JP2578574Y2 - 傾斜地走行用作業車 - Google Patents
傾斜地走行用作業車Info
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- JP2578574Y2 JP2578574Y2 JP1992039021U JP3902192U JP2578574Y2 JP 2578574 Y2 JP2578574 Y2 JP 2578574Y2 JP 1992039021 U JP1992039021 U JP 1992039021U JP 3902192 U JP3902192 U JP 3902192U JP 2578574 Y2 JP2578574 Y2 JP 2578574Y2
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は地下街などにあって火災
や人身事故発生時、消火や救助のために階段などを走行
させ、地下街にこれらの作業車を乗入れ可能とさせるよ
うにした傾斜地走行用作業車に関する。
や人身事故発生時、消火や救助のために階段などを走行
させ、地下街にこれらの作業車を乗入れ可能とさせるよ
うにした傾斜地走行用作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭54−31613号公報に
示す如く、前後支点軸回りに運転キャビンを前後に傾動
させて水平に支持させる技術がある。
示す如く、前後支点軸回りに運転キャビンを前後に傾動
させて水平に支持させる技術がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術は、運転
キャビンを略一定高さに支持し乍ら前後傾動させるか
ら、低重心維持を図れるが、火災または事故のときに車
や人が運転席の前方視界を遮閉し易く、周辺の状況に応
じた迅速な移動を容易に行い得ないと共に、前後支点軸
の両方を運転キャビン底部よりも高位置に設けていたか
ら、運転キャビンを 可及的に低位置に取付け、かつ運転
席を可及的に機体前方に取付け、また消火器材及びエン
ジンなどを機台後部に片寄らせて搭載する機体構造を容
易に得られず、消火器材など作業機の搭載または運転キ
ャビンの前後傾動が互に制限され易く、運転席以外に後
部座席を取付ける大型の運転キャビンを容易に搭載し得
ず、消火または救助に必要な人数分の座席確保などを容
易に図り得ない等の問題がある。
キャビンを略一定高さに支持し乍ら前後傾動させるか
ら、低重心維持を図れるが、火災または事故のときに車
や人が運転席の前方視界を遮閉し易く、周辺の状況に応
じた迅速な移動を容易に行い得ないと共に、前後支点軸
の両方を運転キャビン底部よりも高位置に設けていたか
ら、運転キャビンを 可及的に低位置に取付け、かつ運転
席を可及的に機体前方に取付け、また消火器材及びエン
ジンなどを機台後部に片寄らせて搭載する機体構造を容
易に得られず、消火器材など作業機の搭載または運転キ
ャビンの前後傾動が互に制限され易く、運転席以外に後
部座席を取付ける大型の運転キャビンを容易に搭載し得
ず、消火または救助に必要な人数分の座席確保などを容
易に図り得ない等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本考案は、走行
クローラを装設させる機台上面に、運転席を備えた運転
キャビンを前後方向に傾斜自在に取付ける傾斜地走行用
作業車において、前記機台の前端部に前支点軸を介して
第1キャビン台を連結させ、第1昇降シリンダによって
前支点軸回りに昇降させる第1キャビン台の後端部を上
方に延設させて後支点軸を設け、後支点軸に第2キャビ
ン台の後端立上り部を連結させ、第2昇降シリンダによ
って後支点軸回りに昇降させる第2キャビン台の上面に
運転キャビンを固定させ、運転キャビン後面側で上下幅
中間に後支点軸を配設させたもので、運転キャビン底部
と機台の間に前後支点軸を介して第1及び第2キャビン
台を折畳み収納させるから、第1及び第2昇降シリンダ
の制御によって各キャビン台を昇降させることにより、
運転キャビンを垂直昇降または前後傾動させて高さ調節
と前後傾斜調節の両方を容易に行い得、車や人が運転席
の前方視界を遮閉し易い火災または事故現場でも周辺の
状況に応じた迅速な移動を容易に行い得ると共に、キャ
ビン台の折畳みによって機台上面の低位置に運転キャビ
ンを容易に支持し得、また機台上面前部に運転席を容易
に配置し得、また消火器材及びエンジンなどを機台上面
後部に片寄らせて搭載し得、消火器材などの搭載または
運転キャビンの前後傾動が相互に制限される不具合をな
くし得、運転席以外に後部座席を取付ける大型の運転キ
ャビンを容易に搭載し得、消火または救助に必要な人数
分の座席確保などを容易に図り得るものである。
クローラを装設させる機台上面に、運転席を備えた運転
キャビンを前後方向に傾斜自在に取付ける傾斜地走行用
