JP4476707B2 - モータ - Google Patents
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Description
また、特許文献2には、ステータの一端面側からスロットにより形成される冷却通路を介して他端面側に冷却油を流通させることで、コイル(巻線)の冷却を行う技術が提案されている。
この発明によれば、前記複数の連通部のうち、前記供給路に近いものは流速も早く供給圧力に近い圧力を確保できるので、断面積が小さくても冷却に必要な流量を確保することができる。また、前記複数の連通部のうち、前記供給路から遠いものは断面積を大きく設定しているため、供給路から近い連通部に比べて冷媒の流量や供給圧力が低くとも、冷媒は自重により前記連通部内に案内され、冷却に必要な流量を確保することができる。従って、前記巻線全体のうち、上部や外側部分にも冷媒を行き渡らせることができ、冷却性能を高めることができる。また、冷媒の供給圧力が小さくても前記巻線全体に渡って供給することが可能であり、利便性を向上することができる。
この発明によれば、前記複数の連通部のうち、前記供給路に近いものは流速も早く供給圧力に近い圧力を確保できるので、隣り合う連通部の間隔が大きくても前記ガイド内の冷却に必要な流量を確保することができる。また、前記複数の連通部のうち、前記供給路から遠いものは隣り合う連通部の間隔を小さ設定しているため、供給路から近い連通部に比べて冷媒の流量や供給圧力が低くとも、これらの部位から前記ガイド内に供給される冷媒の冷却に必要な流量を確保することができる。従って、前記巻線全体のうち、上部や外側部分にも冷媒を行き渡らせることができ、冷却性能を高めることができる。また、冷媒の供給圧力が小さくても前記巻線全体に渡って供給することが可能であり、利便性を向上することができる。
この発明によれば、前記ハウジング内流路の内部で前記連通部と終点の部分に冷媒を溜めることができ、開口している連通部から冷媒を供給することができる。
この発明によれば、前記巻線の突出部の上側部や外周側に対応する部位に前記連通部を形成することで、これらの部位にも前記冷媒を効率よく行き渡らせることができ、前記突出部の温度の均一化を図ることができる。
この発明によれば、前記ハウジングから供給された冷媒を、前記供給路を介してハウジングド内側に供給することができるとともに、前記ハウジング内流路に流入した冷媒を前記ガイド内側に流入させることができる。従って、前記ガイド内に位置する前記巻線の突出部に冷媒を集中的に供給することができるため、蓄熱されやすい前記巻線の突出部を効率よく冷却することができ、モータの冷却性能を向上することができる。このように、高圧で大型のポンプを設ける必要が無く、少量の冷媒で前記巻線の突出部を冷却することができるため、コストを抑えつつ、必要スペースを低減させて冷却性能を高めることができる。
この発明によれば、前記巻線の突出部の上側部や外周側に対応する部位に前記連通部を形成することで、これらの部位にも前記冷媒を効率よく行き渡らせることができ、前記突出部の温度の均一化を図ることができる。
請求項4に係る発明によれば、冷却性能をさらに高めることができる。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるモータの側面を示す断面図である。図2は図1に示すモータの軸方向断面図である。なお、図2ではシールドプレートの図示を省略している。これらの図に示すように、モータ1は、内周側に設けられるロータ2と、その外周側に配置されるステータ4とを備えている。ロータ2は軸心部にロータシャフト3を有し、該ロータシャフト3と一体的に回転可能に形成されている。
前記連通孔13(13a…13e)は周方向の対称位置にそれぞれ複数形成され、各連通孔13は、前記供給路8に近いものほど断面積が小さくなるように形成されている。
すなわち、各連通孔13a…13eの断面積をそれぞれSa…Seとすると、Saが最も小さい断面積となり、Sb…Seの順に断面積が大きくなっていく。
まず、図示しない冷媒供給源から供給される冷媒は、ハウジング10の供給路8を介して前記ハウジング10内に供給される。そして、この冷媒の一部は、前記供給路8に対向するように形成されたガイド11の供給口15から、ガイド11内に流入して、ガイド11内の巻線5の突出部6を冷却する。これにより、突出部6の上端部からその下方にかけて、冷媒が供給されることになる(図1のルートRa、Rb参照)。
り欠き33が形成されている。
一方、ガイド11は、軸心部分を中空に形成されるとともに、前記巻線5の突出部6を外周側および内周側で保持する外周側円筒部と内周側円筒部、これらを連結する円環状の連結部とを有している。そして、内周側円筒部には位置決め用の突起35が形成されている。
そして、図7に示すように、前記ガイド11を前記シールドプレート32に、前記切り欠き33と突起35とを係合させて装着することで、前記シールドプレート32を用いて前記ガイド11を中心軸に対する回転方向に移動しないように固定することができる。またハウジング10とシールドプレート32とで、ガイド11を挟持することにより、軸方向および軸方向に直角な方向へ移動しないように固定することができる。このようにすることで、前記ガイド11を用いても固定に必要な部品点数の増加やスペースの増加を無く
すことができ、重量やコストを低減することができる。
2・・・ロータ
4・・・ステータ
5・・・巻線
6・・・突出部
8・・・供給路
10・・・ハウジング
11・・・ガイド
13(13a・・・13e)、23(23a・・・23d)・・・連通孔(連通部)
14・・・ハウジング内流路
15・・・供給口(連通部)
16・・・排出口(排出路)
32・・・シールドプレート
Claims (4)
- ロータと、
該ロータの外周側に配置され、鉄心を有するとともに鉄心の軸方向に延在するスロットを形成してなるステータと、
前記スロット間に巻回されて、スロットから突出した突出部を有している巻線と、
前記突出部の外周側を覆うガイドと、
前記ロータと前記ステータとの回転方向相対位置を検出する回転センサと、
前記回転センサに固定され、前記巻線および前記ロータの有する磁石のうち少なくともいずれか一方からの、電気ノイズおよび磁気ノイズのうち少なくともいずれか一方を防止するシールドプレートと、
前記ガイドおよび前記シールドプレートに形成された回転方向の位置決め手段と、
前記ステータの外周側に配置されるハウジングとを備え、
前記ガイドと前記ハウジングとの間にはハウジング内流路が形成され、前記ハウジングには前記ハウジング内流路に冷媒を供給する供給路が形成され、
前記ガイドは、前記ハウジング内流路と前記ガイド内を連通する連通部と、前記ガイド内側から冷媒を排出する排出路と、を備え、
前記位置決め手段を用いて前記ガイドを前記シールドプレートに装着することで、前記ガイドが回転方向に固定されていることを特徴とするモータ。 - 前記連通部は複数形成され、
各連通部は、前記供給路に近いものほど断面積が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。 - 前記連通部は複数形成され、
各連通部は、前記供給路に近いものほど隣り合う連通部の間隔が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ。 - 前記ハウジング内流路が前記ガイドの最下部よりも高い位置に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のモータ。
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