JP2010022088A - 磁石回転型回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コギングトルク及びロストルクの低減を図ることができるようにした磁石回転型回転電機を提供する。
【解決手段】永久磁石15の断面の、ロータヨーク14の磁石取付面14dに当接される部分の輪郭形状が、ロータ11の回転方向に沿う永久磁石15の周方向の中央部が頂部15a1となる山形の形状を呈するように各永久磁石が形成されて、各永久磁石の一方の磁極面15aがロータヨーク14の磁石取り付け面14d側に凸な凸面形状とされる。磁石取り付け面14dの、各永久磁石の一方の磁極面15aが当接される部分は、各永久磁石の一方の磁極面の凸面形状と相補的な凹面形状を有するように形成され、各永久磁石の凸面形状とされた部分が磁石取り付け面の凹面形状とされた部分に嵌合された状態で各永久磁石がロータヨーク14に固定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロータヨークに永久磁石を取り付けてなる表面磁石型のロータと、ステータコアに電機子コイルを巻装してなるステータとを備えて、発電機または電動機として動作する磁石回転型回転電機に関するものである。
磁石回転型回転電機として、表面磁石型のロータを備えたものが多く用いられている。表面磁石型のロータは、鉄等の強磁性材料からなるロータヨークと、厚み方向の一方の面がロータヨークの磁石取り付け面に当接された状態でロータヨークに取り付けられて厚み方向に着磁された複数の永久磁石とにより構成される。ロータと協働するステータは、基本的には、複数の歯部を有するステータコアと、該ステータコアに巻装された電機子コイルとにより構成され、ステータコアの各歯部の先端の磁極面がロータの磁極面にギャップを介して対向させられる。回転電機が磁石発電機として動作させられる場合には、ロータがエンジン等の原動機の回転軸に取り付けられ、ステータが原動機のケーシング等に固定される。回転電機がモータとして動作させられる場合には、ロータが駆動すべき負荷の回転軸に結合される。
またエンジンに適用される磁石回転型回転電機として、スタータジェネレータとして知られているものがある。スタータジェネレータは、エンジンの始動時にエンジンを始動するスタータモータとして動作させられ、エンジンが始動した後は、磁石発電機として動作させられて、各種の電装品に電力を供給する。磁石回転型回転電機をブラシレスモータとして動作させる場合には、各相の電機子コイルに対してロータの回転角度位置を検出する位置センサがステータ側に設けられる。位置センサとしては、例えば、ロータの磁極の極性を検出するホールセンサが用いられる。
磁石回転型回転電機をモータとして動作させる場合に、コギングトルクを小さくしたり、鉄損等に基づくロストルク(空転時に発生するトルク)を極力小さくしたりすることが必要とされることがある。例えば、自動車の電動ステアリング(EPS)を駆動するモータとして磁石回転型回転電機を用いる場合には、ステアリングの操作感を良好にするために、コギングトルクを小さくしてトルクの脈動を小さくすることが必要とされる。コギングトルクやロストルクを小さくすることを狙った磁石回転型回転電機として、特許文献1に示されているように、ロータの周方向に沿う各永久磁石の両端の厚みを中央寄りの部分の厚みよりも小さくして、各永久磁石の両端側でステータとの間のギャップを増大させるようにしたものがある。
図10は、特許文献1に示された磁石回転型回転電機の構成を示したもので、同図において1は表面磁石型のロータ、2はステータである。ロータ1は、図示しない回転軸に取り付けられたロータヨーク101と、ロータヨーク101の外周に固定された永久磁石102とからなる。各永久磁石102は、厚み方向の一方の面をロータヨーク101の磁石取り付け面101aに当接させた状態でロータヨークに接着されて、厚み方向に着磁されている。コギングトルク及びロストルクを低減させるため、各永久磁石102は、ロータの周方向に沿う両端の厚みが中央寄りの部分の厚みよりも小さくなるように形成されている。
ステータ2は多数の歯部201を有する電機子鉄心202と、電機子鉄心の各歯部201に巻回されたコイル203を多相結線して構成した電機子コイルとを備えていて、各歯部201の先端に形成された磁極面201aがロータの磁極面にギャップを介して対向させられている。
