JP5155632B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

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本発明は、電動パワーステアリング装置などに用いられるブラシレスモータに関する。
電動パワーステアリング装置に用いられるモータは、小型で高性能なブラシレスモータを使用することが知られている。例えば、特許文献1に開示されているように、電動パワーステアリング装置に用いられるブラシレスモータは、両端が開口したステータハウジングの内周にステータコアを圧入固定してステータを構成し、ステータの内側にロータが回転自在に配置されている。ステータコアは、インシュレータを装着した上からコイルを巻装してあり、ロータの回転位置に応じてコイルに通電することでロータの回転を制御する。ロータを回転させると、ボールスクリュー機構を介してラック軸が往復運動し、ステアリングホイールの操舵力がアシストされる。ロータの回転位置は、レゾルバを用いて検出する。レゾルバステータはハウジングの内周に固定され、レゾルバロータはロータに固定されている。
特開2005−51980号公報
しかしながら、ステータハウジングに対して回転しないようにステータコアを圧入固定するには、高い寸法精度が要求され、製造コストをアップさせる原因になっていた。ステータハウジング及びステータコアに回り止めの構造を設ける場合、ステータコアがスキューしていると、スキュー方向に沿ってステータハウジングを機械加工をしなければならず、加工が複雑でコストがかかっていた。
また、従来のステータには、振動によるコイルの磨耗を防止するためにコイルをコーティング材で被ったものがある。コーティング材は、コイルに滴下された後、硬化させる。
しかしながら、コーティング材が乾燥するまでの間に、余剰なコーティング材がステータハウジングのインロー部や作業場に垂れることがあった。ステータハウジングのインロー部に垂れた場合には、インロー接合する相手側の部材との嵌合ができなくなり、修復しなければならなかった。作業場に垂れたときは、作業環境が悪化する原因になる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ステータハウジングに対するステータコアの回転を防止し、かつコーティング材の液垂れを防止することを主な目的とする。
上記の課題を解決する本発明の請求項1に係る発明は、コイルを巻装したステータコアをステータハウジングの内周に配置し、前記ステータハウジングに固定されるブラケットによって前記ステータコアの内側にロータを回転自在に支持するブラシレスモータであって、前記コイルを巻装した前記ステータコアを前記ステータハウジングの内周に固定し、前記ステータコアの前記ブラケット側の端部に、前記ステータハウジングと前記ステータコアとを回り止めする回り止め部を備えたプレートを設け、前記回り止め部は、前記ステータハウジングに回転不能に嵌合する第1の爪部と、前記ステータコアに回転不能に嵌合する第2の爪部とで構成されていることを特徴とするブラシレスモータとした。
このブラシレスモータでは、回り止め部を備えたプレートを設けたため、そのプレートを介してステータコアとステータハウジングの間の回り止めが確実にできる。また、ステータハウジングやステータコアに複雑な機械加工を施す必要がなくなるので、製造が容易になると共に、加工コストを低減できる。
また、プレートがステータコアとステータハウジングのそれぞれに回転不能に取り付けられる。ステータコアとステータハウジングは、プレートを介して回転方向の相対的な移動が規制される。
請求項に係る発明は、コイルを巻装したステータコアをステータハウジングの内周に配置し、前記ステータハウジングに固定されるブラケットによって前記ステータコアの内側にロータを回転自在に支持するブラシレスモータであって、前記コイルを巻装した前記ステータコアを前記ステータハウジングの内周に固定し、前記ステータコアの前記ブラケット側の端部に、前記ステータハウジングと前記ステータコアとを回り止めする回り止め部を備えたプレートを設け、前記回り止め部は、前記ステータハウジングの内周に圧入される前記プレートの外周側のフランジ部であることを特徴とするブラシレスモータとした。
このブラシレスモータは、プレートを介してステータコアとステータハウジングの間の回り止めをした上で、アライメントの調整もないため、より製造が容易になると共に、加工コストを低減できる。