作業車において、前記機台の前端部に前支点軸を介して
第1キャビン台を連結させ、第1昇降シリンダによって
前支点軸回りに昇降させる第1キャビン台の後端部を上
方に延設させて後支点軸を設け、後支点軸に第2キャビ
ン台の後端立上り部を連結させ、第2昇降シリンダによ
って後支点軸回りに昇降させる第2キャビン台の上面に
運転キャビンを固定させ、運転キャビン後面側で上下幅
中間に後支点軸を配設させたもので、運転キャビン底部
と機台の間に前後支点軸を介して第1及び第2キャビン
台を折畳み収納させるから、第1及び第2昇降シリンダ
の制御によって各キャビン台を昇降させることにより、
運転キャビンを垂直昇降または前後傾動させて高さ調節
と前後傾斜調節の両方を容易に行い得、車や人が運転席
の前方視界を遮閉し易い火災または事故現場でも周辺の
状況に応じた迅速な移動を容易に行い得ると共に、キャ
ビン台の折畳みによって機台上面の低位置に運転キャビ
ンを容易に支持し得、また機台上面前部に運転席を容易
に配置し得、また消火器材及びエンジンなどを機台上面
後部に片寄らせて搭載し得、消火器材などの搭載または
運転キャビンの前後傾動が相互に制限される不具合をな
くし得、運転席以外に後部座席を取付ける大型の運転キ
ャビンを容易に搭載し得、消火または救助に必要な人数
分の座席確保などを容易に図り得るものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳
述する。図1は作業車の側面説明図、図2は作業車の全
体側面図、図3は同平面説明図、図4は同正面説明図で
あり、図中(1)は傾斜地走行用作業車て、(2)は運
転席(3)及び運転操作部(4)などを内設する運転キ
ャビン、(5)は走行用の左右の前クローラ(6)
(7)及び後クローラ(8)(9)を支持する機台、
(10)は前記運転キャビン(2)の後方下部のエンジ
ンルーム(11)内に配設してラジエータ(12)・オ
イルクーラ(13)などを有するエンジン、(14)は
前記エンジンルーム(11)内でエンジン(10)の左
側に配設する消火放水用の水ポンプ、(15)は前記エ
ンジンルーム(11)内でエンジン(10)の右側に配
設する燃料タンク、(16)は前記エンジンルーム(1
1)のルーム上部カバーを兼用する作業機据付台、(1
7)は前記据付台(16)上に設置する作業機である消
火ホース装置である。
述する。図1は作業車の側面説明図、図2は作業車の全
体側面図、図3は同平面説明図、図4は同正面説明図で
あり、図中(1)は傾斜地走行用作業車て、(2)は運
転席(3)及び運転操作部(4)などを内設する運転キ
ャビン、(5)は走行用の左右の前クローラ(6)
(7)及び後クローラ(8)(9)を支持する機台、
(10)は前記運転キャビン(2)の後方下部のエンジ
ンルーム(11)内に配設してラジエータ(12)・オ
イルクーラ(13)などを有するエンジン、(14)は
前記エンジンルーム(11)内でエンジン(10)の左
側に配設する消火放水用の水ポンプ、(15)は前記エ
ンジンルーム(11)内でエンジン(10)の右側に配
設する燃料タンク、(16)は前記エンジンルーム(1
1)のルーム上部カバーを兼用する作業機据付台、(1
7)は前記据付台(16)上に設置する作業機である消
火ホース装置である。
【0006】前記運転キャビン(2)は機台(5)にピ
ッチングつまり前後揺動自在に支持するもので、前記機
台(5)の前端に前支点軸(18)を介し第1キャビン
台(19)の前端を、また該第1キャビン台(19)の
後端上部に後支点軸(20)を介し第2キャビン台(2
1)の後端立上り部(21a)をそれぞれ連結させ、前
記運転キャビン(2)の床面(22)を第2キャビン台
(21)に固定させ、前記機台(5)と第1キャビン台
(19)の内側略中央間に各支軸(23)(24)を介
しキャビン前傾用の第1昇降シリンダ(25)を、また
第1及び第2キャビン台(19)(21)の外側略中央
間に各支軸(26)(27)を介しキャビン後傾用の第
2昇降シリンダ(28)をそれぞれ介設して、これらシ
リンダ(25)(28)の何れか一方を伸張動作させる
とき前或いは後支点軸(18)(20)を中心としてキ
ャビン(2)を前傾或いは後傾に傾斜させるように構成
している。そして前記運転キャビン(21)の後傾時に
あっては、後支点軸(20)を高位置(エンジンルーム
(11)の前上部)に設けることによって、後傾時のキ
ャビン(21)最後面の後方への移動量(L)を最小に
抑制して、この作業車(1)本機の全長を拡張させるこ
となく、前記据付台(16)上の作業機取付スペースを
充分に確保するように構成したものである。
ッチングつまり前後揺動自在に支持するもので、前記機
台(5)の前端に前支点軸(18)を介し第1キャビン
台(19)の前端を、また該第1キャビン台(19)の
後端上部に後支点軸(20)を介し第2キャビン台(2
1)の後端立上り部(21a)をそれぞれ連結させ、前