また磁石回転型回転電機のトルクの脈動を小さくするためには、一連の永久磁石の位置決め精度を高めて、隣り合う永久磁石の極間寸法のばらつきを少なくすることが必要とされる。磁石の位置決め精度を高める方法としては、図11に示されているように、ロータヨーク101の磁石取り付け面に断面がコの字形を呈する磁石位置決め溝101a1を設けておいて、各永久磁石102を各磁石位置決め溝101a1内に嵌合させた状態で磁石取り付け面に接着する方法が提案されている。このような磁石の位置決め方法は、例えば、特許文献2に示されている。
図11に示したように、ロータヨークの磁石取り付け面に各永久磁石102を位置決めする磁石位置決め溝101a1を設けた場合には、隣り合う磁石位置決め溝101a1,101a1の間を仕切る仕切り壁部101a2の部分が隣り合う永久磁石相互間に介在して、隣り合う永久磁石の極間距離を一定に保つ。
図11に示したように構成すれば、ロータヨークの磁石取り付け面に磁石位置決め溝101a1を精度良く設けておくことにより、各永久磁石を正確に位置決めして取り付けることができ、隣り合う磁石の極間寸法にばらつきが生じるのを防ぐことができる。
特開2007−49838号公報 特開2000−156963号公報
磁石回転型回転電機を図10に示したように構成すれば、コギングトルク及びロストルクを小さくすることができるが、図10に示した回転電機では、各永久磁石をロータの周方向に正確に位置決めするための手段が設けられていなかったため、隣り合う永久磁石の極間寸法にばらつきが生じ、この極間寸法のばらつきに起因してトルクの脈動が大きくなることがあった。
図11に示したように、ロータヨークの磁石取り付け面に断面がコの字形を呈する磁石位置決め溝を設けて、各永久磁石を各磁石位置決め溝内に嵌合させた状態で取り付けるようにすれば、一連の永久磁石を精度良く取り付けることができる。しかしながら、コギングトルクの低減を図るために、図10に示したように、ロータの周方向に沿う各永久磁石の両端の厚みを、中央寄りの部分の厚みより小さくする場合に、図11に示したように、断面がコの字形を呈する磁石位置決め溝内に各永久磁石を嵌合させた状態で取り付ける構造を採用した場合には、隣り合う磁石位置決め溝の間を仕切る仕切り壁部101a2が、隣り合う永久磁石102,102相互間に介在して各永久磁石からの漏洩磁路を構成するため、各永久磁石の両端部からの漏洩磁束の量が多くなり、回転電機の出力が低下するおそれがあった。
また図10に示したように、ロータの周方向に沿う各永久磁石の両端の厚みを、中央寄りの部分の厚みより小さくした場合には、各永久磁石の厚みを均一にした場合に比べて、ロータの磁極部とステータの磁極部との間のギャップの平均値が大きくなるため、ロータの磁極部からステータの磁極部に磁束を流す磁路の磁気抵抗が大きくなる。そのため、従来と同じ大きさの磁石を用いた場合には、電機子コイルに作用する磁束の量が減少し、回転電機の出力が低下するという問題があった。図10に示した構造で、ロータの磁極部とステータの磁極部との間のギャップを均一にした回転電機と同等の出力を得るためには、各永久磁石として従来より大形のものを用いる必要があり、回転電機が大形になるのを避けられない。
本発明の目的は、ロータの周方向に沿う永久磁石の両端の厚みを中央寄りの部分の厚みよりも小さくするとともに、漏洩磁束量を増大させることなく各永久磁石をロータの周方向に正確に位置決めして取り付けることができるようにしてコギングトルク及びロストルクの低減を図ることができるようにした磁石回転型回転電機を提供することにある。
本発明の他の目的は、コギングトルク及びロストルクの低減を図るとともに、特に大形の磁石を用いることなく、電機子コイルに十分な量の磁束を作用させて、所定の出力を得ることができるようにした磁石回転型回転電機を提供することにある。
本発明は、磁石取り付け面を有するロータヨークと一方の磁極面がロータヨークの磁石取り付け面に当接された状態でロータヨークに取り付けられて厚み方向に着磁された複数の永久磁石とを備えた表面磁石型のロータと、ロータの各永久磁石の他方の磁極面にギャップを介して対向する磁極面を有する歯部を複数個備えたステータコアに電機子コイルを巻装してなるステータとを備えた磁石回転型回転電機に適用される。
