JP4949364B2 - トロイダル巻線モータ - Google Patents

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Description

本発明は、トロイダル巻線モータに関するものである。
従来から、軸線周りに回転自在に支持されるとともに、永久磁石が配設されたロータと、ロータの周囲に対向配置されるとともに、コイル(巻線)が巻回されたステータとを備えたモータを有する車両用モータユニットが知られている。
また、コイルの巻回方法としては、分布巻き、集中巻きおよびトロイダル巻きが知られている。
ステータにコイルを分布巻きで巻回すると、コイルの重なり合う部分が多く、ステータのスロット間を架け渡す渡り部の高さが高くなり、軸方向に長くなってしまう。なお、分布巻きでは、ステータコア内のq軸磁束分布が均等になり、トルクリップルおよび振動を低減することができる。
また、ステータにコイルを集中巻きで巻回すると、渡り部の高さは低く抑えることができるが、q軸磁束分布が不均一になり、振動を低減することができない。
一方、ステータにコイルをトロイダル巻きで巻回すると、渡り部の高さは集中巻きと略同一の高さに抑えることができ、q軸磁束分布は分布巻きと同様に均等にすることができる。しかしながら、トロイダル巻きでは、コイルがステータの外周側にも配されるため、ステータ外周面とハウジングとの接触面積が小さくなり、コイルおよびステータから発せられる熱を放熱しにくいという問題がある。
そこで、ステータにトロイダル巻きでコイルを巻回した場合でも、コイルおよびステータを冷却することができる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特表2003−514493号公報
ところで、上述した特許文献1では、ハウジング自体を冷媒配管としているため、ロータとステータとの隙間(ロータ周囲のエアギャップ)に隔壁を設ける必要がある。つまり、隙間を大きくしなければならず、モータが大型化してしまうという問題がある。また、隔壁とハウジングとの間には、冷媒がロータ側に漏れないように強力なシール構造を有しなければならないという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、モータを小型化することができるとともに、ステータおよび巻線を冷却可能なトロイダル巻線モータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、ロータ(例えば、実施形態におけるロータ22)と、該ロータの外周に沿って設けられるステータ(例えば、実施形態におけるステータ21)と、該ステータに対してトロイダル状に巻き回された巻線(例えば、実施形態におけるコイル17)と、を備え、該巻線に電流を通流することで、前記ロータを回転させるトロイダル巻線モータ(例えば、実施形態におけるモータ23)において、前記巻線間のステータ露出部分に対応するように冷媒配管(例えば、実施形態における冷却配管70,80)が配置されており、前記冷媒配管が、前記ステータの軸方向端面(例えば、実施形態における端面21a)と当接されていることを特徴としている。
請求項2に記載した発明は、前記冷媒配管が前記ステータを収容するハウジング(例えば、実施形態におけるモータハウジング11)と一体的に構成され、前記ステータを前記ハウジングに圧入することで、前記冷媒配管と前記ステータとが密着されていることを特徴としている。
請求項3に記載した発明は、前記ハウジングに対して前記冷媒配管を圧入することで一体化されることを特徴としている。
請求項4に記載した発明は、前記ハウジング内部に前記冷媒配管が設けられていることを特徴としている。
請求項に記載した発明は、前記冷媒配管と前記ステータおよび前記巻線との間が樹脂モールドされていることを特徴としている。
請求項に記載した発明は、前記冷媒配管が、前記ステータの軸方向端面と当接される吸熱部(例えば、実施形態における吸熱部71)と、隣接する該吸熱部の間を前記巻線を跨ぐように連接する冷媒通路(例えば、実施形態における冷却水通路72)と、を備え、前記冷媒配管は前記ステータの軸方向端面を覆うように形成されているとともに、該冷媒通路の断面積が、前記吸熱部の断面積より小さいことを特徴としている。
請求項に記載した発明は、前記冷媒配管が、前記巻線間であって前記ステータの軸方向端面に略径方向に沿って配設される直管部(例えば、実施形態における直管部81)と、隣接する該直管部の間を前記巻線を跨ぐように連接する渡り配管部(例えば、実施形態における渡り配管部82)と、を備え、該渡り配管部の断面積が、前記直管部の断面積より小さいことを特徴としている。
