JP7330010B2 - ロータ、モータ及びブラシレスワイパーモータ - Google Patents

ロータ、モータ及びブラシレスワイパーモータ Download PDF

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Description

本発明は、ロータ、モータ及びブラシレスワイパーモータに関するものである。
従来、車両のワイパー駆動用としてブラシレスワイパーモータが適用されている。
この種のモータとして、ロータコアの外周面に永久磁石を配置した表面磁石型(SPM:Surface Permanent Magnet)モータの構成が知られている。表面磁石型モータでは、ロータが回転する際の遠心力により永久磁石が飛散するのを防止するための技術が種々提案されている。
例えば特許文献1には、ロータコアと、ロータコアの外周面に配置された複数の永久磁石と、周方向に隣り合う永久磁石間で径方向外側に向かって突出する突極と、を備えるモータの構成が開示されている。特許文献1に記載の技術によれば、突極には、永久磁石と対向する端面において周方向に突出する凸部が設けられているので、凸部に永久磁石が嵌合することにより、永久磁石の径方向への移動が制限される。
国際公開第2019/017161号
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、永久磁石の外周部が露出するので、特に応力の集中し易い角部において永久磁石の割れが発生するおそれがある。
一方、永久磁石の飛散を防止する他の方法として、永久磁石の外周部に筒状のカバーを設ける構成が一般に知られている。しかしながら、ロータの外周部にカバーを配置した場合、突極の径方向の長さがカバーにより制限され、ステータとの間のギャップが大きくなることによりモータトルクが低下するおそれがある。
そこで、本発明は、永久磁石を安定的に保持し、永久磁石の割れを抑制するとともにモータトルクを向上したロータ、このロータを用いたモータ及びブラシレスワイパーモータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係るロータは、軸線回りに回転し、前記軸線の軸方向の端面に取付孔を有するロータコアと、前記ロータコアの外周面に配置され、前記方向における少なくとも一方の端部が前記ロータコアより前記軸方向の外側に突出する永久磁石と、前記ロータコアの前記面に設けられ、前記ロータコアに対して前記永久磁石の前記軸方向の両端部保持し、前記永久磁石の外周面の角部を覆う一対のホルダと、を備え、前記ホルダは、前記ロータコアの前記端面に当接するホルダ本体と、前記ホルダ本体を前記軸方向に貫通するように形成され、前記永久磁石の端部が収容される磁石収容部と、前記磁石収容部に収容された前記永久磁石の前記軸方向の磁石端面に当接し、弾性変形することにより前記永久磁石の前記軸方向の寸法誤差を吸収する寸法誤差吸収部と、前記ロータコアの前記取付孔に挿入される位置決め部と、を有することを特徴としている。
本発明に係るロータにおいて、前記永久磁石は、前記軸線の周方向に複数配置され、
前記ロータコアは、前記複数の永久磁石間において前記軸線の径方向の外側に向かって突出する突極を有し、前記ホルダは、前記突極よりも前記軸方向の外側を保持することを特徴としている。
本発明に係るロータにおいて、前記軸方向において、前記ロータコアの前記端面からの前記ホルダの突出高さは、前記ロータコアの前記端面からの前記永久磁石の突出高さよりも高いことを特徴としている。
本発明に係るロータにおいて、前記永久磁石は、前記ロータコアの外周面に接着されていることを特徴としている。
本発明に係るモータは、上述のロータと、前記ロータの外周部に間隔をあけて配置され、前記ロータコアの径方向の内側に向かって形成されている複数のティースを有する環状のステータと、前記ティースに巻回されるコイルと、を備え、前記ステータは、前記ホルダよりも前記軸方向の内側において前記ロータと対向していることを特徴としている。
本発明に係るブラシレスワイパーモータは、車両のワイパー装置用として上述のモータを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、永久磁石を安定的に保持し、永久磁石の割れを抑制するとともにモータトルクを向上したロータ及びこのロータを用いたモータ及びブラシレスワイパーモータを提供できる。