記運転キャビン(2)の床面(22)を第2キャビン台
(21)に固定させ、前記機台(5)と第1キャビン台
(19)の内側略中央間に各支軸(23)(24)を介
しキャビン前傾用の第1昇降シリンダ(25)を、また
第1及び第2キャビン台(19)(21)の外側略中央
間に各支軸(26)(27)を介しキャビン後傾用の第
2昇降シリンダ(28)をそれぞれ介設して、これらシ
リンダ(25)(28)の何れか一方を伸張動作させる
とき前或いは後支点軸(18)(20)を中心としてキ
ャビン(2)を前傾或いは後傾に傾斜させるように構成
している。そして前記運転キャビン(21)の後傾時に
あっては、後支点軸(20)を高位置(エンジンルーム
(11)の前上部)に設けることによって、後傾時のキ
ャビン(21)最後面の後方への移動量(L)を最小に
抑制して、この作業車(1)本機の全長を拡張させるこ
となく、前記据付台(16)上の作業機取付スペースを
充分に確保するように構成したものである。
【0007】また、前記キャビン(2)の床面(22)
を凹凸に形成していて、床面(22)の前後凸部(22
a)(22b)上面に運転席(3)及び後部座席(2
9)を設けると共に、該凸部(22a)(22b)下方
に、前記機台(5)に装着する油圧タンク(30)及び
バッテリ(31)を配設させて、機体のコンパクト化と
機体バランスの安定化を図るように構成している。
を凹凸に形成していて、床面(22)の前後凸部(22
a)(22b)上面に運転席(3)及び後部座席(2
9)を設けると共に、該凸部(22a)(22b)下方
に、前記機台(5)に装着する油圧タンク(30)及び
バッテリ(31)を配設させて、機体のコンパクト化と
機体バランスの安定化を図るように構成している。
【0008】上記から明らかなように、走行クローラ
(6)〜(9)を装設させる機台(5)上面に、運転席
(3)を備えた運転キャビン(2)を前後方向に傾斜自
在に取付ける傾斜地走行用作業車において、前記機台
(5)の前端部に前支点軸(18)を介して第1キャビ
ン台(19)を連結させ、第1昇降シリンダ(25)に
よって前支点軸(18)回りに昇降させる第1キャビン
台(19)の後端部を上方に延設させて後支点軸(2
0)を設け、後支点軸(20)に第2キャビン台(2
1)の後端立上り部(21a)を連結させ、第2昇降シ
リンダ(28)によって後支点軸(20)回りに昇降さ
せる第2キャビン台(21)の上面に運転キャビン
(2)を固定させ、運転キャビン(2)後面側で上下幅
中間に後支点軸(20)を配設させている。そして、運
転キャビン(2)底部と機台(5)の間に前後支点軸
(18)(20)を介して第1及び第2キャビン台(1
9)(21)を折畳み収納させ、第1及び第2昇降シリ
ンダ(25)(28)の制御によって各キャビン台(1
9)(21)を昇降させ、運転キャビン(2)を垂直昇
降または前後傾動させて高さ調節と前後傾斜調節の両方
を行い、車や人が運転席の前方視界を遮閉し易い火災ま
たは事故現場でも周辺の状況に応じた迅速な移動を行え
ると共に、キャビン台(19)(21)の折畳みによっ
て機台(5)上面の低位置に運転キャビン(2)を支持
し、また機台(5)上面前部に運転席(3)を配置し、
また消火器材(17)及びエンジン(10)などを機台
(5)上面後部に片寄らせて搭載し、消火器材(17)
などの搭載または運転キャビン(2)の前後傾動が相互
に制限される不具合をなくし、運転席(3)以外に後部
座席(29)を取付ける大型の運転キャビン(2)を搭
載し、消火または救助に必要な人数分の座席確保などを
図れるように構成している。
(6)〜(9)を装設させる機台(5)上面に、運転席
(3)を備えた運転キャビン(2)を前後方向に傾斜自
在に取付ける傾斜地走行用作業車において、前記機台
(5)の前端部に前支点軸(18)を介して第1キャビ
ン台(19)を連結させ、第1昇降シリンダ(25)に
よって前支点軸(18)回りに昇降させる第1キャビン
台(19)の後端部を上方に延設させて後支点軸(2
0)を設け、後支点軸(20)に第2キャビン台(2
1)の後端立上り部(21a)を連結させ、第2昇降シ
リンダ(28)によって後支点軸(20)回りに昇降さ
せる第2キャビン台(21)の上面に運転キャビン
(2)を固定させ、運転キャビン(2)後面側で上下幅
中間に後支点軸(20)を配設させている。そして、運
転キャビン(2)底部と機台(5)の間に前後支点軸
(18)(20)を介して第1及び第2キャビン台(1
9)(21)を折畳み収納させ、第1及び第2昇降シリ
ンダ(25)(28)の制御によって各キャビン台(1
9)(21)を昇降させ、運転キャビン(2)を垂直昇
降または前後傾動させて高さ調節と前後傾斜調節の両方
を行い、車や人が運転席の前方視界を遮閉し易い火災ま
たは事故現場でも周辺の状況に応じた迅速な移動を行え
ると共に、キャビン台(19)(21)の折畳みによっ
