストプレート13で受けるようになっている。
一方、外フランジ部17の長手方向他端側には、短手方向両側に平面取り部20,20が形成されている。この平面取り部20,20の長手方向内側には、それぞれボルト孔18b,18cが形成されている。
図3に示すように、モータケース5内に回転自在に設けられたアーマチュア6は、回転軸12のヨーク部8に対応する位置に外嵌固定されたアーマチュアコア61と、アーマチュアコア61に巻装されたアーマチュアコイル62と、回転軸12の他端側に配置され、かつブラシホルダ収納部9に対応する位置に外嵌固定されたコンミテータ63とを備えている。アーマチュアコア61は、リング状の金属板64を軸方向に複数枚積層したものである。
これらスロット66間にエナメル被覆の巻線62aを挿通し、ティース65に絶縁材であるインシュレータ67を介して巻線62aが巻装される。これにより、アーマチュアコア61の外周に、複数のアーマチュアコイル62が形成される。
セグメント68は軸方向に長い板状の金属片からなり、互いに絶縁された状態で周方向に沿って等間隔に並列に固定されている。
したがって、この実施形態の電動モータ2は、永久磁石10が6つ、スロット66が9つ、セグメント68が9枚の6極9スロット9セグメントで構成された電動モータとなっている。
図5は、ブラシホルダユニット7の平面図である。
ここで、図3、図5に示すように、セグメント68には、ブラシホルダ収納部9に収納されているブラシホルダユニット7に設けられた一対のブラシ22が摺接されている。ブラシホルダユニット7は、開口部70aを有する箱状のユニット本体70を有している。ユニット本体70は、開口部70aをアーマチュアコア61側に向けた状態でブラシホルダ収納部9に収納されている。
弧状辺71bには、ブラシホルダ収納部9に形成された凹部21に対応する位置に、凸部72が4箇所形成されている。
また、ユニット本体70の底壁71には、短手方向略中央であって、長手方向両端側に、ブラシホルダ部73が設けられている。ブラシホルダ部73は、略直方体の箱状に形成されたものであって、長手方向両端が開口されている。そして、ブラシホルダ部73は、長手方向が径方向に沿うような向きで配置されている。
ブラシ22は、コンミテータ63のセグメント68に摺接し、アーマチュアコイル62に電流を供給するためのものである。ブラシ22は、ブラシホルダ部73の短手方向に隣接配置されたコイルスプリング23によって、セグメント68側に向かって付勢されている。
なお、図5において特に図示しないが、ブラシ22と給電部25との間に配索されたピグテール24上に、供給される電流を平滑化する平滑コンデンサや、雑防阻止であるチョークコイルなどを設けてもよい。
この軸受け部76は、回転軸12の他端側を回転自在に支持するためのものであって、すべり軸受け26が圧入されている。すべり軸受け26は、外形が略球形状をしており、軸受け部76に組み付けられた状態で傾動することができる。すべり軸受け26が傾動することで、回転軸12が軸ずれをした場合でも対応可能となる。また、軸受け部76の周壁には、複数のスリット76aが周方向に等間隔で形成されており(図3参照)、軸受け部76の内径とすべり軸受け26の外径の製作誤差をある程度許容できるようになっている。
弧状部77bの周方向中央、つまり、弧状部77bのブラシホルダ部73に対応する位置には、開口部78が形成されている。開口部78が形成されることによって、ブラシホルダ部73へのブラシ22の組み付け作業が容易化されている。
ジョイントモータ27は、ウォーム減速機構3に回転軸12の回転力をウォーム減速機構3に伝達するジョイントユニット29の一方を構成するものであって、略円板状の本体部51を有している。本体部51の径方向中央には、この大部分に角孔52が形成されている。
本体部51の外周面には、軸方向平面視略扇状の凸部54が径方向外側に向かって3箇所設けられている。これら凸部54がジョイントユニット29の他方を構成する後述のジョイントフレーム28に着脱自在に係合することにより、回転軸12の回転力がウォーム減速機構3に伝達される。
このように構成された電動モータ2は、図2に示すように、コネクタユニット4を間に挟んでウォーム減速機構3にボルト105を介して締結固定されている。
コネクタユニット4は、不図示の外部電源と減速機付モータ1を電気的に接続するためのものである。コネクタユニット4は、ブラシホルダユニット7の底壁71の形状に対応するように長円形状に形成されたベース部41と、ベース部41の一側に突設されたコネクタ部42とで構成されている。
立ち上がり部44には、基板45が固定されている。
基板45には、コネクタユニット4の回転位置を検出するための検出素子(不図示)が実装されている。この検出素子による検出信号は、コネクタ部42を介して外部制御機器に出力されるようになっている。この検出信号により、電動モータ2の回転制御が行われる。