第1実施形態に係るブラシレスワイパーモータの断面図。 図1のII-II線に沿う断面図。 第1実施形態に係るロータの斜視図。 第1実施形態に係るロータの分解図。 第1実施形態に係るロータの断面図。 第2実施形態に係るロータの斜視図。 第2実施形態に係るロータの断面図。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
(ブラシレスワイパーモータ)(モータ)
図1は、第1実施形態に係るブラシレスワイパーモータ1の断面図である。
ブラシレスワイパーモータ1(以下、単にモータ1という。)は、例えば車両に搭載される電装品の駆動源となるものである。電装品とは、例えば、ワイパー装置等(不図示)である。ワイパー装置は、車両のウィンドウガラス(不図示)に設けられ、ウィンドウガラスに付着した雨や汚れ等を払拭して運転者の視界を確保する。
なお、モータ1は、ブラシレスワイパーモータ以外のモータ1として利用してもよい。
モータ1は、モータ部2と、モータ部2の回転を減速して出力する減速部3と、モータ部2の駆動制御を行うコントローラ部4と、を備えている。
以下の説明において、単に軸方向という場合は、モータ部2の回転軸(シャフト31)の軸方向をいい、単に周方向という場合は、シャフト31の周方向をいい、単に径方向という場合は、シャフト31の径方向をいうものとする。
(モータ部)
モータ部2は、モータケース5と、モータケース5内に収納されている環状のステータ6と、ステータ6の径方向内側に設けられ、ステータ6に対して回転可能に設けられたロータ7と、を備えている。モータ部2は、ステータ6に電力を供給する際にブラシを必要としない、いわゆるブラシレスモータである。
モータケース5は、例えばアルミダイキャスト等の放熱性の優れた材料に形成されている。モータケース5は、軸方向に分割可能に構成された第一モータケース11と、第二モータケース12と、からなる。第一モータケース11及び第二モータケース12は、それぞれ有底筒状に形成されている。
第一モータケース11は、軸方向の一方からモータ部2を覆っている。第一モータケース11は、円形状の第一底部11aと、第一底部11aの外周部から軸方向の他方に突出する筒状の第一側部11bと、第一側部11bの軸方向における他方の端部から周方向全体に亘って径方向外側に突出する第一縁部11cと、を有している。第一縁部11cには、軸方向に貫通するボルト孔(不図示)が形成されている。
第二モータケース12は、軸方向の他方からモータ部2を覆っている。第二モータケース12は、第二底部12aと、第二底部12aの外周部から軸方向の一方に突出する筒状の第二側部12bと、第二側部12bの軸方向における一方の端部から周方向全体に亘って径方向外側に突出する第二縁部12cと、を有している。第二モータケース12は、第二底部12aが減速部3のギヤケース13と接合されるように、このギヤケース13と一体成形されている。第二縁部12cには、軸方向に貫通するボルト孔(不図示)が形成されている。第二底部12aの径方向略中央には、ロータ7のシャフト31を挿通可能な貫通孔14が形成されている。
第一モータケース11の第一縁部11cと、第二モータケース12の第二縁部12cと、は互いに軸方向から接している。また、第一縁部11cと第二縁部12cとに形成されたボルト孔は、第一縁部11cと第二縁部12cとが接触した状態において、同軸となるように形成されている。ボルト孔にはボルト17が挿入される。これにより、第一縁部11cと第二縁部12cとを篏合させ、内部空間を有するモータケース5を形成している。そして、モータケース5の内部空間に、第一モータケース11及び第二モータケース12の内周面にステータ6が嵌合されるように配置されている。
(ステータ)
図2は、図1のII-II線に沿う断面図である。
図1及び図2に示すように、ステータ6は、シャフト31と同軸に配置された環状のコア部21と、コア部21から径方向内側に向かって突出する複数のティース22とが一体形成されたステータコア23と、ステータコア23のティース22に装着されたコイル24と、を備えている。ステータ6は、この外周面がモータケース5の内周面に固定され、ロータ7に対して回転磁界を作用させる。
ステータコア23は、電磁鋼板が軸方向に積層されて構成されている。なお、ステータコア23は、いわゆる圧粉コアであってもよい。
図2に示すように、ティース22は、コア部21の内周面から径方向内側に向かって突出するティース本体25と、ティース本体25の径方向内側端から周方向に沿って延びる鍔部26と、が一体成形されたものである。そして、周方向で隣り合う鍔部26の間に、スロット27が形成されている。