て機台(5)上面の低位置に運転キャビン(2)を支持
し、また機台(5)上面前部に運転席(3)を配置し、
また消火器材(17)及びエンジン(10)などを機台
(5)上面後部に片寄らせて搭載し、消火器材(17)
などの搭載または運転キャビン(2)の前後傾動が相互
に制限される不具合をなくし、運転席(3)以外に後部
座席(29)を取付ける大型の運転キャビン(2)を搭
載し、消火または救助に必要な人数分の座席確保などを
図れるように構成している。
【0009】図5乃至図8にも示す如く、左右の前クロ
ーラ(6)(7)は前後の遊動及び駆動スプロケット
(32)(33)と中間のトラックローラ(34)を、
また後クローラ(8)(9)は前後の駆動及び遊動スプ
ロケット(33)(32)と中間のトラックローラ(3
4)をそれぞれトラックフレーム(35)に有し、前記
機台(5)下部に支持する前後横パイプ(36)(3
7)に回動支点軸(38)を介し各トラックフレーム
(35)の略中央部を前後回動自在に連結支持させて、
各クローラ(6)(7)(8)(9)を支点軸(38)
を中心としてそれぞれ前傾及び後傾状に回動自在とさせ
るように構成している。
ーラ(6)(7)は前後の遊動及び駆動スプロケット
(32)(33)と中間のトラックローラ(34)を、
また後クローラ(8)(9)は前後の駆動及び遊動スプ
ロケット(33)(32)と中間のトラックローラ(3
4)をそれぞれトラックフレーム(35)に有し、前記
機台(5)下部に支持する前後横パイプ(36)(3
7)に回動支点軸(38)を介し各トラックフレーム
(35)の略中央部を前後回動自在に連結支持させて、
各クローラ(6)(7)(8)(9)を支点軸(38)
を中心としてそれぞれ前傾及び後傾状に回動自在とさせ
るように構成している。
【0010】また、前記各クローラ(6)(7)(8)
(9)は横パイプ(36)(37)と各トラックフレー
ム(35)間にクローラ回動用油圧シリンダ(39)を
それぞれ介設して各クローラ(6)〜(9)を強制的に
前後方向に回動可能とさせるもので、各シリンダ(3
9)をトラックフレーム(35)よりも機体内側で、且
つ各クローラ(6)〜(9)の幅(W)内に配置させる
如く、各トラックフレーム(35)の内側面横方向に突
設するブラケット(40)と、横パイプ(36)(3
7)の左右両端下方に突設するブラケット(41)間に
各支軸(42)(43)を介し油圧シリンダ(39)を
設けて、各クローラ(6)〜(9)を前後方向に強制回
動可能とさせると共に、各シリンダ(39)をクローラ
(6)〜(9)の幅(W)内で外部の障害物より安全に
保護するように構成している。
(9)は横パイプ(36)(37)と各トラックフレー
ム(35)間にクローラ回動用油圧シリンダ(39)を
それぞれ介設して各クローラ(6)〜(9)を強制的に
前後方向に回動可能とさせるもので、各シリンダ(3
9)をトラックフレーム(35)よりも機体内側で、且
つ各クローラ(6)〜(9)の幅(W)内に配置させる
如く、各トラックフレーム(35)の内側面横方向に突
設するブラケット(40)と、横パイプ(36)(3
7)の左右両端下方に突設するブラケット(41)間に
各支軸(42)(43)を介し油圧シリンダ(39)を
設けて、各クローラ(6)〜(9)を前後方向に強制回
動可能とさせると共に、各シリンダ(39)をクローラ
(6)〜(9)の幅(W)内で外部の障害物より安全に
保護するように構成している。
【0011】さらに、各油圧シリンダ(39)とトラッ
クフレーム(35)との左右間隔幅内に各クローラ
(6)〜(9)の回動量規制を行うストッパ(44)を
設けるもので、各トラックフレーム(35)の内側面に
固設するストッパブラケット(45)に機内側に突出さ
せるピン製のストッパ(44)を固定させると共に、前
記横パイプ(36)(37)に固設する規制板(46)
の長孔(47)に前記ストッパ(44)を挿入係合させ
て、前記ストッパ(44)の長孔(47)内の許容移動
範囲内で各クローラ(6)〜(9)の前後回動を行うよ
うに構成している。
クフレーム(35)との左右間隔幅内に各クローラ
(6)〜(9)の回動量規制を行うストッパ(44)を
設けるもので、各トラックフレーム(35)の内側面に
固設するストッパブラケット(45)に機内側に突出さ
せるピン製のストッパ(44)を固定させると共に、前
記横パイプ(36)(37)に固設する規制板(46)
の長孔(47)に前記ストッパ(44)を挿入係合させ
て、前記ストッパ(44)の長孔(47)内の許容移動
範囲内で各クローラ(6)〜(9)の前後回動を行うよ
うに構成している。
【0012】またさらに、後部の横パイプ(37)を機
台(5)にブラケット(48)を介し取外し可能に固定
支持させると共に、前部の横パイプ(36)を機台
(5)の左右中央に設けるセンターピン(49)に枢支
板(36a)を介して左右揺動自在に支持して、左右の