そして、各端子47のうち、基板45に接続されているものは、センサ用の端子として用いられ、給電部25に接続されているものは、電源用の端子として用いられる。これにより、外部電源の電力がブラシホルダユニット7を介して電動モータ2へと供給される。
図6は、ウォーム減速機構3の分解斜視図である。
図1、図2、図6に示すように、ウォーム減速機構3は、ギヤケーシング30内に、電動モータ2の回転軸12に連結されるウォーム軸33と、ウォーム軸33に噛合うウォームホイール34と、ウォームホイール34の回転を出力するドライブユニット35とを収納したものである。
ギヤケーシング30は、ウォーム軸33、ウォームホイール34、およびドライブユニット35とを収納するギヤ収納部31と、電動モータ2に対応する部位に配置され、コネクタユニット4のベース部41を受入れ可能な受入れ部48とが一体成形されたものである。
ギヤ収納部31は、ウォーム軸33を収納するためのウォーム軸収納部36と、ウォームホイール34、およびドライブユニット35を収納するウォームホイール収納部37とで構成されている。ウォーム軸33には、軸方向略中央の大部分に歯部33aが形成されており、この歯部33aがウォームホイール34に噛合う。
エンドナット38の内側には、ウォーム軸33の一端を回転自在に支持するためのすべり軸受け101a、およびウォーム軸33のスラスト荷重を受けるためのスチールボール102が設けられている。すべり軸受け101aは、受入れ部48に圧入固定される。スチールボール102は、エンドナット38によってウォーム軸収納部36からの脱落が防止されるようになっていると共に、エンドナット38によってウォーム軸33のスラスト方向への位置調整を行うことができるようになっている。
この挿通孔56には、スプライン加工が施されており、これによってジョイントフレーム28とウォーム軸33とがスプライン嵌合されるようになっている。
本体部55の電動モータ2側の面には、軸方向に沿って突出する凸部57が3箇所一体形成されている。
ダンパー本体115は、断面略蒲鉾状に形成されたものであって、ウォームホイール34の1つの収納凹部113に、2つのダンパー本体115が収納可能となる大きさに設定されている。これにより、ダンパー114の回転方向への移動がウォームホイール34の壁113aによって規制される。
ベースプレート117のダンパー114側の面には、凸部118が3箇所周方向に等間隔で突設されている。そして、各凸部118は、それぞれウォームホイール34の各収納凹部113に収納されている2つのダンパー本体115の間に介在している。
また、ウォームホイール34の回転力のドライブユニット35への伝達がダンパー114を介して行われるので、ウォームホイール34、およびドライブユニット35に作用する衝撃を緩和することができるようになっている。
出力部119、およびベースプレート117には、軸方向に貫通する貫通孔121が形成されている。この貫通孔121にセンターシャフト111が挿通され、ドライブユニット35が回転自在に軸支される。
また、ウォームホイール収納部37の外周面には、係止片134に対応する部位に、係止突起135が形成されている。この係止突起135と係止片134とが係合することで、カバー131が固定されると共に、ドライブユニット35の抜け方向への移動が規制される。
これらボルト座141a,141bは、例えば、不図示のパワーウインドウ装置に減速機付モータ1を締結固定するために用いられるものである。各ボルト座141a,141bには、それぞれ不図示のボルトを挿通するための挿通孔142a,142bが形成されている。これら挿通孔142a,142bには、フランジ付ブッシュ143が挿入されている。
電動モータ2に、外部電源の電力をコネクタユニット4を介して供給すると、アーマチュアコア61に磁界が形成され、ヨーク部8に配設されている永久磁石10との間に磁気的な吸引力や反発力が生じ、アーマチュア6が回転する。
このため、アーマチュアコア61に対する永久磁石10の周方向両端を境にした磁束の変化を小さくすることができるので、コギングトルクが減少する。コギングトルクが減少することによって、電動モータ2の駆動時の振動や騒音を小さくすることができる。
よって、回転軸12や各軸受け部11,76に無理な応力がかかるのを防止できる。これに加え、各軸受け部11,76の相対位置がずれることによる回転軸12のトルク負荷が増大することを防止でき、電動モータ2のモータ特性を向上させることが可能になる。
これに加え、ブラシ22をコンミテータ63に向かって付勢するコイルスプリング23をブラシホルダ部73の短手方向に隣接配置している。このため、ブラシ22の長手方向端部にブラシ22を付勢する弾性部材(スプリング)を配置する場合と比較して、ブラシホルダ部73の長さを短く設定することができる。よって、ブラシホルダユニット7の長さを短く設定することが可能になる。
このため、ブラシホルダユニットの組み付け精度、および組み付け作業性を向上させることができる。