図1に示すように、コア部21の内周面及びティース22は、樹脂製のインシュレータ28によって覆われている。このインシュレータ28の上から各ティース22にコイル24が巻回されている。各コイル24は、コントローラ部4からの給電により、ロータ7を回転させるための磁界を生成する。
(ロータ)
図3は、第1実施形態に係るロータ7の斜視図である。
ロータ7は、ステータ6の径方向内側に微小隙間を介して回転自在に設けられている(図1参照)。ロータ7は、軸線C回りに回転するシャフト31(図1参照)と、軸線Cを径方向中心としてシャフト31と一体に回転する円柱状のロータコア32と、ロータコア32の外周面に配置された複数(本実施形態では4個)の永久磁石33と、ロータコア32及び永久磁石33を軸方向から覆うホルダ34と、を備えている。シャフト31は、後述する減速部3を構成するウォーム軸54と一体成形されている。
図4は、第1実施形態に係るロータ7の分解図である。
ロータコア32は、複数の金属板が軸方向に積層されて構成されている。なお、ロータコア32は、いわゆる圧粉コアであってもよい。ロータコア32は、径方向中央にシャフト保持孔35を有する円筒部36と、円筒部36の外周面から径方向の外側へ向かって突出する突極37と、が一体形成されている。シャフト保持孔35には、シャフト31(図1参照)が圧入固定されている。なお、シャフト保持孔35に対してシャフト31を挿入とし、接着剤等を用いてシャフト31の外周面にロータコア32の内周面を固定してもよい。
円筒部36には、複数(本実施形態では4個)の取付孔38が周方向に等間隔で形成されている。取付孔38は、ロータコア32にホルダ34を固定するためのものである。取付孔38は、軸方向から見て、円形状に形成されている。取付孔38は、軸線Cと平行にロータコア32を軸方向に貫通している。
突極37は、周方向において取付孔38と対応する位置に設けられている。突極37は、周方向に等間隔で複数(本実施形態では4個)形成されている。各突極37の軸方向の長さは、円筒部36の軸方向の長さと同等である。突極37の径方向外側の先端には、U字溝39が、軸方向全体に亘って形成されている。
このように形成された円筒部36の外周面には、周方向で隣り合う2つの突極37の間に、それぞれ永久磁石33が配置される。換言すれば、周方向で隣り合う永久磁石33の間に、突極37が配置されている。永久磁石33は、例えば接着剤等によりロータコア32に固定される。
永久磁石33は、ロータコア32の突極37の間において、長手方向が軸方向に沿って配置されている。永久磁石33は、磁束線80(図2参照)が径方向外向きのものと径方向内向きのものとが周方向において交互に並ぶように、それぞれ複数配置されている。
図5は、第1実施形態に係るロータ7の断面図である。
永久磁石33の軸方向の長さは、ロータコア32の軸方向の長さよりも長い。永久磁石33の軸方向の両端部は、ロータコア32の軸方向を向くコア端面40(請求項のロータコアの軸方向の端面)より軸方向の外側にそれぞれ突出している。
図2に示すように、永久磁石33は、軸方向から見て扇形状に形成されている。軸方向から見て、永久磁石33の径方向外側の外表面41及び径方向内側の内表面42は、それぞれ円弧中心が異なる円弧状に形成されている。具体的に、内表面42の円弧中心はシャフト31の軸線Cと一致し、外表面41の円弧中心はシャフト31の軸線Cよりも対応するロータコア32の外周面寄りに設定されている。これにより、永久磁石33は、周方向端部における径方向の厚さが、周方向中間部における径方向の厚さよりも小さい。つまり、永久磁石33の外表面41とティース22の内周面との間のギャップは、永久磁石33の周方向中央が最も小さく、この周方向中央から周方向に離間するに従って徐々にギャップが大きくなるように構成されている。
このように形成された永久磁石33の内表面42は、ロータコア32の円筒部36の外周面に接着されている。軸方向から見て永久磁石33の周方向両側に位置する側面43,43は、各側面43,43が対向する突極37にそれぞれ当接している。
(ホルダ)
図3に示すように、ロータコア32の軸方向の両端には、ホルダ34が配置されている。ホルダ34は、ロータコア32の軸方向を向くコア端面40(図5参照)より軸方向の外側に配置された本体部45と、本体部45に一体成形されて永久磁石33の軸方向を向く磁石端面48に当接する寸法誤差吸収部46と、本体部45から軸方向に沿って突出する位置決め部47と、を有する。ホルダ34は、例えば樹脂材料により形成されている。