請求項に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、前記プレートは、前記コイルのコーティング材の液溜まりを形成可能な凹部を有することを特徴とする。
このブラシレスモータは、余剰なコーティング材がプレートの凹部に溜まる。コーティング材がステータハウジングのインロー部や作業場の床面に垂れ落ちることがなくなる。
請求項に係る発明は、請求項1から請求項の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記プレートは、磁性体から製造されており、前記ロータの回転位置を検出するレゾルバと前記コイルの間に配置されることを特徴とする。
このブラシレスモータは、コイルからレゾルバに向かう磁束がプレートによって遮断される。

本発明によれば、プレートによってステータコアとステータハウジングの間の回転が防止される。プレートを用いることで、ステータコアとステータハウジングの加工を最小限にすることができるので、製造が容易になってコストダウンが図れる。
発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1から図5は、本発明の第1実施形態を示している。
図1に電動パワーステアリング装置に用いられるブラシレスモータを示す。ブラシレスモータ1は、ステータ2と、ステータ2内に配置されたロータ3とを有し、ステータ2に固定されたブラケット4にロータ3が回転自在に支持されている。ロータ3は、内部に不図示のラック軸が挿入可能である。ラック軸は、ギヤボックス内でラック・アンド・ピニオン機構を形成し、ステアリングホイールの操作に応じてブラシレスモータ1の軸方向に移動自在になっている。ラック軸の両端は、ナックルアームなどを介して車両の車輪に連結されている。
ステータ2は、円筒形のステータハウジング11の内周にステータコア12が圧入固定されている。ステータハウジング11は、解放された両端部のそれぞれの周縁部にネジ孔13が形成されており、ブラケット4や、不図示の他のブラケットを固定できる。ブラケット4側の端部は、ブラケット4とインロー接合する際に使用されるインロー部11Aが形成されている。
ステータコア12は、環状の外周部から中心に向かって複数のティース14が延設されている。各ティース14には、インシュレータ15を装着した上からコイル16が巻き回されている。この実施の形態のステータコア12は、軸線に対してスキューさせてある。
ステータ2を製造するときは、ステータコア12を周方向に複数に分割した形状を有するコアユニットを製造し、コイル16を巻装した後に複数のコアユニットを接合させてステータコア12を形成する。
各コイル16の巻線は、ブラケット4が固定される解放端の反対側に配置されたターミナル17に接続されている。ターミナル17は、ステータハウジング11の側方に突設された接続端子18に電気的に接続されており、外部の電源から電流を供給できるようになっている。
コイル16は、コーティング材で被覆されることで保護されている。コーティング材は、ブラケット4側に設けられたプレート21に液溜まり22を形成している。
ブラケット4は、円筒形状を有し、ステータハウジング11にネジ72で固定されている。ブラケット4の端部には、ステータハウジング11に突き当てたときにインロー部11Aに嵌合する接合部4Aを有し、接合部4Aの外周に刻まれた溝にOリングなどのパッキン23が装着されている。ブラケット4の他方の端部は、ラック軸を挿入可能に開口している。ブラケット4内には、開口側にベアリング25が圧入されている。ベアリング25よりもステータ2側には、ロータ3の回転位置を検出するレゾルバ26のレゾルバステータ26Aが固定されている。レゾルバステータ26Aは、コアに複数のコイルを巻き回した構成を有し、ロータ3側に固定されたレゾルバロータ26Bの回転によって所定の電気信号を出力する。ブラケット4の側部には、レゾルバステータ26Aからの電気信号を取り出すための端子27が固定されている。
ロータ3は、中空シャフトからなる回転軸31を有する。回転軸31の一方の端部がブラケット4に圧入されたベアリング25に軸支されている。一方の端部側の外周には、レゾルバ26を構成するレゾルバロータ26Bが固定されている。レゾルバロータ26Bは、永久磁石を周方向に磁極が交互に並ぶように配置した構成を有する。さらに、回転軸31の外周で、ステータコア12に臨む位置には、金属プレートの積層体32を介して環状の永久磁石からなるロータマグネット33がブラケット34によって固定されている。ロータマグネット33は、複数の磁極が周方向に配置されている。
