JP2007336723A - 回転電機の回転子 - Google Patents

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順明 安藤
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Abstract

【課題】磁束を増加させることができるとともに、構造が簡素であって、永久磁石固定を確実にして信頼性を向上させることができる回転電機の回転子を提供すること。
【解決手段】回転子は、励磁コイル21と、回転周方向に沿って交互にNS極を形成する爪状磁極部22A、23Aを有する一対のポールコア22、23と、隣接する2つの爪状磁極部22A、23Aの間に配置された磁石29とを備える。磁石29を保持する磁石ホルダ本体30Aと、磁石ホルダ本体30Aの内径側において周方向に延伸した保持板30Bとを有する磁石ホルダ30が備わっている。磁石ホルダ本体30Aの外径を爪状磁極部22A、23Aの外径とほぼ等しくするとともに、保持板30Bを爪状磁極部22A、23Aの内径側に配置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の内燃機関により駆動される車両用交流発電機等の回転電機の回転子に関する。
車両用交流発電機は、一般的に先端部分に複数のN極およびS極を持つ爪部を形成した一対の対向配置された爪状磁極部と、この爪状磁極部の内部に巻かれて爪状磁極部に磁化力を発生させる励磁巻線とを含んで構成されている回転子を有している。このような回転子において、車両用交流発電機の出力向上等を目的として、隣接する爪状磁極部間に永久磁石を装着する構造が知られている。具体的には、爪状磁極部の最外周部に周方向に延伸したつば部を設け、その内径側に永久磁石あるいはこれを保持する磁石保持器を配置する構造(例えば、特許文献1、2参照。)や、爪状磁極部間に配置された永久磁石を貫通するようにリング部を設けた構造(例えば、特許文献3参照。)や、爪状磁極部の側面に凹凸部を設けてこの凹凸部に永久磁石の保護カバーを係止する構造(例えば、特許文献4参照。)などが知られている。
特開平7−123664号公報(第4−7頁、図1−13) 特開昭61−85045号公報(第2−3頁、図1−9) 特開平9−163700号公報(第2−4頁、図1−6) 特開平10−66286号公報(第3−6頁、図1−8)
ところで、特許文献1、2に開示されたようなつば部を備えた構造では、隣接する爪状磁極部がつば部において接近するためこれらの間で磁束の漏れが発生するとともに、永久磁石から爪状磁極部を通って固定子鉄心に流れる磁束の磁路としてもつば部の分だけ長くなって磁気抵抗が増大するため、回転子から固定子に流れる有効磁束が減少するという問題があった。また、特許文献3に開示された構造では、複数の永久磁石をリング部を介して連結しており、連結するために構造が複雑になるという問題があった。さらに、特許文献4に開示された構造では、爪状磁極部の側面に形成する凹凸部の高さを十分に高くすることができないため永久磁石の固定の信頼性が低く、しかも隣接する爪状磁極部間の間隔にばらつきがあると信頼性がさらに低下するという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、磁束を増加させることができるとともに、構造が簡素であって、永久磁石固定を確実にして信頼性を向上させることができる回転電機の回転子を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の回転電機の回転子は、励磁コイルと、回転周方向に沿って交互にNS極を形成する爪状磁極部を有する一対のポールコアと、隣接する2つの爪状磁極部の間に配置された磁石とを備えており、磁石を保持する磁石ホルダ本体と、磁石ホルダ本体の内径側において周方向に延伸した保持板とを有する磁石ホルダを備え、磁石ホルダ本体の外径を爪状磁極部の外径とほぼ等しくするとともに、保持板を爪状磁極部の内径側に配置している。具体的には、上述した爪状磁極部の周方向の側面には段差部が形成されており、段差部に保持板を係止し、段差部よりも外径側に磁石ホルダを配置することが望ましい。あるいは、上述した磁石ホルダ本体の周方向の側面は、爪状磁極部の周方向の側面にほぼ全面が対向しており、保持板を爪状磁極部の内径側端面に係止することが望ましい。また、爪状磁極部の周方向の側面には溝部が形成されており、溝部に保持板を内包し、段差部よりも外径側に磁石ホルダを配置することが望ましい。