本発明においては、永久磁石の厚み方向とロータの回転方向との双方に沿う各永久磁石の断面の磁石取り付け面に当接される部分の輪郭形状が、ロータの回転方向に沿う永久磁石の周方向の中央部が頂部となる山形の形状を呈するように各永久磁石が形成されて、各永久磁石の一方の磁極面がロータの磁石取り付け面側に凸な凸面形状とされる。また磁石取り付け面の各永久磁石の一方の磁極面が当接される部分は、各永久磁石の一方の磁極面の凸面形状と相補的な凹面形状を有するように形成され、各永久磁石の凸面形状とされた部分が磁石取り付け面の凹面形状とされた部分に嵌合された状態で各永久磁石がロータヨークに固定されている。
上記のように、ロータヨークの磁石取り付け面に当接される各永久磁石の一方の磁極面を、ロータの回転方向に沿う各永久磁石の周方向の中央部が頂部となる山形の凸面形状とし、ロータヨークの磁石取り付け面の各永久磁石が当接される部分を各永久磁石の一方の磁極面の凸面形状と相補的な凹面形状(該凸面形状を隙間なく嵌合させることができるように該凸面形状と相補い合う凹面形状)として、各永久磁石の凸面形状とされた部分を磁石取り付け面の凹面形状とされた部分に嵌合させた状態で各永久磁石をロータヨークに固定すると、各永久磁石をロータの周方向に正確に位置決めして取り付けることができ、隣り合う磁石の極間距離にばらつきが生じるのを防ぐことができる。
また上記のように各永久磁石を形成すると、各永久磁石の周方向の両端の厚みが中央寄りの部分の厚みより薄くなるため、各永久磁石を正確に位置決めして取り付けることができることと相俟って、コギングトルク及びロストルクの低減を効果的に図ることができる。
更に上記のように各永久磁石を形成すると、ステータの磁極部に対向させられる各永久磁石の他方の磁極面は、その全体を円筒面とすることができるため、ロータの磁極部とステータの磁極部との間のギャップを均一な微小ギャップとすることができ、ロータの磁極部とステータの磁極部との間の磁気抵抗を小さくすることができる。また上記のように構成すると、隣り合う磁石相互間に位置決め用の突起を介在させる必要がないため、各永久磁石からの漏洩磁束が増大するのを防ぐことができる。従って、上記のように構成すると、電機子コイルに作用する磁束の量が減少するのを防ぐことができ、回転電機の出力が低下するのを防ぐことができる。
本発明の好ましい態様では、各永久磁石の断面の輪郭形状の山形の形状が、その両裾部の形状が対称で、かつ各裾部が直線状または折れ線状の形状を有する形状とされる。
本発明の他の好ましい態様では、各永久磁石の断面の輪郭形状の山形の形状が、裾部の形状が対称なV字形の形状とされる。
本発明の他の好ましい態様では、各永久磁石の断面の輪郭形状の山形の形状が、両裾部の形状が対称で、かつ各裾部が曲線状の部分を有している形状とされる。
本発明の更に他の好ましい態様では、各永久磁石の断面の輪郭形状の山形の形状が、両裾部の形状が対称で、かつ各裾部が円弧状の形状または2以上の円弧を組み合わせた形状とされる。
本発明は、回転電機が、ロータの磁極面とステータの磁極面とをロータの径方向にギャップを介して対向させるラジアルギャップ型に構成される場合、及びロータの磁極面とステータの磁極面とを軸線方向にギャップを介して対向させるアキシャルギャップ型に構成される場合のいずれの場合にも適用することができる。
回転電機をラジアルギャップ型とする場合、ロータはステータの外側で回転するように設けられる外転形のロータであってもよく、ステータの内側で回転するように設けられる内転形のロータであってもよい。
本発明の好ましい態様では、ロータの磁極面とステータの磁極面との間のギャップがロータ及びステータの周方向に沿って均一になるように各永久磁石の他方の磁極面及びステータの断面の磁極面が形成される。
本発明によれば、ロータヨークの磁石取り付け面に当接される各永久磁石の一方の磁極面を、ロータの回転方向に沿う各永久磁石の周方向の中央部が頂部となる山形の凸面形状とし、ロータヨークの磁石取り付け面の各永久磁石が当接される部分を各永久磁石の一方の磁極面の凸面形状と相補的な凹面形状として、各永久磁石の凸面形状とされた部分を磁石取り付け面の凹面形状とされた部分に嵌合させた状態で各永久磁石をロータヨークに固定するようにしたので、各永久磁石をロータの周方向に正確に位置決めして取り付けることができ、隣り合う磁石の極間距離にばらつきが生じるのを防ぐことができる。