なお、回転軸31の端部には、不図示のボールナットが固定される。このボールナットは、ラック軸の一部に形成されているボールネジとの間に複数のボールを介在させることでボールナット機構を構成する。ボールナットは、ステータハウジング11に固定される不図示のブラケットに設けられたベアリングに回転自在に支持される。
ここで、図2に示すように、ステータハウジング11のインロー部11A側の内周には、プレート21を支持するために用いる支持部41が形成されている。支持部41は、環状溝42と、環状溝42より浅い係止用溝43とを有する。係止用溝43は、1箇所のみに形成されたキー溝である。ステータハウジング11は、鋳抜きで製造され、内径部分を切削することで寸法出しをしている。支持部41は、内径部分を切削する際に形成される。
図3に示すように、ステータコア12の外周面には、スキューした溝45が形成されている。この溝45を設けることで、ステータハウジング11との間の接触面積を減らして圧入荷重を低減させると共に、圧入時のステータハウジング11の変形を防止している。
溝45は、周方向に等間隔に形成されている。
図1から図4に示すように、プレート21は、リング状の円板の内周縁を起き上がらせて環状のリブ51を形成すると共に、外周縁をリブ51と同じ方向に環状に起き上がらせて側壁52を形成してある。リブ51と側壁52との間に形成される凹部53は、インシュレータ15及びコイル16を挿入可能な大きさを有する。この実施の形態で、プレート21は、鉄などの磁性体をプレス加工することで製造されている。
プレート21の内径は、回転軸31に干渉しない大きさである。側壁52の外径は、ブラケット4の接合部4Aの内径以下である。側壁52からは、プレート21をステータ2に固定するために使用される係止部61が一体に延設されている。
係止部61は、側壁52の端部を径方向外側にフランジ状に延ばすと共に、第1の爪部(回り止め部)62と第2の爪部(回り止め部)63を軸線方向に起き上がらせた構成を有する。第1の爪部62は、周方向に1つ形成されている。第2の爪部63は、第1の爪部62の形成位置を避けて周方向に等間隔、例えば、90°ごとに複数設けられている。
係止部61の外径は、ステータハウジング11の環状溝42によって拡げられた内径に略等しい。第1の爪部62は、ステータハウジング11の係止用溝43をキー溝とするキーであって、ステータハウジング11に対する回り止めとして使用される。第1の爪部62の径方向の厚さは、係止用溝43の深さ以下である。第1の爪部62の周方向の幅は、係止用溝43の周方向の幅に略等しい。第2の爪部63は、第1の爪部62より径方向内側に配置されており、ステータコア12の溝45をキー溝とするキーである。第2の爪部63の径方向の厚さは、溝45の深さ以下である。第2の爪部63の周方向の幅は、溝45の周方向の幅に略等しい。
ブラシレスモータ1を製造するときは、インシュレータ15の上からコイル16を巻装したコアユニットを組み合わせてステータコア12を形成する。ステータコア12の外周の溝45に第2の爪部63が挿入されるようにプレート21を装着する。プレート21の凹部53にインシュレータ15及びコイル16の一部が収容される。第2の爪部63が溝45に嵌合し、ステータコア12に対するプレート21の回転が防止される。この状態でステータコア12をステータハウジング11に圧入する。この際に、プレート21の第1の爪部62がステータハウジング11側の係止用溝43に挿入されるように回転方向の位置を調整する。係止部61が環状溝42に収まり、係止部61の外周縁とステータハウジング11が嵌合してプレート21がステータハウジング11に固定される。さらに、第1の爪部62が係止用溝43に嵌合し、ステータハウジング11に対するプレート21の回転が防止される。
図5に示すように、コイル16をコーティングするときは、プレート21側を下にし、上側に配置されるコイル16の端部に破線の矢印で示す位置からコーティング材を注入する。コーティング材は、コイル16の巻線を伝って下方に流動しながらコイル16を覆う。余剰なコーティング材は、コイル16の下端からプレート21の凹部53に滴下する。
プレート21には、十分なスペースが確保されているので、余剰なコーティング材は、凹部53に液溜まりを形成し、外部には流出しない。コーティング材を十分に滴下したら、コーティング材を乾燥させる。
このようにして製造したブラシレスモータ1を駆動させるときは、ステアリングホイールの操作に応じて不図示の制御装置が所定のコイル16に通電する。コイル16によって形成される磁界でロータ3が回転する。ロータ3の回転は、ボールネジ機構によってラック軸の進退動作に変換され、運転者の操舵をアシストする。ロータ3の回転位置は、レゾルバ26で検出され、端子27から制御装置に入力される。制御装置は、レゾルバ26で検出したロータ4の回転位置に基づいて、コイル16の通電を切り替える。
