JPH0577618A - 傾斜地走行用作業車 - Google Patents
傾斜地走行用作業車Info
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- JPH0577618A JPH0577618A JP26834291A JP26834291A JPH0577618A JP H0577618 A JPH0577618 A JP H0577618A JP 26834291 A JP26834291 A JP 26834291A JP 26834291 A JP26834291 A JP 26834291A JP H0577618 A JPH0577618 A JP H0577618A
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- Japan
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- crawlers
- cabin
- running
- supported
- swing
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Links
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/005—Suspension locking arrangements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/30—Rigid axle suspensions
- B60G2200/32—Rigid axle suspensions pivoted
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/46—Means for locking the suspension
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 階段など傾斜地を走行させる作業車におい
て、走行時の機体の安定維持を図る。 [構成] 前後左右に配設する4つの走行用クローラ
(6)(7)(8)(9)でもって機体の走行を行うよ
うにした構造において、機台(5)に左右の前クローラ
(6)(7)を左右スイング可能に支持すると共に、左
右の後クローラ(8)(9)を左右スイング不可能に固
定支持する
て、走行時の機体の安定維持を図る。 [構成] 前後左右に配設する4つの走行用クローラ
(6)(7)(8)(9)でもって機体の走行を行うよ
うにした構造において、機台(5)に左右の前クローラ
(6)(7)を左右スイング可能に支持すると共に、左
右の後クローラ(8)(9)を左右スイング不可能に固
定支持する
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地下街などにあって火災
や人身事故発生時、消火や救助のために階段などを走行
させ、地下街にこれらの作業車を乗入れ可能とさせるよ
うにした傾斜地走行用作業車に関する。
や人身事故発生時、消火や救助のために階段などを走行
させ、地下街にこれらの作業車を乗入れ可能とさせるよ
うにした傾斜地走行用作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】この種作業車に用いられる走行装置とし
て、前後左右に4つの走行用クローラを配備させる4ク
ローラ方式がある。
て、前後左右に4つの走行用クローラを配備させる4ク
ローラ方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような4クローラ
方式にあって、前後クローラとも左右方向にスイング不
可能に固定支持されている構造において、階段の下り終
り直前に機体の旋回を行った場合には、フロアに接地す
るクローラとこの後対角線状のクローラの2箇所のクロ
ーラで機体を支える状態となって機体が極めて不安定と
なる危険性があった。
方式にあって、前後クローラとも左右方向にスイング不
可能に固定支持されている構造において、階段の下り終
り直前に機体の旋回を行った場合には、フロアに接地す
るクローラとこの後対角線状のクローラの2箇所のクロ
ーラで機体を支える状態となって機体が極めて不安定と
なる危険性があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、前
後左右に配設する4つの走行用クローラでもって機体の
走行を行うようにした構造において、機台に左右の前ク
ローラを左右スイング可能に支持すると共に、左右の後
クローラを左右スイング不可能に固定支持することによ
って、左右の前クローラの傾斜地や障害物乗越え時の地