請求項1に記載した発明によれば、冷媒配管を設けたことにより、ハウジングを冷媒流路として利用する従来の場合のようにロータとステータとの間に隔壁を設けることが無くなるため、エアギャップの距離を短くすることができる。したがって、モータの小型化を図ることができる。また、冷媒配管を巻線およびステータの近傍に配置するため、巻線およびステータを確実に冷却することができる。
さらに、ステータの軸方向端面を効果的に冷却することができる。
なお、従来のように隔壁を設ける場合に、隔壁を金属製にすると渦電流が発生する虞があるが、本発明では隔壁を設けないため、渦電流の発生を防止できる。また、隔壁を設けないため、強力なシール構造も必要なくなる。
請求項2に記載した発明によれば、冷媒配管とステータとをより密に接触させることができるため、冷却性能を向上させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、冷媒配管およびハウジングがそれぞれ個別に製造することができるため、製造工程が複雑化するのを抑制することができる。
請求項4に記載した発明によれば、冷媒配管がハウジング内に収容されるため、モータの小型化を図ることができる。
請求項に記載した発明によれば、冷媒配管とステータおよび巻線との隙間を樹脂でモールドしたため、ステータおよび巻線から生じる熱を効率よく放熱させることができる。
(第一参考例
次に、本発明の第一参考例を図1〜図4に基づいて説明する。なお、本参考例における各装置の取付方向や位置を示す定義は、車両進行方向を前方とし、車両進行方向に向かって左右方向および上下方向を定義するものとする。
図1は車両用モータユニットの概略構成断面図である。図1に示すように、車両用モータユニット(以下、モータユニットという。)10は、ステータ21およびロータ22を備えたモータ23を収容するモータハウジング11と、モータハウジング11の一方側に締結され、モータ23の出力軸24からの動力を伝達する動力伝達部(不図示)を収容するミッションハウジング12と、モータハウジング11の他方側に締結され、モータ23の回転センサ25を収容するセンサハウジング13と、を備えている。
図2に示すように、リング状のステータ21には、内周側に向かってティース35が形成され、隣接するティース35,35間にスロット28が形成されている。つまり、ステータ21の周方向に沿って等間隔にスロット28が複数形成され、スロット28にはコイル17が巻回されている。コイル17は、ステータ21のスロット28からステータ21の径方向外側に向かい、ステータ21の外周面21bを出力軸24の軸方向に沿って架け渡されている。つまり、リング状に形成されたコイル17がスロット28ごとに設けられた、所謂トロイダル巻線モータを構成している。
このようにコイル17が巻回されることにより、ステータ21の軸方向両端面21aから突出した側面突出部18が形成されるとともに、ステータ21の外周面21bから突出した周面突出部19が形成される。
図1に戻り、ミッションハウジング12は、モータハウジング11に締結された共用ハウジング12Aと、共用ハウジング12Aに締結されたギアハウジング12Bとで構成されている。また、モータハウジング11の内部はモータ室36として、ミッションハウジング12の内部はミッション室37として、センサハウジング13の内部はセンサ室38として、それぞれ構成されている。
モータハウジング11は、モータ23全体を覆うような略円筒形状で形成されている。モータハウジング11とミッションハウジング12との境界部のミッションハウジング12側には、モータ23の出力軸24の一端を回転自在に支持するベアリング26が設けられ、モータハウジング11とセンサハウジング13との境界部のセンサハウジング13側には、モータ23の出力軸24の他端を回転自在に支持するベアリング27が設けられている。また、ロータ22の外周面には磁石29が取り付けられている。
ここで、図2、図3に示すように、ステータ21とモータハウジング11との間には冷却水が流通可能な冷却配管40が設けられている。
冷却配管40について詳細に説明する。図4に示すように、冷却配管40はモータハウジング11の内周面に沿うようにリング状に形成されたリング部41を有している。また、冷却配管40は、隣接するコイル17の周面突出部19,19間に対応する位置に吸熱部42を有している。吸熱部42は、ステータ21と略同一の軸方向長さを有しており、吸熱部42の内周面42aはステータ21の外周面21bと当接するように構成されている。さらに、リング部41の内周面41aはコイル17の外周面17aと近接して対向するように構成されている。そして、吸熱部42は、冷却配管40の略全周に亘って等間隔に複数形成されている。
つまり、トロイダル巻線モータ23における隣接するコイル17の周面突出部19,19間のスペースを冷却水路として有効に利用することで、無駄なスペースをなくし、モータユニット10の小型化を図ることができる。
また、冷却配管40においてリング部41と吸熱部42とで断面積が異なるため、冷却水の流れを積極的に乱流にすることができる。したがって、冷却水による吸熱性能を高めることができる。