前クローラ(6)(7)のみを左右スイング可能とさせ
るように構成している。
台(5)にブラケット(48)を介し取外し可能に固定
支持させると共に、前部の横パイプ(36)を機台
(5)の左右中央に設けるセンターピン(49)に枢支
板(36a)を介して左右揺動自在に支持して、左右の
前クローラ(6)(7)のみを左右スイング可能とさせ
るように構成している。
【0013】図9にも示す如く、前記の各クローラ
(6)(7)(8)(9)は油圧式無段変速機構(HS
T)(50)による左右独立の4軸駆動方式としたもの
で、前記エンジン(10)に駆動連結するタンデムポン
プ(51)の2つの左右用油圧ポンプ(51a)(51
b)に、左側及び右側の前後クローラ(6)(8)・
(7)(9)の各駆動スプロケット(33a)(33
c)・(33b)(33d)の駆動を行う油圧モータ
(52)(54)・(53)(55)を左右各別に分流
弁(56)(57)を介して接続させて、油圧ポンプ
(51a)(51b)からの油圧を各油圧モータ(5
2)(54)・(53)(55)に分流弁(56)(5
7)でもって等分量供給して、左側及び右側の前後クロ
ーラ(6)(8)・(7)(9)を同調駆動するように
構成している。
(6)(7)(8)(9)は油圧式無段変速機構(HS
T)(50)による左右独立の4軸駆動方式としたもの
で、前記エンジン(10)に駆動連結するタンデムポン
プ(51)の2つの左右用油圧ポンプ(51a)(51
b)に、左側及び右側の前後クローラ(6)(8)・
(7)(9)の各駆動スプロケット(33a)(33
c)・(33b)(33d)の駆動を行う油圧モータ
(52)(54)・(53)(55)を左右各別に分流
弁(56)(57)を介して接続させて、油圧ポンプ
(51a)(51b)からの油圧を各油圧モータ(5
2)(54)・(53)(55)に分流弁(56)(5
7)でもって等分量供給して、左側及び右側の前後クロ
ーラ(6)(8)・(7)(9)を同調駆動するように
構成している。
【0014】そして図6にも示す如く、前記タンデムポ
ンプ(51)を作業車(1)の機体略中央に配設すると
共に、機体左側に右側クローラ(7)(9)駆動用の右
用分流弁(57)を、また機体右側に左側クローラ
(6)(8)駆動用の左用分流弁(56)を、機体中心
ラインを挾んで左右略対称に配設して、タンデムポンプ
(51)における左右用油圧ポンプ(51a)(51
b)の前進高圧吐出側と左右用分流弁(56)(57)
とを左右用ポンプホース(58)(59)を介してそれ
ぞれ接続すると共に、左右用分流弁(56)(57)と
左側及び右側クローラ(6)(8)・(7)(9)にお
ける各油圧モータ(52)(54)・(53)(55)
の高圧入口側とを分流高圧ホース(58a)(58b)
・(59a)(59b)を介してそれぞれ接続させ、各
油圧モータ(52)(54)・(53)(55)の前進
背圧出口側と油圧ポンプ(51a)(51b)の背圧入
口側とを低圧ホース(60a)(60b)・(61a)
(61b)を介してそれぞれ接続させて、2ポンプ・4
モータ式の無段変速機構(51)による回転及び正逆制
御でもって作業車の走行速度の変速及び前後進を行うよ
うに構成している。
ンプ(51)を作業車(1)の機体略中央に配設すると
共に、機体左側に右側クローラ(7)(9)駆動用の右
用分流弁(57)を、また機体右側に左側クローラ
(6)(8)駆動用の左用分流弁(56)を、機体中心
ラインを挾んで左右略対称に配設して、タンデムポンプ
(51)における左右用油圧ポンプ(51a)(51
b)の前進高圧吐出側と左右用分流弁(56)(57)
とを左右用ポンプホース(58)(59)を介してそれ
ぞれ接続すると共に、左右用分流弁(56)(57)と
左側及び右側クローラ(6)(8)・(7)(9)にお
ける各油圧モータ(52)(54)・(53)(55)
の高圧入口側とを分流高圧ホース(58a)(58b)
・(59a)(59b)を介してそれぞれ接続させ、各
油圧モータ(52)(54)・(53)(55)の前進
背圧出口側と油圧ポンプ(51a)(51b)の背圧入
口側とを低圧ホース(60a)(60b)・(61a)
(61b)を介してそれぞれ接続させて、2ポンプ・4
モータ式の無段変速機構(51)による回転及び正逆制
御でもって作業車の走行速度の変速及び前後進を行うよ
うに構成している。
【0015】また、前記油圧モータ(52)(54)・
(53)(55)に接続する高圧ホース(58a)(5
8b)・(59a)(59b)及び低圧ホース(60
a)(60b)・(61a)(61b)の各中間部を、
横パイプ(36)(37)の下位置で該パイプ(36)
(37)の左右長手方向に沿わせる如く配置させ、これ
らホース(58a)(58b)・(59a)(59b)
及び(60a)(60b)・(61a)(61b)のモ
ータ接続端側を回動支点軸(38)近傍で機体前後方向