本体部45は、軸線Cを中心とし、径方向の中央部にシャフト挿通孔45aを有する環状に形成されている。図5に示すように、本体部45は、ロータコア32のコア端面40に当接している。本体部45の軸方向の厚み寸法L2(すなわち、ロータコア32のコア端面40からのホルダ34の突出高さL2)は、ロータコア32のコア端面40から突出した永久磁石33の突出高さL1よりも大きい。
本体部45には、シャフト挿通孔45aの周囲に複数の磁石収容部44が形成されている。磁石収容部44は、本体部45を軸方向に貫通する孔である。磁石収容部44は、周方向に複数(本実施形態では4個)設けられている。軸方向から見て、磁石収容部44は、扇形状に形成されている。具体的に、磁石収容部44は、軸方向から見た永久磁石33の外形とほぼ同等な形状に形成されている。磁石収容部44には、ロータコア32のコア端面40より軸方向の外側に突出した永久磁石33の端部が収容されている。磁石収容部44に永久磁石33が収容された状態で、永久磁石33の軸方向を向く磁石端面48と、永久磁石33の外周面のうちコア端面40より軸方向外側に突出した端部と、磁石端面48と永久磁石33の外周部との間の角部33aと、がホルダ34の磁石収容部44内に収まっている。これにより、角部33aを含む永久磁石33の両端部がホルダ34で保持されている。
寸法誤差吸収部46は、本体部45における軸方向外側の端面に接続されている。寸法誤差吸収部46は、本体部45のシャフト挿通孔45aと磁石収容部44との間に接続されている。寸法誤差吸収部46は、本体部45から軸方向の外側に突出する立ち上がり部46aと、立ち上がり部46aから径方向の外側に向かって突出するアーム部46bと、アーム部46bの径方向外側の端部から軸方向の内側に向かって突出する当接部46cと、を有する。
アーム部46bの径方向外側に位置する端部は、永久磁石33の径方向における中間部と対応する位置まで突出している。当接部46cの軸方向内側に位置する先端部は、永久磁石33の軸方向を向く磁石端面48に当接している。このように形成された寸法誤差吸収部46は、軸方向に弾性変形することにより永久磁石33の軸方向の寸法誤差を吸収する。より具体的に、寸法誤差吸収部46は、一端が本体部45に固定された片持ち支持構造とされており、自由端である当接部46cに当接する永久磁石33の軸方向における変位量を所定の範囲内で吸収している。
本体部45に接続される位置決め部47は、周方向において寸法誤差吸収部46の間に配置されている。位置決め部47は、本体部45から軸方向のロータコア32側に向かって突出する第一位置決め部49(図4参照)と、本体部45から軸方向のロータコア32とは反対側に向かって突出する第二位置決め部50と、を有する。第一位置決め部49及び第二位置決め部50は、いずれも周方向に複数(本実施形態では4個ずつ)設けられ、軸方向に沿う円柱状に形成されている。第一位置決め部49及び第二位置決め部50は、径方向において、本体部45のシャフト挿通孔45aと磁石収容部44との間に設けられている。第一位置決め部49及び第二位置決め部50の直径及び軸方向の突出高さは同等である。
図4に示すように、第一位置決め部49は、ロータコア32の取付孔38に圧入されている。これにより、ホルダ34はロータコア32に固定されている。
第二位置決め部50は、ロータ7を製造する際に用いる不図示の外部装置等に取り付けられる。第二位置決め部50は、この外部装置に取り付けられる際、外部装置に対するロータ7の位置決めとして機能する。外部装置とは、例えば永久磁石33を着磁するための着磁装置等である。
このように形成されたロータ7は、ステータ6の内周部に間隔をあけて配置される際、ロータ7のロータコア32とステータ6とが径方向で対向するように配置される。換言すれば、ステータ6は、ホルダ34よりも軸方向の内側においてロータ7と径方向で対向している。これにより、ステータ6とロータ7との間のギャップにホルダ34が配置されることなく、ギャップが狭い状態に維持される。
(減速部)
図1に戻り、減速部3は、軸方向の一端にモータケース5が取り付けられているギヤケース13と、ギヤケース13内に収容されるウォーム減速機構51と、を備えている。ギヤケース13は、例えばアルミダイキャスト等の放熱性の優れた材料により形成されている。ギヤケース13は、一面が開口した箱状に形成されており、内部にウォーム減速機構51を収容するギヤ収容部52を有する。ギヤケース13の軸方向の一方には、第二モータケース12が一体形成されている。ギヤケース13の側壁には、第二モータケース12が一体成形されている箇所に、この第二モータケース12の貫通孔14とギヤ収容部52とを連通する開口部15が形成されている。これにより、ギヤケース13の軸方向の一端にモータケース5が設けられている。