この実施の形態では、第1の爪部62でステータハウジング11に対するプレート21の回り止めをし、第2の爪部63でステータコア12に対するプレート21の回り止めをした。これによって、プレート21を介してステータコア12とステータハウジング11の間の回り止めが行えるので、従来のように圧入のみでステータコアをステータハウジングに固定する場合に比べて、確実にステータコア12の回り止めができる。ステータハウジング11やステータコア12に複雑な機械加工を施す必要がなくなるので、製造が容易になると共に、加工コストを低減できる。
プレート21は、コイル16のコーティング材の受け皿として機能するので、コーティング材が作業場に垂れなくなる。プレート21の外周をステータハウジング11に密着させてあるので、コーティング材がインロー部11Aに垂れなくなる。組み立ての効率化や作業環境の改善が図れる。
プレート21を磁性体から製造し、コイル16とレゾルバ26の間に配置したので、コイル16からレゾルバ26に向かう磁束を遮蔽できる。レゾルバ26がコイル16の磁束の影響を受け難くなり、ロータ3の回転位置の検出精度が向上する。
次に、図6から図9に基づいて本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、プレートに第1の爪及び第2の爪を形成しない点で第1実施形態と相違している。なお、第1実施形態と同一部材には同一符号を付し説明を省略する。
プレート121には、第1実施形態と同様に、リング状の円板の内周縁を起き上がらせて環状のリブ51を形成すると共に、外周縁をリブ51と同じ方向に環状に起き上がらせて側壁52を形成してある。また、リブ51と側壁52との間に形成される凹部53を有する。
ここで、側壁52の端部には、プレート121の径方向外側であって、凹部53と平行に延ばしたフランジ部154(回り止め部)が形成されている。このフランジ部154の外径は、第1実施形態の係止部61の外径より小さく形成されており、具体的にはステータコア12の外径と略等しく形成される。なお、プレート121の内径及び側壁52の外径は、第1実施形態と同様に形成されている。
また、ステータハウジング111の内周面は、第1実施形態における環状溝42及びキー溝43は形成されず、ブラケット4が固定される解放端の反対側からインロー部11Aに達するまで平坦に形成されている。ここで、プレート121の前記フランジ部154の外径は、ステータハウジング111の内径と同径若しくは、それ以上に形成されることが好ましい。
本実施形態のブラシレスモータ100を製造する時は、まず第1実施形態と同様にインシュレータ15の上からコイル16を巻装したコアユニットを組み合わせてステータコア12を形成する。
ここで、プレート121をステータハウジング111の内側に焼き嵌め固定する。具体的には、ステータハウジング111を加熱膨張させて内径を広げておき、これにプレート121を嵌め込んで常温に戻し、ステータハウジング111の収縮によって両者を結合する。これにより、プレート121のフランジ部154がステータコア12の下面に当接し、かつステータハウジング111の内周面がフランジ部154の外周縁155に隙間なく当接することとなる。
そして、第1実施形態と同様にコイル16をコーティングする。コイル16の巻線を伝って下方に流動したコーティング材は、上述したようにコイル16の下端からプレート21の凹部53に滴下する。この時、プレート121とステータハウジング111とは、隙間なく当接しているため、余剰なコーティング材は、外部に流出せず、凹部53に充填され液溜まり22を形成する。コーティング材が十分に滴下したら、コーティング材を乾燥させる。これにより、コイル16がコーティングされると共に、凹部53に充填された液溜まり22によりプレート121とステータハウジング111とを確実に接着することができる。
したがって、本実施形態によれば、プレート121は、コイル16のコーティング材の受け皿として機能するので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
加えて、プレート121をステータハウジング111内に焼き嵌め固定することで、前記第1の爪62及び第2の爪63を形成する必要がなくなり、アライメントの調整もなくなる。そのため、ステータハウジング111に対するステータコア12の回り止めをした上で、第1実施形態に比べ、より製造が容易になると共に、加工コストを低減できる。