また本発明によれば、各永久磁石の周方向の両端の厚みが中央寄りの部分の厚みより薄くなるため、各永久磁石を正確に位置決めして取り付けることができることと相俟って、コギングトルク及びロストルクの低減を効果的に図ることができる。
本発明によれば、各永久磁石のロータヨークの磁石取り付け面に当接される面を凸面形状とすることにより、各永久磁石の周方向の両端の厚みを中央寄りの部分の厚みより薄くしたので、各永久磁石のステータ側の磁極面の全体を円筒面としてロータの各永久磁石の磁極面とステータの各歯部の磁極面との間のギャップを均一な微小ギャップとすることができ、ロータの磁極面とステータの磁極面との間の磁気抵抗を小さくすることができる。また本発明によれば、隣り合う磁石相互間に位置決め用の突起が介在することがないため、各永久磁石からの漏洩磁束が増大するのを防ぐことができる。従って、電機子コイルに作用する磁束の量が減少するのを防ぐことができ、回転電機の出力が低下するのを防ぐことができる。
以下図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施形態を示したものである。本発明は発電機として動作する磁石回転型回転電機及びモータとして動作する磁石回転型回転電機のいずれにも適用できるが、以下の実施形態では、自動車の電動ステアリング(EPS)等の駆動源として用いるブラシレスモータのように、コギングトルク及びロストルクを特に小さくすることが必要とされるモータとして動作させられる磁石型回転電機に本発明を適用するものとする。
図1において、11は表面磁石型のロータ、12はステータである。ロータ11は、回転軸13に取り付けられたロータヨーク14と、ロータヨーク14の外周に固定された永久磁石15とからなっている。ロータヨーク14は、鉄等の強磁性体によりカップ状に形成されていて、その底壁部14aの中央から図の紙面の手前側に突出した状態でボス部14bが設けられ、ボス部14bに回転軸13が取り付けられている。ロータヨーク14の周壁部14cの外周面が磁石取付け面14dとなっていて、等角度間隔で配置されて厚み方向に着磁された複数個(本実施形態では10個)の永久磁石15が、それぞれの一方の磁極面15aを磁石取付面14dに当接させた状態で、該磁石取付面に接着されている。
各永久磁石15の他方の磁極面15bは、回転軸13と中心軸線を共有する円筒面状の形状を呈するように形成されていて、この磁極面15bが、ロータ11の磁極面として、後記するステータ12の歯部の磁極面に微小ギャップを介して対向させられる。
本明細書では、各永久磁石15の各部が沿う方向を以下のように定める。即ち、各永久磁石の、ロータの回転方向に沿う方向を、各永久磁石の周方向とし、各永久磁石の着磁方向を各永久磁石の厚み方向とする。また各永久磁石の周方向及び厚み方向の双方に対して直角な方向を各永久磁石の幅方向とする。
各永久磁石15は、その厚み方向とロータ11の回転方向との双方に沿う各永久磁石の断面(図1に示された断面)の磁石取り付け面14dに当接される部分の輪郭形状(一方の磁極面15aの断面形状)が、ロータ11の回転方向に沿う永久磁石15の周方向の中央部が頂部15a1となる山形の形状を呈するように形成され、各永久磁石15の一方の磁極面15aがロータヨーク14の磁石取り付け面14d側に凸な凸面形状とされている。本実施形態では、各永久磁石15の断面の輪郭形状の山形形状をなす部分の両裾部の形状が対称で、かつ各裾部が直線状を呈するように、各永久磁石15の一方の磁極面15aの形状が設定されている。即ち、各永久磁石の断面の輪郭形状の山形の形状は、裾部の形状が対称なV字形の形状を呈している。
一方ロータヨーク14の磁石取付け面14dの各部のうち、各永久磁石の一方の磁極面が当接される部分14d1は、各永久磁石の一方の磁極面15aの凸面形状と相補的な凹面形状(各永久磁石の一方の磁極面がなす山形形状と相補い合って、該山形形状を隙間なく嵌合させ得る凹面形状)を呈するように形成されていて、各永久磁石15の凸面形状とされた部分(磁極面15a)が磁石取り付け面14dの凹面形状とされた部分14d1に隙間なく嵌合された状態で各永久磁石15がロータヨーク14に接着されて固定されている。