ギヤケース13の側壁には、円筒状の軸受ボス53が突設されている。軸受ボス53は、ウォーム減速機構51の出力軸60を回転自在に支持するためのものであって、内周面に不図示の滑り軸受が設けられている。さらに、軸受ボス53の先端内周縁には、不図示のOリングが装着されている。これにより、軸受ボス53を介して外部から内部に塵埃や水が侵入してしまうことが防止される。また、軸受ボス53の外周面には、複数のリブが設けられている。これにより、軸受ボス53の剛性が確保されている。
ギヤ収容部52に収容されたウォーム減速機構51は、ウォーム軸54と、ウォーム軸54に噛合されるウォームホイール55と、により構成されている。ウォーム軸54は、モータ部2のシャフト31と同軸上に配置されている。ウォーム軸54は、両端がギヤケース13に設けられた軸受56,57によって回転自在に支持されている。ウォーム軸54の軸方向におけるモータ部2側の端部は、軸受56を介してギヤケース13の開口部15に至るまで突出している。この突出したウォーム軸54の端部とモータ部2のシャフト31との端部が接合され、ウォーム軸54とシャフト31とが一体化されている。なお、ウォーム軸54とシャフト31は、1つの母材からウォーム軸54部分とシャフト31部分とを成形することにより一体として形成してもよい。
ウォーム軸54に噛合されるウォームホイール55には、このウォームホイール55の径方向中央に出力軸60が設けられている。出力軸60は、ウォームホイール55の回転軸方向と同軸上に配置されており、ギヤケース13の軸受ボス53を介してギヤケース13の外部に突出している。出力軸60の突出した先端には、電装品(不図示)と接続可能なスプライン61が形成されている。
また、ウォームホイール55の径方向中央には、出力軸60が突出されている側とは反対側に、不図示のセンサマグネットが設けられている。このセンサマグネットは、ウォームホイール55の回転位置を検出する回転位置検出部の一方を構成している。この回転位置検出部の他方を構成する磁気検出素子70は、ウォームホイール55のセンサマグネット側(ギヤケース13の開口部15側)でウォームホイール55と対向配置されているコントローラ部4に設けられている。
(コントローラ部)
モータ部2の駆動制御を行うコントローラ部4は、磁気検出素子70が実装されたコントローラ基板71と、ギヤケース13の開口部15を閉塞するように設けられたカバー72と、を有している。そして、コントローラ基板71が、ウォームホイール55のセンサマグネット側(ギヤケース13の開口部15側)に対向配置されている。
コントローラ基板71は、いわゆるエポキシ基板に複数の導電性のパターン(不図示)が形成されたものである。コントローラ基板71には、モータ部2のステータコア23から引き出されたコイル24の端末部が接続されていると共に、カバー72に設けられたコネクタの端子(何れも不図示)が電気的に接続されている。また、コントローラ基板71には、磁気検出素子70の他に、コイル24に供給する電流を制御するFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)等のスイッチング素子からなるパワーモジュール(不図示)が実装されている。さらに、コントローラ基板71には、このコントローラ基板71に印加される電圧の平滑化を行うコンデンサ(不図示)等が実装されている。
このように構成されたコントローラ基板71を覆うカバー72は、樹脂により形成されている。カバー72は、若干外側に膨出するように形成されている。そして、カバー72の内面側は、コントローラ基板71等を収容するコントローラ収容部73となる。
また、カバー72の外周部に、不図示のコネクタが一体成形されている。このコネクタは、不図示の外部電源から延びるコネクタと嵌着されている。そして、不図示のコネクタの端子に、コントローラ基板71が電気的に接続されている。これにより、外部電源の電力がコントローラ基板71に供給される。