面に対する追従性を良好とさせて、傾斜地走行時の機体
安定性の向上や、障害物のスムーズな乗越えを可能にで
き、特に階段など傾斜地での下り始めや下り終りにおけ
る機体旋回時での安定性を著しく向上させることができ
る。
後左右に配設する4つの走行用クローラでもって機体の
走行を行うようにした構造において、機台に左右の前ク
ローラを左右スイング可能に支持すると共に、左右の後
クローラを左右スイング不可能に固定支持することによ
って、左右の前クローラの傾斜地や障害物乗越え時の地
面に対する追従性を良好とさせて、傾斜地走行時の機体
安定性の向上や、障害物のスムーズな乗越えを可能にで
き、特に階段など傾斜地での下り始めや下り終りにおけ
る機体旋回時での安定性を著しく向上させることができ
る。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
述する。図1は本発明に係る作業車の平面説明図、図2
は同側面図、図3は同側面説明図、図4は同正面説明
図、図5は同背面説明図であり、図中(1)は傾斜地走
行用作業車で、(2)は運転席(3)及び運転操作部
(4)などを内設する運転キャビン、(5)は走行用の
左右の前クローラ(6)(7)及び後クローラ(8)
(9)を支持する機台、(10)は前記運転キャビン
(2)の後方下部のエンジンルーム(11)内に配設し
てラジエータ(12)・オイルクーラ(13)・エアク
リーナ(14)・サイレンサ(15)などを有するエン
ジン、(15)は前記エンジンルーム(11)内でエン
ジン(10)の左側に配設する消火放水用の水ポンプ、
(16)は前記エンジンルーム(11)内でエンジン
(10)の右側に配設する燃料タンク、(17)は前記
エンジンルーム(11)のルーム上部カバーを兼用する
作業機据付台、(18)は前記据付台(17)上に設置
する作業機である消火ホース装置であり、前記エンジン
ルーム(11)のルーム下部カバー(19)の後側面に
蝶番(20)を介し、開放可能に前記据付台(17)を
支持させて、該台(17)の後方開放時エンジン(1
0)などのメンテナンスを容易とさせるように構成して
いる。
述する。図1は本発明に係る作業車の平面説明図、図2
は同側面図、図3は同側面説明図、図4は同正面説明
図、図5は同背面説明図であり、図中(1)は傾斜地走
行用作業車で、(2)は運転席(3)及び運転操作部
(4)などを内設する運転キャビン、(5)は走行用の
左右の前クローラ(6)(7)及び後クローラ(8)
(9)を支持する機台、(10)は前記運転キャビン
(2)の後方下部のエンジンルーム(11)内に配設し
てラジエータ(12)・オイルクーラ(13)・エアク
リーナ(14)・サイレンサ(15)などを有するエン
ジン、(15)は前記エンジンルーム(11)内でエン
ジン(10)の左側に配設する消火放水用の水ポンプ、
(16)は前記エンジンルーム(11)内でエンジン
(10)の右側に配設する燃料タンク、(17)は前記
エンジンルーム(11)のルーム上部カバーを兼用する
作業機据付台、(18)は前記据付台(17)上に設置
する作業機である消火ホース装置であり、前記エンジン
ルーム(11)のルーム下部カバー(19)の後側面に
蝶番(20)を介し、開放可能に前記据付台(17)を
支持させて、該台(17)の後方開放時エンジン(1
0)などのメンテナンスを容易とさせるように構成して
いる。
【0006】前記運転キャビン(2)は機台(5)にピ
ッチングつまり前後揺動自在に支持するもので、前記機
台(5)の前端に前支点軸(21)を介し第1キャビン
台(22)の前端を、また該第1キャビン台(22)の
後端に後支点軸(23)を介し第2キャビン台(24)
の後端をそれぞれ連結させ、前記運転キャビン(2)の
床面(25)を第2キャビン台(24)に固定させ、前
記機台(5)と第1キャビン台(22)の内側略中央間
に各支軸(26)(27)を介しキャビン前傾用の第1
昇降シリンダ(28)を、また第1及び第2キャビン台
(22)(24)の外側略中央間に各支軸(29)(3
0)を介しキャビン後傾用の第2昇降シリンダ(31)
をそれぞれ介設して、これらシリンダ(28)(31)
の何れか一方を伸張動作させるとき前或いは後支点軸
(21)(23)を中心としてキャビン(2)を前傾或
いは後傾に傾斜させるように構成している。
ッチングつまり前後揺動自在に支持するもので、前記機
台(5)の前端に前支点軸(21)を介し第1キャビン
台(22)の前端を、また該第1キャビン台(22)の
後端に後支点軸(23)を介し第2キャビン台(24)
の後端をそれぞれ連結させ、前記運転キャビン(2)の
床面(25)を第2キャビン台(24)に固定させ、前
記機台(5)と第1キャビン台(22)の内側略中央間
に各支軸(26)(27)を介しキャビン前傾用の第1