ステータ12は、環状の継鉄部16aの内周部から径方向の内側に多数(図示の例では12個)の歯部16bを突出させた構造を有するステータコア16と、ステータコアの各歯部16bに巻回されたコイル17とを備え、一連の歯部16b,16b,…に巻回されたコイル17,17,…が多相結線(例えば三相結線)されることにより電機子コイルが構成されている。ステータコア16は、所定の形状に打ち抜かれた多数枚の鋼板を積層して、適宜の手段により積層方向に締結することにより構成される。
ステータコア16の各歯部16bの先端には、回転軸13と中心軸線を共有する円筒面状の磁極面16b1が形成され、各歯部16bの先端の磁極面16b1にロータ11の永久磁石15の磁極面15bが微小ギャップを介して対向させられている。
図示してないが、円筒状のケーシングが設けられて、該ケーシングの内周面にステータ12が嵌合されて固定され、該ケーシングの軸線方向の両端を閉じるエンドカバーに回転軸13が軸受けを介して回転自在に支持される。また本実施形態では、回転電機をブラシレスモータとして動作させるため、ステータ12側に、各相の電機子コイルに対してロータの回転角度位置を検出する位置センサ(図示せず。)が設けられている。
上記ロータ11と、ステータ12と、これらを収容する図示しないケーシングとにより、磁石回転型の回転電機が構成されている。
上記のように、ロータヨーク14の磁石取り付け面14dに当接される各永久磁石15の一方の磁極面15aを、ロータの回転方向に沿う各永久磁石の周方向の中央部が頂部となる山形の凸面形状とし、ロータヨーク14の磁石取り付け面の各永久磁石が当接される部分を各永久磁石の一方の磁極面の凸面形状と相補的な凹面形状として、各永久磁石の凸面形状とされた部分を磁石取り付け面の凹面形状とされた部分に嵌合させた状態で各永久磁石をロータヨークに固定すると、各永久磁石をロータの周方向に正確に位置決めして取り付けることができ、隣り合う磁石の極間距離にばらつきが生じるのを防ぐことができる。
また上記のように各永久磁石15を形成すると、各永久磁石の周方向の両端の厚みが中央寄りの部分の厚みより薄くなるため、各永久磁石15をロータの周方向に正確に位置決めして取り付けることができることと相俟って、コギングトルク及びロストルクの低減を効果的に図ることができる。
更に上記のように各永久磁石15を形成すると、ステータの磁極部に対向させられる各永久磁石15の磁極面15bは、その全体を円筒面とすることができるため、ロータの磁極面15bとステータの磁極面16b1との間のギャップをロータの回転方向に沿って均一な微小ギャップとすることができ、これによりロータの磁極部とステータの磁極部との間の磁気抵抗を小さくすることができる。また上記のように構成すると、隣り合う磁石相互間に位置決め用の突起を介在させる必要がないため、各永久磁石15の周方向の両端側で漏洩磁束が増大するのを防ぐことができる。従って、上記のように構成すると、電機子コイルに作用する磁束の量が減少するのを防いで、回転電機の出力が低下するのを防ぐことができ、磁石を大形にすることなく、コギングトルク及びロストルクの低減を図った回転電機を得ることができる。
図2は本発明の第2の実施形態を示している。図1に示した実施形態では、回転電機が、ステータの内側でロータが回転する、磁石回転子内転型(インナーロータタイプ)に構成されていたが、本実施形態では、回転電機が、ステータの外側でロータが回転する磁石回転子外回転型(アウターロータタイプ)に構成されている。
図2において、21はロータを示し、22はステータを示している。ロータ21は、回転軸23に取り付けられたロータヨーク24と、ロータヨーク24の内周に固定された永久磁石25とからなっている。ロータヨーク24は、鉄等の強磁性体によりカップ状に形成されていて、その底壁部24aの中央から図の紙面の手前側に突出した状態でボス部24bが設けられ、ボス部14bに回転軸23が取り付けられている。ロータヨーク24の周壁部24cの内周面が磁石取付け面24dとなっていて、等角度間隔で配置されて厚み方向に着磁された複数個(図示の例では10個)の永久磁石25が、それぞれの一方の磁極面25aを磁石取付面24dに当接させた状態で、該磁石取付面に接着されている。
各永久磁石25の他方の磁極面25bは、回転軸23と中心軸線を共有する円筒面状の形状を呈するように形成されていて、この磁極面25bが、ロータ21の磁極面として、ステータ22の歯部の磁極面に微小ギャップを介して対向させられる。