さらに、カバー72の開口縁には、ギヤケース13の側壁の端部と嵌め合わされる嵌合部74が突出形成されている。嵌合部74は、カバー72の開口縁に沿う2つの壁74a,74bにより構成されている。そして、これら2つの壁74a,74bの間に、ギヤケース13の側壁の端部が挿入(嵌め合い)される。これにより、ギヤケース13とカバー72との間にラビリンス部75が形成される。このラビリンス部75によって、ギヤケース13とカバー72との間から塵埃や水が浸入してしまうことが防止される。なお、ギヤケース13とカバー72との固定は、不図示のボルトを締結することにより行われる。
(モータの製造手順)
次に、上述のモータ1を製造する手順について説明する。
まず、ロータ7を製造する。ロータ7の製造手順では、まず、ロータコア32の外周面に接着剤を用いて永久磁石33を接着する。このとき、永久磁石33の軸方向の両端部がロータコア32のコア端面40よりも軸方向の外側にそれぞれ突出するように、永久磁石33を配置する。次に、ロータコア32の取付孔38にホルダ34の第一位置決め部49を圧入することにより、ロータコア32にホルダ34を固定する。このとき、ホルダ34の本体部45に形成された磁石収容部44に永久磁石33の端部が挿入されるとともに、寸法誤差吸収部46が弾性変形することにより永久磁石33の軸方向の寸法誤差が吸収される。その後、周方向においてN極とS極とが交互に並ぶように、ロータコア32に装着された永久磁石33を着磁する。これにより、ロータ7が製造される。
次に、ステータ6を製造する。ステータ6の製造手順では、ステータコア23のティース22にコイル24を巻回する。これにより、コイル24が装着されたステータ6が製造される。なお、ステータ6及びロータ7を製造する順番は、逆でもよい。
次に、製造したステータ6を第二モータケース12の内壁に固定する。次に、ステータ6の径方向内側に、ステータ6と間隔をあけてロータ7を配置する。このとき、軸方向において、ステータ6と、ロータ7のロータコア32と、が対向するように配置する。最後に、第一モータケース11を被せて第一モータケース11と第二モータケース12とをボルト17で締結する。これにより、モータ1の製造が完了する。
(作用、効果)
次に、上述のロータ7及びモータ1の作用、効果について説明する。
ロータ7は、ロータコア32に対して永久磁石33の軸方向の両端部と永久磁石33の外周面の角部33aとを保持するホルダ34を有する。このように、ホルダ34は永久磁石33の角部33aを保持するので、応力の集中し易い角部33aに外力が作用することによる永久磁石33の割れを抑制できる。また、ロータコア32に対して永久磁石33の両端部を保持するので、ロータ7回転時に永久磁石33が飛散するのを抑制できる。ホルダ34は寸法誤差吸収部46を有するので、寸法誤差吸収部46が弾性変形することにより、永久磁石33の軸方向の寸法誤差が吸収される。また、寸法誤差吸収部46は永久磁石33の軸方向を向く磁石端面48に当接している。これにより、周方向に複数の永久磁石33が配置された場合に、各永久磁石33の個体差による寸法誤差を吸収しつつ、永久磁石33の軸方向の移動を制限できる。
ホルダ34は、ロータコア32の軸方向の端面より軸方向の外側に配置される。このため、ロータ7の外周部で軸方向においてロータコア32と対向する位置にステータ6が配置された際、ロータ7とステータ6とのギャップにホルダ34が介在しない。これにより、ギャップにホルダ34が介在する場合と比較して、ギャップを狭くできる。よって、モータトルクを向上し、モータ1の性能を高めることができる。
したがって、永久磁石33を安定的に保持し、永久磁石33の割れを抑制するとともにモータトルクを向上したロータ7を提供できる。
ホルダ34はロータコア32よりも軸方向の外側に配置されるので、例えば永久磁石33をロータコア32に接着するための接着剤がロータコア32の端部にはみ出した場合であっても、はみ出した接着剤がホルダ34とロータコア32との間に入り込むことにより、接着剤がロータ7の外部に露出するのを抑制できる。また、ロータコア32とホルダ34との間に入り込んだ接着剤を、ホルダ34をロータコア32に固定するための接着剤として流用できる。よって、ホルダ34をロータコア32により安定的に固定できる。
ロータコア32は突極37を有し、周方向に隣り合う突極37の間に永久磁石33が配置される。ホルダ34は、突極37よりも軸方向の外側を保持するので、ロータ7の外周部で軸方向においてロータコア32と対向する位置にステータ6が配置された際、ロータ7の突極37とステータ6との間(ギャップ)にホルダ34が介在しない。これにより、ギャップにホルダ34が介在する場合と比較して、突極37をステータ6に近づけることができる。よって、ギャップを狭く設定し、モータトルクを向上できる。また、ロータコア32から突出した永久磁石33の端部をホルダ34で押さえるので、永久磁石33の有効磁束をホルダ34に阻害されることがない。このため、有効磁束を効率的に使用したロータ7とすることができる。