爪状磁極部につば部を設けないようにすることで磁石ホルダ本体の外径を爪状磁極部の外径とほぼ等しくすることができるため、磁石から爪状磁極部を通って固定子鉄心に流れる磁束の磁路を短くして磁気抵抗を減らすことができ、回転子から固定子に流れる有効磁束を増加させることができる。また、爪状磁極部につば部を設けないことで、隣接する爪状磁極部間の間隔を広げることができ、これらの間での磁束の漏れを減らすことにより上記有効磁束をさらに増加させることができる。また、爪状磁極部間に配置される磁石ホルダ同士や磁石同士を互いに連結する必要がないため、連結する場合に比べて構造を簡素化することができる。
また、上述した爪状磁極部は、磁石の径方向に沿った中央位置よりも外径側において、隣接する爪状磁極部間の間隔が最小となる最小隙間部を有し、磁石ホルダ本体の周方向幅は、最小隙間部よりも内径側において、最小隙間部の周方向間隔よりも大きいことが望ましい。これにより、磁石ホルダ本体と保持板の両方で磁石ホルダの径方向に沿った移動を制限することができ、固定の信頼性を高めることができる。
また、上述した保持板が磁石ホルダ本体から周方向に延伸する長さは、保持板の板厚の2倍よりも大きいことが望ましい。これにより、磁石ホルダに回転による遠心力が作用したときに保持板を爪状磁極部に確実に係止することができ、固定の信頼性をさらに向上させることができる。
以下、本発明を適用した一実施形態の回転電機としての車両用交流発電機について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、一実施形態の車両用交流発電機の全体構造を示す断面図である。図1に示すように、本実施形態の車両用交流発電機1は、回転子2、固定子3、フロント側ハウジング4、リヤ側ハウジング5、ブラシ装置6、整流装置7、電圧調整器8、プーリ9等を含んで構成されている。
回転子2は、回転方向に沿って交互にNS磁極を形成する軸方向に折り曲げられた複数の爪状磁極部を有する一対のポールコア22、23と、これら一対のポールコア22、23の間に配置された磁石29と、絶縁処理された銅線を円筒状かつ同心状に巻き回した励磁コイル21と、回転軸24とを有する。また、フロント側(プーリ9側)のポールコア22の端面には、フロント側から吸い込んだ冷却風を軸方向および径方向に吐き出すために軸流式又は軸流式と遠心式を混合した冷却ファン25が溶接(例えばプロジェクション溶接)によって取り付け固定されている。同様に、リヤ側のポールコア23の端面には、リヤ側から吸い込んだ冷却風を径方向に吐き出すための遠心式の冷却ファン26が溶接等によって取り付け固定されている。磁石29の具体的な配置等については後述する。
回転軸24のリヤ側には励磁コイル21の両端に電気的に接続されたスリップリング27、28が形成されており、ブラシ装置6内のブラシ61、62をスリップリング27、28のそれぞれに押し当てた状態で組み付けることにより、整流装置7から励磁コイル21に対して励磁電流が流れるようになっている。
固定子3は、回転子2に対して対向配置された固定子鉄心31に形成された複数個のスロットに、三相の固定子巻線32が所定間隔で巻装されている。整流装置7は、固定子3の三相の固定子巻線32の出力電圧である三相交流を整流して直流出力を得るためのものであり、所定の間隔で固定される正極側放熱板および負極側放熱板と、それぞれの放熱板に半田付け等によって取り付けられた複数個の整流素子とを含んで構成されている。
フロント側ハウジング4およびリヤ側ハウジング5は、上述した回転子2および固定子3を収納しており、回転子2が回転軸24を中心に回転可能な状態で支持されているとともに、回転子2のポールコア22、23の外側に所定の隙間を介して配置された固定子3が固定されている。