昇降シリンダ(28)を、また第1及び第2キャビン台
(22)(24)の外側略中央間に各支軸(29)(3
0)を介しキャビン後傾用の第2昇降シリンダ(31)
をそれぞれ介設して、これらシリンダ(28)(31)
の何れか一方を伸張動作させるとき前或いは後支点軸
(21)(23)を中心としてキャビン(2)を前傾或
いは後傾に傾斜させるように構成している。
【0007】また、前記キャビン(2)の床面(25)
は凹凸に形成したもので、床面(25)の前後凸部(2
5a)(25b)上面に運転席(3)及び後部座席(3
2)を設けると共に、該凸部(25a)(25b)下方
に、前記機台(5)に装着する付属部品である油圧タン
ク(33)及びバッテリ(34)を配設させて、機体の
コンパクト化と機体バランスの安定化を図るように構成
している。
は凹凸に形成したもので、床面(25)の前後凸部(2
5a)(25b)上面に運転席(3)及び後部座席(3
2)を設けると共に、該凸部(25a)(25b)下方
に、前記機台(5)に装着する付属部品である油圧タン
ク(33)及びバッテリ(34)を配設させて、機体の
コンパクト化と機体バランスの安定化を図るように構成
している。
【0008】さらに、左右の前クローラ(6)(7)は
前後の遊動及び駆動スプロケット(35)(36)と中
間のトラックローラ(37)を、また後クローラ(8)
(9)は前後の駆動及び遊動スプロケット(36)(3
5)と中間のトラックローラ(37)をそれぞれトラッ
クフレーム(38)に有し、前記機台(5)下部に支持
する前後横パイプ(39)(40)に回動支点軸(4
1)を介し各トラックフレーム(38)の略中央部を回
動自在に連結支持させて、各クローラ(6)(7)
(8)(9)を支点軸(41)を中心としてそれぞれ前
傾及び後傾状に回動自在とさせるように構成している。
前後の遊動及び駆動スプロケット(35)(36)と中
間のトラックローラ(37)を、また後クローラ(8)
(9)は前後の駆動及び遊動スプロケット(36)(3
5)と中間のトラックローラ(37)をそれぞれトラッ
クフレーム(38)に有し、前記機台(5)下部に支持
する前後横パイプ(39)(40)に回動支点軸(4
1)を介し各トラックフレーム(38)の略中央部を回
動自在に連結支持させて、各クローラ(6)(7)
(8)(9)を支点軸(41)を中心としてそれぞれ前
傾及び後傾状に回動自在とさせるように構成している。
【0009】またさらに、後部の横パイプ(40)を機
台(5)にブラケット(42)を介し取外し可能に固定
支持させると共に、前部の横パイプ(39)を機台
(5)の左右中央に設けるセンターピン(43)に枢支
板(44)を介して左右揺動自在に支持して、左右の前
クローラ(6)(7)のみを左右スイング可能とさせる
ように構成している。
台(5)にブラケット(42)を介し取外し可能に固定
支持させると共に、前部の横パイプ(39)を機台
(5)の左右中央に設けるセンターピン(43)に枢支
板(44)を介して左右揺動自在に支持して、左右の前
クローラ(6)(7)のみを左右スイング可能とさせる
ように構成している。
【0010】図7に示す如く、前記の各クローラ(6)
(7)(8)(9)は油圧式無段変速機構(HST)
(45)による左右独立のスピンターンを可能とさせた
もので、前記エンジン(10)に駆動連結するタンデム
形油圧ポンプ(46)(47)に、左右後クローラ
(8)(9)の駆動スプロケット(36c)(36d)
を回転する油圧モータ(48)(49)をそれぞれ接続
させると共に、左右前クローラ(6)(7)の駆動スプ
ロケット(36a)(36b)のスプロケット軸(50
a)(50b)に各自在継手(51)及びプロペラシャ
フト(52)を介して前記スプロケット(36c)(3
6d)のスプロケット軸(50c)(50d)を連動連
結させて、変速機構(45)を形成する左右各一対の油
圧ポンプ(46)(47)及びモータ(48)(49)
でもって左右各別に前後クローラ(6)(8)・(7)
(9)を駆動するように構成している。
(7)(8)(9)は油圧式無段変速機構(HST)
(45)による左右独立のスピンターンを可能とさせた
もので、前記エンジン(10)に駆動連結するタンデム
形油圧ポンプ(46)(47)に、左右後クローラ
(8)(9)の駆動スプロケット(36c)(36d)
を回転する油圧モータ(48)(49)をそれぞれ接続
させると共に、左右前クローラ(6)(7)の駆動スプ
ロケット(36a)(36b)のスプロケット軸(50
a)(50b)に各自在継手(51)及びプロペラシャ
フト(52)を介して前記スプロケット(36c)(3
6d)のスプロケット軸(50c)(50d)を連動連
結させて、変速機構(45)を形成する左右各一対の油
圧ポンプ(46)(47)及びモータ(48)(49)