各永久磁石25は、その厚み方向とロータ21の回転方向との双方に沿う各永久磁石の断面(図2に示された断面)の磁石取り付け面24dに当接される部分の輪郭形状(一方の磁極面25aの断面形状)が、ロータ21の回転方向に沿う永久磁石25の周方向の中央部が頂部25a1となる山形の形状を呈するように形成され、各永久磁石25の一方の磁極面25aがロータヨーク24の磁石取り付け面24d側に凸な凸面形状とされている。本実施形態では、各永久磁石25の断面の輪郭形状の山形形状をなす部分の両裾部の形状が対称で、かつ各裾部が直線状を呈するように、各永久磁石25の一方の磁極面25aの形状が設定されている。
ロータヨーク24の磁石取付け面24dの各部のうち、各永久磁石25の一方の磁極面25aが当接される部分24d1は、各永久磁石の一方の磁極面25aの凸面形状と相補的な凹面形状を呈するように形成されていて、各永久磁石25の凸面形状とされた部分(磁極面25a)が磁石取り付け面24dの凹面形状とされた部分24d1に嵌合された状態で各永久磁石25がロータヨーク24に接着されて固定されている。
ステータ22は、鋼板の積層体からなっていて、環状の継鉄部26aの外周部から径方向の外側に多数(図示の例では12個)の歯部26bを放射状に突出させた構造を有するステータコア26と、ステータコア26の各歯部26bに巻回されたコイル27とを備え、一連の歯部26b,26b,…に巻回されたコイル27,27,…が多相結線(例えば三相結線)されることにより電機子コイルが構成されている。
ステータコア26の各歯部26bの先端には、回転軸23と中心軸線を共有する円筒面状の磁極面26b1が形成され、各歯部26bの先端の磁極面26b1にロータ21の永久磁石25の磁極面25bが微小ギャップを介して対向させられている。
ステータ22は、図示しないフレームに固定される。該フレームに軸受けを介して回転軸23が回転自在に支持され、該回転軸に取付けられたロータ21の磁極面25bがステータの磁極面26b1に微小ギャップを介して対向させられる。
上記のように構成した場合も、図1の実施形態について説明した効果と同様の効果を得ることができる。
従来の磁石回転子外回転型の回転電機は、図9に示すように、ロータヨーク24′の周壁部の円筒面状の内周面に周方向に沿って均一な厚みを有する永久磁石25′を固定した構造を有していた。この場合、各永久磁石25′からロータヨーク24′の周壁部側に出た磁束φが、隣り合う永久磁石の極間に集中するため、隣り合う磁石25′,25′の極間の部分では、ロータヨークの周壁部24c′の断面積を十分に大きくしておかないと、磁束が飽和し、電機子コイルに作用する磁束の量が制限されてしまう。従って、磁石25′,25′の極間の部分では、ロータヨーク24′の周壁部24c′の肉厚を薄くすることができない。これに対し、ロータヨーク21′の周壁部の、磁石中心部の外側に位置する部分には、それほど磁束が通らないため、その部分の外周側の部分の肉を削って、局部的にロータヨークの周壁部の外径を小さくすることが考えられる。しかし、このようにロータヨークの周壁部の肉厚を局部的に小さくすると、ロータの軽量化を図ることはできるが、ロータ全体の小形化を図ることはできないため、メリットが大きいとはいえない。
これに対し、図2に示したように構成した場合には、ロータヨークの周壁部の内周の磁極取付け面の永久磁石25が当接される部分を凹面形状とした分だけ、ロータヨーク24の周壁部24cの内周面及び外周面を各永久磁石25の内周面に近づけることができるため、ロータヨークの周壁部24c全体の外径を小さくすることができ、ロータ21の小形化を図ることができる。
上記の実施形態では、ロータ及びステータが径方向にギャップを介して対向するラジアルギャップ型の回転電機に本発明を適用したが、ロータ及びステータが軸線方向にギャップを介して対向させられるアキシャルギャップ型の回転電機にも本発明を適用することができる。
図3ないし図7に、アキシャルギャップ型の回転電機に本発明を適用した実施形態を示した。図3は同実施形態に係わる回転電機の正面図、図4は図3のIV−IV線断面図、図5は図3のV−V線断面図である。また図6はステータの正面図、図7はロータの背面図である。これらの図において、31は表面磁石型のロータ、32はステータであり、ロータ31は、回転軸33に取付けられたロータヨーク34と、ロータヨーク34に固定された永久磁石35とからなっている。