なお、冷却配管40は、モータハウジング11と一体に形成されていてもよいし、別体で形成されていてもよい。また、冷却水は、モータハウジング11の下部の流入口31から供給されて、冷却配管40内を通過後、モータハウジング11の上部の流出口32から排出されるように構成されている。つまり、冷却配管40のリング部41における流入口31および流出口32に連通する位置には開口(不図示)が形成されている。このように冷却水を下方から上方へ向けて流通させることで、冷却配管40内に空気が滞留するのを抑制することができる。
上述のようにモータハウジング11と冷却配管40とを一体に形成して、そこにステータ21を圧入固定することができるようにすることで、ステータ21の固定にボルトなどが不要になり、モータユニット10の小型軽量化を図ることができる。
このように構成されたモータ23の製造方法について説明する。
冷却配管40がモータハウジング11と一体に形成されている場合(図1参照)は、モータハウジング11内にコイル17が巻回されたステータ21を取り付ける。この際、冷却配管40の吸熱部42の内周面42aとステータ21の外周面21bとが当接するように圧入して固定すればよい。なお、ステータ21をモータハウジング11に取り付けた後に樹脂モールドしてもよい。特に、ステータ21を取り付けた後、モータハウジング11ごと樹脂モールドすることにより、微小な隙間を無くすことができ、より効率良くコイル17およびステータ21を冷却することができる。また、ステータ21をより強固に固定することができ、信頼性の高いモータ23を製造することができる。
一方、冷却配管40がモータハウジング11と別体の場合(図4参照)は、まずモータハウジング11に冷却配管40を取り付ける。この際、モータハウジング11の内周面と冷却配管40のリング部41とが当接するように圧入して固定する。次に、コイル17が巻回されたステータ21をモータハウジング11に取り付ける。この際、ステータ21を冷却配管40に圧入して固定するように構成してもよいし、ステータ21を所定の位置に配置した後、樹脂モールドにより固定するように構成してもよい。
次に、このように構成したモータユニット10のコイル17およびステータ21の冷却方法について説明する。
まず、図示しない冷却水の供給源から供給される冷却水は、モータハウジング11の下部の流入口31から冷却配管40内に供給される。そして、この冷却水が、冷却配管40のリング部41および吸熱部42を通過しながら上方へ流れ、コイル17およびステータ21から発せられる熱を吸熱する。モータハウジング11の上部に流れてきた冷却水は、モータハウジング11の流出口32から排出される。
このとき、冷却配管40は、コイル17およびステータ21と密着するように配されているため、コイル17およびステータ21から発せられる熱を効率よく吸熱することができる。
参考例によれば、ステータ21に対してトロイダル状に巻き回されたコイル17を備え、コイル17に電流を通流することで、ロータ22を回転させるトロイダル巻線モータ23において、ステータ21の外周面21bに沿うように冷却配管40を配置したため、モータハウジング11内部(モータ室36)を冷却水(冷媒)の流路として利用する従来の場合のようにロータ22とステータ21との間に隔壁を設けることが無くなり、エアギャップの距離を短くすることができる。したがって、モータユニット10の小型化を図ることができる。また、冷却配管40をコイル17およびステータ21の近傍に配置するため、コイル17およびステータ21を確実に冷却することができる。
また、冷却配管40をモータハウジング11と一体的に形成し、ステータ21をモータハウジング11に圧入して固定することにより、冷却配管40とステータ21とをより密に接触させることができるため、冷却性能を向上させることができる。
一方、モータハウジング11に対して冷却配管40を圧入して固定することにより、冷却配管40およびモータハウジング11をそれぞれ個別に製造することができるため、製造工程が複雑化するのを抑制することができる。
また、モータハウジング11内部(モータ室36)に冷却配管40を設けたため、モータユニット10の小型化を図ることができる。
さらに、冷却配管40とステータ21およびコイル17との間を樹脂モールドすることにより、ステータ21およびコイル17から生じる熱を効率よく放熱させることができる。
また、冷却配管40においてリング部41と吸熱部42とで断面積が異なるため、冷却水の流れを積極的に乱流にすることができる。したがって、冷却水による吸熱性能を高めることができる。
(第二参考例