でもって左右各別に前後クローラ(6)(8)・(7)
(9)を駆動するように構成している。
【0011】また前記第1及び第2昇降シリンダ(2
8)(31)にソレノイド(53a)(54a)操作式
油圧切換弁(53)(54)及び分流器(55)を介し
て前記エンジン(10)に駆動連結する定吐出形油圧ポ
ンプ(56)を油圧接続させている。そして、前記運転
操作部(4)に設ける昇降レバー(57)とHST操作
レバー及びペダルである走行変速レバー(58)及びペ
ダル(59)とに、電気系及びリンク系(60)を介し
前記切換弁(53)(54)及び変速機構(45)の油
圧ポンプ(46)(47)をそれぞれ接続させて、運転
キャビン(2)の昇降制御及び機体の走行制御を行うよ
うに構成している。
8)(31)にソレノイド(53a)(54a)操作式
油圧切換弁(53)(54)及び分流器(55)を介し
て前記エンジン(10)に駆動連結する定吐出形油圧ポ
ンプ(56)を油圧接続させている。そして、前記運転
操作部(4)に設ける昇降レバー(57)とHST操作
レバー及びペダルである走行変速レバー(58)及びペ
ダル(59)とに、電気系及びリンク系(60)を介し
前記切換弁(53)(54)及び変速機構(45)の油
圧ポンプ(46)(47)をそれぞれ接続させて、運転
キャビン(2)の昇降制御及び機体の走行制御を行うよ
うに構成している。
【0012】図6に示す如く、走行制御用の前記リンク
系(60)は、前記ペダル(59)の揺動操作アーム
(61)と、前記油圧ポンプ(46)(47)のトラニ
オン軸(62)を回動操作するトラニオン操作第1アー
ム(63)と、これらアーム(61)(63)先端間を
連結するペダル連動リンク(64)と、前記変速レバー
(58)に遊び長孔(65)を介し一端側のリンク板
(66)を係合させるレバー連動リンク(67)と、該
リンク(67)の他端側に連結させて前記トラニオン軸
(62)を回動操作するトラニオン操作第2アーム(6
8)とを備え、同図仮想線に示す如く前記ペダル(5
9)を最大踏込んでの最大前傾及び後傾位置とさせると
き、前記トラニオン軸(62)をフルストローク回動さ
せて高速前進及び後進 (F2) (R2)状態とさせると共
に、前記変速レバー(58)を最大前後に揺動させての
最大前傾及び後傾位置とさせるとき、前進側及び後進側
に前記長孔(65)の一定寸法分遊びをとって、トラニ
オン軸(62)を高速前進及び後進(F2) (R2)位置ま
でフルストローク回動させない低速前進及び後進 (F1)
(R1)状態とさせて、平地走行時は前記ペダル(59)
操作により高速走行を、また傾斜地走行時はレバー(5
8)操作により低速走行を行わしめて、作業能率と安全
性の確保を図るように構成している。
系(60)は、前記ペダル(59)の揺動操作アーム
(61)と、前記油圧ポンプ(46)(47)のトラニ
オン軸(62)を回動操作するトラニオン操作第1アー
ム(63)と、これらアーム(61)(63)先端間を
連結するペダル連動リンク(64)と、前記変速レバー
(58)に遊び長孔(65)を介し一端側のリンク板
(66)を係合させるレバー連動リンク(67)と、該
リンク(67)の他端側に連結させて前記トラニオン軸
(62)を回動操作するトラニオン操作第2アーム(6
8)とを備え、同図仮想線に示す如く前記ペダル(5
9)を最大踏込んでの最大前傾及び後傾位置とさせると
き、前記トラニオン軸(62)をフルストローク回動さ
せて高速前進及び後進 (F2) (R2)状態とさせると共
に、前記変速レバー(58)を最大前後に揺動させての
最大前傾及び後傾位置とさせるとき、前進側及び後進側
に前記長孔(65)の一定寸法分遊びをとって、トラニ
オン軸(62)を高速前進及び後進(F2) (R2)位置ま
でフルストローク回動させない低速前進及び後進 (F1)
(R1)状態とさせて、平地走行時は前記ペダル(59)
操作により高速走行を、また傾斜地走行時はレバー(5
8)操作により低速走行を行わしめて、作業能率と安全
性の確保を図るように構成している。
【0013】なお、前記変速レバー(58)及びペダル
(59)にスイッチや電気コードなど電気系を介し油圧
ポンプ(46)(47)を接続させて、この変速操作を
可能とさせても良い。
(59)にスイッチや電気コードなど電気系を介し油圧
ポンプ(46)(47)を接続させて、この変速操作を
可能とさせても良い。
【0014】また、前記運転操作部(4)には水平セン
サ(69)を設置し、該センサ(69)を前記ソレノイ
ド(53a)(54a)に接続させていて、該センサ
(69)の検出に基づいて運転キャビン(2)の自動水
平制御も可能に構成したものである。
サ(69)を設置し、該センサ(69)を前記ソレノイ
ド(53a)(54a)に接続させていて、該センサ