ロータヨーク34は、円盤状に形成されたヨーク本体34aと、ヨーク本体34aの中心部からステータ32側に突出したボス部34bとを一体に有し、ボス部34bに回転軸33が取付けられている。回転軸33は図示しないフレームに軸受けを介して回転自在に支持されている。
ロータヨーク34のヨーク本体34aの円盤状の部分のステータ側の面が磁石取付け面34dとなっていて、等角度間隔で配置されて厚み方向に着磁された複数個(本実施形態では6個)の永久磁石35が、それぞれの一方の磁極面35aを磁石取付面34dに当接させた状態で、該磁石取付面に接着されている。
各永久磁石35の他方の磁極面35bは、平坦に形成されていて、この磁極面35bが、ロータ31の磁極面として、ステータ32の歯部の磁極面に微小ギャップを介して対向させられる。
各永久磁石35は、扇形に形成されていて、その厚み方向と周方向(ロータ31の回転方向)との双方に沿う各永久磁石の断面(図5に示された断面)の磁石取り付け面34dに当接される部分の輪郭形状(一方の磁極面35aの断面形状)が、ロータ31の回転方向に沿う永久磁石35の周方向の中央部が頂部35a1となる山形の形状を呈するように形成され、各永久磁石35の一方の磁極面35aがロータヨーク34の磁石取り付け面34d側に凸な凸面形状とされている。本実施形態においても、各永久磁石35の断面の輪郭形状の山形形状をなす部分の両裾部の形状が対称で、かつ各裾部が直線状を呈するように、各永久磁石35の一方の磁極面35aの形状が設定されている。
ロータヨーク34の磁石取付け面34dの各部のうち、各永久磁石の一方の磁極面35aが当接される部分34d1は、各永久磁石の一方の磁極面35aの凸面形状と相補的な凹面形状を呈するように形成されている。図示の例では、磁石取付面34dに、断面がV字形を呈する6個の溝G(図7参照)が放射状に形成されることにより、ロータヨーク34の磁石取付け面34dに、各永久磁石35の一方の磁極面35aの凸面形状と相補的な凹面形状を呈する部分が形成されている。各永久磁石35の凸面形状とされた部分(磁極面35a)が磁石取り付け面34dの凹面形状とされた部分34d1に嵌合された状態で各永久磁石35がロータヨーク34に接着されて固定されている。
ステータ32は、鋼板の積層体からなる環状の継鉄部36aと、継鉄部36aに等角度間隔で形成された複数(図示の例では12個)の孔にそれぞれ嵌合されることにより継鉄部36aに結合されて、継鉄部36aの積層方向(軸線方向)の一端から軸線方向に沿ってロータ側に突出した複数(図示の例では12個)の歯部36bとを有するステータコア36と、ステータコア36の各歯部36bに巻回されたコイル37とを備え、一連の歯部36b,36b,…に巻回されたコイル37,37,…が多相結線されることにより電機子コイルが構成されている。
ステータコア36の各歯部36bの先端には、回転軸33と中心軸線と直交する平坦な磁極面36b1が形成され、各歯部36bの先端の磁極面36b1にロータ31の永久磁石35の磁極面35bがギャップを介して対向させられている。
上記の各実施形態では、各永久磁石の断面の輪郭形状の山形の形状を、その両裾部の形状が対称で、かつ各裾部が直線状を呈する形状(V字形の形状)としたが、本発明は、各永久磁石の断面の輪郭形状の山形の形状を上記実施形態のように設定する場合に限定されない。例えば、図8(A)に示すように、各永久磁石の断面の輪郭形状の山形の形状を、両裾部の形状が対称で、かつ各裾部が曲線状の部分を有している形状とすることもできる。図8(A)に示した例では、各裾部の頂部15a1寄りの部分が曲線状を呈するように形成されている。また図8(B)に示すように、各永久磁石の断面の輪郭形状の山形の形状を、両裾部の形状が対称で、かつ2以上の円弧を組み合わせた形状とすることもできる。