軸方向において、ロータコア32の端面に対するホルダ34の突出高さL2は、ロータコア32の端面に対する永久磁石33の突出高さL1よりも高い。このように、ロータ7の軸方向の両端部において、永久磁石33よりも外側にホルダ34が配置される。すなわち、ホルダ34は、軸方向の外側及び径方向の外側からそれぞれ永久磁石33を保持する。これにより、ホルダ34は、永久磁石33の角部33aを覆うことにより永久磁石33の角部33aを保護しつつロータコア32に対して永久磁石33を保持できる。
ロータコア32は、軸方向の端面に取付孔38を有し、ホルダ34は、取付孔38に挿入される位置決め部47を有する。これにより、ロータコア32に対するホルダ34の周方向の位置決めを容易に行うことができる。特に、取付孔38に対して位置決め部47を圧入した場合、ホルダ34とロータコア32とを強固に固定できる。
ホルダ34は、ロータコア32の軸方向を向くコア端面40に当接して配置されるので、ロータコア32に対するホルダ34の軸方向の位置決めを容易に行うことができる。また、ロータコア32に対してホルダ34を安定的に固定できる。
永久磁石33はロータコア32の外周面に接着されているので、永久磁石33をロータコア32の外周面に強固に固定できる。
モータ1は、上述のロータ7と、ステータ6と、を備え、ステータ6は、ホルダ34よりも軸方向の内側においてロータ7と対向している。これにより、ステータ6とロータ7とのギャップにホルダ34を介在させることなく、ステータ6とロータ7とのギャップを狭めることができる。また、ホルダ34は第二位置決め部50を有するので、第二位置決め部50を外部装置に取り付けることにより、容易に永久磁石33を着磁できる。
したがって、永久磁石33を安定的に保持し、永久磁石33の割れを抑制するとともにモータトルクを向上したロータ7を備えた、高性能なモータ1を提供できる。
また、ブラシレスワイパーモータは、車両のワイパー装置用としてこのモータを備えるので、低コストかつ簡素な構成で永久磁石を安定的に保持し、モータトルクを向上したロータを備えたブラシレスワイパーモータを提供できる。
(第2実施形態)
次に、図6及び図7に基づいて、本発明に係る第2実施形態について説明する。
図6は、第2実施形態に係るロータ207の斜視図である。図7は、第2実施形態に係るロータ207の断面図である。以下の説明において、上述した第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して適宜説明を省略する。
本第2実施形態と前述の第1実施形態との相違点は、本第2実施形態では、ホルダ234に永久磁石33が埋設されることによりホルダ234と永久磁石33とが一体に形成された点で上述した第1実施形態と相違している。
本第2実施形態において、ホルダ234は、ロータコア32より軸方向の外側に配置される本体部245と、本体部245から軸方向に沿って突出する位置決め部47と、を有する。
本体部245は、軸線Cを中心とする環状に形成されている。図7に示すように、本体部245には、ロータコア32のコア端面40より軸方向外側に突出した永久磁石33の端部が埋設されている。より具体的に、永久磁石33の端部は、ホルダ234の本体部245にモールドされることによりホルダ234に固定されている。
なお、位置決め部47の形状や位置決め部47の奏する作用、効果等は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態によれば、永久磁石33はホルダ234に埋設(モールド)されるので、永久磁石33とホルダ234とを強固に固定できる。また、永久磁石33のうちロータコア32よりも軸方向の外側に突出した部分全体をモールドすることにより、永久磁石33の軸方向の端部を保護できる。よって、構成を簡素化するとともに永久磁石33の保持強度を高め、ロータ207回転時の飛散や割れを防止できる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付のクレームの範囲によってのみ限定される。