次に、本発明の第二参考例を図5〜図7に基づいて説明する。なお、本参考例は、第一参考例と冷却配管の構成が異なるのみであり、その他の構成は第一参考例と略同一であるため、同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図5に示すように、ステータ21とモータハウジング11との間には冷却水が流通可能な冷却配管50が設けられている。
ここで、図6に示すように、本参考例の冷却配管50はモータハウジング11の内周面に沿うように外形が略リング状に形成されている。また、冷却配管50は、隣接するコイル17の周面突出部19,19間に対応する位置に形成された直管部51と、隣接する直管部51,51同士を連結する渡り配管部52と、を有している。渡り配管部52は、コイル17の側面突出部18を跨ぐように形成され、また、隣接する渡り配管部52,52はステータ21の互いに異なる側面側に配されている。すなわち、冷却配管50は、隣接するコイル17間を縫うようにジグザグ状に形成されている。また、略リング状に形成された冷却配管50の上部には冷却水の流入口53および流出口54が形成されている。流入口53および流出口54は、モータハウジング11に形成された流入口および流出口(不図示)に連結されている。
冷却配管50の直管部51は、ステータ21と略同一の軸方向長さを有しており、直管部51の内周面51aはステータ21の外周面21bと当接するように構成されている。
なお、冷却配管50は、モータハウジング11と別体で形成されており、モータハウジング11に対して冷却配管50を圧入して固定するように構成されている。また、冷却配管50において直管部51と渡り配管部52とで断面積が異なるように構成した。このように構成することで、冷却水の流れを積極的に乱流にすることができる。したがって、冷却水による吸熱性能を高めることができる。本参考例では、直管部51の断面積より渡り配管部52の断面積が小さくなるように構成した。
このように構成されたモータ23の製造方法について説明する。
図6、図7に示すように、冷却配管50をコイル17が巻回されたステータ21の外周面21bに取り付ける。次に、冷却配管50が取り付けられたステータ21をモータハウジング11内に取り付ける。この際、冷却配管50をモータハウジング11に圧入して固定するように構成されている。なお、冷却配管50が取り付けられたステータ21をモータハウジング11内の所定の位置に配置した後、樹脂モールドにより固定するように構成してもよい。
参考例によれば、第一参考例と同様に、ステータ21の外周面21bに沿うように冷却配管50を配置したため、モータハウジング11内部(モータ室36)を冷却水(冷媒)の流路として利用する従来の場合のようにロータ22とステータ21との間に隔壁を設けることが無くなり、エアギャップの距離を短くすることができる。したがって、モータユニット10の小型化を図ることができる。また、冷却配管50をコイル17およびステータ21の近傍に配置するため、コイル17およびステータ21を確実に冷却することができる。
また、冷媒配管50が、直管部51と、渡り配管部52と、を備え、渡り配管部52の断面積が、直管部51の断面積より小さくなるように構成したため、軸方向および径方向にモータユニット10が大型化するのを防止しつつ、断面積の違いにより冷却水(冷媒)の乱流を起こすことができる。したがって、コイル17およびステータ21の冷却効率を向上することができる。
(第三参考例
次に、本発明の第三参考例を図8〜図9に基づいて説明する。なお、本参考例は、第一参考例と異なり冷却油によりコイルおよびステータを冷却する構成である。また、その他の構成は第一参考例と略同一であるため、同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8に示すように、ステータ21とモータハウジング11との間には冷却油が流通可能な冷却配管60が設けられている。本参考例では、冷却配管60はモータハウジング11の内周面に沿うように、かつ、モータハウジング11の上半分に対応した位置に配されている。つまり、冷却配管60は、断面略C字状に形成されている。
また、冷却配管60は、隣接するコイル17の周面突出部19,19間に対応する位置に吸熱部61が形成されている。吸熱部61は、ステータ21と略同一の軸方向長さを有しており、吸熱部61の内周面61aはステータ21の外周面21bと当接するように構成されている。さらに、吸熱部61の壁部62には冷却油をコイル17の周面突出部19に噴射可能な噴出孔63が適宜形成されている。噴出孔63から噴射された冷却油はコイル17の周面突出部19の側面に噴射される。また、噴射孔63は、コイル17の周面突出部19の両側面に対応するように形成されている。
ステータ21のスロット28内に配されたコイル17の内径側には遮蔽版33が設けられている。遮蔽板33はステータ21の軸方向の長さより若干長く形成されている。このように遮蔽板33を構成することにより、コイル17に噴きつけられた冷却油がスロット28内に配されたコイル17にも供給されるが、その冷却油がスロット28からロータ22側へ滴下されるのを抑制することができる。つまり、コイル17に供給された冷却油は、ロータ22に滴下されることなく直接モータ室36内に流出される。