また、プレート121のフランジ部154がステータコア12及びステータハウジング111の内周面に隙間なく当接するため、コーティング材の流出をより確実に防ぐことができる。さらに、コーティング材によりプレート121とステータハウジング11やステータコア12を接着することで、確実に回り止めができる。
また、フランジ部154の外径をステータコア12の外径と略等しく形成したため、焼き嵌め時にインロー部11Aに接触することがない。したがって、インロー部11Aを傷付けることなくプレート121を焼き嵌めることができる。
なお、本発明は、前記の実施の形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、ブラシレスモータ1の用途は、パワーステアリング装置に限定されない。回転軸は、中空形状に限定されず、中実でも良い。
プレートを非磁性体金属や、金属材料以外の材料から製造しても良い。回り止めや、液溜まり形成の効果が得られる。自己融着線を使ってコイルを形成した場合など、コーティング材の液垂れ防止の機能を必要せず、回り止めとしてのみ機能させる場合には、凹部を設ける必要はない。これらの場合には、レゾルバと反対側にプレートを配置しても良い。
本発明の第1実施形態に係るブラシレスモータの構成を示す断面図である。 図1の一部を拡大する図であって、プレートの取り付け構造と、コーティング材の液溜まりを示す図である。 本発明の第1実施形態に係るプレートを装着したステータコアの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るプレートの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るコイルをコーティングする工程を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態に係るブラシレスモータの構成を示す断面図である。 図6の一部を拡大する図であって、プレートの取り付け構造と、コーティング材の液溜まりを示す図である。 本発明の第2実施形態に係るプレートの斜視図である。
符号の説明
1 ブラシレスモータ 2 ステータ 3 ロータ 11,111 ステータハウジング 12 ステータコア 15 インシュレータ 16 コイル 21,121 プレート 26 レゾルバ 53 凹部 62 第1の爪部(回り止め部) 63 第2の爪部(回り止め部) 154 フランジ部(回り止め部)

Claims (4)

  1. コイルを巻装したステータコアをステータハウジングの内周に配置し、前記ステータハウジングに固定されるブラケットによって前記ステータコアの内側にロータを回転自在に支持するブラシレスモータであって、
    前記コイルを巻装した前記ステータコアを前記ステータハウジングの内周に固定し、前記ステータコアの前記ブラケット側の端部に、前記ステータハウジングと前記ステータコアとを回り止めする回り止め部を備えたプレートを設け
    前記回り止め部は、前記ステータハウジングに回転不能に嵌合する第1の爪部と、前記ステータコアに回転不能に嵌合する第2の爪部とで構成されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. コイルを巻装したステータコアをステータハウジングの内周に配置し、前記ステータハウジングに固定されるブラケットによって前記ステータコアの内側にロータを回転自在に支持するブラシレスモータであって、
    前記コイルを巻装した前記ステータコアを前記ステータハウジングの内周に固定し、前記ステータコアの前記ブラケット側の端部に、前記ステータハウジングと前記ステータコアとを回り止めする回り止め部を備えたプレートを設け、
    前記回り止め部は、前記ステータハウジングの内周に圧入される前記プレートの外周側のフランジ部であることを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 前記プレートは、前記コイルのコーティング材の液溜まりを形成可能な凹部を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載のブラシレスモータ。
  4. 前記プレートは、磁性体から製造されており、前記ロータの回転位置を検出するレゾルバと前記コイルの間に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のブラシレスモータ。
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