電圧調整器8は、励磁コイル21に流す励磁電流を制御することにより車両用交流発電機1の出力電圧を調整するためのものであり、電気負荷と発電量とに応じて変化する出力電圧をほぼ一定に維持する。プーリ9は、エンジン(図示せず)の回転を車両用交流発電機1内の回転子2に伝えるためのものであり、回転軸24の一方端(スリップリング27等と反対側)にナット91によって締め付け固定されている。また、ブラシ装置6、整流装置7、電圧調整器8を覆うように、これらを保護するリヤカバー92が取り付けられている。
上述した構造を有する車両用交流発電機1は、ベルト等を介してプーリ9にエンジンからの回転が伝えられると回転子2が所定方向に回転する。このとき、励磁コイル21に励磁電圧を印加することによりポールコア22、23のそれぞれの爪部が励磁され、固定子巻線32に三相交流電圧を発生させることができ、整流装置7の出力端子からは所定の直流電流が取り出される。
また、上述した回転子2の回転に伴って、一方のポールコア22の端面に取り付けられた冷却ファン25が回転するため、プーリ9側に設けられたフロント側ハウジング4の吸入口440を介して冷却風が車両用交流発電機1の内部に吸入され、この冷却風の軸方向成分によって励磁コイル21が冷却されるとともに、径方向成分によって固定子巻線32の前方のコイルエンドが冷却される。この冷却風はその後フロント側ハウジング4の吐出口450から排出される。
同様に、上述した回転子2の回転に伴って、他方のポールコア23の端面に取り付けられた冷却ファン26も回転するため、リヤカバー92の吸入口を介して吸入された冷却風が、整流装置7あるいは電圧調整器8を冷却した後に、リヤ側ハウジング5の吸入口540を介して冷却ファン26まで導かれ、この冷却風が径方向に排出されて、固定子巻線32の後方のコイルエンドが冷却される。この冷却風はその後リア側ハウジング5の吐出口(図示せず)から排出される。
次に、回転子2に備わった磁石29の詳細について説明する。図2は、回転子2の部分断面図(ポールコア22、23の合わせ面近傍における回転軸24に垂直な向きの横断面図)であり、磁石29の取り付け状態が示されている。また、図3は磁石29を磁石ホルダに取り付けた状態を示す斜視図である。図4は、磁石ホルダの斜視図である。図5は、磁石29単体の斜視図である。
図4に示すように、磁石ホルダ30は、磁石29を保持する磁石ホルダ本体30Aと、磁石ホルダ本体30Aの内径側(磁石ホルダ30を回転子2に組み付けた状態における回転子2の内径側)において周方向に延伸した保持板30Bとを有する。磁石ホルダ本体30Aは、内部が空洞の矩形断面の筒形状を有しており、空洞部分に磁石29を内包するようになっている。
回転子2への磁石ホルダ30の組み付けは図2に示す状態で行われる。図2に示すように、ポールコア22、23のそれぞれの爪状磁極部22A、23Aには、周方向幅(周方向に沿った幅)が変化する段差部22B、23Bが形成されている。爪状磁極部22A、23Aの周方向側面は、これらの段差部22B、23Bを境界として、それより内径側の周方向幅が階段状に狭くなっている。なお、爪状磁極部22A、23Aの周方向の側面は、段差部22B、23Bを除くとほぼ平坦(平面状)になっており、外径部近傍に径方向に突出したつば部は形成されていない。
磁石ホルダ30の回転子2への取り付けは、磁石ホルダ30の周方向に沿って突出する2つの保持板30Bが、隣接する爪状磁極部22A、23Aのそれぞれの段差部22B、23Bと係合するように行われる。磁石ホルダ30の周方向側面の形状は、爪状磁極部22A、23Aの周方向の側面形状とほぼ一致しており、かつ、隣接する爪状磁極部22A、23A間の間隔が磁石ホルダ本体30Aの周方向幅とほぼ一致するように設定されている。