(69)の検出に基づいて運転キャビン(2)の自動水
平制御も可能に構成したものである。
【0015】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、階段などの傾斜路面を走行中にあっては、各クロー
ラ(6)(7)(8)(9)は各支点軸(41)を中心
として路面に沿う状態に回動して安定且つ牽引力を最大
に発揮させての走行を行うことができるもので、またこ
の走行中運転キャビン(2)を水平維持させることによ
って快適にして安全且つ確実な運転操作が行える。
て、階段などの傾斜路面を走行中にあっては、各クロー
ラ(6)(7)(8)(9)は各支点軸(41)を中心
として路面に沿う状態に回動して安定且つ牽引力を最大
に発揮させての走行を行うことができるもので、またこ
の走行中運転キャビン(2)を水平維持させることによ
って快適にして安全且つ確実な運転操作が行える。
【0016】また、左右の前クローラ(6)(7)がセ
ンターピン(43)を中心として左右にスイングするこ
とによって、階段など傾斜地で機体が斜行するときや障
害物を乗越えるときにも追従性を良好とさせた安定した
走行が可能にできるもので、特に機体が不安定となる傾
斜地下り始め及び下り終りの旋回時などでの安全性を向
上させることができる。
ンターピン(43)を中心として左右にスイングするこ
とによって、階段など傾斜地で機体が斜行するときや障
害物を乗越えるときにも追従性を良好とさせた安定した
走行が可能にできるもので、特に機体が不安定となる傾
斜地下り始め及び下り終りの旋回時などでの安全性を向
上させることができる。
【0017】なお前述実施例にあっては、左右の油圧モ
ータ(48)(49)にプロペラシャフト(52)を介
し前クローラ(6)(7)の駆動スプロケット(36
a)(36b)を連動連結させて、1つの油圧モータ
(48)(49)で前後のクローラ(6)(8)・
(7)(9)の駆動を行う構成を示したが、各クローラ
(6)(7)(8)(9)にそれぞれ4つの油圧モータ
(48)(49)を連動連結させて、それぞれ単独にク
ローラ(6)(7)(8)(9)を駆動しても良い。
ータ(48)(49)にプロペラシャフト(52)を介
し前クローラ(6)(7)の駆動スプロケット(36
a)(36b)を連動連結させて、1つの油圧モータ
(48)(49)で前後のクローラ(6)(8)・
(7)(9)の駆動を行う構成を示したが、各クローラ
(6)(7)(8)(9)にそれぞれ4つの油圧モータ
(48)(49)を連動連結させて、それぞれ単独にク
ローラ(6)(7)(8)(9)を駆動しても良い。
【0018】図8は他の変形構造例を示すもので、各ク
ローラ(6)(7)(8)(9)の前後端部に遊動スプ
ロケット(35)を、また略中央上部に駆動スプロケッ
ト(36)を設けて側面視略3角形状とし、機台(5)
後端に後支点軸(21a)を介し第1キャビン台(2
2)の後端を、また第1キャビン台(22)の前端に前
支点軸(23a)を介し第2キャビン台(24)の前端
をそれぞれ連結させる一方、前記運転席(3)の下方に
バッテリ(34)を、また後部座席(32)の下方に油
圧タンク(33)をそれぞれ配備させるように構成した
もので、前述実施例と略同様の作用効果を奏する。
ローラ(6)(7)(8)(9)の前後端部に遊動スプ
ロケット(35)を、また略中央上部に駆動スプロケッ
ト(36)を設けて側面視略3角形状とし、機台(5)
後端に後支点軸(21a)を介し第1キャビン台(2
2)の後端を、また第1キャビン台(22)の前端に前
支点軸(23a)を介し第2キャビン台(24)の前端
をそれぞれ連結させる一方、前記運転席(3)の下方に
バッテリ(34)を、また後部座席(32)の下方に油
圧タンク(33)をそれぞれ配備させるように構成した
もので、前述実施例と略同様の作用効果を奏する。
【0019】
【発明の効果】以上実施例からも明らかなように本発明
は、前後左右に配設する4つの走行用クローラ(6)
(7)(8)(9)でもって機体の走行を行うようにし
た構造において、機台(5)に左右の前クローラ(6)
(7)を左右スイング可能に支持すると共に、左右の後
クローラ(8)(9)を左右スイング不可能に固定支持
するものであるから、左右の前クローラ(6)(7)の
傾斜地や障害物乗越え時の地面に対する追従性を良好と
させて、傾斜地での安定した走行や、障害物のスムーズ
な乗越えなどを可能にでき、特に階段など傾斜地におけ
る下り始めや下り終りの際の機体旋回時などでの安定性
を著しく向上させることができるなど顕著な効果を奏す
る。
は、前後左右に配設する4つの走行用クローラ(6)
(7)(8)(9)でもって機体の走行を行うようにし
た構造において、機台(5)に左右の前クローラ(6)
(7)を左右スイング可能に支持すると共に、左右の後
