JPH0577664A - フロントシートの取付構造 - Google Patents

フロントシートの取付構造

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Publication number
JPH0577664A
JPH0577664A JP26524491A JP26524491A JPH0577664A JP H0577664 A JPH0577664 A JP H0577664A JP 26524491 A JP26524491 A JP 26524491A JP 26524491 A JP26524491 A JP 26524491A JP H0577664 A JPH0577664 A JP H0577664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide rail
strut tower
bracket
front seat
wheel house
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26524491A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Tanigawa
政樹 谷川
Hiroto Komatsu
弘人 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP26524491A priority Critical patent/JPH0577664A/ja
Publication of JPH0577664A publication Critical patent/JPH0577664A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントシートのスライドレールの取付部を
補強する。 【構成】 フロントシートをスライド可能に支持する左
右一対のスライドレールのうちアウタ側スライドレール
をホイールハウス上に設けたキャブオーバ型自動車であ
って、上記ホイールハウス11に一体に設けられたスト
ラットタワー12に上記アウタ側スライドレール3の前
端部を固定する取付部を設けると共に、上記ストラット
タワー12の締付ナットに係合することで上記ストラッ
トタワー12の取付部に位置決めされる位置決め穴17
を上記スライドレールの前端部に設けたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフロントシートの取付構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】キャブオーバ型自動車では、エンジンの
上方にフロントシートが配置されるため、フロントシー
トの外側部分が前車輪のホイールハウス上に位置するこ
とになる。このため従来では、図8ないし図11に示す
ように、フロントシート100の一対のスライドレール
101のうち、アウタ側のスライドレール101aがホ
イールハウス102上に取付けられている。このアウタ
側のスライドレール101aには、前後にブラケット1
03a,103bが装着され、前部のブラケット103
aは、ホイールハウス102のストラットタワー105
前部に設けられたメンバ106(図10参照)あるいは
ブラケット107(図11参照)にボルト108を介し
てボルト締めされている。後部のブラケット103bは
ホイールハウス102にボルト109を介して固定され
ている。
【0003】一方、インナ側のスライドレール101b
には前後にブラケット104a,104bが装着され、
前部のブラケット104aはフロアパネル110に装着
したブラケット111にボルト112を介してボルト締
めされており、後部のブラケット104bは直接フロア
パネル110にボルト113で固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、アウタ側のスライドレール101aは
メンバ106あるいはブラケット107にスライドレー
ル101aのブラケット103aを固定しているので、
締付部の剛性が不充分となる。とくに、メンバ106あ
るいはブラケット107をホイールハウス102に溶接
するため、取付位置が不確定となり、スライドレール1
01a取付けに際して締付位置にバラツキを生じること
になる。さらに、メンバ106あるいはブラケット10
7に要するコストが嵩み、不経済となっていた。また、
メンバ106あるいはブラケット107の取付位置の精
度が悪いため、スライドレール101a後部の取付けに
要するホイールハウス102のボルト穴の位置を決めに
くくなる不具合を生じていた。またさらに、アウタ側の
スライドレール101aの位置がずれると、インナ側の
スライドレール101bとの間にずれ、あるいは、ねじ
れが生じ、シートのスライドに悪影響を及ぼすことにな
っていた。
【0005】本発明は上記課題を解決し、安価で、かつ
充分な剛性を確保することができるフロントシートの取
付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、フロントシートをスライド可能に支持する左
右一対のスライドレールのうちアウタ側スライドレール
をホイールハウス上に設けたキャブオーバ型自動車にお
いて、上記ホイールハウスに一体に設けられたストラッ
トタワーに上記アウタ側スライドレールの前端部を固定
する取付部を設けると共に、上記ストラットタワーの締
付ナットに係合することで上記ストラットタワーの取付
部に位置決めされる位置決め穴を上記スライドレールの
前端部に設けたことにある。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0008】図1ないし図3において、1はキャブオー
バー型自動車に設けられたフロントシートである。この
フロントシート1はフロアパネル2に配設された2本の
スライドレール3,4にスライド可能に支持されてい
る。これらスライドレール3,4の前後端にはボルト穴
5,6を有するブラケット5a,5b,6a,6bがそ