したがって、ほぼ平行な磁石ホルダ本体30Aの周方向の2つの側面に接するように爪状磁極部22A、23Aの側面を配置することにより、磁石ホルダ30の周方向位置が固定される。また、爪状磁極部22A、23Aのそれぞれの段差部22B、23Bに係合するように、磁石ホルダ30の保持板30Bを配置することにより、回転子2の回転時に磁石ホルダ30の径方向位置が固定され、磁石ホルダ30の遠心方向(外径側)への移動が制限される。なお、保持板30Bが磁石ホルダ本体30Aから周方向に延伸する長さは、保持板30Bの板厚の2倍よりも大きいことが望ましい。これにより、磁石ホルダ30に回転による遠心力が作用したときに保持板30Bを爪状磁極部22A、23Aの段差部22B、23Bに確実に係止することができる。
また、このような取り付け状態において、磁石ホルダ本体30Aの外径が爪状磁極部22A、23Aの外径とほぼ等しく(厳密には、磁石ホルダ本体30Aの外径が爪状磁極部22A、23Aの外径と等しいか若干小さくなるように)設定されている。爪状磁極部22A、23Aの外径部近傍につば部を設けずに磁石ホルダ本体30Aの外径を爪状磁極部22A、23Aの外径とほぼ等しくすることにより、磁石29から爪状磁極部22A、23Aを通って固定子鉄心31に流れる磁束の磁路を短くして磁気抵抗を減らすことができ、回転子2から固定子3に流れる有効磁束を増加させることができる。また、爪状磁極部22A、23Aの外径部近傍につば部を設けないことで、隣接する爪状磁極部22A、23A間の間隔を広げることができ、これらの間での磁束の漏れを減らすことにより上記有効磁束をさらに増加させることができる。また、爪状磁極部22A、23A間に配置される磁石ホルダ30同士や磁石29同士を互いに連結する必要がないため、連結する場合に比べて構造を簡素化することができる。
図6は、磁石ホルダの変形例を示す斜視図であり、磁石29を取り付けた状態が示されている。図7は、変形例の磁石ホルダ単体の斜視図である。図8は、磁石ホルダの側面図である。図9は、変形例の磁石ホルダを取り付けた回転子2の部分的な断面図である。
図9に示すように、変形例の磁石ホルダ130が取り付けられる回転子のポールコア122、123のそれぞれの爪状磁極部122A、123Aの周方向の側面には段差部は形成されておらず、これらの側面全体に対向する形状を有する磁石ホルダ130が用いられる。磁石ホルダ130は、断面がコの字型の磁石ホルダ本体130Aと、磁石ホルダ本体130Aの内径側(回転子の内径側)において周方向に延伸した保持板130Bとを有する。磁石ホルダ本体130Aのそれぞれの側面は、爪状磁極部122A、122Bの周方向の側面に全面が対向するように台形形状(台形の上底の長さh1が爪状磁極部122A、123Aの先端部の径方向に沿った幅に対応し、台形の下底の長さh2が爪状磁極部122A、123Aの根元部の径方向に沿った幅に対応する)を有しており、その中程に内側に凸となる溝部130Cが形成されている。この溝部130Cは、磁石29の内径側への移動を制限するためのものである。保持板130Bは、爪状磁極部122A、123Aの内径側端面に係止される。
このような磁石ホルダ130Aを用いることにより、図3等に示した磁石ホルダ30を用いた場合と同様に、回転子2から固定子3に流れる有効磁束を増加させることができる。また、爪状磁極部122A、123Aの周方向の側面には段差部がないことから、ポールコア122、123の製造が容易となる。
図10は、図3に示した磁石ホルダ30と組み合わされるポールコアの変形例を示す図である。図2に示すポールコア22、23は、磁石ホルダ30の保持板30Bに対応する位置に段差部22B、23Bを有していたが、図10に示す変形例のポールコア222、223は、周方向の側面を平坦(平面状)に形成するとともに、段差部22B、23Bに対応する位置に溝部222B、223Bを有している。この溝部222B、223Bは、磁石ホルダ30の保持板30Bを内包する形状を有しており、磁石ホルダ30の径方向に沿った移動を制限することができる。
このようなポールコア222、223を用いることにより、図2に示したポールコア22、23と磁石ホルダ30とを組み合わせて用いた場合と同様に、回転子2から固定子3に流れる有効磁束を増加させることができる。また、爪状磁極部222A、223Aの周方向の側面には段差部がないことから、ポールコア222、223の製造が容易となる。また、溝部222B、223Bは、溝部222B、223Bのないポールコアを製造した後に、後工程で容易に追加することが可能となる。