なお、冷却配管60は、モータハウジング11と一体に形成されていてもよいし、別体で形成されていてもよい。また、冷却油は、モータハウジング11の上部の流入口34から供給されて、その一部は冷却配管60内を通過後、冷却配管60の下端に形成された排出孔(不図示)からモータ室36内へ排出される。また、冷却配管60に供給された冷却油の別の一部は、冷却配管60の噴出孔63からコイル17へ向けて噴射され、コイル17を直接冷却しながらスロット28内を通過した後、モータ室36内へ排出される。
モータ室36へ排出された冷却油は、モータ室36の下部に貯留され、図示しない冷却油供給部(循環ポンプ)へと導かれる。
このように構成されたモータ23の製造方法について説明する。
冷却配管60がモータハウジング11と一体に形成されている場合は、モータハウジング11内にコイル17が巻回されたステータ21を取り付ける。この際、冷却配管60の吸熱部61の内周面61aとステータ21の外周面21bとが当接するように圧入して固定すればよい。なお、ステータ21をモータハウジング11に取り付けた後に樹脂モールドしてもよい。特に、ステータ21を取り付けた後、モータハウジング11ごと樹脂モールドすることにより、微小な隙間を無くすことができ、より効率良くコイル17およびステータ21を冷却することができる。また、ステータ21をより強固に固定することができ、信頼性の高いモータ23を製造することができる。
一方、冷却配管60がモータハウジング11と別体の場合は、まずモータハウジング11に冷却配管60を取り付ける。この際、モータハウジング11の内周面と冷却配管60とが当接するように圧入して固定する。次に、コイル17が巻回されたステータ21をモータハウジング11に取り付ける。この際、ステータ21を冷却配管60に圧入して固定するように構成してもよいし、ステータ21を所定の位置に配置した後、樹脂モールドにより固定するように構成してもよい。
次に、このように構成したモータユニット10のコイル17およびステータ21の冷却方法について説明する。
まず、図示しない冷却油の供給源から供給される冷却油は、モータハウジング11の流入口34から冷却配管60内に供給される。そして、この冷却油が、冷却配管60を通過しながら、主に吸熱部61においてステータ21から発せられる熱を吸熱する。一方、冷却配管60の噴出孔63から噴射された冷却油は、コイル17に直接噴射され、主にコイル17から発せられる熱を吸熱する。モータハウジング11のモータ室36の下部に流れ出てきた冷却油は、モータ室36の下部に貯留され、図示しない冷却油供給部(循環ポンプ)へと導かれる。
このとき、冷却配管60は、ステータ21と密着するように配されているためステータ21から発せられる熱を効率よく吸熱することができるとともに、冷却油が直接コイル17に噴射されるためコイル17から発せられる熱を効率よく吸熱することができる。
参考例によれば、冷却配管60における吸熱部61の壁部62に噴出孔63を形成し、コイル17に冷却油を直接噴射できるように構成したため、冷却配管60でステータ21を冷却しつつ、冷却油をコイル17に直接噴きつけることでコイル17を直接的に冷却することができる。
また、噴出孔63をコイル17を挟んで対向する双方の壁部62に形成したため、コイル17に対して冷却油をより効率よく噴きつけることができるため、コイル17をより効率的に冷却することができる。
(第実施形態)
次に、本発明の第実施形態を図10〜図14に基づいて説明する。なお、本実施形態は、第一参考例と冷却配管の構成が異なるのみであり、その他の構成は第一参考例と略同一であるため、同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図10に示すように、ステータ21の軸方向端面21aの一方の面を覆うように冷却水が流通可能な冷却配管70が設けられている。なお、図11に示すように、ステータ21の軸方向端面21aの他方の面にはバスリング69が設けられており、コイル17に対して電流を印加できるように構成されている。つまり、バスリング69はコイル17の側面突出部18に当接するように配されている。
ここで、図10、図12〜図14に示すように、本実施形態の冷却配管70はモータハウジング11の内周面に沿うように外形がリング状に形成されている。また、冷却配管70は、ステータ21の端面21aおよびコイル17の側面突出部18を覆うように形成されている。また、隣接するコイル17の側面突出部18,18間に対応する位置に吸熱部71を有している。吸熱部71は、ステータ21の端面21aと当接するように構成されている。なお、吸熱部71は、冷却配管70の略全周に亘って等間隔に複数形成されている。また、隣接する吸熱部71,71間には冷却水通路72が形成されている。