クローラ(8)(9)を左右スイング不可能に固定支持
するものであるから、左右の前クローラ(6)(7)の
傾斜地や障害物乗越え時の地面に対する追従性を良好と
させて、傾斜地での安定した走行や、障害物のスムーズ
な乗越えなどを可能にでき、特に階段など傾斜地におけ
る下り始めや下り終りの際の機体旋回時などでの安定性
を著しく向上させることができるなど顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業車の平面説明図である。
【図2】作業車の側面図である。
【図3】作業車の側面説明図である。
【図4】作業車の正面説明図である。
【図5】作業車の背面説明図である。
【図6】走行リンク系の説明図である。
【図7】駆動系の説明図である。
【図8】他の変形構造例を示す説明図である。
(5) 機台 (6)(7)(8)(9) クローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 前後左右に配設する4つの走行用クロー
ラでもって機体の走行を行うようにした構造において、
機台に左右の前クローラを左右スイング可能に支持する
と共に、左右の後クローラを左右スイング不可能に固定
支持するように構成したことを特徴とする傾斜地走行用
作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03268342A JP3076931B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 傾斜地走行用作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03268342A JP3076931B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 傾斜地走行用作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577618A true JPH0577618A (ja) | 1993-03-30 |
JP3076931B2 JP3076931B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=17457213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03268342A Expired - Fee Related JP3076931B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 傾斜地走行用作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076931B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015147553A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | ヤンマー株式会社 | クローラ式不整地作業車両 |
CN106458276A (zh) * | 2014-04-28 | 2017-02-22 | 洋马株式会社 | 行驶车辆 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-09-18 JP JP03268342A patent/JP3076931B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015147553A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | ヤンマー株式会社 | クローラ式不整地作業車両 |
CN106458276A (zh) * | 2014-04-28 | 2017-02-22 | 洋马株式会社 | 行驶车辆 |
EP3138762A4 (en) * | 2014-04-28 | 2018-02-14 | Yanmar Co., Ltd. | Travelling vehicle |
RU2651528C1 (ru) * | 2014-04-28 | 2018-04-19 | Янмар Ко., Лтд. | Самоходное транспортное средство |
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CN106458276B (zh) * | 2014-04-28 | 2019-03-08 | 洋马株式会社 | 行驶车辆 |
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