に折曲げて該支点軸(38)下方を通して各モータ(5
2)(54)・(53)(55)に接続させるように設
けて、前記トラックフレーム(35)にモータケース
(62)を介して装着する低位置の各モータ(52)
(54)・(53)(55)に対する接続を容易とさせ
ると共に、各クローラ(6)(7)の前後回動時各ホー
ス(58a)(58b)・(59a)(59b)及び
(60a)(60b)・(61a)(61b)に発生す
る変形や捩じれを最小に抑制するように構成している。
(53)(55)に接続する高圧ホース(58a)(5
8b)・(59a)(59b)及び低圧ホース(60
a)(60b)・(61a)(61b)の各中間部を、
横パイプ(36)(37)の下位置で該パイプ(36)
(37)の左右長手方向に沿わせる如く配置させ、これ
らホース(58a)(58b)・(59a)(59b)
及び(60a)(60b)・(61a)(61b)のモ
ータ接続端側を回動支点軸(38)近傍で機体前後方向
に折曲げて該支点軸(38)下方を通して各モータ(5
2)(54)・(53)(55)に接続させるように設
けて、前記トラックフレーム(35)にモータケース
(62)を介して装着する低位置の各モータ(52)
(54)・(53)(55)に対する接続を容易とさせ
ると共に、各クローラ(6)(7)の前後回動時各ホー
ス(58a)(58b)・(59a)(59b)及び
(60a)(60b)・(61a)(61b)に発生す
る変形や捩じれを最小に抑制するように構成している。
【0016】なお、前記駆動スプロケット(33)はモ
ータケース(62)に装着するモータ(52)(54)
・(53)(55)の各回転部(52a)(54a)
(53a)(55a)に一体連結させたものである。
ータケース(62)に装着するモータ(52)(54)
・(53)(55)の各回転部(52a)(54a)
(53a)(55a)に一体連結させたものである。
【0017】さらに、前記第1及び第2昇降シリンダ
(25)(28)にソレノイド操作式油圧切換弁(6
3)(64)を介して前記エンジン(10)に駆動連結
する定吐出形油圧ポンプ(65)を油圧接続させて、前
記運転操作部(4)に設ける昇降レバー(66)及び走
行変速レバー(67)に電気系及びワイヤ系を介して、
前記切換弁(63)(64)及び変速機構(50)をそ
れぞれ接続させて、これらレバー(66)(67)操作
でもって運転キャビン(2)の水平制御や走行速度の変
速を行わしめるように構成している。
(25)(28)にソレノイド操作式油圧切換弁(6
3)(64)を介して前記エンジン(10)に駆動連結
する定吐出形油圧ポンプ(65)を油圧接続させて、前
記運転操作部(4)に設ける昇降レバー(66)及び走
行変速レバー(67)に電気系及びワイヤ系を介して、
前記切換弁(63)(64)及び変速機構(50)をそ
れぞれ接続させて、これらレバー(66)(67)操作
でもって運転キャビン(2)の水平制御や走行速度の変
速を行わしめるように構成している。
【0018】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、階段などの傾斜路面を走行中にあっては、各クロー
ラ(6)(7)(8)(9)は各支点軸(38)を中心
として路面に沿う状態に回動して安定且つ牽引力を最大
に発揮させての走行を行うことができるもので、またこ
の走行中運転キャビン(2)を水平維持させることによ
って安全且つ確実な運転操作が行える。
て、階段などの傾斜路面を走行中にあっては、各クロー
ラ(6)(7)(8)(9)は各支点軸(38)を中心
として路面に沿う状態に回動して安定且つ牽引力を最大
に発揮させての走行を行うことができるもので、またこ
の走行中運転キャビン(2)を水平維持させることによ
って安全且つ確実な運転操作が行える。
【0019】而して該構成の場合、運転キャビン(2)
のみ可動させることにより、ピッチング制御量を小さく
抑えて全高変化の少ないものとすることができると共
に、運転キャビン(2)を前後支点軸(18)(20)
の2支点を中心として上方向側にのみ可動させるピッチ
ング制御が行われることによって、運転キャビン(2)
の下方側の干渉が回避され運転キャビン(2)下方にこ
のピッチング制御のためのスペースの確保も必要なく全
高を最小に抑制できる。
のみ可動させることにより、ピッチング制御量を小さく
抑えて全高変化の少ないものとすることができると共
に、運転キャビン(2)を前後支点軸(18)(20)
の2支点を中心として上方向側にのみ可動させるピッチ
ング制御が行われることによって、運転キャビン(2)
の下方側の干渉が回避され運転キャビン(2)下方にこ
のピッチング制御のためのスペースの確保も必要なく全
高を最小に抑制できる。
【0020】また、運転キャビン(2)の後傾時の支点
軸(20)位置をエンジンルーム(11)前上部となる
高位置に設けることによって、後傾時における運転キャ