れぞれ装着され、これら後端側ブラケット5b,6bは
図2に示すように共通のパイプ状のメンバ7のブラケッ
ト7a,7bにそれぞれボルト8aを介して装着されて
いる。このメンバ7は一端をサイドパネル9にボルト8
bを介して固定し、他端をフロアパネル102に立設し
たブラケット10に固定してある。
【0009】上記アウタ側のスライドレール3のブラケ
ット5aはホイールハウス11に設けられたストラット
タワー12に螺着されている。ストラットタワー12に
は、サスペンションユニット(図示せず)固定用のナッ
ト13のうちアウタ側のナット13′の近傍に、ブラケ
ット5a固定用のボルト穴12aが設けられ、このボル
ト穴12aに対応してストラットタワー12の裏面にボ
ルト14締結用のナット15が溶着されている。このナ
ット15はストラットタワー12裏面に配設されたリー
ンフォースメント16に溶着されている。上記スライド
レール3のブラケット5aには、上記ナット13の1つ
に係合する位置決め穴17が穿設されており、この位置
決め穴17をナット13に係合させることで、スライド
レール3のブラケット5aに設けられたボルト穴5がボ
ルト穴12aに合致するように形成してある。
【0010】一方、内側のスライドレール4のブラケッ
ト6aはフロアパネル2に設けられた車体ブラケット1
8にボルト19を介して螺着してある。
【0011】上記構成によると、メンバ7をサイドパネ
ル9とブラケット10に固定する。そして、アウタ側の
スライドレール3を前端がストラットタワー12の上に
なるようにして配置する。スライドレール3は位置決め
穴17を位置決め用ナット13に係合させることで、位
置決めされ、ブラケット5aのボルト穴5がナット16
に合致する。そして、ボルト15をナット13に螺合す
る。次に、メンバ7のブラケット7aにブラケット5b
を合わせてボルト8aにより締結する。こうして、アウ
タ側のスライドレール3は所定の位置に固定される。
【0012】次に、インナ側のスライドレール4は、後
端部のブラケット6bをメンバ7のブラケット7bにボ
ルト8aにより締結することで、アウタ側のスライドレ
ール3と前後にずれることなく固定される。そして、イ
ンナ側のスライドレール4の前端ブラケット6aを車体
ブラケット18にボルト19を介して固定する。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるフロン
トシートの取付構造によれば、フロントシートのアウタ
側スライドレールの前端部をホイールハウスのストラッ
トタワーに直接螺着したので、十分な強度を保つことが
できる。また、ストラットタワーの締め付けナットによ
ってスライドレールの取付位置を位置決めできるので、
締付位置を容易に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフロントシートの取付構造の一実
施例を示す斜視図である。
【図2】図1の後部側を拡大して示す斜視図である。
【図3】図1のアウタ側スライドレールの前端部を示す
分解斜視図である。
【図4】図1のインナ側スライドレールの前端部を示す
斜視図である。
【図5】中間を省略して示す図1のA−A線断面図であ
る。
【図6】中間を省略して示す図1のB−B線断面図であ
る。
【図7】ストラットタワーの斜視図である。
【図8】キャブオーバ型自動車を示す概念図である。
【図9】従来のフロントシートの取付構造を示す斜視図
である。
【図10】図9のアウタ側スライドレールの前端部を示
す分解斜視図である。
【図11】図9のインナ側スライドレールの前端部を示
す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントシート 2 フロアパネル 3,4 スライドレール 5a,5b,6a,6b ブラケット 7 メンバ 9 サイドパネル 10 ブラケット 11 ホイールハウス 12 ストラットタワー 13,16 ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントシートをスライド可能に支持す
    る左右一対のスライドレールのうちアウタ側スライドレ
    ールをホイールハウス上に設けたキャブオーバ型自動車
    において、上記ホイールハウスに一体に設けられたスト
    ラットタワーに上記アウタ側スライドレールの前端部を
    固定する取付部を設けると共に、上記ストラットタワー
    の締付ナットに係合することで上記ストラットタワーの
    取付部に位置決めされる位置決め穴を上記スライドレー
    ルの前端部に設けたことを特徴とするフロントシートの
    取付構造。
JP26524491A 1991-09-17 1991-09-17 フロントシートの取付構造 Pending JPH0577664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26524491A JPH0577664A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 フロントシートの取付構造

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JP26524491A JPH0577664A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 フロントシートの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0577664A true JPH0577664A (ja) 1993-03-30

Family

ID=17414536

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JP26524491A Pending JPH0577664A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 フロントシートの取付構造

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