つまり、トロイダル巻線モータ23における隣接するコイル17の側面突出部18,18間のスペースを冷却水路として有効に利用することで、無駄なスペースをなくし、モータユニット10の小型化を図ることができる。
また、冷却配管70において、吸熱部71と、側面突出部18が形成された箇所に対応した冷却水通路72と、で断面積が異なるため、冷却水の流れを積極的に乱流にすることができる。したがって、冷却水による吸熱性能を高めることができる。
なお、冷却配管70は、モータハウジング11と一体に形成されていてもよいし、別体で形成されていてもよい。例えば、図13、図14に示すように、モータハウジング11と一体に形成されている場合は、モータハウジング11と冷却配管70のステータ21に面した側(冷却配管本体部73)とを一体形成し、冷却配管本体部73を塞ぐ冷却配管カバー74を取り付けることにより冷却配管70を構成できるようにすればよい。
また、冷却水は、冷却配管70の下部に形成された流入口75から供給されて、冷却配管70内を通過後、冷却配管70の上部に形成された流出口76から排出されるように構成されている。このように冷却水を下方から上方へ向けて流通させることで、冷却配管70内に酸素が滞留するのを抑制することができる。
上述のようにモータハウジング11と冷却配管70とを一体に形成して、そこにステータ21を圧入固定することができるようにすることで、ステータ21の固定にボルトなどが不要になり、モータユニット10の小型軽量化を図ることができる。
このように構成されたモータ23の製造方法について説明する。
冷却配管70がモータハウジング11と一体に形成されている場合は、モータハウジング11の冷却配管本体部73が形成されていない側からコイル17が巻回されたステータ21を挿入して取り付ける。この際、冷却配管70の吸熱部71の側面71aとステータ21の端面21aとが当接するまでステータ21を挿入する。また、このとき、ステータ21の外周面21bとモータハウジング11の内周面とが当接するように圧入して固定される。このようにすることでステータ21から発せられる熱の一部が直接モータハウジング11から外部へ放熱される。
なお、ステータ21をモータハウジング11に取り付けた後に樹脂モールドしてもよい。特に、ステータ21を取り付けた後、モータハウジング11ごと樹脂モールドすることにより、微小な隙間を無くすことができ、より効率良くコイル17およびステータ21を冷却することができる。また、ステータ21をより強固に固定することができ、信頼性の高いモータ23を製造することができる。
一方、冷却配管70がモータハウジング11と別体の場合は、まずモータハウジング11にコイル17が巻回されたステータ21を圧入固定する。次に、モータハウジング11に冷却配管70を取り付ける。この際、冷却配管70の吸熱部71の側面71aとステータ21の端面21aとが当接するように配する。この際、冷却配管70はモータハウジング11に対して圧入して固定するように構成してもよいし、冷却配管70を所定の位置に配置した後、樹脂モールドにより固定するように構成してもよい。
次に、このように構成したモータユニット10のコイル17およびステータ21の冷却方法について説明する。
まず、図示しない冷却水の供給源から供給される冷却水は、冷却配管70の下部の流入口75から冷却配管70内に供給される。そして、この冷却水が、冷却配管70の冷却水通路72および吸熱部71を通過しながら上方へ流れ、コイル17およびステータ21から発せられる熱を吸熱する。冷却配管70の上部に流れてきた冷却水は流出口76から排出される。
このとき、冷却配管70は、コイル17およびステータ21と密着するように配されているため、コイル17およびステータ21から発せられる熱を効率よく吸熱することができる。
本実施形態によれば、ステータ21の端面21aを覆うように冷却配管70を配置したため、第一参考例と同様に、モータハウジング11内部(モータ室36)を冷却水(冷媒)の流路として利用する従来の場合のようにロータ22とステータ21との間に隔壁を設けることが無くなり、エアギャップの距離を短くすることができる。したがって、モータユニット10の小型化を図ることができる。また、冷却配管70をコイル17およびステータ21の近傍に配置するため、コイル17およびステータ21を確実に冷却することができる。
また、冷媒配管70が、吸熱部71と、冷却水通路72と、を備え、冷却水通路72の断面積が、吸熱部71の断面積より小さくなるように構成したため、軸方向および径方向にモータユニット10が大型化するのを防止しつつ、断面積の違いにより冷却水(冷媒)の乱流を起こすことができる。したがって、コイル17およびステータ21の冷却効率を向上することができる。
また、ステータ21の端面21aを覆うように冷却配管70を配置したため、ステータ21の軸方向端面21aを効果的に冷却することができる。