ここで、ヨーク部8の周壁81は軸方向平面視略6角形状に形成されている一方、底壁82には有底円筒形状の軸受け部11が形成されている。このように構成されたモータケース5をプレス加工等によって深絞り成型する場合、ブランクとしての金属板が周壁81の平坦部81aに引っ張られ、軸受け部11の真円度が低下する虞がある。また、軸受け部11の真円度を向上させるために、プレス工程数が増大し、加工コストが増大する虞がある。
しかしながら、モータケース5には、円形部16が形成されているので、深絞り成型する際、軸受け部11は外周全体が均等に引っ張られることになる。また、丸面取り部16aによって軸受け部11と周壁81との間隔が大きくとれるため、周壁81を形成する際の軸受け部11への真円度の影響を低減させることができる。このため、容易に軸受け部11の真円度を向上させることができ、加工コストを低減することが可能になる。
図7、図8に示すように、アーマチュアコア61の各ティース65は、アーマチュアコア61における回転軸12を挿通するハブ部61aから周方向幅Hを略一定にして径方向外側へ延びるティース本体65aと、ティース本体65aの先端部から周方向両側へ張り出す一対の鍔部65bと、を有する。ティース65の先端部65cは、ティース本体65aの先端部及び両鍔部65bで構成される。ティース本体65aにおける両鍔部65bよりも径方向内側の胴部65dには、インシュレータ67を介して巻線62aが巻装される。
これにより、通電中のアーマチュアコイル62から隣接するアーマチュアコイル62への鍔部65bを通じた漏れ磁束が抑えられ、磁束密度の確保によるトルク定数の向上が図られる。
次に、上記構成の変形例としてのアーマチュアコア161の特徴部分について説明する。上記構成と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
図11に示すように、アーマチュアコア161のティース165は、前記ティース65に対し、ティース本体65aの胴部65dの径方向中間部に、周方向で対をなす凹部179を有する点で特に異なる。
両凹部179は、胴部65dにおける平坦状の側面65eに円弧状の凹面を形成する。これら両凹部179により、胴部65d(ティース本体65a)の径方向中間部には、前記周方向幅Hを局所的に減少させる絞り部179aが形成される。これにより、ティース本体65aにおける磁束の径方向の流れが抑えられ、漏れ磁束のループ形成を制限し、トルク定数の向上が図られる。
なお、図11では前記周方向幅H及び隙間Cの設定を制限しないが、前述の如くC>2Hとなる設定にしてもよい。また、ティース65と同様に溝79を形成してもよい。
その他、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
2 電動モータ
3 ウォーム減速機構(減速機構)
6 アーマチュア
8 ヨーク部(ヨーク)
10 永久磁石
12 回転軸
22 ブラシ
61 アーマチュアコア
62a 巻線
63 コンミテータ
65 ティース
65a ティース本体
H 周方向幅
65b 鍔部
C 隙間
65c 先端部
66 スロット
68 セグメント
79 溝
Claims (2)
- 有底筒状のヨークと、
前記ヨークの内周面に固定された6つの平板形状の永久磁石と、
前記永久磁石よりも径方向内側に回転自在に支持されたアーマチュアと、
前記アーマチュアに給電を行うための1対のブラシと、を備え、
前記アーマチュアは、
回転軸と、
前記回転軸に外嵌固定されているアーマチュアコアと、
前記アーマチュアコアに隣接して設けられ、9つのセグメントが周方向に配置されているコンミテータと、を有し、
前記アーマチュアコアは、
径方向外側に向かって延びる9つのティースと、
各ティース間に形成され、軸方向に沿って延びる9つのスロットと、を有し、
各ティースに巻線を巻装すると共に、この巻線の端末部を前記セグメントに接続し、前記セグメントに前記ブラシを摺接させることで前記巻線に給電を行う、6極9スロット9セグメントの電動モータにおいて、
前記アーマチュアコアの各ティースの径方向外側の先端部に、周方向両側へ張り出す一対の鍔部を有し、
周方向で隣接するティース間で互いに対向する前記鍔部の間に、前記ティースにおける前記鍔部を除くティース本体の周方向幅の少なくとも2倍の隙間が形成され、
前記各ティースの先端部の外周側に、軸方向に延びる一対の溝が形成され、
前記一対の溝は、前記ティース本体の周方向の両側面と面一となる第1内側面と、前記第1内側面から前記鍔部の張り出し方向に離間して配置される第2内側面とを有することを特徴とする電動モータ。 - 請求項1に記載の電動モータを備え、
前記回転軸の前記ヨークから突出した部位に、減速機構が着脱自在に連結されると共に、前記回転軸の回転が前記減速機構に伝達されることを特徴とする減速機付モータ。
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