本発明の第1の実施形態に係わる回転電機の構成を示した断面図である。 本発明の第2の実施形態に係わる回転電機の構成を示した断面図である。 本発明の第3の実施形態に係わる回転電機の正面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図3のV−V線断面図である。 第3の実施形態で用いるステータの正面図である。 第3の実施形態で用いるロータの背面図である。 (A)及び(B)は本発明で用いる磁石の断面形状の異なる変形例を示した断面図である。 従来の磁石回転型回転電機の要部の構成を示した断面図である。 他の従来例の要部の構成を示した断面図である。 更に他の従来例で用いられていたロータの正面図である。
符号の説明
11 ロータ
12 ステータ
13 回転軸
14 ロータヨーク
14d 磁石取付け面
15 永久磁石
15a 磁石の一方の磁極面
15a1 頂部
15b 他方の磁極面
16 ステータコア
16b 歯部
16b1 磁極面
17 コイル
21 ロータ
22 ステータ
23 回転軸
24 ロータヨーク
24d 磁石取付け面
25 永久磁石
25a 磁石の一方の磁極面
25a1 頂部
25b 他方の磁極面
26 ステータコア
26b 歯部
26b1 磁極面
27 コイル
31 ロータ
32 ステータ
33 回転軸
34 ロータヨーク
34d 磁石取付け面
35 永久磁石
35a 磁石の一方の磁極面
35a1 頂部
35b 他方の磁極面
36 ステータコア
36b 歯部
36b1 磁極面
37 コイル

Claims (10)

  1. 磁石取り付け面を有するロータヨークと一方の磁極面が前記ロータヨークの磁石取り付け面に当接された状態で前記ロータヨークに取り付けられて厚み方向に着磁された複数の永久磁石とを備えた表面磁石型のロータと、前記ロータの各永久磁石の他方の磁極面にギャップを介して対向する磁極面を有する歯部を複数個備えたステータコアに電機子コイルを巻装してなるステータとを備えた磁石回転型回転電機において、
    前記永久磁石の厚み方向と前記ロータの回転方向との双方に沿う各永久磁石の断面の前記磁石取り付け面に当接される部分の輪郭形状が、前記ロータの回転方向に沿う前記永久磁石の周方向の中央部が頂部となる山形の形状を呈するように各永久磁石が形成されて、各永久磁石の前記一方の磁極面が前記ロータヨークの磁石取り付け面側に凸な凸面形状とされ、
    前記磁石取り付け面の各永久磁石の一方の磁極面が当接される部分は、各永久磁石の一方の磁極面の凸面形状と相補的な凹面形状を有するように形成され、
    前記各永久磁石の凸面形状とされた部分が前記磁石取り付け面の凹面形状とされた部分に嵌合された状態で各永久磁石が前記ロータヨークに固定されていること、
    を特徴とする磁石回転型回転電機。
  2. 前記各永久磁石の断面の輪郭形状の山形の形状は、その両裾部の形状が対称で、かつ各裾部が直線状または折れ線状の形状を有する形状である請求項1に記載の磁石回転型回転電機。
  3. 前記各永久磁石の断面の輪郭形状の山形の形状は、裾部の形状が対称なV字形の形状である請求項1に記載の磁石回転型回転電機。
  4. 前記各永久磁石の断面の輪郭形状の山形の形状は、両裾部の形状が対称で、かつ各裾部が曲線状の部分を有している形状である請求項1に記載の磁石回転型回転電機。
  5. 前記各永久磁石の断面の輪郭形状の山形の形状は、両裾部の形状が対称で、かつ各裾部が円弧状の形状または2以上の円弧を組み合わせた形状を有している請求項4に記載の磁石回転型回転電機。
  6. 前記ロータの磁極面とステータの磁極面とが、ロータの径方向にギャップを介して対向させられている請求項1ないし5のいずれか一つに記載の磁石回転型回転電機。
  7. 前記ロータは前記ステータの外側で回転するように設けられた外転形のロータである請求項1ないし6のいずれか一つに記載の磁石回転型回転電機。
  8. 前記ロータは前記ステータの内側で回転するように設けられた内転形のロータである請求項1ないし6のいずれか一つに記載の磁石回転型回転電機。
  9. 前記ロータの磁極面とステータの磁極面とが軸線方向に対向させられている請求項1ないし5のいずれか一つに記載の磁石回転型回転電機。
  10. 前記ロータの磁極面とステータの磁極面との間のギャップが前記ロータ及びステータの周方向に沿って均一になるように各永久磁石の他方の磁極面及び前記ステータの歯部の磁極面が形成されている請求項1ないし9のいずれか一つに記載の磁石回転型回転電機。
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