ビン(2)最後面の後方への移動量(L)を最小に抑制
できて、据付台(16)上の作業取付スペースを最大に
活用できる。
軸(20)位置をエンジンルーム(11)前上部となる
高位置に設けることによって、後傾時における運転キャ
ビン(2)最後面の後方への移動量(L)を最小に抑制
できて、据付台(16)上の作業取付スペースを最大に
活用できる。
【0021】さらに、前記無段変速機構(51)の配管
系にあって左側クローラ(6)(8)駆動用の左用分流
弁(56)を機体右側に、また右側クローラ(7)
(9)駆動用の右側分流弁(57)を機体左側に機体中
心ラインを挾んで略対線に設けることによって、各油圧
モータ(52)〜(55)に接続するホース(58a)
(58b)・(59a)(59b)及び(60a)(6
0b)・(61a)(61b)を適正な曲率で適正長さ
で、しかも左右同一品を用いて効率的に配管でき、この
ため使用ホースの種類も最小数に低減でき、経済的でメ
ンテナンスに秀れ、またこの駆動系における重量物が左
右対線に配置されるため機体の左右バランスを良好とさ
せることができ、さらに分流弁(56)(57)を使用
頻度の多い前進作業(後進作業は少ない)のみの高圧側
に分流精度良く効率的に用いて、重量の軽減化とコスト
ダウン化を図ることができる。
系にあって左側クローラ(6)(8)駆動用の左用分流
弁(56)を機体右側に、また右側クローラ(7)
(9)駆動用の右側分流弁(57)を機体左側に機体中
心ラインを挾んで略対線に設けることによって、各油圧
モータ(52)〜(55)に接続するホース(58a)
(58b)・(59a)(59b)及び(60a)(6
0b)・(61a)(61b)を適正な曲率で適正長さ
で、しかも左右同一品を用いて効率的に配管でき、この
ため使用ホースの種類も最小数に低減でき、経済的でメ
ンテナンスに秀れ、またこの駆動系における重量物が左
右対線に配置されるため機体の左右バランスを良好とさ
せることができ、さらに分流弁(56)(57)を使用
頻度の多い前進作業(後進作業は少ない)のみの高圧側
に分流精度良く効率的に用いて、重量の軽減化とコスト
ダウン化を図ることができる。
【0022】
【考案の効果】以上実施例から明らかなように本考案
は、走行クローラ(6)〜(9)を装設させる機台
(5)上面に、運転席(3)を備えた運転キャビン
(2)を前後方向に傾斜自在に取付ける傾斜地走行用作
業車において、前記機台(5)の前端部に前支点軸(1
8)を介して第1キャビン台(19)を連結させ、第1
昇降シリンダ(25)によって前支点軸(18)回りに
昇降させる第1キャビン台(19)の後端部を上方に延
設させて後支点軸(20)を設け、後支点軸(20)に
第2キャビン台(21)の後端立上り部(21a)を連
結させ、第2昇降シリンダ(28)によって後支点軸
(20)回りに昇降させる第2キャビン台(21)の上
面に運転キャビン(2)を固定させ、運転キャビン
(2)後面側で上下幅中間に後支点軸(20)を配設さ
せたもので、運転キャビン(2)底部と機台(5)の間
に前後支点軸(18)(20)を介して第1及び第2キ
ャビン台(19)(21)を折畳み収納させるから、第
1及ひ第2昇降シリンダ(25)(28)の制御によっ
て各キャビン台(19)(21)を昇降させることによ
り、運転キャビン(2)を垂直昇降または前後傾動させ
て高さ調節と前後傾斜調節の両方を容易に行うことがで
き、車や人が運転席の前方視界を遮閉し易い火災または
事故現場でも周辺の状況に応じた迅速な移動を容易に行
うことができると共に、キャビン台(19)(21)の
折畳みによって機台(5)上面の低位置に運転キャビン
(2)を容易に支持でき、また機台(5)上面前部に運
転席(3)を容易に配置でき、また消火器材(17)及
びエンジン(10)などを機台(5)上面後部に片寄ら
せて搭載でき、消火器材(17)などの搭載または運転
キャビン(2)の前後傾動が相互に制限される不具合を
なくすことができ、運転席(3)以外に後部座席(2
9)を取付ける大型の運転キャビン(2)を容易に搭載
でき、消火または救助に必要な人数分の座席確保などを
容易に図ることができるものである。
は、走行クローラ(6)〜(9)を装設させる機台
(5)上面に、運転席(3)を備えた運転キャビン
(2)を前後方向に傾斜自在に取付ける傾斜地走行用作
業車において、前記機台(5)の前端部に前支点軸(1
8)を介して第1キャビン台(19)を連結させ、第1
昇降シリンダ(25)によって前支点軸(18)回りに
昇降させる第1キャビン台(19)の後端部を上方に延
設させて後支点軸(20)を設け、後支点軸(20)に
第2キャビン台(21)の後端立上り部(21a)を連
結させ、第2昇降シリンダ(28)によって後支点軸
(20)回りに昇降させる第2キャビン台(21)の上
面に運転キャビン(2)を固定させ、運転キャビン
(2)後面側で上下幅中間に後支点軸(20)を配設さ