(第実施形態)
次に、本発明の第実施形態を図15〜図16に基づいて説明する。なお、本実施形態は、第一参考例と冷却配管の構成が異なるのみであり、その他の構成は第一参考例と略同一であるため、同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図15に示すように、ステータ21の軸方向端面21aの一方の面側に冷却水が流通可能な冷却配管80が設けられている。なお、ステータ21の軸方向端面21aの他方の面にはバスリング69(図11参照)が設けられており、コイル17に対して電流を印加できるように構成されている。つまり、バスリング69はコイル17の側面突出部18に当接するように配されている。
ここで、図15、図16に示すように、本実施形態の冷却配管80はモータハウジング11の内周面に沿うように外形がリング状に形成されている。また、冷却配管80は、隣接するコイル17の側面突出部18,18間に対応する位置に形成された直管部81と、隣接する直管部81,81同士を連結する渡り配管部82と、を有している。渡り配管部82は、コイル17の周面突出部19を跨ぐように形成され、また、隣接する渡り配管部82,82はステータ21の内周側と外周側に交互に形成されている。すなわち、冷却配管80は、隣接するコイル17間を縫うようにジグザグ状に形成されている。また、略リング状に形成された冷却配管80の上部には冷却水の流入口83および流出口84が形成されている。
冷却配管80の直管部81は、ステータ21の径方向の長さと略同一の長さを有しており、直管部81の内側端面81aはステータ21の端面21aと当接するように構成されている。
なお、冷却配管80は、モータハウジング11と別体で形成されており、モータハウジング11に対して冷却配管80を圧入して固定するように構成されている。つまり、冷却配管80の外周側の渡り配管部82とモータハウジング11の内周面とが当接して圧入固定されるように構成されている。
また、冷却配管80において直管部81と渡り配管部82とで断面積が異なるように構成されている。このように構成することで、冷却水の流れを積極的に乱流にすることができる。したがって、冷却水による吸熱性能を高めることができる。本実施形態では、直管部81の断面積より渡り配管部82の断面積が小さくなるように構成した。
つまり、トロイダル巻線モータ23における隣接するコイル17の側面突出部18,18間のスペースを冷却水路として有効に利用することで、無駄なスペースをなくし、モータユニット10の小型化を図ることができる。
このように構成されたモータ23の製造方法について説明する。
図15、図16に示すように、冷却配管80をモータハウジング11内に取り付ける。この際、冷却配管80をモータハウジング11に圧入して固定するように構成されている。次に、コイル17が巻回されたステータ21をモータハウジング11に取り付ける。このとき、ステータ21の端面21aと冷却配管80の直管部81の内側端面81aとが当接するまで挿入する。さらにこのとき、ステータ21の外周面21bとモータハウジング11の内周面とを当接させながら圧入固定する。なお、冷却配管80をモータハウジング11内の所定の位置に配置した後、樹脂モールドにより固定するように構成してもよい。
次に、このように構成したモータユニット10のコイル17およびステータ21の冷却方法について説明する。
まず、図示しない冷却水の供給源から供給される冷却水は、流入口83から冷却配管80内に供給される。そして、この冷却水が、冷却配管80の直管部81および渡り配管部82を通過しながら、コイル17およびステータ21から発せられる熱を吸熱する。冷却配管80内を流れてきた冷却水は流出口84から排出される。
このとき、冷却配管80は、コイル17およびステータ21と密着するように配されているため、コイル17およびステータ21から発せられる熱を効率よく吸熱することができる。
なお、図16では、流入口83と流出口84との間(距離が短い方)にも配管が形成されているが、冷却水がショートサーキットしないように配管をその部分だけ無くしたり、その部分に冷却水が流れ難くするように配管径を細くしたりしてもよい。
本実施形態によれば、ステータ21の端面21aに冷却配管80を配置したため、第一参考例と同様に、モータハウジング11内部(モータ室36)を冷却水(冷媒)の流路として利用する従来の場合のようにロータ22とステータ21との間に隔壁を設けることが無くなり、エアギャップの距離を短くすることができる。したがって、モータユニット10の小型化を図ることができる。また、冷却配管80をコイル17およびステータ21の近傍に配置するため、コイル17およびステータ21を確実に冷却することができる。