例えば、上述した実施形態では、永久磁石33の軸方向の両端部がロータコア32よりも軸方向の外側に突出する構成について説明したが、この構成のみに限られない。永久磁石33のうち軸方向の少なくとも一方の端部がロータコア32よりも軸方向の外側に突出していればよく、永久磁石33の他方の端部は軸方向においてロータコア32のコア端面40よりも軸方向の内側に配置されてもよい。この場合、永久磁石33の端部がロータコア32よりも突出した一方側にのみホルダ34を配置してもよい。また、一方の端部と他方の端部とでロータコア32のコア端面40に対する永久磁石33の突出高さが異なっていてもよい。ただし、永久磁石33の一方の端部及び他方の端部がコア端面40から同等の長さで突出し、かつホルダ34がロータ7の両端に設けられる本実施形態の構成は、ロータ7の重量バランスや永久磁石33の保持力を安定的に維持できる点で優位性がある。
ホルダ34の第二位置決め部50はなくてもよい。
寸法誤差吸収部46は、例えばバネ等を用いた構成としてもよい。この場合、バネの弾性力により永久磁石33の軸方向の寸法誤差が吸収されてもよい。
ロータコア32の取付孔38は、軸方向に貫通しない凹陥部であってもよい。
永久磁石33、突極37、ロータコア32の取付孔38及び位置決め部47の個数は上述した実施形態に限定されない。
永久磁石33の内表面42の円弧中心と外表面41の円弧中心とは一致していてもよい、例えば、内表面42の円弧中心と外表面41の円弧中心とがいずれもシャフト31の軸線Cと同軸の円弧状に形成されていてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…モータ(ブラシレスワイパーモータ)
6…ステータ
7…ロータ
32…ロータコア
33…永久磁石
33a…角部
34…ホルダ(ホルダ本体)
37…突極
38…取付孔
40…コア端面(ロータコアの軸方向の端面)
44…磁石収容部
46…寸法誤差吸収部
47…位置決め部
48…磁石端面
L1…永久磁石の突出高さ
L2…ホルダの突出高さ
C…軸線

Claims (6)

  1. 軸線回りに回転し、前記軸線の軸方向の端面に取付孔を有するロータコアと、
    前記ロータコアの外周面に配置され、前記方向における少なくとも一方の端部が前記ロータコアより前記軸方向の外側に突出する永久磁石と、
    前記ロータコアの前記面に設けられ、前記ロータコアに対して前記永久磁石の前記軸方向の両端部保持し、前記永久磁石の外周面の角部を覆う一対のホルダと、
    を備え、
    前記ホルダは、
    前記ロータコアの前記端面に当接するホルダ本体と、
    前記ホルダ本体を前記軸方向に貫通するように形成され、前記永久磁石の端部が収容される磁石収容部と、
    前記磁石収容部に収容された前記永久磁石の前記軸方向の磁石端面に当接し、弾性変形することにより前記永久磁石の前記軸方向の寸法誤差を吸収する寸法誤差吸収部と、
    前記ロータコアの前記取付孔に挿入される位置決め部と、
    を有することを特徴とするロータ。
  2. 前記永久磁石は、前記軸線の周方向に複数配置され、
    前記ロータコアは、前記ロータコアの径方向の外側に向かって、かつ前記周方向で隣り合う前記永久磁石の間を通って突出する突極を有し、
    前記ホルダは、前記突極よりも前記軸方向の外側を保持することを特徴とする請求項1に記載のロータ。
  3. 前記軸方向において、前記ロータコアの前記端面からの前記ホルダの突出高さは、前記ロータコアの前記端面からの前記永久磁石の突出高さよりも高いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロータ。
  4. 前記永久磁石は、前記ロータコアの外周面に接着されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載のロータ。
  5. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載のロータと、
    前記ロータの外周部に間隔をあけて配置され、前記ロータコアの径方向の内側に向かって形成されている複数のティースを有する環状のステータと、
    前記ティースに巻回されるコイルと、
    を備え、
    前記ステータは、前記ホルダよりも前記軸方向の内側において前記ロータと対向していることを特徴とするモータ。
  6. 車両のワイパー装置用として請求項に記載のモータを備えたことを特徴とするブラシレスワイパーモータ。
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