ところで、上述した説明では、爪状磁極部22A、23A等の周方向の側面が互いに平行な場合を図示したが非平行であってもよい。特に、磁石29の径方向に沿った中央位置よりも外径側において、隣接する爪状磁極部間の間隔が最小となる最小隙間部を有するようにするとともに、磁石ホルダ本体の周方向幅を、この最小隙間部よりも内径側においてこの最小隙間部の周方向間隔よりも大きくすることが望ましい。図11は、爪状磁極部間の間隔を最外径部(磁石29の径方向に沿った中央位置よりも外径側)において最小とし、磁石ホルダ本体330Aの周方向幅をこの最小の間隔よりも広くした変形例を示す図である。このような構造とすることにより、磁石ホルダ本体330Aと保持板330Bの両方で磁石ホルダ330の外径方向への移動を制限することができ、固定の信頼性をさらに高めることができる。
一実施形態の車両用交流発電機の全体構造を示す断面図である。 回転子の部分的な断面図である。 磁石を磁石ホルダに取り付けた状態を示す斜視図である。 磁石ホルダの斜視図である。 磁石単体の斜視図である。 磁石ホルダの変形例を示す斜視図である。 変形例の磁石ホルダ単体の斜視図である。 磁石ホルダの側面図である。 変形例の磁石ホルダを取り付けた回転子の部分的な断面図である。 図3に示した磁石ホルダと組み合わされるポールコアの変形例を示す図である。 磁石ホルダおよびポールコアの変形例を示す回転子の部分的な断面図である。
符号の説明
1 車両用交流発電機
2 回転子
3 固定子
4 フロント側ハウジング
5 リヤ側ハウジング
6 ブラシ装置
7 整流装置
8 電圧調整器
9 プーリ
22、23 ポールコア
22A、23A 爪状磁極部
22B、23B 段差部
29 磁石
30 磁石ホルダ
30A 磁石ホルダ本体
30B 保持板

Claims (6)

  1. 励磁コイルと、回転周方向に沿って交互にNS極を形成する爪状磁極部を有する一対のポールコアと、隣接する2つの前記爪状磁極部の間に配置された磁石とを備える回転電機の回転子において、
    前記磁石を保持する磁石ホルダ本体と、前記磁石ホルダ本体の内径側において周方向に延伸した保持板とを有する磁石ホルダを備え、
    前記磁石ホルダ本体の外径を前記爪状磁極部の外径とほぼ等しくするとともに、前記保持板を前記爪状磁極部の内径側に配置することを特徴とする回転電機の回転子。
  2. 請求項1において、
    前記爪状磁極部の周方向の側面には段差部が形成されており、前記段差部に前記保持板を係止し、前記段差部よりも外径側に前記磁石ホルダを配置することを特徴とする回転電機の回転子。
  3. 請求項1において、
    前記磁石ホルダ本体の周方向の側面は、前記爪状磁極部の周方向の側面にほぼ全面が対向しており、前記保持板を前記爪状磁極部の内径側端面に係止することを特徴とする回転電機の回転子。
  4. 請求項1において、
    前記爪状磁極部の周方向の側面には溝部が形成されており、前記溝部に前記保持板を内包し、前記段差部よりも外径側に前記磁石ホルダを配置することを特徴とする回転電機の回転子。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記爪状磁極部は、前記磁石の径方向に沿った中央位置よりも外径側において、隣接する前記爪状磁極部間の間隔が最小となる最小隙間部を有し、
    前記磁石ホルダ本体の周方向幅は、前記最小隙間部よりも内径側において、前記最小隙間部の周方向間隔よりも大きいことを特徴とする回転電機の回転子。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記保持板が前記磁石ホルダ本体から周方向に延伸する長さは、前記保持板の板厚の2倍よりも大きいことを特徴とする回転電機の回転子。
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