また、冷媒配管80が、直管部81と、渡り配管部82と、を備え、渡り配管部82の断面積が、直管部81の断面積より小さくなるように構成したため、軸方向および径方向にモータユニット10が大型化するのを防止しつつ、断面積の違いにより冷却水(冷媒)の乱流を起こすことができる。したがって、コイル17およびステータ21の冷却効率を向上することができる。
また、ステータ21の端面21aに対応した位置に冷却配管80を配置したため、ステータ21の軸方向端面21aを効果的に冷却することができる。
尚、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な構造や形状などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、冷却配管をステータの側面に配置する場合について説明したが、ステータの外周面および側面の両方を冷却するように構成してもよい。
本発明の実施形態における車両用モータユニットの概略縦断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 本発明の第一参考例における冷却配管の斜視図である。 本発明の第二参考例におけるモータハウジングに冷却配管およびモータを取り付けた状態の斜視図である。 本発明の第二参考例における冷却配管の斜視図である。 本発明の第二参考例におけるモータハウジングに冷却配管およびモータを取り付ける工程を説明する斜視図である。 本発明の第三参考例におけるモータユニットの断面図(図1のB−B線に相当)である。 図8のC部拡大図である。 本発明の第実施形態におけるモータハウジングに冷却配管およびモータを取り付けた状態の斜視図である。 図10の反対側から見た状態の斜視図である。 本発明の第実施形態におけるモータハウジングから冷却配管カバーを取り外した状態を示す斜視図である。 図10のD−D線に沿う断面図である。 図10のE−E線に沿う断面図である。 本発明の第実施形態におけるモータハウジングに冷却配管およびモータを取り付けた状態の斜視図である。 本発明の第実施形態における冷却配管の斜視図である。
符号の説明
11…モータハウジング(ハウジング) 17…コイル 21…ステータ 21a…端面(軸方向端面) 21b…外周面 22…ロータ 23…モータ(トロイダル巻線モータ)0…冷却配管(冷媒配管) 71…吸熱部 72…冷却水通路(冷媒通路) 80…冷却配管(冷媒配管) 81…直管部 82…渡り配管部

Claims (7)

  1. ロータと、
    該ロータの外周に沿って設けられるステータと、
    該ステータに対してトロイダル状に巻き回された巻線と、を備え、
    該巻線に電流を通流することで、前記ロータを回転させるトロイダル巻線モータにおいて、
    前記巻線間のステータ露出部分に対応するように冷媒配管が配置されており、
    前記冷媒配管が、前記ステータの軸方向端面と当接されていることを特徴とするトロイダル巻線モータ。
  2. 前記冷媒配管が前記ステータを収容するハウジングと一体的に構成され、前記ステータを前記ハウジングに圧入することで、前記冷媒配管と前記ステータとが密着されていることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル巻線モータ。
  3. 前記ハウジングに対して前記冷媒配管を圧入することで一体化されることを特徴とする請求項に記載のトロイダル巻線モータ。
  4. 前記ハウジング内部に前記冷媒配管が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のトロイダル巻線モータ。
  5. 前記冷媒配管と前記ステータおよび前記巻線との間が樹脂モールドされていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のトロイダル巻線モータ。
  6. 前記冷媒配管が、
    前記ステータの軸方向端面と当接される吸熱部と、
    隣接する該吸熱部の間を前記巻線を跨ぐように連接する冷媒通路と、を備え、
    前記冷媒配管は前記ステータの軸方向端面を覆うように形成されているとともに、
    該冷媒通路の断面積が、前記吸熱部の断面積より小さいことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のトロイダル巻線モータ。
  7. 前記冷媒配管が、
    前記巻線間であって前記ステータの軸方向端面に略径方向に沿って配設される直管部と、
    隣接する該直管部の間を前記巻線を跨ぐように連接する渡り配管部と、を備え、
    該渡り配管部の断面積が、前記直管部の断面積より小さいことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のトロイダル巻線モータ。
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