せたもので、運転キャビン(2)底部と機台(5)の間
に前後支点軸(18)(20)を介して第1及び第2キ
ャビン台(19)(21)を折畳み収納させるから、第
1及ひ第2昇降シリンダ(25)(28)の制御によっ
て各キャビン台(19)(21)を昇降させることによ
り、運転キャビン(2)を垂直昇降または前後傾動させ
て高さ調節と前後傾斜調節の両方を容易に行うことがで
き、車や人が運転席の前方視界を遮閉し易い火災または
事故現場でも周辺の状況に応じた迅速な移動を容易に行
うことができると共に、キャビン台(19)(21)の
折畳みによって機台(5)上面の低位置に運転キャビン
(2)を容易に支持でき、また機台(5)上面前部に運
転席(3)を容易に配置でき、また消火器材(17)及
びエンジン(10)などを機台(5)上面後部に片寄ら
せて搭載でき、消火器材(17)などの搭載または運転
キャビン(2)の前後傾動が相互に制限される不具合を
なくすことができ、運転席(3)以外に後部座席(2
9)を取付ける大型の運転キャビン(2)を容易に搭載
でき、消火または救助に必要な人数分の座席確保などを
容易に図ることができるものである。
【図1】作業車の側面説明図である。
【図2】作業車の全体側面図である。
【図3】作業車の平面説明図である。
【図4】作業車の正面説明図である。
【図5】走行部の側面説明図である。
【図6】走行部の平面説明図である。
【図7】クローラ回動部の側面説明図である。
【図8】クローラ回動部の平面説明図である。
【図9】油圧回路図である。
(2) 運転キャビン(3) 運転席 (5) 機台(6)〜(9) 走行クローラ (18) 前支点軸 (19) 第1キャビン台 (20) 後支点軸(21) 第2キャビン台 (21a) 第2キャビン台後端立上り部 (25) 第1昇降シリンダ (28) 第2昇降シリンダ
Claims (1)
- 【請求項1】 走行クローラ(6)〜(9)を装設させ
る機台(5)上面に、運転席(3)を備えた運転キャビ
ン(2)を前後方何に傾斜自在に取付ける傾斜地走行用
作業車において、前記機台(5)の前端部に前支点軸
(18)を介して第1キャビン台(19)を連結させ、
第1昇降シリンダ(25)によって前支点軸(18)回
りに昇降させる第1キャビン台(19)の後端部を上方
に延設させて後支点軸(20)を設け、後支点軸(2
0)に第2キャビン台(21)の後端立上り部(21
a)を連結させ、第2昇降シリンダ(28)によって後
支点軸(20)回りに昇降させる第2キャビン台(2
1)の上面に運転キャビン(2)を固定させ、運転キャ
ビン(2)後面側で上下幅中間に後支点軸(20)を配
設させたことを特徴とする傾斜地走行用作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992039021U JP2578574Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 傾斜地走行用作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992039021U JP2578574Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 傾斜地走行用作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592067U JPH0592067U (ja) | 1993-12-14 |
JP2578574Y2 true JP2578574Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=12541460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992039021U Expired - Lifetime JP2578574Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 傾斜地走行用作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578574Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615111Y2 (ja) * | 1977-08-05 | 1981-04-09 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP1992039021U patent/JP2578574Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0592067U (ja) | 1993-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |